JPH11108243A - 無しゅう動真空ゲートバルブ - Google Patents

無しゅう動真空ゲートバルブ

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JPH11108243A
JPH11108243A JP22460298A JP22460298A JPH11108243A JP H11108243 A JPH11108243 A JP H11108243A JP 22460298 A JP22460298 A JP 22460298A JP 22460298 A JP22460298 A JP 22460298A JP H11108243 A JPH11108243 A JP H11108243A
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closing
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Norikimi Irie
則公 入江
Yoshinobu Nakamura
義信 中村
Mitsuhiro Inada
光浩 稲田
Hideo Okamoto
秀男 岡本
Yukio Mitsuyama
行男 三津山
Yoshihiro Kato
良浩 加藤
Yuzo Hayashi
雄造 林
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来のゲートバルブにおいては、弁箱に設け
られたボンネットフランジは密閉状で開けることが難し
く、半導体製造装置に取付られたゲートバルブの弁箱を
分解することは多大の労力とコストを必要としていた。 【解決手段】 本発明による無しゅう動真空ゲートバル
ブは、弁箱(1)に開閉自在なボンネットフランジ(1
A)が設けられ、弁体(7)は弁棒(8)に対して着脱
自在であるため、弁箱(1)を半導体製造装置から分離
させることなく、弁体(7)やOリングの交換が容易に
できる構成である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、無しゅう動真空ゲ
ートバルブに関し、特に、ボンネットフランジを開閉自
在とし、弁棒に対して弁体を着脱自在とすることによ
り、弁体等のメンテナンスを容易化するための新規な改
良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、用いられていたこの種の無しゅう
動真空ゲートバルブとしては、例えば、本出願人による
特公平5−49866号公報に開示された構成を挙げる
ことができる。すなわち、この特公平5−49866号
公報に開示された構成では、弁棒を下げて弁体を開口の
弁座位置に位置させ、この弁棒を傾動させることによっ
て弁体を弁座に押圧させ、弁箱の開口を閉じるようにす
ると共に、弁箱は密閉状に構成されていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の無しゅう動真空
ゲートバルブは、以上のように構成されていたため、次
のような課題が存在していた。すなわち、組立後の弁箱
は密閉状で開けることが極めて困難であるため、例え
ば、弁体に設けられているOリングの交換を必要とする
場合には、極めて困難な作業となっていた。
【0004】本発明は、以上のような課題を解決するた
めになされたもので、特に、ボンネットフランジを開閉
自在とし、弁棒に対して弁体を着脱自在とすることによ
り弁体等のメンテナンスを容易化した無しゅう動真空ゲ
ートバルブを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明による無しゅう動
真空ゲートバルブは、弁箱の開口を、弁棒に設けられた
弁体で開閉するようにした無摺動真空ゲートバルブにお
いて、前記弁箱には、開閉自在なボンネットフランジが
設けられ、前記弁体は前記弁棒に対して着脱自在にした
構成であり、さらに、前記弁体は全体形状がL字型をな
している構成である。
【0006】
【作用】本発明による無しゅう動真空ゲートバルブにお
いては、ゲートバルブを半導体装置に装着したままの状
態で、ボンネットフランジを弁箱から除去することがで
き、弁体及びOリング等のメンテナンスを容易に行うこ
とができる。
【0007】
【実施例】以下、図面と共に本発明による無しゅう動真
空ゲートバルブの好適な1実施例について詳細に説明す
る。図1において符号1で示されるものは周知の開口2
を有する弁箱であり、この弁箱1は、クリーンルームで
用いられる半導体製造装置のチャンバ間に配設されてい
る。さらに、この弁箱1の底部又は上部に位置するボン
ネットフランジ1Aは図示しないボルト等によって弁箱
1に対して開閉自在に設けられている。前記弁箱1上に
は複数のシリンダ台3,4が設けられ、この各シリンダ
台3,4の上部には、例えば、周知のダイヤフラム式の
空気シリンダからなるアクチュエータ5,6が設けられ
ている。
【0008】前記弁箱1の上部に形成された穴1aに
は、板状の弁体7を有する弁棒8が摺動自在に貫通して
設けられており、この弁体7は、図3に示されるように
全体形状がL字型をなしていると共に、ボルト9によっ
て前記弁棒8に着脱自在かつ直接結合され、この弁体7
の外面7aには前記開口2の弁座2aと接合可能なOリ
ング10が設けられている。
【0009】前記各シリンダ台4の下部には、軸受11
を介して回動ピン12が回動自在に設けられており、こ
の回動ピン12の内端には、その軸方向と直交する方向
に摺動ロッド13が上方に向けて一体状に形成されてい
る。
【0010】前記各摺動ロッド13の上部には、板状の
傾動板14が設けられ、この傾動板14の中央位置に設
けられた第1スライドブッシュ15には、前記弁棒8が
貫通し、この傾動板14上に設けられた弁棒用空気シリ
ンダ16のピストン16aには前記弁棒8が接続されて
いることにより、この弁棒用空気シリンダ16によって
弁棒8の直動往復移動を行うことができるように構成さ
れている。
【0011】前記弁箱1の前記穴1aの周囲位置には、
この穴1aを塞ぐための周知のシールベローズ20の一
端20aが固定されていると共に、このシールベローズ
20内には前記弁棒8がほぼ同軸状に貫通している。
【0012】前記シールベローズ20の他端20bの接
続リング21は前記弁棒8に密着固定されて前記穴1a
がこのシールベローズ20によって密閉状態に保持され
ており、この接続リング21の周縁には、前記各摺動ロ
ッド13に第2スライドブッシュ22を介して相対摺動
自在に設けられた摺動部材23が接続されている。な
お、この摺動部材23は全体が一体に形成され、各摺動
ロッド13に対応した数の第2スライドブッシュ22を
一体状に有している。
【0013】次に、動作について述べる。まず、図1の
閉弁状態に示すように、弁棒用空気シリンダ16のピス
トン16aを降下させシールベローズ20を縮小させ
て、弁体7を開口2に対応させた状態として、各アクチ
ュエータ6を作動させると、この各アクチュエータ6の
プッシュロッド(図示せず)が傾動板14を押すことに
より、弁棒8及び摺動ロッド13が同時に傾動し、各摺
動ロッド13は第2スライドブッシュ22を介して摺動
部材23と共に傾動するため、弁棒8は回動ピン12を
軸心として回動し、弁体7のOリング10が開口2の弁
座2aに当接し、変形することにより開口2が閉弁され
る。なお、この弁体7の外面7aは、前記弁棒8の軸線
8Aとは非平行で傾斜して形成されている。また、この
アクチュエータはダイヤフラム式であるため、大気中で
の旋回運動の回転変位を吸収することができ、傾動時の
パーティクル発生を防止することができる。また、弁棒
8を上昇させて開弁すると、シールベローズ20は図1
よりも伸びた状態となる。
【0014】なお、前述の場合、弁棒8の材質は、たわ
み可能でかつへたりのない材料より構成されているた
め、前述の傾動時に、弁体7が弁座2aに当接後も、そ
の弾性によってOリング10が押し付けられることにな
り、従来よりもより高真空の条件に適応して閉弁を保つ
ことができるように構成されている。
【0015】また、前述の弁箱1の底部に形成されたボ
ンネットフランジ1Aは、前述のように図示しないボル
ト等により開閉自在すなわち着脱自在であるため、ゲー
トバルブを半導体製造装置に装着したままの状態で、ボ
ンネットフランジ1Aを弁箱1から除去し、弁体7の交
換又は、Oリング10の交換、開口2の清掃を容易に行
うことができる。
【0016】なお、前述のゲートバルブの構造は一例を
示したもので、弁体7を開口2に対して開閉弁させるた
めの構造については、前述の構成に限定されるものでは
なく、他の構成のゲートバルブについても適用できるこ
とは述べるまでもないことである。
【0017】
【発明の効果】本発明による無しゅう動真空ゲートバル
ブは、以上のように構成されているため、次のような効
果が得られる。すなわち、弁箱に対してボンネットフラ
ンジが着脱自在であるため、ゲートバルブを半導体製造
装置に装着したままで、弁体、Oリング等の清掃や交換
を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による無しゅう動真空ゲートバルブを示
す断面図である。
【図2】図1のA−A断面図である。
【図3】図2の拡大断面図である。
【符号の説明】
1 弁箱 1A ボンネットフランジ 2 開口 7 弁体 8 弁棒
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 岡本 秀男 東京都中央区銀座4丁目11番7号 第2上 原ビル 入江工研株式会社内 (72)発明者 三津山 行男 東京都中央区銀座4丁目11番7号 第2上 原ビル 入江工研株式会社内 (72)発明者 加藤 良浩 東京都中央区銀座4丁目11番7号 第2上 原ビル 入江工研株式会社内 (72)発明者 林 雄造 東京都中央区銀座4丁目11番7号 第2上 原ビル 入江工研株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 弁箱(1)の開口(2)を、弁棒(8)に設けら
    れた弁体(7)で開閉するようにした無摺動真空ゲートバ
    ルブにおいて、前記弁箱(1)には、開閉自在なボンネッ
    トフランジ(1A)が設けられ、前記弁体(7)は前記弁棒(8)
    に対して着脱自在に構成されていることを特徴とする無
    しゅう動真空ゲートバルブ。
  2. 【請求項2】 前記弁体(7)は全体形状がL字型をなす
    ことを特徴とする請求項1記載の無しゅう動真空ゲート
    バルブ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1061301A3 (en) * 1999-06-14 2002-08-28 SMC Kabushiki Kaisha Gate valve
JP2008025836A (ja) * 2006-07-18 2008-02-07 Vat Holding Ag シャトルバルブ

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1061301A3 (en) * 1999-06-14 2002-08-28 SMC Kabushiki Kaisha Gate valve
JP2008025836A (ja) * 2006-07-18 2008-02-07 Vat Holding Ag シャトルバルブ
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