JPH0540384Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0540384Y2
JPH0540384Y2 JP1989000681U JP68189U JPH0540384Y2 JP H0540384 Y2 JPH0540384 Y2 JP H0540384Y2 JP 1989000681 U JP1989000681 U JP 1989000681U JP 68189 U JP68189 U JP 68189U JP H0540384 Y2 JPH0540384 Y2 JP H0540384Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
valve
valve body
box
fulcrum shaft
opening
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1989000681U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0292179U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP1989000681U priority Critical patent/JPH0540384Y2/ja
Publication of JPH0292179U publication Critical patent/JPH0292179U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0540384Y2 publication Critical patent/JPH0540384Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Lift Valve (AREA)
  • Details Of Valves (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、真空装置用バルブに関するものであ
る。
(従来の技術) 一般に、ワークのガス処理やワークの薄膜加工
などは、第3図に示すような真空装置aで行われ
ている。この真空装置aは、ワークを収容する真
空槽bとこの真空槽bの内部を負圧に保つための
真空ポンプcとが吸引管路dで接続され、この吸
引管路dの中間部にバルブeが設けられている。
このバルブeは、従来、弁体が弁棒の軸線方向
に沿つて上下の開閉動作をする止弁構造が多く用
いられている。
具体的には、実開昭56−76777号公報に記載の
考案(以下、第1従来例という。)と、実開昭60
−58981号公報に記載の考案(以下、第2従来例
という。)が挙げられる。
(考案が解決しようとする課題) 第1従来例は、弁体の開閉機構をポンプ側に設
けたことにより、バルブそのものの高さを低くす
る目的に達し得ない。また、この開閉機構が吸込
み孔をふさぐ位置にあるため、コンダクタンスの
悪化はまぬがれない。
さらに、筒ばこを弁ばこから突設し、この筒ば
この中にロツドを入れ、しかもベローズによりシ
ールするようになしている。したがつてバルブそ
のものの形体が大きくなり構造も複雑になる。
第2従来例は、ロツドがケース内に対し軸摺動
するため、どうしてもケース内に空気やグリスを
持ち込む問題は解決できない。
(課題を解決するための手段) 本考案の上記課題を解決するための手段は、ワ
ークを収容する真空槽と、この真空槽の内部を負
圧に保つための真空ポンプとを接続する吸引管路
に弁箱を介在させて設けられたもので、弁箱は流
入側開口部と流出側開口部とを備えており、流出
側開口部に弁座が設けられて弁体がこの弁座に対
し水平を保つて上下移動可能となされ、この弁体
を開閉するための開閉手段が弁箱に沿つて設けら
れているが、ピストンロツドが弁体と平行に伸縮
することができるようにシリンダが弁箱の天井板
上に取り付けられ、流入側開口部近くにはこのピ
ストンロツドと直交するとともに弁体と平行とな
るように支点軸が配設されるが、この支点軸は弁
箱内を貫通し、その両端部が弁箱の両側壁から弁
箱の外へ突出せられたもので、支点軸は弁箱の両
側壁に設けた軸受およびシール部材からなる軸封
手段で回動可能に取り付けられており、弁箱上に
前記の支点軸と平行に配した中間軸の中央部にピ
ストンロツドの先端部が回動可能に連結され、こ
の中間軸の両端部と支点軸の両端部は回動アーム
で連結してピストンロツドの伸縮力を支点軸の回
動力に変えて伝えるようになされ、この支点軸と
弁体とは箱体内に配した平行リンクで連結されて
いるものである。
(作用) 上記の手段による作用は、弁体が水平を保つて
短い揚程で上下移動を行うから、弁箱の高さを低
く形成しても弁体の開閉動作を妨げない。また、
弁体を開閉する開閉手段は、弁箱に沿つて設けら
れた水平姿勢で作動するから、弁箱の上方に張り
出すおそれがない。したがつて、弁箱の全高は真
空槽の上端より低くなる。
さらに、ピストンロツドの伸縮力を支点軸の回
動力に変えて伝えるようになし、支点軸は弁箱に
対しシールして軸支されている。したがつて、弁
箱内へ空気やグリスを持ち込むことは全くない。
(実施例) 以下、本考案の一実施例を図面を参照して説明
する。
本考案に係る真空装置用バルブ1は、弁体5が
弁座4に対し水平を保て上下移動可能に設けられ
るとともに、この弁体5を開閉するための開閉手
段10が、弁箱3に沿つて水平に設けられたもの
である。
第1図および第2図に示す真空装置用バルブ1
は、真空装置(図示省略)に適用されるものであ
る。真空装置は、ワークを収容する真空槽(図示
省略)と、この真空槽の内部を負圧に保つための
真空ポンプ(図示省略)と、この両者間を接続す
るための流入側(槽側)管路2aおよび流出側
(ポンプ側)管路2bからなる吸引管路2とで構
成されており、流入側管路2aと流出側管路2b
との間に、前記真空装置用バルブ1が設けられて
いる。
バルブ1は、弁箱3、弁座4、弁体5、平行リ
ンク機構6、支点軸7、回動アーム8,8、中間
軸9および開閉手段10を主要部として構成され
ている。
前記弁箱3は、流入側開口部3aおよび流出側
開口部3bを備えており、流入側開口部3aは、
矩形断面に形成されるとともに、その管路高さH
が弁体5の揚程Lを許容できる最小限の大きさに
形成されている。一方、流出側開口部3bに弁座
4が設けられている。
前記平行リンク機構6は、弁体5の当り面5a
が弁座4に対し水平を保つて上下移動ができるよ
うに設けられたもので、弁棒5bを吊り下げ支持
する駆動側大リンク11、従動側大リンク12,
12、駆動側小リンク13および従動側小リンク
14,14の各滑節が長尺の連結軸15と短尺の
連結ピン16,17,17とで回動可能に連結さ
れるとともに、駆動側大リンク11および従動側
小リンク14,14の基端部が支点軸7にキー止
めで固定されている。
前記回動アーム8,8は、開閉手段10の伸縮
動作を支点軸7の回動動作に転換するもので、一
端部が支点軸7の両端に固定されるとともに、他
端部が中間軸9の両端に固定されている。なお、
支点軸7は弁箱3内を貫通し、その両端部が弁箱
3の両側壁から弁箱3の外へ突出せられたもので
ある。
前記開閉手段10は、中間軸9、回動アーム
8,8、支点軸7および平行リンク機構6を介し
て弁体4を開閉するためのもので、本例では、第
1図に示すように、油圧等を駆動源とするクレビ
ス形のシリンダ装置を適用して、弁箱3の天井板
3cに沿つて水平に設けられている。すなわち、
開閉手段10は、前記天井板3cにそつて水平に
配置されたシリンダ18がクレビス形基部18a
を、天井板3cの上面に固定したブラケツト19
にピン19aで回動可能に支持させるとともに、
ピストンロツド20の先端部20aが、前記中間
軸9の中央部に回動可能に連結されている。
21,21は弁箱3の両側壁に設けられた軸封
手段で、内部に軸受21aおよびシール部材21
bが取り付けられている。支点軸7の両端部はこ
の軸封手段21,21により回動可能に取り付け
られている。
次に、本実施例の作用について説明する。
第1図に示す真空装置用バルブ1の全閉時で
は、開閉手段10の短縮駆動で回動アーム8,8
を経て支点軸7に時計回りの回動力が働いてい
て、この回動力が平行リンク機構6を介して弁体
5の上面に加わり、弁体5で弁座4が強く閉めら
れている。
真空装置用バルブ1を開くときは、開閉手段1
0の伸長駆動で回動アーム8,8から反時計回り
の回動力が働くと、この回動力は、平行リンク機
構6の作用で弁体5が当り面5aを水平に保つた
状態で上昇する力に転換される。この上昇動作が
続けられたのち、弁体5が揚程Lの上昇端に達す
ると、真空装置用バルブ1は全開される。
また、真空装置用バルブ1を再び閉めるとき
は、開閉手段10を短縮駆動させると弁体5が平
行リンク機構6の作用で当り面5aを水平に保つ
た状態で下降して、真空装置用バルブ1は第1図
に示すように全閉される。
(考案の効果) 本考案は、真空装置用のバルブが真空槽の上端
を越えない高さに構成されたから、真空装置をク
リーンルームに設ける場合、クリーンルームの天
井は、真空槽が収容できる高さで足りるので、ク
リーンルームの建設費や空気浄化装置の設備費お
よび運転費を大きく減らすことができる。弁箱の
外側に突き出して設けた支点軸は回転作用だけを
対象とした軸封構造でよいから、弁箱に空気が吸
い込まれたり、弁箱からガスが漏れ出したりする
おそれがなく、したがつて、バルブは点検修理を
繰り返す必要がないので、耐久性が良くなるなど
の優れた利点がある。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示すもので、第1図は
真空装置用バルブの中央縦断面図、第2図は第1
図の−線で切断した平面図であり、第3図は
真空装置の従来例を説明する概要図である。 1……真空装置用バルブ、2……吸引管路、3
……弁箱、4……弁座、5……弁体、6……平行
リンク機構、10……開閉手段。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ワークを収容する真空槽と、この真空槽の内部
    を負圧に保つための真空ポンプとを接続する吸引
    管路に弁箱を介在させて設けられたもので、弁箱
    は流入側開口部と流出側開口部とを備えており、
    流出側開口部に弁座が設けられて弁体がこの弁座
    に対し水平を保つて上下移動可能となされ、この
    弁体を開閉するための開閉手段が弁箱に沿つて設
    けられているが、ピストンロツドが弁体と平行に
    伸縮することができるようにシリンダが弁箱の天
    井板上に取り付けられ、流入側開口部の近くには
    このピストンロツドと直交するとともに弁体と平
    行となるように支点軸が配設されるが、この支点
    軸は弁箱内を貫通し、その両端部が弁箱の両側壁
    から弁箱の外へ突出せられたもので、支点軸は弁
    箱の両側壁に設けた軸受およびシール部材からな
    る軸封手段で回動可能に取り付けられており、弁
    箱上に前記の支点軸と平行に配した中間軸の中央
    部にピストンロツドの先端部が回動可能に連結さ
    れ、この中間軸の両端部と支点軸の両端部は回動
    アームで連結してピストンロツドの伸縮力を支点
    軸の回動力に変えて伝えるようになされ、この支
    点軸と弁体とは箱体内に配した平行リンクで連結
    されていることを特徴とする真空装置用バルブ。
JP1989000681U 1989-01-07 1989-01-07 Expired - Lifetime JPH0540384Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1989000681U JPH0540384Y2 (ja) 1989-01-07 1989-01-07

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1989000681U JPH0540384Y2 (ja) 1989-01-07 1989-01-07

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0292179U JPH0292179U (ja) 1990-07-23
JPH0540384Y2 true JPH0540384Y2 (ja) 1993-10-13

Family

ID=31199927

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1989000681U Expired - Lifetime JPH0540384Y2 (ja) 1989-01-07 1989-01-07

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0540384Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0678790B2 (ja) * 1990-05-31 1994-10-05 国際電気株式会社 真空装置用両圧対応型ロードロックバルブ

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6058981B2 (ja) * 1975-11-05 1985-12-23 ブッシュ・ボ−ク・アレン・インコ−ポレイテッド 悪臭除去方法

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6143033Y2 (ja) * 1979-11-16 1986-12-05
JPS6058981U (ja) * 1983-09-28 1985-04-24 株式会社 徳田製作所 真空バルブ装置

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6058981B2 (ja) * 1975-11-05 1985-12-23 ブッシュ・ボ−ク・アレン・インコ−ポレイテッド 悪臭除去方法

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0292179U (ja) 1990-07-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4225647B2 (ja) ゲートバルブ
JPH0540384Y2 (ja)
CN115704505A (zh) 一种适用于半导体行业的真空矩形阀门
JP4016156B2 (ja) スムースベントバルブ
JP2974910B2 (ja) 無しゅう動真空ゲートバルブ
CN220268590U (zh) 一种侧装式气动球阀
JP3645011B2 (ja) 複座弁の製造方法
CN212251177U (zh) 腔体组件和硅片加工设备
JP2000028013A (ja) ゲート式真空遮断弁
JP3312188B2 (ja) 液体圧送装置
JP3152643B2 (ja) 無しゅう動真空ゲートバルブ
US11664256B2 (en) Placement system for door of wafer pod
JP2714839B2 (ja) 真空バルブ
JP3983370B2 (ja) 液体圧送装置
CN219159582U (zh) 一种开度指针式显示的旋转出料阀
CN213871346U (zh) 双偏心多叶柔性密封方阀门的驱动机构
JPH0454431Y2 (ja)
JP2507448B2 (ja) 回路遮断器の操作調整装置
CN219062454U (zh) 一种无死角气动翻板阀
CN213419909U (zh) 一种生物安全密闭阀
JPH02186173A (ja) 真空ゲートバルブ
CN116357760A (zh) 一种半导体欠驱动l型运动真空阀门
JP3394547B2 (ja) マルチステップバルブアクチェータ
JP2003028314A (ja) ゲートバルブ
JP2002098242A (ja) 半導体製造装置