JPH11108115A - トーショナルダンパ - Google Patents

トーショナルダンパ

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JPH11108115A
JPH11108115A JP9289203A JP28920397A JPH11108115A JP H11108115 A JPH11108115 A JP H11108115A JP 9289203 A JP9289203 A JP 9289203A JP 28920397 A JP28920397 A JP 28920397A JP H11108115 A JPH11108115 A JP H11108115A
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JP
Japan
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mass body
hub
conductive
endless belt
mass
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Application number
JP9289203A
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English (en)
Inventor
Tsutomu Kano
努 鹿野
Yasuhiro Imanishi
康博 今西
Tetsuji Morita
哲司 森田
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Nok Megulastik Co Ltd
Original Assignee
Nok Megulastik Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 補機を回転させる無端ベルトとの摩擦によっ
て質量体2が帯電するのを防止又は抑制する。 【解決手段】 エンジンのクランクシャフトの軸端に取
り付けられるハブ1と、その外周に同心配置された質量
体2が、環状のエラストマからなる弾性体3を介して弾
性的に連結されている。質量体2の外周面には、補機に
クランクシャフトの回転力を伝達する無端ベルトを掛け
るためのV溝2aが形成されている。ハブ1の筒状部1
bと質量体2に跨がって、導電性エラストマからなる複
数の導電板10が円周方向等間隔で配置され、その両端
11,12が、ハブ1の筒状部1bと質量体2の正面側
の端面に密接状態に固定されている。このため、質量体
2は導電板10、ハブ1及びクランクシャフト(図示省
略)を介して電気的に接地され、V溝2aに掛けられた
無端ベルト(図示省略)との摩擦による帯電が防止され
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、回転軸、例えばエ
ンジンのクランクシャフトの主に捩り振動を吸収するト
ーショナルダンパに関する。
【0002】
【従来の技術】自動車等のエンジンの駆動は、吸気、圧
縮、爆発(膨張)及び排気の各行程を繰り返しながら行
われ、ピストンの往復運動をクランクシャフトで回転運
動に変換しているため、このクランクシャフトには、回
転に伴って捩り振動(回転方向の振動)が生じる。そし
て、このような捩り振動を有効に吸収するために、エン
ジンのクランク室から突出したクランクシャフトの軸端
には、トーショナルダンパが装着される。
【0003】従来のトーショナルダンパ100は、典型
的には図8に示すように、エンジン110のクランクシ
ャフト111の軸端にセンターボルト112により取り
付けられるハブ101とその外周に同心的に配置された
環状の質量体102とを、環状のエラストマからなる弾
性体103を介して弾性的に連結した構造を有し、質量
体102と弾性体103からなる共振系が、ハブ101
を介して入力されるクランクシャフト111の捩り振動
の振動変位に対して異なる位相角で共振することによっ
て、制振機能を発揮するものである。質量体102の外
周面にはV溝102aが形成されているものが多く、す
なわち、クランクシャフト111の回転力が、前記V溝
102aに掛けられた無端ベルト(図示省略)を介して
補機に伝達されるようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のトーショナ
ルダンパによれば、V溝102aとこれに掛けられた無
端ベルトとの摩擦によって質量体102に静電気が発生
し、質量体102とハブ101の間に介在された弾性体
103は絶縁抵抗が高いため、発生した電荷は質量体1
02に蓄積され、エンジン110のフロントカバー11
3と質量体102の隙間Gの最も狭い部分に放電による
火花が発生することがある。また、クランクシャフト1
11の回転角度はクランク角度センサ(図示省略)によ
って常時検出されており、その検出信号に基づいてエン
ジンの電子制御装置による点火時期制御や燃料噴射シス
テムの制御が行われているが、質量体102の帯電は前
記クランク角度センサからの検出信号にノイズを発生さ
せ、エンジン制御に支障を生じる恐れがある。
【0005】質量体102を帯電させないためには、例
えばハブ101と質量体102との間に介在するダンピ
ング用弾性体103に導電性エラストマ材料を用いるこ
とが考えられるが、導電性エラストマは、ダンパ用のエ
ラストマとは特性が異なるため、所要のダンパ性能を得
ることが困難になる。
【0006】本発明は、上記のような事情のもとになさ
れたもので、その技術的課題とするところは、補機を回
転させる無端ベルトとの摩擦によって質量体が帯電する
のを防止又は抑制することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上述した技術的課題を有
効に解決するための手段として、本発明に係るトーショ
ナルダンパは、ハブと質量体を変位可能な導電部材を介
して電気的に導通してなる。この場合、前記導電部材
は、例えば前記ハブ及び質量体の双方に固定された導電
性エラストマや、前記ハブの延長部と質量体の間に摺動
自在又は転動自在に介在された導電性軸受部材とするこ
とが考えられる。すなわちこの構成によれば、質量体
は、導電性エラストマあるいは導電性軸受部材等の導電
部材と、ハブ及び回転軸(クランクシャフト)を介して
電気的に接地されているので、質量体がV溝に掛けられ
た無端ベルトとの摩擦によって静電気が蓄積されるのを
有効に防止することができる。
【0008】また、上述した技術的課題を有効に解決す
るための他の手段としては、上記導電部材の代わりに、
ハブ及び質量体のうちの一方に、前記質量体とエンジン
側との隙間よりも狭い隙間をもって前記ハブ及び質量体
のうちの他方に近接する極板が設けられる。すなわちこ
の構成によれば、質量体のV溝に掛けられた無端ベルト
との摩擦によって質量体が帯電しても、その電荷は、前
記質量体に対してエンジン側との隙間よりも小さい隙間
をもって近接配置された極板との間での放電によって、
一定以上には蓄積されず、したがってこの質量体の静電
容量が小さく抑えられる。また、放電はトーショナルダ
ンパ内で行われるので、エンジンのフロントカバーとの
間で放電による火花の発生した場合のような可燃物への
引火等の危険も有効に回避される。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係るトーショナル
ダンパの好ましいいくつかの実施形態について、図1乃
至図7を参照しながら順次説明する。なおこれらの図に
おいては、右側をエンジン側(背面側)、左側を正面側
とする。
【0010】まず、図1に示す実施形態のトーショナル
ダンパは、内周孔1aにおいてエンジンのクランクシャ
フト(図5に符号111で示される)の軸端に取り付け
られるハブ1と、その外周に同心的に離間配置された環
状の質量体2とを、環状のエラストマからなる弾性体3
を介して弾性的に連結した構造を有する。ハブ1及び質
量体2は、共に鋼材等の導体金属からなり、弾性体3
は、ハブ1の外周部に形成された筒状部1bの外周面に
嵌着されるスリーブ4と質量体12との間に一体的に加
硫成形されている。質量体2の外周面には、補機に前記
クランクシャフトの回転力を伝達する無端ベルト(図示
省略)を掛けるためのV溝2aが形成されている。
【0011】参照符号10は、質量体2の帯電を防止す
るための導電部材として、ハブ1の筒状部1bと質量体
2に跨がって円周方向等間隔で配置された導電性エラス
トマからなる帯状の複数の導電板(図では一個のみ示
す)である。この導電板10の両端11,12は、ハブ
1の筒状部1bの正面側の端面と、質量体2の正面側の
端面における半径方向に対して互いに対応する位置に、
それぞれ螺子等の固定部材13によって密接状態に固定
されている。
【0012】図1に示す構成によれば、質量体2は、導
電板10、ハブ1及びクランクシャフトを介して電気的
に接地された状態になるので、V溝2aに掛けられた無
端ベルトとの摩擦による質量体2の帯電が有効に防止さ
れる。また、導電板10は導電性エラストマからなるも
のであって柔軟に変形可能であるため、クランクシャフ
トからの捩り振動入力時にハブ1と質量体2が弾性体3
を介して相対的に振動変位するのを阻害するものではな
い。したがって質量体2と弾性体3からなる共振系の共
振動作による制振機能が確保される。
【0013】次に、図2に示す実施形態のトーショナル
ダンパは、ハブ1、質量体2及び弾性体3による基本構
造は先に説明した図1に示す実施形態とほぼ同様であ
り、質量体2の帯電を防止するための導電部材の構造に
おいて相違している。すなわち、ハブ1、質量体2及び
弾性体3の正面側が導電性エラストマからなる導電膜2
0で覆われており、この導電膜20は、内周縁が、ハブ
1の内周孔1aの周りに形成されたボス部1cの外周面
に嵌着される内環21に一体的に加硫接着され、外周縁
が、質量体2の正面外周部に沿って形成された環状突起
2bの内周面に嵌着される外環22に一体的に加硫接着
されている。前記内環21及び外環22はいずれも導体
金属からなる。また、この導電膜20のうち、ハブ1の
筒状部1bの内周側を覆う部分20aは厚肉に形成され
ることによって適当な強度が与えられており、遠心力に
よる変形が抑制されるようになっている。
【0014】図2に示す構成によれば、質量体2は、導
電膜20、ハブ1及びクランクシャフト(図示省略)を
介して電気的に接地された状態になっているので、V溝
2aに掛けられた無端ベルト(図示省略)との摩擦によ
る質量体2の帯電が有効に防止される。また、導電膜2
0も先の第一の実施形態における導電板10と同様柔軟
に変形可能であるため、クランクシャフトからの捩り振
動入力時においてハブ1と質量体2が弾性体3を介して
相対的に振動変位するのを阻害するものではなく、した
がって質量体2と弾性体3からなる共振系の共振動作に
よる制振機能が確保される。また、この導電膜20は防
音カバーとしての機能も兼備するため、V溝2aと無端
ベルトとの接触等に伴う当該ダンパ正面からの放射音が
有効に遮断される。
【0015】次に、図3に示す実施形態のトーショナル
ダンパは、弾性体3がハブ1の筒状部1bの外周面とそ
の外周に配置された環状の質量体2の内周面との間に圧
入嵌着されている。前記ハブ1の筒状部1bにおける正
面側の端部からは、前記質量体2の正面側へ向けて、延
長部であるプーリ部1dが形成されており、質量体2の
V溝2aのほか、このプーリ部1dにも補機駆動用の無
端ベルトが掛けられるようになっている。
【0016】ハブ1のプーリ部1dと、質量体2の互い
の対向面には、軸心を通る平面で切断した断面形状が円
弧状を呈する同心・同径の円周溝1e,2cが形成され
ており、この互いに軸方向に対向する円周溝1e,2c
間には、導電性軸受部材としてのOリング30が円周方
向摺動自在に介在されている。このOリング30は、摩
擦係数の低い導電性エラストマ又は導電性プラスチック
で成形されたものである。
【0017】図3に示す構成によれば、質量体2は、導
電性を有するOリング30、プーリ部1dと一体である
ハブ1及びクランクシャフト(図示省略)を介して電気
的に接地されることによって、帯電が防止される。ま
た、Oリング30はプーリ部1d及び質量体2の双方に
対して摺動自在であり、振動入力時においてハブ1と質
量体2が弾性体3を介して相対的に振動変位するのを阻
害するものではないため、質量体2と弾性体3からなる
共振系の共振動作による制振機能が確保され、しかも前
記Oリング30の摺動による適当な振動減衰機能を有す
る。
【0018】次に、図4に示す実施形態のトーショナル
ダンパは、ハブ1、質量体2及び弾性体3による基本構
造は先に説明した図3に示す実施形態とほぼ同様であ
り、Oリング30に代えて鋼球40を用いている点にお
いて相違している。すなわち、ハブ1のプーリ部1d
と、質量体2の互いの対向面に形成された同心・同径の
円周溝1e,2c間には、導電性軸受部材として複数の
鋼球40が転動自在に介在されている。この鋼球40
は、例えば玉軸受のように、図示されていない保持器に
よって円周方向所定の間隔で保持された構成としても良
い。
【0019】図4に示す構成によれば、質量体2は、導
電性を有する鋼球40、プーリ部1dと一体であるハブ
1及びクランクシャフトを介して電気的に接地されるこ
とによって、帯電が防止される。また、捩り振動入力時
に、鋼球40はプーリ部1d及び質量体2が円周方向に
相対変位するのに伴って転動し、円滑な相対変位を許容
するものであるため、質量体2と弾性体3からなる共振
系の共振動作による制振機能が確保され、しかも前記鋼
球40のころがり摩擦による適当な振動減衰機能を有す
る。
【0020】次に、図5に示す実施形態のトーショナル
ダンパは、ハブ1、質量体2及び弾性体3による基本構
造は先に説明した図1の実施形態とほぼ同様であり、す
なわち弾性体3は、ハブ1の筒状部1bの外周面に嵌着
されるスリーブ4と質量体12との間に一体的に加硫成
形されている。
【0021】ハブ1の正面部には導電性を有する金属板
をプレス成形することにより製作したプーリ部材50が
複数のボルト51を介して取り付けられている。このプ
ーリ部材50は、V溝52aが形成された外周端のプー
リ本体部52が、質量体2の正面外周部に形成した環状
切欠2dに入り込むように位置している。また、このプ
ーリ本体部52の背面側の端部は、質量体2における前
記環状切欠2dから立ち上がったV溝形成部分の正面端
部2eに対して僅かな隙間G1 をもって近接されたテー
パ状の極板53となっており、前記隙間G1 は、質量体
2の背面部とエンジン110のフロントカバー113と
の間の最も狭い隙間G2 よりも狭く設定されている。
【0022】図5に示す構成によれば、質量体2は、そ
のV溝2aに掛けられた無端ベルトとの摩擦によって帯
電すると、質量体2におけるV溝形成部分の正面端部2
eから、これに近接された極板53へ放電される。前記
正面端部2eと極板53との隙間G1 は質量体2とエン
ジン110のフロントカバー113との隙間G2 より小
さいので、放電は前記極板53にのみ行われ、前記フロ
ントカバー113への放電は起こらない。質量体2と極
板53は非接触であるため、捩り振動入力時におけるハ
ブ1と質量体2の相対変位が阻害されない。なお、隙間
1 を小さくするほど質量体2の静電容量(蓄積される
電荷)を小さくすることができるが、振動入力時に質量
体2とプーリ部材50が接触しやすくなるため、これら
を考慮して、前記隙間G1 の大きさは適切に設定され
る。
【0023】また、図6の実施形態に示すように、プー
リ部材50には、質量体2に対して局部的に近接する突
起状の極板54を円周方向所定間隔で突設しても良い。
また、図5及び図6においては、極板53又は54をプ
ーリ部材50の一部として設けたが、例えばプーリ50
は設けず、質量体2に近接対向させた所要数の極板をハ
ブ1に固定しても良い。
【0024】また、極板は必ずしもハブ1側に設ける必
要はなく、図7の実施形態に示すように、極板60を質
量体2の正面端部に取り付け、この極板60の放電端部
61がハブ1に隙間G1 をもって近接対向する構成とし
ても上述と同様の効果を実現することができる。
【0025】
【発明の効果】本発明のトーショナルダンパによると、
補機駆動用の無端ベルトとの摩擦による質量体への静電
気の蓄積が防止もしくは抑制されるため、エンジン側へ
の放電による火花の発生や、エンジン電子制御システム
に支障を生じるのを有効に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るトーショナルダンパの一実施形態
を示すもので、(A)は軸心を通る平面で切断した半裁
断面図、(B)は(A)におけるB方向から見た半裁正
面図である。
【図2】本発明に係るトーショナルダンパの他の実施形
態を示すもので、(A)は軸心を通る平面で切断した半
裁断面図、(B)は(A)におけるB方向から見た半裁
正面図である。
【図3】本発明に係るトーショナルダンパの更に他の実
施形態を軸心を通る平面で切断して示す半裁断面図であ
る。
【図4】本発明に係るトーショナルダンパの更に他の実
施形態を軸心を通る平面で切断して示す半裁断面図であ
る。
【図5】本発明に係るトーショナルダンパの更に他の実
施形態を軸心を通る平面で切断してエンジンの一部と共
に示す半裁断面図である。
【図6】本発明に係るトーショナルダンパの更に他の実
施形態を軸心を通る平面で切断して示す要部断面図であ
る。
【図7】本発明に係るトーショナルダンパの更に他の実
施形態を軸心を通る平面で切断して示す要部断面図であ
る。
【図8】従来技術に係るトーショナルダンパを軸心を通
る平面で切断してエンジンの一部と共に示す断面図であ
る。
【符号の説明】
1 ハブ 1a 筒状部 1d プーリ部(延長部) 1e,2c 円周溝 2 質量体 2a V溝 3 弾性体 4 スリーブ 10 導電板(導電部材) 20 導電膜(導電部材) 30 Oリング(導電性軸受部材) 40 鋼球(導電性軸受部材) 50 プーリ部材 52 プーリ本体部 53,54,60 極板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 森田 哲司 神奈川県藤沢市辻堂新町4−3−1 エ ヌ・オー・ケー・メグラスティック株式会 社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 導体からなりクランクシャフト(11
    1)に取り付けられるハブ(1)と、 このハブ(1)の外周に同心的に配置され外周面に無端
    ベルトを掛けるためのV溝(2a)が形成された環状の
    質量体(2)と、 前記ハブ(1)と質量体(2)とを弾性的に連結する環
    状エラストマからなる弾性体(3)と、を備えるトーシ
    ョナルダンパにおいて、 前記ハブ(1)と質量体(2)が変位可能な導電部材
    (10,20,30,40)を介して電気的に導通され
    たことを特徴とするトーショナルダンパ。
  2. 【請求項2】 請求項1の記載において、 導電部材は、ハブ(1)及び質量体(2)の双方に固定
    された導電性エラストマ(10,20)からなることを
    特徴とするトーショナルダンパ。
  3. 【請求項3】 請求項1の記載において、 導電部材は、ハブ(1)の延長部(1d)と質量体
    (2)の間に摺動自在又は転動自在に介在された導電性
    軸受部材(30,40)であることを特徴とするトーシ
    ョナルダンパ。
  4. 【請求項4】 導体からなりクランクシャフト(11
    1)に取り付けられるハブ(1)と、 このハブ(1)の外周に同心的に配置され外周面に無端
    ベルトを掛けるためのV溝(2a)が形成された環状の
    質量体(2)と、 前記ハブ(1)と質量体(2)とを弾性的に連結する環
    状エラストマからなる弾性体(3)と、を備えるトーシ
    ョナルダンパにおいて、 前記ハブ(1)及び質量体(2)のうちの一方に、前記
    質量体(2)とエンジン(110)側との隙間(G2
    よりも狭い隙間(G1 )をもって前記ハブ(1)及び質
    量体(2)のうちの他方に近接する極板(53,54,
    60)が設けられたことを特徴とするトーショナルダン
    パ。
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