JPH11108021A - パイプ固定具 - Google Patents
パイプ固定具Info
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- JPH11108021A JPH11108021A JP26988197A JP26988197A JPH11108021A JP H11108021 A JPH11108021 A JP H11108021A JP 26988197 A JP26988197 A JP 26988197A JP 26988197 A JP26988197 A JP 26988197A JP H11108021 A JPH11108021 A JP H11108021A
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- pipes
- pipe
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16L—PIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16L3/00—Supports for pipes, cables or protective tubing, e.g. hangers, holders, clamps, cleats, clips, brackets
- F16L3/08—Supports for pipes, cables or protective tubing, e.g. hangers, holders, clamps, cleats, clips, brackets substantially surrounding the pipe, cable or protective tubing
- F16L3/10—Supports for pipes, cables or protective tubing, e.g. hangers, holders, clamps, cleats, clips, brackets substantially surrounding the pipe, cable or protective tubing divided, i.e. with two or more members engaging the pipe, cable or protective tubing
- F16L3/1075—Supports for pipes, cables or protective tubing, e.g. hangers, holders, clamps, cleats, clips, brackets substantially surrounding the pipe, cable or protective tubing divided, i.e. with two or more members engaging the pipe, cable or protective tubing with two members, the two members being joined with a hinge on one side and fastened together on the other side
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Mutual Connection Of Rods And Tubes (AREA)
- Supports For Pipes And Cables (AREA)
- Clamps And Clips (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】接続するパイプとパイプとを0°,90°だけ
でなく、少なくとも45°または135°の交差角度と
なるように固定可能なパイプ固定具を提供することを目
的としている。 【解決手段】パイプを把持するクランプ本体およびこの
クランプ本体を支持する支持バーを有する複数のクラン
プと、前記支持バーの一端を着脱自在な支持バーの固着
部を4か所以上有する連結部材とを備えるとともに、連
結部材は、1つの固着部の支持バー固定軸が別の固着部
の支持バー固定軸と平行で、1つの固着部の支持バー固
定軸が別の固着部の支持バー固定軸と直交し、1つの固
着部の支持バーの固定軸が別の固着部の支持バー固定軸
と45°の交差角度で交差するように形成されている構
成とした。
でなく、少なくとも45°または135°の交差角度と
なるように固定可能なパイプ固定具を提供することを目
的としている。 【解決手段】パイプを把持するクランプ本体およびこの
クランプ本体を支持する支持バーを有する複数のクラン
プと、前記支持バーの一端を着脱自在な支持バーの固着
部を4か所以上有する連結部材とを備えるとともに、連
結部材は、1つの固着部の支持バー固定軸が別の固着部
の支持バー固定軸と平行で、1つの固着部の支持バー固
定軸が別の固着部の支持バー固定軸と直交し、1つの固
着部の支持バーの固定軸が別の固着部の支持バー固定軸
と45°の交差角度で交差するように形成されている構
成とした。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パイプ固定具に関
する。
する。
【0002】
【従来の技術】パイプ同士を継手を介して接合したり,
パイプと継手とを接合する場合、通常、接着剤や融着に
よる接合方法が採られているが、いずれの接合方法にお
いても、接着剤が硬化するまでの間や、溶融した樹脂が
硬化するまでの間、パイプと継手とを所定の嵌合状態に
保持しておく必要がある。
パイプと継手とを接合する場合、通常、接着剤や融着に
よる接合方法が採られているが、いずれの接合方法にお
いても、接着剤が硬化するまでの間や、溶融した樹脂が
硬化するまでの間、パイプと継手とを所定の嵌合状態に
保持しておく必要がある。
【0003】そこで、パイプと継手を所定の嵌合状態に
保持するために、図8に示すパイプ固定具(積水化学工
業株式会社製のエスロンガス用ポリエチレンパイプ総合
カタログ平成7年3月改訂9版 2刷P14,P16参
照)100や図9に示すパイプ固定具400が使用され
ている。
保持するために、図8に示すパイプ固定具(積水化学工
業株式会社製のエスロンガス用ポリエチレンパイプ総合
カタログ平成7年3月改訂9版 2刷P14,P16参
照)100や図9に示すパイプ固定具400が使用され
ている。
【0004】図8に示すパイプ固定具100は、アーム
部101の両端に接続されるパイプあるいは継手を把持
するクランプ部102,102を対面させるように備え
ているとともに、アーム部101の中間にもクランプ部
103が設けられている。このパイプ固定具100は、
たとえば、融着継手としてのソケット200の両側にパ
イプ300,300を所定の嵌合位置まで嵌合させた状
態で、ソケット200を対面するクランプ部102,1
02の間に配置するとともに、クランプ部102,10
2によってパイプ300,300を把持して継手との所
定の嵌合状態を保持する。
部101の両端に接続されるパイプあるいは継手を把持
するクランプ部102,102を対面させるように備え
ているとともに、アーム部101の中間にもクランプ部
103が設けられている。このパイプ固定具100は、
たとえば、融着継手としてのソケット200の両側にパ
イプ300,300を所定の嵌合位置まで嵌合させた状
態で、ソケット200を対面するクランプ部102,1
02の間に配置するとともに、クランプ部102,10
2によってパイプ300,300を把持して継手との所
定の嵌合状態を保持する。
【0005】そして、この状態でソケット200のプラ
グ201,201に溶着機の電源コード(図示せず)を
接続し、プラグ201,201間に通電してパイプ30
0,300とソケット200とを融着すれば、所定の嵌
合状態のまま正確にソケット200とパイプ300,3
00とを接合することができるようになっている。ま
た、アーム部101の中間に設けられたクランプ部10
2と他のクランプ部101とを利用すれば、エルボやチ
ーズなどのようにパイプが直交するように配置される場
合にも使用することができるようになっている。
グ201,201に溶着機の電源コード(図示せず)を
接続し、プラグ201,201間に通電してパイプ30
0,300とソケット200とを融着すれば、所定の嵌
合状態のまま正確にソケット200とパイプ300,3
00とを接合することができるようになっている。ま
た、アーム部101の中間に設けられたクランプ部10
2と他のクランプ部101とを利用すれば、エルボやチ
ーズなどのようにパイプが直交するように配置される場
合にも使用することができるようになっている。
【0006】一方、図9に示すパイプ固定具400は、
1対のクランプ500,500と、と、連結部材600
とを備えていて、クランプ500が支持バー501とク
ランプ本体502とを有し、クランプ本体502によっ
てパイプ300を把持できるようになっている。連結部
材600は、図示していないが、断面略半円形をし両端
が開口した直交する2本の溝を有するとともに、対称形
に形成された2つの分割体を備え、両分割体の溝と溝と
間に支持バー501の一端を臨ませた状態で締め付けね
じ601を締め込むことによって両溝の内壁面が支持バ
ー501の内壁面に圧接されて支持バー501が連結部
材600に固着されるようになっている。
1対のクランプ500,500と、と、連結部材600
とを備えていて、クランプ500が支持バー501とク
ランプ本体502とを有し、クランプ本体502によっ
てパイプ300を把持できるようになっている。連結部
材600は、図示していないが、断面略半円形をし両端
が開口した直交する2本の溝を有するとともに、対称形
に形成された2つの分割体を備え、両分割体の溝と溝と
間に支持バー501の一端を臨ませた状態で締め付けね
じ601を締め込むことによって両溝の内壁面が支持バ
ー501の内壁面に圧接されて支持バー501が連結部
材600に固着されるようになっている。
【0007】また、このパイプ固定具400は、上述の
ように各溝の両端が開口しているとともに、溝が直交す
るように設けられているので、図9に示すように、2つ
のクランプ500の支持バー501を、直交する2組の
溝と溝との間にそれぞれ1本ずつ臨ませ締め付けねじ6
01を締め込めば、90°エルボ700を用いた場合の
ようにパイプ300,300を直交状態で固定でき、図
示していないが、1組の溝と溝との両端部に2本の支持
バー501を臨ませ締め付けねじ601を締め込めば、
直線的にパイプ300,300を固定できるようになっ
ている。
ように各溝の両端が開口しているとともに、溝が直交す
るように設けられているので、図9に示すように、2つ
のクランプ500の支持バー501を、直交する2組の
溝と溝との間にそれぞれ1本ずつ臨ませ締め付けねじ6
01を締め込めば、90°エルボ700を用いた場合の
ようにパイプ300,300を直交状態で固定でき、図
示していないが、1組の溝と溝との両端部に2本の支持
バー501を臨ませ締め付けねじ601を締め込めば、
直線的にパイプ300,300を固定できるようになっ
ている。
【0008】すなわち、パイプ固定具100,400
は、いずれも1基のみで、パイプとパイプとが直線的に
配置される場合も、直交して配置される場合においても
対応できるようになっている。
は、いずれも1基のみで、パイプとパイプとが直線的に
配置される場合も、直交して配置される場合においても
対応できるようになっている。
【0009】ところで、最近90°エルボに加えて、4
5°エルボも上市されているが、上述のパイプ固定具1
00,400では、パイプ300とパイプ300とが直
線的に配置される場合、および、直交して配置される場
合に使用できるようになっているのみで、45°エルボ
を用いた場合には使用することができない。したがっ
て、45°エルボを使用しなければならない現場では、
別途45°エルボ用のパイプ固定具を用意する必要が生
じる。
5°エルボも上市されているが、上述のパイプ固定具1
00,400では、パイプ300とパイプ300とが直
線的に配置される場合、および、直交して配置される場
合に使用できるようになっているのみで、45°エルボ
を用いた場合には使用することができない。したがっ
て、45°エルボを使用しなければならない現場では、
別途45°エルボ用のパイプ固定具を用意する必要が生
じる。
【0010】しかしながら、配管施工時には、このよう
なパイプ固定具に加えて管表面スクレープ工具、スクレ
ープ工具を動かす電動工具、気密試験具、気密試験加圧
用ポンプ等の工具が必要で、また、工具によっては、サ
イズ別に必要なものもあり、従来の工具のみでも、相当
数の工具が必要である。したがって、さらに工具が増加
すると、より工具の搬送、整理および後片付けなどの作
業が煩雑となると言う問題が生じる。
なパイプ固定具に加えて管表面スクレープ工具、スクレ
ープ工具を動かす電動工具、気密試験具、気密試験加圧
用ポンプ等の工具が必要で、また、工具によっては、サ
イズ別に必要なものもあり、従来の工具のみでも、相当
数の工具が必要である。したがって、さらに工具が増加
すると、より工具の搬送、整理および後片付けなどの作
業が煩雑となると言う問題が生じる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、このような
事情に鑑みて、接続するパイプとパイプとを0°,90
°だけでなく、少なくとも45°または135°の交差
角度となるように固定可能なパイプ固定具を提供するこ
とを目的としている。
事情に鑑みて、接続するパイプとパイプとを0°,90
°だけでなく、少なくとも45°または135°の交差
角度となるように固定可能なパイプ固定具を提供するこ
とを目的としている。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明にかかるパイプ固
定具は、このような目的を達成するために、パイプを把
持するクランプ本体およびこのクランプ本体を支持する
支持バーを有する複数のクランプと、前記支持バーの一
端を着脱自在な支持バーの固着部を4か所以上有する連
結部材とを備えるとともに、連結部材は、1つの固着部
の支持バー固定軸が別の固着部の支持バー固定軸と平行
で、1つの固着部の支持バー固定軸が別の固着部の支持
バー固定軸と直交し、1つの固着部の支持バーの固定軸
が別の固着部の支持バー固定軸と45°の交差角度で交
差するように形成されている構成とした。
定具は、このような目的を達成するために、パイプを把
持するクランプ本体およびこのクランプ本体を支持する
支持バーを有する複数のクランプと、前記支持バーの一
端を着脱自在な支持バーの固着部を4か所以上有する連
結部材とを備えるとともに、連結部材は、1つの固着部
の支持バー固定軸が別の固着部の支持バー固定軸と平行
で、1つの固着部の支持バー固定軸が別の固着部の支持
バー固定軸と直交し、1つの固着部の支持バーの固定軸
が別の固着部の支持バー固定軸と45°の交差角度で交
差するように形成されている構成とした。
【0013】また、上記構成において、請求項2のよう
に、クランプ本体が、支持バーに沿ってスライド自在
で、支持バーの所定のスライド位置に固定自在な固定手
段を備えている構成とすることか好ましい。
に、クランプ本体が、支持バーに沿ってスライド自在
で、支持バーの所定のスライド位置に固定自在な固定手
段を備えている構成とすることか好ましい。
【0014】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態を、
図面を参照しつつ詳しく説明する。図1は、本発明にか
かるパイプ固定具の実施の形態をあらわしている。
図面を参照しつつ詳しく説明する。図1は、本発明にか
かるパイプ固定具の実施の形態をあらわしている。
【0015】図1に示すように、このパイプ固定具1
は、1対のクランプ2,2と、連結部材3とを備えてい
る。クランプ2は、それぞれ、クランプ本体4と、支持
バー5とを備えている。
は、1対のクランプ2,2と、連結部材3とを備えてい
る。クランプ2は、それぞれ、クランプ本体4と、支持
バー5とを備えている。
【0016】クランプ本体4は、図2に示すように、断
面略半円弧状のクランプ部材41,42と、締め付けね
じ43とを備えている。一方のクランプ部材41は、一
端に円柱形の支持バー5が挿通される貫通孔41aと、
ねじ先端が貫通孔41a内に臨む固定ねじ41bとを備
えている。
面略半円弧状のクランプ部材41,42と、締め付けね
じ43とを備えている。一方のクランプ部材41は、一
端に円柱形の支持バー5が挿通される貫通孔41aと、
ねじ先端が貫通孔41a内に臨む固定ねじ41bとを備
えている。
【0017】固定ねじ41bは、締め込むことによって
貫通孔41aに挿通された支持バー5の壁面に当接し、
支持バー5の所定位置にクランプ本体4を固定できるよ
うになっている。また、クランプ部材41は、固定ネジ
41bを弛めれば、支持バー5に沿ってスライド自在に
なっている。
貫通孔41aに挿通された支持バー5の壁面に当接し、
支持バー5の所定位置にクランプ本体4を固定できるよ
うになっている。また、クランプ部材41は、固定ネジ
41bを弛めれば、支持バー5に沿ってスライド自在に
なっている。
【0018】他方のクランプ部材42は、一端がクラン
プ部材41の貫通孔41a側の端部にヒンジ44を介し
て回動自在に枢支され、他端が締め付けねじ43によっ
てクランプ材41の他端と合わされた状態で固定できる
ようになっている。すなわち、締め付けねじ43の締め
付けによってクランプ部材41とクランプ部材42との
間のバイプをしっかりと把持できるようになっている。
プ部材41の貫通孔41a側の端部にヒンジ44を介し
て回動自在に枢支され、他端が締め付けねじ43によっ
てクランプ材41の他端と合わされた状態で固定できる
ようになっている。すなわち、締め付けねじ43の締め
付けによってクランプ部材41とクランプ部材42との
間のバイプをしっかりと把持できるようになっている。
【0019】連結部材3は、図3および図4に示すよう
に、2つの分割体31,32と、固定ねじ33とを備え
ている。分割体31,32は、対称形状に形成されてい
て、それぞれ3本ずつの溝34a,35a,36aおよ
び溝34b,35b,36bを備えている。
に、2つの分割体31,32と、固定ねじ33とを備え
ている。分割体31,32は、対称形状に形成されてい
て、それぞれ3本ずつの溝34a,35a,36aおよ
び溝34b,35b,36bを備えている。
【0020】溝34a,35a,36a(34b,35
b,36b)は、支持バー5と略同じ内径をした断面半
円形をしていて、両端が開口しているとともに、一端で
連結されている。そして、3つの溝34a,35a,3
6a(34b,35b,36b)は、溝34a(34
b)と溝36a(36b)とが直交し、溝35a(35
b)が他の2つの溝34a,36a(34b,36b)
と45°の角度で交わっている。
b,36b)は、支持バー5と略同じ内径をした断面半
円形をしていて、両端が開口しているとともに、一端で
連結されている。そして、3つの溝34a,35a,3
6a(34b,35b,36b)は、溝34a(34
b)と溝36a(36b)とが直交し、溝35a(35
b)が他の2つの溝34a,36a(34b,36b)
と45°の角度で交わっている。
【0021】すなわち、両分割体31,32を対応する
溝同士が一致するように重ね合わせ固定ねじ33で固定
すれば、図3に示すように、溝34aと溝34b、溝3
5aと溝35b,溝36aと溝36bによってそれぞれ
両端開口の支持バー5の径と略同じ内径の3本の孔3
4,35,36が形成された連結部材3ができあがる。
溝同士が一致するように重ね合わせ固定ねじ33で固定
すれば、図3に示すように、溝34aと溝34b、溝3
5aと溝35b,溝36aと溝36bによってそれぞれ
両端開口の支持バー5の径と略同じ内径の3本の孔3
4,35,36が形成された連結部材3ができあがる。
【0022】したがって、連結部材3は、固定ねじ33
を弛め、両分割体31,32との間に少し隙間を開けた
状態で、両分割体31,32の対応する溝34a(35
a,36a)と溝34b(35b,36b)との間に支
持バー5を臨ませたのち、両分割体31,32を重ね合
わせ固定ねじ33で固定すれば、形成された孔34(3
5,36)が支持バー5の径と略同じ内径であるため、
孔内壁面が支持バー5の外周面に圧接され、支持バー5
を連結部材3に固着できるようになっている。
を弛め、両分割体31,32との間に少し隙間を開けた
状態で、両分割体31,32の対応する溝34a(35
a,36a)と溝34b(35b,36b)との間に支
持バー5を臨ませたのち、両分割体31,32を重ね合
わせ固定ねじ33で固定すれば、形成された孔34(3
5,36)が支持バー5の径と略同じ内径であるため、
孔内壁面が支持バー5の外周面に圧接され、支持バー5
を連結部材3に固着できるようになっている。
【0023】また、各孔34,35,36は、その両端
が開口しているため、各孔34,35,36の両端部で
支持バー5を固着できる。すなわち、各孔34,35,
36はそれぞれ2つの固着部を備えていることになる。
が開口しているため、各孔34,35,36の両端部で
支持バー5を固着できる。すなわち、各孔34,35,
36はそれぞれ2つの固着部を備えていることになる。
【0024】つぎに、このパイプ固定具1の使用方法を
詳しく説明する。図1に示すように、チーズT等を使っ
てパイプPとパイプPとを直線的に、すなわち、0°の
交差角度で接続しようとする場合、固定ねじ33を弛
め、連結部材3の両分割体31,32との間に少し隙間
を開けた状態で、孔34の両開口端から2つのクランプ
2の支持バー5をそれぞれ両分割体31,32の間に臨
ませたのち、固定ねじ33を締め込んで支持バー5を固
着する。
詳しく説明する。図1に示すように、チーズT等を使っ
てパイプPとパイプPとを直線的に、すなわち、0°の
交差角度で接続しようとする場合、固定ねじ33を弛
め、連結部材3の両分割体31,32との間に少し隙間
を開けた状態で、孔34の両開口端から2つのクランプ
2の支持バー5をそれぞれ両分割体31,32の間に臨
ませたのち、固定ねじ33を締め込んで支持バー5を固
着する。
【0025】そして、クランプ本体4の締め付けねじ4
3を弛め、クランプ部材41を回動させてクランプ部材
41とクランプ部材42とを開放状態にしたのち、チー
ズTの嵌合部にパイプP,Pをそれぞれ嵌合した状態
で、両クランプ本体4のクランプ部材42に両パイプP
をそれぞれ載置する。なお、このとき、両クランプ本体
4の間隔が狭かったり、広かったりして両クランプ部材
42,42でうまくパイプPを受けられなければ、固定
ねじ41bを弛め、うまくパイプPを受けることができ
る位置までクランプ本体4を支持バー5に沿ってスライ
ドさせればよい。
3を弛め、クランプ部材41を回動させてクランプ部材
41とクランプ部材42とを開放状態にしたのち、チー
ズTの嵌合部にパイプP,Pをそれぞれ嵌合した状態
で、両クランプ本体4のクランプ部材42に両パイプP
をそれぞれ載置する。なお、このとき、両クランプ本体
4の間隔が狭かったり、広かったりして両クランプ部材
42,42でうまくパイプPを受けられなければ、固定
ねじ41bを弛め、うまくパイプPを受けることができ
る位置までクランプ本体4を支持バー5に沿ってスライ
ドさせればよい。
【0026】つぎに、クランプ部材41とクランプ部材
42との間にパイプPが挟まれるようにクランプ部材4
1を回動させたのち、締め付けねじ43を締め込み、ク
ランプ部材41とクランプ部材42との間でパイプPを
把持することよって、パイプP,PをチーズTに嵌合し
た状態で固定する。最後に、図示していないが、チーズ
Tに設けられた端子に融着機のコードを接続し、融着機
から所定の電力をチーズTに埋設されたヒータ線に供給
し、ヒータ線の発熱によりチーズTと各パイプP,Pと
を融着する。
42との間にパイプPが挟まれるようにクランプ部材4
1を回動させたのち、締め付けねじ43を締め込み、ク
ランプ部材41とクランプ部材42との間でパイプPを
把持することよって、パイプP,PをチーズTに嵌合し
た状態で固定する。最後に、図示していないが、チーズ
Tに設けられた端子に融着機のコードを接続し、融着機
から所定の電力をチーズTに埋設されたヒータ線に供給
し、ヒータ線の発熱によりチーズTと各パイプP,Pと
を融着する。
【0027】一方、図5に示すように、90°エルボE
等を使ってパイプPとパイプPとを直交させるように接
続しようとする場合、一方の支持バー5を孔34の一端
部に、他方の支持バー5を孔36の一端部に臨ませ、支
持バー5,5の固着軸を直交させるように連結部材3に
固着する以外は、上記のチーズTを用いた場合と同様に
して90°エルボEと各パイプP,Pとを融着する。
等を使ってパイプPとパイプPとを直交させるように接
続しようとする場合、一方の支持バー5を孔34の一端
部に、他方の支持バー5を孔36の一端部に臨ませ、支
持バー5,5の固着軸を直交させるように連結部材3に
固着する以外は、上記のチーズTを用いた場合と同様に
して90°エルボEと各パイプP,Pとを融着する。
【0028】他方、図6に示すように、45°エルボE
´等を使ってパイプPとパイプPとを45°(135
°)の交差角度で接続しようとする場合、一方の支持バ
ー5を孔34の間に、他方の支持バー5を孔35に臨ま
せて支持バー5,5の固着軸が45°の交差角度になる
ようにように連結部材3に固着する以外は、上記のチー
ズTを用いた場合と同様にして45°エルボE´と各パ
イプP,Pとを融着する。
´等を使ってパイプPとパイプPとを45°(135
°)の交差角度で接続しようとする場合、一方の支持バ
ー5を孔34の間に、他方の支持バー5を孔35に臨ま
せて支持バー5,5の固着軸が45°の交差角度になる
ようにように連結部材3に固着する以外は、上記のチー
ズTを用いた場合と同様にして45°エルボE´と各パ
イプP,Pとを融着する。
【0029】以上のように、このパイプ固定具1は、1
基用意するだけで2つのパイプP,Pを0°,90°だ
けでなく、45°の交差角度を保つように固定すること
ができ、汎用の継手を用いたパイプの接続に複数のパイ
プ固定具を用意する必要がなくなり、工具の点数を減ら
すことができる。すなわち、工具の搬送、整理および後
片付けなどの作業を軽減できるようになる。
基用意するだけで2つのパイプP,Pを0°,90°だ
けでなく、45°の交差角度を保つように固定すること
ができ、汎用の継手を用いたパイプの接続に複数のパイ
プ固定具を用意する必要がなくなり、工具の点数を減ら
すことができる。すなわち、工具の搬送、整理および後
片付けなどの作業を軽減できるようになる。
【0030】本発明にかかるパイプ固定具は、上記の実
施の形態に限定されない。たとえば、連結部材3に代え
て、図7(a)に示すような形状の連結部材7a、図7
(b)に示すような形状の連結部材7b、図7(c)に
示すような形状の連結部材7bを用いても構わない。
施の形態に限定されない。たとえば、連結部材3に代え
て、図7(a)に示すような形状の連結部材7a、図7
(b)に示すような形状の連結部材7b、図7(c)に
示すような形状の連結部材7bを用いても構わない。
【0031】また、上記の実施の形態では、連結部材が
2つの分割体を重ね合わせることによって形成されてい
たが、たとえば、支持バーがスライド自在に遊嵌される
3つの貫通孔を備え、この3つの貫通孔が90°と45
°の角度で交わるとともに、貫通孔に壁面から固定ねじ
をねじ込んで固定ねじ先端で貫通孔に挿入された支持バ
ーを固定する形状にしても構わない。
2つの分割体を重ね合わせることによって形成されてい
たが、たとえば、支持バーがスライド自在に遊嵌される
3つの貫通孔を備え、この3つの貫通孔が90°と45
°の角度で交わるとともに、貫通孔に壁面から固定ねじ
をねじ込んで固定ねじ先端で貫通孔に挿入された支持バ
ーを固定する形状にしても構わない。
【0032】上記の実施の形態では、分割体の溝が3本
であったが、60°などの他の角度で交差する溝をさら
に設けるようにしても構わない。さらに、上記の実施の
形態では、パイプと継手とを融着するようにしている
が、接着剤を用いて接着するようにしても構わない。
であったが、60°などの他の角度で交差する溝をさら
に設けるようにしても構わない。さらに、上記の実施の
形態では、パイプと継手とを融着するようにしている
が、接着剤を用いて接着するようにしても構わない。
【0033】
【発明の効果】本発明にかかるパイプ固定具は、以上の
ように構成されているので、接続するパイプとパイプと
を0°,90°だけでなく、少なくとも45°または1
35°の交差角度となるように固定できる。したがっ
て、汎用の継手を用いたパイプの接続に複数のパイプ固
定具を用意する必要がなくなり、工具の点数を減らすこ
とができる。すなわち、工具の搬送、整理および後片付
けなどの作業を軽減できるようになる。
ように構成されているので、接続するパイプとパイプと
を0°,90°だけでなく、少なくとも45°または1
35°の交差角度となるように固定できる。したがっ
て、汎用の継手を用いたパイプの接続に複数のパイプ固
定具を用意する必要がなくなり、工具の点数を減らすこ
とができる。すなわち、工具の搬送、整理および後片付
けなどの作業を軽減できるようになる。
【0034】また、請求項2のようにすれば、継手の大
きさなどが変わっても、パイプの所定部分をしっかりと
クランプで把持することができる。
きさなどが変わっても、パイプの所定部分をしっかりと
クランプで把持することができる。
【図1】本発明にかかるパイプ固定具の実施の形態であ
って、その1使用例をあらわす平面図である。
って、その1使用例をあらわす平面図である。
【図2】図1のX−X線断面図である。
【図3】図1のパイプ固定具の連結部材の斜視図であ
る。
る。
【図4】図3のY−Y線断面図である。
【図5】図1のパイプ固定具の他の使用例をあらわす平
面図である。
面図である。
【図6】図1のパイプ固定具の他の使用例をあらわす平
面図である。
面図である。
【図7】連結部材の別の形態をあらわす平面図である。
【図8】従来のパイプ固定具をあらわす斜視図である。
【図9】別の従来のパイプ固定具をあらわす斜視図であ
る。
る。
1 パイプ固定具 2 クランプ 3 連結部材 4 クランプ本体 5 支持バー P パイプ 41b 固定ねじ(固定手段)
Claims (2)
- 【請求項1】パイプを把持するクランプ本体およびこの
クランプ本体を支持する支持バーを有する複数のクラン
プと、前記支持バーの一端を着脱自在な支持バーの固着
部を4か所以上有する連結部材とを備えるとともに、連
結部材は、1つの固着部の支持バー固定軸が別の固着部
の支持バー固定軸と平行で、1つの固着部の支持バー固
定軸が別の固着部の支持バー固定軸と直交し、1つの固
着部の支持バーの固定軸が別の固着部の支持バー固定軸
と45°の交差角度で交差するように形成されているパ
イプ固定具。 - 【請求項2】クランプ本体が、支持バーに沿ってスライ
ド自在で、支持バーの所定のスライド位置に固定自在な
固定手段を備えている請求項1に記載のパイプ固定具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26988197A JPH11108021A (ja) | 1997-10-02 | 1997-10-02 | パイプ固定具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26988197A JPH11108021A (ja) | 1997-10-02 | 1997-10-02 | パイプ固定具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11108021A true JPH11108021A (ja) | 1999-04-20 |
Family
ID=17478516
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP26988197A Pending JPH11108021A (ja) | 1997-10-02 | 1997-10-02 | パイプ固定具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11108021A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100497795B1 (ko) * | 2003-03-08 | 2005-06-29 | 두산중공업 주식회사 | 담수화 시스템에서의 증발기 압력 관측 장치 |
KR100576259B1 (ko) | 2006-02-08 | 2006-05-08 | 주식회사 도화종합기술공사 | 상수도 곡선관의 이탈 방지 장치 |
JP2014112344A (ja) * | 2012-11-09 | 2014-06-19 | Toppan Forms Co Ltd | Icタグおよびicタグを用いた物品の管理方法 |
KR101523902B1 (ko) * | 2013-08-01 | 2015-06-01 | 삼성중공업 주식회사 | 펌프타워 파이프구조물 |
JP2016031100A (ja) * | 2014-07-28 | 2016-03-07 | 大肯精密株式会社 | 管材クランプ装置 |
-
1997
- 1997-10-02 JP JP26988197A patent/JPH11108021A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100497795B1 (ko) * | 2003-03-08 | 2005-06-29 | 두산중공업 주식회사 | 담수화 시스템에서의 증발기 압력 관측 장치 |
KR100576259B1 (ko) | 2006-02-08 | 2006-05-08 | 주식회사 도화종합기술공사 | 상수도 곡선관의 이탈 방지 장치 |
JP2014112344A (ja) * | 2012-11-09 | 2014-06-19 | Toppan Forms Co Ltd | Icタグおよびicタグを用いた物品の管理方法 |
KR101523902B1 (ko) * | 2013-08-01 | 2015-06-01 | 삼성중공업 주식회사 | 펌프타워 파이프구조물 |
JP2016031100A (ja) * | 2014-07-28 | 2016-03-07 | 大肯精密株式会社 | 管材クランプ装置 |
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