JPH11107719A - バルブタイミング調整装置 - Google Patents

バルブタイミング調整装置

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JPH11107719A
JPH11107719A JP29152897A JP29152897A JPH11107719A JP H11107719 A JPH11107719 A JP H11107719A JP 29152897 A JP29152897 A JP 29152897A JP 29152897 A JP29152897 A JP 29152897A JP H11107719 A JPH11107719 A JP H11107719A
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valve
fluid
oil
vane
camshaft
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JP29152897A
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English (en)
Inventor
Kazuaki Zama
一明 座間
Kinzou Kebukawa
金藏 癸生川
Minoru Suzuki
実 鈴木
Takahiro Suzuki
高裕 鈴木
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Mikuni Corp
Original Assignee
Mikuni Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 バルブタイミング装置に油圧が作用しないと
きに油圧室からの油抜けを防止する。 【解決手段】 プーリスプロケット22にハウジング3
0を固定する。ベーンロータ40をカムシャフト17に
取り付ける。ベーン42とハウジング30とによって2
つの油圧室を形成し、これらの油圧室へのオイルの供給
量を制御することによりベーン42のハウジング30に
対する相対位置を決定する。オイルコントロールバルブ
70は、ベーン42の両側面の油穴52、54を介して
2つの油圧室へオイルを供給する。オイルコントロール
バルブ70と油穴52、54との間の異なる2つの油路
上にそれぞれバルブ100、200を設ける。バルブ1
00、200はそれぞれの油圧室からの油抜けを防止す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば内燃機関に
用いられるベーン油圧モータ式のバルブタイミング調整
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】バルブタイミング調整装置は、カムシャ
フトとクランクシャフトとの回転運動の位相を変えるこ
とにより、カムに同調する吸気バルブの開閉タイミング
を調節する装置であり、例えば油圧により駆動されるも
のが知られている。このようなバルブタイミング調整装
置において、カムシャフトは複数のベーンが放射状に設
けられたベーンロータに固定されており、このベーンロ
ータはクランクシャフトに同調して回転するハウジング
に対して所定の角度だけ回動可能に設けられる。ベーン
とハウジングとにより形成される油圧室には、オイルコ
ントロールバルブからカムシャフトのジャーナル部及び
ベーンロータ内を通る油路を介してオイルが供給され
る。油圧室のオイル量、即ち油圧によりベーンのハウジ
ング内における相対位置が制御され、クランクシャフト
に対するカムシャフト及びカムの位相角が定められる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】エンジン駆動時、即ち
カムシャフト回転時には油圧室には油圧が作用してお
り、この油圧によりベーンはハウジング内の所定位置に
位置決めされる。しかし、エンジンの停止時や始動時に
おいてこの油圧室に油圧が作用しないとき、油の供給口
であるカムシャフトのジャーナル部等から油が漏れ、油
圧室内の油圧が下がるため、ベーンの保持力が下がる。
この状態でエンジンを駆動すると、ベーン及びベーンロ
ータの揺動に伴ってカムシャフト及びカムも揺動し、意
図しないタイミングで吸気バルブが開閉するという問題
が生じる。
【0004】本発明の目的は、油圧が作用しないときに
油圧室からのオイル抜けを防止できるバルブタイミング
調整装置を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明によるバルブタイ
ミング調整装置は、カムシャフトに対するカムプーリの
相対角度を変化させることにより吸気バルブの開閉タイ
ミングを調節するバルブタイミング調整装置であって、
カムシャフトと一体的に回動するベーンと、カムプーリ
に固定され、このベーンにより第1の流体室と第2の流
体室に分割されるハウジングと、第1および第2の流体
通路を介して第1および第2の流体室にそれぞれ連結さ
れ、第1および第2の流体室に対する流体の供給量によ
ってハウジングに対するベーンの相対位置を変化させる
流体供給手段と、第1および第2の流体室に対して流体
の圧力が作用しないときに流体の逆流を防止するため
に、第1の流体通路と第2の流体通路の少なくともいず
れか一方を閉鎖するバルブとを備える。
【0006】バルブタイミング調整装置において、第1
の流体通路と第2の流体通路とがそれぞれカムシャフト
のジャーナル部を通ってもよい。
【0007】バルブタイミング調整装置において、第1
の流体通路がカムシャフトに形成された第1の軸穴を通
り、バルブがこの第1の軸穴内であってジャーナル部と
第1の流体室との間に設けられてもよい。また、第2の
流体通路が第1の軸穴と異なるカムシャフトの第2の軸
穴を通り、バルブがこの第2の軸穴内であってジャーナ
ル部と第2の流体室との間に設けられてもよい。
【0008】バルブタイミング調整装置において、第1
の流体通路と第2の流体通路とにそれぞれ連結する第3
の流体通路を備えていてもよく、バルブがこの第3の流
体通路内に設けられ、第1および第2の流体室に対して
流体の圧力が作用しないとき、第1および第2の流体通
路を閉鎖し、第1および第2の流体室の少なくともいず
れか一方に対して流体の圧力が作用するとき、第1の流
体通路を開放してもよい。
【0009】バルブタイミング調整装置において、第1
の流体通路および第2の流体通路とがそれぞれベーンの
内部を通り流体がこのベーン内部から供給されてもよ
い。
【0010】バルブタイミング調整装置において、流体
がオイルであり、流体供給手段が第1及び第2の流体室
における油圧を制御してもよい。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明によるバルブタイミ
ング調整装置の実施形態について添付図面を参照して説
明する。
【0012】図1は内燃機関の吸気バルブの開閉機構を
示す図である。吸気バルブ10はシリンダヘッド14に
形成された吸気通路12に対し、矢印A方向に進退可能
に設けられる。吸気バルブ10の吸気通路側の一端部に
形成された弁頭部10aはラッパ状に広がり、他端部1
0bには吸気通路12を閉塞する方向(図の左上方)に
向かって付勢するバネ11が設けられる。即ち図1に示
す静止状態では、弁頭部10aは吸気通路12の出口部
に設けられた弁座13に密着して吸気通路12を閉塞す
る。
【0013】吸気バルブ10の他端部10bには、ロッ
カアーム16のバルブ側端部16aが当接する。ロッカ
アーム16はロッカシャフト15を支点に回動可能であ
る(図中、矢印Bで示す)。ロッカアーム16のもう一
方の端部であるカム側端部16bにはカム18が係合し
ている。カム18はカムシャフト17と一体的に一定方
向(図中、矢印Cで示す)に回転する。カム18は径外
方向に突出した突部18aと、一定の径を有する円周部
18bとを備える。
【0014】カムシャフト17の回転時において、カム
18の突部18aがロッカアーム16のカム側端部16
bに係合すると、カム18の回転中心からロッカアーム
16の係合面までの距離が大きくなる。このためにカム
側端部16bが押圧されてロッカアーム16が反時計回
りに回動し、バルブ側端部16aによって吸気バルブ1
0が押圧されてバネ11の付勢力に抗して吸気通路12
側へ移動し、吸気通路12が開放される。さらにカム1
8が回転するとロッカアーム16のカム側端部16bが
カム18の円周部18bに係合し、吸気バルブ10はバ
ネ11の付勢力により再び吸気路12を閉塞する。従っ
て、カムシャフト17の回転により一定の周期で吸気バ
ルブ10は開閉する。吸気バルブ10の開閉タイミング
の調整には、カム18の突部18aの位置を変えること
により行われ、図示しないバルブタイミング調整装置に
より行なわれる。
【0015】図2には第1実施形態であるバルブタイミ
ング調整装置の縦断面図が示される。図3はバルブタイ
ミング調整装置をキャップ側から見た側面図であり、一
部が破断して示される。バルブタイミング調整装置20
にはカムプーリであるプーリスプロケット22が設けら
れる。このプーリスプロケット22は同軸的に形成され
た2つの筒状部材即ち内筒24と外筒26とを備え、こ
の内筒24と外筒26とは環状連結板部28によって一
体的に連結されている。外筒26の外周にはベルトある
いはチェーンが架けられ、これによりプーリスプロケッ
ト22は図示しないクランクシャフトと同期回転する。
また、内筒24の穴24aにはカムシャフト17が挿入
される。カムシャフト17はプーリスプロケット22に
対し回転方向に摺動可能である。
【0016】プーリスプロケット22の一方にはハウジ
ング30が固定される。即ち、ハウジング30の一方の
側面30aには環状連結板部28の一方の端面28aが
密着し、ハウジング30は他方の側面30b側からボル
ト34によりプーリスプロケット22に取り付けられ
る。これにより、ハウジング30はプーリスプロケット
22に一体的に固定される。ハウジング30の他方の側
面30bはキャップ32の一方の端面32aと密着して
おり、ハウジング30は環状連結板部28の密着面28
aとキャップ32の密着面32aとにより密閉され、こ
れによりオイルが充填される複数の油圧室60が形成さ
れる。なお、環状連結板部28の密着面28a及びキャ
ップ32の密着面32aにはそれぞれOリング36、3
8が設けられ、ハウジング30の内部からのオイル洩れ
を防止している。同様にキャップ32の中央はプラグ3
3により密閉され、ハウジング30の内部からのオイル
洩れが防止される。
【0017】ハウジング30の内側にはベーンロータ4
0が介装される。ベーンロータ40は中心軸周りに形成
された取付穴を備える。取付穴44aは、プーリスプロ
ケット22の内筒24の外周面に摺接する。取付穴44
bにはキャップ32側から六角穴付ボルト46が挿入さ
れる。六角穴付ボルト46はベーンロータ40を介して
カムシャフト17に嵌合しており、これによりベーンロ
ータ40はカムシャフト17に一体的に取り付けられ
る。
【0018】ベーンロータ40には複数のベーン42が
形成されており、これらのベーン42はベーンロータ4
0の中心から外側に向かって径方向に延び、これにより
油圧室60が2つに仕切られる。各ベーン42の先端に
はシール部材50が設けられ、ベーンロータ40の回転
時において仕切られた油圧室60を閉鎖する。ベーン4
2の左右側面には外部からオイルが出入するための第1
の油穴52と第2の油穴54とがそれぞれ設けられる。
第1の油穴52及び第2の油穴54から油圧室60にオ
イルが供給され、油圧室60にオイルが満たされること
により、ベーン42は油圧室60即ちハウジング30に
対して相対的に位置決めされる。
【0019】ベーン42が所定位置に保持されることに
より、ベーンロータ40及びベーンロータ40に嵌合し
ているカムシャフト17は、ハウジング30に対する回
転方向の位置が決定される。ベーン42は図3の矢印D
で示す範囲でハウジング30に対して相対的に移動可能
である。第1の油穴52と第2の油穴54へのオイルの
供給量、即ち油圧をコントロールすることにより、油圧
室60に対するベーン42の相対位置を変化させ、クラ
ンクシャフトの回転に対してカムシャフト17、即ちカ
ム18の突部18aの回転の位相(図1参照)を変化さ
せることができる。
【0020】エンジンが駆動されてクランクシャフトが
回転すると、クランクシャフトの回転がプーリスプロケ
ット22へ伝達される。プーリスプロケット22とハウ
ジング30が一体的に回転すると、ハウジング30内で
所定位置に固定されたベーンロータ40に回転が伝達さ
れる。ベーンロータ40とともにカムシャフト17及び
カム18が回転し、クランクシャフトに対して所定の位
相でカム18は回転し、バルブ10がカム18の回転に
同調して開閉する。
【0021】次に、ハウジング30からの油抜けを防止
する構成について説明する。バルブタイミング調整装置
20には、オイルコントロールバルブ70から油圧室6
0まで延びる2つのオイルの経路が設けられる。これら
を第1の油路、第2の油路とする。
【0022】第1の油路はオイルコントロールバルブ7
0から、カムシャフト17の第1のジャーナル部17c
と、カムシャフト17の軸心を通り軸方向に延びた軸穴
である円筒壁17aの内側と、六角穴付ボルト46の頭
部内に形成された六角穴の内壁46aと、プラグ33の
内部と、六角穴付ボルト46の頭部外周面とベーンロー
タ40の取付穴44との間隙と、第1の油穴52とを経
由し、油圧室60に連通するオイルの経路である。
【0023】第2の油路はオイルコントロールバルブ7
0から、カムシャフト17の第2のジャーナル部17d
と、カムシャフト17の円筒壁17aの外側に設けられ
た軸穴である円筒壁17bの内側と、内筒24の径方向
に形成された穴25と、第2の油穴54とを経由して油
圧室60に連通するオイルの経路である。第2の油路は
輪状の通路45を経由して、六角穴付ボルト46の頭部
外周面とベーンロータ40の取付穴44との間隙にも連
通する。
【0024】図4は第1のバルブ100を拡大して示す
断面図である。第1のバルブ100は、第1の油路上で
あって第1のジャーナル部17cと第1の油穴52との
間に設けられればよく、第1実施形態では図2に示すよ
うに六角穴付ボルト46の端部46bと、円筒壁17a
に形成された弁座102との間に設けられる。
【0025】第1のバルブ100は大弁体110を備え
ており、大弁体110の外径は円筒壁17aの径より小
さく、大弁体110の外周面110aと円筒壁17aと
の間には所定のクリアランス140が設けられる。大弁
体110の六角穴付ボルト側端部114は平坦状に形成
され、弁座側端部116はテーパー状に形成される。六
角穴付ボルト側端部114と六角穴付ボルト46の端部
46bとの間には大径スプリング130が設けられ、大
弁体110を弁座102側へ付勢し、これにより弁座側
端部116の円錐面118が弁座102に密着する。
【0026】大弁体110には軸方向に貫通した弁体内
通路112が形成される。この弁体内通路112には小
弁体120が設けられる。小弁体120は、大径部12
2とこの大径部122からジャーナル部17a側に突出
した小径部124とを備える。小弁体120は小径部1
24の外周側に設けられた小径スプリング140により
付勢され、これにより大径部端面126が弁体内通路1
12に形成された弁座115に密着する。従って、図4
に示す油圧が作用しない状態では、第1のバルブ100
によって第1の油路が閉鎖される。
【0027】図5は第2のバルブ200を拡大して示す
断面図である。第2のバルブ200は、第2の油路上で
あって第2のジャーナル部と第2の油穴54との間に設
けられればよく、第1実施形態では輪状通路45と円筒
壁17bに形成された段付202との間に設けられる
(図2参照)。第2のバルブ200は円筒壁17bとほ
ぼ同径に形成された略円筒の部材であり、円筒壁17b
内で摺動可能である。第2のバルブ200の輪状通路4
5側の端部には円柱突部206が形成される。また第2
のバルブ200には一方が段付202側の端面に向かっ
て開口した穴208を備え、この穴208の他方は第2
のバルブ200の径方向に向かって開口した穴210に
連通する。
【0028】第2のバルブ200の輪状通路45側及び
段付202側にはそれぞれスプリング220、230が
設けられる。油圧が作用しない状態では、第2のバルブ
200が図5に示す位置にあり、スプリング220、2
30の付勢力は互いに釣り合っている。このときカムシ
ャフト17の穴217は第2のバルブ200の外周面に
よって閉塞され、すなわち第2の油路は第2のバルブ2
00によって閉鎖される。
【0029】図6から図8を参照して、油圧によってバ
ルブの開閉タイミングを調整する動作を説明する。図6
はバルブタイミング調整装置のオイルの道筋を示した模
式図である。図7は図2のVII−VII線における断
面のオイルの道筋を示した図であり、図8は図2のVI
II−VIII線における断面のオイルの道筋を示した
図である。なお図7及び図8では第1のバルブ100及
び第2のバルブ200は図を単純化するために図示して
いない。
【0030】ハウジング30の油圧室60は、ベーン4
2によって2つの油圧室62、64に仕切られる。ベー
ン42の第1の油穴52は油圧室62に通じ、第2の油
穴54は油圧室64に通じている。第1の油穴52は第
1の油路を経てオイルコントロールバルブ70に通じて
いる(オイル流れを実線で示す)。また第2の油穴54
は第2の油路を経てオイルコントロールバルブ70に通
じている(オイル流れを破線で示す)。油圧室62、6
4の油圧はオイルコントロールバルブ70により適宜調
節される。なおオイルコントロールバルブ70は図示し
ないエンジンコントロールコンピュータの指令により作
動する。
【0031】オイルコントロールバルブ70から油圧室
62にオイルが供給されると、ベーン42は図7の時計
回り方向に押圧されてプーリスプロケット22に対し相
対的に移動し、同時にカムシャフト17は時計回りに回
動する。従って例えば図1に示すカム18の突部18a
の位置を初期位置とすると、突部18aはこの初期位置
から時計回りに進む。突部18aがこの進んだ位置に保
持された状態でクランクシャフトに連動してカムシャフ
ト17が回転すると、突部18aが初期位置に保持され
た場合と比較して早いタイミングで吸気バルブ10が開
閉する。反対に、オイルコントロールバルブ70から油
圧室64にオイルが供給されると、ベーン42は反時計
回りに回動し、カム18の突部18aの位置が反時計回
りに進み、吸気バルブ10の開閉のタイミングは遅くな
る。以上のようにカムシャフト17即ち、カム18とク
ランクシャフトとの位相を変化させることにより、吸気
バルブ10の開閉タイミングの調整が行なわれる。
【0032】図4と図9及び図10を参照して第1のバ
ルブ100の動作を説明する。エンジン停止時及びエン
ジン始動時では、オイルは供給されないので第1のバル
ブ100には油圧が作用せず、第1のバルブ100は図
4に示す位置で安定している。このとき、大径スプリン
グ130の付勢力によって大弁体110の円錐面118
は弁座102に密着し、これにより第1の油穴52から
オイルコントロールバルブ70へのオイルの流れが阻止
される。また、小径スプリング140の付勢力によって
小弁体120は弁座115に密着し、これによりオイル
コントロールバルブ70から第1の油穴52へのオイル
の流れが阻止される。
【0033】図9に示すように、オイルコントロールバ
ルブ70から第1の油穴52へオイルを供給する場合、
油圧により第1のバルブ100は矢印Eの方向に付勢さ
れる。大径スプリング130の付勢力より大きい油圧が
作用すると、大弁体110は六角穴付ボルト46側(図
9の左側)へ移動し、小弁体120は弁座115に密着
する。このとき、オイルはオイルコントロールバルブ7
0から大弁体110の外周面110aと円筒壁17aと
のクリアランス140を通って六角穴付ボルト46側へ
流れる(オイル流れを実線で示す)。大弁体110の弁
体内通路112は小弁体120により閉鎖されているの
で、弁体内通路112を通ってオイルは流れない。
【0034】図10に示すように、第1の油穴52から
オイルコントロールバルブ70へオイルを回収する場
合、油圧により第1のバルブ100は矢印Fの方向に付
勢される。このとき大弁体110の円錐面118は弁座
102に密着する。小径スプリング140の付勢力より
大きい油圧が作用すると、小弁体120は円筒壁17a
側(図10の右側)へ移動し、弁座102から離れる。
このとき、オイルは第1の油穴52から小弁体120の
外壁120aと大弁体110の内壁110bとの間隙を
通ってオイルコントロールバルブ70側へ流れる(オイ
ル流れを実線で示す)。カムシャフト17の円筒壁17
aは大弁体110と密着することにより閉鎖され、大弁
体110の外側を通ってオイルは流れない。
【0035】図5と図11及び図12を参照して第2の
バルブ200の動作を説明する。エンジン停止時及びエ
ンジン始動時では、オイルは供給されないので第2のバ
ルブ200には油圧が作用せず、第2のバルブ200は
両端部に当接するスプリング220、230の付勢力の
釣り合いにより図5に示す位置で安定している。このと
き、カムシャフト17の穴217は第2のバルブ200
の外周面により密閉され、これにより第2の油穴54か
らオイルコントロールバルブ70へのオイルの流れが阻
止される。また、第2のバルブ200の穴210はカム
シャフト17の円筒壁17bにより密閉されており、こ
れによりオイルコントロールバルブ70から第2の油穴
54へのオイルの流れが阻止される。
【0036】図11に示すように、オイルコントロール
バルブ70から第2の油穴54へオイルを供給する場
合、油圧により第2のバルブ200は矢印Gの方向に付
勢される。左側のスプリング220の付勢力より大きい
油圧が作用すると、第2のバルブ200は輪状通路45
側(図11の左側)へ移動する。第2のバルブ200の
弁座側端面205が図の位置まで移動すると、第2のバ
ルブ200の外周面から穴217が開放され、これによ
り第2の油穴54と円筒壁17bの内部が連通して、オ
イルはオイルコントロールバルブ70から第2の油穴5
4へ流れる(オイル流れを破線で示す)。
【0037】図12に示すように、第2の油穴54から
オイルコントロールバルブ70へオイルを回収する場
合、第2の油穴54からの回収と同時に第1の油穴52
へオイルが供給されるので、油圧により第2のバルブ2
00は矢印Hの方向に付勢される。スプリング202の
付勢力より大きい油圧が作用すると、第2のバルブ20
0が段付202側(図12の右側)へ移動する。第2の
バルブ200の穴210が図のように穴217より右側
になるまで移動すると、第2の油穴54と円筒壁17b
の内部が連通し、オイルは第2の油穴54からオイルコ
ントロールバルブ70へ流れる(オイル流れを破線で示
す)。
【0038】以上のように、第1実施形態のバルブタイ
ミング装置は、油圧室62、64のオイル量をコントロ
ールすることによりベーン42の相対位置を変化させ、
カム18による吸気バルブ10の開閉タイミングを調節
する。このバルブタイミング装置には、油圧が作用しな
いときに油圧室62、64からオイルが逆流することを
防止するバルブ100、200がそれぞれ設けられるの
で、エンジン停止時などでもベーン42、即ちベーンロ
ータ40は所定位置に保持され、エンジン始動時におけ
るカムシャフト17及びカム18の揺動が防止され、確
実な吸気バルブの開閉が行われる。
【0039】図13〜図15には第2実施形態であるバ
ルブタイミング調整装置が示される。バルブの構成が異
なること以外は第1実施形態と同様の構成であり、同じ
構成には第1実施形態と同符号を付している。
【0040】図13はバルブタイミング調整装置の縦断
面図であり、図14は第3のバルブ近傍の拡大断面図で
ある。ギアシャフト17には六角穴付ボルト146がベ
ーンロータ40を介して嵌合している。円筒壁17aの
外側には異なる円筒壁17eが形成される。第2実施形
態における第1の油路は、オイルコントロールバルブ7
0から、カムシャフト17の第1のジャーナル部17c
と、カムシャフト17の円筒壁17aの内側と、六角穴
付ボルト146の径方向に形成されたボルト穴146e
と、円筒壁17eの内側と、六角穴付ボルト146の六
角穴146aと、プラグ33の内部と、六角穴付ボルト
146の頭部外周面とベーンロータ40の取付穴44と
の間隙と、第1の油穴52とを経由し、第1の油圧室6
2(図7)に連通するオイルの経路である。
【0041】六角穴付ボルト146は内部が中空になっ
ており、頭部近傍の内周面146aにはストッパ350
が螺合により固定される。円筒壁17a側の内周面14
6b、146cには第3のバルブ300が設けられる。
ストッパ350と第3のバルブ300との間にはスプリ
ング360が設けられ、このスプリング360の付勢力
により第3のバルブ300は円筒壁17a側に付勢され
る。
【0042】六角穴付ボルト146には、内周面146
b、146cから外周面に向かって径方向に延びるボル
ト穴146d、146eがそれぞれ形成される。第1の
ボルト穴146dは六角穴付ボルト146の中ほどに形
成され、円筒壁17bに連通している。第2のボルト穴
146eは第1のボルト穴146dより円筒壁17a側
に形成され、円筒壁17eに連通している。
【0043】第3のバルブ300は略円筒形状を呈し、
スプリング360を保持する頭部302を備えている。
頭部302の外周面302aは六角穴付ボルト146の
内周面146bと摺接する。頭部302の図の右側に
は、円弧状にくびれた頸部304を備え、この頸部30
4のさらに右側には頭部302より径の小さい円筒の胴
体部306を備える。この胴体部306の径は六角穴付
ボルト146の内周面146cの径とほぼ同じであり、
胴体部306の外周面306aと内周面146cとが摺
接する。第3のバルブ300の胴体部306側端部には
円錐面308が形成され、図14に示す状態ではこの円
錐面308が六角穴付ボルト146に形成された台座1
46fに密着する。
【0044】図14に示す第3のバルブ300に油圧が
かからない状態(エンジン停止および始動時)のとき、
第3のバルブ300の円錐面308が台座146fに密
着し、これにより第1の油路(円筒壁17aと第2のボ
ルト穴146eとの間)は分断され、第1の油穴52か
ら円筒壁17e内を通ったオイルの円筒壁17aへの逆
流が防止される。
【0045】図15は第3のバルブに油圧がかかったと
きの状態を示す図である。カムシャフト17を時計回り
に回動させるときは、オイルコントロールバルブ70は
円筒壁17a、17eを介して第1の油圧室62にオイ
ルを供給し、ベーン42をプーリスプロケット22に対
し時計回り方向に相対的に移動させる(図7参照)。こ
のとき第3のバルブ300はスプリング360の付勢力
より大きい油圧がかかると、矢印I方向に付勢されて図
15に示す位置に移動する。このとき円筒壁17aと、
第2のボルト穴146eとが連通し、オイルは実線の矢
印の経路を通って油穴52および第1の油圧室62へ流
れる。このとき第2の油圧室64内のオイルは破線の矢
印の経路を通ってオイルコントロールバルブ70に回収
されるが、第3のバルブ300にシールされることによ
り六角穴付ボルト146内には第2の油圧室64からの
オイルは流れない。
【0046】一方、カムシャフト17を反時計回りに回
動させるときは、オイルコントロールバルブ70は円筒
壁17bを介して油圧室64にオイルを供給し(破線の
矢印で示す)、ベーン42をプーリスプロケット22に
対し反時計回り方向に相対的に移動させる(図8参
照)。このとき第3のバルブ300は矢印J方向の油圧
により図中左方向に付勢される。スプリング360の付
勢力より大きい油圧がかかると、第3のバルブ300は
図15に示す位置に移動する。このとき、六角穴付ボル
ト146の内部は第3のバルブ300によりシールされ
ており、オイルコントロールバルブ70からのオイルは
円筒壁17b、第2の油穴54を介して第2の油圧室6
4に供給される。また円筒壁17aと、第2のボルト穴
146eとが連通することにより、オイルは実線の矢印
の経路を通って62からオイルコントロールバルブ70
へ回収される。
【0047】以上のように、第2実施形態では第1の油
路のみを開閉し、第2の油路を常に閉鎖する第3のバル
ブ300が設けられる。第1の油路または第2の油路内
のどちらか一方にオイルが供給されると、確実に第1の
油路が開放され、油圧のかからない状態では、第1の油
路におけるオイルの逆流を防止する。
【0048】第2実施形態のバルブタイミング調整装置
においても、第3のバルブ300によって油圧が作用し
ないときに油圧室62からオイルが逆流することが防止
されるので、エンジン停止時などでもベーン42、即ち
ベーンロータ40は所定位置に保持され、エンジン始動
時におけるカムシャフト17及びカム18の揺動が防止
され、確実な吸気バルブの開閉が行われる。
【0049】
【発明の効果】本発明によると、油圧が作用しないとき
に油圧室からのオイル抜けを防止できるバルブタイミン
グ調整装置が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】バルブの開閉操作機構を示す図である。
【図2】本発明によるバルブタイミング調整装置の第1
実施形態を示す縦断面図である。
【図3】図2に示すバルブタイミング調整装置をキャッ
プ側からみた図であり、一部を破断して示す側面図であ
る。
【図4】図2に示すバルブタイミング調整装置の第1の
バルブを拡大して示す縦断面図である。
【図5】図2に示すバルブタイミング調整装置の第2の
バルブを拡大して示す縦断面図である。
【図6】図2に示すバルブタイミング調整装置の油路を
示す模式図である。
【図7】図2に示すバルブタイミング調整装置のVII
−VII線における横断面図であり、第1の油路を示す
図である。
【図8】図2に示すバルブタイミング調整装置のVII
I−VIII線における横断面図であり、第2の油路を
示す図である。
【図9】図4に示す第1のバルブのオイル供給時におけ
る状態を示す部分断面図である。
【図10】図4に示す第1のバルブのオイル回収時にお
ける状態を示す部分断面図である。
【図11】図5に示す第2のバルブのオイル供給時にお
ける状態を示す部分断面図である。
【図12】図5に示す第2のバルブのオイル回収時にお
ける状態を示す部分断面図である。
【図13】本発明によるバルブタイミング調整装置の第
2実施形態を示す縦断面図である。
【図14】図13に示す第3のバルブ近傍の拡大断面図
である。
【図15】図13に示すバルブの油圧がかかったときの
状態を示す部分断面図である。
【符号の説明】
10 吸気バルブ 17 カムシャフト 17a、17b 円筒壁 18 カム 20 バルブタイミング調整装置 22 プーリスプロケット 30 ハウジング 40 ベーンロータ 42 ベーン 46 六角穴付ボルト 100 第1のバルブ 200 第2のバルブ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 鈴木 高裕 神奈川県小田原市久野2480番地 株式会社 ミクニ小田原事業所内

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カムシャフトに対するカムプーリの相対
    角度を変化させることにより吸気バルブの開閉タイミン
    グを調節するバルブタイミング調整装置であって、 前記カムシャフトと一体的に回動するベーンと、 前記カムプーリに固定され、前記ベーンにより分割され
    た第1の流体室と第2の流体室とを有するハウジング
    と、 第1および第2の流体通路を介して前記第1および第2
    の流体室にそれぞれ連結され、前記第1および第2の流
    体室に対する流体の供給量によって前記ハウジングに対
    する前記ベーンの相対位置を変化させる流体供給手段
    と、 前記第1および第2の流体室に対して流体の圧力が作用
    しないときに流体の逆流を防止するために、前記第1の
    流体通路と前記第2の流体通路の少なくともいずれか一
    方を閉鎖するバルブとを備えることを特徴とするバルブ
    タイミング調整装置。
  2. 【請求項2】 前記第1の流体通路と前記第2の流体通
    路とがそれぞれ前記カムシャフトのジャーナル部を通る
    ことを特徴とする請求項1に記載のバルブタイミング調
    整装置。
  3. 【請求項3】 前記第1の流体通路が前記カムシャフト
    に形成された第1の軸穴を通り、前記バルブがこの第1
    の軸穴内であって前記ジャーナル部と前記第1の流体室
    との間に設けられることを特徴とする請求項2に記載の
    バルブタイミング調整装置。
  4. 【請求項4】 前記第2の流体通路が前記第1の軸穴と
    異なる前記カムシャフトの第2の軸穴を通り、前記バル
    ブがこの第2の軸穴内であって前記ジャーナル部と前記
    第2の流体室との間に設けられることを特徴とする請求
    項2に記載のバルブタイミング調整装置。
  5. 【請求項5】 前記第1の流体通路と前記第2の流体通
    路とにそれぞれ連結する第3の流体通路を備え、 前記バルブがこの第3の流体通路内に設けられ、前記第
    1および第2の流体室に対して流体の圧力が作用しない
    とき前記第1および第2の流体通路を閉鎖し、前記第1
    および第2の流体室の少なくともいずれか一方に対して
    流体の圧力が作用するとき前記第1の流体通路を開放す
    ることを特徴とする請求項1に記載のバルブタイミング
    調整装置。
  6. 【請求項6】 前記第1の流体通路と前記第2の流体通
    路とがそれぞれ前記カムシャフトのジャーナル部を通る
    ことを特徴とする請求項5に記載のバルブタイミング調
    整装置。
  7. 【請求項7】 前記第1の流体通路および前記第2の流
    体通路とがそれぞれ前記ベーンの内部を通り、前記流体
    がこのベーン内部から供給されることを特徴とする請求
    項1または請求項5に記載のバルブタイミング調整装
    置。
  8. 【請求項8】 前記流体がオイルであり、前記流体供給
    手段が前記第1の流体室と前記第2の流体室とにおける
    油圧を制御することを特徴とする請求項1または請求項
    5に記載のバルブタイミング調整装置。
JP29152897A 1997-10-08 1997-10-08 バルブタイミング調整装置 Pending JPH11107719A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008025393A (ja) * 2006-07-19 2008-02-07 Aisin Seiki Co Ltd 弁開閉時期制御装置
JP2012026271A (ja) * 2010-07-20 2012-02-09 Mikuni Corp バルブタイミング変更装置
JP2013234640A (ja) * 2012-05-11 2013-11-21 Toyota Motor Corp スプール内蔵ボルト
KR101490945B1 (ko) * 2013-11-12 2015-02-09 현대자동차 주식회사 연속 가변 밸브 타이밍 장치
WO2020008626A1 (ja) * 2018-07-06 2020-01-09 三菱電機株式会社 逆止弁、オイルコントロールバルブ、及びバルブタイミング調整装置

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