JP2002242630A - 内燃機関の可変動弁装置 - Google Patents

内燃機関の可変動弁装置

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JP2002242630A JP2001036327A JP2001036327A JP2002242630A JP 2002242630 A JP2002242630 A JP 2002242630A JP 2001036327 A JP2001036327 A JP 2001036327A JP 2001036327 A JP2001036327 A JP 2001036327A JP 2002242630 A JP2002242630 A JP 2002242630A
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常靖 野原
Shinichi Takemura
信一 竹村
Takanobu Sugiyama
孝伸 杉山
Yoshiaki Miyasato
佳明 宮里
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  • Output Control And Ontrol Of Special Type Engine (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 制御フェール時等に吸気弁とピストンとが干
渉することを確実に防止する。 【解決手段】 吸気弁の作動角を変化させる作動角変更
機構と、クランクシャフトに対する吸気弁の作動角の中
心位相を変化させる位相変更機構と、油圧が供給されて
いないときに作動角変更機構による作動角可変範囲の大
作動角側を機械的に規制する作動角規制機構26と、油
圧が供給されているときに位相変更機構による位相可変
範囲の進角側を機械的に規制する位相規制機構80と、
機関運転状態に応じて両規制機構26,80への供給油
圧を切り換える油圧制御弁(切換手段)6と、を有す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、吸気弁又は排気弁
の作動角やバルブリフト量の大きさを変化させる作動角
変更機構と、クランクシャフトの位相に対する上記作動
角の(中心)位相つまりバルブタイミングを変化させる
位相変更機構と、を備えた内燃機関の可変動弁装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】内燃機関の分野では、機関運転条件に応
じて吸気弁(又は排気弁)のバルブリフト特性を高度に
制御し、最適な作動特性を得るために、吸気弁の作動角
(及びバルブリフト量)を連続的に変更可能な作動角変
更機構と、この作動角の(中心)位相を連続的に変更可
能な位相変更機構と、を併用した可変動弁装置が提案さ
れている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような可変動弁装
置を用いた場合、作動角や中心位相の設定の自由度を高
め、幅広い運転状況に対応するために、作動角変更機構
による作動角の可変範囲及び位相変更機構による中心位
相の可変範囲をできるだけ大きく確保したい。また、各
変更機構を個々に独立して駆動させたい。
【0004】しかしながら、このように可変範囲を大き
くすると、排気上死点近傍で吸気弁とピストンとが干渉
するおそれがある。具体的には、吸気弁の作動角が大き
い状況で、その中心位相を大きく進角させる場合や、中
心位相を大きく進角させている状況で、その作動角を過
度に増加させる場合のように、大作動角化と進角化とが
同時期に行われると、吸気弁とピストンとが干渉するお
それがる。
【0005】このような吸気弁とピストンとの干渉を回
避するために、現実的には、大作動角化と進角化とが同
時期に行われないように制御マップ等が予め設定され
る。しかしながら、制御のフェール時等には、やはり吸
気弁とピストンとが接触する可能性が残されている。こ
のような吸気弁とピストンとが接触する可能性を確実に
無くすために、両変更機構による初期の可変範囲を予め
狭く設定すると、吸気弁のバルブリフト特性の設定の自
由度が低くなり、所期の作動特性が得られない。
【0006】本発明は、このような課題に鑑みてなされ
たものであり、作動角変更機構及び位相変更機構の初期
の可変範囲を狭めることなく、吸気弁とピストンとの干
渉を確実に回避することを一つの目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明に係る内燃機関の
可変動弁装置は、吸気弁又は排気弁の作動角を変化させ
る作動角変更機構と、クランクシャフトに対する上記作
動角の位相を変化させる位相変更機構と、を有してい
る。
【0008】そして、請求項1に係る発明は、上記作動
角変更機構による作動角可変範囲の一部を機械的に規制
する作動角規制機構と、上記位相変更機構による位相可
変範囲の一部を機械的に規制する位相規制機構と、機関
運転状態に応じて上記作動角規制機構の作動と上記位相
規制機構の作動とを切り換える切換手段と、を有するこ
とを特徴としている。
【0009】例えば吸気弁側に適用される可変動弁装置
の場合、吸気弁の過度な大作動角化と進角化とが同時に
行われると、吸気弁の開時期が過度に進角して、この吸
気弁とピストンとが干渉するおそれがある。従って、請
求項2に係る発明では、吸気弁とピストンとの干渉を機
械的に回避するために、上記作動角規制機構により作動
角可変範囲の大作動角側が規制され、上記位相規制機構
により位相可変範囲の進角側が規制される。
【0010】典型的には、機関回転数の増加に伴って、
吸気弁の作動角を増加させる。従って、好ましくは請求
項3に係る発明のように、低回転域では、上記作動角規
制機構により作動角可変範囲の大作動角側のみを規制す
る。これにより、低回転域では、作動角規制機構により
進角状態での大作動角化が確実に回避され、吸気弁とピ
ストンとの干渉を機械的に回避しつつ、吸気弁の作動角
の中心位相を最遅角位相から最進角位相まで大きく変え
ることができ、その可変範囲を要求に応じて十分に幅広
く確保することができる。
【0011】請求項4に係る発明は、上記作動角規制機
構及び位相規制機構の双方が供給油圧に応じて作動し、
上記切換手段が、上記作動角規制機構及び位相規制機構
の双方への供給油圧を切り換える共通の油圧制御弁を有
することを特徴としている。
【0012】より具体的には請求項5に係る発明のよう
に、上記作動角規制機構及び位相規制機構への供給油圧
が低いとき、上記作動角規制機構及び位相規制機構の一
方が作動し、上記供給油圧が高いとき、上記作動角規制
機構及び位相規制機構の他方が作動する。
【0013】このような請求項4又は5に係る発明によ
れば、共通の油圧制御弁で作動角規制機構及び位相規制
機構への供給油圧を切り換えることにより、両規制機構
の作動を切り換えることができ、構成及び制御の簡素化
を図ることができる。
【0014】典型的には請求項6に係る発明のように、
上記作動角変更機構が作動角制御軸を有し、この作動角
制御軸を回動することにより吸気弁又は排気弁の作動角
が変更され、この作動角制御軸の回転範囲が上記作動角
規制機構により規制される。
【0015】更には請求項7に係る発明のように、上記
位相変更機構が、クランクシャフトと同期して回転する
クランク回転体と、このクランク回転体と同軸上に配設
され、吸気弁又は排気弁を押圧するカムを駆動する駆動
軸と、を有し、この駆動軸をクランク回転体に対して相
対回動することにより上記位相が変更され、上記位相規
制機構により上記クランク回転体に対する駆動軸の相対
回転範囲の一部が規制される。
【0016】
【発明の効果】本発明によれば、作動角変更機構や位相
変更機構による作動角や位相の初期の可変範囲を予め狭
く設定することなく、制御フェール時等にも吸気弁又は
排気弁とピストンとの干渉を確実に回避することができ
る。従って、バルブリフト特性の設定の自由度を犠牲に
することなく、その信頼性を向上することができる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る可変動弁装置
を内燃機関の吸気弁側に適用した一実施形態について、
図面を参照して説明する。この可変動弁装置は、主とし
て吸気弁1の作動角及びバルブリフト量の大きさを連続
的に変化させる作動角変更機構10と、この吸気弁1の
作動角の中心位相(バルブタイミング)をクランクシャ
フトの位相に対して変化させる位相変更機構39と、を
備えている。
【0018】先ず、図1を参照して作動角変更機構10
の構成について説明する。吸気弁1の上方には、互いに
平行に気筒列方向へ延びる駆動軸11及び作動角制御軸
12がシリンダヘッド2(図2参照)に回転可能に支持
されている。駆動軸11は、後述する位相変更機構39
(図2参照)を介してクランクシャフト(図示省略)か
ら伝達される回転動力により軸周りに回転駆動される。
この駆動軸11には、各吸気弁1のバルブリフタ1aに
当接してこれを押圧する揺動カム13が回転可能に外嵌
されているとともに、この駆動軸11に対して偏心する
駆動偏心カム14が各気筒毎に固定されており、この駆
動偏心カム14の外周にはリング状の第1リンク15が
回転可能に外嵌している。また、作動角制御軸12に
は、各気筒毎に制御カム16が偏心して固定されてお
り、この制御カム16の外周にはロッカーアーム17が
回転可能に外嵌している。ロッカーアーム17の一端部
は第1リンク15の先端部と連結されており、このロッ
カーアーム17の他端部は、ロッド状の第2リンク18
の一端と連結されている。この第2リンク18の他端部
は、揺動カム13の先端部と連結されている。
【0019】作動角制御軸12の一端には、この制御軸
12を所定の制御範囲内で回動,保持する作動角アクチ
ュエータ20が連結されている。つまり、アクチュエー
タ20により進退駆動される出力軸21の先端部に設け
られたウォーム22が、制御軸12の一端に設けられた
ホイール23に噛合している。このアクチュエータ20
は、供給される油圧に応じて作動する油圧アクチュエー
タであり、このアクチュエータ20への供給油圧は、油
圧制御弁等を備えた作動角用油圧装置24によって切
換,調節される。ECU(エンジンコントロールユニッ
ト)3は、制御軸12の角度を検出する角度センサ25
等の各種センサにより検出又は推定される制御軸角度,
バルブリフト量,負荷,機関回転数,及び油水温等に基
づいて、燃料噴射制御等の一般的な機関制御を行う他、
油圧装置24へ制御信号を出力し、この油圧装置24の
動作を制御している。
【0020】このような構成により、クランクシャフト
に連動して駆動軸11が回転すると、駆動偏心カム14
を介して第1リンク15が作動し、この第1リンク15
に連結するロッカーアーム17が制御カム16周りを揺
動し、第2リンク18を介して揺動カム13が揺動す
る。この揺動する揺動カム13が吸気弁1のバルブリフ
タ1aを押圧することにより、吸気弁1が開閉作動す
る。
【0021】また、機関運転状態に応じて作動角制御軸
12を回動すると、ロッカーアーム17の揺動中心とな
る制御カム16の位置が変化して、ロッカーアーム17
及びリンク15,18の姿勢が変化する。これにより、
主に揺動カム13の揺動範囲が変化して、主に吸気弁1
の作動角及びバルブリフト量の大きさが変化する。
【0022】このような構成の作動角変更機構10は、
吸気弁1のバルブリフタ1aを押圧する揺動カム13が
駆動軸11と同軸上に配置されているため、揺動カム1
3と駆動軸11との軸ズレ等を生じるおそれがなく、制
御精度に優れていると共に、各リンク要素15,17,
18を駆動軸11の周囲に集約させて、機構のコンパク
ト化を図ることができる。また、駆動偏心カム14と第
1リンク15との軸受部や、制御カム16とロッカーア
ーム17との軸受部のように、部材間の連結部の多くが
面接触となっているため、潤滑が行いやすく、耐久性,
信頼性にも優れている。
【0023】更に、固定カム及びカムシャフトを用いた
一般的な内燃機関に適用する場合にも、これら固定カム
及びカムシャフトの位置に揺動カム13及び駆動軸11
を配置すれば良く、レイアウトの変更が非常に少なくて
済むため、既存の内燃機関にも容易に適用することがで
きる。
【0024】そして、吸気弁1の作動角及びバルブリフ
ト量を機関運転状態に応じて任意の大きさに連続的に調
整できるため、設定の自由度が高く、機関運転状況に応
じて燃費や出力等の運転性能を効果的に向上させること
ができる。
【0025】次に、図2〜5を参照して、位相変更機構
39について説明する。この位相変更機構39は、クラ
ンクシャフトから回転動力が伝達されるクランク回転体
40に対して、駆動軸11と一体的に回転するベーン4
1を相対的に回動し、両者40,41の相対位相を変化
させることにより、吸気弁1の作動角及びバルブリフト
量を変えることなく、クランクシャフトに対する吸気弁
1の作動角の(中心)位相を変化させる機能を有してい
る。
【0026】各部の構成を詳述すると、クランク回転体
40は、クランクシャフトに巻き掛けられるタイミング
グベルト(又はチェーン)が噛合する歯部42aが外周
に形成され、クランクシャフトと同期して回転するタイ
ミングプーリ(又はスプロケット)42と、上記のベー
ン41を所定範囲で回転自在に収容する略円筒状のハウ
ジング43と、このハウジング43の前後の開口部を液
密に閉塞する円板状のフロントカバー44及びリアカバ
ー45と、を有している。これらのタイミングプーリ4
2,ハウジング43,フロントカバー44,及びリアカ
バー45は、4つの小径ボルト46によって90°間隔
置きに軸方向から一体的に締結固定されている。
【0027】ハウジング43には、内方へ向かって突出
する4つの隔壁部51が90°間隔毎に形成されてい
る。各隔壁部51は、横断面台形状を呈し、それぞれハ
ウジング43の軸方向に沿って延びており、その軸方向
両側面がハウジング43の軸方向両側面と略同一面に設
定されており、かつ、上記の小径ボルト46が貫通する
ボルト挿通孔52が軸方向へ貫通形成されている。さら
に、各隔壁部51の先端部に形成された保持溝51aに
は、ベーン41の基部59との間をシールするシール部
材53と、このシール部材53を内方へ押圧する板ばね
54とが配設されている。
【0028】ベーン41は、焼結合金材で一体に形成さ
れ、駆動軸11と一体的に回転するように、固定ボルト
58によって駆動軸11の前端部にスリーブ47を挟ん
で共締め固定されている。このベーン41には、固定ボ
ルト58が挿通する円環状の基部59より放射状に突出
する4つの羽根部60が90°間隔毎に形成されてい
る。
【0029】各羽根部60は、夫々長方体形状を呈し、
ハウジング43の隣り合う隔壁部51間に配置されてい
る。各羽根部60の外周面の中央に形成された保持溝6
1には、ハウジング43の内周面に摺接するコ字形のシ
ール部材62と、このシール部材62を外方に押圧する
板ばね63とが配設されている。各羽根部60の両側面
と、これに対向する隔壁部51の側面との間には、それ
ぞれ進角側油圧室64と遅角側油圧室65とが隔成され
ている。
【0030】また、1つの羽根部60には摺動用孔66
が軸方向に沿って貫通形成されていると共に、側部に遅
角側油圧室65と摺動用孔66とを連通する通孔67が
ほぼ周方向に沿って穿設されている。さらに、1つの羽
根部60の摺動用孔66には、ロックピン68が摺動自
在に設けられている。このロックピン68は、中央の中
径状の本体68aと、この本体68aの一側に形成され
た小径な係合部68bと、他側に形成された段差大径状
のストッパ部68cと、から構成されている。
【0031】このストッパ部68cの段差面と本体68
aの外周面と摺動用孔66の内周面との間に、受圧室6
9が形成されていると共に、ロックピン68とフロント
カバー44との間に、ロックピン68をリアカバー45
の方向(図4,図5の右方向)へ付勢するばね部材たる
コイルスプリング70が弾装されており、ロックピン6
8の係合部68bは、ベーン41の最遅角側の回動位置
において、リアカバー45の係合穴50内に挿入され得
るようになっている。そして、機関停止時や始動時のよ
うに遅角側油圧室65及び受圧室69の油圧が低い状態
では、ロックピン68が係合穴50に係合して、最遅角
位相に保持されるようになっている。
【0032】油圧室64,65への供給油圧を調節する
油圧回路は、進角側油圧室64に対して油圧を給排する
第1油圧通路71と、遅角側油圧室65に対して油圧を
給排する第2油圧通路72と、有し、これらの油圧通路
71,72には、オイルポンプ4からの供給通路73と
オイルパン5へのドレン通路74とが夫々通路切替用の
電磁切替弁75を介して接続されている。
【0033】第1油圧通路71は、シリンダヘッド2内
から駆動軸11の軸心内部に形成された第1通路部71
aと、固定ボルト58の内部軸線方向を通って頭部内で
分岐形成されて第1通路部71aと連通する第1油路7
1bと、この頭部の小径な外周面とベーン41の基部5
9のボルト挿通孔41aの内周面との間に形成されて第
1油路71bに連通する油室71cと、ベーン41の基
部59内にほぼ放射状に形成されて油室71cと各進角
側油圧室64とに連通する4本の分岐路71dとから構
成されている。
【0034】一方、第2油圧通路72は、シリンダヘッ
ド2内及び駆動軸11の内部に形成された第2通路部7
2aと、スリーブ47の内部にほぼL字形状に折曲形成
されて第2通路部72aと連通する第2油路72bと、
タイミングプーリ42の嵌合孔の外周側孔縁に形成され
て第2油路72bと連通する4つの油通路溝72cと、
リアカバー45の周方向の約90°毎の位置に形成され
て、各油通路溝72cと遅角側油圧室65とに連通する
4つの油孔72dとから構成されている。
【0035】電磁切替弁75は、4ポート3位置切換型
であって、内部の弁体(スプール)によって各油圧通路
71,72と供給通路73,ドレン通路74とを選択的
に連通,遮断するようになっており、このスプールの位
置が上記のECU3からの制御信号(デューティー信
号)によって切り替え制御される。
【0036】このECU3は、機関回転数を検出するク
ランク角センサや吸入空気量を検出するエアフローメー
タからの信号によって現在の運転状態を検出すると共
に、クランク角及びカム角センサからの信号によってク
ランク回転体40と駆動軸11との相対回転位相差を検
出し、これらの検出結果に基づいて、上記の電磁切替弁
75へ制御信号を出力している。
【0037】このようなベーン型の位相変更機構39で
は、機関の運転状態に応じて電磁切替弁75のスプール
位置を切り換えることにより、ベーン41を隣り合う隔
壁部51間で所望の中間位置に保持することが可能で、
油圧を用いた簡素な構造でありながら、吸気弁1の作動
角の位相を任意の位相に変更,保持することができる。
【0038】そして本実施形態では、作動角変更機構1
0による作動角可変範囲の一部を機械的に規制する作動
角規制機構26と、位相変更機構39による位相可変範
囲の一部を機械的に規制する位相規制機構80と、機関
運転状態に応じて作動角規制機構26の作動と位相規制
機構80の作動とを切り換える切換手段としての油圧制
御弁6と、が設けられている。
【0039】先ず図6〜図9を参照して、作動角規制機
構26の構成について説明する。上記の角度センサ25
及びアクチュエータ20を保持するブラケット27は、
シリンダヘッド2(図2参照)に固定され、作動角制御
軸12の一端に対向配置されている。このブラケット2
7には、最小作動角側ストッパピン28及び最大作動角
側ストッパピン29が周方向に適宜間隔を置いて固定さ
れている。また、作動角制御軸12の一端には、放射状
に外方へ突出する制御軸側ピン30が固定されている。
この制御軸側ピン30の初期の回転範囲、すなわち作動
角制御軸12の最大回転範囲が、上記のストッパピン2
8,29によって機械的に規制されている。
【0040】更に、ブラケット27には、中間ストッパ
ピン31が進退可能に配設されており、この中間ストッ
パピン31は、周方向で両ストッパピン28,29の間
に配設されている。また、ブラケット27の内部には、
中間ストッパピン31を制御軸側へ突出する方向(図
8,9の左方向)へ付勢するバネ32が配設されるとと
もに、中間ストッパピン31の受圧面31aに臨み、こ
の中間ストッパピン31を反制御軸方向(図8,9の右
方向)へ押圧する作動角規制用油圧室33が画成されて
いる。この作動角規制用油圧室33には、作動角規制用
油路34を介して油圧が給排される。
【0041】作動角規制用油圧室33に油圧が供給され
ていない状況では、バネ32の付勢力により中間ストッ
パピン31が突出状態(図8に示す状態)に保持されて
おり、この中間ストッパピン31によって、制御軸側ピ
ン30の回転範囲が最小作動角側ストッパピン28から
中間ストッパピン31までに制限される。これにより、
作動角変更機構10による作動角可変範囲の大作動角側
が機械的に規制される。つまり、これら中間ストッパピ
ン31及び制御軸側ピン30によって、作動角可変範囲
の大作動角側を機械的に規制する作動角規制機構26が
構成されている。
【0042】一方、作動角規制用油圧室33へ所定の油
圧が供給されると、中間ストッパピン31がバネ32の
付勢力に抗してブラケット27内に収納された状態(図
9に示す状態)に保持され、この中間ストッパピン31
が制御軸側ピン30の回転範囲から外れた位置に待避さ
れる。この結果、制御軸側ピン30を初期の最小作動角
側ストッパピン28から最大作動角側ストッパピン29
までの最大回転範囲で回動させることができ、この中間
ストッパピン31により作動角可変範囲が何ら規制され
ていない状況となる。
【0043】次に、図2,3及び図10,11を参照し
て、位相規制機構80の構成について説明する。位相規
制機構80は、ベーン41の羽根部60に当接してベー
ン41の回転範囲の一部を機械的に規制する位相ストッ
パピン81を有している。この位相ストッパピン81
は、ベーン41と軸方向に隣設するフロントカバー44
内に進退可能に配設されている。このフロントカバー4
4の内部には、位相ストッパピン81を反ベーン方向
(図の左方向)へ付勢するバネ82が配設されるととも
に、この位相ストッパピン81をベーン方向(図の右方
向)へ押圧する位相規制用油圧室83が画成されてい
る。
【0044】また、フロントカバー44の中央穴部に
は、固定ボルト58の頭部を閉塞するキャップ85が嵌
挿されており、このキャップ85とフロントカバー44
との間には適宜なシール86が介装されている。そし
て、位相規制用油圧室83に油圧を給排する位相規制用
油路84は、フロントカバー44に穿設される径方向油
路84aと、フロントカバー44とキャップ85との間
の空間部84bと、このキャップ85に形成されたカバ
ー側油路84cと、を含んでいる。
【0045】位相規制用油圧室83へ油圧が供給されて
いない状況では、図10に示すように、バネ82のバネ
力によって位相ストッパピン81がフロントカバー44
内に収納された状態に保持され、この位相ストッパピン
81がベーン41の移動範囲から外れた位置に待避され
る。従って、位相ストッパピン81によりベーン41の
回転範囲が規制されることはなく、位相規制機構80に
よる位相可変範囲が何ら制限されることはない。
【0046】一方、位相規制用油圧室83へ所定の油圧
が供給されると、図11に示すように、位相ストッパピ
ン81がバネ82の付勢力に抗してベーン41側(図1
1の右側)へ突出し、この位相ストッパピン81によっ
て、ベーン41の回転範囲が最遅角位相から所定の中間
位相までに機械的に規制される。この結果、位相変更機
構39による位相可変範囲の進角側が機械的に規制され
る。
【0047】図12に示すように、上記の作動角規制用
油路34及び位相規制用油路84は、途中で合流して2
位置切換型の共通の油圧制御弁6に接続されている。こ
の油圧制御弁6には、オイルポンプ4からの油圧供給油
路6bと、オイルパン5への油圧排出油路6cとが接続
されており、この油圧制御弁6によって、作動角規制機
構26の作動角規制用油圧室33及び位相規制機構80
の位相規制用油圧室83への供給油圧が同時に切り換え
られる。つまり、油圧制御弁6は、ECU3からの制御
信号に応じてON/OFF作動するソレノイド6aを備
えており、このソレノイド6aがONのときに、上記の
作動角規制用油路34及び位相規制用油路84の合流部
6dと油圧供給油路6bとが接続され、ソレノイド6a
がOFFのときに、合流部6dと油圧排出油路6cとが
接続される。
【0048】図13は、作動角変更機構10及び位相変
更機構39の双方を有する可変動弁装置における好まし
い制御の一例を示している。この制御の内容は、例えば
制御マップの形でECU3のメモリ内に予め格納され、
この制御マップに基づいてECU3により作動角及び位
相の制御が実行される。
【0049】中負荷域では、燃費を向上させるため、内
部EGRが得られるようにIVO(吸気弁開時期)を早
め、ポンプ損失を低減させるようにIVC(吸気弁閉時
期)を下死点前に設定する。つまり小作動角かつ進角の
設定とする。一方、高回転域では、最大出力を向上させ
るため、IVOを上死点付近とし、IVCを下死点より
も大きく遅らせ、充填効率の向上を図る。つまり大作動
角かつ遅角の設定とする。このように、機関運転状態に
応じて燃費及び出力を有効に向上させるためには、初期
の作動角可変範囲及び位相可変範囲を大きく確保してお
く必要がある。
【0050】しかしながら、このように初期の可変範囲
を大きく確保すると、仮に吸気弁の作動角及びその位相
が最大作動角かつ最進角位相の状態となると、吸気弁の
開時期が過度に進角し、ピストンと干渉するおそれがあ
る。このような干渉が起こることのないように、実際に
は図13に示すように、大作動角化と進角化とが同時に
行われることのないように制御内容が予め設定されてい
るものの、ECU3の異常や各種センサの異常によるフ
ェール時には、やはり吸気弁とピストンとが干渉する可
能性が残されている。このような制御フェール時等にお
いても吸気弁とピストンとの干渉を確実に回避するため
に、上述した作動角規制機構26や位相規制機構80が
設けられている。
【0051】つまり、作動角の目標値が比較的小さい低
・中回転域では、油圧制御弁6のソレノイド6aをOF
Fとして、両規制機構26,80への供給油圧を低下さ
せる。これにより、中間ストッパピン31により作動角
可変範囲の大作動角側が機械的に規制され、進角状態で
の大作動角化が確実に回避される。このとき、位相スト
ッパピン81はフロントカバー44内に収納,待避され
た状態に保持され、この位相ストッパピン81により位
相可変範囲が機械的に制限されることはない。従って、
このような低・中回転域で、吸気弁とピストンとの干渉
を確実に回避しつつ、要求に応じた幅広い可変範囲を確
保することができる。
【0052】一方、吸気弁の中心位相の目標値が比較的
遅角している高回転域では、油圧制御弁6のソレノイド
6aをONとして、両規制機構26,80への供給油圧
を増加させる。これにより、位相ストッパピン81によ
り位相可変範囲の進角側が機械的に規制され、大作動角
状態での過度な進角化が確実に回避される。このとき、
中間ストッパピン31により作動角可変範囲が機械的に
制限されることはない。従って、このような高回転域
で、吸気弁とピストンとの干渉を確実に回避しつつ、要
求に応じた幅広い可変範囲を確保することができる。
【0053】図14は、ECU3により実行される具体
的な制御の流れを示すフローチャートである。先ずS
(ステップ)1では、エンジン回転数,空気量,吸気弁
の作動角及びその中心位相等が読み込まれる。
【0054】S2で油圧制御弁6のソレノイド6aがO
FFと判定され、続くS3でエンジン回転数がN1より
高いと判定されると、低・中回転域から高回転域へ移行
したと判断されて、S4へ進み、ソレノイド6aをON
に切り換える。
【0055】また、S2で油圧制御弁6のソレノイド6
aがONと判定され、続くS5でエンジン回転数がN2
(N2<N1)より低いと判定されると、高回転域から
低・中回転域へ移行したと判断されて、S6へ進み、ソ
レノイド6aをOFFに切り換える。
【0056】以上のような本実施形態によれば、作動角
規制機構26及び位相規制機構80を切換作動させるこ
とにより、吸気弁の過度な大作動角化と進角化とが同時
に行われることによる吸気弁とピストンとの干渉を機械
的に確実に回避しつつ、吸気弁の作動角や中心位相の可
変範囲を要求に応じて十分に幅広く確保することができ
る。この結果、バルブリフト特性の設定の自由度を犠牲
にすることなく、その信頼性を向上することができる。
【0057】また、一つの油圧制御弁6により作動角規
制機構26及び位相規制機構80の供給油圧を切り換え
て、双方の規制機構26,80の作動を切り換えること
ができるため、構成及び制御の簡素化を図ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る作動角変更機構を示
す斜視図。
【図2】上記実施形態に係る位相変更機構を示す断面対
応図。
【図3】上記位相変更機構のクランク回転体及びベーン
を示す正面対応図。
【図4】上記位相変更機構のロックピンの近傍を示す断
面対応図。
【図5】同じく上記ロックピンの近傍を示す断面対応
図。
【図6】上記実施形態に係る作動角規制機構を示す側面
図。
【図7】上記作動角規制機構を示す図6のA−A線に沿
う断面対応図。
【図8】上記作動角規制機構の一作動状態を示す図7の
B−B線に沿う断面対応図。
【図9】上記作動角規制機構の他の作動状態を示す図7
のB−B線に沿う断面対応図。
【図10】上記実施形態に係る位相規制機構の一作動状
態を示す断面対応図。
【図11】上記位相規制機構の他の作動状態を示す断面
対応図。
【図12】上記実施形態に係る油圧制御弁(切換手段)
を示す構成図。
【図13】上記実施形態に係る吸気弁の作動角及び中心
位相の制御の一例を示す特性図。
【図14】上記実施形態に係る制御の流れを示すフロー
チャート。
【符号の説明】
1…吸気弁 6…油圧制御弁(切換手段) 10…作動角変更機構 12…作動角制御軸 26…作動角規制機構 39…位相変更機構 40…クランク回転体 41…ベーン 80…位相規制機構
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 竹村 信一 神奈川県横浜市神奈川区宝町2番地 日産 自動車株式会社内 (72)発明者 杉山 孝伸 神奈川県横浜市神奈川区宝町2番地 日産 自動車株式会社内 (72)発明者 宮里 佳明 神奈川県厚木市恩名1370番地 株式会社ユ ニシアジェックス内 Fターム(参考) 3G018 AB07 AB16 BA17 BA33 CA20 DA04 DA15 DA54 DA73 DA74 EA02 EA03 EA11 EA22 EA35 FA01 FA07 FA08 GA02 GA31 3G092 AA11 DA01 DA02 DA06 DA10 DG05 EA03 EA04 EA09 EA11 FA11 FA50 HA01Z HA11Z HE00Z HE01Z HE03Z

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 吸気弁又は排気弁の作動角を変化させる
    作動角変更機構と、クランクシャフトに対する上記作動
    角の位相を変化させる位相変更機構と、を有する内燃機
    関の可変動弁装置において、 上記作動角変更機構による作動角可変範囲の一部を機械
    的に規制する作動角規制機構と、上記位相変更機構によ
    る位相可変範囲の一部を機械的に規制する位相規制機構
    と、機関運転状態に応じて上記作動角規制機構の作動と
    上記位相規制機構の作動とを切り換える切換手段と、を
    有することを特徴とする内燃機関の可変動弁装置。
  2. 【請求項2】 吸気弁側に適用される可変動弁装置であ
    って、上記作動角規制機構により作動角可変範囲の大作
    動角側が規制され、上記位相規制機構により位相可変範
    囲の進角側が規制されることを特徴とする請求項1に記
    載の内燃機関の可変動弁装置。
  3. 【請求項3】 低回転域では、上記作動角規制機構によ
    り作動角可変範囲の大作動角側のみを規制することを特
    徴とする請求項2に記載の内燃機関の可変動弁装置。
  4. 【請求項4】 上記作動角規制機構及び位相規制機構の
    双方が供給油圧に応じて作動し、 上記切換手段が、上記作動角規制機構及び位相規制機構
    の双方への供給油圧を切り換える共通の油圧制御弁を有
    することを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の
    内燃機関の可変動弁装置。
  5. 【請求項5】 上記作動角規制機構及び位相規制機構へ
    の供給油圧が低いとき、上記作動角規制機構及び位相規
    制機構の一方が作動し、上記供給油圧が高いとき、上記
    作動角規制機構及び位相規制機構の他方が作動すること
    を特徴とする請求項4に記載の内燃機関の可変動弁装
    置。
  6. 【請求項6】 上記作動角変更機構が作動角制御軸を有
    し、この作動角制御軸を回動することにより吸気弁又は
    排気弁の作動角が変更され、 この作動角制御軸の回転範囲が上記作動角規制機構によ
    り規制されることを特徴とする請求項1〜5のいずれか
    に記載の内燃機関の可変動弁装置。
  7. 【請求項7】 上記位相変更機構が、クランクシャフト
    と同期して回転するクランク回転体と、このクランク回
    転体と同軸上に配設され、吸気弁又は排気弁を押圧する
    カムを駆動する駆動軸と、を有し、この駆動軸をクラン
    ク回転体に対して相対回動することにより上記位相が変
    更され、 上記位相規制機構により上記クランク回転体に対する駆
    動軸の相対回転範囲の一部が規制されることを特徴とす
    る請求項1〜6のいずれかに記載の内燃機関の可変動弁
    装置。
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