JPH11107116A - 無杼織機における緯糸提供用セレクタ装置 - Google Patents

無杼織機における緯糸提供用セレクタ装置

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JPH11107116A
JPH11107116A JP10212602A JP21260298A JPH11107116A JP H11107116 A JPH11107116 A JP H11107116A JP 10212602 A JP10212602 A JP 10212602A JP 21260298 A JP21260298 A JP 21260298A JP H11107116 A JPH11107116 A JP H11107116A
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JP
Japan
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weft
gripper
rod
providing device
shuttleless loom
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JP10212602A
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Luciano Corain
ルキアーノ・コライン
Luigi Corazzola
ルイージ・コラツォーラ
Giulio Bortoli
ジュリオ・ボルトリ
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General Electric Co
Original Assignee
General Electric Co
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Publication date
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    • D03WEAVING
    • D03DWOVEN FABRICS; METHODS OF WEAVING; LOOMS
    • D03D47/00Looms in which bulk supply of weft does not pass through shed, e.g. shuttleless looms, gripper shuttle looms, dummy shuttle looms
    • D03D47/34Handling the weft between bulk storage and weft-inserting means
    • D03D47/38Weft pattern mechanisms
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H54/00Winding, coiling, or depositing filamentary material
    • B65H54/02Winding and traversing material on to reels, bobbins, tubes, or like package cores or formers
    • B65H54/28Traversing devices; Package-shaping arrangements
    • B65H54/2833Traversing devices driven by electromagnetic means
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H2701/00Handled material; Storage means
    • B65H2701/30Handled filamentary material
    • B65H2701/31Textiles threads or artificial strands of filaments

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 グリッパの把持動作の確実性を高める緯糸提
供選択装置。 【解決手段】 上昇待機位置から下降受渡位置へと回転
するロッドにより緯糸を提供する複数の電動リニアモー
タによって作動する、無杼織機における緯糸提供装置に
おいて、各ロッドの回転の中心がグリッパ軌道に対して
斜めの線上にのるように設定して、緯糸受渡位置が互い
に接近するようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は無杼織機における緯
糸提供用のセレクタ装置に関する。より具体的には、本
発明は無杼織機のグリッパに緯糸を提供するための装置
に関するものであり、当該装置では作業に付される様々
な緯糸が狭い間隔でグリッパに提供され、該グリッパに
よって緯糸が杼口内に導入れされる。
【0002】
【従来の技術】本発明が解決しようとした課題を、無杼
織機の具体的問題点及び必要条件と併せて説明するた
め、以下、図1〜図4に概略を示すような織機における
緯糸提供の方法について言及する。図1は、右側に既に
製織された織布1並びに綜絖(簡略化のため図示せず)
の運動によって2つの平面2及び3に開いた杼口を示
す。杼口が開口する度に、適切に同期して、製造すべき
織物の柄に応じた1又はそれ以上の緯糸が杼口内に緯入
れされる。緯糸はグリッパ4に受け渡され、グリッパ4
は、時間・偏位及び速度について精密に制御された横作
動ホイール8の矢印7の方向の往復回転運動の作用によ
る両矢印6の方向の往復直線運動で巻取り・巻上げる半
硬質テープ5によって杼口内に搬送・案内される。最も
広く使われている織機では、緯入れグリッパは実際には
一対のグリッパからなり、これらは布の両側から移動し
始めて中央部で出会い、提供装置から緯糸を受け取って
布幅の半分まで移動したグリッパが反対側のグリッパに
緯糸を受け渡し、この反対側のグリッパが引き返すこと
で緯糸は布幅の残り半分を移動し終わる。このようにし
て杼口内に緯入れされた緯糸は筬(簡略化のため図示せ
ず)で打ち込むことで織布に織り込まれる。グリッパ4
はその往復直線運動の間に点線で示す水平方向の軌道9
に沿って移動する。
【0003】緯入れされかつ経糸と共に製織されて織布
を形成する複数の緯糸はボビン10に収容されている。
図1には、図の簡略化のため4つのボビン10a,b,
c,dしか図示していないが、これらはもっと多数存在
しており、一般には8つ、場合によってはさらに多数存
在する。緯糸は提供ロッド11a,b,c,d(この場
合も簡略化のため4つしか図示していない)によってグ
リッパ4に提供されるが、これらの提供ロッド11a,
b,c,dはそれぞれのボビン10a,b,c,dから
各緯糸フィーラ13a,b,c,d通過後の緯糸12
a,b,c,dを受け取る。提供ロッド11の各々には
端アイレットが設けられており、その中をそれぞれの緯
糸12が通っている。これらのロッドは、上方の休止位
置と各緯糸をグリッパ4に受け渡す下方位置との2つの
位置の間を運動できる。図1で、ロッド11a,c,d
はその上方位置にあって各緯糸をグリッパの範囲の外に
維持しているのに対して、ロッド11bは緯糸12bを
グリッパ4へと受け渡す下方位置にあり、グリッパ4は
その推進ホイール8の方に依然として引込んではいる
が、緯糸を把持する位置にほぼ到達しようとしていると
ころである。
【0004】ロッド11(例えば図1及び図2における
ロッド11b)はその下方受渡位置に動いて緯糸をスト
ップバー14にかけ、その結果グリッパ4に次々と提供
される各緯糸がバー14の上縁と杼口の頂点15で画定
される略水平な平面内に位置するようになるが、この杼
口の頂点15の領域に製織中の布のすべての緯糸が収束
する。バー14の水準を適切に調節することで、この平
面はグリッパ4の軌道線9を含むようにすることがで
き、そうするとロッド11によって適切な時間にグリッ
パへと提供される緯糸にグリッパが必ず遭遇するように
なる。
【0005】図2は、線9に沿って開口に向かって進ん
だグリッパによって緯糸が把持された後の状況を概略的
に図示したものである。緯糸の提供位置の下流には、カ
ッティング部材16(図では様式的に鋏として図示し
た)があり、これで移動グリッパと頂点15との間にあ
る緯糸の部分を切断する。開口内に搬送される緯糸がボ
ビン10から解舒される緯糸であり、既に製織された布
と同じ側にある糸は巻き込まないように適切に同期して
切り取られる。図1に示す鋏は開いており、図2に示す
鋏は閉じていて緯糸12が切断されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】グリッパ織機の必要条
件並びに本発明の特徴と長所を説明するため、次に図3
及び図4を参照するが、これらは図1及び図2に斜視図
として示す構成をそれぞれ正面図及び平面図として示し
たものである。図3は、ロッド11a,c,dが各緯糸
a,c,dを持ち上げた状態に維持しているが、ロッド
11bは下降していてその緯糸12bがバー14にかか
っているところを示している。この緯糸はバー14の縁
と頂点15との直線上にある。この構成を図4に平面図
として示す。この図は、その緯糸の順番がきたときにロ
ッドa,b,c,dを下降及び上昇させる複数のアクチ
ュエータ17a,b,c,dからなる提供装置17の作
用によって各ロッドが下降したときに、各ロッド11が
グリッパに各緯糸を受け渡す下方位置A,B,C,Dを
示している。ただし、繰り返すが、緯糸、ボビン、緯糸
フィーラ及びロッドの数は実際にはもっと多く、普通8
つ又はそれ以上である。
【0007】図1〜図4に示す通り、ロッド11は、各
種緯糸がそれぞれの待機位置にあるときになるべく広い
間隔で離隔するように、11aから11dに向かって漸
増する長さと高さで突出している。この点で、提供され
る各緯糸は、緯糸の毛羽立ちやその帯電などの影響によ
って隣接ロッドの緯糸も提供してしまうことがないよう
に、そのロッドの作動によって信頼性をもって下降しな
ければならない。このような配置の結果、複数の緯糸提
供部材を代表する位置A,B,C,Dはグリッパ4の搬
送線9に対して傾斜した線分として示される。
【0008】緯糸の提供は第一の緯糸12aから最後の
緯糸12d(この数は作図の便宜のためのものであり、
実際にはもっと多数ある)にいくにしたがって次第に難
しくなる。図4から明らかな通り、緯糸12aは点A′
でグリッパと遭遇し軌道9と極めて鋭角をなすが、最後
の緯糸12dは点D′でグリッパと遭遇し軌道9となす
角度はかなり大きい。
【0009】この点で、かかるグリッパ4は、狭い角度
でグリッパと遭遇する緯糸だけを把持し、直角もしくは
狭くない角度でグリッパと遭遇する緯糸は把持しないと
いう精密な条件で構築されているのが現状である。この
条件は、杼口が完全には開いておらず完全には上下に開
いていない経糸が一本でもあれば、グリッパ4はその経
糸を把持も引張もせず単にその経路から経糸をシフトし
て経糸が所要位置まで上下いずれかに開くようにすると
いう条件に対応する。このような条件下では、図4の左
側にある緯糸ほど正確に把持される確率が高く、右側に
ある緯糸ほど作業が正確に行われるか不確かさが大にな
る。
【0010】グリッパによるこれらの緯糸の適切な把持
が図の右側に行くほど不確実性になる別の要因として、
把持の際にグリッパがかなり加速された状態にあるとい
う事実がある。ここで問題としているタイプの織機にお
いては、製織サイクルの頻度は現状では毎分600〜7
00回の筬打というオーダーであり、そのためグリッパ
は休止位置から移動し始めて布幅の中央に達し、反対側
のグリッパに緯糸を受け渡すために正確に停止し、次い
で緯糸なしで退避するというすべての動作を合計して十
分の一秒未満の時間内に行わなければならない。このよ
うな状況の下では右側にある緯糸ほど左側の緯糸よりも
はるかに高速でグリッパに捕捉され、そのためより強い
力が加わって把持の正確性が下がる。
【0011】緯糸の提供作業並びにグリッパ織機におけ
るこの製織段階を実施する装置を改良するための技術的
課題は基本的には線分A′−D′を左側にシフトするこ
と並びに長さsを短くすることである。図4においてこ
の長さsは各種緯糸の提供されるグリッパ経路の長さを
表す。もう一つの条件として、上昇した待機位置にある
ときにはロッド11の端部が互いに適度に離れていてそ
の下降中に隣接緯糸を巻込むことがないようにしなけれ
ばならないという条件を満足する一方で、図4における
点15と点A〜D(これらの点はロッド11a〜dによ
る緯糸の受渡のための下降点を表す)を結ぶ直線の束を
含む角度αの幅をできるだけ小さくすることが要求され
る。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は、請求項1に記
載したその顕著な特徴で定義される。すなわち、本発明
は、永久磁石を含んだ固定盤21と回転スライダ30と
からなる電動リニアモータで形成された提供装置を各緯
糸当たり1個ずつ複数個集成してなり、各回転スライダ
30はスライダ30に固着連結したロッド11の回転に
よってそれぞれの緯糸を提供し、各待機緯糸は上昇した
ロッド11の端部によって互いに十分に離隔して保持さ
れるが、緯糸12をグリッパ4に提供するための互いに
非常に近接した下方受渡位置へと移動する、無杼織機に
おける緯糸提供装置に関するものであり、当該緯糸提供
装置は、上記リニアモータは複数の固定フレーム盤21
で構成されており、フレーム盤21にはそれぞれスライ
ダ30が中心26のまわりを回転するように軸ピン取付
けされていて、各スライダは緯糸提供ロッド11を固定
するための手段の設けられた突出エレメント39を有し
ており、上記複数の固定フレーム盤21はそれらの回転
中心26をずらしグリッパ4の軌道に対して斜めの線上
に配置することによって集成されており、中心26のオ
フセット方向を盤の平面内の0°〜90°の角度βに調
整することによって、織布に近い盤ほど漸次高い位置に
ありかつバー14に近づくようにしてあることを特徴と
する。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、図5〜図11に非限定的な
例示として挙げた典型的実施形態及び図12及び図13
に示すその変形を参照して本発明を説明する。本発明の
緯糸提供装置は提供レバー11の作動用に電動リニアモ
ータを利用する。かかるモータの構造の概略を図5及び
図6に示す。これらは周知であって各種の産業及び繊維
業界で広く利用されており、例えばScavinoを出
願人とするイタリア特許第1217872号又はその対
応欧州特許出願第347626号並びにVamatex
を出願人とするイタリア特許第1248715号又はそ
の対応欧州特許出願第461524号に記載されてい
る。後者の欧州特許出願では、緯糸提供装置は複数の提
供ロッドによって作動するが、これら複数の提供ロッド
はガイドシース内を滑動する介在フレキシブルケーブル
を用いて電動リニアモータの往復回転を往復直線運動に
変換することにより並進的に運動する。
【0014】使用したリニアモータは、図5に示す通
り、非磁性材料の盤状固定フレーム21からなってお
り、2つのハウジング22及び22′とその中にそれぞ
れ挿入された2つの板状永久磁石23及び23′を含ん
でいる。これらの永久磁石はそのハウジング中に、可動
子に面した表面(例えば図の表面とすることもできる)
が一方の磁石では正の極性及び他方では負の極性をもつ
ように配置固定されている。固定フレーム盤21には、
そのスライダ(すなわち可動子)に対してスペーサとし
て機能する突出部24、並びに可動子30と連結し中心
26のまわりを回転させるための穴25が設けられてい
る。
【0015】図6に示す通り、可動子30は非導電性材
料(例えば良好な機械的特性をもつポリマー)の平らな
本体31からなり、軽目穴32及び固定フレームの突出
24と同様にスペーサとしても機能する補強リブ33を
もつ。可動子すなわちスライダには、フレーム21との
連結手段(例えば公知のタイプのピンと玉軸受)を取付
けるとともに中心26のまわりを回転させるための穴3
4も設けられている。スライダ30の平らな本体内部に
は平らな巻線35が組込まれていてワイヤ36,37で
DC電源用の切換/変調装置38と接続しており、この
切換/変調装置38により可逆方向の電流で巻線35を
付勢し、スライダの両面に制御可能な逆の極性の磁力を
発生させる。スライダとそのフレームとを連結するピン
から離隔したスライダの頂点には突出エレメント39が
あって、そこには、例えば突出エレメントに設けたスロ
ット40の中に緯糸提供ロッド11を挿入してその2つ
の部分の間にロッド11をボルト41とナット42で圧
締めすることなどにより、緯糸提供ロッド11を調節固
定するためのシステムが設けられている。スライダはそ
の巻線を付勢することによって駆動され、その振幅は電
気的に制御される。
【0016】固定盤とそれに連結したスライダからなる
リニアモータの作動は非常に簡単であり、例えば上記で
引用したイタリア特許第1217872号などの公知文
献に詳細に記載されている。位置変化は、磁力を誘導す
べく巻線35に直流を流すことによって求めることがで
き、巻線に流す電流の方向に応じてスライダは磁力によ
り磁石23,23′の一方に引きつけられ、他方から反
撥する。その位置を保つには、同じ方向に弱い電流を流
し続けるだけでよい。
【0017】図7に組み立てたリニアモータを示す。ロ
ッド11はスロット40内に圧締めされるが、それによ
り、図5、図6及び図7に示したような提供用リニアモ
ータを複数組み合わせることで形成される本発明の提供
装置におけるそのロッドの載置順位に応じて、エレメン
ト39からのロッドの突き出しの程度が調整される。提
供装置を形成するためこれらの部品を組み合わせる方法
は本発明の顕著な特徴の一つをなすものであり、当該方
法は、該装置の複数のリニアモータが並進運動するよう
に互いに軸をずらした中心26a,b,c,dのまわり
をそれぞれのスライダが回転するように、リニアモータ
を互いにずらして取り付けることからなる。
【0018】図8にフレーム盤21a,b,c…を正面
図としてそれぞれの可動スライダ30a,b,c…は省
略して図示したが、この図に示す通り、2又はそれ以上
の通り穴50,51,52が設けられており、これらの
穴は同じサイズの複数の穴で構成されていて、以降の説
明で例示として挙げる2つの穴を同時に用いて複数のフ
レーム盤21を様々な所定の方向にずらして集成するこ
とができるようにするグリッドを形成する。このグリッ
ドはフレーム盤の組立の際に盤のオフセット位置決めを
可能にし、本発明では、このオフセット位置決めは中心
26のオフセット方向を盤方向に0°〜90°の角度β
に設定することで達成される。装置を取り付けたとき、
このオフセットは提供装置内でのそれぞれの作動位置に
おいて水平面に対しての同一角度の傾きに対応する。
【0019】一般に、休止時に緯糸を十分に離隔して保
つという条件も満足するために、織布に近い盤ほど漸次
高い位置にありかつバー14に近くしなければならな
い。複数のグリッド穴により、製織条件に応じて様々な
対のグリッド穴を用いることで複数の様々な方向に盤を
オフセットするのが容易になる。例えば、盤21aを盤
21bから方向53(位置決め穴1及び2の略65°に
対応)に1ピッチずらすには、盤21aの3つの穴50
1,511,521 を盤21bの3つの穴502,512
522 に重ね合わせ、これら3列の穴には、穴50,5
1,52の中にぴったりと嵌合して貫入する両端の円筒
形端部と異なるフレーム盤の間のスペーサとして機能す
る中間拡大部とからなるスペーサピン55が挿入されて
おり、このようにしてこれらの盤は平行に、ただし方向
53に1ピッチずつずらして取り付けられる。ピン55
の中間スペーサ部はしたがって、少なくとも互いに向き
合った盤の対については、同じ長さである。図9は盤2
1のスタックの左側からの側面図を示したものである
(この場合も図の簡略化のため4つしか示していない
が、もっと多数存在していてもよい)。
【0020】このようにして積み重ねた盤21a〜d
は、例えば穴を設けた両端の2枚の平らな端板56,5
7などの公知の手段で固定され、外側の位置にある盤2
1の穴も通るナットとボルトの連結58で圧締めされ
る。連結58と位置決めピン55は共に、各々のロッド
11を提供するスライダ30の移動を妨害しないように
周辺部に位置する。積み重ねる最後の盤にはそのスライ
ダ30dの回転運動を邪魔しないようにスペーサピン5
9が配設される。
【0021】各々の盤21とそれに軸ピン取付けされた
スライダ30で形成されるリニアモータの回転の中心2
6a,b,c,dはそれら自身の厚さだけずれていると
ともに集成方向53に位置しており、グリッパ軌道に対
して斜めの線上にある。図10に緯糸提供装置全体のア
センブリを示す。休止位置にあるときの緯糸間の所要の
間隔を得るため、本発明の好ましい実施形態では、各ロ
ッドはすべて同じに作られるが、ただし、提供装置内で
の各ロッドの載置順位に応じてエレメント39からのロ
ッドの突き出しの程度を調整することにより、11aか
ら11dに向かって突き出し長さが漸増するようにして
それぞれの支持体39に取り付けられる。この場合も図
の簡略化のためロッドは4つしか示していないが、実際
にはもっと多数存在する。
【0022】ロッド11dがその緯糸受渡位置で示して
ある。その回転の中心を26dにずらしたことで、この
ロッドは、ロッドの回転中心がすべてバー14に対して
平行に整列するという従来技術の通常の軌跡を表す一点
破線に比べ、はるかにバー14に近い位置に届くことが
分かるであろう。他のロッドについても、それらは回転
中心26を上記の通り斜め方向にずらして集成されてい
るので、同じことがいえる。
【0023】図11は、図10に示す提供装置を用いて
受渡点を変位させることで達成される利点を示してい
る。各ロッド11a〜dによる緯糸の受渡点は、図4に
示した従来技術の点A−B−C−Dから、点A−B1
1−D1 へと移る(盤21aは並進移動していないこ
とに留意されたい)。同じ待機位置からスタートする
と、該待機位置において異なる緯糸は適当に離隔した状
態に保持されており、緯糸12a〜dが提供される受渡
区間s1 は図4の区間sよりもかなり短い。図11にお
いて点15と点A−B1−C1−D1(これらの点はロッ
ド11a〜dによる緯糸の下降受渡点を表す)を結ぶ直
線の束を含む角度α1 は図4に示す公知技術の角度αよ
りも実質的に狭い。
【0024】本発明は、緯糸待機位置をある程度ずらし
た状態からスタートすれば緯糸提供位置の範囲を縮める
という効果だけでなく、グリッパに対する緯糸の提供位
置の範囲が同じであれば休止位置にある緯糸間の間隔は
広くなるという効果も提供できることに留意されたい。
図12及び図13に示す緯糸提供装置は本発明の別の実
施形態に関するものである。
【0025】この実施形態によれば、異なるフレーム盤
21の間のスペーサとして機能する円筒形中間部の長さ
の異なるピン70,71を、回転中心26に近い部分に
は短いスペーサを、回転中心から離れた部分には長いス
ペーサを用いることによって、盤21とスライダ30で
形成されるリニアモータはもはや互いに平行ではなく、
次々とV字形を形成し、リニアモータの全体的配置は半
開きの本の形態にある。隣り合う盤と盤との角度の幅は
好ましくは0°〜10°の範囲内にあり、両端盤の間の
全体の角度は、実際に取り付ける盤の数を考慮しなが
ら、0°〜90°の範囲内とされる。
【0026】このように盤は選択した連結穴50,5
1,52の方向に常に1ピッチずつずらすことでオフセ
ットに取り付けられるが、もはや平行ではない。これら
は、ピン70,71のスペーサエレメントの長さが異な
ることにより、互いに傾斜している。図12は盤21の
スタックの左側からの側面図を示したものである(この
場合も図の簡略化のため4つしか示していないが、もっ
と多数存在していてもよい)。
【0027】このような本に似たタイプの盤アセンブリ
は、ずれてはいるが平行な盤からなるリニアモータアセ
ンブリに関して図9に示したのと同様に、2枚の端板7
2及びタイロッド73によって所定の位置に維持され
る。或いは別法として、このアセンブリでは、図の簡略
化のため図示してはいないが、端板を互いに連結するた
めにCブラケットを用いてもよい。
【0028】緯糸提供装置の全体的アセンブリを示す図
10を参照し、図12のように取り付けられる盤の開き
角度を考慮すると、複数のロッド11が緯糸提供位置へ
と回転するときの軌跡のなす平面は下にいくほど互いに
接近する。図10にその緯糸受渡位置で示したロッド1
1dは、この実施形態では、回転中心26を斜め方向に
ずらして取り付けたことでバー14に近づくことに加え
て、図13に示すように緯糸の提供位置A2−B2−C2
−D2が互いに近づくという追加の効果によって、さら
に好ましい位置に達する。
【0029】緯糸12a〜dについての受渡区間s2
さらに短くなり、点15と点A2−B2−C2−D2(これ
らの点はロッド11a〜dによる緯糸の下降受渡点を表
す)を結ぶ直線の束を含む角度α2 はさらに一段と狭く
なる。本発明のさらに別の実施形態では、同じ部品を用
いて取り付け方を変えることで互いに絡まりやすいよう
な緯糸にも適合させるべく、待機位置にあるときの間隔
がもっと離れている緯糸提供装置を与えるように、フレ
ーム盤21は異なる突き出し距離のロッドを用いて、異
なるピッチ及び異なる角度で集成することもできる。
【0030】公知技術の緯糸提供装置と比べると、本発
明の装置は性能及びその構成の両面で相当な利点を提供
する。これに関して、本発明の装置は固着連結で構築さ
れており、緯糸の提供に関してはリニアモータと緯糸ガ
イドロッドの間に介在する可撓性部材は用いていない。
かかる介在は、速度、加速、減速、時間制御及び角度位
置制御などの、リニアモータによって提供される性能に
比べ、全体的性能の低下を招きかねない。このような構
成では、各提供サイクルにおいて、必要なときだけ作動
する緯糸ガイドと比べると、可撓性部材が変形してガイ
ドシース内でかなりの摩擦を生じる。この状況は、装置
に要求される性能の点で重大な意味をもつ。毎分600
〜700回の筬打という頻度で高い提供速度で、しかも
隣の緯糸を巻き込まないように正確な軌跡で作動する必
要がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 無杼織機の緯糸提供機構の概略を示す斜視図
【図2】 無杼織機の緯糸提供機構の概略を示す斜視図
【図3】 無杼織機の緯糸提供機構の概略を示す正面図
【図4】 無杼織機の緯糸提供機構の概略を示す平面図
【図5】 リニアモータのフレーム盤の概略図
【図6】 リニアモータの可動スライダの概略図
【図7】 フレーム盤と可動スライダを組み立てたリニ
アモータの概略図
【図8】 本発明によるフレーム盤の組立の概略を示す
正面図
【図9】 第一実施形態によるフレーム盤の組立の概略
を示す側面図
【図10】 緯糸提供装置全体のアセンブリを示す概略
【図11】 第一実施形態の利点を示す概略図
【図12】 第二実施形態によるフレーム盤の組立の概
略を示す側面図
【図13】 第二実施形態の利点を示す概略図
【符号の説明】
1 織布 4 グリッパ 9 グリッパの往復直線運動の軌道9 11 ロッド 10 ボビン 12 緯糸 13 緯糸フィーラ 14 ストップバー 21 フレーム盤 22,22′ 永久磁石用ハウジング 23,23′ 永久磁石 26 回転中心 30 可動スライダ 31 スライダ本体 32 軽目穴 33 補強リブ 35 巻線 38 DC電源用の切換/変調装置 39 突出エレメント
フロントページの続き (72)発明者 ジュリオ・ボルトリ イタリア、36015、スキオ、ヴィア・ジ ー・アー、グラツィアーニ、3番

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 永久磁石を含んだ固定盤(21)と回転
    スライダ(30)とからなる電動リニアモータで形成さ
    れた提供装置を各緯糸当たり1個ずつ複数個集成してな
    り、各回転スライダ(30)はスライダ(30)に固着
    連結したロッド(11)の回転によってそれぞれの緯糸
    を提供し、各待機緯糸は上昇したロッド(11)の端部
    によって互いに十分に離隔して保持されるが、緯糸(1
    2)をグリッパ(4)に提供するための互いに非常に近
    接した下方受渡位置へと移動する、無杼織機における緯
    糸提供装置であって、上記リニアモータは複数の固定さ
    れたフレーム盤(21)で構成されており、フレーム盤
    (21)にはそれぞれスライダ(30)が中心(26)
    のまわりを回転するように軸ピン取付けされていて、各
    スライダは緯糸提供ロッド(11)を固定するための手
    段の設けられた突出エレメント(39)を有しており、
    上記複数の固定フレーム盤(21)はそれらの回転中心
    (26)をずらしグリッパ(4)の軌道に対して斜めの
    線上に配置することによって集成されており、中心(2
    6)のオフセット方向を盤の平面内の0°〜90°の角
    度βに調整することによって、織布に近い盤ほど漸次高
    い位置にありかつバー(14)に近づくようにしてある
    ことを特徴とする、無杼織機における緯糸提供装置。
  2. 【請求項2】 スライダ(30)が、緯糸提供ロッド
    (11)の調節固定手段の備わった突出エレメント(3
    9)を含んでなり、それにより、当該提供装置内でのロ
    ッドの載置順位に応じてエレメント(39)からの該ロ
    ッドの突き出しの程度が調整できることを特徴とする、
    請求項1記載の無杼織機における緯糸提供装置。
  3. 【請求項3】 フレーム盤(21)に盤集成用の複数の
    通り穴(50,51,52)が設けられていて、穴(5
    0,51,52)の中にぴったりと嵌合して貫入する両
    端の円筒形末端部とフレーム盤(21)の間のスペーサ
    として機能する拡大中間部とからなる組立ピンを用いる
    ことで、盤が所定の方向にずらして集成されることを特
    徴とする、請求項1記載の無杼織機における緯糸提供装
    置。
  4. 【請求項4】 フレーム盤(21)が互いに平行にずら
    して集成されていて、スペーサピン(55)が少なくと
    も互いに向き合った盤の対については同じ長さの中間ス
    ペーサ部を有することを特徴とする、請求項3記載の無
    杼織機における緯糸提供装置。
  5. 【請求項5】 フレーム盤(21)が次々とV字形を形
    成するように集成され、リニアモータが全体として半開
    きの本の形態にあることを特徴とする、請求項1及び/
    又は請求項2記載の無杼織機における緯糸提供装置。
  6. 【請求項6】 集成が、中間スペーサ部の長さの異なる
    ピン(70,71)を、回転中心(26)に近い部分に
    は短いスペーサを、回転中心から離れた部分には長いス
    ペーサを用いることによって行われることを特徴とす
    る、請求項3及び請求項5記載の無杼織機における緯糸
    提供装置。
  7. 【請求項7】 フレーム盤(21)が、隣り合う盤と盤
    との角度幅を0°〜10°の範囲とし、かつ両端盤間の
    全体角度を0°〜90°の範囲として、集成されている
    ことを特徴とする、請求項5記載の無杼織機における緯
    糸提供装置。
JP10212602A 1997-07-30 1998-07-28 無杼織機における緯糸提供用セレクタ装置 Pending JPH11107116A (ja)

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