JPH11106912A - 高密度プラズマのための、電力を付与されたシールド源 - Google Patents

高密度プラズマのための、電力を付与されたシールド源

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JPH11106912A
JPH11106912A JP10170494A JP17049498A JPH11106912A JP H11106912 A JPH11106912 A JP H11106912A JP 10170494 A JP10170494 A JP 10170494A JP 17049498 A JP17049498 A JP 17049498A JP H11106912 A JPH11106912 A JP H11106912A
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shield
groove
plasma
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Liubo Hong
ホン リューボ
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 チャンバの寸法の増大、或いは電流の損失等
の制限を回避して、材料をワークピースに堆積し、また
はワークピースをエッチングする改善された方法と装置
を提供すること。 【解決手段】 ワークピースに材料をスパッタリングす
る装置において、コイル巻線によって放射されるエネル
ギによって発生するプラズマを閉じ込めるために、コイ
ル巻線の溝に配置された絶縁性巻線間シールドを提供す
る。本絶縁性シールドは巻線間の溝を通じてのラズマの
漏出を防止することによって、スパッタリング処理の効
率を改善することができる。さらに、本シールドは溝を
通じたスパッタリング材料の通過を阻止し、真空チャン
バの汚染を防止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の分野】本発明はプラズマ発生器に関し、より詳
細には、半導体デバイスの製造中に、スパッタリング材
料と、プラズマ発生器によって発生されたプラズマを閉
じ込める方法と装置に関する。
【0002】
【発明の背景】低密度プラズマは、表面処理、堆積及び
エッチング処理を含む多様な半導体デバイス製造処理で
利用されるエネルギを付与された(eneregrtic)イオン
及び活性原子の便利な発生源となっている。例えば、ス
パッタリング堆積プロセスを使用して材料を半導体ウェ
ハに堆積するために、負のバイアスされたスパッタリン
グターゲット材料の近くでプラズマが発生される。ター
ゲットの近くで発生したイオンがターゲットの表面に衝
突し、ターゲットから材料を追い出す、すなわち「スパ
ッタリング」する。その後スパッタリング材料は半導体
ウェハの表面に運ばれて堆積される。
【0003】スパッタリング材料は、基板の表面に対し
て斜めの角度で、ターゲットから堆積される基板に直線
経路を通じて移動する傾向がある。その結果、幅に対す
る深さの高い縦横比を有する溝またはホールを有する半
導体デバイスのエッチングされた溝及びホールに堆積さ
れた材料がトレンチやホールにかぶさり、堆積層に望ま
しくない空隙を生じることがある。こうした空隙を防止
するために、スパッタリング材料がプラズマによって十
分にイオン化されている場合、基板を負に帯電させて基
板に近接した垂直方向の電界を配置することによって、
スパッタリング材料をターゲットと基板の間の実質上垂
直の経路に向け直すことができる。しかし、低密度プラ
ズマでスパッタリングされた材料は1%未満の電離度を
有することが多く、普通過度の数の空隙の形成を避ける
には不十分である。従って、堆積層の望ましくない空隙
の形成を減少させるためには、プラズマの密度を増大
し、スパッタリング材料のイオン化率を向上させること
が望ましい。本明細書で使用するように、「高密度プラ
ズマ」という用語は高い電子密度及びイオン密度を有す
るプラズマを示すことを意図している。
【0004】容量結合、誘導結合及びRF加熱を含むR
F場によってプラズマを励起する多数の周知の技術が存
在する。標準誘導結合プラズマ(ICP)発生器では、
プラズマを取り囲むコイルを通じて流れるRF電流が、
プラズマ中に電磁流を誘発する。この電磁流はオーム加
熱によって導電性プラズマを加熱するので、プラズマは
安定した状態にある。例えば、米国特許第4,362,
632号に示すように、コイルを通る電流は、コイルが
変圧器の1次巻線として機能するように、インピーダン
ス整合ネットワークによってコイルに結合されたRF発
生器によって供給される。プラズマは変圧器の1回巻き
2次巻線として機能する。
【0005】物理気相堆積チャンバのような多数の堆積
チャンバでは、チャンバ壁はステンレス鋼のような導電
性の金属によって形成されていることが多い。チャンバ
壁の導電率のために、アンテナコイルまたは電極をチャ
ンバ自体の中に配置する必要があることが多いが、これ
は導電性チャンバ内壁がアンテナから放射される電磁エ
ネルギを妨害または実質上減衰させるからである。その
結果、コイルとその支持構造は堆積磁束と高エネルギプ
ラズマ粒子に直接さらされる。これはウェハ上に堆積さ
れる膜の汚染の発生源となりうるので好適ではない。コ
イルを保護するために、セラミックのような非導電性材
料製のシールドをコイルの前に配置することがある。し
かし、堆積プロセスには製造される電子デバイスにアル
ミニウムのような導電性材料の堆積が含まれることが多
い。導電性材料はセラミックシールドを覆うので、シー
ルドはすぐに導電性になり、再びプラズマへの電磁放射
の浸透を実質上減衰させる。
【0006】望ましくない粒子状物質の発生は、本出願
の譲受人に譲受され、本明細書にその内容が援用されて
いる、Sergio Edelstein及びMani
Subramaniによる「スパッタリング用プラズ
マを発生する能動形シールド」と題された、1996年
10月8日出願(Attorney Document No.1207/PVD/DV)
の同時係属出願第08/730,722号明細書で開示
されているように、導電性金属シールドをコイルとして
使用することによっても低減される。導電性コイルシー
ルドがRF発生源に結合され、そのコイルシールド自体
が電磁エネルギをプラズマに電磁的に結合する。こうし
た装置はRF電力の減衰を避け、且つ同時にコイルシー
ルドからの汚染粒子の発生を低減すると考えられる。
【0007】しかし、上記の出願で説明されたコイルシ
ールドの設計は、コイルシールドの壁に、コイルシール
ドの壁の一部を1以上の独立した巻線に分離する1つか
それ以上の溝を有している。しかし、スパッタリング材
料はこのコイルシールドの溝を通過できる。こうしたス
パッタリング材料による装置の真空チャンバの汚染を防
止するために、コイルシールドの溝の背後に間隔を置い
て設置される別の導電性金属シールド壁を提供すること
が提案された。しかし、こうした追加シールド壁はチャ
ンバの寸法を増大させる。空間が貴重であるクリーンル
ーム環境では、チャンバはできる限り小型であるべきで
ある。さらに、第2導電性金属シールド壁は、シールド
壁内の渦電流のため、電力の損失を発生することがあ
る。
【0008】
【好適な実施態様の概要】実用上の目的のために、上記
の制限を回避して、材料をワークピースに堆積し、また
はワークピースをエッチングする改善された方法と装置
を提供することが本発明の目的である。
【0009】これらと他の目的及び利点は、本発明の一
態様によれば、コイル巻線、コイル巻線間の溝及び、コ
イル巻線によって放射されたエネルギによって発生する
プラズマを閉じ込める溝に配置された絶縁性巻線間シー
ルドを有するイオン化装置によって達成される。この絶
縁性シールドは巻線間の溝を通じてプラズマが漏出する
ことを防止し、それによってイオン化プロセスの効率を
改善する。さらに、このシールドはスパッタリングされ
た材料、または他の堆積材料が溝を通過することを阻止
し、真空チャンバの汚染を防止する。
【0010】例示されている実施形態では、絶縁性巻線
間シールドは、溝の前面または背面、またはチャンバ自
体の中に配置された、コイル巻線に直接取り付けられた
絶縁性部材を備えている。こうした配置で絶縁シールド
部材の寸法を実質上低減することができる。
【0011】本発明の別の特徴では、絶縁性シールド
は、導電性堆積材料が絶縁性部材に堆積することによっ
て1つの隣接するコイル巻線から別の隣接するコイル巻
線に完全な電気的通路が形成されることを防止するよう
に構成される。例示される実施形態では、絶縁性シール
ドは、導電性金属が巻線間の絶縁性シールドに堆積する
ことによる巻線間の短絡を防止する開口部を有してい
る。
【0012】
【実施形態の詳細な説明】まず図1及び図2を参照する
と、プラズマスパッタリング堆積システムは、真空チャ
ンバ102(図2で概略図を示す)に受け入れられるほ
ぼ円筒形のプラズマチャンバ100を備えている。プラ
ズマチャンバ100は、複数回巻き(multi-turn)コイ
ルを形成して真空チャンバ102によって内部に絶縁さ
れて保持される内部シールド104を有する。以下より
詳細に説明されるように、本発明の1つの態様によれ
ば、コイルシールド104は、プラズマとスパッタリン
グ材料をコイルシールド104とシールド200の中に
閉じ込める絶縁性巻線間シールド200を有する。
【0013】イオン束はチャンバ102の上部に位置す
る負にバイアスをかけられたターゲット110に衝突す
る。ターゲット110は直流電源111によって負のバ
イアスがかけられている。イオンは材料をターゲット1
10から、堆積システム100の底部のペデスタル11
4によって支持されるウェハまたは他のワークピースで
ある基板112に向けて放出する。ターゲット110の
上に設けられた回転マグネトロン磁石組立体116がタ
ーゲット110の表面にわたる磁界を発生し、ターゲッ
トの均一な浸食を促進する。
【0014】高周波(RF)発生器108からのRFエ
ネルギがコイルシールド104から堆積システム100
の内部に放射され、堆積システム100内のプラズマを
励起する。するとターゲット110から放出された材料
の原子が、順次、導電的にプラズマに結合されたコイル
シールド104によって励起されたプラズマによってイ
オン化される。RF発生器108は好適には増幅器とイ
ンピーダンス整合ネットワーク118を通じてコイルシ
ールド104に結合されている。コイルシールド104
のもう一端は、好適には、可変コンデンサであろうコン
デンサ120を通じて接地に接続されている。イオン化
堆積材料は基板112に引きつけられ、基板上に堆積層
を形成する。ペデスタル114は、基板112に外部か
らバイアスをかけるように、交流(または直流またはR
F)電源121によって負のバイアスをかけられてい
る。本出願と同じ譲受人に譲受され、本明細書に全体と
して援用されている、Ken Ngan、Simon
Hui及びGongda Yaoによる「全面高密度プ
ラズマ堆積を提供する方法」とう名称の、1996年7
月9日出願(Attorney Document No.1402/PVD/DV)の係
属出願第08/677,588号明細書により詳細に示
されているように、基板112の外部バイアスは任意に
除去されることができる。
【0015】本出願と同じ譲受人に譲受され、本明細書
に全体として援用されている、Sergio Edel
stein及びMani Subramaniによる
「スパッタリング用プラズマを発生するアクティブシー
ルド」と題された、1996年10月8日出願(Attorn
ey Document No.1207/PVD/DV)の同時係属出願第08/
730,722号明細書に詳細に説明されているよう
に、コイルシールド104は、コイルシールド104が
複数回巻きコイルとして機能することを可能にする螺旋
形状の設計を有する。その結果、RFエネルギをプラズ
マに結合するために必要な電流の量は、1回巻きコイル
が必要とする量と比較して低減される。チャンバの構成
部品への要求を伴う電流を低減することによって、設計
は単純化され、費用が低減される。
【0016】コイルシールド104が複数回巻きコイル
として機能できるようにするため、シールド104の壁
を貫通して切られた(好適には幅約3〜12mm(約1
/8〜1/2インチ)の)細い溝122が螺旋形状に形
成されるので、結果として生じたコイルシールド104
は螺旋状に巻かれた導電性材料の連続細長片を備えるこ
とになる。コイルシールド104の各ターンすなわち巻
線123は、連続溝122により提供されるギャップ1
25(図3)によって、隣接したターンと隔離されてい
る。コイルシールド104の全体的な形状は一般に円筒
形であるが、用途によって他の形状も使用されることが
ある。また、コイルシールドが、互いに固定または接合
された個別の部片から組み立てられることもある。
【0017】本発明は1つの態様によれば、コイル巻線
間シールド200(図1及び図3)がコイルシールド1
04の溝122に取り付けられた、プラズマをコイルシ
ールド104の内部に閉じ込める。コイル巻線間シール
ド200は、コイルの巻線を形成するために提供される
溝122を通じてプラズマイオンが漏出することを防止
する。プラズマをコイルシールド104の中に閉じ込め
ることによって、ターゲット110と基板の間のイオン
化領域のプラズマの密度は比較的高いレベルに維持さ
れ、ターゲット110からのスパッタリング材料のイオ
ン化率が改善される。さらに、以下により詳細に説明す
るように、コイル巻線間シールド200によってスパッ
タリング材料が溝122を通過することが阻止される。
この態様で、コイルシールド104と真空チャンバ10
2の内壁の間を個別にシールドする必要なしに、真空チ
ャンバ102の内面は堆積材料から保護される。さら
に、以下より詳細に説明するように、コイル巻線間シー
ルド200はラビリンス式構造を有しており、コイル巻
線間シールド200に堆積した材料によって1つの巻線
を他の巻線と短絡しうる導電性経路が形成されることが
防止されている。
【0018】例示の実施形態はスパッタリング堆積装置
と関連して説明するが、本発明は他の多様なイオン化装
置で使用可能なことが認識される。例えば、本発明は化
学堆積のような他の堆積源を有する半導体製造処理や、
エッチングのような他のイオン化処理に適用可能であ
る。
【0019】図4は、本発明の第1実施形態によるコイ
ル巻線間シールド200とコイル巻線123a及び12
3bの断面図を示したものである。本実施形態のコイル
巻線間シールド200は単一の絶縁性部材201を備え
ている。プラズマをイオン化領域400の中に閉じ込
め、堆積材料の通過を阻止するために、絶縁性部材20
1は、長手方向本体202を有しており、その本体は隣
接したコイル巻線123a及び123bの背面に取り付
けられて、本体202の垂直幅が隣接巻線間の溝122
にまたがるようなっている。絶縁性部材201の本体2
02の上部204aは上部コイル巻線123aの後面2
03aに密閉して取り付けられており、本体202の下
部204bは下部コイル巻線123bの後面203bに
密閉して取り付けられている。本体202はコイルシー
ルド104の背後の領域205への堆積材料またはプラ
ズマイオンの通過を完全に阻止する。本体202は、好
適には、耐熱性である、中実の電気的絶縁性材料から製
造される。適切な材料の1つはセラミックである。マコ
ール(macor)等の他の種類の材料も同様に使用され
る。シールド200は、ねじ留め金具を含む何らかの適
当な留め金具によってコイルシールド巻線に固定されて
いる。隣接巻線間のギャップをつなぐこと以外に、シー
ルド200は、図3に示すように、コイルシールドとペ
デスタルクランプ154の間のギャップなどをつなぐた
めにも利用される。
【0020】上記で論じたように、堆積される材料はア
ルミニウム、銅、チタン等の導電性金属であることが多
い。本発明の別の態様によれば、イオン化領域400に
面する本体202の表面204は、それぞれ実質上垂直
の内部上部及び下部ラビリンス式通路210a及び21
0bを形成する空隙208への開口部206を有する。
開口部206と通路210a及び210bは、部材20
1への導電性堆積材料の堆積による完全な導電性経路の
形成を防止するかまたはそれに抵抗する。絶縁性部材2
01にわたる完全な導電性経路はコイル巻線123a及
び123bを互いに短絡し、イオン化処理の効率を低下
させる。
【0021】絶縁性部材201の開口部206は、好ま
しくは空隙208の垂直幅より小さい垂直幅を有するの
で、空隙通路210a及び210bのそれぞれ最上部2
12a及び最下部212bは開口部206の見通し線の
範囲外にある。その結果、開口部206の垂直幅が小さ
いために、特に空隙208の上部及び下部に向かって直
線経路を移動するスパッタリング材料粒子の、空隙20
8への入射角度は大いに減ぜられる。スパッタリング材
料粒子の大部分は(他の粒子またはイオンと衝突する前
は)直線経路を移動するので、空隙通路210a及び2
10bのそれぞれ最上部及び最下部212a及び212
bに到達する堆積材料はあったとしても非常に少ない。
堆積材料は一般に上向き方向よりは下向き方向に移動す
る傾向があるため、これは上部通路部分212aについ
て特にそうである。すなわち、スパッタリング材料は開
口部206を通過することはあるが、空隙208への入
射角が減ぜられることによって、特に空隙208の上部
及び下部212a及び212bの中ではスパッタリング
材料の堆積は大きく制限される。スパッタリング材料粒
子が空隙208の上部及び下部に堆積する可能性が大き
く減少するので、スパッタリング材料の完全な導電性経
路の形成はかなり阻止され、コイル巻線123a及び1
23bの短絡は回避されるか、少なくとも多くの堆積回
数の間かなり遅延される。
【0022】用途によっては、まずシールド200を設
置した後、材料を第1ウェハに堆積する前に、堆積材料
の被覆をシールド200とコイルシールドの前面にスパ
ッタリング堆積することが望ましい場合がある。こうし
たプリコーティングは、次に堆積される被覆の堆積性を
改善し、粒子の発生を減少させることができる。
【0023】図5は、本発明の第2実施形態によるコイ
ル巻線間シールド200aの断面図を示す。コイル巻線
間シールド200aは、図4のコイル巻線間シールド2
00のように巻線123a及び123bの背面に配置さ
れる代わりに、巻線123a及び123bの間の溝の中
に密閉して配置されている点以外は、図4のコイル巻線
間シールド200と同様である。コイル巻線間シールド
200aが溝122の中に配置されているので、コイル
巻線間シールド200aはより大きな構造的支持をコイ
ル巻線123a及び123bに提供することができる。
【0024】また、この第2実施形態では、コイル巻線
間シールド200aは、互いに組み合わされて、プラズ
マをコイルシールド104の中に閉じ込め、プラズマイ
オン及びスパッタリング材料が溝122を通じて漏出す
ることを防止する2つの絶縁性部材220及び225を
備えている。比較すると、コイル巻線間シールド200
は図4に示すように、1つの単体絶縁性部材だけを有し
ている。1つの絶縁性部材の代わりに2つの組み合わせ
絶縁性部材を使用することはある利点を提供する。例え
ば、互いに組み合わされる絶縁性部材の2つの独立して
いるが、比較的単純な部片を製造する方が、1つの比較
的複雑な絶縁性部材を製造するより容易であり故に安価
であることが多い。絶縁性部材が、セラミックのような
機械加工や鋳造の困難な材料から製造される場合には特
にそうである。図5に示すように、絶縁性部材220は
一般に比較的単純な「L」形断面形状を有し、絶縁性部
材225は一般に、比較的単純で一般に矩形の断面形状
を有する。しかし、以下説明するように、これら2つの
比較的単純な部片220及び225はねじ留め金具のよ
うな適当な留め金具によって互いに組み合わされ、より
複雑な開口部、空隙及びラビリンス式構造を形成してい
る。
【0025】絶縁性部材220は上部216と前部フラ
ンジ部分215を有する。上部216は、巻線123a
の下部表面に密閉して取り付けられ、絶縁性部材225
の上面228に密閉して重ねられている。フランジ部分
215の前面211aはイオン化領域400に面し、フ
ランジ部分215の端部はコイル巻線123bの上面か
ら離間して開口部213を形成している。フランジ部分
215の背面211bは絶縁性部材225の前面212
から離間して、絶縁性部材220及び225の間に、開
口部213と流通する垂直通路219を形成している。
【0026】絶縁性部材225の底面は巻線123bの
上面に密閉して取り付けられている。絶縁性部材225
の上面には刻み目が入れられ、絶縁性部材220の上部
216の底面223から離間したくぼみ表面214が形
成されて、2つの絶縁性部材220及び225の間に水
平通路227を形成されている。水平通路227は垂直
通路219とつながって、2つの絶縁性部材220及び
225の間にラビリンス式通路を形成し、絶縁性部材2
20及び225への導電性スパッタリング材料の堆積に
よる完全な導電性経路の形成が防止される。スパッタリ
ング材料の導電性経路の形成を防止する際、1.5mm
以下の幅の開口部213が良好に動作すると考えられ
る。
【0027】図6は、本発明の第3実施形態によるコイ
ル巻線間シールド200bの断面図を示す。コイル巻線
間シールド200bは、溝122の中に配置されて2つ
の絶縁性部材230及び245を備えている点で、図5
のコイル巻線間シールド200aと同様である。しか
し、コイル巻線間シールド200bは、コイル巻線間シ
ールド200aの絶縁性部材220及び225と異なっ
た形状の絶縁性部材230及び245を有し、コイル巻
線間シールド200bの絶縁性部材230及び245は
組み合わされて、コイル巻線間シールド200aの絶縁
性部材220及び225によって形成されるものとは若
干異なった開口部、空隙及びラビリンス式構造を形成し
ている。
【0028】図6に示すように、絶縁性部材230は、
図5の絶縁性部材220のように、一般に比較的単純な
「L」形断面形状を有する。絶縁性部材230は、上部
236と前部フランジ部分235を有する。上部236
は巻線123aの底面に密閉して取り付けられ、絶縁性
部材245の上面248に密閉して重ねられている。フ
ランジ部分235の前面231aはイオン化領域400
に面し、フランジ部分235の端部はコイル巻線123
bの上面と離間して開口部233を形成している。フラ
ンジ部分235の背面231bは絶縁性部材245の前
面と離間して絶縁性部材230及び245の間の垂直通
路232を形成している。開口部233は垂直通路23
2に至る。
【0029】絶縁性部材245の底面は巻線123bの
上面に密閉して取り付けられている。絶縁性部材245
は一般に矩形の部分246を有し、表面249はコイル
シールド200bの背後の領域205に面し、表面24
1は絶縁性部材230の表面231bに面している。絶
縁性部材245はまた、表面241の下端部に取り付け
られた「L」形断面形状フランジ部分247を有する。
フランジ部分247は、イオン化領域400に面する前
面239と、矩形部分246の表面241に面する背面
242を有している。フランジ部分247の上面240
は絶縁性部材230の上部236の底面243と離間し
て、垂直通路232に結合される水平通路237を形成
している。フランジ部分247の背面242は矩形部分
246の表面241と離間して、水平通路237に結合
される垂直通路250を形成している。垂直通路232
の上部、水平通路237及び垂直通路250の上部は、
表面231b、243、241及び240に接する一般
に矩形の空隙を形成している。通路232、237及び
250はすべて互いに接続されて2つの絶縁性部材23
0及び245の間のラビリンス式通路を形成し、絶縁性
部材230及び245への導電性スパッタリング材料の
堆積による完全な導電性経路の形成を防止している。
【0030】図7は、本発明の第4実施形態によるコイ
ル巻線間シールド200cの断面図を示す。コイル巻線
間シールド200cは、コイル巻線123c及び123
dの一部が、絶縁性部材280に加えてコイル巻線間シ
ールド200cの一部分として使用される点で、これま
でのコイル巻線間シールド200、200a及び200
bと異なっている。換言すれば、コイル巻線間シールド
200cはコイル巻線123c及び123dの一部分と
絶縁性部材280を備え、それらは互いに組み合わされ
てコイル巻線間シールド200cを構成し、プラズマを
閉じ込め、プラズマイオンとスパッタリング材料が溝1
22を通じて漏出することを防止する。コイル巻線12
3c及び123dをコイル巻線間シールド200cの一
部分として使用することは、図4〜図6の前のコイル巻
線間シールド200、200a及び200bに対してあ
る利点を提供する。例えば、コイル巻線の一部を使用し
てコイル巻線間シールドを形成するため、より少ない絶
縁性部材を使用してコイル巻線間シールドを形成するこ
とができ、絶縁性部材の比較的単純な部片を使用してコ
イル巻線間シールドを形成することができる。しかし、
コイル巻線の一部を使用してコイル巻線間シールドを形
成するため、単純な絶縁性部材の設計を埋め合わせるた
めに比較的複雑なコイル巻線の設計が必要になる。
【0031】コイル巻線123cは、前部フランジ部分
265に加えて、前述のコイル巻線123a及び123
bと同様の一般に矩形の部分264を有する。矩形部分
264の底面は絶縁性部材280の上面282に密閉し
て取り付けられている。絶縁性部材280の底面284
もコイル巻線123dの上面に密閉して取り付けられて
いる。コイル巻線123dの上面には刻み目が入れら
れ、コイル巻線123cのフランジ部分265の底面2
68と離間して開口部260を形成するくぼみ表面27
8を限定する。従って、フランジ部分265はコイル巻
線123dの表面275に重なるが、フランジ部分の背
面269は、表面275と離間しており、開口部260
に接続した垂直通路277を形成している。
【0032】垂直通路277の上部279は開口部26
0の見通し線の範囲外にある。前に説明したように、ス
パッタリング材料の粒子の大部分は直線経路上を一般に
下向き方向に移動するので、堆積材料粒子が垂直通路2
77の最上部279に達することはあるとしても非常に
まれである。堆積材料粒子が垂直通路277の最上部に
到達することがあるとしても非常にまれであるため、ス
パッタリング材料の完全な導電性経路の形成が防止さ
れ、コイル巻線123c及び123dの短絡が回避され
る。
【0033】上記で説明した通路は一端が閉じているも
のとして例示されているが、用途によっては通路が絶縁
性シールドのもう一方に完全に貫通することができるこ
とも予想される。例えば、通路が閉じていなかったり、
絶縁性部材が巻線間のギャップを完全に阻止していない
場合でも、開口部の寸法と通路の形状によってほとんど
のプラズマまたはスパッタリング材料の通過を防止でき
ることがある。すなわち、代替実施形態では、絶縁性シ
ールド部材は隣接するコイル巻線またはもう一方のシー
ルドと完全または部分的に間隔を有していることがあ
る。
【0034】図8(a)は、本発明の別の実施形態によ
るコイル巻線間シールド200dの断面図を示す。コイ
ル巻線間シールド200dは、隣接するコイル巻線12
3a及び123bの背面に取り付けられた単一の絶縁性
部材285からなる点も、図4のコイル巻線間シールド
200と同様である。しかし、絶縁性部材285は、図
4の絶縁性部材201のような剛体構造部片ではなく、
絶縁性材料製の柔軟なシートである。図8(b)に示す
ように、絶縁性部材285は、プラズマを閉じ込め、溝
122から漏出するスパッタリング材料の量を低減する
のに十分な小ささの孔を有する網状構造を有する。
【0035】絶縁性部材285の上部288は、上部コ
イル巻線123aの後面203aに密閉して取り付けら
れ、絶縁性部材285の下部289は下部コイル巻線1
23bの後面203bに密閉して取り付けられ、2つの
端部が溝122の開口部292を形成している。それに
よって小さなポケット286が絶縁性部材285の内面
287のコイル巻線123aの後面203aの背後に形
成されている。別の小さいポケット284が絶縁性部材
285の内面287のコイル巻線123bの後面203
bに形成されている。開口部292が比較的小さいた
め、ポケット284及び286は溝122の見通し線の
範囲外にある。前に説明したように、スパッタリング材
料の粒子の大部分は直線経路を一般に下向きの方向に移
動するので、堆積材料粒子がポケット284及び286
に達することはあるとしても非常にまれである。堆積材
料粒子がポケット284及び286に達することはある
としても非常にまれであるため、絶縁性部材285にわ
たるスパッタリング材料の完全な導電性経路の形成は低
減または排除される。
【0036】スパッタリング材料の完全な導電性経路の
形成は、図9に示すように多くの折り目290を有する
本発明の別の実施形態によって絶縁性部材285に波形
を付けることによってさらに防止される。これらの折り
目290のために、波形付き絶縁性部材285は、絶縁
性部材285にわたる導電性経路の形成に対してより大
きな耐性を有すると考えられる。また、絶縁性部材28
5を1つだけ有する代わりに、第1絶縁性部材285の
孔が第2絶縁性部材(図示せず)の編み目の隙間と重な
り合うようにずらして、第2絶縁性部材285が第1絶
縁性部材285に密着して取り付けられて配置されるこ
とがある。2つのずれて重ねて配置された絶縁性部材2
85によって、さらに、溝122を通じたプラズマの漏
出と、スパッタリング材料の漏出が防止される。
【0037】図1及び図3に最も良好に見られるよう
に、プラズマチャンバ100は、負のバイアスをかけら
れたターゲット110に対して接地面を提供する暗黒部
シールドリング130を有する。さらに、上記の係属出
願第08/647,182号明細書でより詳細に説明さ
れるように、シールドリング130はターゲットの外縁
をプラズマからシールドし、ターゲット外縁のスパッタ
リングを低減する。暗黒部シールド130は、コイルシ
ールド104をターゲット110からスパッタリングさ
れる材料からシールドするよう配置されるという、別の
機能をも果たしている。スパッタリング材料の中にはプ
ラズマチャンバ100の垂直軸に対して斜めの角度で移
動するものがあるため、暗黒部シールド130はコイル
シールド104をスパッタリングされるすべての材料か
ら完全にシールドするわけではない。しかし、スパッタ
リング材料の多くはチャンバの垂直軸と平行か、または
垂直軸に対して比較的小さい斜めの角度で移動するの
で、コイルシールド104の上に重なるような形で配置
された暗黒部シールド130は、ほとんどのスパッタリ
ング材料がコイルシールド104に堆積することを防止
することができる。コイルシールド104に堆積する材
料の量を低減することによって、コイルシールド104
に堆積する材料粒子の発生は大きく低減される。
【0038】暗黒部シールド130は、一般に、チタン
(チャンバ100でチタン堆積が発生する場合)或いは
ステンレス鋼の一般に逆円錐台形を有する連続した環状
体である。暗黒部シールドはプラズマチャンバ100の
中心方向に内向きに延び、約6mm(すなわち1/4イ
ンチ)の距離でコイルシールド104と重なり合う。も
ちろん、重なり合う量はコイルの相対的寸法と配置及び
他の要因によって変化することが認識される。例えば、
スパッタリング材料からのコイルシールド104のシー
ルドを向上させるために重なり合いを増大することがあ
るが、重なり合いを増大するとターゲットをプラズマか
らさらにシールドすることにもなり、これは用途によっ
ては望ましくない。また、「スパッタリング堆積用誘導
結合プラズマ発生源におけるRF伝送の改善のための改
良型暗黒部シールド」と題された係属出願第
号(Atty. Document AM 1389/PVD/DV)で説明されてい
るように、暗黒部シールドリングが、重なり合うコイル
シールド104によってリングの中に誘発される渦電流
を低減する溝を有することがある。プラズマチャンバ1
00は、真空チャンバに嵌合するアダプタリング組立体
152によって支持されている。暗黒部シールド130
はアダプタリング組立体152を通じて接地されてい
る。
【0039】ターゲット110は一般に円板状でやはり
アダプタリング組立体152によって支持されている。
しかし、ターゲット110は負のバイアスをかけられる
ので、接地されたアダプタリング組立体152とは絶縁
しなければならない。従って、ターゲット110の下側
に形成された円形溝の中にセラミック絶縁性リング組立
体172がはめ込まれるが、これはアダプタリング組立
体152の上側の対応する溝174にもはめ込まれてい
る。セラミックを含む多様な絶縁性材料製である絶縁性
リング組立体172はターゲット110とアダプタリン
グ組立体152とを離間しているので、ターゲット11
0には十分な負のバイアスをかけることができる。ター
ゲット、アダプタ及びセラミックリング組立体はOリン
グ密閉面(図示せず)を備え、真空チャンバとターゲッ
ト110の真空気密組立体を提供する。
【0040】ターゲット110の均一な浸食を促進する
ために、マグネトロン116(図2)がターゲット11
0の上に提供されることがある。しかし、プラズマのR
Fイオン化を増大してマグネトロンを省略することもで
きる。
【0041】本発明が1以上のRF給電コイルを有する
プラズマチャンバに適用可能なことが認識されるべきで
ある。例えば、本発明は、係属出願第08/559,3
45号で説明される種類のヘリコン波を発生する多重コ
イルチャンバにも適用される。また、コイル以外のイオ
ン化部材を使用することもできる。
【0042】適当なRF発生器と整合回路は当業者で周
知の構成部品である。例えば、整合回路及びアンテナと
の最上の周波数整合を探索する「周波数探索」の能力を
有するENI Genesisシリーズ等のRF発生器
が適切である。コイルシールド104へのRF電力を発
生する発生器の周波数は好適には2MHzであるが、こ
の周波数は、例えば1MHz〜100MHzの範囲で変
化することが予想される。RF電力の設定は4.5kW
が好適であるが、1.5〜5kWの範囲が十分であると
考えられる。用途によっては、交流または直流電力をコ
イルまたは他のエネルギ伝達部材に適用することによっ
てエネルギがプラズマに伝達されることもある。ターゲ
ット110にバイアスをかけるための直流電力の設定は
3kWが好適であるが、多くの用途では2〜25kWの
範囲が十分であると考えられる。同様に、ペデスタルバ
イアス電圧は直流−30Vが十分であるが、例えば−2
0〜−100Vの範囲で変化することもできる。
【0043】ウェハとターゲットの間隔は好適には約1
40mmであるが、約40mm(すなわち1.5")〜
約200mm(すなわち8")の範囲で変化することが
できる。このウェハとターゲットの間隔に対して、約2
90mm(すなわち11と1/2インチ)のコイル直径
が好適である。コイルの直径を大きくするとコイルがワ
ークピースの周縁から離れるので、底部の堆積有効範囲
に有害な影響を与えることがある。他方、コイルの直径
を小さくするとコイルがウェハの周縁に近づくので、層
の均一性に有害な影響を与えることがある。コイルの直
径を小さくするとコイルがターゲットのさらに近くに配
置され、ターゲットからの材料の多くがコイルに堆積す
るので、それがコイルからスパッタリングされる材料の
均一性に有害な影響を与えることがあると考えられる。
【0044】上記で示したように、ターゲット110及
びコイルシールド104からスパッタリングされる材料
の相対量は、コイルに適用されるRF電力と、ターゲッ
トに適用される直流電力の比の関数である。しかし、用
途によっては、コイル及びターゲットからの材料の堆積
層の均一性を改善するために最適なRF電力レベルが、
イオン化のためのプラズマ密度を発生するために最適で
ないことがある。代替プラズマチャンバは、一般にコイ
ル状の形状であるが、RF発生器に接続されていない第
2ターゲットを有する。ここでは、第2ターゲットは、
フィードスルー隔離体を通じて可変負直流バイアス電源
に接続された平らな閉じた環状体から形成されている。
その結果、このチャンバは、第1ターゲット110、第
2環状ターゲット及びRFコイルシールド104の3つ
の「ターゲット」を有する。
【0045】コイルシールド104は、8インチウェハ
用の場合、直径10〜12インチを有する一般に円筒形
に形成された、高耐久性のビードブラスト加工された中
実高純度(好適には純度99.995%)チタンといっ
た導電性材料で作られている。しかし、スパッタリング
される材料及び他の要因によっては他の高導電性材料が
利用されることがある。例えば、スパッタリングされる
材料がアルミニウムの場合、ターゲット及びコイルシー
ルド104は両方とも高純度アルミニウム製である。
【0046】プラズマを発生するために、Ar、H2
たは、NF3,CF3といった反応性気体及び多くの他の
種類の気体を含む多様な前駆物質気体が利用される。
0.1〜100mTorrの圧力を含む多様な前駆物質気体
圧力が適切である。イオン化PVDの場合、スパッタリ
ング材料の最適なイオン化のためには、10〜50mTo
rrの間の圧力が好適である。
【0047】本発明の修正はその多様な態様において、
当業者には明らかであり、一定の検討の後で明らかにな
るものもあれば、慣例的な機械的及び電子的設計の問題
であるものもあることが当然理解されるだろう。他の実
施形態も可能であり、その詳細な設計は特定の用途に依
存する。従って、本発明の範囲はここで説明される特定
の実施形態によって制限されるのではなく、添付の請求
項とその均等物によってのみ定義されるべきである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態によるプラズマ発生チャン
バの斜視部分断面図である。
【図2】図1のプラズマ発生チャンバへの電気的相互接
続の概略図である。
【図3】真空チャンバ内に設置された図1のプラズマ発
生チャンバの概略部分断面図である。
【図4】本発明の第1実施形態による絶縁性巻線間シー
ルドの概略断面図である。
【図5】本発明の第2実施形態による絶縁性巻線間シー
ルドの概略断面図である。
【図6】本発明の第3実施形態による巻線間シールドの
概略断面図である。
【図7】本発明の第4実施形態による巻線間シールドと
コイル巻線の概略断面図である。
【図8】(a)は、本発明の第5実施形態による巻線間
シールドの概略断面図であり、(b)は、本発明の第5
実施形態による巻線間シールドの前面図である。
【図9】本発明の第6実施形態による巻線間シールドの
概略断面図である。

Claims (28)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ワークピースを処理する装置であって、 チャンバと、 前記ワークピースの保持器と、 前記保持器に隣接したプラズマ発生領域と、 プラズマを発生するようにエネルギを前記プラズマ発生
    領域に結合するための、長手方向溝を画成しているコイ
    ルと、 前記プラズマを閉じ込めて、スパッタリング材料が前記
    溝を通過することを阻止するための、前記コイルに取り
    付けられ且つ前記溝と整列して配置された絶縁性シール
    ドと、を含む装置。
  2. 【請求項2】 堆積材料をワークピースに堆積する装置
    であって、 チャンバと、 堆積材料発生源と、 前記ワークピースの保持器と、 前記発生源と前記保持器の間のプラズマ発生領域と、 プラズマを発生して前記材料をイオン化するように、エ
    ネルギを前記プラズマ発生領域に結合するための、長手
    方向溝を画成しているコイルと、 前記プラズマを閉じ込めて、スパッタリング材料が前記
    溝を通過することを阻止するための、前記溝内に配置さ
    れた絶縁性シールドと、を含む装置。
  3. 【請求項3】 材料をワークピースにスパッタリングす
    る装置であって、 チャンバと、 前記材料をターゲットからスパッタリングするために、
    前記チャンバ内に配置されて、前記材料から形成された
    前記ターゲットと、 前記ワークピースの保持器と、 前記ターゲットと前記保持器の間のプラズマ発生領域
    と、 プラズマを発生して前記材料をイオン化するように前記
    プラズマ発生領域にエネルギを放射するための、前記第
    1及び第2コイル巻線の間に溝を画成している前記第1
    及び第2コイル巻線と、 前記プラズマを閉じ込めて、スパッタリング材料が前記
    溝を通過することを阻止するための、前記溝に配置され
    た絶縁性巻線間シールドとを含む装置。
  4. 【請求項4】 前記巻線間シールドが少なくとも1つの
    絶縁性部材を含む請求項3に記載の装置。
  5. 【請求項5】 前記巻線間シールドが、前記第1コイル
    巻線の後面に取り付けられた上部と前記第2コイル巻線
    の後面に取り付けられた下部とを有し、前記本体の幅が
    前記溝にまたがっている請求項4に記載の装置。
  6. 【請求項6】 前記溝が、前記第1コイル巻線の底面と
    前記第2コイル巻線の上面とによって形成され、且つ前
    記巻線間シールドが前記第1コイル巻線の底面に取り付
    けられた上部と前記第2コイル巻線の上面に取り付けら
    れた下部とを有する請求項4に記載の装置。
  7. 【請求項7】 前記巻線間シールドの幅が前記溝の幅に
    実質上等しい請求項6に記載の装置。
  8. 【請求項8】 前記巻線間シールドが、空隙と、前記プ
    ラズマ発生領域から前記空隙に至る開口部を有し、前記
    空隙の幅が前記開口部の幅より大きい請求項5に記載の
    装置。
  9. 【請求項9】 前記空隙がラビリンス式通路を画成して
    いる請求項8に記載の装置。
  10. 【請求項10】 前記ラビリンス式通路の最上部及び最
    下部が前記開口部の見通し線の範囲外にある請求項9に
    記載の装置。
  11. 【請求項11】 前記絶縁性部材がセラミック及びマコ
    ールの1つである請求項4に記載の装置。
  12. 【請求項12】 前記コイル巻線間シールドが第1絶縁
    性部材と第2絶縁性部材とを含む請求項3に記載の装
    置。
  13. 【請求項13】 前記第1及び第2絶縁性部材が前記溝
    の中に配置されている請求項12に記載の装置。
  14. 【請求項14】 開口部と、垂直及び水平通路を含むラ
    ビリンス式通路が前記第1と第2絶縁性部材との間に形
    成されており、前記第1及び第2絶縁性部材にわたる前
    記スパッタリング材料の完全な経路が堆積することを防
    止するように、前記第1絶縁性部材と前記第2絶縁性部
    材とが互いに組み合わされている請求項13に記載の装
    置。
  15. 【請求項15】 前記開口部が前記第1絶縁性部材と前
    記第2コイル巻線との間に形成されてい請求項14に記
    載の装置。
  16. 【請求項16】 前記開口部が1.5mm以下である請
    求項15に記載の装置。
  17. 【請求項17】 前記第1コイル巻線が、前記第2コイ
    ル巻線の一部に重なり合っているがそれから離間したフ
    ランジ部分を有する請求項3に記載の装置。
  18. 【請求項18】 前記コイル巻線間シールドが前記フラ
    ンジ部分、前記上部及び、前記第1と第2コイル巻線と
    の間に配置された絶縁性部材を含む請求項17に記載の
    装置。
  19. 【請求項19】 ラビリンス式通路が前記フランジ部分
    と前記上部との間に形成され、前記第1及び第2コイル
    巻線にわたる前記スパッタリング材料の完全な導電性経
    路の形成を防止する請求項18に記載の装置。
  20. 【請求項20】 前記絶縁性部材が孔を有する網状構造
    を有する柔軟なシートである請求項5に記載の装置。
  21. 【請求項21】 前記絶縁性部材が、前記絶縁性部材に
    わたる前記スパッタリング材料の完全な導電性経路の形
    成を防止する折り目を有する波形構造を有する請求項2
    0に記載の装置。
  22. 【請求項22】 第1ポケットが前記第1コイル巻線と
    前記絶縁性部材との間に形成されている請求項20に記
    載の装置。
  23. 【請求項23】 第2ポケットが前記第2コイル巻線と
    前記絶縁性部材との間に形成されている請求項22に記
    載の装置。
  24. 【請求項24】 半導体デバイスを処理する方法であっ
    て、 前記デバイスの上に配置されたプラズマにエネルギを与
    えるために、コイルからRFエネルギを放射するステッ
    プであって、前記コイルが前記コイル巻線間の溝を有す
    る巻線を有しているステップと、 プラズマが前記コイルの溝を通じてプラズマ発生領域を
    出ることを防止するために、前記コイルの溝の少なくと
    も一部にわたる絶縁性シールドを使用して、前記コイル
    によって画成される前記プラズマ発生領域に前記プラズ
    マを閉じ込めるステップと、を含む方法。
  25. 【請求項25】 ワークピースに堆積材料を堆積する方
    法であって、 プラズマを発生して前記材料をイオン化するために、コ
    イルからプラズマ発生領域にエネルギを結合するステッ
    プであって、前記コイルが長手方向溝を画成しているス
    テップと、 前記コイルに取り付けられ、前記溝にわたるように配置
    された絶縁性シールドを使用して、スパッタリング材料
    が前記溝を通過すること阻止するステップと、を含む方
    法。
  26. 【請求項26】 ワークピースに堆積材料を堆積する方
    法であって、 プラズマを発生して前記材料をイオン化するために、コ
    イルからプラズマ発生領域にエネルギを結合するステッ
    プであって、前記コイルが長手方向溝を画成しているス
    テップと、 前記溝の中に配置された絶縁性シールドを使用して、ス
    パッタリング材料が前記溝を通過することを阻止するス
    テップと、を含む方法。
  27. 【請求項27】 ワークピースに材料をスパッタリング
    する方法であって、 プラズマを発生して前記材料をイオン化するために、第
    1及び第2コイル巻線を使用してエネルギをプラズマ発
    生領域に放射するステップであって、前記第1及び第2
    コイル巻線が前記第1及び第2コイル巻線の間に溝を画
    成しているステップと、 前記溝に配置された絶縁性巻線間シールドを使用して、
    スパッタリング材料が前記溝を通過することを阻止する
    ステップと、を含む方法。
  28. 【請求項28】 ワークピースに堆積材料を堆積する装
    置であって、 内部に内壁表面とイオン化領域を有する堆積チャンバ
    と、 前記イオン化領域に沿って少なくとも部分的に延びるイ
    オン化部材であって、前記イオン化部材が前記内壁表面
    と前記イオン化領域の中間に配置され、前記イオン化部
    材が前記イオン化領域に沿って少なくとも部分的に貫通
    して延びる少なくとも1つのギャップを含む部材と、 前記ギャップにわたる絶縁性部材と、を含む装置。
JP10170494A 1997-05-14 1998-05-14 高密度プラズマのための、電力を付与されたシールド源 Withdrawn JPH11106912A (ja)

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