JPH11106800A - 液体洗浄剤組成物 - Google Patents
液体洗浄剤組成物Info
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- JPH11106800A JPH11106800A JP31527097A JP31527097A JPH11106800A JP H11106800 A JPH11106800 A JP H11106800A JP 31527097 A JP31527097 A JP 31527097A JP 31527097 A JP31527097 A JP 31527097A JP H11106800 A JPH11106800 A JP H11106800A
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- Japan
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- liquid detergent
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- detergent composition
- carboxymethyl
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 色相安定性に優れた液体洗浄剤組成物を提供
する。 【解決手段】 (a)N,N−ビス(カルボキシメチ
ル)セリン塩、N,N−ビス(カルボキシメチル)グル
タミン酸塩、N,N−ビス(カルボキシメチル)アスパ
ラギン酸塩などの特定の含窒素化合物と(b)亜硫酸塩
とを、それぞれ比率で含有する液体洗浄剤組成物。
する。 【解決手段】 (a)N,N−ビス(カルボキシメチ
ル)セリン塩、N,N−ビス(カルボキシメチル)グル
タミン酸塩、N,N−ビス(カルボキシメチル)アスパ
ラギン酸塩などの特定の含窒素化合物と(b)亜硫酸塩
とを、それぞれ比率で含有する液体洗浄剤組成物。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、液体洗浄剤組成物
に関する。より詳しくは、長期保存された場合でも色相
変化の少ない安定な液体洗浄剤組成物に関する。
に関する。より詳しくは、長期保存された場合でも色相
変化の少ない安定な液体洗浄剤組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】液体洗剤は一般に粉末洗剤に比べて水へ
の溶解性に優れ、汚れた部分に直接塗布できるという利
点を有する。その一方で、層分離を始めとする粉末洗剤
にはないデリケートな問題を有しており、また粉末洗剤
には欠くことのできないゼオライトのような水不溶性の
物質や高分子ポリマーを配合する場合には、配合上の制
約を受けるか、別の水溶性物質に置換し配合量を制限す
るといった方法が取られる。
の溶解性に優れ、汚れた部分に直接塗布できるという利
点を有する。その一方で、層分離を始めとする粉末洗剤
にはないデリケートな問題を有しており、また粉末洗剤
には欠くことのできないゼオライトのような水不溶性の
物質や高分子ポリマーを配合する場合には、配合上の制
約を受けるか、別の水溶性物質に置換し配合量を制限す
るといった方法が取られる。
【0003】液体洗剤の課題の1つとして液の透明性を
含めた美観の改善が挙げられる。液体洗剤は、組成物の
美観が消費者に受け入れられるかどうかの鍵となること
があるので、魅力的な色相を有していることが望まし
い。商品の魅力を高めるために、各種の染料や濁り剤と
いったものも利用されている。また、染料を利用しない
場合においても、無色透明であることが求められてい
る。このように液体洗剤の外観は重要なものであるが、
ある種の液体洗剤においては、しばしば長期間の貯蔵の
間に製品の色相が変化するといった問題が生じる。洗剤
の品質は、製品の美観を含めていかなる点においても長
期間の貯蔵に耐えるべきであるので、このことは製剤製
造業者にとって、大きな課題の一つである。色相変化の
原因は全て把握されている訳ではないが、例えば、アル
カノールアミンなどの含N化合物系の成分や複雑な組成
を有する香料等がこの現象の原因の一つになっているも
のと考えられる。従って、時間による変色現象の程度は
組成物により変化する。
含めた美観の改善が挙げられる。液体洗剤は、組成物の
美観が消費者に受け入れられるかどうかの鍵となること
があるので、魅力的な色相を有していることが望まし
い。商品の魅力を高めるために、各種の染料や濁り剤と
いったものも利用されている。また、染料を利用しない
場合においても、無色透明であることが求められてい
る。このように液体洗剤の外観は重要なものであるが、
ある種の液体洗剤においては、しばしば長期間の貯蔵の
間に製品の色相が変化するといった問題が生じる。洗剤
の品質は、製品の美観を含めていかなる点においても長
期間の貯蔵に耐えるべきであるので、このことは製剤製
造業者にとって、大きな課題の一つである。色相変化の
原因は全て把握されている訳ではないが、例えば、アル
カノールアミンなどの含N化合物系の成分や複雑な組成
を有する香料等がこの現象の原因の一つになっているも
のと考えられる。従って、時間による変色現象の程度は
組成物により変化する。
【0004】一方、最近の液体洗浄剤組成物は一回あた
りの使用量の少ない濃縮タイプが一般的である。使用済
みの容器がゴミとして廃棄されることや製品の運搬等を
考慮すると、濃縮タイプへの転換が重要なものであるこ
とが理解される。また、消費者が購入した際の持ち運び
性や操作性などの点でも好ましい。このようなことか
ら、液体洗浄剤では濃縮タイプが主流である。濃縮タイ
プの製品では通常、高濃度の界面活性剤が配合される。
そのため、製品の分離や濁りを防ぐことが特に課題とな
る。製品安定性の改良を狙いに、陰イオン界面活性剤の
対イオンにアルカノールアミンを配合する方法が知られ
ている。その上、アルカノールアミンはアルカリ剤とし
て作用するため、液体洗剤には、よく配合される物質で
ある。しかしながら前述したように、このアルカノール
アミンは色相変化の原因の一つとして考えられている。
りの使用量の少ない濃縮タイプが一般的である。使用済
みの容器がゴミとして廃棄されることや製品の運搬等を
考慮すると、濃縮タイプへの転換が重要なものであるこ
とが理解される。また、消費者が購入した際の持ち運び
性や操作性などの点でも好ましい。このようなことか
ら、液体洗浄剤では濃縮タイプが主流である。濃縮タイ
プの製品では通常、高濃度の界面活性剤が配合される。
そのため、製品の分離や濁りを防ぐことが特に課題とな
る。製品安定性の改良を狙いに、陰イオン界面活性剤の
対イオンにアルカノールアミンを配合する方法が知られ
ている。その上、アルカノールアミンはアルカリ剤とし
て作用するため、液体洗剤には、よく配合される物質で
ある。しかしながら前述したように、このアルカノール
アミンは色相変化の原因の一つとして考えられている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】これら色相変化の問題
を抑える方法として、亜硫酸ナトリウム等の還元剤を配
合することが知られているが、その効果は十分ではな
く、より色相安定化に優れた液体洗剤組成物が望まれて
いる。
を抑える方法として、亜硫酸ナトリウム等の還元剤を配
合することが知られているが、その効果は十分ではな
く、より色相安定化に優れた液体洗剤組成物が望まれて
いる。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、液体洗浄
剤組成物において、上記課題を解決するために鋭意研究
した結果、液体洗浄剤組成物に特定の含窒素化合物と亜
硫酸塩を配合することにより、優れた色相変化抑制効果
が得られることを見出した。
剤組成物において、上記課題を解決するために鋭意研究
した結果、液体洗浄剤組成物に特定の含窒素化合物と亜
硫酸塩を配合することにより、優れた色相変化抑制効果
が得られることを見出した。
【0007】すなわち本発明は、(a)下記一般式
(I)で表される化合物0.2 〜5重量%及び(b)亜硫
酸塩0.05〜2重量%を含有することを特徴とする液体洗
浄剤組成物を提供するものである。
(I)で表される化合物0.2 〜5重量%及び(b)亜硫
酸塩0.05〜2重量%を含有することを特徴とする液体洗
浄剤組成物を提供するものである。
【0008】
【化5】
【0009】〔式中、R は、H 、OH又は炭素数1〜3の
アルキル基である。n は0〜2、A はH 、OH又はCOOMで
ある。ただし、R とA は同時にOHとはならない。M は対
イオンである。〕
アルキル基である。n は0〜2、A はH 、OH又はCOOMで
ある。ただし、R とA は同時にOHとはならない。M は対
イオンである。〕
【0010】
【発明の実施の形態】本発明の(a)成分は上記一般式
(I)で表されるものであり、具体的には下記一般式
(I−a)で表されるN,N−ビス(カルボキシメチ
ル)セリン塩、下記一般式(I−b)で表されるN,N
−ビス(カルボキシメチル)グルタミン酸塩及び下記一
般式(I−c)で表されるN,N−ビス(カルボキシメ
チル)アスパラギン酸塩が挙げられる。
(I)で表されるものであり、具体的には下記一般式
(I−a)で表されるN,N−ビス(カルボキシメチ
ル)セリン塩、下記一般式(I−b)で表されるN,N
−ビス(カルボキシメチル)グルタミン酸塩及び下記一
般式(I−c)で表されるN,N−ビス(カルボキシメ
チル)アスパラギン酸塩が挙げられる。
【0011】
【化6】
【0012】
【化7】
【0013】
【化8】
【0014】〔式(I−a)〜(I−c)中、M は水素
原子、アルカリ金属、アルカリ土類金属、アンモニウム
または塩基性アミノ基を示し、複数個のM は同一でも異
なっていても良い。〕 (a)成分は組成物中に0.2 〜5重量%、好ましくは0.
5 〜3重量%配合される。
原子、アルカリ金属、アルカリ土類金属、アンモニウム
または塩基性アミノ基を示し、複数個のM は同一でも異
なっていても良い。〕 (a)成分は組成物中に0.2 〜5重量%、好ましくは0.
5 〜3重量%配合される。
【0015】(b)成分の亜硫酸塩は組成物中に0.05〜
2重量%、好ましくは0.1 〜1重量%に配合される。こ
こでの亜硫酸塩としては、亜硫酸塩、亜硫酸水素塩、二
亜硫酸塩、またはそれらの混合物から選ばれるものであ
り、塩としてはアルカリ金属塩、アルカリ土類金属塩、
アルカノールアンモニウム塩及びアンモニウム塩が挙げ
られる。
2重量%、好ましくは0.1 〜1重量%に配合される。こ
こでの亜硫酸塩としては、亜硫酸塩、亜硫酸水素塩、二
亜硫酸塩、またはそれらの混合物から選ばれるものであ
り、塩としてはアルカリ金属塩、アルカリ土類金属塩、
アルカノールアンモニウム塩及びアンモニウム塩が挙げ
られる。
【0016】本発明の液体洗浄剤組成物には通常の洗浄
成分、即ち、界面活性剤、ビルダー、水、その他の成分
が配合可能である。
成分、即ち、界面活性剤、ビルダー、水、その他の成分
が配合可能である。
【0017】界面活性剤としては、アニオン界面活性
剤、ノニオン界面活性剤、両性界面活性剤、カチオン界
面活性剤及びそれらの混合物から選ばれる。
剤、ノニオン界面活性剤、両性界面活性剤、カチオン界
面活性剤及びそれらの混合物から選ばれる。
【0018】アニオン界面活性剤としては、炭素数10〜
18の直鎖又は分岐鎖の1級または2級アルコールの硫酸
エステル塩、炭素数8〜20のアルコールのエトキシレー
ト化物の硫酸エステル塩、アルキルベンゼンスルホン酸
塩、パラフィンスルホン酸塩、α−オレフィンスルホン
酸塩、α−スルホ脂肪酸塩、α−スルホ脂肪酸アルキル
エステル塩又は脂肪酸塩が好ましい。本発明では特に、
アルキル鎖の炭素数が12〜14の直鎖アルキルベンゼンス
ルホン酸塩、炭素数12〜18のアルキル硫酸塩が好まし
く、対イオンとしては、アルカリ金属類、アルカノール
アミン塩が好ましい。
18の直鎖又は分岐鎖の1級または2級アルコールの硫酸
エステル塩、炭素数8〜20のアルコールのエトキシレー
ト化物の硫酸エステル塩、アルキルベンゼンスルホン酸
塩、パラフィンスルホン酸塩、α−オレフィンスルホン
酸塩、α−スルホ脂肪酸塩、α−スルホ脂肪酸アルキル
エステル塩又は脂肪酸塩が好ましい。本発明では特に、
アルキル鎖の炭素数が12〜14の直鎖アルキルベンゼンス
ルホン酸塩、炭素数12〜18のアルキル硫酸塩が好まし
く、対イオンとしては、アルカリ金属類、アルカノール
アミン塩が好ましい。
【0019】ノニオン界面活性剤としては、ポリオキシ
アルキレンアルキルエーテル、ポリオキシアルキレンア
ルキルフェニルエーテル、ポリオキシアルキレンソルビ
タン脂肪酸エステル、ポリオキシアルキレングリコール
脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンポリオキシプロピ
レンブロックポリマー、脂肪酸アルカノールアミド、ア
ルキルポリグリコシドが好ましい。特に、炭素数10〜18
の直鎖又は分岐鎖の1級又は2級のアルコールにエチレ
ンオキシドやプロピレンオキシドなどのアルキレンオキ
シドを4〜20モル付加したHLB 値(グリフィン法で算
出)が10.5〜15.0、好ましくは11.0〜14.5であるような
ポリオキシアルキレンアルキルエーテルが好ましい。
アルキレンアルキルエーテル、ポリオキシアルキレンア
ルキルフェニルエーテル、ポリオキシアルキレンソルビ
タン脂肪酸エステル、ポリオキシアルキレングリコール
脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンポリオキシプロピ
レンブロックポリマー、脂肪酸アルカノールアミド、ア
ルキルポリグリコシドが好ましい。特に、炭素数10〜18
の直鎖又は分岐鎖の1級又は2級のアルコールにエチレ
ンオキシドやプロピレンオキシドなどのアルキレンオキ
シドを4〜20モル付加したHLB 値(グリフィン法で算
出)が10.5〜15.0、好ましくは11.0〜14.5であるような
ポリオキシアルキレンアルキルエーテルが好ましい。
【0020】両性活性剤としてはアミノ酸型界面活性
剤、N-アシルアミノ酸型界面活性剤などが挙げられる。
剤、N-アシルアミノ酸型界面活性剤などが挙げられる。
【0021】また、少量なら、カチオン性界面活性剤も
併用することができる。カチオン界面活性剤としては第
4級アンモニウム塩などが挙げられる。
併用することができる。カチオン界面活性剤としては第
4級アンモニウム塩などが挙げられる。
【0022】本発明に配合される界面活性剤としては、
アニオン界面活性剤及び/又はノニオン界面活性剤を主
界面活性剤として配合することが好ましい。界面活性剤
は液体洗浄剤中に5〜60重量%、高濃度系を考慮する場
合は10〜60重量%、好ましくは10〜50重量%配合され
る。
アニオン界面活性剤及び/又はノニオン界面活性剤を主
界面活性剤として配合することが好ましい。界面活性剤
は液体洗浄剤中に5〜60重量%、高濃度系を考慮する場
合は10〜60重量%、好ましくは10〜50重量%配合され
る。
【0023】ビルダーとして、クエン酸、ジグリコール
酸、リン酸又はその塩などの金属封鎖剤;アルカリ炭酸
塩、アルカリ金属珪酸塩もしくはアルカノーアミン(モ
ノ、ジ、トリエタノールアミン)などのアルカリ剤、ポ
リエチレングリコール、カルボキシメチルセルロース、
アクリル酸やマレイン酸のホモポリマー、コポリマーの
ようなポリカルボン酸ポリマーなどが挙げられる。本発
明では、このうちアルカリ剤としてモノエタノールアミ
ン、ジエタノールアミン及びトリエタノールアミンなど
のアルカノールアミンを配合することが好ましく、これ
らアルカノールアミンはアニオン界面活性剤の対イオン
として配合することで液体安定性を付与することが好ま
しい。アルカノールアミンはアニオン界面活性剤の対イ
オンを考慮して、本液体洗浄剤組成物中に0.5 〜20重量
%配合される。
酸、リン酸又はその塩などの金属封鎖剤;アルカリ炭酸
塩、アルカリ金属珪酸塩もしくはアルカノーアミン(モ
ノ、ジ、トリエタノールアミン)などのアルカリ剤、ポ
リエチレングリコール、カルボキシメチルセルロース、
アクリル酸やマレイン酸のホモポリマー、コポリマーの
ようなポリカルボン酸ポリマーなどが挙げられる。本発
明では、このうちアルカリ剤としてモノエタノールアミ
ン、ジエタノールアミン及びトリエタノールアミンなど
のアルカノールアミンを配合することが好ましく、これ
らアルカノールアミンはアニオン界面活性剤の対イオン
として配合することで液体安定性を付与することが好ま
しい。アルカノールアミンはアニオン界面活性剤の対イ
オンを考慮して、本液体洗浄剤組成物中に0.5 〜20重量
%配合される。
【0024】本発明の液体洗浄剤組成物は、水を含有す
ることが好ましく、組成物中5〜90重量%、特に20〜80
重量%含有することが好ましい。
ることが好ましく、組成物中5〜90重量%、特に20〜80
重量%含有することが好ましい。
【0025】本発明の液体洗浄剤組成物には、基剤由来
の匂いをマスキングするために、また衣料用洗剤として
使用する場合は洗いあがり後に好適な芳香性を付与する
為に、香料を配合することが好ましい。香料は、通常公
知の香料を用いることができるが、なるべく保存により
濁りや分離を生じないもので、色相変化の影響が少ない
ものを選択することが好ましい。本液体洗浄剤に香料成
分を配合する場合は0.01〜2.0 重量%配合される。
の匂いをマスキングするために、また衣料用洗剤として
使用する場合は洗いあがり後に好適な芳香性を付与する
為に、香料を配合することが好ましい。香料は、通常公
知の香料を用いることができるが、なるべく保存により
濁りや分離を生じないもので、色相変化の影響が少ない
ものを選択することが好ましい。本液体洗浄剤に香料成
分を配合する場合は0.01〜2.0 重量%配合される。
【0026】その他の任意成分として、プロテアーゼ、
セルラーゼ、リパーゼ、アミラーゼなどの酵素、塩化カ
ルシウム、ギ酸、ホウ酸等のホウ素化合物などの酵素安
定化剤、シリコーン/シリカなどの消泡剤、エタノール
等の低級アルコール類、ベンゼンスルホン酸塩、p−ト
ルエンスルホン酸などの低級アルキルベンゼンスルホン
酸塩、プロピレングリコール、ポリプロピレングリコー
ルなどのグリコール類、安息香酸(防腐剤としての効果
もあり)、尿素などの可溶化剤、ブチルヒドロキシトル
エン、ジスチレン化クレゾール、その他蛍光染料、青味
付け剤、抗菌防腐剤、好適な美観のための色素などが挙
げられる。
セルラーゼ、リパーゼ、アミラーゼなどの酵素、塩化カ
ルシウム、ギ酸、ホウ酸等のホウ素化合物などの酵素安
定化剤、シリコーン/シリカなどの消泡剤、エタノール
等の低級アルコール類、ベンゼンスルホン酸塩、p−ト
ルエンスルホン酸などの低級アルキルベンゼンスルホン
酸塩、プロピレングリコール、ポリプロピレングリコー
ルなどのグリコール類、安息香酸(防腐剤としての効果
もあり)、尿素などの可溶化剤、ブチルヒドロキシトル
エン、ジスチレン化クレゾール、その他蛍光染料、青味
付け剤、抗菌防腐剤、好適な美観のための色素などが挙
げられる。
【0027】
【実施例】以下、実施例により本発明を詳細に説明する
が、本発明はこれらの実施例に限定されるものではな
い。
が、本発明はこれらの実施例に限定されるものではな
い。
【0028】実施例1 表1に示した液体洗浄剤組成物を100ml のガラス(無色
透明)製の保存瓶に入れ、密栓した。このサンプルを50
℃の高温槽で2週間保存した。試験終了後、未試験(調
製直後)のサンプルと試験後のサンプルを色差計(日本
電色工業株式会社製:ND(F)-300A型)を用いてb* 値を
測定し、次式によりΔb* 値を求めた。その結果を表1
に示す。 Δb*値=(試験後のサンプルのb*値)−(試験前のサ
ンプルのb*値)
透明)製の保存瓶に入れ、密栓した。このサンプルを50
℃の高温槽で2週間保存した。試験終了後、未試験(調
製直後)のサンプルと試験後のサンプルを色差計(日本
電色工業株式会社製:ND(F)-300A型)を用いてb* 値を
測定し、次式によりΔb* 値を求めた。その結果を表1
に示す。 Δb*値=(試験後のサンプルのb*値)−(試験前のサ
ンプルのb*値)
【0029】
【表1】
【0030】(注) ・AE:ポリオキシエチレンドデシルエーテル (HLB =
10.2) ・LAS:直鎖アルキル(C12)ベンゼンスルホン酸Na
塩 ・L−55脂肪酸:パルミチン酸 ・SDA:N,N−ビス(カルボキシメチル)セリン三
ナトリウム塩 ・亜硫酸Na:亜硫酸ナトリウム ・MEA:モノエタノールアミン。
10.2) ・LAS:直鎖アルキル(C12)ベンゼンスルホン酸Na
塩 ・L−55脂肪酸:パルミチン酸 ・SDA:N,N−ビス(カルボキシメチル)セリン三
ナトリウム塩 ・亜硫酸Na:亜硫酸ナトリウム ・MEA:モノエタノールアミン。
【0031】実施例2 表2に示す組成物により、実施例1と同様の試験を行っ
た。その結果を表2に示す。
た。その結果を表2に示す。
【0032】
【表2】
【0033】(注)表2中、GDAはN,N−ビス(カ
ルボキシメチル)グルタミン酸四ナトリウム塩であり、
その他は表1と同じものである。
ルボキシメチル)グルタミン酸四ナトリウム塩であり、
その他は表1と同じものである。
【0034】実施例3 表3に示す組成物により、実施例1と同様の試験を行っ
た。その結果を表3に示す。
た。その結果を表3に示す。
【0035】
【表3】
【0036】(注)表3中、ASDAはN,N−ビス
(カルボキシメチル)アスパラギン酸四ナトリウム塩で
あり、その他は表1と同じものである。
(カルボキシメチル)アスパラギン酸四ナトリウム塩で
あり、その他は表1と同じものである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 柳澤 友樹 和歌山県和歌山市湊1334 花王株式会社研 究所内 (72)発明者 上岡 佐知子 和歌山県和歌山市湊1334 花王株式会社研 究所内
Claims (5)
- 【請求項1】 (a)下記一般式(I)で表される化合
物0.2 〜5重量%及び(b)亜硫酸塩0.05〜2重量%を
含有することを特徴とする液体洗浄剤組成物。 【化1】 〔式中、R は、H 、OH又は炭素数1〜3のアルキル基で
ある。n は0〜2、A はH 、OH又はCOOMである。ただ
し、R とA は同時にOHとはならない。M は対イオンであ
る。〕 - 【請求項2】 (a)成分が、下記一般式(I−a)で
表されるN,N−ビス(カルボキシメチル)セリン塩で
ある請求項1記載の液体洗浄剤組成物。 【化2】 〔式中、M は水素原子、アルカリ金属、アルカリ土類金
属、アンモニウムまたは塩基性アミノ基を示し、複数個
のM は同一でも異なっていても良い。〕 - 【請求項3】 (a)成分が、下記一般式(I−b)で
表されるN,N−ビス(カルボキシメチル)グルタミン
酸塩である請求項1記載の液体洗浄剤組成物。 【化3】 〔式中、M は水素原子、アルカリ金属、アルカリ土類金
属、アンモニウムまたは塩基性アミノ基を示し、複数個
のM は同一でも異なっていても良い。〕 - 【請求項4】 (a)成分が、下記一般式(I−c)で
表されるN,N−ビス(カルボキシメチル)アスパラギ
ン酸塩である請求項1記載の液体洗浄剤組成物。 【化4】 〔式中、M は水素原子、アルカリ金属、アルカリ土類金
属、アンモニウムまたは塩基性アミノ基を示し、複数個
のM は同一でも異なっていても良い。〕 - 【請求項5】 更に界面活性剤を10〜60重量%含有する
請求項1〜4の何れか1項記載の液体洗浄剤組成物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31527097A JPH11106800A (ja) | 1997-08-06 | 1997-11-17 | 液体洗浄剤組成物 |
Applications Claiming Priority (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9-211895 | 1997-08-06 | ||
JP21189597 | 1997-08-06 | ||
JP21189497 | 1997-08-06 | ||
JP9-211894 | 1997-08-06 | ||
JP31527097A JPH11106800A (ja) | 1997-08-06 | 1997-11-17 | 液体洗浄剤組成物 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11106800A true JPH11106800A (ja) | 1999-04-20 |
Family
ID=27329295
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP31527097A Pending JPH11106800A (ja) | 1997-08-06 | 1997-11-17 | 液体洗浄剤組成物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11106800A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2003010276A1 (fr) * | 2001-07-24 | 2003-02-06 | Kao Corporation | Composition de pretraitement de blanchissage pour vetements |
JP2013010819A (ja) * | 2011-06-28 | 2013-01-17 | Kao Corp | 粉末洗浄剤組成物 |
-
1997
- 1997-11-17 JP JP31527097A patent/JPH11106800A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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JP2003034799A (ja) * | 2001-07-24 | 2003-02-07 | Kao Corp | 衣料用洗濯前処理剤組成物 |
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