JPH11106065A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH11106065A
JPH11106065A JP27437197A JP27437197A JPH11106065A JP H11106065 A JPH11106065 A JP H11106065A JP 27437197 A JP27437197 A JP 27437197A JP 27437197 A JP27437197 A JP 27437197A JP H11106065 A JPH11106065 A JP H11106065A
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JP
Japan
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light
cassette
shielding
paper
microcapsule paper
Prior art date
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Withdrawn
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JP27437197A
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English (en)
Inventor
Koji Miki
孝司 三木
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Brother Industries Ltd
Original Assignee
Brother Industries Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 装置本体内に光が侵入しても、カセットに収
納された感光記録媒体を感光させてしまうことのない画
像形成装置を提供する。 【解決手段】 装置本体80A内に侵入した光を光検知
センサ137が検知して、カセット排出装置130,1
35,132を駆動させ、未使用のマイクロカプセル紙
が収納された遮光性カセット67A又は67Bを装置本
体80Aの所定位置から排出させると共に、排出された
遮光性カセット67A又は67Bの搬出口部分は、遮光
性カセット67A又は67Bに設けられたシャッターに
より閉塞されるので、装置本体80A内に光が侵入して
も、遮光性カセット67A又は67Bに収納されたマイ
クロカプセル紙を感光させてしまうことがない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、所定波長の光に感
応する感光記録媒体を用いて画像を形成する画像形成装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、所定波長の光に感応する感光記録
媒体を用いて画像を形成する画像形成装置では、装置本
体の所定箇所に開口形成された挿入部に、感光記録媒体
が収納されたカセットを挿入するように構成されたもの
が知られている。
【0003】かかる画像形成装置において、カセットに
収納された感光記録媒体を画像形成装置内に搬入する場
合には、モータ等の駆動源により紙送りローラを回転さ
せて行うようにすることが普通である。かかる機構を用
いた場合、スリップ等が生じるため、感光記録媒体の送
り不良を完全に無くすことは難しく、いわゆる用紙づま
りが発生してしまうことがある。この用紙づまりが発生
した場合には、装置本体の上部に取り付けられた蓋を開
けて、用紙づまりを起こした感光記録媒体を除去するの
である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、用紙づ
まりを起こした感光記録媒体を除去するために蓋を開け
ると、装置本体内に自然光が侵入するため、用紙づまり
を起こした1枚のみならず、カセットに収納された他の
感光記録媒体まで感光してしまい、使用できなくなると
いう問題点があった。
【0005】また、このようなことを回避するために
は、まず、感光記録媒体を収納したカセットを画像形成
装置から取り外してから、画像形成装置の蓋を開けて用
紙づまりを起こした感光記録媒体を除去する作業を行わ
なければならない等、煩わしい作業が必要であった。
【0006】本発明は、かかる問題点を解決するために
なされたものであり、装置本体内に光が侵入しても、カ
セットに収納された感光記録媒体を感光させてしまうこ
とのない画像形成装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、本発明の請求項1に記載の画像形成装置は、所定波
長の光に感応する感光記録媒体を用いて画像を形成する
ものを対象として、装置本体の内部に収納された前記感
光記録媒体を搬出する搬出口及び前記搬出口を開閉する
シャッターが設けられたカセットと、前記装置本体内に
光が侵入したことを検知する光検知センサと、前記光検
知センサが光を検知したときに前記装置本体の所定位置
に挿入された前記カセットを排出するカセット排出装置
と、を備えたものである。
【0008】かかる請求項1に記載の画像形成装置によ
れば、用紙づまりを起こした感光記録媒体を除去するた
めに、装置本体の上部に取り付けられた蓋を開けると、
装置本体内に侵入した光を光検知センサが検知して、カ
セット排出装置を駆動させ、未使用の感光記録媒体が収
納されたカセットを装置本体の所定位置から排出させ
る。このように排出されたカセットの搬出口部分は、カ
セットに設けられたシャッターにより閉塞される。従っ
て、装置本体内に光が侵入しても、カセットに収納され
た感光記録媒体を感光させてしまうことがない。
【0009】また、請求項2に記載の画像形成装置は、
前記装置本体には、所定位置に挿入された前記カセット
を固定するロック装置を備え、前記カセット排出装置に
は、前記カセットを挿入する挿入口近傍に摺動可能に設
けられるカセット受け台と、前記光検知センサが光を検
知したときに前記ロック装置のロック作用を解除するロ
ック解除装置と、前記ロック解除装置によりロック作用
を解除された前記カセット受け台を前記挿入口側へ排出
するように付勢する弾性部材と、を備えたものである。
【0010】かかる請求項2に記載の画像形成装置によ
れば、常には、カセットはロック装置により装置本体の
所定位置に固定されているが、前記光検知センサが光を
検知したときには、ロック解除装置によりロック作用は
解除され、カセット受け台は摺動可能な状態となり、弾
性部材により挿入口側へ排出するように付勢される。従
って、煩わしい作業を必要としないで、感光記録媒体を
感光させてしまうことなくカセットを取り出すことがで
きる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の画像形成装置を
具体化した実施の形態について、図面を参照しながら説
明する。
【0012】まず、本実施形態に係る画像形成装置とし
ての感光感圧プリンタ80の構造の概略について、図1
乃至図3を参照しながら説明する。図1は、遮光性カセ
ット67A,67Bが装着される前の状態の感光感圧プ
リンタ80を示す側面図であり、図2は、遮光性カセッ
ト67A,67Bが装着される前の状態の感光感圧プリ
ンタ80を示す平面図であり、図3は、遮光性カセット
67A,67Bが装着された後の状態の感光感圧プリン
タ80を示す平面図であり、図4は、遮光性カセット6
7A,67Bが装着された後の状態の感光感圧プリンタ
80を示す側面図である。
【0013】図において、感光感圧プリンタ80には、
ケーシング81に形成された挿入口81aに遮光性カセ
ット67A又は67Bが挿入されており、前記遮光性カ
セット67A又は67B内には、未感光の複数枚のマイ
クロカプセル紙37,・・が、積層された状態で収納さ
れている。このときの積層状態は、前記マイクロカプセ
ル紙37,・・のうち、後述する光透過性支持体31
(図7参照)が上側に位置するようになっている。な
お、本実施形態では、マイクロカプセル紙37の種類は
2種類(サイズ3.5インチ×5インチと、サイズ4イ
ンチ×6インチ)あり、その種類に応じてそれらが収納
される遮光性カセット67A,67Bのサイズが異なっ
ている。前記遮光性カセット67A,67Bは、幅及び
長さが異なるが、高さは同一である。
【0014】前記遮光性カセット67A又は67Bが前
記挿入口81aに挿入されると、遮光性カセット67A
又は67Bによって、挿入口81a近傍に摺動可能に設
けられたカセット受け台としてのスライダー130が押
され、遮光性カセット67A又は67Bと共に移動す
る。このスライダー130は、スライダー枠131A及
び131Bの間を前記遮光性カセット67A又は67B
の挿入方向に移動可能であり、常には、弾性部材として
のスプリング132によって前記挿入口81a側へ排出
するように付勢されている。前記スライダー枠131A
の近傍には、スライダー130を固定するロック装置と
してのピン135Aが突設されており、介装されたスプ
リング135Cによって前記遮光性カセット67A又は
67Bの挿入方向と直角方向に付勢されている。
【0015】しかして、前記スライダー130が前記挿
入口81aの奥側まで移動されてくると、スライダー1
30の爪部130Aが前記ピン135Aの斜面135B
を押圧する。このピン135Aに介装されたスプリング
135Cの付勢力に抗してさらに奥まで前記遮光性カセ
ット67A又は67Bを挿入すると、ピン135Aが遮
光性カセット67A又は67Bの挿入方向と直角方向に
移動し、スライダー130の爪部130Aがピン135
Aを乗り越える。すると、スライダー130はその位置
に固定されることとなる。
【0016】このように、前記遮光性カセット67A又
は67Bがケーシング81の開口部81aに挿入されて
セットされている状態で、遮光性カセット67A又は6
7Bからマイクロカプセル紙37が給紙ローラ65によ
り一枚ずつ取り出され、案内板86上を経て、マイクロ
カプセル紙37の先端部は、上側及び下側ローラ21
A,21Bを有する第1の送りローラ手段21により、
露光ヘッド20に対向する露光台66に向かって図中左
方に引き出される。露光台66は、露光ヘッド20に対
して接離可能にケーシング81内に支持されており、バ
ネ部材(図示しない)により上方向(露光ヘッド20
側)に付勢されている。なお、前記遮光性カセット67
A又は67Bから取り出された露光前のマイクロカプセ
ル紙37は、ケーシング81の遮光カバー等により、未
露光状態が保持される。
【0017】前記スライダー130の固定状態を解除す
る場合には、CPU70からの信号により、ロック解除
装置としてのソレノイド135を作動させ、ピン135
Aをばね部材135Cの付勢力に抗して移動させること
により、ロック作用を解除する。すると、前記スプリン
グ132の付勢力によってスライダー130は挿入口8
1a側へスライドされ、遮光性カセット67A又は67
Bは画像形成装置80の外部へ排出されることとなる。
なお、この状態では、遮光性カセット67A又は67B
は外部に完全に排出される訳ではなく、最終的には手動
で取り外すように構成されている。
【0018】また、装置本体80Aの内部であって、前
記スプリング132の近傍には、装置本体80A内に光
が侵入したことを検知する光検知センサ137が備えら
れている。この光検知センサ137は、光を検知する
と、前記CPU70にその旨の信号を出力する。光検知
センサ137からの信号がCPU70に入力されると、
前記ソレノイド135に駆動信号が出力され、前記ピン
135Aが移動する。すると、ソレノイド135により
ロック作用を解除されたスライダー130は、スプリン
グ132の付勢力により挿入口81a側へ移動され、こ
のスライダー130と共に遮光性カセット67A又は6
7Bが挿入口81から排出される。このように、前記ス
ライダー130と、前記ソレノイド135と、前記スプ
リング132とは、それぞれが連係することにより、前
記装置本体80A内に光が侵入したときに装置本体80
Aの所定位置に挿入された遮光性カセット67A又は6
7Bを排出するカセット排出装置としての機能を有する
ものである。
【0019】次に、前記ケーシング81の挿入口81a
を閉塞し得る閉塞部材111及び111aの構造につい
て、図5及び図6を参照しながら説明する。図5は、本
実施形態にかかる閉塞部材111を示す三面図であり、
図6は、他の実施形態にかかる閉塞部材111aを示す
平面図及び側面図である。
【0020】前記挿入口81aは、幅の大きい遮光性カ
セット67Aに対応して形成されており、その開口部分
が開閉可能な閉塞部材111によって閉塞されている。
図5(a)〜(c)に示すように、閉塞部材111は、
幅の小さい遮光性カセット67Bに対応する幅を有して
その中央部に位置する第1の扉体111aと、幅の小さ
い遮光性カセット67Bが挿入された場合に生ずる開口
部81aの残余部分を閉塞すべく前記第1の扉体111
aの両側に位置する第2の扉体111b,111bとか
ら構成されている。前記第1の扉体111a及び及び第
2の扉体111b,111bは、開口部81aの上側に
位置する共通の回転軸111cにより開閉可能に軸支さ
れている。また、第1の扉体111aの両側縁部には、
第2の扉体111b,111bの側縁部と重合接触する
接触部分111d,111dが形成されている。
【0021】従って、幅の大きい遮光性カセット67A
が挿入される場合には、第1の扉体111a及び第2の
扉体111b,111bが共に開かれ、幅の大きい遮光
性カセット67Aに対応して形成された開口部81aに
隙間なく挿入される。また、幅の小さい遮光性カセット
67Bが挿入される場合には、第1の扉体111aのみ
が開かれ、第2の扉体111b,111bは閉じられた
ままとなる。このように、幅の異なるいずれの遮光性カ
セット67A又は67Bを挿入しても、閉塞部材111
を構成する第1の扉体111a及び第2の扉体111
b,111bの協動作用によって遮光性が確保されるの
で、マイクロカプセル紙37を感光させてしまい画像形
成作用に悪影響を与えることがない。
【0022】さらに、第1の扉体111aの両側縁部に
接触部分111d,111dが形成されているので、遮
光性カセット67A,67Bが挿入されていない状態に
おいて、第1の扉体111a及び第2の扉体111b,
111bの間で生じる隙間の遮光性も確保される。
【0023】また、図6(b)に示すように、前記第2
の扉体111bの両側縁部に扇形状の遮光部111eを
形成し、幅の小さい遮光性カセット67Bが挿入された
ときに第2の扉体111bとの間に生じる隙間の遮光性
を高めるようにすることもできる。
【0024】図1乃至図4に示すように、前記第1の送
りローラ手段21の上流側には、マイクロカプセル紙3
7の先端部を検出する紙位置検出センサ(図示しない)
が所定位置に配設され、その検出結果に基づき、マイク
ロカプセル紙37の幅方向において露光ヘッド20を往
復移動させる露光タイミング、並びに第1の送りローラ
手段21による送りから後述の第2の送りローラ手段2
5による送りへ切換えるタイミングを設定するようにな
っている。また、それとは別に、マイクロカプセル紙3
7の送り経路にマイクロカプセル紙37の側縁部を検出
することによりそのサイズ(幅)を検出するための幅検
出センサ22A,22Bが一定間隔を存して並列に設け
られている。
【0025】前記幅検出センサ22A,22Bの検出信
号は、後述するCPU70に入力され、幅検出手段70
Aにおいて、マイクロカプセル紙37が上記2種類のい
ずれであるかが判定され、マイクロカプセル紙37の幅
が検出される。そして、その検出結果に基づき、往復移
動幅変更手段70Bにより露光ヘッド20(キャリッジ
48)の往復移動幅が設定され、第1の送りローラ手段
21及び後述する第2の送りローラ手段25によるマイ
クロカプセル紙37の送り速度並びに後述する現像加圧
手段45によるマイクロカプセル紙37の現像速度が速
度変更手段70Cによって変更されるようになってい
る。
【0026】前記給紙ローラ65及び第1の送りローラ
手段21の駆動側ローラである上側ローラ21Aは共通
の駆動モータ23(パルスモータ)にて回転駆動され、
マイクロカプセル紙37は間欠送りされるようになって
いる。即ち、給紙ローラ65は、駆動モータ23にて直
接回転駆動される一方、第1の送りローラ手段21の上
側ローラ21Aは、ギヤ機構24を介して回転駆動され
るようになっている。また、第2の送りローラ手段25
の上側ローラ25Aも、同様にギヤ機構24を介して駆
動モータ23にて回転駆動され、第2の送りローラ手段
25も、第1の送りローラ手段21と同一の送り速度で
もって、マイクロカプセル紙37を搬送するようになっ
ている。
【0027】そして、前記第1の送りローラ手段21に
より搬送されるマイクロカプセル紙37の先端部分は、
下側の露光台66と上側の露光ヘッド20との間に進入
するようになっている。
【0028】また、前記露光台66のマイクロカプセル
紙37が接触する側の表面には、フィルム状のヒータで
あるプレヒータ64aが取着されている。このプレヒー
タ64aは、後に詳述するように、露光ヘッド20を往
復走査することで前記露光ヘッド20によりマイクロカ
プセル紙37の選択的範囲に赤緑青の画像に対応した潜
像を形成する際に、感光感度を向上するべく所定の温度
にマイクロカプセル紙37を加熱するために使用され
る。
【0029】前記露光ヘッド20は、露光台66の上方
にマイクロカプセル紙37の幅方向(マイクロカプセル
紙37の送り方向(Y方向)と水平面で直交する方向
(X方向))において往復移動可能に配置されているキ
ャリッジ48の下面側に設けられており、前記キャリッ
ジ48の下流側には、上側及び下側ローラ25A,25
Bを有する第2の送りローラ手段25が設けられてい
る。
【0030】また、前記マイクロカプセル紙37の送り
通路上であって前記第2の送りローラ手段25の下流側
には、1対の圧力現像ローラ46A,46Bを備える圧
力現像手段45が配設され、更にその下流側に、フィル
ム状のポストヒータ64b及び1対の排出ローラ75,
75が順に配設され、現像後のマイクロカプセル紙37
はケーシング81の上部の用紙排出部82に排出される
ようになっている。なお、前記ポストヒータ64bは、
現像が終了してカラー画像が発色したマイクロカプセル
紙37を60〜80℃程度に加熱することで、発色を定
着させる作用があるものである。また、前記ポストヒー
タ64b及び前述したプレヒータ64aは、共に、ポリ
イミド等の薄膜フィルム上に、導電性発熱体を印刷等に
てパターン化し、電流駆動を行うことでフィルム自身が
発熱するように構成されたものである。
【0031】前記第1及び第2の送りローラ手段21,
25の下側ローラ21B,25Bには、板バネ部材26
A,26Bを介して、いずれかのローラ21B,25B
を上側ローラ21A,25Aの方向に択一的に付勢する
切換手段27が設けられ、マイクロカプセル紙37が、
第1の送りローラ手段21又は第2の送りローラ手段2
5のいずれか一方のみによって送られるようになってい
る。即ち、下側ローラ21B,25Bの軸部に当接する
当接部を有する板バネ部材26A,26Bが、可動支持
部材30に連結され、前記可動支持部材30をソレノイ
ド手段28にて進退させることで、いずれの送り手段2
1,25による送りを行うかを切り換えるようになって
いる。
【0032】また、可動支持部材30は、コイルスプリ
ング29にて第1の送りローラ手段21側に付勢され、
ソレノイド手段28がオフ状態では、コイルスプリング
29の付勢力によって可動支持部材30が第1の送りロ
ーラ手段21側に移動せしめられ、板バネ部材26Aが
第1の送りローラ手段21側の下側ローラ21Bを上方
に(上側ローラ21A側に)付勢する力の方が、板バネ
部材26Bが第2の送りローラ手段25側の下側ローラ
25Bを上方に付勢する力よりも大きくなるように構成
されている。一方、前記ソレノイド手段28がオン状態
では、可動支持部材30が第2の送りローラ手段25側
に移動され、板バネ部材26Bが第2の送りローラ手段
25の下側ローラ25Bを上側ローラ25Aへ付勢する
力の方が、板バネ部材26Aにより下側ローラ21Bを
上側ローラ21A側に付勢する力よりも大きくなる。
【0033】ここで、ソレノイド手段28としては、電
磁ソレノイドの他に、エアシリンダやリニアモータ等の
往復駆動手段を使用することができる。なお、前記板バ
ネ部材26A,26Bの強度、取付角度等を適宜選択す
ることによって、板バネ部材26A,26Bによる付勢
力を調整して、下側ローラ21B,25Bの上側ローラ
21A,25Aに対する接触圧力を0〜50gの範囲で
調整することが可能である。
【0034】前記キャリッジ48は、図中紙面に直交す
る方向(マイクロカプセル紙37の搬送方向に直交する
方向)に沿って延びるようにケーシング81内に平行に
固設された断面円形状の1対の案内軸49,49に摺動
可能に軸支されており、前記露光台66側の下面に露光
ヘッド20が取付固定されている。前記キャリッジ48
の下流側端部には、プーリ51,52間に回転可能に設
けられたタイミングベルト53が固着され、前記プーリ
51,52のうちの一方のプーリ51にキャリッジ駆動
モータ54が連結されている。よって、タイミングベル
ト53がモータ54によって回転されることで、キャリ
ッジ48が案内軸49,49に沿って往復駆動されるよ
うになっている。
【0035】前記第2の送りローラ手段25を通過した
マイクロカプセル紙37は、湾曲形成されたガイド部材
83によって案内されて圧力現像手段45に送られる
が、その際、マイクロカプセル紙37は、それ自体の剛
性により、最初はガイド部材83に沿わず、圧力現像手
段45の方に送られないが(図4鎖線参照)、第2の送
りローラ手段25により順次間欠的に送り出されること
で、マイクロカプセル紙37が徐々に撓んでガイド部材
83に沿うようになり、圧力現像手段45に送られ、加
圧現像作用を受けるようになっている。即ち、第2の送
りローラ手段25と圧力現像手段45との間に、マイク
ロカプセル紙37の流れを一時的に停滞させ一定量のマ
イクロカプセル紙37を蓄積するバッファ部84が形成
されていることになり、第2の送り手段25による間欠
送りから、圧力現像手段45による連続送りに無理なく
移行するように構成されている。
【0036】前記圧力現像ローラ46A,46Bのう
ち、一方のローラ46Aはケーシング81に回転可能に
支持され、他方のローラ46Bは、回転軸55aを有す
る支持ブラケット55の一端部に回転可能に支持されて
いる。支持ブラケット55の他端部は、カム部材56に
当接する下側カム面55bを有し、上方に位置する加圧
部材57がスプリング部材58にて下方に付勢され、下
側カム面55bがカム部材56に常時当接するようにさ
れている。
【0037】前記圧力現像ローラ46A,46Bは、線
接触型の加圧ローラとして形成されており、マイクロカ
プセル紙37の送り方向に直交する軸線の回りについて
回転可能に支承されている。一方の圧力現像ローラ46
Bが、スプリング部材58の付勢力により他方の圧力現
像ローラ46Aに接触するように付勢されている。ま
た、圧力現像ローラ46Aは、キャリッジ駆動モータ5
4と反対側に位置する駆動モータ60にて、ギヤ機構6
1を介して回転駆動されるようになっている。
【0038】ここで、前記圧力現像ローラ46A,46
Bによるマイクロカプセル紙37の加圧力はスプリング
部材58の付勢力を利用する代わりに、空圧器、油圧
器、ソレノイド等の他の加圧手段で代用することが可能
である。それに加えて、単に弾性体を使用するだけでは
なく、電磁力を使用して加圧することも可能である。
【0039】続いて、前記マイクロカプセル紙37の構
造について、図7を参照しながら説明する。図7は、マ
イクロカプセル紙37の内部構造を示す断面図である。
【0040】図において、下側に位置する光透過性支持
体31上に、色材としての共反応体と接触して発色する
成分(染料前駆体、以下、色原体と記述する場合があ
る)及び所定波長の光に感応することによりその機械的
強度が変化(感光硬化)する成分(光硬化性樹脂)とを
内包したマイクロカプセル32と、前記マイクロカプセ
ル32中の染料前駆体(色原体)と反応する共反応体
(顕色剤)33とが混合塗着されてなる混合塗着層34
が積層され、更に、前記混合塗着層34上に、シート状
支持体35が積層されている。
【0041】前記マイクロカプセル32としては、3種
類の異なるマイクロカプセル32が含まれており、その
種類の異なる各マイクロカプセル32には、イエロー、
マゼンタ、シアンのうちの一つの色を発色するための無
色の染料前駆体と、光の3原色の各々の波長の光に感応
して硬化する光硬化性樹脂と、重合開始剤とが含まれて
いる。
【0042】このため、例えば、ブルー光(約470n
mの波長光)をマイクロカプセル紙37に露光した場合
には、イエローのみの染料前駆体を含んだマイクロカプ
セル32の光硬化性樹脂が感光硬化し、このマイクロカ
プセル紙37に圧力をかけると、感光硬化したマイクロ
カプセル(この場合はイエロー)32は破壊されず、硬
化しなかったマイクロカプセル(この場合はマゼンタ、
シアン)32が破壊されてマゼンタ、シアンの染料前駆
体がマイクロカプセルから流出して顕色剤と反応して発
色し、それらが混色して青色となる。この青色が前記透
過性支持体31を介して観察されることになる。
【0043】また、グリーン光(約525nmの波長
光)をマイクロカプセル紙37に露光した場合には、マ
ゼンタのみの染料前駆体を含んだマイクロカプセル32
の光硬化性樹脂が感光硬化し、このマイクロカプセル紙
37に圧力をかけると、圧力現像によりイエロー、シア
ンのマイクロカプセル32が破壊され、イエロー、シア
ンの染料前駆体と顕色剤との反応によりそれぞれ発色
し、それらが混色して緑色となる。この緑色が前記透過
性支持体31を介して観察されることになる。
【0044】更に、レッド光(約650nmの波長の
光)をマイクロカプセル紙37に露光した場合には、シ
アンのみの染料前駆体を含んだマイクロカプセル32の
光硬化性樹脂が感光硬化し、このマイクロカプセル紙3
7に圧力をかけると、圧力現像によりイエロー、マゼン
タのマイクロカプセル32が破壊され、イエロー、マゼ
ンタの染料前駆体と顕色剤との反応によりそれぞれ発色
し、それらが混色して赤色となる。この赤色が前記透過
性支持体31を介して観察されることになる。
【0045】また、露光により全てのマイクロカプセル
32が感光硬化したときは、圧力現像してもそれらが破
壊されないので発色は起こらず、光透過性支持体31を
介して前記シート状支持体35の表面が目視できる状態
にある。従って、前記シート状支持体35の表面の白色
が背景色となり、発色反応が起こった部分だけカラー画
像が形成されるのである。尚、この発色原理を自己発色
と称する。また、マイクロカプセル紙37における光透
過性支持体31の表面を発色側面と称する。
【0046】本実施形態の場合、前記光透過性支持体3
1の材質としては、PET(ポリエチレンテレフタレー
ト)、ポリ塩化ビニル等の樹脂フィルムが用いられる。
【0047】ところで、このようなマイクロカプセル3
2による感材は、湿度による影響を大きく受け、高湿条
件にて保存されると、光透過性支持体31やシート状支
持体35が吸湿し、その感度を大きく変動させてしま
う。具体的には、吸湿により感度が高くなるが、高湿保
存時の温度条件によりその感度は10倍程度以上に変動
するものであり、本発明のような複数光源により一定露
光エネルギー密度にて感材を露光する画像形成装置にお
いては、画質を高品位に保つには、この変動要因は大き
な技術的課題となる。
【0048】そこで、この課題を解決するために、前記
光透過性支持体31及びシート状支持体35として、耐
湿材料を選択するか、耐湿材料を更に外表面か内表面
(カプセル側の表面)に塗布することが望ましい。この
ような耐湿材料の例として、非晶質ポリオレフィン等の
光学レンズ材料が広く選択でき、また、耐湿材料を塗布
する場合の塗布材料、方法としてSiO2等の蒸着等が
挙げられる。
【0049】また、これとは異なる技術的課題として、
光透過性支持体31を透過して紫外線がマイクロカプセ
ル32に放射されることで、カプセルが黄色に変色し、
白地の色度、濃度が変化してしまうという課題がある。
そこで、この課題を解決するために、前記光透過性支持
体31として、紫外線の透過率の低い材料を選ぶか、紫
外線の透過率の低い材料を外表面か内表面に塗布するこ
とが望ましい。
【0050】前記マイクロカプセル32としては、トリ
フェニルメタン系、スピロピラン系染料の色原体、トリ
メチロールプロパントリアクリレートの如きアクリロイ
ル基含有化合物の光硬化性樹脂、並びにベンゾフェノ
ン、ベンゾイルアルキルエーテルの如き光重合開始剤等
を、ゼラチン、ポリアミド、ポリビニルアルコール、ポ
リイソシアネート樹脂等の重合体壁に内包した物等の公
知のものを使用することができる。
【0051】また、前記共反応体33としては、マイク
ロカプセル32内の色原体の組成等との関連もあるが、
酸性物質、例えば、酸性白土、カオリン、酸性亜鉛、酸
化チタン等の無機酸化物、フェノールノボラック樹脂、
あるいは有機酸等の公知の顕色剤を用いることができ
る。
【0052】このマイクロカプセル32及び共反応体3
3の混合物に対し、更にバインダ、充てん剤、粘度調整
剤等が添加されて、光透過性支持体31上に塗布ロー
ラ、スプレイ、ドクタナイフ等により塗布され、混合塗
着層34が形成される。
【0053】前記シート状支持体35は、透明、半透
明、又は不透明な支持体、例えば、紙(セルロース)、
合成紙、ポリエステルやポリカーボネイト等の樹脂フィ
ルム等を用いることができる。また、湿度、紫外線の影
響に対する対策は、上述の通りである。
【0054】次いで、図8及び図9を参照しながら、前
記露光ヘッド20の構成について説明する。図8は、露
光ヘッド20の構造を示す側面図であり、図9は、露光
ヘッド20に形成された凹部4付近の構造を示す拡大図
である。
【0055】図8に示すように、露光ヘッド20は、複
数種類の発光素子7,8,9と、それらを固定支持する
ための基板1と、マスク13と、マスク保持部材14と
を備えるものである。
【0056】また、図9に示すように、基板1は、その
製造方法として、まずガラスエポキシ製の平板状の基板
1の表面に、切削加工、プレス加工等にて、すり鉢状の
凹部4を形成し、更にその表面に、電気信号を伝達する
ための所定の平面視ランドパターンの電極層3を無電解
メッキにより形成する。前記電極層3は銅箔35μmか
らなる。また、ボンディングワイヤー10の接続点で
は、ボンディングパッドとして、ニッケル5μm、金
0.5〜1.0μmを更に銅箔上に形成し、3層構成と
する。
【0057】このように、基板1の所定箇所に必要数の
凹部4を形成してから、所定パターンにて電極層3を形
成し、各凹部4に発光素子としてのLEDが銀ペースト
又はエポキシ系の接着剤にて接着固定される。
【0058】前記凹部4は断面すりばち状に形成され、
各凹部4の底面4aは基板1の表面と平行に形成され、
その底面4aから上方に向けて広がるように傾斜状の側
面4bが形成される。基板1の表面の電極層3も凹部4
の表面に沿って所定のパターンにて形成される。
【0059】そして、図8に示すように、前記各凹部4
の底面4aの電極層3の表面には、接着剤6により、そ
れぞれ赤LED7、緑LED8、青LED9が固定され
る。ここで、前記凹部4の深さは赤LED7、緑LED
8、青LED9の取付高さよりも若干深く形成されてい
るため、各LED7,8,9の頂部は前記基板1の表面
よりも沈んだ位置となる。この赤LED7、緑LED
8、青LED9の頂部からは、ボンディングワイヤ10
によって、ランドパターンの電極層3の所定位置に電気
的結線が施されており、各LED7,8,9及びボンデ
ィングワイヤ10は、空気に触れないように透明な封止
材11にて封止されてある。
【0060】前記接着剤6としては、赤LED7には銀
ペースト、緑LED8、青LED9にはエポキシ樹脂等
が用いられる。これは、赤LED7は底面が電気的端子
の1つとなるため、導電性の接着剤6によって基板1と
の電気的接続を行うことが必要であるのに対して、緑L
ED8、青LED9では、電気的端子が2点とも頂面に
配設されているため、接着には絶縁性で透明なエポキシ
樹脂を用いているのである。透明な接着剤6を用いるこ
とで、緑LED8、青LED9の内部で発生して、底面
に進む出力光は、この透明な接着剤6を通過して凹部4
の底面4aで反射して再び頂面から出射されるため、出
力光が大きくなるという効果がある。
【0061】前記赤LED7は、その基本材料としてA
lGaAsが用いられ、公知技術である高出力のDDH
構造のものが適用できる。出力光の中心波長は約650
nmである。電気的端子は、頂面に1個あり、底面に1
個ある。前記緑LED8、青LED9は、共にその基本
材料としてGaNが用いられたものが適用できる。出力
光の中心波長はそれぞれ約525nm、約470nmで
ある。これらの電気的端子は頂面に2個あり、底面には
ない。各LEDは電気的な2端子に所定方向に電流を流
すことで出力光を空間中全方向に発する。全方向に発し
た出力光は、一部は直接図面中上方に向かい、他の一部
は凹部4の側面4bにて反射作用を受け同様に図面中上
方に出射される。
【0062】前記ボンディングワイヤ10は、金線から
なり、各LEDの頂面とボンディングパッドの形成され
た電極層3に対し、加熱及び超音波にてボンディング接
着される。
【0063】前記封止材11は熱硬化樹脂により形成さ
れ、通常透明なシリコーン樹脂、エポキシ樹脂等が用い
られる。熱硬化条件は、通常温度は150℃、時間は4
時間程度である。LED等の一般半導体材料は空気に触
れると、その表面が、酸化、吸湿等の作用を受け特性が
急激に劣化するという現象があるから、封止材11はこ
れを避ける目的と、ボンディングワイヤ10等を機械衝
撃により破壊しないように保護する目的がある。また、
本実施形態においては、封止材11をマスク13及びマ
スク保持部材14を接着固定するという別の目的にも流
用している。
【0064】前記基板1の上方には、貫通円形開口形状
のピンホール12を複数個(発光素子数と同一数)備え
たマスク13が、マスク保持部材14を介して位置決め
配設されている。マスク保持部材14は、基板1上に位
置決め用ボス穴15を用いて固定され、マスク保持部材
14の上端面にはマスク保持用の位置決め溝14aが形
成されている。この位置決め溝14aに前記マスク13
が装着され、接着等の固定手段によりマスク13は基板
1と一体に固定される。本実施形態では、マスク13及
びマスク保持部材14は、共に、前記封止材11によ
り、基板1上に一体化されている。
【0065】上記のように構成された露光ヘッド20
を、画像データに従って対応するLEDを変調露光しな
がら図2及び図3中横方向に沿って移動させ、その後に
マイクロカプセル紙37を図中縦方向に1露光ライン分
送ってから、再び露光ヘッド20を変調露光しながら図
中横方向に沿って移動させるという動作を繰り返すこと
により、所望の画像の露光を行うのである。
【0066】このように移動走査を行いながら、画像情
報に従って各LED7,8,9を独立に変調駆動するこ
とによって、所定の中心波長の光を、所定の光パワーに
て、所定時間、所定場所に供給することで、カラー画像
の潜像を形成することができるものである。
【0067】続いて、前記感光感圧プリンタ80の制御
回路の電気的構成を、図10に沿って説明する。図10
は、感光感圧プリンタ80の制御回路の電気的構成を示
すブロック図である。
【0068】制御回路は、CPU70、ROM71、R
AM72からなる周知の論理演算回路から構成されてお
り、CPU70には、ゲートアレイからなるI/Oポー
ト73を介して、外部のホストコンピュータからのRG
B画像データを入力するためのコネクタ74、マイクロ
カプセル紙37の幅を検出するための幅検出センサ22
A,22Bがそれぞれ接続され、装置内部の光を検出す
る光センサー137が接続されている。同様に、前記露
光ヘッド20(各LED)、前記送りローラ手段21,
25の駆動モータ23及び現像加圧ローラ手段45の駆
動モータ60に対する駆動回路77、前記キャリッジ駆
動モータ54に対する駆動回路78がそれぞれ接続され
ている。
【0069】そして、CPU70が、前記幅検出センサ
22A,22Bよりの信号を受けマイクロカプセル紙3
7の幅を検出する幅検出手段70Aと、前記幅検出手段
70Aよりの信号を受け、マイクロカプセル紙37の幅
に応じて、キャリッジ48(駆動モータ54)の走査幅
を変更する走査幅変更手段70Bと、前記幅検出手段7
0Aよりの信号を受け、マイクロカプセル紙37の幅に
応じて、両送りローラ手段21,25(駆動モータ2
3)による送り速度及び圧力現像手段45(駆動モータ
60)による現像速度を変更する速度変更手段70Cと
を備える。
【0070】前記ROM71には、プリンタ全体の動作
を制御するためのプログラム、入力された画像データか
ら露光ヘッド20の各色LEDの点灯時間やタイミング
を演算決定するためのプログラム、BGR露光の順序に
応じて給紙ローラ65及び排出ローラ75,75の駆動
を制御してマイクロカプセル紙37の搬送を行うための
プログラム、同様にBGR露光の順序に応じて前記キャ
リッジ送り用のキャリッジ駆動モータ54を制御して、
キャリッジ48を往復走査するプログラム等、種々のプ
ログラムが記憶され、CPU70はこれらのプログラム
に従って動作する。また、RAM72は、外部からの入
力データが一旦記憶されるバッファである。感光感圧プ
リンタ80に、出力画像のRGBデータが送られると、
その画像データが順次RAM72のバッファに記憶され
る。
【0071】また、露光ヘッド20の各LEDは、図示
しない駆動回路により、フレキシブルハーネス85(図
2参照)を介して電気的に駆動を受け、キャリッジ48
により移動されつつ画像情報に従って点灯消灯制御され
る。
【0072】次に、前記遮光性カセット67Aの構造に
ついて、図10乃至図15を参照しながら説明する。な
お、前記遮光性カセット67Bも、基本的には遮光性カ
セット67Aと同一の構造であるので、その説明を省略
する。
【0073】まず、遮光性カセット67Aの全体構造に
ついて、図11を参照しながら説明する。図11は遮光
性カセット67Aを示す図であり、(a)は底面図であ
り、(b)は平面図であり、(c)は左側面図であり、
(d)はA−A線断面図であり、(e)は背面図であ
る。
【0074】図において、遮光性カセット67Aは、第
1フレーム120と、前記第1フレーム120に嵌合さ
れる第2フレーム121と、前記第2フレーム121の
搬出口121aを開閉するシャッター122とを備えて
おり、これらの部材により遮光された状態で図10
(d)に示すようにマイクロカプセル紙37が収納され
ている。
【0075】次に、遮光性カセット67Aの各構成部材
について、図12乃至図16を参照しながら説明する。
【0076】まず、第1フレーム120について、図1
2を参照しながら説明する。図12は第1フレーム12
0を示す図であり、(a)は右側面図であり、(b)は
平面図であり、(c)はB−B線断面図であり、(d)
は底面図であり、(e)は突起部120cを示す一部拡
大図である。第1フレーム120には、図12(b)に
示すように、マイクロカプセル紙37を装填するための
装填開口部120aが形成されており、前記装填開口部
120aの底部には、後述するプレッシャーパッド12
3の背面を露出させるための押圧開口部120bが形成
されている。また、第1フレーム120の側面及び背面
には、図12(a)、図12(b)及び図12(e)に
示すように、突起部120cが複数箇所に形成されてお
り、第2フレーム121に形成された凹部121bと嵌
合するようになっている。
【0077】次に、第2フレーム121について、図1
3を参照しながら説明する。図13は第2フレーム12
1を示す図であり、(a)は右側面図であり、(b)は
平面図であり、(c)はC−C線断面図であり、(d)
は底面図である。第2フレーム121には、図13
(b)に示すように、収納されたマイクロカプセル紙3
7を前記装置本体80Aの内部に搬出する搬出口121
aが形成されており、この搬出口121aはシャッター
122により開閉されるようになっている。また、第2
フレーム121の側面には、図13(a)に示すよう
に、前記第1フレーム120の突起部120cと対応す
る位置に、凹部121bが形成されており、上述したよ
うな突起部120cとの嵌合を可能にしている。
【0078】次に、収納されたマイクロカプセル紙37
を付勢するプレッシャーパッド123について、図14
を参照しながら説明する。図14はプレッシャーパッド
123を示す図であり、(a)は平面図であり、(b)
は右側面図であり、(c)は底面図であり、(d)は正
面図である。
【0079】プレッシャーパッド123は、前記第1フ
レーム120の装填開口部120aの底部に載置され
(図16(b)参照)、前記プレッシャーパッド123
の平板状の基板123dの一面に多数突設された支持部
123a上にマイクロカプセル紙37が載置される。プ
レッシャーパッド123の基板123dの他面には、図
14(b)に示すように、凸部123bが形成されてお
り、前記第1フレーム120に形成された押圧開口部1
20bから前記凸部123bが露出されるように配置さ
れている。これにより、第1フレーム120の外側から
プレッシャーパッド123を押圧することが可能とな
り、この押圧力により、マイクロカプセル紙37は第2
フレーム121の搬出口121a側に付勢される。
【0080】また、プレッシャーパッド123の後部に
は、図14(a)乃至(c)に示すように、支持部付勢
部材123cが形成されており、前記プレッシャーパッ
ド123を第1フレーム120の底部側に付勢するよう
になっている。即ち、図14(b)に示すように、支持
部付勢部材123cは基板123dの後端から凸部12
3b側へ折り曲げ形成されており、支持部付勢部材12
3cの凸部123b側の面を第1フレーム120に固定
されることにより、基板123dが第1フレーム120
の底部側に付勢されるのである。
【0081】次に、前記シャッター122について、図
15及び図16を参照しながら説明する。図15は、シ
ャッター122を示す図であり、(a)は平面図であ
り、(b)は正面図であり、(c)は右側面図であり、
(d)及び(e)はシャッター122の先端部122e
付近の一部拡大図である。また、図16(a)及び
(b)は、シャッター122が第1フレーム120に取
り付けられた状態を示す平面図である。
【0082】シャッター122は、図15(a)に示す
ように、前記搬出口121aを塞ぐシャッター面部12
2aと、前記シャッター面部122aに連続して形成さ
れた弾性変形可能なシャッター付勢手段としての付勢部
122bとを有しており、前記付勢部122bの先端部
には支持穴部122cが設けられている。また、前記シ
ャッター面部122aの側部には、4箇所にフランジ部
122dが設けられている。そして、前記支持穴部12
2cは、図12(b)に示す第1フレーム120の支持
凸部120dと嵌合し、また、前記フランジ部122d
は同じく図12(b)に示すガイド部120eと係合す
ることにより取り付けられる(図15(a)参照)。
【0083】このとき、シャッター122は、付勢部1
22bが縮むように取り付けられるため、図16(a)
の矢印方向に付勢される。しかし、図15(d)に示す
ように、シャッター122の先端部122eには、切り
欠き部122fが設けられており、前記切り欠き部12
2fが前記第1フレーム120の前縁部120eと係合
するため、図15(a)に示す位置で係止される。さら
に、図14(a)に示すように、シャッター面部122
a上には係合凸部122gが設けられており、前記係合
凸部122gは図12(b)に示す前記第2フレーム1
21の案内溝部121c内を移動すると共に、案内溝部
121cの前方に設けられた係止部121dと係合し
て、図16(a)に示すように付勢される方向への移動
を規制されている。
【0084】前記第1フレーム120、第2フレーム1
21、プレッシャーパッド123、シャッター122
は、それぞれ黒色のポリエステルで形成されており、第
1フレーム120と第2フレーム121が装填開口部1
20aを閉塞するように嵌合され、さらに、シャッター
122が搬出口121aを、またプレッシャーパッド1
23が押圧開口部120bを閉塞することにより、マイ
クロカプセル紙37に対する高い遮光性を保っている。
【0085】前記遮光性カセット67A又は67Bが挿
入されるケーシング81の挿入口81a内には、前記係
合凸部122gと係合する係合部材(図示しない)が設
けられており、遮光性カセット67A又は67Bを挿入
口81aに挿入すると、前記係合部材と前記係合凸部1
22gとが係合して前記シャッター部材122を前記付
勢部122bの付勢力に抗して開放位置へと移動させ
る。
【0086】これにより、第2フレーム121に設けら
れた搬出口121aは開状態となり、第1フレーム12
0に収納されたマイクロカプセル紙37の先端面が前記
搬出口121aから露出する。
【0087】また、ケーシング81には、外部付勢手段
としての押圧バネ124が設けられており(図4参
照)、遮光性カセット67A又は67Bの挿入時に、前
記第1フレーム120に設けられた押圧開口部120b
から露出するプレッシャーパッド123の凸部123b
に前記押圧バネ124が当接し、付勢するようになって
いる。これにより、マイクロカプセル紙37の先端部
は、前記搬出口121a側に付勢され、遮光性カセット
67A又は67Bから引き出し可能となる。
【0088】従って、ケーシング81内に設けられた給
紙ローラ65を図1において時計回りに回転させること
により、マイクロカプセル紙37は遮光性カセット67
A又は67Bから引き出され、第1の送りローラ手段2
1により、露光ヘッド20と露光台66との間に搬送さ
れる。
【0089】一方、遮光性カセット67A又は67Bを
ケーシング81の開口部81aから引き抜いた場合は、
上述した係合部材による前記係合凸部122gに対する
付勢力が解除されるため、シャッター122は付勢部1
22bの付勢力により再び前記搬出口121aを閉塞す
る。また、前記押圧バネ124による前記プレッシャー
パッド123の凸部123bに対する付勢力も解除され
るため、プレッシャーパッド123は、支持部材付勢部
材123cにより第1フレーム120の底面部側へと付
勢され、前記押圧開口部120bは前記凸部123b又
はプレッシャーパッド123の背面により密封される。
【0090】従って、遮光性カセット67A又は67B
は遮光状態となり、内部に収納されたマイクロカプセル
紙37を感光させない。尚、この底面部側への付勢は、
遮光状態とするために必須のものではなく、押圧開口部
120bとマイクロカプセル紙37との間の光路を複数
回屈折させるためのフランジを第1フレーム120やプ
レッシャーパッド123に設けることにより、押圧開口
部120bからマイクロカプセル紙37に至る光をカッ
トすることができる。
【0091】また、支持部材付勢部材123cを凸部1
23b側に屈曲形成する代わりに、支持部材付勢部材1
23cを支持部123a側に屈曲形成し、支持部材付勢
部材123cの凸部123b側を第1フレーム120に
取着させておけば、第1フレーム120に対し支持部1
23aあるいは基板123dの先端側が起き上がった状
態となり、支持部123aがマイクロカプセル紙37を
搬出口121a側へ付勢可能となる。マイクロカプセル
紙37の枚数に応じて基板123dと支持部材付勢部材
123cが湾曲し、その弾性復元力による付勢するため
である。但し、この付勢力はマイクロカプセル紙37の
枚数に応じて変化するため、第1フレーム120に押圧
開口部120bを設け、ケーシング81側から基板12
3d又は凸部123bを搬出口121a側へバネ等の付
勢手段で付勢するようにしてもよい。マイクロカプセル
紙37を最後の1枚まで露出開口部121aに付勢して
遮光性カセット67A又は67Bから確実な取り出しを
図るためである。
【0092】よって、ケーシング81の開口部81aへ
の非挿入時には遮光状態を保ち、本ケーシング81の開
口部81aへの挿入時にはマイクロカプセル紙37を容
易に取り出すことができる遮光性カセット67A又は6
7Bを用いたため、マイクロカプセル紙37に対する遮
光性を維持しつつ、マイクロカプセル紙37の補充、交
換の容易化を図ることができ、複数の種類のマイクロカ
プセル紙37を自由に用いることができる。
【0093】それに加えて、そのような遮光性カセット
67A又は67Bが挿入されるケーシング81の開口部
81aには、第1及び第2の扉体111a,111b,
111bが開閉可能に軸支されているので、幅の大きい
遮光性カセット67Aが挿入される場合には、第1及び
第2の扉体111a,111b,111bが共に開か
れ、幅の大きい遮光性カセット67Aに対応して形成さ
れた開口部81aに隙間なく挿入される一方、幅の小さ
い遮光性カセット67Bが挿入される場合には、第1の
扉体111aのみが開放され、両遮光性カセット67
A,67Bの大きさの差により生ずる開口部81aの残
余の部分が、第2の扉体111b,11bによって閉塞
される。従って、いずれの遮光性カセット67A,67
Bが挿入されても、第1及び第2の扉体111a,11
1b,111bの協動作用によって、ケーシング81の
内部の遮光状態が確保される。
【0094】なお、さらにマイクロカプセル紙37に対
する遮光性を向上させるため、シャッター122の先端
部122cと係合する第1フレーム120の前縁部12
0eに、図14(e)に示すように、遮光部材としての
ラシャ紙142を取着してもよい。また、このラシャ紙
142等をシャッター122の先端部122cの切り欠
き部122fに取着するようにしてもよい。
【0095】次に、図1乃至図4を参照しながら、前記
感光感圧プリンタ80の動作を説明する。
【0096】まず、使用者が遮光性カセット67A又は
67Bを前記装置本体80Aにセットし、図示しない電
源スイッチをオンにすると、プレヒータ64a及びポス
トヒータ64bは通電により所定の温度とされる。
【0097】この後に、感光感圧プリンタ80に接続さ
れたホストコンピュータ(図示しない)から出力したい
画像の画像データ(RGBデータ)と共に、プリント開
始指令信号が入力される。なお、画像データは2次元ビ
ットマップ形式のデータとして供給され、各画素につい
てRGB成分毎の濃度を示す情報も含まれており、その
画像データはR画像データ、G画像データ、B画像デー
タに分離されてRAM72のバッファに記憶される。
【0098】CPU70は、プリント開始指令信号に応
答して、給紙ローラ65を回転させて、カセット67A
又は67Bから給紙ローラ65によりマイクロカプセル
紙37を一枚取り出し、第1の送りローラ手段21によ
り図中左方へ搬送され、露光ヘッド20の下側の露光台
66上に移動せしめられ、プリントが開始される。
【0099】前記マイクロカプセル紙37のひとつの露
光点に着目して説明すると、まず、第1のピンホール列
のLEDについては、キャリッジ48の移動に調時して
R画像データに従って赤LED7が点灯制御され、所定
時間経過後にG画像データに従って緑LED8が点灯制
御され、更に所定時間経過後にB画像データに従って青
LED9が点灯制御される。この露光制御が1露光ライ
ンの全ての露光点に関して行われる。また、第1のピン
ホール列により形成された露光済みラインが用紙送りに
より第2のピンホール列に対向しているとき再びこの露
光済みラインに同じデータに基づく各LED7,8,9
の点灯制御が行われ、更に用紙送りにより第3のピンホ
ール列に対向しているときにもこれが繰り返されるので
ある。
【0100】このようにして、第1〜第3のピンホール
列から露光が行われて、露光済みラインは用紙送りによ
り圧力現像手段45に送られて圧力現像されるのであ
る。このため、露光されたマイクロカプセル32は十分
に感光硬化され、感光硬化しなかったマイクロカプセル
32のみが圧力現像により破壊されて発色反応が行われ
るのである。
【0101】現像の後、マイクロカプセル紙37はヒー
タ64bにより60〜80℃程度に加熱され、マイクロ
カプセル32を完全に硬化させ、染料前駆体をカプセル
内に閉じこめることによって、最終的なカラー出力画像
が定着された状態として、排出部82に排出される。
【0102】また、感光感圧プリンタ80の作動中に、
いわゆる用紙づまりが発生してしまうことがある。この
ような場合には、装置本体80Aの上部に取り付けられ
た蓋を開けて、用紙づまりを起こしたマイクロカプセル
紙37を除去しなければならないが、本実施形態にかか
る感光感圧プリンタ80によれば、前記蓋を開けると装
置本体80A内に侵入した光を光検知センサ137が検
知して、カセット排出装置130,135,132を駆
動させ、未使用のマイクロカプセル紙37が収納された
遮光性カセット67A又は67Bを装置本体80Aの所
定位置から排出させる。このように排出された遮光性カ
セット67A又は67Bの搬出口121a部分は、遮光
性カセット67A又は67Bに設けられたシャッター1
22により閉塞される。従って装置本体80A内に光が
侵入しても、遮光性カセット67A又は67Bに収納さ
れたマイクロカプセル紙37を感光させてしまうことが
ない。
【0103】また、常には、遮光性カセット67A又は
67Bはロック装置135Aにより装置本体80Aの所
定位置に固定されているが、光検知センサ137が光を
検知したときには、ロック解除装置135によりロック
作用は解除され、スライダー130は摺動可能な状態と
なり、スプリング132により挿入口81a側へ排出す
るように付勢される。従って煩わしい作業を必要としな
いで、マイクロカプセル紙37を感光させてしまうこと
なく遮光性カセット67A又は67Bを取り出すことが
できる。
【0104】
【発明の効果】以上、説明したところから明らかなよう
に、本発明の請求項1に記載の画像形成装置によれば、
特に、装置本体の内部に収納された前記感光記録媒体を
搬出する搬出口及び前記搬出口を開閉するシャッターが
設けられたカセットと、前記装置本体内に光が侵入した
ことを検知する光検知センサと、前記光検知センサが光
を検知したときに前記装置本体の所定位置に挿入された
前記カセットを排出するカセット排出装置とを備えたこ
とにより、装置本体内に光が侵入しても、遮光性カセッ
トに収納されたマイクロカプセル紙を感光させてしまう
ことがない。
【0105】また、請求項2に記載の画像形成装置によ
れば、特に、前記装置本体には、所定位置に挿入された
前記カセットを固定するロック装置を備え、前記カセッ
ト排出装置には、前記カセットを挿入する挿入口近傍に
摺動可能に設けられるカセット受け台と、前記光検知セ
ンサが光を検知したときに前記ロック装置のロック作用
を解除するロック解除装置と、前記ロック解除装置によ
りロック作用を解除された前記カセット受け台を前記挿
入口側へ排出するように付勢する弾性部材とを備えたこ
とにより、煩わしい作業を必要としないで、マイクロカ
プセル紙を感光させてしまうことなく遮光性カセットを
取り出すことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】遮光性カセットが装着される前の状態の感光感
圧プリンタの側面図である。
【図2】遮光性カセットが装着される前の状態の感光感
圧プリンタの平面図である。
【図3】遮光性カセットが装着された後の状態の感光感
圧プリンタの平面図である。
【図4】遮光性カセットが装着された後の状態の感光感
圧プリンタの側面図である。
【図5】本実施形態にかかる閉塞部材を示す三面図であ
る。
【図6】他の実施形態にかかる閉塞部材を示す平面図及
び側面図である。
【図7】マイクロカプセル紙の内部構造を示す断面図で
ある。
【図8】露光ヘッドの構造を示す側面図である。
【図9】露光ヘッドに形成された凹部付近の構造を示す
拡大図である。
【図10】感光感圧プリンタの制御回路の電気的構成を
示すブロック図である。
【図11】遮光性カセットを示す図である。
【図12】第1フレームを示す図である。
【図13】第2フレームを示す図である。
【図14】プレッシャーパッドを示す図である。
【図15】シャッターを示す図である。
【図16】シャッターが第1フレームに取り付けられた
状態を示す平面図である。
【符号の説明】
37 マイクロカプセル紙 67A 遮光性カセット 67B 遮光性カセット 80 感光感圧プリンタ 80A 装置本体 81a 挿入口 121a 搬出口 122 シャッター 130 カセット受け台 132 弾性部材 135 ロック解除装置 135A ロック装置 137 光検知センサ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定波長の光に感応する感光記録媒体を
    用いて画像を形成する画像形成装置において、 装置本体の内部に収納された前記感光記録媒体を搬出す
    る搬出口及び前記搬出口を開閉するシャッターが設けら
    れたカセットと、 前記装置本体内に光が侵入したことを検知する光検知セ
    ンサと、 前記光検知センサが光を検知したときに前記装置本体の
    所定位置に挿入された前記カセットを排出するカセット
    排出装置と、 を備えたことを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記装置本体には、所定位置に挿入され
    た前記カセットを固定するロック装置を備え、 前記カセット排出装置には、前記カセットを挿入する挿
    入口近傍に摺動可能に設けられるカセット受け台と、前
    記光検知センサが光を検知したときに前記ロック装置の
    ロック作用を解除するロック解除装置と、前記ロック解
    除装置によりロック作用を解除された前記カセット受け
    台を前記挿入口側へ排出するように付勢する弾性部材
    と、を備えたことを特徴とする請求項1に記載の画像形
    成装置。
JP27437197A 1997-10-07 1997-10-07 画像形成装置 Withdrawn JPH11106065A (ja)

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