JPH11105577A - アクセルポジションセンサ - Google Patents
アクセルポジションセンサInfo
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- JPH11105577A JPH11105577A JP9271569A JP27156997A JPH11105577A JP H11105577 A JPH11105577 A JP H11105577A JP 9271569 A JP9271569 A JP 9271569A JP 27156997 A JP27156997 A JP 27156997A JP H11105577 A JPH11105577 A JP H11105577A
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- Japan
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- rotating member
- torsion coil
- fixed
- boss
- coil spring
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- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01D—MEASURING NOT SPECIALLY ADAPTED FOR A SPECIFIC VARIABLE; ARRANGEMENTS FOR MEASURING TWO OR MORE VARIABLES NOT COVERED IN A SINGLE OTHER SUBCLASS; TARIFF METERING APPARATUS; MEASURING OR TESTING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- G01D11/00—Component parts of measuring arrangements not specially adapted for a specific variable
- G01D11/16—Elements for restraining, or preventing the movement of, parts, e.g. for zeroising
- G01D11/18—Springs
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60K—ARRANGEMENT OR MOUNTING OF PROPULSION UNITS OR OF TRANSMISSIONS IN VEHICLES; ARRANGEMENT OR MOUNTING OF PLURAL DIVERSE PRIME-MOVERS IN VEHICLES; AUXILIARY DRIVES FOR VEHICLES; INSTRUMENTATION OR DASHBOARDS FOR VEHICLES; ARRANGEMENTS IN CONNECTION WITH COOLING, AIR INTAKE, GAS EXHAUST OR FUEL SUPPLY OF PROPULSION UNITS IN VEHICLES
- B60K26/00—Arrangements or mounting of propulsion unit control devices in vehicles
- B60K26/02—Arrangements or mounting of propulsion unit control devices in vehicles of initiating means or elements
- B60K26/021—Arrangements or mounting of propulsion unit control devices in vehicles of initiating means or elements with means for providing feel, e.g. by changing pedal force characteristics
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- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
- Y10T74/00—Machine element or mechanism
- Y10T74/20—Control lever and linkage systems
- Y10T74/20528—Foot operated
- Y10T74/20534—Accelerator
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
- Y10T74/00—Machine element or mechanism
- Y10T74/20—Control lever and linkage systems
- Y10T74/20528—Foot operated
- Y10T74/2054—Signal
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- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Transportation (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Auxiliary Drives, Propulsion Controls, And Safety Devices (AREA)
- Control Of Throttle Valves Provided In The Intake System Or In The Exhaust System (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 自動車のボディ側に固定される固定部材1に
対し回動部材2をアクセルペダルの戻し動作方向に向け
て捩りコイルばね3の捩りトルクにより回動付勢すると
ともに、センサ部4により回動部材2の回動角を検出す
るようにしたアクセルポジションセンサにおいて、アク
セルケーブルを介さずに直接にアクセルペダルに駆動連
結させるようにする際に、アクセルポジションセンサの
内部構造に小変更を加えるだけで、アクセルペダルの踏
力特性においてアクセルケーブルの摺動抵抗によるのと
略同様のヒステリシスが得られるようにする。 【解決手段】 固定部材1のボス部1aと捩りコイルば
ね3との間に、該捩りコイルばね3の捩りトルクの反力
によりボス部1aに押し付けられて回動部材2の回動時
に該ボス部1aとの間に摺動抵抗を発生させる筒状樹脂
部材6を配置する。
対し回動部材2をアクセルペダルの戻し動作方向に向け
て捩りコイルばね3の捩りトルクにより回動付勢すると
ともに、センサ部4により回動部材2の回動角を検出す
るようにしたアクセルポジションセンサにおいて、アク
セルケーブルを介さずに直接にアクセルペダルに駆動連
結させるようにする際に、アクセルポジションセンサの
内部構造に小変更を加えるだけで、アクセルペダルの踏
力特性においてアクセルケーブルの摺動抵抗によるのと
略同様のヒステリシスが得られるようにする。 【解決手段】 固定部材1のボス部1aと捩りコイルば
ね3との間に、該捩りコイルばね3の捩りトルクの反力
によりボス部1aに押し付けられて回動部材2の回動時
に該ボス部1aとの間に摺動抵抗を発生させる筒状樹脂
部材6を配置する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車においてア
クセルペダルに駆動連結されてアクセルポジションを検
出するアクセルポジションセンサに関し、特にアクセル
ケーブルを介さずに直接にアクセルペダルに駆動連結さ
れる際に該アクセルペダルの踏力特性にヒステリシスを
発生させる対策に関する。
クセルペダルに駆動連結されてアクセルポジションを検
出するアクセルポジションセンサに関し、特にアクセル
ケーブルを介さずに直接にアクセルペダルに駆動連結さ
れる際に該アクセルペダルの踏力特性にヒステリシスを
発生させる対策に関する。
【0002】
【従来の技術】近年では、例えば電子制御スロットルを
備えた自動車において、アクセルペダルに駆動連結され
て該アクセルペダルのポジションを検出するアクセルポ
ジションセンサが用いられるようになってきている。
備えた自動車において、アクセルペダルに駆動連結され
て該アクセルペダルのポジションを検出するアクセルポ
ジションセンサが用いられるようになってきている。
【0003】従来のアクセルポジションセンサについて
説明すると、このものは、ボス部を有していて自動車の
ボディ側に固定される固定部材と、上記ボス部に回動可
能に嵌挿される軸部を有していて、上記自動車のアクセ
ルペダルに該アクセルペダルの踏込み動作及び戻し動作
に応じて回動するようにアクセルケーブルを介して連結
される回動部材と、上記固定部材のボス部に外嵌合され
た状態で該固定部材及び回動部材間に介装されていて、
固定部材に対し回動部材をアクセルペダルの戻し動作方
向に向けて捩りトルクにより回動付勢する捩りコイルば
ねと、上記固定部材に対する回動部材の回動角を検出す
るセンサ部とを備えている。
説明すると、このものは、ボス部を有していて自動車の
ボディ側に固定される固定部材と、上記ボス部に回動可
能に嵌挿される軸部を有していて、上記自動車のアクセ
ルペダルに該アクセルペダルの踏込み動作及び戻し動作
に応じて回動するようにアクセルケーブルを介して連結
される回動部材と、上記固定部材のボス部に外嵌合され
た状態で該固定部材及び回動部材間に介装されていて、
固定部材に対し回動部材をアクセルペダルの戻し動作方
向に向けて捩りトルクにより回動付勢する捩りコイルば
ねと、上記固定部材に対する回動部材の回動角を検出す
るセンサ部とを備えている。
【0004】そして、上記アクセルポジションセンサが
エンジンルーム内に配置される場合には、図4に模式的
に示すように、アクセルポジションセンサaをアクセル
ケーブルbを介してアクセルペダルcのレバーdに駆動
連結させ、このことで捩りコイルばねの捩りトルクによ
りアクセルペダルcを戻す方向に付勢させるようになさ
れる。さらに、アクセルケーブルbをアクセルペダルc
の戻り方向に引っ張るためのリターンスプリングeが配
置される。
エンジンルーム内に配置される場合には、図4に模式的
に示すように、アクセルポジションセンサaをアクセル
ケーブルbを介してアクセルペダルcのレバーdに駆動
連結させ、このことで捩りコイルばねの捩りトルクによ
りアクセルペダルcを戻す方向に付勢させるようになさ
れる。さらに、アクセルケーブルbをアクセルペダルc
の戻り方向に引っ張るためのリターンスプリングeが配
置される。
【0005】ところで、上記アクセルペダルcの踏力特
性としては、一般に、踏込み動作時には重くなる一方、
戻し動作時には若干軽くなるようなヒステリシスを具備
していることがよいとされている。これに対し、上記従
来のアクセルポジションセンサaの場合には、回動部材
の回動角に応じて捩りコイルばねの捩りトルクは増減す
るものの、捩りコイル自体の回動部材の回動方向による
ヒステリシスは小さい。ところが、アクセルペダルcの
作動に伴い、上記アクセルケーブルbにより摺動抵抗が
発生することから、その摺動抵抗により上述のようなヒ
ステリシスを備えた踏力特性が得られるようになってい
る。
性としては、一般に、踏込み動作時には重くなる一方、
戻し動作時には若干軽くなるようなヒステリシスを具備
していることがよいとされている。これに対し、上記従
来のアクセルポジションセンサaの場合には、回動部材
の回動角に応じて捩りコイルばねの捩りトルクは増減す
るものの、捩りコイル自体の回動部材の回動方向による
ヒステリシスは小さい。ところが、アクセルペダルcの
作動に伴い、上記アクセルケーブルbにより摺動抵抗が
発生することから、その摺動抵抗により上述のようなヒ
ステリシスを備えた踏力特性が得られるようになってい
る。
【0006】つまり、上記アクセルペダルcの踏込み動
作時には、アクセルポジションセンサaの捩りコイルば
ねの捩りトルク及びリターンスプリングeの引張力にア
クセルケーブルbの摺動抵抗が加わることで、アクセル
ペダルcに対する踏力は大きくなり、一方、アクセルペ
ダルcの戻し動作時には、上記捩りトルク及び引張力が
アクセルケーブルbの摺動抵抗を受けることで、アクセ
ルペダルcに対する踏力は小さくなる。
作時には、アクセルポジションセンサaの捩りコイルば
ねの捩りトルク及びリターンスプリングeの引張力にア
クセルケーブルbの摺動抵抗が加わることで、アクセル
ペダルcに対する踏力は大きくなり、一方、アクセルペ
ダルcの戻し動作時には、上記捩りトルク及び引張力が
アクセルケーブルbの摺動抵抗を受けることで、アクセ
ルペダルcに対する踏力は小さくなる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のアクセルポジションセンサaでは、アクセルケーブ
ルbを介することなく直接にアクセルペダルcに駆動連
結される場合には、該アクセルケーブルbの摺動抵抗を
利用できないことから、上記のようなヒステリシスを得
ることは困難である。
来のアクセルポジションセンサaでは、アクセルケーブ
ルbを介することなく直接にアクセルペダルcに駆動連
結される場合には、該アクセルケーブルbの摺動抵抗を
利用できないことから、上記のようなヒステリシスを得
ることは困難である。
【0008】本発明は斯かる点に鑑みてなされたもので
あり、その目的は、アクセルポジションセンサをアクセ
ルケーブルを介さずに直接にアクセルペダルに駆動連結
させるようにする際に、上記アクセルポジションセンサ
に内蔵されている捩りコイルばねの捩りトルクの反力を
利用することにより、該アクセルポジションセンサの内
部構造に小変更を加えるだけで、アクセルペダルの踏力
特性においてアクセルケーブルの摺動抵抗によるのと略
同様のヒステリシスが得られるようにすることにある。
あり、その目的は、アクセルポジションセンサをアクセ
ルケーブルを介さずに直接にアクセルペダルに駆動連結
させるようにする際に、上記アクセルポジションセンサ
に内蔵されている捩りコイルばねの捩りトルクの反力を
利用することにより、該アクセルポジションセンサの内
部構造に小変更を加えるだけで、アクセルペダルの踏力
特性においてアクセルケーブルの摺動抵抗によるのと略
同様のヒステリシスが得られるようにすることにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明では、固定部材のボス部と捩りコイルばね
との間に回動部材と一体となって回動する筒状樹脂部材
を配置し、この樹脂部材を捩りコイルばねの捩りトルク
の反力で上記ボス部に押し付けることにより回動部材の
回動時に筒状樹脂部材とボス部との間に摺動抵抗を発生
させ、この摺動抵抗により上述のヒステリシスが得られ
るようにした。
めに、本発明では、固定部材のボス部と捩りコイルばね
との間に回動部材と一体となって回動する筒状樹脂部材
を配置し、この樹脂部材を捩りコイルばねの捩りトルク
の反力で上記ボス部に押し付けることにより回動部材の
回動時に筒状樹脂部材とボス部との間に摺動抵抗を発生
させ、この摺動抵抗により上述のヒステリシスが得られ
るようにした。
【0010】具体的には、請求項1の発明では、ボス部
を有していて自動車のボディ側に固定される固定部材
と、この固定部材のボス部に回動可能に嵌挿された軸部
を有していて、上記自動車のアクセルペダルに該アクセ
ルペダルの踏込み動作及び戻し動作に応じて回動するよ
うに連結される回動部材と、上記固定部材のボス部に外
嵌合された状態で該固定部材及び回動部材間に介装され
ていて、上記固定部材に対し回動部材をアクセルペダル
の戻し動作方向に向けて捩りトルクにより回動付勢する
捩りコイルばねと、上記固定部材のボス部と捩りコイル
ばねとの間に配置されて上記回動部材と一体となって回
動するように設けられていて、上記捩りコイルばねの捩
りトルクの反力により上記ボス部に押し付けられて回動
部材の回動時に該ボス部との間に摺動抵抗を発生する筒
状樹脂部材と、上記固定部材に対する回動部材の回動角
を検出する検出手段とを備えるようにする。
を有していて自動車のボディ側に固定される固定部材
と、この固定部材のボス部に回動可能に嵌挿された軸部
を有していて、上記自動車のアクセルペダルに該アクセ
ルペダルの踏込み動作及び戻し動作に応じて回動するよ
うに連結される回動部材と、上記固定部材のボス部に外
嵌合された状態で該固定部材及び回動部材間に介装され
ていて、上記固定部材に対し回動部材をアクセルペダル
の戻し動作方向に向けて捩りトルクにより回動付勢する
捩りコイルばねと、上記固定部材のボス部と捩りコイル
ばねとの間に配置されて上記回動部材と一体となって回
動するように設けられていて、上記捩りコイルばねの捩
りトルクの反力により上記ボス部に押し付けられて回動
部材の回動時に該ボス部との間に摺動抵抗を発生する筒
状樹脂部材と、上記固定部材に対する回動部材の回動角
を検出する検出手段とを備えるようにする。
【0011】上記の構成において、回動部材は、固定部
材に対しアクセルペダルの戻し動作方向に向けて捩りコ
イルばねの捩りトルクにより回動付勢されている。その
際に、回動部材の回動角に応じて上記捩りトルクは増減
するものの、捩りトルク自体の回動部材の回動方向によ
るヒステリシスは小さい。
材に対しアクセルペダルの戻し動作方向に向けて捩りコ
イルばねの捩りトルクにより回動付勢されている。その
際に、回動部材の回動角に応じて上記捩りトルクは増減
するものの、捩りトルク自体の回動部材の回動方向によ
るヒステリシスは小さい。
【0012】このとき、上記固定部材のボス部とその外
周に位置する捩りコイルばねとの間に筒状樹脂部材が介
在しており、この筒状樹脂部材は、その周方向の一部が
捩りコイルばねの捩りトルクの反力により上記ボス部に
押し付けられているとともに、上記回動部材と一体とな
って回動するので、回動部材の回動に伴って筒状樹脂部
材の内周面とボス部の外周面との間に摺動抵抗が発生
し、その摺動抵抗により回動部材の回動はダンピングさ
れるようになる。
周に位置する捩りコイルばねとの間に筒状樹脂部材が介
在しており、この筒状樹脂部材は、その周方向の一部が
捩りコイルばねの捩りトルクの反力により上記ボス部に
押し付けられているとともに、上記回動部材と一体とな
って回動するので、回動部材の回動に伴って筒状樹脂部
材の内周面とボス部の外周面との間に摺動抵抗が発生
し、その摺動抵抗により回動部材の回動はダンピングさ
れるようになる。
【0013】これにより、上記回動部材がアクセルペダ
ルの戻し動作方向とは逆の方向に回動するときに出力す
るトルク、つまりアクセルペダルの踏込み動作時に要す
る踏力は、捩りトルクに上記ダンピング力の加わった分
だけ大きくなる一方、上記回動部材がアクセルペダルの
戻し動作方向に回動するときに出力するトルク、つまり
アクセルペダルの戻し動作時に要する踏力は、捩りトル
クが上記ダンピング力を受ける分だけ小さくなる。
ルの戻し動作方向とは逆の方向に回動するときに出力す
るトルク、つまりアクセルペダルの踏込み動作時に要す
る踏力は、捩りトルクに上記ダンピング力の加わった分
だけ大きくなる一方、上記回動部材がアクセルペダルの
戻し動作方向に回動するときに出力するトルク、つまり
アクセルペダルの戻し動作時に要する踏力は、捩りトル
クが上記ダンピング力を受ける分だけ小さくなる。
【0014】請求項2の発明では、上記請求項1の発明
において、捩りコイルばねが軸方向に圧縮された状態で
固定部材及び回動部材間に介装される場合に、上記筒状
樹脂部材は、固定部材のボス部に対し摺動可能に外嵌合
された筒状本体と、該筒状本体の外周に半径方向外方に
向かって突出するように設けられていて上記捩りコイル
ばねと上記回動部材との軸方向の間に挟圧保持されたフ
ランジとを有するものとする。
において、捩りコイルばねが軸方向に圧縮された状態で
固定部材及び回動部材間に介装される場合に、上記筒状
樹脂部材は、固定部材のボス部に対し摺動可能に外嵌合
された筒状本体と、該筒状本体の外周に半径方向外方に
向かって突出するように設けられていて上記捩りコイル
ばねと上記回動部材との軸方向の間に挟圧保持されたフ
ランジとを有するものとする。
【0015】上記の構成において、筒状樹脂部材は、固
定部材のボス部に対し摺動可能に外嵌合された筒状本体
と、この筒状本体の外周に半径方向外方に向かって突出
するように設けられたフランジとを有する。このとき、
上記フランジは、捩りコイルばねの圧縮力により該捩り
コイルばねと回動部材との軸方向の間に挟圧保持されて
おり、このことで、上記筒状樹脂部材が回動部材と一体
となって回動するようになっている。よって、上記請求
項1の発明での作用は具体的にかつ適正に営まれる。
定部材のボス部に対し摺動可能に外嵌合された筒状本体
と、この筒状本体の外周に半径方向外方に向かって突出
するように設けられたフランジとを有する。このとき、
上記フランジは、捩りコイルばねの圧縮力により該捩り
コイルばねと回動部材との軸方向の間に挟圧保持されて
おり、このことで、上記筒状樹脂部材が回動部材と一体
となって回動するようになっている。よって、上記請求
項1の発明での作用は具体的にかつ適正に営まれる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づいて説明する。図2は、本発明の実施形態に係るア
クセルポジションセンサAが備えられたアクセルペダル
機構を模式的に示しており、このアクセルペダル機構で
は、上記アクセルポジションセンサAは、例えば電子制
御スロットルを備えた自動車において、アクセルペダル
Pに所定の踏力特性を付与するとともに、該アクセルペ
ダルPのアクセルポジションを検出してその検出信号
を、上記スロットルの作動を制御する図外のCPUに出
力するために用いられる。
基づいて説明する。図2は、本発明の実施形態に係るア
クセルポジションセンサAが備えられたアクセルペダル
機構を模式的に示しており、このアクセルペダル機構で
は、上記アクセルポジションセンサAは、例えば電子制
御スロットルを備えた自動車において、アクセルペダル
Pに所定の踏力特性を付与するとともに、該アクセルペ
ダルPのアクセルポジションを検出してその検出信号
を、上記スロットルの作動を制御する図外のCPUに出
力するために用いられる。
【0017】上記アクセルポジションセンサAは、図1
に拡大して示すように、ボス部1aを有していて自動車
のボディ側に固定される固定部材1と、この固定部材1
のボス部1aに回動可能に嵌挿された軸部2aを有して
いて、上記自動車のアクセルペダルPのレバーRに該ア
クセルペダルPの踏込み動作及び戻し動作に応じてボス
部1aの軸心Qの回りに回動するように連結される回動
部材2と、固定部材1のボス部1aに外嵌合された状態
で該固定部材1及び回動部材2間に介装されていて、固
定部材1に対し回動部材2をアクセルペダルPの戻し動
作方向(図2の時計回り方向)、つまりアクセルペダル
Pの踏込み動作方向(同図の反時計回り方向)とは逆の
方向に向けて捩りトルクにより回動付勢する捩りコイル
ばね3と、固定部材1に対する回動部材2の回動角を検
出する検出手段としてのセンサ部4とを備えている。
に拡大して示すように、ボス部1aを有していて自動車
のボディ側に固定される固定部材1と、この固定部材1
のボス部1aに回動可能に嵌挿された軸部2aを有して
いて、上記自動車のアクセルペダルPのレバーRに該ア
クセルペダルPの踏込み動作及び戻し動作に応じてボス
部1aの軸心Qの回りに回動するように連結される回動
部材2と、固定部材1のボス部1aに外嵌合された状態
で該固定部材1及び回動部材2間に介装されていて、固
定部材1に対し回動部材2をアクセルペダルPの戻し動
作方向(図2の時計回り方向)、つまりアクセルペダル
Pの踏込み動作方向(同図の反時計回り方向)とは逆の
方向に向けて捩りトルクにより回動付勢する捩りコイル
ばね3と、固定部材1に対する回動部材2の回動角を検
出する検出手段としてのセンサ部4とを備えている。
【0018】具体的に説明すると、上記固定部材1のボ
ス部1aと回動部材2の軸部2aとの間には、該ボス部
1aにおいて軸部2aを回動可能に保持する2つのボー
ルベアリング5,5が軸方向(図1の上下方向)に同心
状に並ぶように配置されている。また、回動部材2は、
上記軸部2aの他に、該軸部2aがその基端(同図の上
端)において軸部2aと一体となって回動するように連
結された回動板2bを有する。この回動板2bにおいて
固定部材1のボス部1aの一端面(同図の上端面)と対
向する部位には、該ボス部1aの端面に対し摺接可能な
樹脂部材2cが貼設されている。また、回動板2bに
は、図2に示すように、アクセルペダルPのレバーRに
連結されるアーム部2dが半径方向外方に向かって突出
するように設けられている。
ス部1aと回動部材2の軸部2aとの間には、該ボス部
1aにおいて軸部2aを回動可能に保持する2つのボー
ルベアリング5,5が軸方向(図1の上下方向)に同心
状に並ぶように配置されている。また、回動部材2は、
上記軸部2aの他に、該軸部2aがその基端(同図の上
端)において軸部2aと一体となって回動するように連
結された回動板2bを有する。この回動板2bにおいて
固定部材1のボス部1aの一端面(同図の上端面)と対
向する部位には、該ボス部1aの端面に対し摺接可能な
樹脂部材2cが貼設されている。また、回動板2bに
は、図2に示すように、アクセルペダルPのレバーRに
連結されるアーム部2dが半径方向外方に向かって突出
するように設けられている。
【0019】上記センサ部4は、固定部材1のボス部1
aの一端(図1の下端)にビス止めにより取り付けられ
た本体4aと、その本体4aから軸心Qに沿ってボス部
1aの側へ突出するように設けられたロータ4bと、検
出信号をCPUに出力するためのコネクタ4cとを有す
る。そして、ロータ4bの先端は回動部材2の軸部2a
の先端に該軸部2aと一体となって回動するように連結
されている。
aの一端(図1の下端)にビス止めにより取り付けられ
た本体4aと、その本体4aから軸心Qに沿ってボス部
1aの側へ突出するように設けられたロータ4bと、検
出信号をCPUに出力するためのコネクタ4cとを有す
る。そして、ロータ4bの先端は回動部材2の軸部2a
の先端に該軸部2aと一体となって回動するように連結
されている。
【0020】本実施形態では、2つの捩りコイルばね
3,3が軸方向に互いに重なった状態で用いられてい
る。各捩りコイルばね3はそのコイル部が左巻きであっ
て、該コイル部が縮径方向に捩られた状態で図外の両係
止端をそれぞれ固定部材1及び回動部材2に係止させて
いる。したがって、回動部材2は、捩りコイルばね3,
3の拡径方向の捩りトルクにより固定部材1の側から見
て時計回り方向に向かって回動付勢されており、このこ
とで、該回動部材2に連結されたアクセルペダルPを戻
し動作方向に付勢するようになされている。また、捩り
コイルばね3,3は、軸方向に圧縮された状態で固定部
材1及び回動部材2間に介装されていて、固定部材1及
び回動部材2をそれらが軸方向において互いに離れる方
向に押圧付勢するようになっている。
3,3が軸方向に互いに重なった状態で用いられてい
る。各捩りコイルばね3はそのコイル部が左巻きであっ
て、該コイル部が縮径方向に捩られた状態で図外の両係
止端をそれぞれ固定部材1及び回動部材2に係止させて
いる。したがって、回動部材2は、捩りコイルばね3,
3の拡径方向の捩りトルクにより固定部材1の側から見
て時計回り方向に向かって回動付勢されており、このこ
とで、該回動部材2に連結されたアクセルペダルPを戻
し動作方向に付勢するようになされている。また、捩り
コイルばね3,3は、軸方向に圧縮された状態で固定部
材1及び回動部材2間に介装されていて、固定部材1及
び回動部材2をそれらが軸方向において互いに離れる方
向に押圧付勢するようになっている。
【0021】そして、本実施形態では、上記固定部材1
のボス部1aと捩りコイルばね3,3との間に配置され
ているとともに回動部材2と一体となって回動するよう
に設けられていて、該捩りコイルばね3,3の捩りトル
クの反力によりボス部1aに押し付けられて回動部材2
の回動時に該ボス部1aとの間に摺動抵抗を発生する筒
状樹脂部材6が備えられている。
のボス部1aと捩りコイルばね3,3との間に配置され
ているとともに回動部材2と一体となって回動するよう
に設けられていて、該捩りコイルばね3,3の捩りトル
クの反力によりボス部1aに押し付けられて回動部材2
の回動時に該ボス部1aとの間に摺動抵抗を発生する筒
状樹脂部材6が備えられている。
【0022】具体的には、上記筒状樹脂部材6は、固定
部材1のボス部1aに対し摺動可能に外嵌合された上下
両端開口の筒状本体6aと、この筒状本体6aの一方の
開口縁(図1の上方の開口縁)に半径方向外方に向かっ
て突出するように設けられたフランジ6bとからなって
いる。このフランジ6bは、回動部材2の回動板2bに
接合されるようになされていて、上記捩りコイルばね
3,3の圧縮付勢力により該捩りコイルばね3,3と回
動板2bとの軸方向の間に挟圧保持されており、このこ
とで、筒状樹脂部材6が回動部材2と一体となって回動
するようになっている。
部材1のボス部1aに対し摺動可能に外嵌合された上下
両端開口の筒状本体6aと、この筒状本体6aの一方の
開口縁(図1の上方の開口縁)に半径方向外方に向かっ
て突出するように設けられたフランジ6bとからなって
いる。このフランジ6bは、回動部材2の回動板2bに
接合されるようになされていて、上記捩りコイルばね
3,3の圧縮付勢力により該捩りコイルばね3,3と回
動板2bとの軸方向の間に挟圧保持されており、このこ
とで、筒状樹脂部材6が回動部材2と一体となって回動
するようになっている。
【0023】ここで、上記のように構成されたアクセル
ポジションセンサAの作動について、図3の特性図を参
照しながら説明する。上記アクセルポジションセンサA
では、固定部材1に対し回動部材2がアクセルペダルP
の戻し動作方向に向かって捩りコイルばね3,3の捩り
トルクにより回動付勢されている。その際に、捩りコイ
ルばね3,3の捩りトルクは、その捩りコイルばね3,
3の縮径方向の捩り量に応じて、つまり回動部材2の回
動角に応じて増減する。しかしながら、図3に破線で示
すように、捩りトルク自体の回動部材2の回動方向によ
るヒステリシスは小さい。
ポジションセンサAの作動について、図3の特性図を参
照しながら説明する。上記アクセルポジションセンサA
では、固定部材1に対し回動部材2がアクセルペダルP
の戻し動作方向に向かって捩りコイルばね3,3の捩り
トルクにより回動付勢されている。その際に、捩りコイ
ルばね3,3の捩りトルクは、その捩りコイルばね3,
3の縮径方向の捩り量に応じて、つまり回動部材2の回
動角に応じて増減する。しかしながら、図3に破線で示
すように、捩りトルク自体の回動部材2の回動方向によ
るヒステリシスは小さい。
【0024】このとき、上記固定部材1のボス部1a
と、その外周に位置する上記捩りコイルばね3,3との
間には、筒状樹脂部材6が介在しており、この筒状樹脂
部材6は、その筒状本体6aの周方向の一部が上記捩り
トルクの反力によりボス部1aに押し付けられていると
ともに、上記回動部材2と一体となって回動するように
なされているので、該回動部材2の回動に伴い、筒状本
体6aの内周面とボス部1aの外周面との間に摺動抵抗
が発生し、その摺動抵抗により回動部材2の回動はダン
ピングされるようになる。
と、その外周に位置する上記捩りコイルばね3,3との
間には、筒状樹脂部材6が介在しており、この筒状樹脂
部材6は、その筒状本体6aの周方向の一部が上記捩り
トルクの反力によりボス部1aに押し付けられていると
ともに、上記回動部材2と一体となって回動するように
なされているので、該回動部材2の回動に伴い、筒状本
体6aの内周面とボス部1aの外周面との間に摺動抵抗
が発生し、その摺動抵抗により回動部材2の回動はダン
ピングされるようになる。
【0025】これにより、図3に実線で示すように、上
記回動部材2が踏込み動作方向に回動するときに出力さ
れるトルクは、捩りコイルばね3,3の捩りトルクに上
記ダンピング力の加わった分だけ大きくなる。つまり、
アクセルペダルPの踏込み動作時の踏力は、そのような
ダンピングの発生しない場合よりも重くなる。一方、上
記回動部材2が戻し動作方向に回動するときに出力され
るトルクは、捩りコイルばね3,3の捩りトルクが上記
ダンピング力を受ける分だけ小さくなる。つまり、アク
セルペダルPの戻し動作時の踏力は、そのようなダンピ
ングの発生しない場合よりも軽くなる。
記回動部材2が踏込み動作方向に回動するときに出力さ
れるトルクは、捩りコイルばね3,3の捩りトルクに上
記ダンピング力の加わった分だけ大きくなる。つまり、
アクセルペダルPの踏込み動作時の踏力は、そのような
ダンピングの発生しない場合よりも重くなる。一方、上
記回動部材2が戻し動作方向に回動するときに出力され
るトルクは、捩りコイルばね3,3の捩りトルクが上記
ダンピング力を受ける分だけ小さくなる。つまり、アク
セルペダルPの戻し動作時の踏力は、そのようなダンピ
ングの発生しない場合よりも軽くなる。
【0026】したがって、本実施形態によれば、アクセ
ルケーブルを介さずに直接にアクセルペダルPに駆動連
結されるアクセルポジションセンサにおいて、固定部材
1のボス部1aと捩りコイルばね3,3との間に、該捩
りコイルばね3,3の捩りトルクの反力によりボス部1
aに押し付けられて上記回動部材2の回動をダンピング
する筒状樹脂部材6を設けることとしたので、従来のア
クセルポジションセンサの内部構造に上記筒状樹脂部材
6を設けるという小変更を加えるだけで、アクセルペダ
ルPの踏力特性においてアクセルケーブルの摺動抵抗に
よる従来の場合と略同様のヒステリシスを得ることがで
きる。
ルケーブルを介さずに直接にアクセルペダルPに駆動連
結されるアクセルポジションセンサにおいて、固定部材
1のボス部1aと捩りコイルばね3,3との間に、該捩
りコイルばね3,3の捩りトルクの反力によりボス部1
aに押し付けられて上記回動部材2の回動をダンピング
する筒状樹脂部材6を設けることとしたので、従来のア
クセルポジションセンサの内部構造に上記筒状樹脂部材
6を設けるという小変更を加えるだけで、アクセルペダ
ルPの踏力特性においてアクセルケーブルの摺動抵抗に
よる従来の場合と略同様のヒステリシスを得ることがで
きる。
【0027】尚、上記実施形態では、アーム部2dとレ
バーRとを別体としているが、両者を一体としてもよ
く、その場合には、アーム部2dに直接にアクセルペダ
ルPが配設されることとなる。
バーRとを別体としているが、両者を一体としてもよ
く、その場合には、アーム部2dに直接にアクセルペダ
ルPが配設されることとなる。
【0028】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明に
よれば、ボス部を有していて自動車のボディ側に固定さ
れる固定部材と、この固定部材のボス部に回動可能に嵌
挿された軸部を有し、上記自動車のアクセルペダルに該
アクセルペダルの作動に応じて回動するように連結され
る回動部材と、上記固定部材のボス部に外嵌合された状
態で該固定部材及び回動部材間に介装され、上記固定部
材に対し回動部材をアクセルペダルの戻し動作方向に回
動付勢する捩りコイルばねと、上記固定部材に対する回
動部材の回動角を検出する検出手段とを備えたアクセル
ポジションセンサにおいて、上記固定部材のボス部と上
記捩りコイルばねとの間に、該捩りコイルばねの捩りト
ルクの反力によりボス部に押し付けられて回動部材の回
動をダンピングする筒状樹脂部材を配置するようにした
ので、上記アクセルポジションセンサをアクセルケーブ
ルを介さずに直接にアクセルペダルに駆動連結させるよ
うにする際に、アクセルポジションセンサの内部構造に
小変更を加えるだけで、アクセルペダルの踏力特性にお
いてアクセルケーブルの摺動抵抗によるのと略同様のヒ
ステリシスを得ることができる。
よれば、ボス部を有していて自動車のボディ側に固定さ
れる固定部材と、この固定部材のボス部に回動可能に嵌
挿された軸部を有し、上記自動車のアクセルペダルに該
アクセルペダルの作動に応じて回動するように連結され
る回動部材と、上記固定部材のボス部に外嵌合された状
態で該固定部材及び回動部材間に介装され、上記固定部
材に対し回動部材をアクセルペダルの戻し動作方向に回
動付勢する捩りコイルばねと、上記固定部材に対する回
動部材の回動角を検出する検出手段とを備えたアクセル
ポジションセンサにおいて、上記固定部材のボス部と上
記捩りコイルばねとの間に、該捩りコイルばねの捩りト
ルクの反力によりボス部に押し付けられて回動部材の回
動をダンピングする筒状樹脂部材を配置するようにした
ので、上記アクセルポジションセンサをアクセルケーブ
ルを介さずに直接にアクセルペダルに駆動連結させるよ
うにする際に、アクセルポジションセンサの内部構造に
小変更を加えるだけで、アクセルペダルの踏力特性にお
いてアクセルケーブルの摺動抵抗によるのと略同様のヒ
ステリシスを得ることができる。
【0029】請求項2の発明によれば、上記捩りコイル
ばねが軸方向に圧縮された状態で固定部材及び回動部材
間に介装される場合に、筒状樹脂部材において固定部材
のボス部に対し摺動可能に外嵌合される筒状本体の外周
に、上記捩りコイルばねと上記回動部材との軸方向の間
に挟圧保持される外向きフランジを設けるようにしたの
で、上記筒状樹脂部材を容易にかつ適正に回動部材と一
体となって回動させるようにすることができる。
ばねが軸方向に圧縮された状態で固定部材及び回動部材
間に介装される場合に、筒状樹脂部材において固定部材
のボス部に対し摺動可能に外嵌合される筒状本体の外周
に、上記捩りコイルばねと上記回動部材との軸方向の間
に挟圧保持される外向きフランジを設けるようにしたの
で、上記筒状樹脂部材を容易にかつ適正に回動部材と一
体となって回動させるようにすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係るアクセルポジションセ
ンサの構成を示す縦断面図である。
ンサの構成を示す縦断面図である。
【図2】アクセルポジションセンサが直接にアクセルペ
ダルに駆動連結される状態を模式的に示す側面図であ
る。
ダルに駆動連結される状態を模式的に示す側面図であ
る。
【図3】アクセルポジションセンサにおける回動部材の
回動角と出力トルクとの関係を模式的に示す特性図であ
る。
回動角と出力トルクとの関係を模式的に示す特性図であ
る。
【図4】従来のアクセルポジションセンサがアクセルケ
ーブルを介してアクセルペダルに駆動連結される状態を
模式的に示す図2相当図である。
ーブルを介してアクセルペダルに駆動連結される状態を
模式的に示す図2相当図である。
1 固定部材 1a ボス部 2 回動部材 2a 軸部 3 捩りコイルばね 4 センサ部(検出手段) 6 筒状樹脂部材 6a 筒状本体 6b フランジ
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成10年9月25日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図1
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
Claims (2)
- 【請求項1】 ボス部を有し、自動車のボディ側に固定
される固定部材と、 上記固定部材のボス部に回動可能に嵌挿された軸部を有
し、上記自動車のアクセルペダルに該アクセルペダルの
踏込み動作及び戻し動作に応じて回動するように連結さ
れる回動部材と、 上記固定部材のボス部に外嵌合された状態で該固定部材
と上記回動部材との間に介装され、上記固定部材に対し
上記回動部材をアクセルペダルの戻し動作方向に向けて
捩りトルクにより回動付勢する捩りコイルばねと、 上記固定部材のボス部と上記捩りコイルばねとの間に配
置されて上記回動部材と一体となって回動するように設
けられ、上記捩りコイルばねの捩りトルクの反力により
上記ボス部に押し付けられて上記回動部材の回動時に該
ボス部との間に摺動抵抗を発生する筒状樹脂部材と、 上記固定部材に対する上記回動部材の回動角を検出する
検出手段とを備えていることを特徴とするアクセルポジ
ションセンサ。 - 【請求項2】 請求項1記載のアクセルポジションセン
サにおいて、 捩りコイルばねは、軸方向に圧縮された状態で固定部材
と回動部材との間に介装され、 筒状樹脂部材は、上記固定部材のボス部に対し摺動可能
に外嵌合された筒状本体と、該筒状本体の外周に半径方
向外方に向かって突出するように設けられていて上記捩
りコイルばねと上記回動部材との軸方向の間に挟圧保持
されたフランジとを有することを特徴とするアクセルポ
ジションセンサ。
Priority Applications (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP09271569A JP3081178B2 (ja) | 1997-10-03 | 1997-10-03 | アクセルポジションセンサ |
PCT/JP1998/004473 WO1999018418A1 (fr) | 1997-10-03 | 1998-10-02 | Capteur de position d'accelerateur |
DE0943907T DE943907T1 (de) | 1997-10-03 | 1998-10-02 | Gaspedalstellungsgeber |
EP98945601A EP0943907A4 (en) | 1997-10-03 | 1998-10-02 | ACCELERATOR POSITION SENSOR |
US09/297,099 US6332374B1 (en) | 1997-10-03 | 1998-10-02 | Accelerator position sensor |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP09271569A JP3081178B2 (ja) | 1997-10-03 | 1997-10-03 | アクセルポジションセンサ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11105577A true JPH11105577A (ja) | 1999-04-20 |
JP3081178B2 JP3081178B2 (ja) | 2000-08-28 |
Family
ID=17501916
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
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Country Status (5)
Country | Link |
---|---|
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EP (1) | EP0943907A4 (ja) |
JP (1) | JP3081178B2 (ja) |
DE (1) | DE943907T1 (ja) |
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WO2001051892A1 (de) * | 2000-01-10 | 2001-07-19 | Hera Rotterdam B.V. | Messfühler zur erfassung von bewegungen |
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FR2829436B1 (fr) * | 2001-09-13 | 2003-12-05 | Siemens Vdo Automotive | Procede de commande a hysteresis variable et dispositif correspondant |
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CN103842927B (zh) | 2011-10-07 | 2016-10-05 | Cts公司 | 具有迟滞总成的车辆踏板总成 |
DE102013205281A1 (de) * | 2013-01-29 | 2014-07-31 | Robert Bosch Gmbh | Fahrpedaleinheit |
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1997
- 1997-10-03 JP JP09271569A patent/JP3081178B2/ja not_active Expired - Fee Related
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1998
- 1998-10-02 US US09/297,099 patent/US6332374B1/en not_active Expired - Fee Related
- 1998-10-02 EP EP98945601A patent/EP0943907A4/en not_active Withdrawn
- 1998-10-02 DE DE0943907T patent/DE943907T1/de active Pending
- 1998-10-02 WO PCT/JP1998/004473 patent/WO1999018418A1/ja active Application Filing
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EP0943907A4 (en) | 2006-10-25 |
DE943907T1 (de) | 2000-02-17 |
WO1999018418A1 (fr) | 1999-04-15 |
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