JPH11105161A - シート用回転湾曲型、及びこれを含む回転式シート加工装置 - Google Patents

シート用回転湾曲型、及びこれを含む回転式シート加工装置

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JPH11105161A
JPH11105161A JP9284492A JP28449297A JPH11105161A JP H11105161 A JPH11105161 A JP H11105161A JP 9284492 A JP9284492 A JP 9284492A JP 28449297 A JP28449297 A JP 28449297A JP H11105161 A JPH11105161 A JP H11105161A
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JP
Japan
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screw member
screw
curved
sheet
hole
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JP9284492A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Mizuno
博 水野
Chiharu Soga
千春 曽我
Kazuyuki Mizuno
一幸 水野
Kazuo Mizuno
和夫 水野
Shizuo Yamaguchi
静男 山口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
MIZUNO MOKKO SEWING MACHINE SUKASHIBORI KOGYOSHO KK
Chiyoda Corp
Original Assignee
MIZUNO MOKKO SEWING MACHINE SUKASHIBORI KOGYOSHO KK
Chiyoda Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 打抜刃や罫線刃が取り付けられた円弧状の湾
曲型を加工シリンダの外周面にねじ部材で締結する構造
において、そのねじ部材と湾曲型とのクリアランスをな
くし、位置ズレ等を防止する。 【解決手段】 湾曲型本体1の貫通孔4にテーパ筒状の
座金具21が固定され、そのテーパ状の小径側先端部は
拘束部としてビス18の軸部より狭く形成される。そし
て、そのテーパ状先端部にビス18を打ち込むことでこ
こを強制的に押し拡げ、そのように挿入されたビス18
が加工シリンダ6のねじ孔16に締め込まれる。これに
よって、湾曲型本体1とビス18とは座金具21を介し
てクリアランスがゼロの状態となり、湾曲型5の位置精
度が高く維持される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、回転する加工シリ
ンダとシート受け部材との間にシートを挟んで送りつ
つ、箱等の展開形態を形成するための打抜きや、シート
を折り曲げるための罫線入れを行うために加工シリンダ
の外周に固定される回転湾曲型、ならびにこの回転湾曲
型を含む回転式シート加工装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば段ボール箱を製函する場合におい
て、図20に示すように、段ボールシートWを、箱の展
開形状に打ち抜くとともに、折り曲げるための罫線を入
れた展開品を得た後、これを組み立てて段ボール箱Bと
するのが普通である。その打抜きや罫線入れに際し、図
21に示すように、加工シリンダ100に湾曲型本体1
01を介して打抜刃102及び罫線刃103を装着し、
加工シリンダ100と受けシリンダ104とを互いに逆
方向に回転させつつ、これらの間に段ボールシートWを
通すことにより、上述のような打抜き製品を得る場合が
考えられる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで上述のような
湾曲型本体101に打抜刃102や罫線刃103が取り
付けられた湾曲型105は、ビス・ボルト等のねじ部材
により加工シリンダ100の外周面に固定される。つま
り、加工シリンダ100には複数のねじ孔が形成され、
湾曲型105には、板厚方向に貫通するビス孔等の貫通
孔(バカ孔)が加工シリンダ100のねじ孔に対応する
位置に形成され、各貫通孔にビス等のねじ部材が挿入さ
れ、加工シリンダ100のねじ孔に締め込まれる。
【0004】これによって湾曲型105が加工シリンダ
100に締結されるわけであるが、湾曲型105の貫通
孔とそこに挿入されたビス等のねじ部材との間には少な
からずクリアランスが生じる。従ってそのクリアランス
(ガタ)により、加工シリンダ100に対する湾曲型1
05の位置ズレが生じる可能性がある。特に、この湾曲
型105は加工シリンダ100の回転状況下で相当の加
速度や加工負荷を受けるものであるから、所定の使用期
間内で湾曲型105の位置ズレが生じると、シートWに
対する打抜きや罫線入れの位置がずれ、シート製品にと
って好ましくない状況が生じる。
【0005】この発明は、加工シリンダに対する湾曲型
の位置精度を長期間にわたり安定して維持できる技術を
提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段及び発明の効果】この発明
は、回転する加工シリンダとシート受け部材との間にシ
ートを挟んで送りつつシートの展開形態を形成するため
の打抜き及び/又はシートを折り曲げるのための罫線入
れを行うために加工シリンダの外周に固定される回転湾
曲型であって、加工シリンダの外周面に対応する円弧状
断面を有し、加工シリンダへの固定のためにビス・ボル
トその他のねじ部材を通すための貫通孔が自身の厚さ方
向に形成された湾曲型本体と、その湾曲型本体に、それ
の外周面から突出するように取り付けられた打抜刃及び
/又は罫線刃と、湾曲型本体の貫通孔に装着された状態
でその湾曲型本体に固定されるとともに、ねじ部材の軸
部より狭くかつ変形可能な拘束部を貫通孔に有し、ねじ
部材が加工シリンダのねじ孔に螺合される際には、ねじ
部材の先端部により拘束部が強制的に押し拡げられてそ
のねじ部材の挿入を許容し、その挿入後は拘束部がねじ
部材の軸部を周囲から拘束した状態とする座部材と、を
含むことを特徴とする。
【0007】このように、湾曲型本体に固定された座部
材の拘束部を強制的に押し拡げてねじ部材を挿入し、こ
れを加工シリンダのねじ孔に締結すれば、この座部材を
介してねじ部材と湾曲型本体とのクリアランスは事実上
ゼロとなり、湾曲型が加工シリンダに締結された状態
で、その湾曲型の位置ズレ等が防止される。このことは
シートに対する加工精度を高く維持することを意味す
る。
【0008】上述の座部材として、さらに次のような具
体的な形態をとることができる。すなわち、座部材は、
湾曲型本体の貫通孔内に入り込む筒状の胴部と、その筒
状胴部の外側端部に形成されて、湾曲型本体の貫通孔の
外側開口部付近に固定される固定部とを備え、筒状の胴
部は、外側端部から内側端部に向かって先細りとなるテ
ーパ状に形成され、このテーパ状先端部が拘束部とさ
れ、このテーパ状先端部は、内径がねじ部材の軸部の外
径より小さくされて、ねじ部材の挿入により強制的に押
し拡げられるものである。
【0009】このように、座部材にテーパ筒状の胴部を
形成し、このテーパ状先端部を拘束部とすることによ
り、ねじ部材を挿入する際にテーパ形態でねじ部材の先
端部を誘導することができ、座部材を貫通させやすくな
る。
【0010】さらにそのテーパ状先端部に、1又は2以
上の切込み・切欠きその他の変形助勢部を設ければ、ね
じ部材の挿入によりテーパ状先端部を強制的に押し拡げ
ることが容易となる。つまり、切込みや切欠きであれ
ば、それが拡げられることによりねじ部材の挿入が許容
される。
【0011】以上のような座部材を有する湾曲型を含ん
で、回転式シート加工装置を構成することができる。そ
こでは、自身の軸線周りに回転するとともに、締結用の
ねじ孔が外周面に開口するように形成された加工シリン
ダと、前述の湾曲型本体、打抜刃及び/又は罫線刃、座
部材、ねじ部材を含む装置構成となる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に示す実施例を参照しつつ説明する。図1において、厚
い合板(木製)で形成された円弧状断面の湾曲型本体1
には、図20に示した箱の展開形状を得るための打抜刃
2、罫線刃3がその展開形状に対応する形態で埋め込ま
れ、湾曲型5を構成している。湾曲型本体1には、それ
を厚さ方向に貫通する複数の貫通孔4が形成され、これ
らの貫通孔4を通じて加工シリンダ6に締め込まれるビ
ス・ボルト等のねじ部材により、湾曲型5が加工シリン
ダ6の外周面に固定される。
【0013】図2、図3に示すように、打抜刃2の基端
部(根元の部分)には複数の凸片7が形成され、またこ
れらの間が切欠部8とされている。一方、湾曲型本体1
には、所定の間隔で間欠的に固定溝9が形成されてい
て、この固定溝9に打抜刃2の凸片7が挿入されるとと
もに、その溝間の不連続部10に切欠部8がはまり込
む。なお、湾曲型本体1の周方向にも、固定溝11が所
定の間隔で形成され、ここに打抜刃2又は罫線刃3がは
め込まれる。固定溝9、11は、湾曲型本体1を厚さ方
向に貫通していてもよいし、行止まりの有底でもよい。
【0014】図4に示すように、打抜刃2は、シートを
打ち抜くために先端が鋭利な刃先となっている。同図
(a)はいわゆる「ソフトカット」方式を示し、鋸状の
刃先をもつ打抜刃2が、外周がウレタン等の軟質材で形
成された受けシリンダ12に対し、その鋸刃部分が食い
込むように使用され、その鋸刃の谷の部分まで入り込ん
でシートの打ち抜きが行われる。(b)は「ハードカッ
ト」方式を示し、鋸刃を有しない打抜刃2で、例えば外
周が焼入れ鋼で構成された受けシリンダ13の外周面に
いわゆるキスタッチで接触もしくはごく近接して打ち抜
きを行なうものである。また、(c)は「セミハードカ
ット」方式を示し、外周にステンレス板のような、刃材
より柔らかい金属板14が巻かれた受けシリンダ15に
対し、その金属板14に打抜刃2の刃先が食い込むよう
に使用される。さらに(d)は罫線刃3の形態を示し、
刃の先端は丸みが付けられ、かつ受けシリンダ12(1
3、15でも同様)に対し接近して、シートに溝を付け
る。
【0015】図5及び図6に、座部材としての座金具2
1を示す。すなわち、図1において湾曲型本体1の貫通
孔4に単にビス等のねじ部材を挿入するのではなく、テ
ーパ状の座金具21が複数の貫通孔4の全て又は一部の
ものに取り付けられ、この座金具21に対しクリアラン
スなし(ガタなし)でねじ部材としてのビス18が挿入
される。この座金具21は、先細りのテーパ状の胴部2
2と、その大径開口部(外側開口部)側に、外方に突出
するように形成された固定板部(固定部)24と、小径
開口部(内側開口部)の縁部に等角度間隔で形成され
た、例えば三角状の複数の切欠26(変形助勢部)とを
備える。
【0016】図7に示すように、湾曲型本体1に板厚方
向に形成された貫通孔4は、単純なビス孔より幾分大き
く形成され、上側がテーパ内周面4’となっている。テ
ーパ状の座金具21は、この貫通孔4に挿入され、その
胴部22がテーパ内周面4’に嵌合し、その固定板部2
4が湾曲型本体1の外周面に当たり、そのビス孔25に
通されたビス27が湾曲型本体1に締め込まれることに
より、この座金具21が湾曲型本体1に固定される。
【0017】そして、座金具21の小径側の開口部(テ
ーパ状先端部)は、ビス18の軸部の直径より小さく形
成され、ビス18を挿入する際には図8に示すように、
座金具21にビス18を打ち込み、その小径側端部を押
し開くように強制的に変形させて奥部へ挿入する。その
後、ビス18を加工シリンダ6のねじ孔16に締め込む
ことにより、ビス18の頭部が座金具21のテーパ状内
周面に着座し締結状態となる。これにより、ビス18と
湾曲型本体1はクリアランスが生ずることなく、湾曲型
本体1の加工シリンダ6に対する固定位置を精度よく設
定できる。なお、図7において座金具21のテーパ状胴
部22のテーパ角と、ビス18の頭部のテーパ外周面の
テーパ角とをほぼ一致させることにより、ビス18の頭
部外周が、座金具21のテーパ状胴部22にほぼ密着す
る形態としてもよい。
【0018】図9、図10に示す座金具30は、テーパ
状の形状はなしておらず、ほぼ円筒状の胴部33と、こ
の外側開口部に形成され、かつ複数のビス孔32を有す
るフランジ部31と、胴部33のこれとは反対側の内端
部において中心側に向かって突出する複数の拘束爪部3
4とを備えている。そして、フランジ部31の各ビス孔
32からビス39が湾曲型本体1に締め込まれることに
より、座金具30は、その胴部33が貫通孔4に入り込
んだ状態で本体1に固定される。そして、図11に示す
ようにボルト36がこの座金具30に打ち込むように挿
入されると、拘束部としての複数の拘束爪部34が開く
ように変形してボルト36の挿入を許容し、ボルト36
が加工シリンダ6のねじ孔16に締め込まれた後は、ボ
ルト36の胴部を外側からクリアランスゼロで拘束す
る。
【0019】図12に示す座金具40は、リング状の金
具本体41と、その本体41から内向きに山形に突き出
た複数の拘束突起42と、この座金具40を湾曲型本体
1に固定するための複数の爪部44とを備え、拘束突起
42の突き出た中心部の空所が、星形の開口43となっ
ている。このような座金具40は複数の爪部44が湾曲
型本体1の貫通孔4の開口部周辺に打ち込まれることに
より、その本体1に固定される。そして、図13に示す
ように、ビス45が座金具40の中心部の開口43に打
ち込まれることにより、拘束部としての複数の拘束突起
42が変形してビス45の挿入を許容し、それが締め付
けられた後は、そのビス45を複数の拘束爪部42が外
側から拘束して、ガタを解消する。
【0020】図14に示す座金具50は、テーパ状の胴
部51と、その大径側開口部に形成された固定片部52
とを備え、この固定片部52で湾曲型本体1の貫通孔4
の開口部に固定され、そのテーパ状の胴部51はその貫
通孔4内に入り込む。そのテーパ状の胴部51は図15
に示すように、凹凸に波打った断面形状を有している。
ここにビス59やボルト等のねじ部材が強制的に挿入さ
れると、その波形の断面が外側に膨らむように変形させ
られ、ビス59等のねじ部材を外側から拘束することと
なる。
【0021】以上のような座金具21、30、40、5
0等が、図1に示す湾曲型本体1の複数の貫通孔4の全
てに対応して装着されてもよいし、角部等を中心とした
特定の貫通孔4のみに装着してもよい。
【0022】さらに具体的な態様として、半円弧状の湾
曲型本体1は、図16に示すようにそれを2分した本体
片1a、1bに分けて製作する場合、その本体片1aの
両端部及び中央の3点を二等辺三角形状に結ぶ位置にあ
る貫通孔54に、上述の座金具21、30、40又は5
0(以下、座金具21等という)を取り付ける。この3
点で本体片1aを精度高く加工シリンダ6に固定すると
ともに、残る貫通孔64から従前と同様にビス18を締
め込んで固定強度を高める。次いで、この本体片1aに
突き合わせるように別の本体片1bを固定する。この
際、後の方の本体片1bについては、従来と同様単純な
貫通孔64にビス18を通す方法のみでも、全体として
の湾曲型本体1は位置精度高く加工シリンダ6に固定で
きる。もっとも、本体片1aと同様に、二等辺三角形状
の3点(64’)に座金具21等を固定すれば一層固定
位置は精度の高いものとなる。
【0023】なお、半円弧状の湾曲型本体1を2分割し
て形成するのは、製作の容易化のためであるが、本体片
1aと1bには、図示は省略するが、上述の打抜刃2や
罫線刃3が予め取り付けられている。また、本体片1
a、1bに跨って例えば本体1の円周方向の打抜刃2又
は罫線刃3がつながるように、両者の境界までそれらの
刃部分が予め装着されている。
【0024】以上のような座金具に加え、例えば図17
に示すように、湾曲型本体1の内面に磁石70を付加す
ることもできる。磁石70は、湾曲型本体1の内面に形
成された凹所71にはめ込まれ、接着その他適宜の手法
で固定されている。この磁石70が金属製の加工シリン
ダ6との間で磁力を及ぼし合い、湾曲型5の固定状態を
補助する役割、あるいは前述のビス等のねじ部材による
固定に先立つ仮止めの機能を果たす。その磁石70の加
工シリンダ6との対向面又は接触面は、加工シリンダ6
の外周面に対応する凹曲面又は平坦面とすることができ
る。
【0025】このような磁石70に代えて、例えば図1
8に示すような、多数の分割磁石73に分け、これを各
々のバネ74等の付勢手段で加工シリンダ6側に付勢
し、この状態で各分割磁石73が加工シリンダ6の円筒
外周面に沿う状態とすることもできる。
【0026】このような磁石70や分割磁石73等と、
前述の座金具21等を用いたねじ締結とを組み合わせる
ことにより、湾曲型5の加工シリンダ6への取付けが容
易となり、またその位置的な精度も高く維持される。つ
まり、磁石70や分割磁石73の磁力で湾曲型5を加工
シリンダ6に仮に吸着させ、その状態で湾曲型本体1の
貫通孔4と加工シリンダ6のねじ孔16とを位置合わせ
をする。さらに、ビス等のねじ部材を前述の座金具21
等に打ち込んでこれを締め込めばよい。その結果、締込
みの際に湾曲型5を手で押さえている必要もなく、作業
が容易であるとともに、締込みの後は座金具21等によ
り湾曲型5とねじ部材とのクリアランスがゼロの状態で
位置ズレ等が生じにくい。
【0027】なお、以上のように加工シリンダ6に固定
された湾曲型5に対し、図19に示すように、受けシリ
ンダ12が配置されることにより、回転式シート加工装
置80の主要部分が構成される。そして、フィードロー
ル75等により、例えば1枚ずつ段ボールシートWがこ
れらシリンダ6及び12の間に供給されれば、両シリン
ダ6及び12の互いに逆向きの回転に従い、シートWに
対し箱の展開形状の打抜きや罫線入れが行われ、さらに
排出側のフィードロール76で下流に排出される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に用いられるの湾曲型の一例を示す斜視
図。
【図2】その湾曲型本体と打抜刃又は罫線刃との取付状
態を示す分解斜視図。
【図3】図2の要部断面図。
【図4】打抜刃及び罫線刃と受けロールとの関係の幾つ
かの例を示す説明図。
【図5】座金具とこれに挿入されるビスを示す斜視図。
【図6】座金具の底面図。
【図7】座金具付きの湾曲型を加工シリンダにビス止め
した固定構造の一例を示す断面図。
【図8】座金具にビスを通す際の機能を説明する図。
【図9】座金具の第2の例を示す断面図。
【図10】その平面図。
【図11】図9の座金具にボルトを通した状態の断面
図。
【図12】座金具の第3の例を示す斜視図。
【図13】図12の座金具にビスを通した状態の断面
図。
【図14】座金具の第4の例を示す斜視図。
【図15】その胴部断面及びこれにねじ部材が挿入され
た状態を示す断面図。
【図16】半円弧状の湾曲型本体が2分割で構成された
例を示す斜視図。
【図17】湾曲型本体に磁石を付加した例を示す断面
図。
【図18】図17とは異なる分割磁石を付加した例を示
す断面図。
【図19】回転式シート加工装置の一例を示す概念図。
【図20】段ボールシートを素材とする製函の一例を示
す図。
【図21】図20における打抜きや罫線入れを行う一般
的な装置の斜視図。
【符号の説明】
1 湾曲型本体 2 打抜刃 3 罫線刃 4 貫通孔 5 湾曲型 6 加工シリンダ 16 ねじ孔 18、45、59 ビス(ねじ部材) 21、30、40、50 座金具(座部材) 22 テーパ状胴部 26 切欠 36 ボルト(ねじ部材) 70 磁石 73 分割磁石
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 水野 和夫 愛知県瀬戸市坂上町300−3 (72)発明者 山口 静男 愛知県名古屋市守山区小幡常燈12−18

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転する加工シリンダとシート受け部材
    との間にシートを挟んで送りつつシートの展開形態を形
    成するための打抜き及び/又はシートを折り曲げるのた
    めの罫線入れを行うために前記加工シリンダの外周に固
    定される回転湾曲型であって、 前記加工シリンダの外周面に対応する円弧状断面を有
    し、前記加工シリンダへの固定のためにビス・ボルトそ
    の他のねじ部材を通すための貫通孔が自身の厚さ方向に
    形成された湾曲型本体と、 その湾曲型本体に、それの外周面から突出するように取
    り付けられた打抜刃及び/又は罫線刃と、 前記湾曲型本体の前記貫通孔に装着された状態でその湾
    曲型本体に固定されるとともに、前記ねじ部材の軸部よ
    り狭くかつ変形可能な拘束部を有し、前記ねじ部材が前
    記加工シリンダのねじ孔に螺合される際には、前記ねじ
    部材の先端部により前記拘束部が強制的に押し拡げられ
    てそのねじ部材の挿入を許容し、その挿入後は前記拘束
    部が前記ねじ部材の軸部を周囲から拘束した状態とする
    座部材と、 を含むことを特徴とするシート用回転湾曲型。
  2. 【請求項2】 前記座部材は、前記湾曲型本体の前記貫
    通孔内に入り込む筒状の胴部と、 その筒状胴部の外側端部に形成されて、前記湾曲型本体
    の貫通孔の外側開口部付近に固定される固定部とを備
    え、 前記筒状の胴部は、外側端部から内側端部に向かって先
    細りとなるテーパ状に形成され、このテーパ状先端部が
    前記拘束部とされ、このテーパ状先端部は、内径が前記
    ねじ部材の軸部の外径より小さくされて、前記ねじ部材
    の挿入により強制的に押し拡げられるものである請求項
    1に記載のシート用回転湾曲型。
  3. 【請求項3】 前記拘束部としてのテーパ状先端部は、
    1又は2以上の切込み、切欠きその他の変形助勢部を備
    える請求項2に記載のシート用回転湾曲型。
  4. 【請求項4】 所定のシートに展開形態を形成するため
    の打抜き及び/又はシートを折り曲げるのための罫線入
    れを行う回転式シート加工装置であって、 自身の軸線まわりに回転するとともに、締結用のねじ孔
    が外周面に開口するように形成された加工シリンダと、 前記加工シリンダの外周面に対応する円弧状断面を有
    し、前記加工シリンダへの固定のためにビス・ボルトそ
    の他のねじ部材を通すための貫通孔が自身の厚さ方向に
    形成された湾曲型本体と、 その湾曲型本体に、それの外周面から突出するように取
    り付けられた打抜刃及び/又は罫線刃と、 前記湾曲型本体の前記貫通孔に装着された状態でその湾
    曲型本体に固定されるとともに、前記ねじ部材の軸部よ
    り狭くかつ変形可能な拘束部を有し、前記ねじ部材が前
    記加工シリンダの前記ねじ孔に螺合される際には、前記
    ねじ部材の先端部により前記拘束部が強制的に押し拡げ
    られてそのねじ部材の挿入を許容し、その挿入後は前記
    拘束部が前記ねじ部材の軸部を周囲から拘束した状態と
    する座部材と、 その座部材を通じて前記加工シリンダの前記ねじ孔に締
    め込まれ、前記湾曲型本体をその加工シリンダの外周面
    に締結するねじ部材と、 を含むことを特徴とする回転式シート加工装置。
  5. 【請求項5】 前記座部材は、前記湾曲型本体の前記貫
    通孔内に入り込む筒状の胴部と、 その筒状胴部の外側端部に形成されて、前記湾曲型本体
    の貫通孔の外側開口部付近に固定される固定部とを備
    え、 前記筒状の胴部は、外側端部から内側端部に向かって先
    細りとなるテーパ状に形成され、このテーパ状先端部が
    前記拘束部とされ、このテーパ状先端部は、内径が前記
    ねじ部材の軸部の外径より小さくされて、前記ねじ部材
    の挿入により強制的に押し拡げられるものである請求項
    4に記載の回転式シート加工装置。
  6. 【請求項6】 前記拘束部としてのテーパ状先端部は、
    1又は2以上の切込み、切欠きその他の変形助勢部を備
    える請求項5に記載の回転式シート加工装置。
JP9284492A 1997-09-30 1997-09-30 シート用回転湾曲型、及びこれを含む回転式シート加工装置 Pending JPH11105161A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005516815A (ja) * 2002-02-13 2005-06-09 インター イケア システムズ ベー ヴィ 折り目ライン付き段ボールブランク打ち抜き装置

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