JPH11105118A - 中空成形機のエア吹込装置 - Google Patents

中空成形機のエア吹込装置

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JPH11105118A
JPH11105118A JP9269691A JP26969197A JPH11105118A JP H11105118 A JPH11105118 A JP H11105118A JP 9269691 A JP9269691 A JP 9269691A JP 26969197 A JP26969197 A JP 26969197A JP H11105118 A JPH11105118 A JP H11105118A
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stopper
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    • B29C49/00Blow-moulding, i.e. blowing a preform or parison to a desired shape within a mould; Apparatus therefor
    • B29C49/42Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
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  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Blow-Moulding Or Thermoforming Of Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来の中空成形機のエア吹込装置は、ストッ
パの全高寸法が固定であったため、上バリ切断の具合が
悪化した時はロックナットをゆるめてストッパーナット
の位置調整をしなければならず、その作業は困難であっ
た。 【解決手段】 本発明による中空成形機のエア吹込装置
は、ナット(26)を収納したナットスタンドの鍔と当接す
るストッパをその全高寸法(L)が可変である高さ可変型
ストッパ(70)を用い、カッタリング(60)とカウンタプレ
ート(61)との当接状態が悪くなった場合には直ちにこの
全高寸法(L)を変更して常時歩留まりのよい上バリ(64)
切りを行うことができる構成である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、中空成形機のエア
吹込装置に関し、特に、ナットスタンドの鍔が当接する
ストッパを高さ可変型とすることにより、エア吹込ノズ
ルの反復打込みにおいてもカットリングが金型のカウン
タプレートを押下げることのないように、また、カット
リングとカウンタプレート間に隙間が生じることのない
ようにするための新規な改良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、用いられていたこの種の中空成形
機のエア吹込装置としては、図4から図6で示されるよ
うに特許第2599864号公報及び特開平8−281
787号公報に開示された構成を挙げることができる。
すなわち、図4及び図5において符号1で示されるもの
は基台20に固定して設けられた一対の板1a及び下部
板1bからなる固定部であり、この固定部1に設けられ
た複数のガイド筒21には複数のガイドバー22が上下
動自在に設けられていると共に、このガイドバー22の
下端には吹込ノズルホルダ23を有する可動板24が一
体状に取付けられている。前記吹込ノズルホルダ23の
下部には、エア吹込ノズル5が設けられていると共に、
このエア吹込ノズル5の下方位置には、一対の金型部6
a,6bからなる金型6が配設され、この金型6内に位
置するパリソン7には前記エア吹込ノズル5を介してエ
アが吹込めるように構成されている。前記可動板24の
上部には、前記下部板1bの孔1bAを貫通した状態で
ストッパ25を有するナット26がナットスタンド26
a及びロックナット26Aを介して一体状に設けられて
おり、このストッパ25は前記孔1bAよりも大径に構
成されている。
【0003】前記板1a上には電動機30が設けられ、
この電動機30の回転軸27にはスラストベアリング2
8を介してボールねじ等からなる回転ねじ29が一体状
に接続されていると共に、この回転ねじ29は前記ナッ
ト26を貫通して螺合している。従って、前記回転ねじ
29の回転によりナット26を介して可動板24が矢印
Aに沿って上下動する構成である。従来の中空成形機の
エア吹込装置は、以上のように構成されており、以下に
その動作についてのべる。まず、金型6を型開し、この
金型6のキャビティ6A内に、図示しない成形機から押
し出された筒状のパリソン7を位置させ、この金型6を
型閉した状態で、電動機30を作動させると、回転ねじ
29の回転によってナット26及び可動板24を介して
エア吹込ノズル5が垂下し、その先端5aがパリソン7
の上端に挿入することにより打ち込みを完了する。前述
の状態で、エア源(図示せず)から圧縮エアがパリソン
7内に供給され、金型6内で中空成形が行われる。この
中空成形が行われた後、金型6の型開を行うと、中空成
形による成形品を取り出すことができる。また、前記モ
ータ30によるエア吹込ノズル5の挿入(打込)速度
は、成形品の形状、樹脂の種類等により最適なデータを
あらかじめ取り込み、制御部40のメモリ(図示せず)
内に記憶されており、このメモリからの前記データによ
ってモータ30の回転を自在に記憶制御して前記速度を
自在に調整するため、操作者が従来のように感に頼って
操作することを必要とせず、スイッチ操作のみにより最
適な挿入を行うことができるものである。また、ストッ
パ25と下部板1bの当接によりエア吹込ノズル5の下
降位置を容易に設定することができる。
【0004】なお、前述の吹込ノズルホルダ23は、前
述の特開平8−281787号公報に開示されているよ
うに、ノズル調節装置を用いた構成も提案されている。
すなわち、このノズル調節装置23は図6で示されるよ
うに構成されており、ノズル調節装置23は、合わせ面
が傾斜面とされた上部・下部テーパプレート50,51
と、下部テーパプレート51の下部に相接して設けられ
たナット52と、上部・下部テーパプレート50,51
とノズル用ナット52を後述する弾性部材としてのスプ
リング53を介して下部板1bに取付けるブロック54
とからなっている。前記ナット52の下部には、エア吹
込ノズル5が螺合され、ノズル用ロックナット55で固
定されている。このブロック54の上側部には、前記上
部テーパプレート50を水平方向にスライドさせる上部
調節ボルト56用の穴57が設けられ、下側部には、前
記ノズル用ナット52を水平方向にスライドさせる下部
調節ボルト58用の長穴59が設けられている。前記下
部テーパプレート51は、ブロック54に上下方向に摺
動自在に設けられている。また、上部調節ボルト56に
より、上部テーパプレート50を水平方向に摺動して、
下部テーパプレート51を上下方向に摺動するために、
前記ブロック54とノズル用ナット52間には隙間Sが
設けられている。この隙間Sには、前記ナット52を下
部テーパプレート51に常に接触させ、かつ上部テーパ
プレート50が極力小さな力で摺動するように弾性部材
としての複数のスプリング53が設けられている。ま
た、両テーパプレート50,51の合せ面には極力小さ
な力で摺動するように、例えば硬質クロームメッキなど
の表面処理がなされている。
【0005】次に上述したエア吹込ノズル調節装置23
の動作について説明する。エア吹込ノズル5の芯を、そ
の下方位置に配設された金型6の口部の芯に合わせるに
は、ブロック54の下側部に設けられた下部調節ボルト
58によって、ノズル用ナット52を水平方向にスライ
ドさせて行う。また、エア吹込ノズル5の高さの調節
は、ブロック54の上側部に設けられた上部調節ボルト
56によって、前記上部テーパプレート50を水平方向
にスライドさせて行う。従って、前記ノズル調節装置2
3によってエア吹込ノズル5の高さの調節を行った後
に、電動機30により回転ねじ29を回転させると、ナ
ット26にナットスタンド26aを介して一体接続の可
動板24及び吹込エアノズル5が急速降下し、図7のよ
うに、カットリング60が金型6のカウンタプレート6
1に当接することによって、成形品62の口部63の上
バリ64が切断される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来の中空成形機のエ
ア吹込装置は、以上のように構成されていたため、次の
ような課題が存在していた。すなわち、前述のようにエ
ア吹込ノズルの成形品への打込みを反復していると、ス
トッパ25とロックナット26Aがゆるみ、カットリン
グ60とカウンタプレート61との間に隙間が発生する
と、上バリ64の喰切りが不良となり、成形品の歩留ま
りに重大な影響が発生していた。このため、図8で示す
ように、このような事態が発生した場合には、引掛スパ
ナ70によってストッパ25のロックナット26Aを回
転して高さ調節していたが、ガイド筒21が障害となっ
て引掛スパナ70が回動しにくく、その作業は困難を極
めていた。
【0007】本発明は、以上のような課題を解決するた
めになされたもので、特に、ナットスタンドの鍔が当接
するストッパを高さ可変型とすることにより、エア吹込
ノズルの反覆打込みにおいてもカットリングが金型のカ
ウンタプレートを押し下げることのないように、また、
カットリングとカウンタプレート間に隙間が生じること
のないようにした中空成形機のエア吹込装置を提供する
ことを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明による中空成形機
のエア吹込装置は、金型内に保持されたパリソン内に、
エア吹込ノズルを介してエアを供給し、前記パリソンの
中空成形を行うようにした中空成形機のエア吹込装置に
おいて、前記金型の上方に位置する固定部の上部に設け
られ回転ねじを有する電動機と、前記固定部に設けられ
出没自在なガイドバーと、前記各ガイドバーに接続され
前記エア吹込ノズルが接続された可動板と、前記固定部
の下部に設けられ孔を有する下部板と、前記可動板に設
けられたナットスタンドに設けられ前記回転ねじと螺合
するナットと、前記下部板上に設けられた高さ可変型ス
トッパと、前記高さ可変型ストッパを構成し互いに相対
摺動する1対のテーパ型スライダとを有し、前記電動機
を介して回転ねじを回転し、ナットを介してエア吹込ノ
ズルを降下する場合、前記高さ可変型ストッパに前記ナ
ットを収納したナットスタンドの鍔が当接して前記金型
に対する前記エア吹込ノズルの打込み高さ位置を可変的
に規制する構成であり、また、前記各テーパ型スライダ
の何れか一方を前記下部板に固定し、前記各テーパ型ス
ライダの何れか一方を摺動させる押ボルトを有し、前記
押ボルトには前記高さ可変型ストッパの全高寸法を表示
する表示部を有する構成であり、さらに、前記下部板上
に設けられた長手形状の1対のガイドブロックと、前記
ガイドブロックと前記高さ可変型ストッパとの間に設け
られた弾性体とを備え、前記高さ可変型ストッパは前記
弾性体により前記下部板側へ常時付勢されている構成で
ある。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、図面と共に本発明による中
空成形機のエア吹込装置の好適な実施の形態について説
明する。なお、従来例と同一又は同等部分には同一符号
を付して説明する。すなわち、図1において符号1で示
されるものは基台20に固定して設けられた一対の板1
a、下部板1bからなる固定部であり、この固定部1に
設けられた複数のガイド筒21には複数のガイドバー2
2が上下方向に出入自在に設けられていると共に、この
ガイドバー22の下端には図6の従来説明と同様にノズ
ル調整装置(説明は省略する)である吹込ノズルホルダ
23を有する可動板24が一体状に取付けられている。
前記吹込ノズルホルダ23の下部には、エア吹込ノズル
5が設けられていると共に、このエア吹込ノズル5の下
方位置には、一対の金型部6a,6bからなる金型6が
配設され、この金型6内に位置するパリソン7には前記
エア吹込ノズル5を介してエアが吹込めるように構成さ
れている。なお、このノズル調整装置23は、従来説明
のように、エア吹込ノズル5の芯や位置等を調整するも
ので、用いないこともある。
【0010】前記可動板24の上部には、前記下部板1
bの孔1bAを貫通した状態でナット26がナットスタ
ンド26aを介して一体状に設けられており、このナッ
ト26は固定ボルト200によりナットスタンド26a
と一体状に設けられている。前記板1a上には制御部4
0により制御される電動機30が設けられ、この電動機
30の回転軸27にはスラストベアリング28を介して
ボールねじ等からなる回転ねじ29が一体状に接続され
ていると共に、この回転ねじ29は前記ナット26を貫
通して螺合している。従って、前記回転ねじ29の回転
によりナット26を介して可動板24が矢印Aに沿って
上下動する構成である。なお、前記ナット26と下部板
1bとの間には、この下部板1b上に固定されその全高
Lを可変とすることができる高さ可変型ストッパ70が
設けられている。また、前記ノズル調整装置23の下部
に設けられたエア吹込ノズル5のカットリング60は、
1対の金型部6a,6bからなる金型6のカウンタプレ
ート61に当接するように構成されており、金型6内で
型締されたパリソン7内には、図示しないエア駆動源か
らのエアがエア吹込ノズル5を介して供給され、中空成
形ができるように構成されている。
【0011】前記高さ可変型ストッパ70は、図2及び
図3で示すように構成されており、前記下部板1b上に
は1対の第1、第2テーパ型スライダ80,81が相対
摺動自在に設けられている。前記第2テーパ型スライダ
81には、前記下部板1b上で直接摺動するように設け
られていると共にその第1支持片82に設けられた押ボ
ルト83及び引ボルト84によって矢印B,Cの方向に
自在に移動することができるように設けられ、この第1
テーパ型スライダ81上に第2テーパ型スライダ80が
設けられていると共に、この第2テーパ型スライダ80
の端部80aに設けられた締付ボルト86は、前記下部
板1b上に植立された第2支持片85のU溝85a内に
上下動自在に保持されている。この第2テーパ型スライ
ダ80の上面には前記ナット26を収納したナットスタ
ンド26aの鍔26bが当接しており、各スライダ8
0,81は図3の平面図でみられるようにU型に形成さ
れて互いに対向し、中央部にナットスタンド26aを貫
通して前記孔1bAに連通する穴90が形成されてい
る。前記第1テーパ型スライダ80の上面の各側部に
は、断面逆L型をなす長手形状の1対のガイドブロック
100,101が配設されて取付ボルト102によって
前記下部板1b上に固定され、このガイドブロック10
0,101と第1テーパ型スライダ80との間にはバ
ネ、スプリング等からなる弾性体103が介挿されて各
スライダ80,81が下部板1b側に隙間等が発生する
ことがないように常時付勢されている。なお、ノズル調
節装置23は用いない場合もある。また、ロックナット
300で固定可能な前記押ボルト83には、全高寸法L
を示すダイヤル式等の周知の表示部83aが設けられて
いる。
【0012】本発明による中空成形機のエア吹込装置
は、以上のように構成されており、以下にその動作につ
いてのべる。まず、高さ可変型ストッパ70の各スライ
ダ80,81の位置を調整して、エア吹込ノズル5のカ
ットリング60とカウンタプレート61とが上バリ64
を切断するのに好適な当接状態となるようにその全高寸
法Lを調整した後、金型6を型開し、この金型6のキャ
ビティ6A内に、図示しない成形機から押し出された筒
状のパリソン7を位置させ、エア吹込ノズル5の下方位
置にこの金型6を型閉した状態で金型6を移動させた
後、電動機30を作動させると、回転ねじ29の回転に
よってナット26及び可動板24を介してエア吹込ノズ
ル5が垂下し、その先端5aがパリソン7の上端に挿入
することにより打ち込みを完了する。同時に上バリ64
は従来の図7と同様にカットリング60とカウンタプレ
ート61によって切断される。前述の状態で、エア源
(図示せず)から圧縮エアがパリソン7内に供給され、
金型6内で中空成形が行われる。この中空成形が行われ
た後、金型6の型開を行うと、中空成形による成形品を
取り出すことができる。また、前記モータ30によるエ
ア吹込ノズル5の挿入(打込)速度は、成形品の形状、
樹脂の種類等により最適なデータをあらかじめ取り込
み、制御部40のメモリ(図示せず)内に記憶されてお
り、このメモリからの前記データによってモータ30の
回転を自在に記憶制御して前記速度を自在に調整するた
め、操作者が従来のように感に頼って操作することを必
要とせず、スイッチ操作のみにより最適な挿入を行うこ
とができるものである。なお、前述のエア吹込ノズル5
の打込み作業において、カットリング60とカウンタプ
レート61による上バリ64の切断状態が悪化した場合
には、成形機の動作を停止させることなく、押ボルト8
3又は引ボルト84によって第2テーパ型スライダ81
を摺動させることにより、その全高寸法Lが変更され、
自在に調整することができる。また、この形態において
は、第1テーパ型スライダ80を非摺動で上下動のみと
し、第2テーパ型スライダー81を摺動するように構成
した場合について述べたが、この構成と逆の構成とした
場合も前述と同じ作用効果を得ることができる。
【0013】
【発明の効果】本発明による中空成形機のエア吹込装置
は、以上のように構成されているため、次のような効果
を得ることができる。すなわち、固定部の下部板上に設
けられたストッパがその全高寸法を自在に変えることが
できる高さ可変型ストッパで構成され、打込み時におけ
るカットリングとカウンタプレートとの当接位置関係を
自在に変更することができ、エア吹込ノズルの下降点の
確実な位置決め、良好なバリ切断、ヒゲなし、カウンタ
プレート及びカットリングの寿命向上、調整作業時間の
短縮化、オペレータの熟練度を問わず何人も作業可等の
効果を奏することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による中空成形機のエア吹込装置を示す
構成図である。
【図2】図1の要部を示す拡大詳細図である。
【図3】図2の平面図である。
【図4】従来のエア吹込装置を示す構成図である。
【図5】図4の側面図である。
【図6】図4の要部を示す拡大断面図である。
【図7】上バリの切断状態を示す断面図である。
【図8】従来の調節時の状態を示す構成図である。
【符号の説明】 1 固定部 1bA 孔 1b 下部板 5 エア吹込ノズル 6 金型 7 パリソン 22 ガイドバー 24 可動板 26 ナット 26b 鍔 26a ナットスタンド 29 回転ねじ 30 電動機 70 高さ可変型ストッパ 80,81 テーパ型スライダ 83 押ボルト 83a 表示部 L 全高寸法 100,101 ガイドブロック 103 弾性体

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 金型(6)内に保持されたパリソン(7)内
    に、エア吹込ノズル(5)を介してエアを供給し、前記パ
    リソン(7)の中空成形を行うようにした中空成形機のエ
    ア吹込装置において、前記金型(6)の上方に位置する固
    定部(1)の上部に設けられ回転ねじ(29)を有する電動機
    (30)と、前記固定部(1)に設けられ出入自在なガイドバ
    ー(22)と、前記各ガイドバー(22)に接続され前記エア吹
    込ノズル(5)が接続された可動板(24)と、前記固定部(1)
    の下部に設けられ孔(1bA)を有する下部板(1b)と、前記
    可動板(24)に設けられたナットスタンド(26a)に設けら
    れ前記回転ねじ(29)と螺合するナット(26)と、前記下部
    板(1b)上に設けられた高さ可変型ストッパ(70)と、前記
    高さ可変型ストッパ(70)を構成し互いに相対摺動する1
    対のテーパ型スライダ(80,81)とを有し、前記電動機(3
    0)を介して回転ねじ(29)を回転し、ナット(26)を介して
    エア吹込ノズル(5)を降下する場合、前記高さ可変型ス
    トッパ(70)に前記ナット(26)を収納した前記ナットスタ
    ンド(26a)の鍔(26b)が当接して前記金型(6)に対する前
    記エア吹込ノズル(5)の打込み高さ位置を可変的に規制
    するこを特徴とする中空成形機のエア吹込装置。
  2. 【請求項2】 前記各テーパ型スライダ(80,81)の何れ
    か一方を前記下部板(1b)に固定し、前記各テーパ型スラ
    イダ(80,81)の何れか一方を摺動させる押ボルト(83)を
    有し、前記押ボルト(83)には前記高さ可変型ストッパ(7
    0)の全高寸法(L)を表示する表示部(83a)を有することを
    特徴とする請求項1記載の中空成形機のエア吹込装置。
  3. 【請求項3】 前記下部板(1b)上に設けられた長手形状
    の1対のガイドブロック(100,101)と、前記ガイドブロ
    ック(100,101)と前記高さ可変型ストッパ(70)との間に
    設けられた弾性体(103)とを備え、前記高さ可変型スト
    ッパ(70)は前記弾性体(103)により前記下部板(1b)側へ
    常時付勢されていることを特徴とする請求項1又は2記
    載の中空成形機のエア吹込装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN109466046A (zh) * 2018-12-29 2019-03-15 浙江伏尔特医疗器械股份有限公司 输注泵储液装置定型机
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