JPH05185497A - 中空成形機のパリソン切断方法及び装置 - Google Patents

中空成形機のパリソン切断方法及び装置

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JPH05185497A
JPH05185497A JP4002186A JP218692A JPH05185497A JP H05185497 A JPH05185497 A JP H05185497A JP 4002186 A JP4002186 A JP 4002186A JP 218692 A JP218692 A JP 218692A JP H05185497 A JPH05185497 A JP H05185497A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
parison
mold
crosshead
molding machine
cutting
Prior art date
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Pending
Application number
JP4002186A
Other languages
English (en)
Inventor
Kiyomi Suzuki
清美 鈴木
Takaaki Kato
高明 加藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Japan Steel Works Ltd
Original Assignee
Japan Steel Works Ltd
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Filing date
Publication date
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  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
  • Blow-Moulding Or Thermoforming Of Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は中空成形機のパリソン切断方法及び
装置に関し、特に、クロスヘッドと金型との上下方向に
おける相対移動によりパリソンを延伸し、切り口を水平
状とし、歩留まりを向上することを特徴とする。 【構成】 本発明による中空成形機のパリソン切断方法
及び装置は、クロスヘッド(1)から垂下するパリソン(1
A)を金型(3)で保持し、クロスヘッド(1)と金型(3)との
上下方向における相対移動によりパリソン(1A)を延伸さ
せ、カッタ(2)で切断する構成である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は中空成形機のパリソン切
断方法及び装置に関し、特に、クロスヘッドと金型との
上下方向における相対移動によりパリソンを延伸し、切
り口を水平状とし、中空成形品の歩留まりを向上するた
めの新規な改良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、用いられていたこの種の中空成形
機のパリソン切断装置としては種々あるが、その中で一
般に採用されていた構成を図6に示すことができる。す
なわち、図6において符号1で示されるものは、図示し
ない押出機に接続されたクロスヘッドであり、このクロ
スヘッド1の下方位置には、開閉自在な第1金型部3a
及び第2金型部3bとからなる金型3が移動自在な金型
台4上に移動自在な状態で配設されている。
【0003】前記金型台4は、固定台5上に設けられた
ガイド体6上に矢印Aで示す斜め方向に沿って往復移動
できるように設けられており、前記金型3とクロスヘッ
ド1間には、このクロスヘッド1から垂下する筒状のパ
リソン1Aを切断するためのカッタ2が設けられてい
る。
【0004】前述の構成において、前記クロスヘッド1
から垂下したパリソン1Aは、型開状態(点線にて示
す)の金型3内に位置し、この金型3を型閉じ(実線に
て示す)することにより前記パリソン1Aは金型3のキ
ャビティ(図示せず)内に保持され、この状態で矢印B
の方向に金型3を移動させると、金型3によってパリソ
ン1Aが延伸される。この延伸状態のパリソン1Aはカ
ッタ2によって切断され、切り口1Aaが金型3の縦方
向の長さHよりもわずかに上に位置する状態で個々の単
体状に切断される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来の中空成形機のパ
リソン切断装置は、以上のように構成されていたため、
次のような課題が存在していた。すなわち、クロスヘッ
ドを固定し、金型を斜め方向移動させるため、パリソン
自体は斜め方向に延伸された状態で切断され、切り口が
水平状の円筒形にならず、内側がつぶれやすくなってい
た。そのため、中空成形時、吹込ノズル(図示せず)を
挿入する場合、吹込ノズルの先端でパリソンを押しのけ
ることになり、成形後の成形品(例えば、ボトル)の首
部が正常に成形できず、歩留まりを向上させることは極
めて困難であった。
【0006】本発明は、以上のような課題を解決するた
めになされたもので、特に、クロスヘッドと金型との上
下方向における相対移動によりパリソンを延伸し、切り
口を水平状とし、歩留まりを向上することができる中空
成形機のパリソン切断方法及び装置を提供することを目
的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明による中空成形機
のパリソン切断方法は、クロスヘッドから垂下するパリ
ソンを金型で保持し、前記クロスヘッドと金型との上下
方向における相対移動により前記パリソンを延伸させカ
ッタで切断する方法である。
【0008】さらに詳細には、前記金型は、前記パリソ
ンを切断後、水平移動させる方法である。
【0009】さらに詳細には、クロスヘッドから垂下す
るパリソンを金型で保持し、前記パリソンをカッタで切
断するようにした中空成形機のパリソン切断装置におい
て、前記クロスヘッドを上方に移動させるクロスヘッド
移動手段を有する構成である。
【0010】
【作用】本発明による中空成形機のパリソン切断方法及
び装置においては、クロスヘッドと金型とが上下方向に
おいて相対移動するため、クロスヘッドから垂下したパ
リソンは、相対移動する金型とクロスヘッドによって垂
直状に延伸される。したがって、この垂直状に延伸され
たパリソンをカッタで切断するため、切り口は水平状と
なり、かつ、真円状の円筒形となる。そのため、中空成
形時に挿入する吹込ノズルは極めてスムーズに切り口内
に案内され、中空成形後の成形品の首部の形状の歩留ま
りを従来よりも大幅に向上させることができる。
【0011】
【実施例】以下、図面と共に本発明による中空成形機の
パリソン切断方法及び装置の好適な実施例について詳細
に説明する。なお、従来例と同一又は同等部分には同一
符号を付して説明する。図1から図5迄は、本発明によ
る中空成形機のパリソン切断装置を示すもので、図1は
要部を示す構成図、図2から図5は他の実施例を示す構
成図である。
【0012】まず、図1において符号1で示されるもの
は、後述の押出機10に接続され、上下方向に移動自在
に構成されたクロスヘッドであり、このクロスヘッド1
の下方位置には、開閉自在な第1金型部3a及び第2金
型部3bとからなる金型3が水平方向に移動自在な金型
台4上に移動自在な状態で配設されている。
【0013】前記金型台4は、固定台5上に設けられた
ガイド体6上に矢印Aで示す水平方向に沿って往復移動
できるように設けられており、前記金型3とクロスヘッ
ド1間には、このクロスヘッド1から垂下する筒状のパ
リソン1Aを切断するためのカッタ2が設けられてい
る。
【0014】前述の構成において、クロスヘッド1から
垂下したパリソン1Aは、型開状態(点線にて示す)の
金型3内に位置し、この金型3を型閉じ(実線にて示
す)することにより前記パリソン1Aは金型3のキャビ
ティ(図示せず)内に保持され、この状態で矢印Cの方
向にクロスヘッド1が実線から点線で示す位置に上方向
に移動すると、このクロスヘッドによってパリソン1A
が垂直な方向に延伸される。この延伸状態のパリソン1
Aはカッタ2によって切断され、切り口1Aaが金型3
の縦方向の長さHよりもわずかに上に位置する状態で個
々の単体状に切断される。
【0015】前記切り口1Aaは、図1に示すように、
パリソン1Aが垂直に延伸された状態で切断されるた
め、水平状に形成され、切断後のパリソン1AAは完全
な円筒状を形成することができる。
【0016】前記クロスヘッド1は、図2から図4で示
されるように、押出機10と一体に上昇する構成と、図
5に示されるように、押出機10とは別体としてクロス
ヘッド1のみが上昇する構成とが用いられている。
【0017】まず、図2の構成の場合、押出機10の基
端10B側に設けられた傾斜台20は、基盤21に設け
られた軸支部22により実線及び点線で示す状態に傾動
自在に設けられ、この傾斜台20の一端20aに設けら
れたねじ体23はモータ24により駆動する減速機25
と接続している。
【0018】図2の構成で、モータ24を回転させるこ
とにより、減速機25及びねじ体23を介して押出機1
0の基端10Bを矢印Dの方向に傾動させ、それによっ
てクロスヘッド1をやや傾斜した状態で上下方向に移動
させることができる。従って、前述の傾斜台20、ねじ
体23、モータ24及び減速機25により、前記クロス
ヘッド1を上下方向に移動させるためのクロスヘッド移
動手段30を構成している。
【0019】また、図3で示す他の実施例の場合、前記
クロスヘッド移動手段30は、前記ねじ体23の代わり
に用いたラック31と、減速機25に接続されたピニオ
ン32とを用いており、他の部分は図2と同一であるた
め、同一部分には同一符号を付し、その説明は省略して
いる。
【0020】また、図4で示す他の実施例の場合、前記
クロスヘッド移動手段30は、前記傾斜台20の代わり
に基盤21上に一対のねじ32を介して水平の姿勢状態
で上下動する水平上下動板33を有し、電動機24に接
続した減速機25を介してねじ32を上下動することに
より、水平上下動板33を介して、クロスヘッド1を一
体に有する押出機10を水平状態で実線及び点線で示す
ように上下動するように構成されている。
【0021】さらに、図5で示す他の実施例の場合、前
記クロスヘッド1は、基盤21上に固定された押出機1
0とフレキシブル管40を介して接続され、押出された
溶融樹脂はこのフレキシブル管40を経てクロスヘッド
1に供給される構成である。前記クロスヘッド1は、固
定板40に設けられた複数の減速機25に接続された各
ねじ41の下端に、接続板42を介して接続されてお
り、電動機24を回転させることにより、減速機25及
びねじ41を介してクロスヘッド1のみが矢印Eの方向
に上下動することができる構成である。従って、前述の
電動機24、減速機25、固定板40、ねじ41により
クロスヘッド移動手段30を構成している。
【0022】なお、前記クロスヘッド移動手段30は、
前述の各構成に限ることなく、例えば、図示しない油
圧、空圧及び電磁手段を用いて構成することができるこ
とは述べるまでもないことである。また、前述の実施例
では、クロスヘッド1を上方向に移動させることによっ
て、クロスヘッド1と金型3との上下方向における相対
移動を得ているが、クロスヘッド1を固定し、金型3を
下方向移動させるようにしてクロスヘッド1と金型3と
の上下方向における相対移動を得るようにした場合も前
述と同様の動作を得ることができるものである。
【0023】
【発明の効果】本発明による中空成形機のパリソン切断
方法及び装置は、以上のように構成されているため、次
のような効果を得ることができる。すなわち、クロスヘ
ッドと金型との上下方向における相対移動によりパリソ
ンの延伸を行い、切断することができるので、切り口を
従来の斜め切りではなく、水平形状とし、完全な円筒形
のパリソンを金型内に供給することができ、吹込ノズル
の挿入も容易となる。従って、中空成形品の歩留まりを
従来よりも大幅に向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による中空成形機のパリソン切断装置の
要部を示す構成図である。
【図2】他の実施例を示す構成図である。
【図3】他の実施例を示す構成図である。
【図4】他の実施例を示す構成図である。
【図5】他の実施例を示す構成図である。
【図6】従来の中空成形機のパリソン切断装置を示す構
成図である。
【符号の説明】
1 クロスヘッド 1A パリソン 2 カッタ 3 金型 30 クロスヘッド移動手段

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 クロスヘッド(1)から垂下するパリソン
    (1A)を金型(3)で保持し、前記クロスヘッド(1)と金型
    (3)との上下方向における相対移動により前記パリソン
    (1A)を延伸させ、カッタ(2)で切断することを特徴とす
    る中空成形機のパリソン切断方法。
  2. 【請求項2】 前記金型(3)は、前記パリソン(1A)を切
    断後、水平移動させることを特徴とする請求項1記載の
    中空成形機のパリソン切断方法。
  3. 【請求項3】 クロスヘッド(1)から垂下するパリソン
    (1A)を金型(3)で保持し、前記パリソン(1A)をカッタ(2)
    で切断するようにした中空成形機のパリソン切断装置に
    おいて、前記クロスヘッド(1)を上方に移動させるクロ
    スヘッド移動手段(30)を有することを特徴とする中空成
    形機のパリソン切断装置。
JP4002186A 1992-01-09 1992-01-09 中空成形機のパリソン切断方法及び装置 Pending JPH05185497A (ja)

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JP (1) JPH05185497A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5639415A (en) * 1993-01-29 1997-06-17 The Japan Steel Works, Ltd. Method and apparatus for forming hollow article
WO2017135242A1 (ja) * 2016-02-04 2017-08-10 東洋製罐株式会社 ブロー成形装置及びブロー成形方法
CN111417502A (zh) * 2017-11-28 2020-07-14 韦勒工程公司 吹模装置

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