JPH11104331A

JPH11104331A - 遊技場管理装置

Info

Publication number: JPH11104331A
Application number: JP26589297A
Authority: JP
Inventors: Takatoshi Takemoto; 孝俊武本; Yasumori Yoneyama; 泰守米山; Yasuyuki Ueda; 靖之上田
Original assignee: Ace Denken KK
Current assignee: Ace Denken KK
Priority date: 1997-09-30
Filing date: 1997-09-30
Publication date: 1999-04-20

Abstract

(57)【要約】【課題】遊技場に多数設置されている遊技機に関して、
同一種類の遊技機で玉貸機から貸出される際の貸出単価
及び景品に交換する際の景品玉単価の設定及び変更が１
台ずつ設定しなければならなく不便であり、また、今日
の遊技場では、同一部門（例えば、パチンコ機とスロッ
トマシン等）では貸出単価及び景品玉単が同じであるた
め、遊技機を選ぶ時の選択肢が、遊技機のゲーム性だけ
になり、面白味に欠けていた。かかる不都合を解決する
こと。【解決手段】遊技場に多数設置されているパチンコ機と
１対１に対応した位置に設置されている玉貸機及び計数
機での貸出単価、景品交換を行うＰＯＳ装置での景品玉
単価をコース番号及び遊技島番号毎に設定可能で、かつ
前記玉貸機及び計数機、ＰＯＳ装置の貸出・計数・景品
交換情報をコース番号毎及び遊技島番号毎に画面や印字
して出力可能にする。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、各遊技機にそれぞ
れ異なる台番号が定められており、複数台の遊技機が島
状に並設されて遊技島が形成されており、各遊技機に１
対１で設置された玉貸機で貸し出される貸出単価、及び
ＰＯＳ装置で景品交換される時の景品玉単価を設定変更
でき、前記玉貸機で貸し出された貸出情報及び、各遊技
機で獲得した景品玉を計数する計数情報、該景品玉を景
品に交換する景品交換情報を管理する遊技場管理装置に
関する。

【０００２】

【従来の技術】従来、遊技場には、複数台の遊技機を並
設して成る遊技島が通路を空けるようにして複数配置さ
れている。この遊技島を構成する複数台の遊技機に対応
して設置された玉貸機に貨幣を投入すると、投入金額に
応じた玉数のパチンコ玉が貸し出されていた。

【０００３】また、遊技者が遊技機から獲得した景品玉
は、各遊技機毎に設けられた計数機で計数された後に遊
技島内に還元され、その計数結果はカードなどの記憶媒
体に記憶されて遊技者に払い出される。

【０００４】遊技者が記憶媒体を景品と交換する時は、
遊技場に１以上設けられたＰＯＳ装置に前記記憶媒体を
読み取らせて、そのデータに基づき予め定められた景品
玉単価を勘案して景品数が演算され、遊技者は景品数に
応じた所望の景品と交換していた。

【０００５】前記玉貸機に投入された貨幣の金額に応じ
た貸出玉数である貸出単価や、前記ＰＯＳ装置での景品
交換時における景品玉単価は、遊技場の部門毎（例え
ば、パチンコ機とスロットマシンなど）、あるいは、台
番号毎、機種毎に設定でき、かつ貸出情報、計数情報、
景品交換情報を台番号毎、機種毎に記憶管理するように
なっている。ところで、今日の遊技場においては、遊技
場の通路を挟んで対面する１対の遊技島の対面側同士を
コース１単位として、この各コース毎に同一種類の遊技
機を配置させたり、あるいはまた、それぞれの遊技島毎
に同一種類の遊技機を配置させる傾向が強い。

【０００６】

【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の遊技場における管理システムでは、例えば同
一種類の遊技機であっても、コース毎あるいは遊技島毎
に異なる貸出単価や景品玉単価を設定するときに、各遊
技機毎に個別に貸出単価などを設定しなければならず、
その設定作業に多大な時間を費やすという問題があっ
た。

【０００７】また、前記貸出単価などを設定変更した遊
技機に関する貸出情報、計数情報、及び景品交換情報を
記憶管理するとき、各遊技機毎に管理しなければなら
ず、かつ画面や印刷などで出力する場合に、出力内容が
多量になり、実際に求めている情報以外のものまで出力
されてしまい、出力結果がわかりにくくなり、営業に関
する正確な判断資料にすることができないという不具合
が生じていた。

【０００８】本発明は、以上のような従来技術が有する
問題点に着目してなされたもので、同一種類の遊技機で
あっても、遊技場のコース毎あるいは遊技島毎に異なる
貸出単価及び景品玉単価を簡単に設定することができ、
コース毎あるいは遊技島毎における各種データの画面や
印刷による出力結果を分かり易くまとめることができ、
遊技者にとっては、遊技機を選択する際の選択肢をゲー
ム性以外にも増やすことができる遊技場管理装置を提供
することを目的とする。

【０００９】

【課題を解決するため手段】前述した目的を達成するた
めの本発明の要旨とするところは、以下の各項に存す
る。［１］遊技場に複数台の遊技機（２）が並設されて遊技
島（１）が形成されており、前記各遊技機（２）に１対
１で対応させて遊技島（１）に設置され、少なくとも貨
幣の投入に応じて予め設定された貸出玉数を貸し出す玉
貸機（１０）と、前記各玉貸機（１０）に１対１で対応
させて遊技島（１）に設置され、少なくとも対応した前
記遊技機（２）で獲得した景品玉を計数し、その結果を
記録した記憶媒体を出力する計数機（２０）と、遊技場
に１以上設けられ、前記記憶媒体を読み取り景品数を演
算し、該景品数に応じて交換可能な所望の景品を検出す
るＰＯＳ装置（６０）とを具備して成る遊技場管理装置
において、遊技場の通路を挟んで対面する１対の遊技島
（１）の対面側同士をコース１単位として、各コース別
に予め定めたコース番号毎に、各コース内にある前記玉
貸機（１０）に投入された貨幣の金額に応じた貸出玉数
である貸出単価を設定する貸出単価設定手段（３１Ａ）
と、前記コース番号毎に、各コース内にある前記計数機
（２０）から出力された記憶媒体から前記ＰＯＳ装置
（６０）が読み取る景品玉に応じた景品玉単価を設定す
る景品玉単価設定手段（３１Ｂ）とを有することを特徴
とする遊技場管理装置。

【００１０】［２］遊技場に複数台の遊技機（２）が並
設されて遊技島（１）が形成されており、前記各遊技機
（２）に１対１で対応させて遊技島（１）に設置され、
少なくとも貨幣の投入に応じて予め設定された貸出玉数
を貸し出す玉貸機（１０）と、前記各玉貸機（１０）に
１対１で対応させて遊技島（１）に設置され、少なくと
も対応した前記遊技機（２）で獲得した景品玉を計数
し、その結果を記録した記憶媒体を出力する計数機（２
０）と、遊技場に１以上設けられ、前記記憶媒体を読み
取り景品数を演算し、該景品数に応じて交換可能な所望
の景品を検出するＰＯＳ装置（６０）とを具備して成る
遊技場管理装置において、遊技場における遊技島（１）
をそれぞれ１単位として、各遊技島（１）別に予め定め
た遊技島（１）番号毎に、各遊技島（１）内にある前記
玉貸機（１０）に投入された貨幣の金額に応じた貸出玉
数である貸出単価を設定する貸出単価設定手段（３１
Ａ）と、前記遊技島（１）番号毎に、各遊技島（１）内
にある前記計数機（２０）から出力された記憶媒体から
前記ＰＯＳ装置（６０）が読み取る景品玉に応じた景品
玉単価を設定する景品玉単価設定手段（３１Ｂ）とを有
することを特徴とする遊技場管理装置。

【００１１】［３］前記玉貸機（１０）及び計数機（２
０）から出力される貸出情報及び計数情報を記憶管理す
るホール端末機（３０）を備え、前記ホール端末機（３
０）は、前記貸出単価設定手段（３１Ａ）と、該貸出単
価設定手段（３１Ａ）で設定された貸出単価を記憶する
貸出単価記憶手段（３２）と、前記景品玉単価設定手段
（３１Ｂ）と、該景品玉単価設定手段（３１Ｂ）で設定
された景品玉単価を記憶する景品玉単価記憶手段（３
３）とを具備して成ることを特徴とする［１］または
［２］記載の遊技場管理装置。

【００１２】［４］前記ＰＯＳ装置（６０）の景品交換
情報を記憶管理し、所定の指令を出力する景品管理端末
機（４０）を備え、前記景品管理端末機（４０）は、前
記景品玉単価設定手段（４１Ａ）と、該景品玉単価設定
手段（３１Ｂ）で設定された景品玉単価を記憶する景品
玉単価記憶手段（４２）と、該景品玉単価記憶手段（４
２）に記憶された景品玉単価を前記ＰＯＳ装置（６０）
に出力する景品玉単価出力手段（４７）とを具備して成
ることを特徴とする［３］記載の遊技場管理装置。

【００１３】［５］前記ホール端末機（３０）及び前記
景品管理端末機（４０）の情報を一括管理及び表示する
ホール管理コンピュータ（５０）を備え、前記ホール管
理コンピュータ（５０）は、前記ホール端末機（３０）
及び前記景品管理端末機（４０）に記憶されている貸出
情報、計数情報、景品交換情報をコース番号または遊技
島（１）番号毎に記憶管理することを特徴とする［４］
記載の遊技場管理装置。

【００１４】［６］前記記憶媒体は、少なくとも獲得し
た景品玉数及び計数した計数機（２０）の場所を確定す
るアドレス番号が付されて、前記計数機（２０）から出
力されることを特徴とする［１］，［２］，［３］，
［４］または［５］記載の遊技場管理装置。

【００１５】［７］前記遊技機（２）で獲得した景品玉
を計数する際、前記遊技場の会員である場合は、予め会
員に与えられ、少なくとも会員を認識することができる
ＩＤ番号が付されたカードを、前記玉貸機（１０）のカ
ード挿排口（１３）に挿入することにより、獲得した前
記景品玉数及び前記アドレス番号を、前記ホール端末機
（３０）で前記ＩＤ番号毎に記憶することを特徴とする
［６］記載の遊技場管理装置。

【００１６】［８］前記ホール端末機（３０）は、前記
コース番号または前記遊技島（１）番号毎に記憶管理し
た前記玉貸機（１０）及び計数機（２０）の貸出情報及
び計数情報を、目視可能に表示するように構成されたこ
とを特徴とする［３］，［４］，［５］，［６］または
［７］記載の遊技場管理装置。

【００１７】［９］前記景品管理端末機（４０）は、前
記コース番号または前記遊技島（１）番号毎に記憶管理
した前記ＰＯＳ装置（６０）の景品交換情報を、目視可
能に表示するように構成されたことを特徴とする
［４］，［５］，［６］，［７］または［８］記載の遊
技場管理装置。

【００１８】［１０］前記ホール管理コンピュータ（５
０）は、前記コース番号または前記遊技島（１）番号毎
に記憶管理した前記ホール端末機（３０）及び前記景品
管理端末機（４０）の貸出情報、計数情報、及び景品交
換情報を、目視可能に表示するように構成されたことを
特徴とする［５］，［６］，［７］，［８］または
［９］記載の遊技場管理装置。

【００１９】次に、前記各項に記載された発明の作用に
ついて説明する。［１］記載の遊技場管理装置によれば、遊技場の通路を
挟んで対面する１対の遊技島（１）の対面側同士をコー
ス１単位と設定しており、貸出単価設定手段（３１Ａ）
によって、各コース別に予め定めたコース番号毎に、各
コース内にある玉貸機（１０）に投入された貨幣の金額
に応じた貸出玉数である貸出単価をまとめて設定するこ
とができる。

【００２０】また、景品玉単価設定手段（３１Ｂ）によ
って、前記コース番号毎に、各コース内にある前記計数
機（２０）から出力された記憶媒体からＰＯＳ装置（６
０）が読み取る景品玉に応じた景品玉単価をまとめて設
定することができる。

【００２１】それにより、同一種類の遊技機（２）であ
っても、コース毎にまとめて異なる貸出単価及び景品玉
単価を簡単に設定することができ、従来技術の如く各遊
技機（２）毎に個別に貸出単価などを設定する必要がな
く労力が大幅に軽減され、また、遊技者は、遊技機
（２）を選択するための選択肢をゲーム性以外にも見出
すことができる。

【００２２】［２］記載の遊技場管理装置によれば、各
遊技島（１）別に予め定めた遊技島（１）番号毎に、各
遊技島（１）内にある玉貸機（１０）に投入された貨幣
の金額に応じた貸出玉数である貸出単価をまとめて設定
することができる。

【００２３】また、景品玉単価設定手段（３１Ｂ）によ
って、前記遊技島（１）番号毎に、各遊技島（１）内に
ある前記計数機（２０）から出力された記憶媒体からＰ
ＯＳ装置（６０）が読み取る景品玉に応じた景品玉単価
をまとめて設定することができる。

【００２４】それにより、遊技島（１）毎にまとめて異
なる貸出単価及び景品玉単価を簡単に設定することがで
き、前記［１］の場合と同様に、各遊技機（２）毎に個
別に貸出単価などを設定する必要がなく労力が大幅に軽
減され、また、遊技者は、遊技機（２）を選択するため
の選択肢をゲーム性以外にも見出すことができる。

【００２５】［３］記載の遊技場管理装置によれば、ホ
ール端末機（３０）が、前記貸出単価設定手段（３１
Ａ）や景品玉単価設定手段（３１Ｂ）の他、貸出単価記
憶手段（３２）と景品玉単価記憶手段（３３）とを有す
るため、貸出単価や景品玉単価を、ホール端末機（３
０）で前記コース番号または遊技島（１）毎にまとめて
記憶管理することが可能となる。

【００２６】［４］記載の遊技場管理装置によれば、景
品管理端末機（４０）が、前記景品玉単価設定手段（４
１Ａ）の他、景品玉単価記憶手段（４２）と景品玉単価
出力手段（４７）とを有するため、景品玉単価を景品管
理端末機（４０）で前記コース番号または遊技島（１）
毎にまとめて記憶管理することが可能となる。この場合
にＰＯＳ装置（６０）では、前記景品玉単価出力手段
（４７）から出力された景品玉単価を入力するようにな
っている。

【００２７】［５］記載の遊技場管理装置によれば、ホ
ール管理コンピュータ（５０）が、前記ホール端末機
（３０）及び前記景品管理端末機（４０）に記憶されて
いる貸出情報、計数情報、景品交換情報をコース番号ま
たは遊技島（１）番号毎に記憶管理するため、これらの
情報を前記コース番号または遊技島（１）番号毎にまと
めた状態で出力することで、営業に関する正確な判断資
料として活用することが可能となる。

【００２８】［６］記載の遊技場管理装置によれば、計
数機（２０）は、遊技機（２）で獲得した景品玉を計数
し、計数結果をアドレス番号と共に記憶媒体に記憶して
発券する。この記憶媒体はＰＯＳ装置（６０）で読み取
られて、該ＰＯＳ装置（６０）に記憶されているコース
番号毎あるいは遊技島（１）番号毎の景品玉単価が検索
され、前記アドレス番号に合う景品玉単価で景品数が演
算処理され、該景品数に応じて交換可能な所望の景品が
検出される。

【００２９】［７］記載の遊技場管理装置によれば、遊
技機（２）で遊技している遊技者が会員である場合、玉
貸機（１０）には、会員に予め定められたＩＤ番号が付
された会員カードが挿入されるが、計数機（２０）によ
り会員カードには、景品玉及びアドレス番号が付与され
る。この景品玉及びアドレス番号は、ホール端末機（３
０）によってＩＤ毎に記憶される。

【００３０】そして、会員カードのＩＤ番号がＰＯＳ装
置（６０）で読み取られた際、ＩＤ番号によりホール端
末機（３０）に記憶されている景品玉数及びアドレス番
号が確認され、ＰＯＳ装置（６０）に記憶されているコ
ース番号及び遊技島（１）番号毎の景品玉単価が検索さ
れて、前記アドレス番号に合う景品玉単価で景品数が演
算処理され、該景品数に応じた景品が検出される。

【００３１】［８］記載の遊技場管理装置によれば、ホ
ール端末機（３０）は、前記計数機（２０）における貸
出情報及び計数情報を、コース番号または遊技島（１）
番号毎に記憶管理し、これらの情報を目視可能に表示で
きるため、例えば、貸出単価が異なるグループ毎に随
時、画面に表示させたり印字出力でき、遊技場の営業判
断の資料として活用することができる。

【００３２】［９］記載の遊技場管理装置によれば、景
品管理端末機（４０）は、前記ＰＯＳ装置（６０）での
景品交換情報を、コース番号または遊技島（１）番号毎
に記憶管理し、これらの情報を目視可能に表示できるた
め、例えば、景品玉単価が異なるグループ毎に随時、画
面に表示させたり印字出力でき、遊技場の営業判断の資
料として活用することができる。

【００３３】［１０］記載の遊技場管理装置によれば、
ホール管理コンピュータ（５０）は、ホール端末機（３
０）の貸出情報及び計数情報、景品管理端末機（４０）
の景品交換情報をコース番号または遊技島（１）番号毎
に記憶管理し、これらの情報を目視可能に表示できるた
め、例えば、貸出単価や景品玉単価が異なるグループ毎
に随時、画面に表示させたり印字出力でき、遊技場の営
業判断の資料として活用することができる。

【００３４】

【発明の実施の形態】以下、図面に基づき本発明を代表
する一の実施の形態を説明する。図１〜図２６は本発明
の一実施の形態を示している。図１に示すように、遊技
場にはＬＯＮ（ＬｏｃａｌＯｐｅｒａｔｉｎｇＮｅ
ｔｗｏｒｋ：エシャロン社登録商標）技術を応用した分
散型ネットワークの遊技場管理装置が構築されている。

【００３５】遊技島１には、中継器（通常、台コントロ
ーラと称す）８が、パチンコ機２及び玉貸機（計数機含
む）１０の１組ずつに対応して設けられている。中継器
８はＬＯＮチップを備えて成り、対応するパチンコ機２
などの動作や各種信号の送受信を検知、監視、制御する
ものであり、対応する玉貸機１０及び計数機２０の玉貸
情報及び計数情報の記憶管理も行うように設定されてい
る。

【００３６】また、遊技島１に島端に設置されている売
上金庫７に対しても中継器８が設置されており、かかる
中継器８により売上金庫７の検知、監視、制御が行われ
るようになっている。前記各中継器８は、ＨＡＬＬ−Ｂ
ＵＳを介してゲートウェイを兼ねた島コントローラ９に
接続されている。島コントローラ９は、対応する遊技島
１の設備機器である前記パチンコ機２、玉貸機（計数機
含む）１０、売上金庫７等の各データを一時集積、記憶
するものである。

【００３７】島コントローラ９はＬＡＮと接続され、該
ＬＡＮに、ホール端末機３０、景品管理端末機４０、ホ
ール管理コンピュータ５０、ＰＯＳ装置６０がそれぞれ
接続されている。これらの各種装置には、それぞれＣＲ
Ｔ、プリンタ、モデム、音声出力装置などが更に接続さ
れている。

【００３８】図２に示すように、遊技場には複数の遊技
島１が通路を空けるようにして整列するよう配置されて
いる。遊技場内にある景品交換所には、ホール端末機３
０及びＰＯＳ装置６０が設置され、景品交換所の後方に
設置された棚内には様々な景品が展示されている。

【００３９】各遊技島１は、多数のパチンコ機２が背中
合わせに２列に並設されて構成され、各パチンコ機２毎
に玉貸機１０及び計数機２０が設置されている。各遊技
島１毎に予め定められた遊技島番号が付されており、ま
た、遊技場の通路を挟んで対面する１対の遊技島１の対
面側同士をコース１単位として、各コース別に予め定め
られたコース番号が付されている。

【００４０】図３に示すように、パチンコ機２は、ハン
ドル６の回転操作によりゲージ盤面３上に玉を打ち出
し、その打玉の入賞を競い楽しむものである。パチンコ
機２の機体下部には、遊技に供するパチンコ玉や景品玉
を入れる前皿４や下皿５が設けられている。なお、下皿
５内の玉は、下方にある計数機２０内に適宜導入できる
ように設定されている。

【００４１】玉貸機１０は、貨幣やカードの投入に応じ
て、予め設定された貸出玉数を貸し出す装置である。玉
貸機１０の正面には、紙幣を投入排出する紙幣投排口１
１、硬貨を投入する硬貨投入口１２、硬貨を返却する硬
貨返却口１２ａ、硬貨を返却させる硬貨返却ボタン１２
ｂ、カードを挿入排出するカード挿排口１３、パチンコ
玉を放出する玉放出ノズル１４が設けられている。

【００４２】また、玉放出ノズル１４の上方には、計数
機２０で計数された玉数を表示する表示手段１５、各種
操作手段（精算ボタン１６ａ、玉戻しボタン１６ｂ、ア
ドレス番号入力部１６ｃ）１６が設けられている。表示
手段１５は、例えば液晶画面より構成され、後述するＣ
ＰＵ１７からの指令に基づき、計数機２０で計数された
景品玉数を、リアルタイムで目視可能に表示するもので
ある。

【００４３】精算ボタン１６ａは、押すことにより精算
信号を出力するものである。玉戻しボタン１６ｂは、例
えば１回押す毎に所定数（例えば１００個）ずつ、前記
表示手段１５に表示された景品玉数の範囲内にて、玉放
出制御部１８Ｄから玉放出ノズル１４を経て遊技者に玉
を戻すことを指令するものである。ここで戻された玉数
は、表示手段１５から減算表示されるように制御され
る。

【００４４】アドレス番号入力部１６ｃにあるアドレス
番号とは、例えば計数機番号、遊技機番号、玉貸機番
号、遊技島番号、コース番号等であり、どこのパチンコ
機で獲得した景品玉であるかを認識できればよいもので
ある。

【００４５】玉貸機１０の内部には、図５に示すよう
に、玉貸機１０の動作や各種信号の入出力を集中制御す
るＣＰＵ１７の他、紙幣識別手段１８Ａ、硬貨識別手段
１８Ｂ、カード識別手段１８Ｃ、それに玉放出制御部１
８Ｄなどが設けられている。

【００４６】紙幣識別手段１８Ａは、紙幣投排口１１か
ら投入された紙幣を受け入れ、この紙幣の真偽及び金額
を識別して、その識別信号を台コントローラ８に出力す
るものである。硬貨識別手段１８Ｂは、硬貨投入口１２
より投入された硬貨の真偽または種類等を識別し、その
識別結果を出力するものである。

【００４７】カード識別手段１８Ｃは、カード挿排口１
３から投入されたカードのデータを読み取り、適宜台コ
ントローラ８とデータまたは信号のやり取りをして動作
し、精算時には景品玉数、アドレス番号などのデータ
を、投入されたカードに新たに書き込んで払い出すもの
である。なお、データの記録形態としては、磁気データ
としての登録の他に、カード表面に数字または文字で印
刷する方式や、バーコードで印刷する方式を併用しても
い。

【００４８】玉放出制御部１８Ｄは、前記紙幣識別手段
１８Ａ、硬貨識別手段１８Ｂで金額が判断されたり、前
記玉戻しボタン１６ｂが押された時などに、所定数のパ
チンコ玉の払い出しを制御するものであり、所定数計数
されたパチンコ玉は、玉放出ノズル１４を介してパチン
コ機２の前皿４内に払い出されるように設定されてい
る。

【００４９】図３に示すように、計数機２０は、前記玉
貸機に１対１で対応させて遊技島１に設置されている。
すなわち、計数機２０は略水平方向に回動可能に、ヒン
ジ部２１を介して前記玉貸機１０の下端部に支持されて
いる。計数機２０をパチンコ機２正面から離すように手
前方向に回動させれば、パチンコ機２の交換時に邪魔に
なることがない。

【００５０】計数機２０の上面部には、パチンコ機２で
獲得した景品玉を投入する玉投入口２２が設けられてい
る。図４に示すように、計数機２０内部には、玉投入口
２２から導入された玉が整列して流下する玉流路２３が
設けられており、玉流路２３の途中に玉を横４列に整列
させるためのガイドレール２４が設けられている。

【００５１】各ガイドレール２４の終端側には、例えば
光センサなどから成る計数手段２５が設けられている。
この計数手段２５による計数結果は中継器８に出力さ
れ、また、前述した如く玉貸機１０にある表示手段１５
に表示されるように設定されている。また、計数済みの
玉は、ヒンジ部２１内を経由して玉貸機１０下部を介し
て遊技島１に還元される。

【００５２】また、玉投入口２２の側方にはレシート払
出口２６が開設されており、このレシート払出口２６の
下方には、計数結果としての景品玉数及び前記玉貸機１
０で設定されたアドレス番号を記憶媒体であるレシート
に印刷して発券（出力）するレシート発券手段２７が配
設されている。

【００５３】景品玉数などデータのレシートへの印刷形
態としては、具体的な数字や文字の他に、後述するＰＯ
Ｓ装置６０の読取部６４で読み取るためのバーコードも
併せて印刷されるようになっている。かかるレシートの
発券に伴う計数結果（景品玉数）及びアドレス番号、玉
貸機１０から貸し出された貸出玉数は、前記台コントロ
ーラ８を介して後述するホール端末機３０に貸出・計数
情報として収集されるよう構成されている。

【００５４】後述するホール端末機３０から貸出単価の
設定結果を受信した玉貸機１０は、該設定結果をＣＰＵ
１７に記憶し、貸出玉数を制御する玉放出制御部１８Ｄ
に貸出単価の変更を指示する。ここで玉放出ノズル１４
の基端側には遊技玉を１つずつ放出及び計数するカウン
タ（無限カウンタ）が設けられているため、貸出単価を
変更しても即対応できるようになっている。なお、玉貸
機１０のリモコン操作や各種操作手段１６などにより、
従来と同様に個別に貸出単価を設定できる機能を残して
おいても構わない。

【００５５】図６はホール端末機３０の外観図であり、
図７はホール端末機３０のブロック図である。ホール端
末機３０は景品交換所に設置される。ホール端末機３０
は、ＣＰＵ３１、貸出単価記憶手段３２、景品玉単価記
憶手段３３、貸出・計数情報記憶手段３４、操作部３
５、表示部３６、出力部３７から構成されている。

【００５６】ＣＰＵ３１は、各記憶手段３１〜３３の記
憶内容に基づき、例えば、コース番号毎、遊技島番号
毎、台番号毎、あるいは機種毎に所定の演算・処理を実
行するものであり、機能として本発明の根幹を成す貸出
単価設定手段３１Ａと、景品玉単価設定手３１Ｂとを備
えている。

【００５７】貸出単価設定手段３１Ａは、前記各コース
別に予め定めたコース番号毎に、各コース内にある前記
玉貸機１０に投入された貨幣の金額に応じた貸出玉数で
ある貸出単価を一括して設定するものである。景品玉単
価設定手３１Ｂは、前記コース番号毎に、各コース内に
ある前記計数機２０から発券されたレシートから後述の
ＰＯＳ装置６０が読み取る景品玉に応じた景品玉単価を
一括して設定するものである。

【００５８】また、貸出単価設定手段３１Ａは、前記コ
ース番号毎のみならず、各遊技島別に予め定めた遊技島
番号毎にも、前記貸出単価を一括して設定することがで
きるように設定されている。景品玉単価設定手３１Ｂも
同様に、前記コース番号毎のみならず、選択的に遊技島
番号毎にも、前記景品玉単価を一括して設定することが
できるように設定されている。

【００５９】更にまた、貸出単価設定手段３１Ａを、前
記コース番号または遊技島番号の何れか一方毎にのみ貸
出単価を設定できるようにしてもよく、同様に、景品玉
単価設定手３１Ｂを、前記コース番号または遊技島番号
の何れか一方毎にのみ景品玉単価を設定できるように構
成してもよい。

【００６０】貸出単価記憶手段３２は、前記貸出単価設
定手段３１Ａで設定された貸出単価を記憶するものであ
る。景品玉単価記憶手段３３は、前記景品玉単価設定手
３１Ｂで設定された景品玉単価を記憶するものである。
また、貸出・計数情報記憶手段３４は、各パチンコ機２
毎に設置されている玉貸機１０の貸出情報、及び計数機
２０の計数情報を収集記憶するものである。

【００６１】前記玉貸機１０のカード識別手段１８Ｃか
らＣＰＵ１７を経由して出力された景品玉数、アドレス
番号は、貸出・計数情報記憶手段３４によってカードの
ＩＤ番号毎に記憶されるように設定されている。なお、
各記憶手段３１〜３３は、一つのメモリの所定アドレス
毎に設けてもよく、あるいはそれぞれ独立のメモリに設
けてもよい。

【００６２】操作部３５は、具体的にはキーボードから
成り、玉貸機１０における前記貸出単価、及びＰＯＳ装
置６０における前記景品玉単価を具体的な数字として入
力したり、各種入力操作を行うものである。この操作部
３５により入力された貸出単価、景品玉単価は、前記Ｃ
ＰＵ３１の貸出単価設定手段３１Ａや景品玉単価設定手
３１Ｂで処理される。なお、貸出単価及び景品玉単価の
具体的な設定方法については後で詳述する。

【００６３】表示部３６は、具体的には液晶画面から成
り、前記ＣＰＵ３１での演算データを操作部３５の所定
操作に基づき表示することができるものである。この表
示部３６には、前記コース番号毎、遊技島番号毎に記憶
管理された前記玉貸機１０及び計数機２０の貸出情報や
計数情報を随時表示させることができるようになってい
る。なお、具体的な画面表示形態については後で詳述す
る。

【００６４】出力部３７は、具体的にはプリンタから成
り、前記ＣＰＵ３１での演算データを操作部３５の所定
操作に基づき印字して出力することができるものであ
る。この出力部３７では、前記コース番号毎、遊技島番
号毎に記憶管理された前記玉貸機１０及び計数機２０の
貸出情報や計数情報を随時印字して出力することができ
るようになっている。なお、表示部３６をタッチパネル
方式にすることにより、ホール端末機３０の操作性を向
上させるように構成してもよい。

【００６５】図８は景品管理端末機４０の外観図であ
り、図９は景品管理端末機４０のブロック図である。景
品管理端末機４０は遊技場の事務所等に設置される。景
品管理端末機４０は、ＣＰＵ４１、景品玉単価記憶手段
４２、景品交換情報記憶手段４３、操作部４４、表示部
４５、出力部４６、それに景品玉単価出力手段４７から
構成されている。

【００６６】ＣＰＵ４１は、景品玉単価記憶手段４２の
記憶内容に基づき、例えば、コース番号毎、遊技島番号
毎、台番号毎、あるいは機種毎に、所定の演算・処理を
実行するものであり、機能として本発明の根幹を成す景
品玉単価設定手段４１Ａを備えている。景品玉単価設定
手段４１Ａは、前記コース番号毎に、各コース内にある
前記計数機２０から発券されたレシートから後述のＰＯ
Ｓ装置６０が読み取る景品玉に応じた景品玉単価を一括
して設定するものである。

【００６７】景品玉単価設定手段４１Ａは、前記ホール
端末機３０における景品玉単価設定手３１Ｂと同様のも
のであり、ホール端末機３０にのみ設けるようにした
り、あるいは景品管理端末機４０にのみ景品玉単価設定
手段を設けるようにしてもよい。景品玉単価設定手段４
１Ａは、前記景品玉単価設定手３１Ｂと同様に、前記コ
ース番号毎のみならず、各遊技島別に予め定めた遊技島
番号毎にも、前記貸出単価を一括して設定することがで
きるように設定されている。もちろん景品玉単価設定手
段４１Ａを、前記コース番号または遊技島番号の何れか
一方毎にのみ景品玉単価を設定できるように構成しても
よい。

【００６８】景品玉単価記憶手段４２は、前記景品玉単
価設定手段４１Ａで設定された景品玉単価を記憶するも
のである。また、景品交換情報記憶手段４３は、後述す
る景品交換所に設けられたＰＯＳ装置６０の景品交換情
報を収集記憶するものである。

【００６９】操作部４４は、具体的にはキーボードから
成り、ＰＯＳ装置６０における前記景品玉単価を具体的
な数字として入力したり、各種入力操作を行うものであ
る。この操作部４４により入力された景品玉単価は、前
記ＣＰＵ４１の景品玉単価設定手段４１Ａで処理され
る。

【００７０】表示部４５は、具体的にはＣＲＴから成
り、前記ＣＰＵ４１での演算データを操作部４４の所定
操作に基づき表示することができるものである。この表
示部４５には、前記コース番号毎、遊技島番号毎に記憶
管理されたＰＯＳ装置６０の景品交換情報を随時表示さ
せることができるようになっている。なお、表示部４５
をタッチパネル方式にすることにより、景品管理端末機
４０の操作性を向上させるように構成してもよい。

【００７１】出力部４６は、具体的にはプリンタから成
り、前記ＣＰＵ４１での演算データを操作部４４の所定
操作に基づき印字して出力することができるものであ
る。この出力部４６では、前記コース番号毎、遊技島番
号毎に記憶管理された景品交換情報を随時印字して出力
することができるようになっている。また、景品玉単価
出力手段４７は、前記景品玉単価をＰＯＳ装置６０に出
力するＩ／Ｆ（インターフェイス）で構成されている。

【００７２】図１０はホール管理コンピュータ５０の外
観図であり、図１１はホール管理コンピュータの５０ブ
ロック図である。ホール管理コンピュータ５０は、前記
景品管理端末機４０と同様に、遊技場の事務所等に設置
され、前記ホール端末機３０及び景品管理端末機４０と
接続され、ホール端末機３０及び景品管理端末機４０の
情報を一括管理するものである。

【００７３】ホール管理コンピュータ５０は、ＣＰＵ５
１、貸出・計数・景品交換情報記憶手段５２、操作部５
３、表示部５４、出力部５５から構成されている。ま
た、ホール管理コンピュータ５０には通信用のモデム５
６や、記憶手段としてのサーバ５７が装備されている。

【００７４】ＣＰＵ５１は、前記ホール端末機３０及び
景品管理端末機４０に記憶されている貸出情報、計数情
報、景品交換情報を、例えば、コース番号毎、遊技島番
号毎、台番号毎、あるいは機種毎に記憶管理し、所定の
演算・処理を実行するものである。

【００７５】貸出・計数・景品交換情報記憶手段５２
は、前記ホール端末機３０及び景品管理端末機４０の貸
出・計数・景品交換情報を収集記憶するものである。こ
の貸出・計数・景品交換情報記憶手段５２には、一定期
間（例えば、１ヶ月など）の貸出・計数・景品交換情報
が記憶され、一定期間経過後に更新記憶されるように設
定されている。操作部５３は、具体的にはキーボードか
ら成り、各種入力操作を行うものである。

【００７６】表示部５４は、具体的にはＣＲＴから成
り、前記ＣＰＵ５１での演算データを操作部５３の所定
操作に基づき表示することができるものである。この表
示部５４には、前記コース番号毎、遊技島番号毎に記憶
管理した前記ホール端末機３０及び景品管理端末機４０
の貸出情報、計数情報、及び景品交換情報を、随時表示
させることができるようになっている。なお、表示部５
４をタッチパネル方式にすることにより、ホール管理コ
ンピュータ５０の操作性を向上させるように構成しても
よい。

【００７７】出力部５５は、具体的にはプリンタから成
り、前記ＣＰＵ５１での演算データを操作部５３の所定
操作に基づき印字して出力することができるものであ
る。この出力部５５では、前記コース番号毎、遊技島番
号毎に記憶管理した前記ホール端末機３０及び景品管理
端末機４０の貸出情報、計数情報、及び景品交換情報
を、随時印字して出力できるようになっている。

【００７８】図１３はＰＯＳ装置６０の外観図であり、
図１４はＰＯＳ装置６０のブロック図である。図１２に
示すように、ＰＯＳ装置６０は、前記ホール端末機３０
と共に景品交換所に設置される。ＰＯＳ装置６０は、Ｃ
ＰＵ６１、景品交換情報記憶手段６２、表示部６３、操
作部６３ａ、読取部６４、出力部６５から構成され、カ
ードリーダー７０が接続されている。

【００７９】ＣＰＵ６１は、前記景品管理端末機４０な
どで設定された景品玉単価を受信して景品交換情報記憶
手段６２へ記憶させたり、レシートやカードから読み取
られた景品数を演算し、該景品数に応じて交換可能な所
望の景品を検出するなど、所定の演算・処理を実行する
ものである。景品交換情報記憶手段６２は、読取部６４
で読み取った景品玉数及び景品玉単価を記憶するもので
ある。

【００８０】表示部６３は、タッチパネル式の入力機能
を備えた液晶画面から成り、景品交換情報記憶手段６２
の記憶内容、読取部６４で読み取られた景品玉数、ＣＰ
Ｕ６１で演算された景品個数などのデータを表示させた
り、各種の入力操作を行うものである。また、操作部６
３ａはキーボードから成り各種の入力操作を行う。読取
部６４は、前記計数機２０で発券されたレシートを読み
取るスキャナーである。出力部６５は、具体的にはプリ
ンタから成り、前記ＣＰＵ６１での演算データなどを表
示部６３や操作部６３ａの所定操作に基づき印字して出
力するものである。

【００８１】カードリーダー７０は会員カードを読み取
る装置であり、各種制御を行うＣＰＵ７１、カードに記
録されたＩＤを読み取るカード読取部７２、カードによ
る取引データを記憶するカード取引情報記憶手段７３を
有し、その機体には、カード挿排口７４と、カードのＩ
Ｄ毎に記憶されている獲得景品玉数及び景品数を表示す
る表示部７５が設けられている。カードリーダー７０の
作用については後述する。

【００８２】以下に遊技場管理装置の作用について説明
する。遊技者は、先ず玉貸機１０に貨幣あるいはカード
を投入して、所定量のパチンコ玉を獲得してから、パチ
ンコ機２にて遊技を楽しむ。遊技者がパチンコ機２から
獲得した景品玉は前皿４や下皿５に貯留され、遊技者の
操作で下皿５から自然落下し、計数機２０の投入口２２
に投入される。景品玉は、計数機２０内にある計数手段
２５により計数され、計数後に玉貸機１０下部を通って
遊技島１に還元される。

【００８３】遊技者が遊技場の非会員である場合は、前
記玉貸機１０にカードを挿入せずに遊技を行い、遊技終
了の時には、玉貸機１０にある精算ボタン１６ａを押下
すると、計数結果（景品玉数）及びアドレス番号が印刷
されたレシートがレシート発券手段２７から発券され
る。

【００８４】また、遊技者が遊技場の会員である場合
は、予め会員毎に与えられているＩＤ番号が付されたカ
ードを前記玉貸機１０のカード挿排口１３に挿入し、遊
技を行う。遊技終了する時には、玉貸機１０の精算ボタ
ン１６ａを押下すると、計数結果（景品玉数）及びアド
レス番号がホール端末機３０に前記ＩＤ番号毎に記憶さ
れ、カードが排出される。

【００８５】遊技者は、前記レシートあるいはカードを
景品交換所へ持って行き、所望の景品と交換することが
できる。景品交換所では、先ず、ＰＯＳ装置６０の読取
部６４によりレシートの景品玉数及びアドレス番号を読
み取り、読み取ったアドレス番号に伴う景品玉単価を景
品交換情報記憶手段６２から検索し、該検索結果の景品
玉単価を前記レシートで読み取った景品玉数から除算
し、遊技者の所望の景品と交換する作業を行う。

【００８６】また、カードによる景品交換作業も同様
で、カードリーダー７０のカード読取部７２でカードに
記憶されているＩＤ番号を読み取り、読み取ったＩＤ番
号毎にホール端末機３０に記憶されているアドレス番号
に伴う景品玉単価を景品交換情報記憶手段６２から検索
し、該検索結果の景品玉単価を前記ホール端末機３０に
ＩＤ番号毎に記憶されている景品玉数から除算し、遊技
者の所望する景品と交換する作業を行う。

【００８７】本遊技場管理装置によれば、ホール端末機
３０にある貸出単価設定手段３１Ａによって、コース番
号毎あるいは遊技島番号毎に、前記貸出単価を一度にま
とめて設定することができる。また、ホール端末機３０
や景品管理端末機４０にある景品玉単価設定手段３１
Ｂ，４１Ａによって、コース番号毎あるいは遊技島番号
毎に、前記景品玉単価を一度にまとめて設定することが
できる。

【００８８】それにより、同一種類の遊技機であって
も、コース毎あるいは遊技島１毎に、まとめて異なる貸
出単価及び景品玉単価を簡単に設定することができ、従
来技術の如く各遊技機毎に個別に貸出単価などを設定す
る必要がなく労力が大幅に軽減され、また、遊技者は、
遊技機を選択するための選択肢をゲーム性以外にも見出
すことができる。以下、具体的に詳述する。

【００８９】図１５〜図１８はホール端末機３０の設定
画面であり、画面下部のメニューを選択することによ
り、貸出単価及び景品玉単価を台単位、機種単位、コー
ス単位、島単位に設定することができる。図１５は、前
記メニュー内の玉貸機設定及びコース単位を選択した時
の設定画面であり、コース番号、玉貸機番号、コース番
号毎の貸出単価を設定することができる。

【００９０】図面上では、例えば１コースは１番から１
５番の玉貸機１０が設定され、該１コースでの貸出単価
は、単価１００を信号比２５で除算した４円（貸玉１個
に対して４円）で設定されている。また、６コースは９
１番から１０５番及び１３６番から１５０番、９コース
は２２６番から２４０番の玉貸機１０が設定され、貸出
単価は２円（貸玉１個に対して２円）に設定されてい
る。

【００９１】図１６は、前記メニュー内の計数機設定及
びコース単位を選択した時の設定画面であり、コース番
号、計数機番号、コース番号毎の景品玉単価（一般景
品、特殊景品）を設定することができる。ここで一般景
品とは、例えばタバコ、チョコレート、ドリンク等を示
し、特殊景品とは、後に換金可能な景品のことをいう。

【００９２】図面上では、例えば１コースは１番から１
５番の計数機２０が設定され、該１コースでの一般景品
及び特殊景品玉単価は４円（景品玉１個に対して４円）
で設定される。また、５コースは１０６番から１２０番
及び１２１番から１３５番の計数機で設定され、一般景
品及び特殊景品玉単価は３円（景品玉１個に対して３
円）に設定されている。

【００９３】また、９コースは２２６番から２４０番の
玉貸機及び計数機で貸出単価２円で一般景品及び特殊景
品玉単価２円で設定され、１０コースは２１１番から２
２５番の玉貸機及び計数機で貸出単価５円で一般景品及
び特殊景品玉単価５円で設定されている。

【００９４】前述したような設定だと、前記９コース及
び１０コースに同一種類のパチンコ機２を設置した場合
に、遊技者は、少ない金額で遊技をしたい場合は９コー
スのパチンコ機２、多くの景品と交換したい場合は１０
コースのパチンコ機２を選択して遊技を行うことができ
るようになる。

【００９５】図１７及び図１８は、遊技島番号毎の貸出
単価及び景品玉単価の設定画面であり、設定方法は前記
コース番号と同様に玉貸機設定または計数機設定で、遊
技島単位を選択することにより設定することができる。

【００９６】図１９及び図２０は、前記ホール端末機３
０の貸出情報及び計数情報等のコース番号毎及び遊技島
番号毎の表示画面である。図１９は、コース番号毎に表
示した画面であり、表示内容は日付、各コース内に設置
されている遊技機の台番号、玉貸機番号、計数機番号、
貸玉数、貸玉金、交換玉、交換金、余り返却玉、余り返
却金、景玉数、景品金が表示されている。

【００９７】また、図２０は、遊技島番号毎に表示した
画面であり、表示内容は、前記コース番号毎の表示画面
と同様で、コース番号が遊技島番号に変わっただけであ
る。ここで、前記表示内容の語句を以下に説明する。貸
玉数とは、玉貸機で貸し出された遊技玉数を示す。貸出
金とは、前記貸玉数を貸出単価で積算した金額を示す。
交換玉とは、計数機で計数された遊技玉数を示す。交換
金とは、前記交換玉を景品玉単価で積算した金額を示
す。余り返却玉とは、前記交換玉を景品（特殊景品）交
換に応じた単位数で除算した残りの遊技玉数を示す。余
り返却金とは、前記余り返却玉を貸出単価で積算した金
額を示す。景玉数とは、前記交換玉から前記余り返却玉
を減算した遊技玉数を示す。景品金とは、前記景玉数に
特殊景品玉単価を積算した金額を示す。

【００９８】図１９及び図２０では２コースあるいは１
番島までしか表示していないが、当然３コース以下ある
いは２番島以下も次画面あるいは、一画面上に表示する
ようにしてもよい。また、各コース毎あるいは各遊技島
毎に遊技機の台番号毎に表示しているが、各コースある
いは各遊技島の合計だけを表示するようにしてもよい。
また、出力部３７のプリンタから印字出力する帳票も図
１９及び図２０と同様の出力内容で出力する。

【００９９】図２１及び図２２は、前記景品管理端末機
４０の設定画面であり、画面下部のメニューを選択する
ことにより景品玉単価（一般景品、特殊景品）を台単
位、機種単位、コース単位、島単位で設定することがで
きる。図２１は、前記メニュー内の計数機設定、コース
単位を選択した時のコース番号毎の景品玉単価設定画面
であり、コース番号、計数機番号、コース番号毎の景品
玉単価を設定することができる。

【０１００】図２２は、前記メニュー内の計数機設定、
島単位を選択した時の遊技島番号毎の景品玉単価設定画
面であり、遊技島番号、計数機番号、遊技島番号毎の景
品玉単価を設定することができる。前記設定画面で設定
された景品玉単価は、景品管理端末機４０の景品玉単価
記憶手段４２に記憶され、前記ＰＯＳ装置６０に送信さ
れ、該ＰＯＳ装置６０の景品交換情報記憶手段６２に記
憶される。景品管理端末機４０での景品玉単価は、前記
ホール端末機４０での景品玉単価と同じ景品玉単価を設
定しなければならないのは当然のことである。

【０１０１】図２３及び図２４は景品管理端末機４０の
景品交換情報のコース番号及び遊技島番号毎の表示画面
である。図２３は、コース番号毎に表示した画面であ
り、表示内容は日付、各コース内に設置されているパチ
ンコ機２の台番号、計数機番号、交換玉、交換金、一般
景玉、一般景品金、特殊景玉数、特殊景品金が表示され
ている。

【０１０２】また、図２４は、遊技島番号毎に表示した
画面であり、表示内容は、前記コース番号毎の表示画面
と同様で、コース番号が遊技島番号に変わっただけであ
る。ここで、前記表示内容の語句を説明する。一般景玉
数とは、一般景品に交換された景品玉数を示す。一般景
品数とは、前記一般景玉数を一般景品玉単価で積算した
金額を示す。特殊景玉数とは、特殊景品に交換された景
品玉数を示す。特殊景品数とは、前記特殊景玉数を特殊
景品玉単価で積算した金額を示す。

【０１０３】図２３及び図２４では２コースあるいは１
番島までしか表示していないが、当然３コース以下ある
いは２番島以下も次画面あるいは、一画面上に表示する
ようにしてもよい。また、各コース毎あるいは各遊技島
毎に遊技機の台番号毎に表示しているが、各コースある
いは各遊技島の合計だけを表示するようにしてもよい。
また、出力部４６のプリンタから印字出力する帳票も図
２３及び図２４と同様の出力内容で出力する。

【０１０４】図２５及び図２６はホール管理コンピュー
タ５０の貸出・計数・景品交換情報のコース番号毎及び
遊技島番号毎の表示画面である。図２５はコース番号毎
に表示した画面であり、表示内容は前記ホール端末機３
０と同様で、一月単位の合計が各コース番号毎に表示さ
れている。

【０１０５】図２６は遊技島番号毎に表示した画面であ
り、表示内容は前記コース番号毎の表示内容と同様でコ
ース番号が島番号に変わっただけである。図２５及び図
２６では２コースあるいは１番島までしか表示していな
いが、当然３コース以下あるいは２番島以下も次画面あ
るいは、一画面上に表示するようにしてもよい。

【０１０６】また、各コース毎あるいは各遊技島毎にパ
チンコ機２の台番号毎に表示しているが、各コースある
いは各遊技１島の合計だけを表示するようにしてもよ
い。また、出力部５５のプリンタから印字出力する帳票
も、図２５及び図２６と同様の出力内容で出力する。

【０１０７】なお、本発明に係る遊技場管理装置は、前
述した実施の形態に限定されるものではなく、次のよう
な変形または拡張が可能である。カード上にＩＤ番号が
記憶され、該ＩＤ番号毎にホール端末機に景品玉数及び
アドレス番号を記憶するよう構成されているが、カード
をＩＣカードを使用することにより、カード自体に景品
玉数及びアドレス番号を記憶するようにしてもよい。

【０１０８】かかる場合は、ＰＯＳ装置のカードリーダ
がカードリード・ライターに変わり、景品交換後の景品
玉数は、前記カードリード・ライターにより、景品交換
に使用した景品玉数だけ減算処理し、カード上の記憶内
容を更新するよう構成するようになる。

【０１０９】また、ホール管理コンピュータに設定手段
を設け、一括で貸出単価及び景品玉単価を設定し、各貸
出・計数・景品交換情報を記憶管理するように構成して
もよい。この場合は、ホール端末機及び景品管理端末機
が不要となり、ホール管理コンピュータ１台で運用及び
設定することができるようになる。

【０１１０】更にまた、本発明では、遊技者が獲得した
景品玉を獲得した日以外に景品交換及び再度遊技機で使
えるようにする貯玉・再プレーシステムは、記載してい
ないが、該貯玉・再プレーシステムを導入し、各コース
毎または各遊技島毎に貯玉数を管理し、再プレーに関し
ては、再プレー手数料を各コース毎または各遊技島毎に
変更したり、獲得したコース番号または遊技島番号だけ
で再プレー可能にしてもよい。

【０１１１】

【発明の効果】本発明に係る遊技場管理装置によれば、
貸出単価設定手段及び景品玉単価設定手段により、遊技
場のコース毎あるいは島毎に貸出単価あるいは景品玉単
価を設定あるいは変更することができるので、従来の如
く各遊技機毎に個別に設定する必要がなく労力が大幅に
軽減され、営業資料がより詳細になり、遊技場の経営方
針に合わせて様々な設定が可能になる。

【０１１２】また、遊技者にとっては、同一種類の遊技
機で異なる貸出単価及び景品玉単価を設定することがで
きるため、遊技者が遊技機を選択する際の選択肢が遊技
機のゲーム性だけではなくなるため、より多くの遊技者
が遊技を楽しめるようになり、集客につながるという効
果を奏するものである。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の実施の形態に係る実施の形態に係る遊
技場管理装置を示すブロック図である。

【図２】本発明の実施の形態に係る遊技場管理装置を装
備した遊技場全体を示す斜視図である。

【図３】本発明の実施の形態に係る遊技場管理装置を構
成する玉貸機及び計数機を遊技機に設置した状態を示す
斜視図である。

【図４】本発明の実施の形態に係る遊技場管理装置を構
成する計数機を示す平面図である。

【図５】本発明の実施の形態に係る遊技場管理装置を構
成する玉貸機及び計数機を示すブロック図である。

【図６】本発明の実施の形態に係る遊技場管理装置を構
成するホール端末機を示す斜視図である。

【図７】本発明の実施の形態に係る遊技場管理装置を構
成するホール端末機を示すブロック図である。

【図８】本発明の実施の形態に係る遊技場管理装置を構
成する景品管理端末機を示す斜視図である。

【図９】本発明の実施の形態に係る遊技場管理装置を構
成する景品管理端末機を示すブロック図である。

【図１０】本発明の実施の形態に係る遊技場管理装置を
構成するホール管理コンピュータを示す斜視図である。

【図１１】本発明の実施の形態に係る遊技場管理装置を
構成するホール管理コンピュータを示すブロック図であ
る。

【図１２】本発明の実施の形態に係る景品交換所を示す
斜視図である。

【図１３】本発明の実施の形態に係る遊技場管理装置を
構成するＰＯＳ装置を示す斜視図である。

【図１４】本発明の実施の形態に係る遊技場管理装置を
構成するＰＯＳ装置を示すブロック図である。

【図１５】本発明の実施の形態に係る遊技場管理装置を
構成するホール端末機のコース番号毎の貸出単価設定画
面図である。

【図１６】本発明の実施の形態に係る遊技場管理装置を
構成するホール端末機のコース番号毎の景品玉単価設定
画面図である。

【図１７】本発明の実施の形態に係る遊技場管理装置を
構成するホール端末機の遊技島番号毎の貸出単価設定画
面図である。

【図１８】本発明の実施の形態に係る遊技場管理装置を
構成するホール端末機の遊技島番号毎の景品玉単価設定
画面図である。

【図１９】本発明の実施の形態に係る遊技場管理装置を
構成するホール端末機にコース番号毎に貸出・計数情報
を表示した画面図である。

【図２０】本発明の実施の形態に係る遊技場管理装置を
構成するホール端末機に遊技島番号毎に貸出・計数情報
を表示した画面図である。

【図２１】本発明の実施の形態に係る遊技場管理装置を
構成する景品管理端末機のコース番号毎の景品玉単価設
定画面図である。

【図２２】本発明の実施の形態に係る遊技場管理装置を
構成する景品管理端末機の遊技島番号毎の景品玉単価設
定画面図である。

【図２３】本発明の実施の形態に係る遊技場管理装置を
構成する景品管理端末機にコース番号毎に景品交換情報
を表示した画面図である。

【図２４】本発明の実施の形態に係る遊技場管理装置を
構成する景品管理端末機に遊技島番号毎に景品交換情報
を表示した画面図である。

【図２５】本発明の実施の形態に係る遊技場管理装置を
構成するホール管理コンピュータのコース番号毎の貸出
・計数・景品交換情報の画面図である。

【図２６】本発明の実施の形態に係る遊技場管理装置を
構成するホール管理コンピュータの遊技島番号毎の貸出
・計数・景品交換情報の画面図である。

【符号の説明】

１…遊技島２…パチンコ機４…前皿５…下皿８…中継器９…島コントローラ１０…玉貸機１１…紙幣投排口１２…硬貨投入口１２ａ…硬貨返却口１２ｂ…硬貨返却ボタン１３…カード挿排口１４…玉放出ノズル１５…表示手段１６ａ…精算ボタン１６ｂ…玉戻しボタン１６ｃ…アドレス番号入力部１７…ＣＰＵ１８Ａ…紙幣識別手段１８Ｂ…硬貨識別手段１８Ｃ…カード識別手段１８Ｄ…玉放出制御部２０…計数機２１…ヒンジ部２２…玉投入口２３…玉流路２５…計数手段２６…レシート払出口２７…レシート発券手段３０…ホール端末機３１…ＣＰＵ３１Ａ…貸出単価設定手段３１Ｂ…景品玉単価設定手３２…貸出単価記憶手段３３…景品玉単価記憶手段３４…貸出・計数情報記憶手段３５…操作部３６…表示部３７…出力部４０…景品管理端末機４１…ＣＰＵ４１Ａ…景品玉単価設定手段４２…景品玉単価記憶手段４３…景品交換情報記憶手段４４…操作部４５…表示部４６…出力部４７…景品玉単価出力手段５０…ホール管理コンピュータ５１…ＣＰＵ５３…操作部５４…表示部５５…出力部６０…ＰＯＳ装置６１…ＣＰＵ６２…景品交換情報記憶手段６３…表示部６３ａ…操作部６４…読取部６５…出力部７０…カードリーダー７１…ＣＰＵ７２…カード読取部７３…カード取引情報記憶手段７４…カード挿排口７５…表示部

Claims

【特許請求の範囲】

【請求項１】遊技場に複数台の遊技機が並設されて遊技
島が形成されており、前記各遊技機に１対１で対応させて遊技島に設置され、
少なくとも貨幣の投入に応じて予め設定された貸出玉数
を貸し出す玉貸機と、前記各玉貸機に１対１で対応させて遊技島に設置され、
少なくとも対応した前記遊技機で獲得した景品玉を計数
し、その結果を記録した記憶媒体を出力する計数機と、遊技場に１以上設けられ、前記記憶媒体を読み取り景品
数を演算し、該景品数に応じて交換可能な所望の景品を
検出するＰＯＳ装置とを具備して成る遊技場管理装置に
おいて、遊技場の通路を挟んで対面する１対の遊技島の対面側同
士をコース１単位として、各コース別に予め定めたコー
ス番号毎に、各コース内にある前記玉貸機に投入された
貨幣の金額に応じた貸出玉数である貸出単価を設定する
貸出単価設定手段と、前記コース番号毎に、各コース内にある前記計数機から
出力された記憶媒体から前記ＰＯＳ装置が読み取る景品
玉に応じた景品玉単価を設定する景品玉単価設定手段と
を有することを特徴とする遊技場管理装置。
【請求項２】遊技場に複数台の遊技機が並設されて遊技
島が形成されており、前記各遊技機に１対１で対応させて遊技島に設置され、
少なくとも貨幣の投入に応じて予め設定された貸出玉数
を貸し出す玉貸機と、前記各玉貸機に１対１で対応させて遊技島に設置され、
少なくとも対応した前記遊技機で獲得した景品玉を計数
し、その結果を記録した記憶媒体を出力する計数機と、遊技場に１以上設けられ、前記記憶媒体を読み取り景品
数を演算し、該景品数に応じて交換可能な所望の景品を
検出するＰＯＳ装置とを具備して成る遊技場管理装置に
おいて、遊技場における遊技島をそれぞれ１単位として、各遊技
島別に予め定めた遊技島番号毎に、各遊技島内にある前
記玉貸機に投入された貨幣の金額に応じた貸出玉数であ
る貸出単価を設定する貸出単価設定手段と、前記遊技島番号毎に、各遊技島内にある前記計数機から
出力された記憶媒体から前記ＰＯＳ装置が読み取る景品
玉に応じた景品玉単価を設定する景品玉単価設定手段と
を有することを特徴とする遊技場管理装置。
【請求項３】前記玉貸機及び計数機から出力される貸出
情報及び計数情報を記憶管理するホール端末機を備え、前記ホール端末機は、前記貸出単価設定手段と、該貸出
単価設定手段で設定された貸出単価を記憶する貸出単価
記憶手段と、前記景品玉単価設定手段と、該景品玉単価
設定手段で設定された景品玉単価を記憶する景品玉単価
記憶手段とを具備して成ることを特徴とする請求項１ま
たは２記載の遊技場管理装置。
【請求項４】前記ＰＯＳ装置の景品交換情報を記憶管理
し、所定の指令を出力する景品管理端末機を備え、前記景品管理端末機は、前記景品玉単価設定手段と、該
景品玉単価設定手段で設定された景品玉単価を記憶する
景品玉単価記憶手段と、該景品玉単価記憶手段に記憶さ
れた景品玉単価を前記ＰＯＳ装置に出力する景品玉単価
出力手段とを具備して成ることを特徴とする請求項３記
載の遊技場管理装置。
【請求項５】前記ホール端末機及び前記景品管理端末機
の情報を一括管理及び表示するホール管理コンピュータ
を備え、前記ホール管理コンピュータは、前記ホール端末機及び
前記景品管理端末機に記憶されている貸出情報、計数情
報、景品交換情報をコース番号または遊技島番号毎に記
憶管理することを特徴とする請求項４記載の遊技場管理
装置。
【請求項６】前記記憶媒体は、少なくとも獲得した景品
玉数及び計数した計数機の場所を確定するアドレス番号
が付されて、前記計数機から出力されることを特徴とす
る請求項１，２，３，４または５記載の遊技場管理装
置。
【請求項７】前記遊技機で獲得した景品玉を計数する
際、前記遊技場の会員である場合は、予め会員に与えら
れ、少なくとも会員を認識することができるＩＤ番号が
付されたカードを、前記玉貸機のカード挿排口に挿入す
ることにより、獲得した前記景品玉数及び前記アドレス
番号を、前記ホール端末機で前記ＩＤ番号毎に記憶する
ことを特徴とする請求項６記載の遊技場管理装置。
【請求項８】前記ホール端末機は、前記コース番号また
は前記遊技島番号毎に記憶管理した前記玉貸機及び計数
機の貸出情報及び計数情報を、目視可能に表示するよう
に構成されたことを特徴とする請求項３，４，５，６ま
たは７記載の遊技場管理装置。
【請求項９】前記景品管理端末機は、前記コース番号ま
たは前記遊技島番号毎に記憶管理した前記ＰＯＳ装置の
景品交換情報を、目視可能に表示するように構成された
ことを特徴とする請求項４，５，６，７または８記載の
遊技場管理装置。
【請求項１０】前記ホール管理コンピュータは、前記コ
ース番号または前記遊技島番号毎に記憶管理した前記ホ
ール端末機及び前記景品管理端末機の貸出情報、計数情
報、及び景品交換情報を、目視可能に表示するように構
成されたことを特徴とする請求項５，６，７，８または
９記載の遊技場管理装置。