JPH11104049A - 洗浄方法および装置 - Google Patents

洗浄方法および装置

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JPH11104049A
JPH11104049A JP30629697A JP30629697A JPH11104049A JP H11104049 A JPH11104049 A JP H11104049A JP 30629697 A JP30629697 A JP 30629697A JP 30629697 A JP30629697 A JP 30629697A JP H11104049 A JPH11104049 A JP H11104049A
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nozzles
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昌弘 椿野
Shinichi Nakagawa
伸一 中川
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 洗浄中の洗浄車の走行速度を極端に低速(時
速1km)にする必要があったが、そのため洗浄車がト
ンネルに滞在する時間が長期にわたることになり、作業
時間が長期化し、洗浄費用が高額化すると共に、少なく
とも一車線は長時間一般車両の通行が規制され、交通渋
滞や事故の原因になりかねなかった。 【解決手段】被洗浄部の延在方向に沿って移動する移動
体の、前側に前記被洗浄部に洗剤を噴霧する洗剤噴霧手
段が設けられ、後側に洗剤が噴霧された前記被洗浄部に
対して高圧で液体を噴射する高圧噴射手段が備えられ、
洗剤の噴霧後に液体を高圧で噴射することによって、洗
剤を被洗浄部に付着している汚損物質と共に除去し、前
記被洗浄部を洗浄することを特徴とする洗浄方法であ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、道路や、トンネル
内の側壁や照明などを洗浄する方法および装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来、トンネル内の側壁を洗浄するに
は、特殊な洗浄車の側部に、洗車等に使用すると同様の
大型の回転ブラシを装備し、洗剤と水を噴霧しつつ前記
回転ブラシでトンネル内の側壁を擦過して汚損物質を除
去していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前述のように、従来の
洗浄車では、回転ブラシでトンネル内の側壁を擦過する
ものであるため、化粧板を洗浄する場合には当該化粧板
に微細な傷をつけるおそれがあった。
【0004】また、洗浄中の洗浄車の走行速度を極端に
低速(時速1km)にする必要があったが、洗浄車の走
行速度が低速であるということは、当該洗浄車がトンネ
ルに滞在する時間がそれだけ長時間にわたることにな
り、作業時間が長期化し、洗浄費用が高額化すると共
に、少なくとも一車線は長時間一般車両の通行が規制さ
れ、交通渋滞や事故の原因になりかねない。
【0005】更に、回転ブラシを使用するので、カバー
をしても、洗浄液や汚損物質が混入した液が遠心力で霧
状に周囲に飛散し、側を走行する一般車両に付着するこ
とになり、その一般車両の搭乗者に不快感を与えたり、
場合によってはそれが事故の原因になりかねない。
【0006】またコンクリートの打放し面は凹凸がある
が、回転ブラシでは、ブラシの線材が凹部の底面まで届
き難く、確実に洗浄をすることができなかった。
【0007】更にまた、従来の装置では、回転ブラシを
使用するために構造が複雑になり、専用の車両を開発す
る必要があるので、必然的に高価格化は免れなかった。
【0008】本発明は、かかる従来の技術の有する課題
を一挙に解決するもので、回転ブラシを使用せず、安価
で高能率、安全性の高い洗浄方法および装置を実現せん
とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】第1の発明は、被洗浄部
の延在方向に沿って移動する移動体の、進行方向の前側
に前記被洗浄部に洗剤を噴霧する洗剤噴霧手段が設けら
れ、進行方向の後側に洗剤が噴霧された前記被洗浄部に
対して高圧で液体を噴射する高圧噴射手段が備えられ、
洗剤の噴霧後、当該部位に液体を高圧で噴射することに
よって、洗剤を被洗浄部に付着している汚損物質と共に
除去し、前記被洗浄部を洗浄することを特徴とする洗浄
方法である。
【0010】本発明では、被洗浄部に付着している汚損
物質は、先ず洗剤にて溶解されたり被洗浄部から剥離さ
れ、次いで高圧の液体が噴射されるので、被洗浄部から
完全に除去される。
【0011】第2の発明は、前記第1の発明を前提と
し、被洗浄部から、10cmないし50cmの距離だけ
離間した位置にて、洗剤を1kg/cmないし5kg
/cmの圧力で霧状にして前記被洗浄部に噴霧し、被
洗浄部から、10cmないし50cmの距離だけ離間し
た位置にて、水を30kg/cmないし80kg/c
の圧力で前記被洗浄部に対して噴射することを特徴
とする洗浄方法である。
【0012】本発明では、洗剤を低圧で霧状にして被洗
浄部に噴霧するので、洗剤は均一に被洗浄部に塗布され
る。
【0013】また、洗剤が均一に噴霧された被洗浄部に
高圧で水を噴射するので、被洗浄部に付着している汚損
物質は、塗布された洗剤と共に確実に除去される。
【0014】第3の発明は、洗剤を霧状にして被洗浄部
に噴霧するための洗剤ノズルが一方向に沿って複数個設
置されており、各ノズルは洗剤をノズルの設置方向と平
行な方向に扇状に噴霧するように形成され、前記洗剤が
外気によって乱されて拡散することを防止するため、当
該洗剤ノズルの少なくとも両側に、前記洗剤ノズルの設
置方向に沿って、ブラシ列が設けられている洗浄装置で
ある。
【0015】本発明では、前記各洗剤ノズルは洗剤を当
該洗剤ノズルの設置方向と平行な方向に扇状に噴霧する
ように形成されているので、被洗浄部に洗剤が均一に塗
布される。
【0016】また、洗剤ノズルの少なくとも両側に、前
記洗剤ノズルの設置方向に沿って、ブラシ列が設けられ
ているので、外気の気流が前記ブラシ列で阻止される。
従って、洗剤ノズルから噴出した洗剤は拡散することな
く効率的に被洗浄部に噴霧され、外方に飛散しないの
で、外部環境を洗剤にて汚染することはない。
【0017】なお、外乱を防止するための手段としてブ
ラシ列が採用されているので、可繞性を有し、ブラシ列
と被洗浄部が相対的に移動した場合、前記ブラシ列は被
洗浄部の凹凸等に柔軟に対応することになる。
【0018】第4の発明は、前記第3の発明を前提と
し、扇状の開角度は45゜ないし135゜である洗浄装
置である。
【0019】洗剤を扇状に噴出する際の、その扇状の開
角度が45゜ないし135゜であると、洗剤は効率よく
霧状になる。
【0020】第5の発明は、水を高圧で被洗浄部に噴射
するための高圧噴射ノズルが一方向に沿って複数個設置
されており、前記各ノズルは高圧の水をノズルの設置方
向と平行な方向に扇状に噴射するように形成され、前記
噴射水が高圧によって外方に飛散することを防止するた
め、当該高圧噴射ノズルの少なくとも両側に、前記高圧
噴射ノズルの設置方向に沿って、ブラシ列が設けられて
いる洗浄装置である。
【0021】本発明では、各ノズルはその設置方向と平
行な方向に扇状に噴射するように形成されているので、
高圧の水が被洗浄部に均一に噴射され、当該被洗浄部に
付着している汚損物質が主として機械的に除去される。
【0022】また、高圧噴射ノズルの少なくとも両側
に、前記高圧噴射ノズルの設置方向に沿って、ブラシ列
が設けられているので、高圧噴射ノズルから噴射した水
や、被洗浄部に噴射され汚損物質を含有した上記水が、
高圧よる飛散を阻止され、外部環境を汚染することはな
い。
【0023】なお、水の飛散を防止するための手段とし
てブラシ列が採用されているので、可繞性を有し、ブラ
シ列と被洗浄部が相対的に移動した場合、前記ブラシ列
は被洗浄部の凹凸等に柔軟に対応することになる。
【0024】第6の発明は、前記第5の発明を前提と
し、扇状の開角度は5゜ないし30゜である洗浄装置で
ある。
【0025】高圧噴射ノズルは、洗剤を噴霧する前記洗
剤ノズルと異なり、強力に被洗浄部に水を噴射して、被
洗浄部に付着している汚損物質を機械的に除去する必要
があるため、その扇状の開角度が狭く、5゜ないし30
゜にすると、効率よく除去できる。
【0026】第7の発明は、前記第5もしくは第6の発
明を前提とし、高圧噴射ノズルは2列設置され、その外
側にブラシ列が設けられており、前記各列の高圧噴射ノ
ズルは噴射水が干渉する方向に、若干内方に向けられて
いる洗浄装置である。
【0027】本発明では、高圧噴射ノズルは2列設置さ
れ、前記各列の高圧噴射ノズルは噴射する水が干渉する
方向に、若干内方に向けられているので、一方から噴射
され被洗浄部にて反射し跳ねた水は、他方から噴射され
る水によって制御され、また、他方から噴射され被洗浄
部にて反射し跳ねた水は、一方から噴射される水によっ
て制御され、外方に飛散することが抑制される。
【0028】第8の発明は、車両の進行方向に沿って前
側に、洗剤を霧状にして被洗浄部に噴霧するための洗剤
ノズルが一方向に沿って複数個設置され、当該洗剤ノズ
ルの少なくとも両側に、ブラシ列が設けられており、前
記車両の進行方向に沿って後側に、水を高圧で被洗浄部
に噴射するための高圧噴射ノズルが一方向に沿って2列
で複数個設置されており、当該高圧噴射ノズルの少なく
とも両側に、ブラシ列が設けられている洗浄装置であ
る。
【0029】本発明では、被洗浄部に付着している汚損
物質は、先ず車両の前側に装着されている洗剤ノズルか
ら噴霧され塗布された洗剤にて、溶解されたり被洗浄部
から剥離され、次いで車両の後側に装着されている高圧
噴射ノズルから噴射される高圧の水によって、汚損物質
と共に完全に除去される。
【0030】従って、車両の走行軌跡に沿って被洗浄部
が確実に洗浄されるが、その際、当該洗剤ノズルおよび
高圧噴射ノズルの夫々の少なくとも両側に、ブラシ列が
設けられているので、洗剤や、汚損物質等を含有する水
が周囲に飛散し環境を汚染することはない。
【0031】第9の発明は、前記第8の発明を前提と
し、洗剤ノズルから、洗剤を1kg/cmないし5k
g/cmの圧力で霧状にして前記被洗浄部に噴霧し、
高圧噴射ノズルから、水を30kg/cmないし80
kg/cmの圧力で前記被洗浄部に対して噴射する洗
浄装置である。
【0032】本発明では、洗剤を低圧で霧状にして被洗
浄部に噴霧するので、洗剤は均一に被洗浄部に塗布され
る。
【0033】また、洗剤が均一に塗布された被洗浄部に
高圧で水を噴射するので、被洗浄部に付着している汚損
物質は、塗布された洗剤と共に確実に除去される。
【0034】第10の発明は、前記第3の発明ないし第
9の発明のいずれかを前提とし、ブラシ列は、その毛足
の長さが10cmないし50cmで、断面の直径が0.
5mmないし1.5mmの線状体が多数本密接配列され
てなる洗浄装置である。
【0035】本発明では、その毛足の長さが10cmな
いし50cmで、断面の直径が0.5mmないし1.5
mmの線状体にてブラシ列が形成されているので、充分
な可繞性を有し、車両の走行に伴ってブラシ列が被洗浄
部を摺動しても、前記ブラシ列は被洗浄部の凹凸等に柔
軟に対応することになる。
【0036】第11の発明は、前記第3の発明ないし第
10の発明のいずれかを前提とし、被洗浄部は、トンネ
ルの内壁もしくは照明である洗浄装置である。
【0037】本発明では、洗剤ノズルや高圧噴射ノズル
の、車両への装着位置を適宜選択することによって、ト
ンネルの内壁もしくはそれと同時に照明機器を洗浄する
ことが可能となる。
【0038】
【発明の実施の形態】図面はいずれも本発明の実施の形
態を表す。
【0039】図1は本発明にかかる高圧噴射ノズルとブ
ラシ列を示す斜視図、図2は本発明にかかる高圧噴射ノ
ズルとブラシ列を示す縦断面図、図3は本発明にかかる
洗剤ノズルとブラシ列を示す斜視図、図4は本発明にか
かる洗剤ノズルとブラシ列を示す縦断面図、図5は本発
明にかかる高圧噴射ノズルとブラシ列を示す水平断面
図、図6は本発明にかかる洗剤ノズルとブラシ列を示す
水平断面図、図7は本発明にかかる自動車(散水車)の
側面図、図8はトンネルの概略断面図、そして図9は本
発明にかかる自動車(散水車)の背面図である。
【0040】先ず、図1、図2および図5に従い高圧噴
射ノズルとブラシ列について説明すると、1は幅が60
cmで長さが170cm(図1では上下方向の長さが短
く表示されている)程度の鉛直方向に延在する基板であ
り、その内壁面に、35cm程度の間隔をおいて2本の
水供給パイプ2、3が平行に並設されている。
【0041】前記水供給パイプ2、3には、夫々10c
m間隔で高圧噴射ノズル4・・・、5・・・が設けられ
ており、図示しない高圧ポンプを介して水タンクに接続
されている。
【0042】前記基板1の側縁部および上縁部には、毛
足の長さが30cmで、断面の直径が1.0mmのポリ
プロピレン製の線状体が、一定方向に多数本密接配列さ
れてなるブラシ列6、7、8の基端部が固着されてい
る。
【0043】そして、前記基板1は、前記ブラシ列6、
7、8の自由端部が、被洗浄部としての、例えばトンネ
ル内側壁9に装着されている化粧板10と、軽く接触す
るよう、位置決めされる。
【0044】なお、水供給パイプ2、3の両側のブラシ
列6、7は2重もしくは3重構造に形成されている。
【0045】また、前記ブラシ列6、7、8の各線状体
は、断面の直径が0.5mmないし1.5mmの円形の
ものが適当であるが、もっと異なる断面積のものでもよ
く、円形以外の断面形状を有するものでもよいし、また
ポリプロピレン以外の金属やゴム等にて形成することも
可能である。
【0046】更に、ブラシ列の毛足の長さは、高圧噴射
ノズル4・・・、5・・・と化粧板10との距離を規定
する長さとなるもので、10cmないし50cmが適当
であるが、図2に点線で示すように、トンネル内側壁9
の断面形状等に合致させて毛足の長さを適宜変更できる
構成となっている。
【0047】前記高圧噴射ノズル4・・・、5・・・
は、図1および図5に2点鎖線で示すように、噴射水が
相互に干渉する方向に、即ち若干内方に向けられてい
る。
【0048】このように構成することにより、一方の高
圧噴射ノズル4・・・から噴射されて化粧板10の表面
にて反射し跳ねた水は、他方の高圧噴射ノズル5・・・
から噴射される水によって制御され、また、他方の高圧
噴射ノズル5・・・から噴射され化粧板10の表面にて
反射し跳ねた水は、一方の高圧噴射ノズル4・・・から
噴射される水によって制御され、前記ブラシ列6、7と
あいまって外方に飛散することが阻止される。
【0049】また、高圧噴射ノズル4・・・、5・・・
は、図1、図2に示すように、その設置方向と平行な方
向、即ち鉛直方向に扇状に噴射するように形成されてお
り、その扇状の開角度α(図2参照)は、扇の両端部が
夫々上下の扇の端部と若干干渉する角度、即ち15゜程
度が適当であるが、5゜ないし30゜の範囲でも充分実
用に供し得る。
【0050】なお、この開角度αがあまり小であると、
高圧の水が化粧板10に均一に噴射されず、大であり過
ぎると、噴射力が低下して化粧板10に強力に噴射され
ず、化粧板10に付着している汚損物質を充分除去する
ことができなくなる。
【0051】前記高圧噴射ノズル4・・・、5・・・か
ら噴射される水の圧力は50kg/cmが適当である
が、30kg/cmないし80kg/cmの範囲、
更にはもっと他の圧力でも実用に供し得る。
【0052】本実施の形態のによると、高圧の水が化粧
板10に均一に噴射され、当該化粧板10に付着してい
る汚損物質が主として機械的に除去される。
【0053】また、高圧噴射ノズル4・・・、5・・・
の少なくとも両側にブラシ列6、7が設けられているの
で、高圧噴射ノズル4・・・、5・・・から噴射した水
や、化粧板10に噴射され汚損物質を含有した水が飛散
することが阻止され、外部環境を汚染することはない。
【0054】なお、水の飛散を防止するための手段とし
てブラシ列6、7が設けらているので、可繞性を有し、
ブラシ列6、7が移動した場合、前記ブラシ列6、7は
化粧板10の凹凸等に柔軟に対応することになる。
【0055】次に、図3、図4および図6に従い、洗剤
ノズルとブラシ列について説明すると、11は幅が40
cmで長さが170cm程度(図3では上下方向の長さ
が短く表示されている)の鉛直方向に延在する基板であ
り、その内壁面に、洗剤供給パイプ12が鉛直方向に装
着されている。
【0056】前記洗剤供給パイプ12には、約10cm
間隔で洗剤ノズル13が設けられており、図示しないポ
ンプを介して洗剤水タンクに接続されている。
【0057】前記基板11の側縁部および上縁部には、
前記実施の態様と同様の、毛足の長さが30cmで、断
面の直径が1.0mmのポリプロピレン製の線状体が多
数本密接配列されてなるブラシ列14、15、16の基
端部が固着されている。
【0058】そして、前述と同様に、前記基板11は、
前記ブラシ列14、15、16の自由端部が、トンネル
内側壁9に装着されている化粧板10と軽く接触するよ
う、位置決めされる。
【0059】このブラシ列14、15、16の線状体
も、前述と同様に、断面の直径が0.5mmないし1.
5mmの円形のものが適当であるが、もっと異なる断面
積のものでもよく、円形以外の断面形状を有するもので
もよいし、またポリプロピレン以外の金属やゴム等にて
形成することも可能である。
【0060】更に、ブラシ列の毛足の長さは、洗剤ノズ
ル13・・・と化粧板10との距離を規定する長さとな
るもので、10cmないし50cmが適当であるが、図
4に点線で示すように、トンネル内側壁9の断面形状等
に合致させて長さを適宜変更できる構成となっている。
【0061】また、洗剤ノズル13・・・も、図3、図
4に示すように、その設置方向と平行な方向、即ち延直
方向に扇状に噴射するように形成されており、その扇状
の開角度β(図4参照)は、洗剤が霧状になる角度、即
ち100゜程度が適当であるが、45゜ないし135゜
の範囲でも充分実用に供し得る。
【0062】なお、この開角度βがあまり小であると、
洗剤が充分霧状にならず、化粧板10に均一に塗布され
なくなる恐れがある。
【0063】前記洗剤ノズル13から粉霧される洗剤の
圧力は概ね2.5kg/cmが適当であるが、1kg
/cmないし5kg/cmの範囲、更にはもっと他
の圧力でも実用に供し得る。
【0064】本実施の形態のによると、洗剤が噴霧され
ることにより、洗剤が化粧板10に均一に塗布され、当
該化粧板10に付着している汚損物質が除去される。
【0065】また、洗剤ノズル13・・・の少なくとも
両側にブラシ列14、16が設けられているので、洗剤
ノズル13から噴霧された洗剤が、外部の空気によって
乱されことがないので、飛散が防止され、外部環境を汚
染することはない。
【0066】なお、水の飛散を防止するための手段とし
て、前述と同様のブラシ列14、16が設けらているの
で、可繞性を有し、ブラシ列14、16が移動した場
合、前記ブラシ列14、16は化粧板10の凹凸等に柔
軟に対応することになる。
【0067】次に、図7ないし図9に従い、車両として
の散水車の進行方向の前側に洗剤ノズル13等が装着
れ、後側に高圧噴射ノズル4、5等が装着されてなる実
施の態様について説明する。
【0068】なお、図7および図9においては、概要の
み図示されている。
【0069】散水車には、10000lの水が収納され
る水タンク17と、300lの液状の洗剤が収納されて
いる洗剤タンク18が搭載されると共に、図示せぬそれ
らのポンプも装着されている。
【0070】散水車の進行方向の後端近傍には、図9に
示すような鉛直支柱20が左右方向に移動可能に装着さ
れており、当該鉛直支柱20に、水平腕21の基端が、
当該鉛直支柱20の周囲を水平方向に旋回可能に装着さ
れている。
【0071】前記水平腕21の自由端部に、前記実施の
態様にかかる基板1が鉛直方向に旋回可能に装着され、
当該基板1に、前記水供給パイプ2、3に装着されてい
る高圧噴射ノズル4、5およびブラシ列6、7、8等が
設けられている。
【0072】また、散水車の後側の左右の側の下方に
は、下部側壁を洗浄するための、前述と同様で上下方向
の長さが短い基板1、水供給パイプ2、3に装着されて
いる高圧噴射ノズル4、5およびブラシ列6、7、8等
が夫々設けられている。
【0073】そして、高圧噴射ノズル4、5は、高圧ポ
ンプおよび連結パイプ(図示せず)を介して前記水剤タ
ンク17に接続されている。
【0074】なお、本実施の態様では、高圧の水で洗浄
する手段は、散水車の後側の左右の下方に夫々固設され
ているが、上部側壁を洗浄する手段は1基しか設けられ
ていない。
【0075】しかし、上部側壁を洗浄する手段も、散水
車の左右の側の上部に2基装着することも可能である。
【0076】図9は、左側の側壁を高圧の水で洗浄する
状態を示しているが、右側の上部側壁を高圧の水で洗浄
する場合には、先ず、前記鉛直支柱20を右方向に移動
させて、前記水平腕21を右方向に旋回させると、前記
高圧噴射ノズル4、5は右側の上部側壁に対向すること
になり、右側の上部側壁を高圧の水で洗浄する事が可能
のなる。
【0077】散水車の進行方向の前側である運転室19
と水タンク17の間に、前述の高圧の水で洗浄する手段
と類似の構成の、前述の実施の態様の、洗剤で洗浄する
手段が設けられている。
【0078】この際、前記洗剤ノズル13は、ポンプお
よび連結パイプ(図示せず)を介して前記洗剤タンク1
8に接続されている。
【0079】従って、散水車が移動すると、化粧板10
に付着している汚損物質は、先ず洗剤にて溶解されたり
化粧板10から剥離され、次いで高圧の水の噴射力によ
って化粧板10から完全に除去される。
【0080】本実施の態様では、洗剤で洗浄する手段も
高圧の水で洗浄する手段も、夫々上下に分割されている
のはトンネルの構造によるものである。
【0081】トンネルの構造には種々のものがあるが、
最も洗浄し難いものは、図8および図9に示すような、
トンネル内の側壁に歩行通路22が段状に形成されてい
るものである。
【0082】右側壁のように比較的平坦は側壁の場合に
は、そのまま容易に化粧板10を洗浄できるが、左側壁
のように歩行通路22が段状に形成されている場合は、
上部側壁の化粧板10を洗浄するためには、上部側壁を
洗浄する手段を、図9に示すようにトンネルの内壁に接
近させる必要がある。
【0083】また、歩行通路22の縁部には手摺23が
設けられているので、上部側壁を洗浄する手段をトンネ
ルの内壁に接近させるには、先ず、前記鉛直支柱20を
左方向に移動させ、前記基板1を水平腕21の周りに鉛
直方向に旋回させて水平状態として、手摺23の上方を
左方向に通過させ、次いで、再度前記基板1を水平腕2
2の周りに鉛直方向に旋回させて、鉛直状態に戻すこと
によって、図9に示すように上部側壁を洗浄することが
可能になる。
【0084】なお、歩行通路22の下部側壁の化粧板1
0を洗浄する場合には、散水車の下側に装着されている
洗浄手段でそのまま洗浄することが可能となる。
【0085】更に、上記実施の態様ではトンネルの側壁
を洗浄するものであるが、洗浄装置の形態を変更するこ
とによって、トンネル内の照明機器24を洗浄すること
も可能であり、またトンネル以外の被洗浄部を洗浄する
ことも可能となる。
【0086】
【発明の効果】第1の発明では、被洗浄部に付着してい
る汚損物質は、先ず洗剤にて溶解されたり被洗浄部から
剥離され、次いで高圧の液体が噴射されるので、被洗浄
部から完全に除去される。
【0087】従って、洗浄作業が迅速に実行できるの
で、費用が安価となるばかりでなく、交通規制の時間が
減少し、交通事故の予防にもなる。
【0088】第2の発明では、洗剤を低圧で霧状にして
被洗浄部に噴霧するので、洗剤は均一に被洗浄部に塗布
される。
【0089】また、洗剤が均一に噴霧された被洗浄部に
高圧で水を噴射するので、被洗浄部に付着している汚損
物質は、塗布された洗剤と共に確実に除去される。
【0090】第3の発明では、各ノズルは洗剤をノズル
の設置方向と平行な方向に扇状に噴霧するように形成さ
れているので、被洗浄部に洗剤が均一に塗布される。
【0091】また、洗剤ノズルの少なくとも両側に、前
記洗剤ノズルの設置方向に沿って、ブラシ列が設けられ
ているので、洗剤ノズルから噴出した洗剤は拡散するこ
となく効率的に被洗浄部に噴霧され、外方に飛散しない
ので外部環境を洗剤にて汚染することはない。
【0092】なお、外乱を防止するための手段としてブ
ラシ列が設けられているので、可繞性を有し、ブラシ列
と被洗浄部が相対的に移動した場合、前記ブラシ列は被
洗浄部の凹凸等に柔軟に対応することになる。
【0093】更に、回転ブラシは使用されないので、被
洗浄部を損傷させることはなく、また微細な凹凸のある
被洗浄部でも確実に洗浄することができる。第4の発明
では、洗剤を扇状に噴出する際の、その扇状の開角度が
45゜ないし135゜であるので、洗剤は効率よく霧状
になる。
【0094】第5の発明では、各ノズルはその設置方向
と平行な方向に扇状に噴射するように形成されているの
で、高圧の水が被洗浄部に均一に噴射され、当該被洗浄
部に付着している汚損物質が主として機械的に除去され
る。
【0095】また、高圧噴射ノズルの少なくとも両側
に、前記高圧噴射ノズルの設置方向に沿って、ブラシ列
が設けられているので、高圧噴射ノズルから噴射した水
や、被洗浄部に噴射され汚損物質を含有した上記水が飛
散することが阻止され、外部環境を汚染することはな
い。
【0096】なお、水の飛散を防止するための手段とし
てブラシ列が設けられているので、可繞性を有し、ブラ
シ列と被洗浄部が相対的に移動した場合、前記ブラシ列
は被洗浄部の凹凸等に柔軟に対応することになる。
【0097】第6の発明では、高圧噴射ノズルは、強力
に被洗浄部に水を噴射して、被洗浄部に付着している汚
損物質を機械的に除去するため、その扇状の開角度が狭
く、5゜ないし30゜にしているので、効率よく除去で
きる。
【0098】第7の発明では、高圧噴射ノズルは2列設
置され、前記各列の高圧噴射ノズルは噴射水が干渉する
方向に、若干内方に向けられているので、一方から噴射
され被洗浄部にて反射し跳ねた水は、他方から噴射され
る水によって制御され、また、他方から噴射され被洗浄
部にて反射し跳ねた水は、一方から噴射される水によっ
て制御され、外方に飛散することが抑制される。
【0099】第8の発明では、被洗浄部に付着している
汚損物質は、先ず車両の前側に装着されている洗剤ノズ
ルから噴霧され塗布された洗剤にて、溶解されたり被洗
浄部から剥離され、次いで車両の後側に装着されている
高圧噴射ノズルから噴射される高圧の水によって完全に
除去される。
【0100】従って、車両の走行軌跡に沿って被洗浄部
が確実に洗浄されるが、その際、当該洗剤ノズルおよび
高圧噴射ノズルの夫々の少なくとも両側に、ブラシ列が
設けられているので、洗剤や、汚損物質等を含有する水
が周囲に飛散し環境を汚染することはない。
【0101】第9の発明では、洗剤を低圧で霧状にして
被洗浄部に噴霧するので、洗剤は均一に被洗浄部に塗布
される。
【0102】また、洗剤が均一に塗布された被洗浄部に
高圧で水を噴射するので、被洗浄部に付着している汚損
物質は、塗布された洗剤と共に確実に除去される。
【0103】第10の発明では、毛足の長さが10cm
ないし50cmで、断面の直径が0.5mmないし1.
5mmの線状体にてブラシ列が形成されているので、充
分な可繞性を有し、車両の走行に伴ってブラシ列が被洗
浄部を摺動しても、前記ブラシ列は被洗浄部の凹凸等に
柔軟に対応することになる。
【0104】第11の発明では、洗剤ノズルや高圧噴射
ノズルの、車両への装着位置を適宜選択することによっ
て、トンネルの内壁もしくは照明を洗浄することが可能
となる。
【0105】更に、いずれの発明においても、特殊な自
動車を使用することなく、標準的な散水車に装着するだ
けで実現できるので、装置の製造価格も従来の技術と比
較して極めて安価となる。
【0106】更にまた、いずれの発明においても、回転
ブラシを使用しないので、構造が簡単となり安価とな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の高圧噴射ノズルとブラシ
列を示す斜視図である。
【図2】本発明の実施の形態の高圧噴射ノズルとブラシ
列を示す縦断面図である。
【図3】本発明の実施の形態の洗剤ノズルとブラシ列を
示す斜視図である。
【図4】本発明の実施の形態の洗剤ノズルとブラシ列を
示す縦断面図である。
【図5】本発明の実施の形態の高圧噴射ノズルとブラシ
列を示す水平断面図である。
【図6】本発明の実施の形態の洗剤ノズルとブラシ列を
示す水平断面図である。
【図7】本発明の実施の形態の自動車(散水車)の側面
図である。
【図8】トンネルの概略断面図である。
【図9】本発明の実施の形態の自動車(散水車)の背面
図である。
【符号の説明】
1 基板 2 水供給パイプ 3 水供給パイプ 4 高圧噴射ノズル 5 高圧噴射ノズル 6 ブラシ列 7 ブラシ列 8 ブラシ列 9 トンネル内側壁 10 化粧板1 11 基板 12 洗剤供給パイプ 13 洗剤ノズル 14 ブラシ列 15 ブラシ列 16 ブラシ列 17 水タンク 18 洗剤タンク 19 運転室 20 鉛直支柱 21 水平腕 22 歩行通路 23 手摺 24 照明機器

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被洗浄部の延在方向に沿って移動する移
    動体の、進行方向の前側に前記被洗浄部に洗剤を噴霧す
    る洗剤噴霧手段が備えられ、進行方向の後側に洗剤が噴
    霧された前記被洗浄部に対して高圧で液体を噴射する高
    圧噴射手段が備えられ、洗剤の噴霧後、当該部位に液体
    を高圧で噴射することによって、洗剤を被洗浄部に付着
    している汚損物質と共に除去し、前記被洗浄部を洗浄す
    ることを特徴とする洗浄方法。
  2. 【請求項2】 被洗浄部から10cmないし50cmの
    距離だけ離間した位置にて、洗剤を1kg/cmない
    し5kg/cmの圧力で霧状にして前記被洗浄部に噴
    霧し、被洗浄部から10cmないし50cmの距離だけ
    離間した位置にて、水を30kg/cmないし80k
    g/cmの圧力で前記被洗浄部に対して噴射すること
    を特徴とする請求項1記載の洗浄方法。
  3. 【請求項3】 洗剤を霧状にして被洗浄部に噴霧するた
    めの洗剤ノズルが一方向に沿って複数個設置されてお
    り、前記各洗剤ノズルは、洗剤を当該洗剤ノズルの設置
    方向と平行な方向に扇状に噴霧するように形成され、前
    記洗剤が外気によって乱されて拡散することを防止する
    ため、当該洗剤ノズルの少なくとも両側に、前記洗剤ノ
    ズルの設置方向に沿って、ブラシ列が設けられている洗
    浄装置。
  4. 【請求項4】 扇状の開角度は45゜ないし135゜で
    ある請求項3記載の洗浄装置。
  5. 【請求項5】 水を高圧で被洗浄部に噴射するための高
    圧噴射ノズルが一方向に沿って複数個設置されており、
    前記各高圧噴射ノズルは高圧の水を当該高圧噴射ノズル
    の設置方向と平行な方向に扇状に噴射するように形成さ
    れ、前記高圧で噴射された水が外方に飛散することを防
    止するため、当該高圧噴射ノズルの少なくとも両側に、
    前記高圧噴射ノズルの設置方向に沿って、ブラシ列が設
    けられている洗浄装置。
  6. 【請求項6】 扇状の開角度は5゜ないし30゜である
    請求項5記載の洗浄装置。
  7. 【請求項7】 高圧噴射ノズルは2列設置され、その外
    側にブラシ列が設けられており、前記各列の高圧噴射ノ
    ズルは噴射された水が干渉する方向に、若干内方に向け
    られている請求項5もしくは請求項6記載の洗浄装置。
  8. 【請求項8】 車両の進行方向に沿って前側に、洗剤を
    霧状にして被洗浄部に噴霧するための洗剤ノズルが一方
    向に沿って複数個設置され、当該洗剤ノズルの少なくと
    も両側に、ブラシ列が設けられており、前記車両の進行
    方向に沿って後側に、水を高圧で被洗浄部に噴射するた
    めの高圧噴射ノズルが一方向に沿って2列で複数個設置
    されており、当該高圧噴射ノズルの少なくとも両側に、
    ブラシ列が設けられている洗浄装置。
  9. 【請求項9】 洗剤ノズルから、洗剤を1kg/cm
    ないし5kg/cmの圧力で霧状にして前記被洗浄部
    に噴霧し、高圧噴射ノズルから、水を30kg/cm
    ないし80kg/cmの圧力で前記被洗浄部に対して
    噴射する請求項8記載の洗浄装置。
  10. 【請求項10】ブラシ列は、その毛足の長さが10cm
    ないし50cmで、各断面の直径が0.5mmないし
    1.5mmの線状体が多数本密接配列されてなる請求項
    3ないし請求項9のいずれか1項に記載の洗浄装置。
  11. 【請求項11】 被洗浄部は、トンネルの内壁もしくは
    照明である請求項3ないし請求項10のいずれか1項に
    記載の洗浄装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100465906B1 (ko) * 2001-05-17 2005-01-13 주식회사 아진산업기술 복합식 터널, 노면 청소차
JP2007031973A (ja) * 2005-07-22 2007-02-08 East Japan Railway Co 鉄道用トンネル洗浄装置
JP2009263952A (ja) * 2008-04-24 2009-11-12 Chugoku Regional Development Bureau Ministry Of Land Infrastructure & Transport 移動式洗浄装置
KR101241498B1 (ko) 2011-03-31 2013-03-11 김영식 도로 청소용 수거장치
JP2014231031A (ja) * 2013-05-28 2014-12-11 エムケー精工株式会社 洗浄液散布方法及び洗浄液散布装置

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