JPH11103799A - 米飯の定重量供給装置 - Google Patents

米飯の定重量供給装置

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JPH11103799A
JPH11103799A JP9291736A JP29173697A JPH11103799A JP H11103799 A JPH11103799 A JP H11103799A JP 9291736 A JP9291736 A JP 9291736A JP 29173697 A JP29173697 A JP 29173697A JP H11103799 A JPH11103799 A JP H11103799A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rice
cooked rice
boiled rice
cross
pressure
Prior art date
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Pending
Application number
JP9291736A
Other languages
English (en)
Inventor
Kisaku Suzuki
喜作 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Suzumo Machinery Co Ltd
Original Assignee
Suzumo Machinery Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Suzumo Machinery Co Ltd filed Critical Suzumo Machinery Co Ltd
Priority to JP9291736A priority Critical patent/JPH11103799A/ja
Publication of JPH11103799A publication Critical patent/JPH11103799A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 米飯の定重量供給を高精度に、かつ効率良
く、しかも簡素な構成によって可能にする。 【解決手段】 米飯aを任意の横断面形状に圧縮成形
し、その断面積を一定に保持しつつ移送する米飯送り機
構5と、圧縮成形した米飯a1 中に挿入し、該米飯a1
の圧力(密度)を測定する圧力センサー8と、米飯a1
を所定厚さに切断するカッター6とを具備し、圧縮成形
した米飯a1 の断面積、圧力、切断長さの相乗積にて米
飯a1 の定重量を算出し、定重量米飯a2 を次工程等へ
搬送供給するよう構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばいなり寿司
や握り寿司、または握り飯等を製造する際、これらの成
形機に米飯を定重量ずつ供給するための米飯定重量供給
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の米飯定量供給装置としては、米飯
送り機構で移送された米飯をカッターでカットし、これ
を計量器で計量後、一定量に満たない場合は、所定量の
米飯を追加補充し、また一定量以上の場合は、余分な米
飯を取り除くことで、米飯を一定量に調整するものが知
られている。(実開平6−7021号公報参照)
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし乍ら、上記公報
に開示されている装置は、一旦米飯を計量後、過不足分
を手作業にて除去、補充の調整操作を行なうものである
から、作業性が悪く、手間と時間がかゝる問題がある。
また、特殊構造の大型の容器移送テーブルや計量装置が
必要であるため、装置が大型、かつ複雑となり、コスト
が高くなる。
【0004】
【目的】本発明は、上記従来の技術の有するこのような
問題点に鑑みてなされたもので、米飯の定重量供給を高
精度に、かつ効率良く、しかも簡素な構成によって可能
にした米飯の定重量供給装置を提供することを目的とす
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の米飯の定重量供給装置は、米飯を任意の横
断面形状に圧縮成形し、その断面積を一定に保持しつゝ
移送する米飯送り機構と、米飯中に挿入し、該米飯の圧
力(密度)を測定する圧力センサーと、圧縮成形した米
飯を所定長さに切断するカッターとを具備し、圧縮成形
した米飯の断面積、圧力、切断長さの相乗積にて米飯の
定重量を算出し、定重量米飯を次工程等へ搬送供給する
よう構成したことを特徴とする。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る米飯の定重量
供給装置の一実施形態につき図面を参照して説明する。
図1は本発明装置全体を示す正面図である。図1におい
て1はフレーム、2はフレーム1の後端部から垂直に立
設した背板を示す。
【0007】上記背板2の上部前面には、垂直な基板3
をボルト等にて脱着自在に固定してあり、該基板3の前
面には、その上部に米飯供給機構4を、下部に米飯送り
機構5を各配設してある。
【0008】米飯供給機構4は、米飯ホッパー4aと、
該米飯ホッパー4aの下端開口部内に、米飯ホッパー4
a内の米飯aを解しながら下方へ掻き出すように軸支し
た対向する図示しない一対の撹拌バー等からなる米飯解
し機構とで構成されている。
【0009】図示例の上記米飯送り機構5は、上記基板
3の前面にあって、その上部、左右方向へ一定の間隔b
をおいて対向軸支され、対向回転する駆動ローラ5a及
び従動ローラ5bと、下部の上下に、左右方向へ上記間
隔bよりも狭い間隔cをおいて各対向軸支され、対向回
転する一対の上部圧縮ローラ5c、5c及び下部圧縮ロ
ーラ5d、5dと、該下部圧縮ローラ5d、5dの外側
に各軸支した一対の中間ローラ5e、5eと、上記した
駆動ローラ5a、従動ローラ5bと、上記一対の上部圧
縮ローラ5c、5cとの間にあって、左右方向の間隔
を、上部で広く、これより下端へ徐々に狭くなるように
固定した一対のガイド板5f、5fと、上記した駆動ロ
ーラ5a、上部、下部両圧縮ローラ5c、5d、中間ロ
ーラ5e、ガイド板5f及び従動ローラ5b、上部、下
部両圧縮ローラ5c、5d、中間ローラ5e、ガイド板
5fに各巻き掛けされ、対向回転する一対の米飯圧縮成
形兼送りコンベアベルト5g、5gとで構成されてい
る。
【0010】上記駆動ローラ5aと従動ローラ5bは、
図示しない歯車伝動機構にて連動連結され、モータ等の
駆動源により減速機構を介して駆動ローラ5aが矢印イ
で示す内側へ回転されることで従動ローラ5bも矢印イ
で示した内側へ同期回転され、これによって、左右一対
の米飯圧縮成形兼送りコンベアベルト5g、5gは対向
同期回転され、米飯aを圧縮成形しつゝ下方へ移送する
ものであり、米飯aは上記した上部、下部両圧縮ローラ
5c、5c及び5d、5dの間隔cと対応する幅c1
圧縮成形される。
【0011】上記した米飯送り機構5の下部には、当該
機構5によって所定の横断面形状、例えば四角形に圧縮
成形された米飯a1 を所定長さxに切断するための左右
方向へ開閉自在とした一対のカッター6、6を水平に配
置してある。
【0012】上記した米飯送り機構5とカッター6、6
の前部には、図1に二点鎖線で示したように、カバー7
を、上記基板3に止めネジにて着脱自在に固定してあ
り、米飯aは、上部、下部両圧縮ローラ5c、5c、5
d、5dの間隔c及び基板3とカバー7の間隔、つまり
図3に示したc1 、dを二軸方向の寸法とした横断面形
状に圧縮成形されると共に、この断面積Aを一定に保持
して下方へ押し出し移送するよう構成されている。
【0013】さらに、上記米飯送り機構5にて圧縮成形
された米飯a1 中に挿入して、該米飯a1 の圧力(密
度)を測定するための圧力センサー8を配置させてあ
る。この圧力センサー8は細棒状に形成され、背板3の
裏側に、米飯送り機構5の上部圧縮ローラ5c、5cと
下部圧縮ローラ5d、5d間の中央へ向って出し入れ自
在に設けられている。
【0014】図1において、9は上記米飯送り機構5の
下部に水平に配置した米飯移送用ベルトコンベアで、定
重量米飯a2 を図示しない成形機構等の次工程へ移送す
る。
【0015】而して、上記米飯送り機構5にて圧縮成形
された米飯a1 の断面積をAcm2、圧力センサー8に
て測定した圧力(密度)をBg/cm2 、切断する長さ
をXcm、米飯重量をCgとすると、一般式A×B×X
=Cによって米飯重量を計算することができる。よっ
て、米飯a1 の断面積Acm2 が一定であれば、B=C
/AXあるいはX=C/ABの式が成立する。
【0016】従って、例えば下記の表−1に示したよう
【0017】
【表1】 の場合、米飯断面積Acm2 が一定であるから、切断す
る長さXcmを調整することで図3に示した如き一定の
重量米飯a2 を得ることができる。米飯a1 の切断する
長さXcmの調整は、既述米飯送り機構5による米飯送
り量を調節して行なわれる。
【0018】また、米飯送り機構5における一対の上
部、下部両圧縮ローラ5c、5c、5d、5d及び一対
の米飯圧縮成形兼送りコンベアベルト5g、5gの間隔
を広く、または狭く調節し、米飯aの圧縮力、つまり圧
力(密度)を調整することで、米飯を一定した所望重量
とすることができる。
【0019】図2は本発明装置の他の実施形態を示した
正面図である。図示したように、米飯送り機構5は、複
数のローラ5h、5h・・・を、左右方向へ一定の間隔
をおいて対向回転自在に軸支し、米飯aを上部から下部
へ徐々に小厚となるよう圧縮成形しつゝ下方へ移送する
よう形成されていると共に、上記複数のローラ5h、5
h・・・にて任意の横断面形状、図示例では四角形に圧
縮成形された米飯a1 を、上記複数のローラ5h、5h
・・・の下部に水平に配置した米飯移送コンベアベルト
10と、該米飯移送コンベアベルト10の上部に一定の
間隔をおいて軸支したローラ11とで図示した矢印ロ方
向へ移送するよう構成されている。
【0020】既述した圧力やセンサー8は、上記した複
数のローラ5h、5h・・・により圧縮成形されて下方
へ押し出され、上記米飯移送コンベアベルト10により
水平状態にて移送される部分、つまり、米飯密度が最も
安定している位置において、米飯a2 中に挿入できるよ
う配置させてある。
【0021】カッター6は、上記ローラ11の後部に近
接して垂直に配置してあり、図示しないモータ等の駆動
源により図示しないクランク機構、カム機構等を介して
昇降動され、米飯a1 を所望長さに切断し、定重量米飯
2 を得るもので、この定重量米飯a2 は米飯移送コン
ベアベルト10にて次工程へ移送される。
【0022】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
ているので、米飯送り機構によって一定の断面積に圧縮
成形した米飯の、その断面積と、この米飯の圧力センサ
ーによって計測した圧力(密度)と、この米飯の断面長
さとの相乗積にて米飯を定重量に算出することにより、
高精度に米飯の定重量供給を行なうことができると共
に、米飯の断面積、圧力(密度)を一定に保ち、長さを
調整するか、または米飯の断面積、長さを一定に保ち、
圧力(密度)を調整することで米飯重量を一定に、かつ
簡単な操作によって調整することができ、さらに、既存
の機構を使用できる上、構造的にも簡素な構成とするこ
とができて、安価に実施することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る米飯の定重量供給装置の一実施形
態を示す全体の正面図である。
【図2】同上装置の他の実施形態を示す一部の正面図で
ある。
【図3】同上装置によって得た定重量米飯の一例を示す
斜視図である。
【符号の説明】
a 米飯 a1 圧縮成形した米飯 a2 定重量米飯 A 断面積 B 米飯の圧力(密度) C 米飯の重量 5 米飯送り機構 6 カッター 8 圧力センサー

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 米飯を任意の横断面形状に圧縮成形し、
    その断面積を一定に保持しつゝ移送する米飯送り機構
    と、米飯中に挿入し、該米飯の圧力(密度)を測定する
    圧力センサーと、圧縮成形した米飯を所定長さに切断す
    るカッターとを具備し、圧縮成形した米飯の断面積、圧
    力、切断長さの相乗積にて米飯の定重量を算出し、定重
    量米飯を次工程等へ搬送供給するよう構成したことを特
    徴とする米飯の定重量供給装置。
JP9291736A 1997-10-08 1997-10-08 米飯の定重量供給装置 Pending JPH11103799A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9291736A JPH11103799A (ja) 1997-10-08 1997-10-08 米飯の定重量供給装置

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JP9291736A JPH11103799A (ja) 1997-10-08 1997-10-08 米飯の定重量供給装置

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JPH11103799A true JPH11103799A (ja) 1999-04-20

Family

ID=17772742

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9291736A Pending JPH11103799A (ja) 1997-10-08 1997-10-08 米飯の定重量供給装置

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JP (1) JPH11103799A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015029466A (ja) * 2013-08-02 2015-02-16 鈴茂器工株式会社 米飯成形装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015029466A (ja) * 2013-08-02 2015-02-16 鈴茂器工株式会社 米飯成形装置

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