JP4116819B2 - 米飯供給装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、弁当、握り飯等を製造するために、定量米飯を供給する米飯供給装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の米飯定重量供給装置は、米飯を垂直方向に対向配置した送りローラ及び圧縮ローラによって徐々に圧縮しながら下方向へ供給する。
そして、その供給方向の下部に設けた主計量部の2枚で一対のシャッターにより切断して設定量よりも少ない定量米飯を得るようにしている。
【0003】
上記定量米飯を、次工程の計量部で計量することによって判明した不足分の米飯を、次工程の補助計量部にて得るようにしてある。そして、米飯搬送コンベア上の定量米飯上に不足分の米飯を供給し、設定量の米飯を得るように構成されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし乍ら、上記した従来の米飯定量供給装置では、上記主計量部は、2枚のシャッターを同時に左右方向へ開閉移動させることによって米飯の切断を行なっている。このような切断では、切断面が不揃いとなり、品質が低下すると共に、構造が複雑で大型化する。また、2枚のカッターを同時に、かつ反対方向へ移動するため、駆動機構も複雑となっている。
【0005】
加えて、上記補助計量部においても不足分の少量の米飯を切断して供給するため、両方が可動カッターでは、該両可動カッターの作動誤差が生じ易く、コンスタントに定重量の不足分米飯を得ることは難しく、バラつきが生じ易い。従って、元来、少量米飯のため、僅かな差が全体として大きな差となってしまう。
【0006】
【目的】
本発明は、上記従来技術が有するこのような問題点に鑑みてなされたもので、主計量部及び補助計量部において、米飯を所定位置で正確かつ不揃いなく切断できるようにすると共に、計量部で不足分の米飯重量を正確に計量できるよう構成したことにより、バラつきのない定量米飯及び追加分の米飯が得られ、コンスタントに定量米飯を供給できるようにした米飯供給装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、請求項1では、米飯を圧縮成形しつつ下方に供給する主供給部の下方に配置され、米飯供給路から垂下する米飯を切断・計量して米飯設定値よりも少ない定量米飯を得る主計量部と、前記主計量部から受け取った定量米飯を計測する計量部と、米飯設定値と、前記計量部で計測された定量米飯との重量差分の米飯を、搬送コンベア上の定量米飯上に補充する補助計量部とを備えてなる米飯供給装置であって、
前記計量部は、米飯載置台と、これを支持する計量器と、米飯載置台の上部に配置され、長方形軌跡に沿って移動するよう制御され、主計量部から送り出される定量米飯を所定位置に停止させると共に、該定量米飯を搬送コンベア上に押し出すためのストッパーとを備えてなることを特徴とする。
【0008】
請求項2では、米飯を圧縮成形しつつ下方に供給する主供給部の下方に配置され、米飯供給路から垂下する米飯を切断・計量して米飯設定値よりも少ない定量米飯を得る主計量部と、前記主計量部から受け取った定量米飯を計測する計量部と、米飯設定値と、前記計量部で計測された定量米飯との重量差分の米飯を、搬送コンベア上の定量米飯上に補充する補助計量部とを備えてなる米飯供給装置であって、
前記主計量部は、左右一対の最下部のフィードローラ下部中央に対向するよう通孔が設けられた開口板を水平に固定、配置し、この開口板の通孔から垂下する米飯を切断するカッター兼プッシャーおよび切断された定量米飯を前記プッシャーと共に次の計量部へ送る米飯送り台を各々往復移動自在に配設し、前記カッター兼プッシャーは、開口板の通孔から垂下する米飯を開口板下面を擢動しながら切断する刃先が先端上部に、切断された定量米飯を計量部へ送る押圧面が前記刃先の下に備えられていることを特徴とする
【0009】
請求項3では、米飯を圧縮成形しつつ下方に供給する主供給部の下方に配置され、米飯供給路から垂下する米飯を切断・計量して米飯設定値よりも少ない定量米飯を得る主計量部と、前記主計量部から受け取った定量米飯を計測する計量部と、米飯設定値と、前記計量部で計測された定量米飯との重量差分の米飯を、搬送コンベア上の定量米飯上に補充する補助計量部とを備えてなる米飯供給装置であって、
前記補助計量部は、主計量部から移送された定量米飯上に米飯が供給される米飯供給路に配置されたカッターを具備し、該カッターを、米飯供給路内で対向するよう配置された固定刃と、該固定刃に対して接触及び離反するよう揺動自在に軸支され、固定刃側への回動によって米飯を切断すると同時に米飯供給路を遮断する略円弧形状の可動刃にて形成したことを特徴とする。
【0010】
【作用】
ホッパーの内部の米飯は、その主供給部によって所定厚さに圧縮成形されつつ下方へ移送され、開口板の通孔から垂下する。この垂下した米飯の先端が主計量部の米飯送り台上に接触すると、該米飯送り台とカッター兼プッシャーが前方へ移動する。このとき、カッター兼プッシャーが開口板の下面を擢動して、垂下した米飯を刃先にて通孔下面部で切断し、あらかじめ設定された設定量よりも僅かに少ない定量米飯を得る。そして、さらにカッター兼プッシャーは前進し、定量米飯を、次工程の計量部の米飯載置台上に移送する。
【0011】
上記定量米飯を米飯載置台と共に計量器で計量する。そして、計量の後に、次工程の補助計量部において、その計量部によって計量されることにより判明した不足量の米飯の正確な残量を追加、供給することになる。
【0012】
計量部がコンベア付計量部の場合は、上記米飯送り台は最初から停止し、カッター兼プッシャーのみが前進し、定量米飯をコンベア上に移載する。定量米飯はコンベア等と共に計量器で計量し、その後、補助計量部の下部に配置した搬送コンベア上に移載する。
【0013】
バイパスコンベアから供給される米飯を、補助供給部により下方へ垂直に供給し、解しボックスに所定量供給されると、可動刃が固定刃側へ揺動し、米飯を切断すると同時に、解しボックス上部の入口部を遮断し、あらかじめ設定された主計量部の設定値に対する不足分の追加米飯が得られる。そして、この米飯は、解しボックス下部の開口部から、搬送コンベア上の定量米飯上に補充される。
【0014】
つまり、米飯の目的とする設定値を100gとした時、先ず主計量部で90g、次の補助計量部でその差分10gを供給すべく、あらかじめ両計量部を制御しておくが、若し主計量部で計量誤差が生じた場合、例えば88gしか供給されない時は、計量器が不足分2gを計測して、その信号を補助計量部へ伝達する。そして、補助計量部では、直ちにその信号に基づいて補助供給量を調整し、正確な主計量部との差分12gを供給するものである。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明に係る米飯供給装置の一実施の形態における全体の正面図を示し、図2は、同上一実施形態の拡大断面図を示し、図3(A)、(B)、(C)、(D)は、同上一実施形態における主供給部及び主計量部の米飯供給及び米飯切断状態を工程順に示す各拡大断面図を示し、図4は、計量部におけるストッパーの作動機構の正面図を示し、図5は、上記ストッパー作動機構の平面図を示し、図6は、計量部の他の実施の形態を一部断面した正面図を示し、図7は、補助供給部及び補助計量部並カッターの正面図を示す。
【0016】
この実施の形態の米飯供給装置は、図1及び図2に示したように、基台1と、基台1の一側部の上下方向に沿って取り付けられたリフター2とを備え、基台1にはホッパー3、解し機構4、主供給部5及び補助供給部6とが設けられている。
【0017】
リフター2は、バケット7を昇降させるものであり、バケット7には米飯aが投入されており、この投入状態で米飯aを上昇搬送する。次いで、バケット7はリフター2の上昇端で転動することにより、米飯aはホッパー3内に落下、投入され、かくして投入された米飯aが衝突して米飯の塊をバラバラに崩すようになっている。
【0018】
上記解し機構4は、図1及び図2に示したように、回転軸8に連結された太径の解し軸9に複数の解し爪10、10…を、回転方向に対し、斜め方向の多重列を構成するように並設されており、各解し爪10、10…が米飯aにまんべんなく接触するように構成されている。
これにより、米飯aが解し爪10、10…に絡みつくことがないため、米飯aを確実に解すことができる。
【0019】
米飯aの主供給部5は、図1及び図2に示したように、ガイド板11と、振り替え板11′間において相互に対向して軸支された左右の一対のフィードローラ12、13、14とを備えている。一対のフィードローラ12、13、14とを備えている。一対のフィードローラ12、13、14は、米飯aの供給方向である上部から下方に向かって間隔が徐々に小さくなっており、各フィードローラ12、13、14の間を通過することにより、米飯aは所定の厚さに徐々に圧縮成形されて下方に供給される。
【0020】
前記振り替え板11′が図2の実線で示した位置にある時、米飯解し機構4で解された米飯aは、主供給部5と後述する補助供給部へ同時に分給されるが、補助供給部内の米飯がいっぱいとなった時は、振り替え板11′が図2の2点鎖線で示した位置に回動して米飯の供給がストップされるようになっている。
【0021】
最下部のフィードローラ14の下部には、中央に通孔15aが設けられた開口板15が水平位置で対向するよう配置されている。フィードローラ14間を通過した米飯aは断面矩形状となって通孔15aから垂下する。上記開口板15の下方には、米飯aの主計量部16が配置されている。
【0022】
上記主計量部16は、図1及び図2に示したように、上記開口板15の下方に、前後方向(図1及び図2において左右方向)に往復移動自在に、かつ水平に配置された米飯送り台17と、この米飯送り台17上に左右方向に往復移動自在に、かつ水平に載置したカッター兼プッシャー18とで構成されている。
【0023】
上記米飯送り台17は、その長手方向(左右方向)へ横断面略凹字形状に形成されており、その凹部にカッター兼プッシャー18が擢動自在に嵌合して載置されている。
【0024】
上記カッター兼プッシャー18は、先端上部(図2において右端上部)に刃先18aが、その下に垂直な押圧面18bがそれぞれ設けられている。この刃先18aは、図2に示したように、前方(図2において右方向)へ突設されていて、その上面は、カッター兼プッシャー18の上面と同一の水平な平面に形成され、下面は刃先18aの先端から後方へ傾斜下降していわゆる片刃が押圧面18bの上端に形成されている。
【0025】
上記カッター兼プッシャー18は、図2に示した後退した位置から、開口板15の下面を擢動しながら通孔15aから垂下する米飯aを刃先18aで切断し、図3(B)に示したように、刃先18a下の押圧面18bで米飯送り台17と共に前方へ移動して切断した定量米飯aを後述する計量部19の米飯載置台21上に移送し、然る後、図3(C)に示したように、所定位置まで後退して停止する。
【0026】
上記した主計量部16では、米飯の設定量(目標重量)より少ない定量米飯a(例えば、設定量の90%)が得られるよう米飯aを切断・計量する。
この主計量部16の駆動は、公知のACサーボモータによるセミクローズドループ制御で行なうが、これ以外の手段を否定するものではない。
【0027】
上記した主計量部16の下流側(図1及び図2において右側)には、計量部19が配置されており、さらにこの計量部19の下流側には補助計量部20が配置されている。
【0028】
上記計量部19は図1ないし図3、(A)、(B)、(C)、(D)に示したように、既述米飯送り台17と同一高さで水平に固定された米飯載置台21と、米飯載置台21を支持する計量器22とを備えている。米飯載置台21は米飯送り台17からの定量米飯aを受け取る。計量器22は、米飯載置台21が受け取った定量米飯aを米飯載置台21と共に計量する。そして、計量の後に、米飯の補助供給部6は、計量器22によって計量されることにより判明した不足量の米飯を定量米飯a上に供給するように作用する。
【0029】
さらに、計量部19にはストッパー23が設けられている。ストッパー23は、図4に示したように、米飯載置台21に定量米飯aを受け取るときは、米飯載置台21の最下流側に位置しており、カッター兼プッシャー12によって、米飯送り台17から送り出される定量米飯aを停止させるように作用する。
この実施の形態においては、ストッパー23は、図2に二点鎖線で示すように、米飯載置台21上で長方形軌跡に沿って移動するよう制御されており、後述するよう、ストッパー23は定量米飯aの送り出しを行なうように作用する。
【0030】
次に、この実施の形態のストッパー23の作動機構24について説明する。
上記作動機構24は、図4及び図5に示したように、枠体25と、巻掛伝動機構26、26と、モータ等の駆動源27とを備えている。
【0031】
枠体25は、前面板25aと、背面板25bを前後方向に所定の間隔をおいて複数のボルト・ナット25c、25c…で平行に固定して長方形に形成されている。
【0032】
巻掛伝動機構26、26は、前面板25a及び背面板25bの各内側に、正面長方形状に対向して設けてある。さらに、この両巻掛伝動機構26、26は、一個の駆動プーリー28と、三個の従動プーリー29、29、29に無端ベルト30を巻掛けして形成するが、または、図示しないが一個の駆動スプロケットと、三個の従動スブロケットに無端チェンを巻掛けして形成したものを使用することもできる。そして、上記ベルト又はチェンにストッパー23が上端を枢着して垂設され、駆動源27によって前後の両巻掛伝動機構26、26が同一速度で、図4に矢印bで示した方向へ回転されることによって、ストッパー23は図4に実線で示した位置から破線で位置にまたは破線で示した位置から実線で示した位置に移動されて停止する。
【0033】
図4において、31、32は、ストッパー23の揺動(回動)を阻止するための掛止ピンを各示す。掛止ピン31、32は、カッター兼プッシャー18によって定量米飯aが米飯載置台21上に送り出されるとき、または、米飯載置台21上の定量米飯aがカッター兼プッシャー18によって、次工程の補助計量部20下方に送り出すとき、ストッパー23が回動することなく垂直状態に保持させるために作用する。
【0034】
計量部19は、第二の実施の形態では、図6に示したように、駆動源27aにて回転される駆動ローラ33と、従動ローラ34とにコンベアベルト35を巻き掛けして計測コンベア36を形成し、該計測コンベア36を計量器22に載置して形成されている。
この計量部19は、定量米飯aを計測コンベア36と共に計量した後、この計量値から計測コンベア36の重量を減算して定量米飯aの重量を計側する。
【0035】
上記計量部19は、ロードセルと計測コンベア36とを組み合せた構成で、機械の連続性からウェイトチェック方式を採用する。
【0036】
計量部19の下流側には、上部から下方へ、米飯の補助供給部6、補助計量部20、搬送コンベア37が配置されている。
補助供給部6は、図2及び図7に示したように、バイパスコンベア38によって主供給部5と連動、連結されている。
【0037】
補助供給部6は、図2及び図7に示したように、バイパスコンベア38との近接位置に配置された回転自在な掻き落し羽根39と、掻き落し羽根39の下方に設けられた複数体の供給ローラ40、41と、供給ローラ40、41の下方に設けられた解しボックス42とを備えている。掻き落し羽根39は、図中矢印方向へ回転駆動され、バイパスコンベア38によって搬送される米飯aを供給ローラ40、41の間に掻き落す。掻き落された米飯aは、追加米飯aとなって供給ローラ40、41により下方に供給される。
【0038】
解しボックス42は、図7に示したように、上下端部が開口されており、内部には解し羽根43が回転自在に軸支されている。解しボックス42における追加米飯aの米飯供給路の入口42a部分には、固定刃44及び可動刃44からなるカッターが対向して設けられている。固定刃44は、入口42a側へ延出して解しボックス42と一体に形成されている。
【0039】
可動刃45は、図7に示したように、上方へ彎曲した略円弧形状に形成され、その基部側を揺動リンク46に連結されている。揺動リンク46は図示しない駆動機構によって往復揺動され、この揺動によって可動刃45は、固定刃44に対して接触及び離反し、上記米飯供給路の入口42aを開閉する。
【0040】
上記補助計量部20は、あらかじめ主計量部16と共に追加供給量が設定されているが、主計量部16で計量、切断した定量米飯aを、計量部19で重量計測した結果、目標重量と差があった場合は、これを電気信号に変換して補助計量部20に伝達し、この差分を含む正確な追加供給量を補助計量部20の目標値として計量する。このような補助計量部20の駆動は、ACサーボモータによるセミクローズドループ制御で行なう。
【0041】
既述した各部の図1及び図2に示した制御ボックス47に内装した制御装置は、公知のPC(シーケンス)をメインコントローラとし、インバータ制御ACサーボモータ制御等で構成する。
【0042】
【発明の効果】
本発明は、以上説明したように構成されているので、請求項1によれば、ストッパーによって定量米飯を米飯載置台上の所定位置に正確に受け取ることができて、定量米飯の不足分の米飯計測をより正確に行なうことができると共に、上記ストッパーは、米飯載置台の前端部及び後端部に移動保持されることによって、定量米飯の受け止め及び押し出しを円滑、かつ確実に行うことができ、しかも構造的に簡単で、小型化でき、かつ安価に製造することができる。
【0043】
また、請求項2では、主計量部で切断、計量される定量米飯と、この定量米飯が主計量部で計測されて判明した不足分が補助計量部で切断・計量される少量の不足分米飯との切断面が不揃いとなることがないため、誤差のない設定量米飯をコンスタントに供給することができ、しかも構造が簡単で、小型化できると共に、駆動機構も簡単にすることができる。
【0044】
さらに、請求項3では、一方が固定刃で他方が略円弧状の可動刃からなるカッターを使用し、固定刃に対して可動刃を揺動、接触することによって米飯を切断するものであるから、米飯の切断面が円弧状に形成されると共に、不揃いとなることがなく、バラつきの少ない定重量の米飯を正確に供給することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る米飯供給装置の実施の形態を示す全体の正面図である。
【図2】 同上実施の形態における移動部を示す拡大正面図である。
【図3】(A)、(B)、(C)、(D)
同上実施の形態における主計量部、計量部の米飯の切断、計量、移送を工程順に示す各正面図である。
【図4】 同上実施の形態における計量部のストッパー作動機構を示す正面図である。
【図5】 同上ストッパー作動機構を示す平面図である。
【図6】 同上米飯供給装置における計量部の他の実施の形態を一部断面して示す正面図である。
【図7】 同上米飯供給装置における補助供給部と補助計量部の拡大正面図である。
【符号の説明】
5 主供給部
6 補助供給部
14 フィードローラ
15 開口板
15a 通孔
16 主計量部
17 米飯送り台
18 カッター兼プッシャー
18a 刃先
18b 押圧面
19 計量部
20 補助計量部
21 米飯載置台
22 計量器
23 ストッパー
37 搬送コンベア
44 固定刃
45 可動刃
a 米飯
定量米飯
不足米飯

Claims (3)

  1. 米飯を圧縮成形しつつ下方に供給する主供給部の下方に配置され、米飯供給路から垂下する米飯を切断・計量して米飯設定値よりも少ない定量米飯を得る主計量部と、前記主計量部から受け取った定量米飯を計測する計量部と、米飯設定値と、前記計量部で計測された定量米飯との重量差分の米飯を、搬送コンベア上の定量米飯上に補充する補助計量部とを備えてなる米飯供給装置であって、
    前記計量部は、米飯載置台と、これを支持する計量器と、米飯載置台の上部に配置され、長方形軌跡に沿って移動するよう制御され、主計量部から送り出される定量米飯を所定位置に停止させると共に、該定量米飯を搬送コンベア上に押し出すためのストッパーとを備えてなることを特徴とする米飯供給装置。
  2. 米飯を圧縮成形しつつ下方に供給する主供給部の下方に配置され、米飯供給路から垂下する米飯を切断・計量して米飯設定値よりも少ない定量米飯を得る主計量部と、前記主計量部から受け取った定量米飯を計測する計量部と、米飯設定値と、前記計量部で計測された定量米飯との重量差分の米飯を、搬送コンベア上の定量米飯上に補充する補助計量部とを備えてなる米飯供給装置であって、
    前記主計量部は、左右一対の最下部のフィードローラ下部中央に対向するよう通孔が設けられた開口板を水平に固定、配置し、この開口板の通孔から垂下する米飯を切断するカッター兼プッシャーおよび切断された定量米飯を前記プッシャーと共に次の計量部へ送る米飯送り台を各々往復移動自在に配設し、前記カッター兼プッシャーは、開口板の通孔から垂下する米飯を開口板下面を擢動しながら切断する刃先が先端上部に、切断された定量米飯を計量部へ送る押圧面が前記刃先の下に備えられていることを特徴とする請求項1記載の米飯供給装置。
  3. 米飯を圧縮成形しつつ下方に供給する主供給部の下方に配置され、米飯供給路から垂下する米飯を切断・計量して米飯設定値よりも少ない定量米飯を得る主計量部と、前記主計量部から受け取った定量米飯を計測する計量部と、米飯設定値と、前記計量部で計測された定量米飯との重量差分の米飯を、搬送コンベア上の定量米飯上に補充する補助計量部とを備えてなる米飯供給装置であって、
    前記補助計量部は、主計量部から移送された定量米飯上に米飯が供給される米飯供給路に配置されたカッターを具備し、該カッターを、米飯供給路内で対向するよう配置された固定刃と、該固定刃に対して接触及び離反するよう揺動自在に軸支され、固定刃側への回動によって米飯を切断すると同時に米飯供給路を遮断する略円弧形状の可動刃にて形成したことを特徴とする請求項1または2記載の米飯供給装置。
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