JPH11103493A - オーディオ機器およびそのヘッドホン - Google Patents

オーディオ機器およびそのヘッドホン

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JPH11103493A
JPH11103493A JP26127197A JP26127197A JPH11103493A JP H11103493 A JPH11103493 A JP H11103493A JP 26127197 A JP26127197 A JP 26127197A JP 26127197 A JP26127197 A JP 26127197A JP H11103493 A JPH11103493 A JP H11103493A
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JP
Japan
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headphone
circuit
contact
contacts
jack
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JP26127197A
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English (en)
Inventor
Noboru Nakagawa
昇 中川
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ヘッドホンコードの途中にリモコンの操作部
および表示部を設ける場合に、プレーヤ本体を小型化で
きるようにする。 【解決手段】 ヘッドホンジャック35に、再生回路1
0からのオーディオ信号L、Rが供給される接点A、B
と、共通の接地接点Cと、直流電圧を出力する電源接点
Dとを設ける。ヘッドホンプラグ85に、ジャック35
の接点A〜Dに接続される接点A〜Dを設ける。リモコ
ン操作部60においては、操作キーの出力を被変調信号
に変換してプラグ85の接点Bに供給する。プレーヤ本
体1においては、ジャック35の接点Bから被変調信号
を取り出してリモコンデータREMOを得、このリモコンデ
ータREMOによりプレーヤ本体1の動作状態を制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、オーディオ機器
およびそのヘッドホンに関する。
【0002】
【従来の技術】ヘッドホン式のステレオカセットプレー
ヤ、すなわち、いわゆるヘッドホンステレオにおいて
は、一般に、ヘッドホンコードの途中にリモコン(遠隔
操作)の操作部が設けられ、これによりプレーヤをリモ
コンできるようにされている。
【0003】図6および図7は、そのようなヘッドホン
ステレオおよびヘッドホンの信号系の一例を示し、符号
1はそのプレーヤ、符号6はヘッドホンである。
【0004】そして、プレーヤ1は、磁気テープ2、再
生回路10、テープ走行機構21、システムコントロー
ル用のマイクロコンピュータ22、各種の操作キー2
3、動作モードなどを表示するLCD24などを有す
る。
【0005】そして、再生回路10は、左および右チャ
ンネルの再生ヘッド11L、11R、再生イコライザア
ンプ12L、12R、音量調整用の可変抵抗器13L、
13R、出力アンプ14L、14R、ヘッドホンジャッ
ク15を有する。
【0006】このジャック15は、オーディオ信号の出
力に使用されるだけでなく、リモコン信号の受信などに
も使用されるものである。このため、後述するように7
接点(7極)とされ、左および右チャンネルのオーディ
オ接点A、B、オーディオ用接地接点C、直流電圧出力
用接点D、リモコン用接点E、表示用接点F、共通接地
接点Gを有する。
【0007】また、テープ走行機構21は、図示はしな
いが、キャプスタン、ピンチローラ、キャプスタンモー
タ、プランジャなどを有し、プランジャによりレバーな
どをトリガするとともに、キャプスタンモータの回転力
を利用してプレーヤ1のメカニカルな状態を、停止モー
ド、再生モードなどに制御するものである。
【0008】さらに、ヘッドホン6は、左および右チャ
ンネルの音響ユニット(信号/音響変ユニット)6L、
6Rと、リモコン操作部60と、プラグ65とを有す
る。
【0009】この場合、リモコン操作部60は、その内
部に、音量調整用の可変抵抗器61L、61R、リモコ
ンおよび表示制御用のマイクロコンピュータ62、各種
の操作キー63、動作モードなどを表示するLCD64
を有している。また、プラグ65は、これがジャック1
5に差し込まれたときに、その接点A〜Gに接触して接
続される接点A〜Gを有する。
【0010】そして、操作キー23のうちの例えば再生
キーを押すと、これがマイクロコンピュータ22により
検出され、マイクロコンピュータ22により走行機構2
1が制御されてプレーヤ1のメカニカルな動作モードが
再生モードとされ、この結果、磁気テープ2が定速走行
させられ、ヘッド11L、11Rによりテープ2から左
及び右チャンネルのオーディオ信号L、Rが再生され
る。
【0011】さらに、この信号L、Rが、再生イコライ
ザアンプ12L、12R→可変抵抗器13L、13R→
ヘッドホンアンプ14L、14R→ヘッドホンジャック
15の接点A、B(およびC)→プラグ65の接点A、
B(およびC)→ヘッドホンコード66→可変抵抗器6
1L、61R→ヘッドホンコード67の信号ラインを通
じて音響ユニット6L、6Rに供給される。
【0012】したがって、プレーヤ1で再生されたオー
ディオ信号L、Rを、ヘッドホン6により聴くことがで
きる。
【0013】そして、この場合、マイクロコンピュータ
22からLCD24に所定の表示信号が供給され、LC
D24にプレーヤ1の動作モードなどが表示される。
【0014】また、図示はしないが、電池あるいはDC
−DCコンバータから所定の直流電圧VCCが取り出さ
れ、この電圧VCCが、プレーヤ1の各部に供給されると
ともに、ジャック15の接点D(およびG)→プラグ6
5の接点D(およびG)→コード66の電圧ラインを通
じてマイクロコンピュータ62にその動作電圧として供
給される。
【0015】さらに、マイクロコンピュータ22から表
示データDISPがシリアルに出力され、この表示データDI
SPが、ジャック15の接点F(およびG)→プラグ65
の接点F(およびG)→コード66の信号ラインを通じ
てマイクロコンピュータ62に供給されて表示信号に変
換され、この表示信号がLCD64に供給される。こう
して、LCD64にプレーヤ1の動作モードなどが表示
される。
【0016】また、操作部60の操作キー63を操作す
ると、これがマイクロコンピュータ62により検出さ
れ、その操作されたキー63に対応するシリアルデータ
REMOがマイクロコンピュータ62から出力される。そし
て、このシリアルデータREMOが、コード66→プラグ6
5の接点E(およびG)→ジャック15の接点E(およ
びG)の信号ラインを通じてマイクロコンピュータ22
に供給される。そして、マイクロコンピュータ22は、
この供給されたシリアルデータREMOにしたがってプレー
ヤ1の動作モードなどを制御する。
【0017】したがって、操作キー63を操作すること
により、プレーヤ1の動作をリモコンすることができ
る。また、プレーヤ1の動作モードなどを操作部60の
LCD64により知ることができる。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】ところで、ジャック1
5およびプラグ65は、オーディオ信号L、R以外に、
直流電圧VCC、表示用のシリアルデータDISP、リモコン
用のシリアルデータREMOのアクセスにも使用されるの
で、上記のように7接点とされているが、このため、プ
ラグ65の接点A〜Gは、例えば図5に示すような構成
とされている。
【0019】すなわち、プラグ65の接点A〜Cは、一
般のヘッドホンなどにおける接点と同様、全体がほぼ円
柱状に構成されるとともに、その先端から順に接点A、
B、Cとされている。また、プラグ65の接点D〜G
は、接点A〜Cと同一平面内に位置する絶縁基板Hの上
に配列されている。そして、ジャック15は、そのよう
な構成のプラグ65を差し込むことができ、かつ、プラ
グ65を差し込んだとき、その接点A〜Gがジャック1
5の接点A〜Gに接触して接続されるような構成とされ
ている。
【0020】ところが、このようにジャック15および
プラグ65の接点数を多くすると、ジャック15および
プラグ65が大きくなってしまい、プレーヤ1の小型化
の妨げとなってしまう。
【0021】この発明は、このような問題点を解決しよ
うとするものである。
【0022】
【課題を解決するための手段】このため、この発明にお
いては、遠隔操作機能を有するオーディオ機器およびそ
のヘッドホンにおいて、上記オーディオ機器は、左およ
び右チャンネルのオーディオ信号を再生する再生回路
と、ヘッドホンジャックと、このヘッドホンジャックの
接点の一つに得られる被変調信号を分離して取り出す回
路と、上記被変調信号から遠隔操作データを取り出す回
路と、上記遠隔操作データにしたがって上記オーディオ
機器の動作状態を制御する制御回路とを有し、上記ヘッ
ドホンジャックは、上記再生回路からの左および右チャ
ンネルのオーディオ信号が供給される第1および第2の
接点と、共通の接地接点と、上記オーディオ機器に得ら
れる直流電圧を出力する電源接点とを有し、上記第1お
よび第2の接点のうちの一方の接点が上記被変調信号の
得られる接点であり、上記ヘッドホンは、上記ヘッドホ
ンジャックに差し込まれて使用されるヘッドホンプラグ
と、上記左および右チャンネルのオーディオ信号を音響
に変換する左および右チャンネルの音響ユニットと、上
記ヘッドホンプラグと上記左および右チャンネルの音響
ユニットとを接続するヘッドホンコードと、このヘッド
ホンコードの途中に設けられた遠隔操作の操作部と、を
有し、上記ヘッドホンプラグは、これが上記ヘッドホン
ジャックに差し込まれたとき、上記ヘッドホンジャック
の上記第1および第2の接点、上記接地接点、上記電源
接点にそれぞれ接続される第1および第2の接点、接地
接点、電源接点を有し、上記操作部は、上記オーディオ
機器を遠隔操作するための操作キーと、この操作キーの
出力にしたがって上記遠隔操作データを出力する制御回
路と、この出力された遠隔操作データを上記被変調信号
に変換する変調回路と、この被変調信号を上記ヘッドホ
ンコードを通じて上記ヘッドホンプラグの接点のうち、
上記ヘッドホンジャックの第1および第2の接点の一方
に接続される接点に供給する回路とを有し、上記操作部
において、上記ヘッドホンプラグの上記電源接点に得ら
れる電圧が、上記ヘッドホンコードを通じて上記制御回
路にその動作電圧として供給されるようにしたオーディ
オ機器およびそのヘッドホンとするものである。したが
って、遠隔操作データにより変調された信号が、オーデ
ィオ信号ラインを、そのオーディオ信号とは逆方向に流
れてオーディオ機器が遠隔操作される。
【0023】
【発明の実施の形態】図1において、プレーヤ1は、上
述のように、磁気テープ2、再生回路10、テープ走行
機構21、システムコントロール用のマイクロコンピュ
ータ22、操作キー23、LCD24を有するととも
に、後述する各種の回路を有する。
【0024】そして、再生回路10は、左および右チャ
ンネルの再生ヘッド11L、11R、再生イコライザア
ンプ12L、12R、音量調整用の可変抵抗器13L、
13R、出力アンプ14L、14R、ヘッドホンジャッ
ク35を有する。このジャック35は、オーディオ信号
の出力に使用されるだけでなく、リモコン信号および表
示信号のアクセスにも使用されるものである。そして、
このため、ジャック35は、4接点とされ、左および右
チャンネルのオーディオ接点A、B、共通接地接点C、
直流電圧出力用接点Dを有する。
【0025】また、テープ走行機構21は、図示はしな
いが、キャプスタン、ピンチローラ、キャプスタンモー
タ、プランジャなどを有し、プランジャによりレバーな
どをトリガするとともに、キャプスタンモータの回転力
を利用してプレーヤ1のメカニカルな状態を、停止モー
ド、再生モードなどに制御するものである。
【0026】さらに、図2において、ヘッドホン6は、
左および右チャンネルの音響ユニット6L、6Rと、リ
モコン操作部60と、プラグ85とを有する。
【0027】この場合、リモコン操作部60は、その内
部に、音量調整用の可変抵抗器61L、61R、マイク
ロコンピュータ62、操作キー63、LCD64を有す
るとともに、後述する各種の回路を有する。また、プラ
グ85は、これがジャック35に差し込まれたときに、
その接点A〜Dに接触して接続される接点A〜Dを有す
る。
【0028】そして、プラグ85が、4芯のヘッドホン
コード86を通じてリモコン操作部60に接続されると
ともに、この操作部60が3芯のヘッドホンコード67
を通じて音響ユニット6L、6Rに接続される。
【0029】そして、操作キー23のうちの例えば再生
キーを押すと、これがマイクロコンピュータ22により
検出され、マイクロコンピュータ22により走行機構2
1が制御されてプレーヤ1のメカニカルな動作モードが
再生モードとされ、この結果、磁気テープ2が定速走行
させられ、ヘッド11L、11Rによりテープ2から左
及び右チャンネルのオーディオ信号L、Rが再生され
る。
【0030】さらに、この信号L、Rが、再生イコライ
ザアンプ12L、12R→可変抵抗器13L、13R→
ヘッドホンアンプ14L、14R→混合回路31(これ
は信号Lの場合)の信号ラインを通じてヘッドホンジャ
ック35の接点A、B(およびC)→プラグ85の接点
A、B(およびC)→ヘッドホンコード86→混合回路
81(これは信号Rの場合)→可聴帯域を通過帯域とす
るローパスフィルタ81L、81R→可変抵抗器61
L、61R→ヘッドホンコード67の信号ラインを通じ
て音響ユニット6L、6Rに供給される。
【0031】したがって、プレーヤ1で再生されたオー
ディオ信号L、Rを、ヘッドホン6により聴くことがで
きる。
【0032】また、この場合、マイクロコンピュータ2
2からLCD24に所定の表示信号が供給され、LCD
24にプレーヤ1の動作モードなどが表示される。
【0033】さらに、操作部60によりプレーヤ1をリ
モコンしたり、操作部60のLCD64にプレーヤ1の
動作モードなどを表示したりするため、さらに、以下の
ように構成される。
【0034】すなわち、図示はしないが、電池あるいは
DC−DCコンバータから所定の直流電圧VCCが取り出
され、この電圧VCCが、プレーヤ1の各部に供給される
とともに、ジャック35の接点D(およびC)→プラグ
85の接点D(およびC)→コード86の電圧ラインを
通じてマイクロコンピュータ62にその動作電圧として
供給される。
【0035】また、マイクロコンピュータ22から表示
用のデータDISPが出力される。この場合、表示用のデー
タDISPは、シリアルデータとされるとともに、そのパル
ス幅の違いによりビットの“0”と“1”とが表現され
る。さらに、この表示データDISPが、マイクロコンピュ
ータ22から出力されるとき、データDISPの前には、所
定の期間“1”となり、その後、所定の期間“0”とな
る同期パルスが付加される。そして、プレーヤ1の電源
がオンとされている期間には、この同期パルスを有する
表示データDISPがマイクロコンピュータ22から繰り返
し出力される。
【0036】そして、この(同期パルスを有する)表示
データDISPが、変調回路32に変調信号として供給され
るとともに、マイクロコンピュータ22からそのクロッ
クSCKが取り出され、このクロックSCKが変調回路32
にそのサブキャリア信号として供給される。なお、この
種のプレーヤのマイクロコンピュータのクロック周波数
は、一般に32.768kHzであり、したがって、クロックS
CKの周波数は32.768kHzである。
【0037】こうして、変調回路32において、クロッ
クSCKが表示データDISPにより振幅変調(PAM変調)
され、表示データDISPの電圧レベルが“1”のときの
み、クロックSCKが被変調信号S32として取り出され
る。
【0038】そして、この被変調信号S32が、混合回路
31→ヘッドホンジャック35の接点A(およびC)→
プラグ85の接点A(およびC)→ヘッドホンコード8
6→信号S32を通過帯域とするハイパスフィルタ83の
信号ラインを通じて復調回路84に供給され、復調回路
84からは、もとの表示データDISPが取り出される。そ
して、このデータDISPがマイクロコンピュータ62に供
給されて表示信号に変換され、この表示信号がLCD6
4に供給される。こうして、LCD64にプレーヤ1の
動作モードなどが表示される。
【0039】つまり、プレーヤ1においては、図3Aに
示すように、混合回路31により、オーディオ信号L
と、被変調信号S32とが信号(L+S32)に周波数多重
化され、その多重化信号(L+S32)が、ジャック35
の接点Aおよびプラグ85の接点Aを通じて操作部60
に供給される。また、操作部60においては、これに供
給された多重化信号(L+S32)が、フィルタ81L、
83によりそれぞれの信号L、S32に分離され、これら
信号L、S32が目的とする回路に供給されて再生音が出
力されるとともに、表示が実行される。
【0040】一方、操作部60の操作キー63を操作す
ると、これがマイクロコンピュータ62により検出さ
れ、その操作されたキー63に対応するリモコンデータ
REMOがマイクロコンピュータ62からシリアルに出力さ
れる。なお、このリモコンデータREMOも、表示データDI
SPと同様のフォーマットとされるが、操作キー63を操
作したときだけ出力される。
【0041】そして、このリモコンデータREMOが、変調
回路82に変調信号として供給されるとともに、マイク
ロコンピュータ62からそのクロックSCKが取り出さ
れ、このクロックSCKが変調回路82にそのサブキャリ
ア信号として供給される。なお、クロックSCKの周波数
も32.768kHzである。こうして、変調回路82からは、
被変調信号S32と同様に振幅変調(PAM変調)された
被変調信号S82が取り出される。
【0042】そして、この被変調信号S82が、混合回路
81→コード86→プラグ85の接点B(およびC)→
ジャック35の接点B(およびC)→信号S82を通過帯
域とするハイパスフィルタ33の信号ラインを通じて復
調回路34に供給され、復調回路34からは、もとのリ
モコンデータREMOが取り出され、このデータREMOがマイ
クロコンピュータ22に供給される。そして、マイクロ
コンピュータ22は、この供給されたリモコンデータRE
MOにしたがってプレーヤ1の動作モードなどを制御す
る。こうして、プレーヤ1の動作モードなどが操作部6
0のキー操作によりリモコンされる。
【0043】つまり、操作部60においては、ジャック
35の接点Bおよびプラグ85の接点Bを含む信号ライ
ンが、図3Bに示すように、プレーヤ1から操作部60
に向かう信号Rのチャンネルと、操作部60からプレー
ヤ1に向かう信号S82のチャンネルとに周波数分割さ
れ、プレーヤ1から操作部60にオーディオ信号Rが供
給されるとともに、操作部60からプレーヤ1に被変調
信号S82が供給され、この結果、再生音が出力されると
ともに、リモコンが実現される。
【0044】こうして、上述のプレーヤ1およびヘッド
ホン6によれば、操作キー63を操作することにより、
プレーヤ1の動作をリモコンすることができる。また、
プレーヤ1の動作モードなどを操作部60のLCD64
により知ることができる。
【0045】そして、この場合、ヘッドホン6にリモコ
ン操作部60を設けても、ヘッドホンジャック35およ
びヘッドホンプラグ65は、それらの接点数が4接点と
少ないので、小型化することができ、この結果、プレー
ヤ1の小型化に寄与することができる。
【0046】図4は、ヘッドホンプラグ85の一例の外
観を示す。このプラグ85は、いわゆる110号プラグ
と同様の形状とされるもので、接点A〜Dが全体として
円柱状に構成されるとともに、その先端から順に接点
A、B、C、Dとされる。そして、接点Dが把持部85
Hに固定されるとともに、この把持部85Hを通じてヘ
ッドホンコード86が引き出される。なお、接点A〜D
の大きさは、一般のステレオプラグと同一とされるもの
であり、すなわち、直径3.5 φ、長さ14mmとされる。
【0047】また、図示はしないが、ヘッドホンジャッ
ク35は、このヘッドホンプラグ85に対応した構成と
され、すなわち、一般に使用されている、いわゆるステ
レオジャックよりも接点Cが1つ多いジャックとされ
る。
【0048】そして、このような構成であれば、図5に
示すこれまでのヘッドホンプラグ65(およびジャック
15)に比べ、接点D〜Fのためのスペースが不要にな
るので、このプラグ65よりも型化することができ、プ
レーヤ1の小型化に起用することができる。
【0049】さらに、この種のヘッドホンステレオに使
用されるマイクロコンピュータは、そのクロックの周波
数が一般に32.768kHzとされているが、そのクロックを
被変調信号S32、S82を形成するときのサブキャリア信
号として使用しているので、サブキャリア信号の発振回
路を新たに設ける必要がない。また、変調回路32、8
2もデータDISP、REMOによりクロックCKをオン・オフす
るだけでよく、簡単な構成とすることができる。
【0050】なお、上述において、プレーヤ1の再生回
路10において、音量調整を電子式に行う場合には、操
作キー23、63の一部を、音量調整用のキーに割り当
てることにより、可変抵抗器13L、13R、61L、
61Rを省略することができる。
【0051】また、上述においては、プレーヤ1がカセ
ットテープを再生する場合であるが、CDやMDなどを
再生するプレーヤあるいは記録再生装置であってもよ
い。
【0052】
【発明の効果】この発明によれば、ヘッドホンコードの
途中に設けたリモコン操作部からプレーヤをリモコンす
る場合でも、そのヘッドホンプラグやヘッドホンジャッ
クを小型化することができ、プレーヤの小型化に寄与す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一形態の一部を示す接続図である。
【図2】この発明の一形態の一部を示す接続図である。
【図3】この発明を説明するための周波数スペクトル図
である。
【図4】この発明を説明するための外観図である。
【図5】この発明を説明するための外観図である。
【図6】この発明を説明するための接続図である。
【図7】この発明を説明するための接続図である。
【符号の説明】
1=カセットプレーヤ、2=磁気テープ、6=ヘッドホ
ン、6Lおよび6R=音響ユニット、10=再生回路、
11Lおよび11R=再生ヘッド、12Lおよび12R
=再生イコライザアンプ、13Lおよび13R=可変抵
抗器、14Lおよび14R=出力アンプ、21=テープ
走行機構、22=マイクロコンピュータ(システム制御
用)、23=操作キー、24=LCD、31=混合回
路、32=変調回路、33=ハイパスフィルタ、34=
復調回路、35=ヘッドホンジャック、61Lおよび6
1R=可変抵抗器、62=マイクロコンピュータ、63
=操作キー、64=LCD、65=ヘッドホンプラグ、
67=ヘッドホンコード、81=混合回路、81Lおよ
び81R=ローパスフィルタ、82=変調回路、83=
ハイパスフィルタ、84=復調回路、86=ヘッドホン
コード

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】遠隔操作機能を有するオーディオ機器およ
    びそのヘッドホンにおいて、 上記オーディオ機器は、 左および右チャンネルのオーディオ信号を再生する再生
    回路と、 ヘッドホンジャックと、 このヘッドホンジャックの接点の一つに得られる被変調
    信号を分離して取り出す回路と、 上記被変調信号から遠隔操作データを取り出す回路と、 上記遠隔操作データにしたがって上記オーディオ機器の
    動作状態を制御する制御回路とを有し、 上記ヘッドホンジャックは、 上記再生回路からの左および右チャンネルのオーディオ
    信号が供給される第1および第2の接点と、 共通の接地接点と、 上記オーディオ機器に得られる直流電圧を出力する電源
    接点とを有し、 上記第1および第2の接点のうちの一方の接点が上記被
    変調信号の得られる接点であり、 上記ヘッドホンは、 上記ヘッドホンジャックに差し込まれて使用されるヘッ
    ドホンプラグと、 上記左および右チャンネルのオーディオ信号を音響に変
    換する左および右チャンネルの音響ユニットと、 上記ヘッドホンプラグと上記左および右チャンネルの音
    響ユニットとを接続するヘッドホンコードと、 このヘッドホンコードの途中に設けられた遠隔操作の操
    作部と、を有し、 上記ヘッドホンプラグは、 これが上記ヘッドホンジャックに差し込まれたとき、上
    記ヘッドホンジャックの上記第1および第2の接点、上
    記接地接点、上記電源接点にそれぞれ接続される第1お
    よび第2の接点、接地接点、電源接点を有し、 上記操作部は、 上記オーディオ機器を遠隔操作するための操作キーと、 この操作キーの出力にしたがって上記遠隔操作データを
    出力する制御回路と、 この出力された遠隔操作データを上記被変調信号に変換
    する変調回路と、 この被変調信号を上記ヘッドホンコードを通じて上記ヘ
    ッドホンプラグの接点のうち、上記ヘッドホンジャック
    の第1および第2の接点の一方に接続される接点に供給
    する回路とを有し、 上記操作部において、上記ヘッドホンプラグの上記電源
    接点に得られる電圧が、上記ヘッドホンコードを通じて
    上記制御回路にその動作電圧として供給されるようにし
    たオーディオ機器およびそのヘッドホン。
  2. 【請求項2】請求項1に記載のオーディオ機器およびそ
    のヘッドホンにおいて、 上記オーディオ機器は、 このオーディオ機器の上記制御回路から出力される表示
    データを所定の被変調信号に変換する変調回路と、 このオーディオ機器において形成された上記被変調信号
    を、上記ヘッドホンジャックの上記第1および第2の接
    点のうち、他方の接点に供給する回路とを有し、 上記操作部は、 上記オーディオ機器の動作状態を表示するディスプレイ
    と、 上記ヘッドホンプラグの接点のうち、上記ヘッドジャッ
    クの他方の接点に接続される接点に得られる被変調信号
    を分離して取り出す回路と、 この回路により取り出された上記被変調信号から表示デ
    ータを取り出す回路とを有し、 この回路により取り出された上記表示データにしたがっ
    て上記オーディオ機器の動作状態を上記ディスプレイに
    表示するようにしたオーディオ機器およびそのヘッドホ
    ン。
  3. 【請求項3】遠隔操作機能を有するオーディオ機器と組
    み合わされて使用されるヘッドホンであって、 上記オーディオ機器は、 左および右チャンネルのオーディオ信号を再生する再生
    回路と、 ヘッドホンジャックと、 このヘッドホンジャックの接点の一つに得られる被変調
    信号を分離して取り出す回路と、 上記被変調信号から遠隔操作データを取り出す回路と、 上記遠隔操作データにしたがって上記オーディオ機器の
    動作状態を制御する制御回路とを有し、 上記ヘッドホンジャックは、 上記再生回路からの左および右チャンネルのオーディオ
    信号が供給される第1および第2の接点と、 共通の接地接点と、 上記オーディオ機器に得られる直流電圧を出力する電源
    接点とを有し、 上記第1および第2の接点のうちの一方の接点が上記被
    変調信号の得られる接点である場合において、 上記ヘッドホンジャックに差し込まれて使用されるヘッ
    ドホンプラグと、 上記左および右チャンネルのオーディオ信号を音響に変
    換する左および右チャンネルの音響ユニットと、 上記ヘッドホンプラグと上記左および右チャンネルの音
    響ユニットとを接続するヘッドホンコードと、 このヘッドホンコードの途中に設けられた遠隔操作の操
    作部と、を有し、 上記ヘッドホンプラグは、 これが上記ヘッドホンジャックに差し込まれたとき、上
    記ヘッドホンジャックの上記第1および第2の接点、上
    記接地接点、上記電源接点にそれぞれ接続される第1お
    よび第2の接点、接地接点、電源接点を有し、 上記操作部は、 上記オーディオ機器を遠隔操作するための操作キーと、 この操作キーの出力にしたがって上記遠隔操作データを
    出力する制御回路と、 この出力された遠隔操作データを上記被変調信号に変換
    する変調回路と、 この被変調信号を上記ヘッドホンコードを通じて上記ヘ
    ッドホンプラグの接点のうち、上記ヘッドホンジャック
    の第1および第2の接点の一方に接続される接点に供給
    する回路とを有し、 上記操作部において、上記ヘッドホンプラグの上記電源
    接点に得られる電圧が、上記ヘッドホンコードを通じて
    上記制御回路にその動作電圧として供給されるようにし
    たヘッドホン。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011171954A (ja) * 2010-02-18 2011-09-01 Kddi Corp 携帯機器の情報伝達システム
US9063697B2 (en) 2006-09-11 2015-06-23 Apple Inc. Highly portable media devices

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