JPH11102652A - 蛍光表示管 - Google Patents

蛍光表示管

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JPH11102652A
JPH11102652A JP26380797A JP26380797A JPH11102652A JP H11102652 A JPH11102652 A JP H11102652A JP 26380797 A JP26380797 A JP 26380797A JP 26380797 A JP26380797 A JP 26380797A JP H11102652 A JPH11102652 A JP H11102652A
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忠 溝畑
Akitoshi Koyama
明俊 小山
Toshinori Suzuki
利儀 鈴木
Akihiro Mihira
昭博 三平
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Abstract

(57)【要約】 【課題】漏れ発光を防止する蛍光表示管を提供する。 【解決手段】蛍光表示管1の外囲器内部には、制御電極
12に一端が接続された制御電極配線13と、制御電極
配線13の他端に形成されて外部端子が接続される制御
電極用端子部14と、駆動電源の安定化したレベルに接
続される共通端子部15が設けられている。この外囲器
3内において制御電極用端子部14と共通端子部15と
の間にコンデンサーCを設ける。コンデンサーCは、ペ
ースト化されたコンデンサー材料を間隔部19に印刷し
て焼成することによって形成される。コンデンサー材料
は、TiO2 、PbTiO3 、SrTiO3 、TaO、
セラミック系材料、Pb系フリットガラスからなる群か
ら選択される。コンデンサーCの容量は10〜5000
pFの範囲にある。これにより制御電極と陽極間の静電
容量CSGにより生じるスパイクノイズを減少させ、漏れ
発光を防止できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、制御電極と陽極間
の容量結合により駆動電圧の波形にノイズが発生するこ
とを防止し、陽極がもれ発光しないようにした蛍光表示
管に関する。
【0002】
【従来の技術】一般的な蛍光表示管は、ガラス板等の絶
縁性の材料を組み立てて構成した外囲器を有している。
外囲器の一部を構成する陽極基板の内面には図6に示す
ように陽極100が構成されている。陽極100は陽極
導体と蛍光体層からなる。陽極導体は陽極基板の内面に
形成された配線101に接続されている。陽極100の
配線101は陽極基板上を引き回され、端子102を介
して外囲器外に導出されている。
【0003】外囲器の内部において、前記陽極100の
上方には制御電極103が設けられている。制御電極1
03は陽極基板に形成された配線104に接続されてい
る。制御電極103の配線104は陽極基板上を引き回
され、端子105を介して外囲器外に導出されている。
この他、外囲器の内部には、電子源となる陰極、例えば
フィラメント状の陰極が設けられている。
【0004】前記蛍光表示管の駆動方法に対応した電極
構造として、ダイナミック駆動の蛍光表示管が知られて
いる。図6に示すように、複数の制御電極103はそれ
ぞれ別々の配線104,104に接続され、図示しない
外囲器の一部を構成する陽極基板上の端子105,10
5に接続されている。陽極100は、各制御電極103
ごとに複数個ずつ設けられている。本例では、日の字状
に配置された7個のセグメント状の陽極100が各制御
電極103ごとに設けられている。各制御電極103ご
とに対応する陽極100のセグメントは共通の配線10
1で接続され、陽極基板上の端子102に接続されてい
る。
【0005】図6においては、制御電極103は2個、
陽極100の配線101は2本のみを図示したが、実際
にはより多くの制御電極103と、各制御電極103ご
とに設けられた日の字セグメントからなる陽極100が
あり、陽極100の配線101は各制御電極103ごと
に対応するセグメントを共通に接続するために7本が設
けられている。このような構成において、前記各制御電
極103を順次走査するとともに、前記走査に同期した
タイミングで前記陽極100の所望の配線101に表示
信号を与えれば、各桁ごとに所望のセグメントを選択し
て発光させ、多桁の数字表示を行うことができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】図7に示すように、一
般に蛍光表示管においては、制御電極と陽極の間に静電
容量CSGが形成される。このため、陽極信号がONとな
った時に、この静電容量CSGを通して制御電極にスパイ
クノイズが発生する。特に、リブグリッドタイプの制御
電極は、メッシュグリッドタイプの制御電極に比し静電
容量CSGが大きくなっているため、大きなスパイクノイ
ズが発生する。このスパイクノイズがカットオフ電圧E
K を越えると、本来発光してはいけない陽極が発光して
しまう。これが漏れ発光であり、表示品位を低下させる
ものであった。
【0007】そこで、本発明は、蛍光表示管の制御電極
と陽極間に形成される静電容量による漏れ発光の問題を
解消し、例えばキャラクター表示用等の蛍光表示管にお
ける表示品位を向上させることを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載された蛍
光表示管は、電子を放出する陰極15と、前記陰極15
から放出された電子を制御する制御電極12と、電子の
射突により発光する蛍光体11を備えた陽極2と、駆動
電源の安定化したレベルに接続される共通端子部14と
を外囲器3の内部に有する蛍光表示管において、前記外
囲器3内において前記制御電極12と前記陽極2の少な
くとも何れか一方と前記共通端子部15との間にコンデ
ンサーCを設けたことを特徴としている。
【0009】請求項2に記載された蛍光表示管は、電子
を放出する陰極16と、前記陰極16から放出された電
子を制御する制御電極12と、電子の射突により発光す
る蛍光体11を備えた陽極2と、前記制御電極12に一
端が接続された制御電極配線13と、前記制御電極配線
13の他端に形成されて外部端子が接続される制御電極
用端子部14と、前記陽極2に一端が接続された陽極配
線6と、前記陽極配線6の他端に形成されて外部端子が
接続される陽極用端子部と、駆動電源の安定化したレベ
ルに接続される共通端子部15とを前記外囲器3の内部
に有する蛍光表示管において、前記外囲器3内において
前記制御電極用端子部14と前記陽極用端子部の少なく
とも何れか一方と前記共通端子部15との間にコンデン
サーCを設けたことを特徴としている。
【0010】請求項3に記載された蛍光表示管は、請求
項2記載の蛍光表示管において、前記制御電極用端子部
14と前記陽極用端子部の少なくとも何れか一方及び前
記共通端子部15にそれぞれ接続されて間隔部19をお
いて対峙するように前記外囲器3の内面に形成された2
つの導電性膜17,18を有し、前記コンデンサーC
が、前記2つの導電性膜17,18の間隔部19に設け
られていることを特徴としている。
【0011】請求項4に記載された蛍光表示管は、請求
項2記載の蛍光表示管において、前記制御電極用端子部
14と前記陽極用端子部の少なくとも何れか一方及び前
記共通端子部15にそれぞれ接続されて間隔部19をお
いて対峙するように前記外囲器3の内面に形成された2
つの導電性膜17,18と、一方の前記導電性膜17に
接触するように前記間隔部19に設けられた導電層21
とを有し、前記コンデンサーCが、他方の前記導電性膜
18と前記導電層21の間の前記間隔部19に設けられ
ていることを特徴としている。
【0012】請求項5に記載された蛍光表示管は、請求
項3又は4記載の蛍光表示管において、ペースト化され
たコンデンサー材料を前記間隔部19に印刷して焼成す
ることによって前記コンデンサーCが形成されたことを
特徴としている。
【0013】請求項6に記載された蛍光表示管は、請求
項5記載の蛍光表示管において、前記コンデンサー材料
が、TiO2 、PbTiO3 、SrTiO3 、TaO、
セラミック系材料、Pb系フリットガラスからなる群か
ら選択された材料であることを特徴としている。
【0014】請求項7に記載された蛍光表示管は、請求
項1〜6のいずれか1つに記載の蛍光表示管において、
前記コンデンサーCの容量が10〜5000pFの範囲
にあることを特徴としている。
【0015】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態の第1の例を
図1〜図3を参照して説明する。図1は本例の蛍光表示
管の断面図である。この蛍光表示管1は、発光表示部と
しての陽極2や、その他の各種電極類等を収納する箱型
の外囲器3を有している。外囲器3は、絶縁性の板ガラ
ス等からなる陽極基板4と、所定間隔をおいて陽極基板
4に平行に対面する前面基板5と、これら両基板4,5
の外周縁部の間に設けられた図示しない側面板とを有し
ている。これらの板材は封着ガラスによって組み立てら
れている。外囲器3の内部は高真空雰囲気に排気されて
排気孔は封止されている。
【0016】陽極基板4の内面にはAl薄膜等の導電材
料によって陽極配線6が形成されている。Al薄膜から
なる配線6は、例えば厚さ1μm、幅は30〜100μ
m程度である。陽極配線6は、陽極基板4の上に形成さ
れた絶縁層7によって覆われている。絶縁層7は、ペー
スト状の絶縁材料をスクリーン印刷法等により印刷し、
これを焼成することにより形成することができる。
【0017】絶縁層7の要所にはスルーホール8が設け
られており、その内部にはAgペースト等の導電材料9
が充填されている。スルーホール8に対応する絶縁層7
の上には陽極導体10が形成されている。陽極導体10
は、スルーホール8内の導電材料9を介して前記陽極配
線6の一端に導通している。陽極導体10の上には蛍光
体層11が被着されており、発光表示部としての陽極2
が構成されている。なお、図示はしないが、陽極配線6
の他端には陽極用端子部が形成されており、外囲器の封
着部を気密に貫通する外部端子の内端部が接続されてい
る。
【0018】外囲器内において、前記陽極2の上方には
メッシュ状の制御電極12が設けられている。本例の制
御電極12は同一の寸法形状の複数の制御電極12から
なる。図1中には示していないが、陽極基板4上には、
前記陽極配線6と同様の構造で、各制御電極12ごとに
制御電極配線13が形成されている。前記各制御電極1
2は、各々の制御電極配線13の一端に接続されてい
る。図2に示すように、各制御電極配線13の他端に
は、それぞれ制御電極用端子部14が形成されている。
各制御電極用端子部14には、外囲器3の封着部を気密
に貫通する外部端子の内端部が接続されている。本例の
構造によれば、各制御電極12と陽極2との間の静電容
量CSGは略同一の値になっている。
【0019】また、図2に示すように、外囲器3内にお
いて、前記陽極基板4には、駆動電源の安定化したレベ
ル(例えば駆動電源の負側、接地電位、5V等)に接続
される共通端子部15が形成されている。
【0020】なお、図1に示すように、外囲器3内にお
いて、前記制御電極12の上方には、電子を放出するフ
ィラメント状の陰極2が張設されている。
【0021】図2には示されていないが、陽極基板4の
内面上の縁辺において、各制御電極用端子部14と共通
端子部15とは、単一のコンデンサーCを間に介してそ
れぞれAl導電性膜17,18で接続されている。この
導電性膜17,18は、前記陽極配線6や制御電極配線
13と同様の構造であり、同一の工程で作られる。
【0022】このコンデンサーCの付近を拡大した図3
に示すように、制御電極用端子部14側の導電性膜18
と共通端子部15側の導電性膜17との間には途切れて
いる間隔部19があり、両導電性膜18,17はここに
おいて所定間隔Dをおいて対峙している。この間隔部1
9に対向する2つの導電性膜18,17の各端部上面に
は、導電材料としてのAgペースト等によって形成した
接続部20がそれぞれ形成されている。そして、これら
導電性の接続部20を覆って、前記間隔部19に1個の
コンデンサーCが設けられている。Al導電性膜18,
17を接続部20で覆うのは、コンデンサーCを直接A
l導電性膜18,17で覆うことによりAl導電性膜1
8,17が酸化することを防止するためである。このコ
ンデンサーCは、複数個の制御電極用端子部14と、共
通端子部15との間に共通に接続されている。
【0023】図3に示すように、このコンデンサーC
は、ペースト化されたコンデンサー材料を前記間隔部1
9に印刷して焼成することによって形成する。このよう
にペースト状の材料を所定のパターンに印刷して焼成す
る工程は、例えば絶縁層7や蛍光体層11の形成工程の
ように蛍光表示管の製造工程に多く存在するので、前記
コンデンサーCの製造は蛍光表示管の工程に良くマッチ
ングし、製造設備も兼用できる等、製造上のメリットが
大きい。
【0024】前記コンデンサー材料としては、Ti
2 、PbTiO3 、SrTiO3 、TaO、PZT等
のセラミック系材料、Pb系フリットガラスなどが利用
できる。
【0025】コンデンサーの容量Cは、次の式で表され
る。 C=(ε・ε0 ・S)/d 但し、εは比誘電率、ε0 は真空の誘電率、Sは面積、
dは膜厚。従って、前記コンデンサーCの容量は、コン
デンサーCの面積Sと膜厚dで制御することができる。
本例では、コンデンサーCの面積SはコンデンサーCの
層とAgの接続部20の接触面積に相当し、コンデンサ
ーCの膜厚dは前記間隔部19の寸法(2つの導電性膜
の間隔D)に相当する。なお、前記コンデンサーCの容
量は、10〜5000pFの範囲であると好ましい結果
を得ることができる。
【0026】本発明の実施の形態の第2の例は、外囲器
3内において前記陽極2の上方にはそれぞれ寸法形状等
が異なっているメッシュ状の制御電極12が複数個設け
られている。このため、本例の構造によれば、各制御電
極12と陽極2との間の静電容量CSGはそれぞれ異なる
値になっている。なお、外囲器3,陽極2等の構造及び
各コンデンサーCの形成,材質,容量の決定について
は、第1実施の形態と同様であるため省略する。以下、
本例を図4,図5を参照して説明する。
【0027】図示していないが、外囲器3内において、
前記陽極2の上方にはメッシュ状の制御電極12が複数
個設けられている。各制御電極12はそれぞれ寸法形状
等が異なっている。陽極基板4上には、前記陽極配線6
と同様の構造で、各制御電極12ごとに制御電極配線1
3が形成されている。前記各制御電極12は、各々の制
御電極配線13の一端に接続されている。図4に示すよ
うに、各制御電極配線13の他端には、それぞれ制御電
極用端子部14が形成されている。各制御電極用端子部
14には、外囲器3の封着部を気密に貫通する外部端子
の内端部が接続されている。
【0028】また、図4に示すように、外囲器3内にお
いて、前記陽極基板4には、駆動電源の安定化したレベ
ル(例えば駆動電源の負側、接地電位、5V等)に接続
される共通端子部15が形成されている。
【0029】図4に示すように、陽極基板4の内面上の
縁辺において、各制御電極用端子部14と共通端子部1
5とは、各制御電極12に対応した静電容量の異なるコ
ンデンサーC1〜C4を間に介してそれぞれAl導電性
膜17,18で接続されている。この導電性膜17,1
8は、前記陽極配線6や制御電極配線13と同様の構造
であり、同一の工程で作られる。
【0030】このコンデンサーC1〜C4のうちC1の
付近を拡大した図5に示すように、制御電極用端子部1
4側の導電性膜18と共通端子部15側の導電性膜17
との間には途切れている間隔部19があり、両導電性膜
18,17はここにおいて所定間隔Dをおいて対峙して
いる。この間隔部19に対向する2つの導電性膜18,
17の各端部上面には、導電材料としてのAgペースト
等によって形成した接続部20がそれぞれ形成されてい
る。そして、これら導電性の接続部20を覆って、前記
間隔部19にコンデンサーC1が設けられている。Al
導電性膜18,17を接続部20で覆う理由は、前例と
同様である。
【0031】コンデンサーC1は、各制御電極用端子部
15に接続されている。また、コンデンサーC1は、A
gペースト等の導電層を介して共通端子部15に接続さ
れている。コンデンサーC1の静電容量は、コンデンサ
ーC1層とそれに対応する導電層21の割合を調整する
ことによって他のコンデンサーC2〜C4と異なる値を
とっている。
【0032】なお、実施の形態の第1及び第2の例で
は、いずれの場合も、制御電極用端子部14と共通端子
部15の間にコンデンサーC又はC1〜C4を形成する
例について述べたが、制御電極用端子部14に変えて陽
極用端子部を用いてもよく、また、制御電極用端子部1
4及び陽極用端子部の両端子部を用いてもよい。
【0033】
【発明の効果】各制御電極と陽極との間の静電容量が同
一の場合、各制御電極と陽極の少なくとも何れか一方と
共通端子部との間にコンデンサーを内蔵したことによっ
て、スパイクノイズの発生を抑制し、漏れ発光を防止す
ることができるため、蛍光表示管の駆動モジュールの部
品点数を増やすことなく蛍光表示管の表示品位の向上を
図ることができる。
【0034】また、各制御電極と陽極との間の静電容量
が異なる場合、この静電容量に対応して相互に異なる容
量のコンデンサーが複数必要となるが、各制御電極と陽
極の少なくとも何れか一方と共通端子部との間に、各コ
ンデンサーとともに導電層が設けられているため、各コ
ンデンサーの静電容量を容易に調整することができる。
【0035】更に、コンデンサーは、ペースト化された
コンデンサー材料を前記間隔部に印刷して焼成すること
によって形成する。このようにペースト状の材料を所定
のパターンに印刷して焼成する工程は、例えば絶縁層や
蛍光体層の形成工程のように蛍光表示管の製造工程に多
く存在するので、前記コンデンサーの製造は蛍光表示管
の工程に良くマッチングし、製造設備も兼用できる等、
製造上のメリットが大きい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の第1の例の蛍光表示管の
断面図である。
【図2】本発明の実施の形態の第1の例の蛍光表示管の
概略回路図である。
【図3】本発明の実施の形態の第1の例の蛍光表示管に
おけるコンデンサーC付近を拡大した図である。
【図4】本発明の実施の形態の第2の例の蛍光表示管の
概略回路図である。
【図5】本発明の実施の形態の第2の例の蛍光表示管に
おけるコンデンサーC付近を拡大した図である。
【図6】一般的な蛍光表示管の電極構成図である。
【図7】一般的な蛍光表示管の概略回路図である。
【符号の説明】
2…陽極 3…外囲器 6…陽極基板 11…蛍光体層 12…制御電極 13…制御電極用配線 14…制御電極用端子部 15…共通端子部 16…陰極 17…共通端子部側の導電性膜 18…制御電極側の導電性膜 19…間隔部 20…導電層 C,C1〜C4…コンデンサー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 三平 昭博 千葉県茂原市大芝629 双葉電子工業株式 会社内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電子を放出する陰極と、前記陰極から放
    出された電子を制御する制御電極と、電子の射突により
    発光する蛍光体を備えた陽極と、駆動電源の安定化した
    レベルに接続される共通端子部とを外囲器の内部に有す
    る蛍光表示管において、 前記外囲器内において前記制御電極と前記陽極の少なく
    とも何れか一方と前記共通端子部との間にコンデンサー
    を設けたことを特徴とする蛍光表示管。
  2. 【請求項2】 電子を放出する陰極と、前記陰極から放
    出された電子を制御する制御電極と、電子の射突により
    発光する蛍光体を備えた陽極と、前記制御電極に一端が
    接続された制御電極配線と、前記制御電極配線の他端に
    形成されて外部端子が接続される制御電極用端子部と、
    前記陽極に一端が接続された陽極配線と、前記陽極配線
    の他端に形成されて外部端子が接続される陽極用端子部
    と、駆動電源の安定化したレベルに接続される共通端子
    部とを外囲器の内部に有する蛍光表示管において、 前記外囲器内において前記制御電極用端子部と前記陽極
    用端子部の少なくとも何れか一方と前記共通端子部との
    間にコンデンサーを設けたことを特徴とする蛍光表示
    管。
  3. 【請求項3】 前記制御電極用端子部と前記陽極用端子
    部の少なくとも何れか一方及び前記共通端子部にそれぞ
    れ接続されて間隔部をおいて対峙するように前記外囲器
    の内面に形成された2つの導電性膜を有し、前記コンデ
    ンサーが、前記2つの導電性膜の間隔部に設けられてい
    る請求項2記載の蛍光表示管。
  4. 【請求項4】 前記制御電極用端子部と前記陽極用端子
    部の少なくとも何れか一方及び前記共通端子部にそれぞ
    れ接続されて間隔部をおいて対峙するように前記外囲器
    の内面に形成された2つの導電性膜と、一方の前記導電
    性膜に接触するように前記間隔部に設けられた導電層と
    を有し、前記コンデンサーが、他方の前記導電性膜と前
    記導電層に接触して前記間隔部に設けられている請求項
    2記載の蛍光表示管。
  5. 【請求項5】 前記コンデンサーは、ペースト化された
    コンデンサー材料を前記間隔部に印刷して焼成すること
    によって形成した請求項3又は4記載の蛍光表示管。
  6. 【請求項6】 前記コンデンサー材料は、TiO2 、P
    bTiO3 、SrTiO3 、TaO、セラミック系材
    料、Pb系フリットガラスからなる群から選択された材
    料である請求項5記載の蛍光表示管。
  7. 【請求項7】 前記コンデンサーの容量が10〜500
    0pFの範囲である請求項1〜6のいずれか1つに記載
    の蛍光表示管。
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JP3237588B2 (ja) 2001-12-10

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