JPH11102355A - 文書処理装置および罫線種決定のためのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体 - Google Patents

文書処理装置および罫線種決定のためのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体

Info

Publication number
JPH11102355A
JPH11102355A JP9263592A JP26359297A JPH11102355A JP H11102355 A JPH11102355 A JP H11102355A JP 9263592 A JP9263592 A JP 9263592A JP 26359297 A JP26359297 A JP 26359297A JP H11102355 A JPH11102355 A JP H11102355A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ruled line
line
ruled
character
type
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP9263592A
Other languages
English (en)
Inventor
Masaki Suenaga
政樹 末長
Harutsune Kikuchi
晴恒 菊池
Kiyomi Shiitani
清実 椎谷
Toshimi Uehara
俊美 上原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
Priority to JP9263592A priority Critical patent/JPH11102355A/ja
Publication of JPH11102355A publication Critical patent/JPH11102355A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Document Processing Apparatus (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数の線種の罫線を使用して表を作成又は変
更する場合におけるユーザの負担を軽減すること。 【解決手段】 罫線入力機能のキー入力処理部は、キー
入力が最初の罫線カーソル・キーである場合には罫線種
決定部を起動する。罫線種決定部は、現在のカーソル位
置の文字が罫線文字であることを条件として、当該罫線
文字とカーソル移動方向とに基づいて、これから入力さ
れる罫線の線種を決定する。罫線接続判定部は、カーソ
ル移動方向における現カーソル位置の次の文字位置の文
字が罫線か否かを調べ、次いで罫線コード決定部を起動
する。罫線文字コード決定部は、決定された罫線の線種
やカーソル移動方向,罫線接続判定部の判定結果などを
参照して、次の文字位置に書き込むべき罫線文字を求
め、求めた罫線文字を表す罫線文字コードを文書メモリ
の該当する場所に書き込む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、文書処理装置にお
ける罫線入力に関するものである。従来の技術では、2
種類以上の罫線種(罫線の線種),例えば太い罫線と細
い罫線を使用して表を作成するような場合、太い罫線を
入力する前と細い罫線を入力する前に、それぞれ毎回線
種を選択する必要があるが、既に入力されている太い罫
線をユーザが延長しようとして、誤って細い罫線を入力
する等の操作ミスが起こっている。これを避けるために
ユーザは常に現在の罫線種を把握しておく必要がある。
【0002】
【従来の技術】図10は文書処理装置のハードウェア構
成例を示す図である。同図において、1はマイクロプロ
セッサ、2は入力装置、3は表示装置、4は記憶装置を
それぞれ示す。マイクロプロセッサ1は、記憶装置4の
中のプログラムを実行する。入力装置2は、例えばキー
ボードである。表示装置3は、CRT表示装置や液晶パ
ネルである。記憶装置4は、例えば半導体メモリであ
る。記憶装置4の中には、プログラムやデータが格納さ
れる。この場合のデータとは、各種テーブルや作成中の
文書の文字コード,現在の罫線種,その他の必要な変数
等である。
【0003】図11は従来の文書処理装置における罫線
種設定機能と罫線入力機能を説明するための図である。
罫線種設定機能や罫線入力機能は、プログラムによって
実現されている。罫線種設定機能は、太線や細線などの
中から一つをユーザが選択する機能である。線種一覧か
ら選ぶ方法や,仮名漢字変換を利用して例えば「ほそせ
ん」を入力して変換キーを押下する方法,線種を決定す
るキーを直接入力する方法などがある。ここで選択され
た線の種類は、記憶装置内に数値として格納される。
【0004】罫線入力機能は、キー入力処理部と,罫線
接続判定部と,罫線文字コード決定部とから構成され
る。キー入力処理部は、押下されたキーが罫線カーソル
・キーか否かの判定を行う。罫線カーソル・キーとは、
例えば拡張機能キー+カーソル・キーである。罫線接続
判定部は、罫線を引こうとしている1文字分先の文字が
罫線であるか否かを調べ、罫線であれば当該罫線の情報
を記憶する。罫線コード決定部は、カーソル・キーの方
向や既に存在する罫線の情報,ユーザが設定した線の種
類を参照して、罫線文字コードを決定する。
【0005】上記の処理において、例えば既に縦の太線
が存在する場所に細線で横方向に罫線を引く場合、単純
な横線だけの罫線文字コードが横細線+縦太線の罫線文
字コードに変化することがあっても、罫線を構成する横
方向の細線が細線以外に変化することはない。
【0006】図12は従来の罫線種設定のフローチャー
トである。なお、罫線種設定のためのダイアログ・ボッ
クス(図示せず)が表示されている。このダイヤログ・
ボックスには、例えば細線と言う文字,太線と言う文
字,点線と言う文字,設定ボタン,取消ボタン等が表示
されている。ステップS1では、罫線種Aに細線を設定
する。ステップS2では、キー入力を待つ。
【0007】ステップS3では、キー入力が取り消しを
指示しているか否かを調べる。YESの場合は終了と
し、NOの場合はステップS4に進む。ステップS4で
は、キー入力が線種変更を指示しているか否かを調べ
る。YESの場合はステップS5に進み、NOの場合は
ステップS6に進む。ステップS5では、罫線種Aを変
更後の線種に変更する。次にステップS2に戻る。ステ
ップS6では、キー入力が設定OKを指示しているか否
かを調べる。YESの場合は終了とし、NOの場合はス
テップS2に戻る。
【0008】図13は従来の罫線入力のフローチャート
である。なお、このフローチャートにおいて、ステップ
S1とS2が図11のキー入力処理部に相当し、ステッ
プS3とS4が図11の罫線接続判定部に相当し、ステ
ップS5ないしS7が図11の罫線文字コード決定部に
相当する。
【0009】ステップS1では、キー入力を待つ。ステ
ップS2では、キー入力が罫線カーソル・キーか否かを
調べる。YESの場合はステップS3 に進み、NOの場
合は罫線入力終了とする。ステップS3では、現在のカ
ーソル位置で指定される文字位置を基点として、カーソ
ル移動方向における基点の次の1文字を文書から取り出
す。ステップS4では、取り出した文字が罫線か否かを
調べる。YESの場合はステップS5に進み、NOの場
合はステップS6に進む。
【0010】ステップS5では、以前の罫線(取り出し
た罫線)と新しい罫線(カーソル移動方向に応じた線種
Aの罫線)とを合成し、合成の結果得られる罫線を表す
罫線文字コードを求める。次に、ステップS7に進む。
ステップS6では、カーソルの方向に応じて単独の罫線
(線種Aで)文字コードを得る。次にステップS7に進
む。ステップS7では、文書に罫線文字を書き込む。即
ち、ステップS3で取り出された文字の位置に対応する
文書メモリの記憶場所にステップS5又はS6で求めた
罫線文字コードを書き込むと共に、ステップS3で取り
出された文字の位置にカーソルを移動する。次に、ステ
ップS1に戻る。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】従来の文書処理装置で
の罫線種の設定方法は、ユーザが決定する方法に限られ
ていた。つまり、ユーザが最後に指定した罫線種を指定
の変更がない限り設定し続けていた。また、現在の罫線
種として何が設定されているかが判るように表示装置に
罫線種を常時表示する方法も考案されているが、罫線種
が変わる度に、それが既に入力された罫線の延長である
としても、ユーザが罫線種の変更を指示しなければなら
なかった。
【0012】従って、2種以上の罫線種を使用した複雑
な表などを作成又は変更する際などの,太い罫線の延長
と細い罫線の延長を交互に行う場面などで、ユーザが毎
回罫線種を指定する必要があるため、操作が煩雑にな
る。また、罫線種の設定を忘れて正しくない罫線種で延
長してしまうことがあった。本発明は、この点に鑑みて
創作されたものであって、複数の線種の罫線を使用して
表を作成又は変更する場合におけるユーザの負担を軽減
することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】請求項1の文書処理装置
は、罫線種決定部を具備する文書処理装置であって、罫
線種決定部は、罫線を引き始めた最初の位置において起
動され、現在のカーソル位置に罫線文字が存在する場合
には、当該罫線文字とカーソル移動方向とに基づいて、
これから入力される罫線の線種を決定することを特徴と
するものである。
【0014】請求項2のコンピュータ読み取り可能な記
録媒体は、文書処理装置のコンピュータに、罫線入力開
始時におけるカーソル位置に罫線文字が存在するか否か
を調べる処理と、罫線文字が存在することを条件とし
て、当該罫線文字とカーソル移動方向とに基づいてこれ
から入力される罫線の線種を決定する処理とを実行させ
るためのプログラムを記録したことを特徴とするもので
ある。
【0015】請求項3の文書処理装置は、罫線パターン
表と、罫線種決定部とを具備する文書処理装置であっ
て、上記罫線種決定部は、罫線を引き始めた最初の位置
において起動され、現在のカーソル位置に罫線文字が存
在する場合には、当該罫線文字とカーソル移動方向とを
用いて上記罫線パターン表を検索し、検索の結果得られ
た検索値が所定の値の場合には、ユーザが予め設定した
線種をこれから入力される罫線の線種とし、検索値が所
定の値でない場合には、当該検索値によって一意に定ま
る線種をこれから入力される罫線の線種とすることを特
徴とするものである。
【0016】請求項4のコンピュータ読み取り可能な記
録媒体は、コンピュータを有する文書処理装置で使用さ
れるコンピュータ読み取り可能な記録媒体であって、上
記コンピュータ読み取り可能な記録媒体には、罫線パタ
ーン表と、プログラムとが記録され、上記プログラム
は、罫線入力を開始する時、その時のカーソル位置に罫
線文字が存在すれば、当該罫線文字とこれから入力され
る罫線の方向を用いて上記罫線パターン表を検索する処
理と、検索の結果得られた検索値が所定の値の場合に
は、ユーザが予め設定した線種をこれから入力される罫
線の線種とし、検索値が所定の値でない場合には、当該
検索値によって一意に定まる線種をこれから入力される
罫線の線種とする処理とを上記コンピュータに実行させ
ることを特徴とするものである。
【0017】請求項1および請求項2の発明の作用につ
いて説明する。例えば、罫線入力開始時におけるカーソ
ル位置に縦方向の太線と横方向の細線とを持つ罫線文字
が存在したと仮定する。このような状態の下で、ユーザ
が横方向に線を引くことを指示すると、これから入力さ
れる罫線の線種は細線とされる。
【0018】請求項3および請求項4の発明の作用につ
いて説明する。例えば、ユーザによって設定された罫線
の線種が点線であり、罫線入力開始時におけるカーソル
位置に縦方向の太線を持つ罫線文字が存在したと仮定す
る。このような状態の下で、ユーザが横方向に線を引く
ことを指示すると、これから入力される罫線の線種は点
線とされる。
【0019】
【発明の実施の形態】図1は本発明の文書処理装置にお
ける罫線種設定機能と罫線入力機能を説明するための図
である。従来の技術とは異なり、本発明の罫線種設定機
能は、自動判別あり/なしの設定を行うようになってい
る。また、罫線描画開始位置に既に罫線がない場合や,
罫線種を罫線種自動判別テーブルから自動的に決定でき
ない場合の罫線種(罫線パターン初期値)を設定できる
ようになっている。ここで設定した内容は、数値として
記憶される。
【0020】本発明の罫線入力機能は、キー入力処理部
と,罫線種決定部と,罫線接続判定部と,罫線文字コー
ド決定部とから構成される。キー入力処理部,罫線接続
判定部,罫線文字コード決定部については、従来の技術
と略ぼ同一である。本発明では、罫線種決定部と言う機
構を新たに設けている。
【0021】図2は罫線種決定部の内部構成を説明する
ための図である。罫線種決定部は、罫線入力開始位置の
文字を取り込む部分と,取り込んだ文字が罫線かどうか
を判別する部分と,取り込んだ罫線文字とカーソルの方
向とから線種を割り出す部分とから構成されている。罫
線種決定部は、罫線を引きはじめた最初の位置に限り起
動され、その位置に既に罫線が存在する場合にカーソル
・キー方向の罫線を延長しようとしているか否かを判別
し、そうであると判断した場合に此れから連続する罫線
入力の線種を決定する。
【0022】図3は罫線種変更ダイアログ・ボックスの
例を示す図である。この罫線種変更ダイアログ・ボック
スには、「罫線種自動判別」,「●自動判別あり」,
「〇自動判別なし」,「罫線パターン初期値」,「●細
線」,「〇太線」,「〇点線」,「〇二重線」,「設
定」,「取消」と言う文字列が表示されている。例え
ば、カーソルを「自動判別あり」に位置付けて実行キー
を押下すると、自動判別ありが選択される。「自動判別
なし」が選択されておれば、本発明の罫線種を自動的に
判別する処理は行われない。また、カーソルを「細線」
に位置付けて実行キーを押下すると、罫線の線種として
細線が選択される。初期状態では、「自動判別あり」が
選択され、罫線パターン初期値として「細線」が選択さ
れる。なお、罫線パターン初期値を他の方法で設定する
ようにしても良い。
【0023】図4は本発明の罫線種設定のフローチャー
トの例を示す図である。ステップS1では、キー入力を
待つ。ステップS2では、キー入力が取り消しを指示し
ているか否かを調べる。YESの場合は終了とし、NO
の場合はステップS3に進む。ステップS3では、キー
入力が自動判別の変更を指示しているか否かを調べ、Y
ESの場合はステップS4に進み、NOの場合はステッ
プS5に進む。ステップS4では、自動判別フラグFに
「あり」又は「なし」を書き込む。次に、ステップS1
に戻る。
【0024】ステップS5では、キー入力が罫線パター
ン初期値の変更を指示しているか否かを調べる。YES
の場合はステップS6に進み、NOの場合はステップS
7に進む。ステップS6では、罫線パターン初期値Pに
新しい初期値を書き込む。次に、ステップS1に戻る。
ステップS7では、キー入力が設定OKを指示している
か否かを調べ、YESの場合は終了とし、NOの場合は
ステップS1に戻る。
【0025】図5は罫線種自動判別テーブルの一例を示
す図である。同図において、「太」は太線を示し、
「細」は細線を示す。罫線種自動判別テーブルは複数の
行を有している。各行は、罫線描画開始位置のカーソル
下の罫線文字を示すフィールド,カーソルが上方向に動
く場合の罫線種を示すフィールド,カーソルが下方向に
動く場合の罫線種を示すフィールド,カーソルが右方向
に動く場合の罫線種を示すフィールド,カーソルが左方
向に動く場合の罫線種を示すフィールドを有している。
例えば、カーソル下の罫線文字が縦太線+横細線の罫線
文字である状態の下で、カーソルが上方向に動く場合は
罫線種は太線とされ、カーソルが下方向に動く場合も罫
線種は太線とされ、カーソルが右方向に動く場合は罫線
種は細線とされ、カーソルが左方向に動く場合は罫線種
も細線とされる。
【0026】図6は罫線種決定ルーチンのフローチャー
トの一例を示す図である。ステップS1では、カーソル
下の文字が罫線か否かを調べる。YESの場合はステッ
プS4に進み、NOの場合はステップS3に進む。ステ
ップS2では、罫線パターン表1のカーソル下の罫線文
字と罫線カーソル・キーの方向から線種を求め、求めた
線種を決定されたものとして呼び出し元に返す。なお、
罫線パターン表1とは、図5の罫線種自動判別テーブル
のことである。ステップS3では、罫線パターン初期値
の罫線を決定された線種として呼び出し元に返す。ステ
ップS4では、呼び出し元に戻る。
【0027】図7は罫線種自動判別テーブルの他例を示
す図である。図5の罫線自動判別テーブル及び図6の罫
線種決定ルーチンを使用すると、例えば縦1本の罫線の
場所で右に罫線を引くと、縦方向の罫線種が自動選択さ
れてしまう。実際に2種類以上の罫線を同時に使う表な
どでは、縦罫線の線種と横罫線の線種が異なることも多
いので、その不都合を図7の罫線自動判別テーブル及び
図8の罫線種決定ルーチンを用いて改善する。
【0028】図7において、「太」は太線を示し、
「細」は細線を示し、「0」は線種不定を示す。線種不
定の場合には、ユーザによって指定された線種が罫線の
線種とされる。罫線種自動判別テーブルは複数の行を有
している。各行は、罫線描画開始位置のカーソル下の罫
線文字を示すフィールド,カーソルが上方向に動く場合
の罫線種を示すフィールド,カーソルが下方向に動く場
合の罫線種を示すフィールド,カーソルが右方向に動く
場合の罫線種を示すフィールド,カーソルが左方向に動
く場合の罫線種を示すフィールドを有している。例え
ば、カーソル下の罫線文字が横細線の罫線文字である状
態の下で、カーソルが上方向に動く場合は罫線種は0と
され、カーソルが下方向に動く場合も罫線種は0とさ
れ、カーソルが右方向に動く場合は罫線種は細線とさ
れ、カーソルが左方向に動く場合も罫線種は細線とされ
る。
【0029】図8は本発明の罫線種決定ルーチンのフロ
ーチャートの他例を示す図である。ステップS1では、
カーソル下の文字が罫線か否かを調べる。YESの場合
はステップS2に進み、NOの場合はステップS5に進
む。ステップS2では、罫線パターン表2のカーソル下
の罫線文字と罫線カーソル・キーの方向から線種を求め
る。なお、罫線パターン表2とは、図7の罫線種自動判
別テーブルのことである。ステップS3では、ステップ
S2で求めた線種が0か否かを調べる。YESの場合は
ステップS5に進み、NOの場合はステップS4に進
む。ステップS4では、ステップS2で求めた線種を決
定されたものとして呼び出し元に返す。ステップS5で
は、罫線パターン初期値の罫線を決定された線種として
呼び出し元に返す。ステップS6では、呼び出し元に戻
る。
【0030】図9は本発明の罫線入力のフローチャート
の例を示す図である。なお、このフローチャートにおい
て、ステップS1とS2が図1のキー入力処理部に相当
し、ステップS3とS4が図1の罫線種決定部に相当
し、ステップS5とS6が図1の罫線接続判定部に相当
し、ステップS7ないしS9が罫線文字コード決定部に
相当し、ステップS10とS11もキー入力処理部に相
当する。
【0031】ステップS1では、キー入力を待つ。ステ
ップS2では、キー入力が罫線カーソル・キーであるか
否かを調べる。YESの場合はステップS3に進み、N
Oの場合は罫線入力を終了する。ステップS3では、現
在のカーソル位置の文字を取り出す。ステップS4で
は、罫線種決定ルーチンを呼び出し、罫線種決定ルーチ
ンから渡された罫線種を線種Aに格納する。
【0032】ステップS5では、カーソル・キーの方向
における現カーソル位置の次の1文字を文書から取り出
す。ステップS6では、取り出した文字が罫線か否かを
調べる。YESの場合はステップS7に進み、NOの場
合はステップS8に進む。ステップS7では、以前の罫
線(ステップS6で取り出された罫線)に新しい罫線
(カーソルの方向に応じた線種Aの罫線)を合成し、合
成の結果得られる罫線を表す文字コードを得る。ステッ
プS8では、カーソルの方向に応じて単独の罫線(線種
A)で文字コードを得る。
【0033】ステップS9では、文書に罫線文字を書き
込む。即ち、ステップS5で取り出された文字の位置に
対応する文書メモリの記憶場所にステップS7又はS8
で求めた文字コードを書き込むと共に、ステップS5で
取り出された文字の位置にカーソルを移動する。ステッ
プS10では、キー入力を待つ。ステップS11では、
キー入力が罫線カーソル・キーであるか否かを調べ、Y
ESの場合はステップS5に戻り、NOの場合は罫線入
力を終了する。
【0034】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、請求項
1ないし請求項4の発明によれば、入力される罫線の線
種を自動的に決定できるので、表などを作成又は変更す
る場合におけるユーザの操作を簡単化することが出来
る。また、請求項3および請求項4の発明によれば、罫
線パターン表を検索して得られた検索値が所定の値の場
合には罫線の線種をユーザが指定した線種としているの
で、縦方向の線の種類と横方向の線の種類とが異なるよ
うな表などを作成又は変更する場合におけるユーザの操
作を簡単化することが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の罫線種設定機能と罫線入力機能を説明
するための図である。
【図2】罫線種決定部の内部構成を示す図である。
【図3】罫線種変更ダイアログ・ボックスの例を示す図
である。
【図4】本発明の罫線種設定のフローチャートの例を示
す図である。
【図5】罫線種自動判別テーブルの一例を示す図であ
る。
【図6】本発明の罫線種決定ルーチンのフローチャート
の一例を示す図である。
【図7】罫線種自動判別テーブルの他例を示す図であ
る。
【図8】本発明の罫線種決定ルーチンのフローチャート
の他例を示す図である。
【図9】本発明の罫線入力のフローチャートの例を示す
図である。
【図10】文書処理装置のハードウェア構成例を示す図
である。
【図11】従来の罫線種設定機能と罫線入力機能を説明
するための図である。
【図12】従来の罫線種設定のフローチャートの例を示
す図である。
【図13】従来の罫線入力のフローチャートの例を示す
図である。
【符号の説明】
1 マイクロプロセッサ 2 入力装置 3 表示装置 4 記憶装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 椎谷 清実 新潟県長岡市東坂之上町二丁目1番地1 株式会社富士通オアシス開発内 (72)発明者 上原 俊美 新潟県長岡市東坂之上町二丁目1番地1 株式会社富士通オアシス開発内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 罫線種決定部を具備する文書処理装置で
    あって、 罫線種決定部は、罫線を引き始めた最初の位置において
    起動され、現在のカーソル位置に罫線文字が存在する場
    合には、当該罫線文字とカーソル移動方向とに基づいて
    これから入力される罫線の線種を決定することを特徴と
    する文書処理装置。
  2. 【請求項2】 文書処理装置のコンピュータに、 罫線入力開始時におけるカーソル位置に罫線文字が存在
    するか否かを調べる処理と、 罫線文字が存在することを条件として、当該罫線文字と
    カーソル移動方向とに基づいてこれから入力される罫線
    の線種を決定する処理とを実行させるためのプログラム
    を記録したことを特徴とするコンピュータ読み取り可能
    な記録媒体。
  3. 【請求項3】 罫線パターン表と、罫線種決定部とを具
    備する文書処理装置であって、 上記罫線種決定部は、罫線を引き始めた最初の位置にお
    いて起動され、現在のカーソル位置に罫線文字が存在す
    る場合には、当該罫線文字とカーソル移動方向とを用い
    て上記罫線パターン表を検索し、 検索の結果得られた検索値が所定の値の場合には、ユー
    ザが予め設定した線種をこれから入力される罫線の線種
    とし、 検索値が所定の値でない場合には、当該検索値によって
    一意に定まる線種をこれから入力される罫線の線種とす
    ることを特徴とする文書処理装置。
  4. 【請求項4】 コンピュータを有する文書処理装置で使
    用されるコンピュータ読み取り可能な記録媒体であっ
    て、 上記コンピュータ読み取り可能な記録媒体には、罫線パ
    ターン表と、プログラムとが記録され、 上記プログラムは、罫線入力を開始する時、その時のカ
    ーソル位置に罫線文字が存在すれば、当該罫線文字とこ
    れから入力される罫線の方向を用いて上記罫線パターン
    表を検索する処理と、 検索の結果得られた検索値が所定の値の場合には、ユー
    ザが予め設定した線種をこれから入力される罫線の線種
    とし、検索値が所定の値でない場合には、当該検索値に
    よって一意に定まる線種をこれから入力される罫線の線
    種とする処理とを上記コンピュータに実行させることを
    特徴とするコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
JP9263592A 1997-09-29 1997-09-29 文書処理装置および罫線種決定のためのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体 Withdrawn JPH11102355A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9263592A JPH11102355A (ja) 1997-09-29 1997-09-29 文書処理装置および罫線種決定のためのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9263592A JPH11102355A (ja) 1997-09-29 1997-09-29 文書処理装置および罫線種決定のためのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11102355A true JPH11102355A (ja) 1999-04-13

Family

ID=17391697

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9263592A Withdrawn JPH11102355A (ja) 1997-09-29 1997-09-29 文書処理装置および罫線種決定のためのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH11102355A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109992421A (zh) * 2019-04-09 2019-07-09 深圳开立生物医疗科技股份有限公司 一种超声系统及其光标资源分配方法、系统、存储介质

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109992421A (zh) * 2019-04-09 2019-07-09 深圳开立生物医疗科技股份有限公司 一种超声系统及其光标资源分配方法、系统、存储介质
CN109992421B (zh) * 2019-04-09 2023-10-20 深圳开立生物医疗科技股份有限公司 一种超声系统及其光标资源分配方法、系统、存储介质

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3535624B2 (ja) 検索装置及び方法
JP2006155424A (ja) 手書き情報入力装置
JPH06242885A (ja) 文書編集方法
JP2001005599A (ja) 情報処理装置及び情報処理方法並びに情報処理プログラムを記録した記録媒体
KR20060118811A (ko) 문자 입력판을 디스플레이하는 장치 및 방법
JP2019144759A (ja) 画像処理装置、画像処理装置の制御方法、およびプログラム
JP2005182460A (ja) 情報処理装置、注釈処理方法、情報処理プログラムおよび情報処理プログラムを格納した記録媒体
JPH11102355A (ja) 文書処理装置および罫線種決定のためのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体
JPH05257670A (ja) 画面作成方法およびその装置
JPH0594253A (ja) 画面タツチ型キー入力装置
JPH09190499A (ja) 手書き文字入力装置および手書き文字入力方法
JP2009026336A (ja) 手書き情報入力装置
JPH0855182A (ja) 手書き文字入力装置
JPH02126361A (ja) 中国語入力装置
JPS6249528A (ja) ヘルプガイド方式
JP4430910B2 (ja) 文字認識装置、文字認識方法、および文字認識プログラム
JPH04148370A (ja) 文書処理装置
JPH0744308A (ja) ワードプロセッサ
JP2006134360A (ja) 手書き文字入力装置
JP4584370B2 (ja) コンピュータ、そのコメント表示方法および記録媒体
JPH05298026A (ja) 情報処理装置
CN114461130A (zh) 文字输入方法、装置和存储介质
JP2000035844A (ja) データ入力装置及び記憶媒体
JPH0476791A (ja) 単語領域抽出方式
JP3058630B2 (ja) 図形処理装置

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20041207