JPH05298026A - 情報処理装置 - Google Patents

情報処理装置

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JPH05298026A
JPH05298026A JP10286792A JP10286792A JPH05298026A JP H05298026 A JPH05298026 A JP H05298026A JP 10286792 A JP10286792 A JP 10286792A JP 10286792 A JP10286792 A JP 10286792A JP H05298026 A JPH05298026 A JP H05298026A
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JP
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character string
range
function
pen
character
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JP10286792A
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Takafumi Ito
隆文 伊藤
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Abstract

(57)【要約】 【目的】一体型表示入力装置を備える情報処理装置にお
ける指示操作性を向上する。 【構成】この情報処理装置は一体型表示入力装置1と、
スタイラスペン4と、このスタイラスペン4で指示され
た連続する2点の座標を表示中の文字列に対して所定の
機能を実行する範囲として判定する文字列判定部10
と、この文字列判定部10により判定された機能実行範
囲が既に判定済みの機能実行範囲と重なる場合、この重
なり部分を除く範囲を機能実行範囲として決定する範囲
決定部11と、この範囲決定部11により決定された範
囲の文字列に対して所定の機能を実行する機能動作実行
部13とを具備している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、表示装置と座標検出パ
ネルとを重ねて一体化した一体型入力表示装置を備えた
情報処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、例えば透明タブレットなどの
座標検出パネルを表示装置の画面に重ね合わせてなる一
体型入力表示装置は、情報の入力と表示とを同一画面上
で実行できることから情報処理装置によく用いられてい
る。この情報処理装置において、ユーザーが一体型入力
表示装置により、画面上の文書などの編集および文字修
飾を行うときは、同様な操作を繰り返し行うことが多
く、このときの操作性改善が望まれている。
【0003】従来の情報処理装置は、図15に示すよう
に、一体型入力表示装置151と、この一体型入力表示
装置151の画面に対して位置指示を行うペン状指示装
置としてのスタイラスペン152と、このスタイラスペ
ン152と一体型入力表示装置151より座標情報が入
力される制御装置153とから構成されている。一体型
入力表示装置151は、座標検出パネルとしての透明タ
ブレット154と、表示装置としての液晶ディスプレイ
(以下、LCDと称す)155とが重ね合わされてな
る。また、スタイラスペン152には、ペン先が透明タ
ブレット154などによって押圧されると、オン・オフ
するペン先スイッチが設けられている。
【0004】このスタイラスペン152を用いて透明タ
ブレットに位置指定する場合、スタイラスペン152の
ペン先スイッチのオン・オフに係わらず、ペン先が透明
タブレット154に当接されれば、制御装置153が透
明タブレット154上の座標位置を検出し、この制御装
置153により位置情報の処理がなされる。なお、ペン
先スイッチは透明タブレット154に2点間の座標指定
を行なう場合、例えば機能実行対象の文字列を決めると
きの始めと終りの範囲指定などに利用される。
【0005】この情報処理装置の場合、図16に示すよ
うに、LCD155上に表示されている文書などの文字
列の中で、分散した所望の文字列e、f、g、hに対し
て、ユーザーが削除、移動およびコピーなどの編集操作
や文字サイズの変更、網かけおよび下線などの文字修飾
操作を行うときには、ユーザーは情報処理装置に対して
次のように操作を行う。
【0006】例えば文字列eの編集操作を行う場合、ま
ず、ユーザーは機能実行対象の文字列eの範囲を決める
ためにスタイラスペン152を透明タブレット154に
置きペン先スイッチをオフからオンにして、透明タブレ
ット154をなぞった後、スタイラスペン152を透明
タブレット154から離しペン先スイッチをオフする。
この操作により制御装置153に機能実行対象の文字列
の始点と終点が検出されてLCD155上に文字列eの
範囲が、例えば斜線などで表示される。続いて、この斜
線で表示された文字列の範囲が正しければ、ユーザーは
文字入力領域にスタイラスペン152を運び、編集機能
を選択し編集操作を行なう。その後は、続く文字列f、
g、hに対しても範囲指定−機能選択という上記操作を
繰り返し行う。
【0007】ところで、複数の文字列に対して同じ編集
操作を行うときなども上記操作を繰り返し行なう必要が
ある。このような操作(スタイラスペン152の移動を
伴う連続的な繰り返し操作)はユーザーにとって面倒で
あり、機能実行対象の文字列が多いほど操作回数も増大
する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】このように上述した従
来の情報処理装置では、ユーザーが文字編集操作などを
行う際に、ユーザーは同一画面上でありながら機能実行
対象の文字列が分散している場合は、同様な操作を複数
回繰り返す必要があり、スタイラスペン152のの操作
が面倒であるという問題があった。
【0009】本発明はこのような課題を解決するために
なされたもので、画面上に表示されている文書などの文
字列の中から分散した複数の文字列を範囲指定するとき
に連続して範囲指定でき、この結果、操作性が優れた情
報処理装置を提供することを目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の情報処理装置は
上記した目的を達成するために、文字列を表示する表示
装置と、前記表示装置の画面上の任意の座標を指示する
ためのペン状指示装置と、前記表示装置の画面上に重ね
て設けられ、前記画面上で前記ペン状指示装置により指
示された座標を検出する透明な座標検出パネルと、この
座標検出パネルと前記ペン状指示装置とから検出された
連続する2点の座標を表示中の文字列に対して所定の機
能を実行する範囲として判定する文字列判定手段と、こ
の文字列判定手段により判定された機能実行範囲が既に
判定済みの機能実行範囲と重なる場合、この重なり部分
を除く範囲を前記機能実行範囲として決定する範囲決定
手段と、この範囲決定手段により決定された範囲の文字
列に対して所定の機能を実行する機能実行手段とを具備
している。
【0011】また、この情報処理装置は前記文字列判定
手段により機能実行範囲が判定されると時間計測を開始
し、この計測時間が所定時間を経過する前に前記ペン状
指示装置によって新たな文字列が指定されると文字列の
範囲を判定する動作に切り替えられ、前記計測時間が所
定時間を経過すると、直前に範囲決定した文字列に機能
選択用アイコンを部分的に重ねて表示するアイコン制御
手段をさらに具備している。
【0012】
【作用】本発明では、表示装置の画面上に表示中の文字
列の中から、ユーザーがペン状指示装置を用いて所望の
文字列を指定すると、文字列判定手段により指定された
文字列が所定の機能を実行する範囲として判定される。
この範囲が既に判定済みの機能実行範囲と重なる場合、
この重なり部分を除く範囲が機能実行範囲として決定さ
れる。また、文字列判定手段により機能実行範囲が判定
されたときからアイコン制御手段では時間計測が開始さ
れ、所定時間を経過する前にペン状指示装置によって新
たな文字列が指定されると、文字列の範囲を判定する動
作に切り替えられて連続して文字列範囲判定が可能にな
る。
【0013】すなわち、同様な機能を実行するときに
は、所定時間が経過する前にペン状指示装置を用いて座
標検出パネルをなぞることにより分散した複数の文字列
の範囲指定を連続して行えるようになる。また、異なる
機能を実行するときには、所定時間が経過すると直前に
範囲決定した文字列の位置に自動的に機能選択用アイコ
ンが表示されるので、機能選択するためのペン状指示装
置の移動距離が短くて済む。この結果、情報処理装置の
操作性を向上することができる。
【0014】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して詳細
に説明する。
【0015】図1は本発明に係る一実施例の情報処理装
置の構成を示すブロック図、図2はスタイラスペンの構
成を示す図、図3は図2の断面図である。
【0016】図1において、1は一体型入力表示装置で
あり、透明な座標検出パネルとしての透明タブレット2
と表示装置としての液晶ディスプレイ(以下、LCDと
称す)3とが重ね合わされてなる。このLCD3の表示
領域は、文章作成編集領域3aと文字入力領域3bとに
区分されている。4はペン状指示装置としてのスタイラ
スペンであり、一体型入力表示装置1に対して座標の指
示などを行う。このスタイラスペン4には、図2に示す
ように、ペン先スイッチ5が設けられている。このペン
先スイッチ5は、図3に示すように、スタイラスペン4
内部中央に固定されたスプリング6と、このスプリング
6によりペン先方向に付勢され、かつ摺動可能に設けら
れたペン軸7と、ペン軸7が押圧されたときに当接され
る信号線8とから構成されている。この場合、スタイラ
スペン4のペン先が押圧されている間だけ信号線8とペ
ン軸7とが当接してペン先スイッチ5がオンすることに
なる。
【0017】9は入力制御部であり、透明タブレット2
とスタイラスペン4とを制御し、スタイラスペン4によ
って指示された透明タブレット2の座標位置のデータ
(座標データ)およびペン先スイッチの状態情報{ペン
先スイッチのオン(処理開始点)・オフ(処理終了
点)}などを検知する。10は文字列判定部であり、入
力制御部9よりの座標データとスタイラスペン4の状態
情報に基づいて文章中の任意の連続した文字集合を機能
実行対象の文字列として判定する。11は範囲決定部で
あり、文字列判定部10により判定された文字列につい
て、既に判定されている他の文字列の範囲に応じて編集
および修飾などの機能実行範囲を決定する。12はアイ
コン制御部であり、時間計測を行なうことにより自身の
編集および修飾などの機能選択用アイコンとしてのポッ
プアップメニュー表示制御と文字列判定部10の連続的
な判定動作とに切り替える。例えば所定時間Tが経過し
たときは文字列判定部10が文字列を決定した位置に応
じてポップアップメニューをポップアップ表示すると共
に入力制御部9よりの情報(座標データおよび状態情報
など)に基づき2つのポップアップメニューの表示切り
替えを行う。なお、ポップアップ表示とは、文章作成編
集領域3aの範囲決定された文字列の終点近傍および文
字列に重なるようにポップアップメニューを表示させる
ことをいう。13は機能動作実行部であり、範囲決定部
11が決定した文字列の範囲の中でアイコン制御部12
が指示する編集および修飾などの機能を実行する。14
は主制御部であり、この装置の各部を制御する。15は
記憶部であり、作成中の文章データ、表示パターンデー
タ、フラグ類、ワークデータなどの各種のデータを記憶
し、これらのデータを書き替え可能としている。16は
文字認識辞書であり、標準辞書パターンが格納されてお
り、読み出し専用の記憶部である。17は手書き文字認
識部であり、スタイラスペン4により手書き入力された
文字の座標情報を基にその文字パターンと文字認識辞書
16の辞書パターンとをマッチングさせて手書きされた
文字を認識する。18は表示制御部であり、アイコン制
御部12のポップアップ表示内容および手書き文字認識
部17の文字情報が入力されて、それぞれの情報をLC
D3に表示するための表示制御を行う。
【0018】続いて、図4〜図8のフローチャートおよ
び図9〜図11の表示例を参照してこの情報処理装置の
動作を説明する。
【0019】この情報処理装置の場合、LCD3の文字
入力領域3bに文字が手書き入力されると、手書き文字
認識部17によって文字認識辞書16が参照されつつ文
字認識されて、図9に示すように、文章作成編集領域3
aに文書などの文字列が表示される。
【0020】図9〜図11では、既に機能実行対象の文
字列として文字列a、bを判定した後に、続けてユーザ
ーにより他の文字列が指定されるときの動作について説
明する。
【0021】まず、透明タブレット2にスタイラスペン
4のペン先が当接されると、入力制御部9および主制御
部14は、その瞬間にその位置座標とペン先スイッチ5
の状態(オフ)とを読み込む(ステップ400 )。このと
き、主制御部14はアイコン制御部12のポップアップ
メニュー表示中フラグの有無を調査し(ステップ40
1)、1 でなければ、ペン先が当接されている位置を調
べ(ステップ402 )、その位置が文字入力領域3bであ
れば、文字認識、文字入力およびシステム制御などの処
理を行う(ステップ403 )。
【0022】一方、その位置が文章作成編集領域3a内
であれば、文字列判定部10が起動し、ペン先スイッチ
5の状態変化を待つ(ステップ404 )。図9では、ペン
先が文字列bの一部の文字「あ」上に置かれた状態を示
し、この位置が文字列判定開始位置(機能実行対象の文
字列の先頭文字)となる。
【0023】スタイラスペン4によりこの文字「あ」が
押圧されると、ペン先スイッチ5の状態変化が生じ(オ
フからオン)、文字列判定部10はペン先スイッチ5が
オンされたときの文字に対して下線を引くよう表示制御
部18に指示し、表示制御部18によりその文字に下線
が引かれる(ステップ405 )。そして、文字列判定部1
0は文字列決定操作中フラグを立てる(ステップ406
)。
【0024】続いて、スタイラスペン4によりペン先が
押圧されたまま(ペン先スイッチ5がオンしたまま)文
字列がなぞられると(ステップ407 、408 )、主制御部
14は文字列決定操作中フラグを調べる(ステップ409
)。そして、文字列決定操作中フラグが 1であれば、
図10に示すように、文字列判定部10はペン先スイッ
チ5のオン中になぞられた文字列に対して下線を引くよ
うに表示制御部18に指示し、表示制御部18により下
線が書かれる(ステップ410 )。
【0025】そして、例えば文字列が末尾文字「え」ま
でなぞられた後、透明タブレット2よりスタイラスペン
4が離されるとペン先スイッチ5はオフし(ステップ40
7 )、文字列判定部10はそれまでなぞられた文字列を
機能実行対象の文字列として判定し、表示制御部18に
よりその文字列から下線が消去される(ステップ41
1)。文字列判定部10は文字列決定操作中フラグを 0
として(ステップ412 )、ペン先位置の文字を文字列決
定終了位置とし(ステップ413 )、下線が書かれていた
文字列を反転表示するよう表示制御部18に指示し、そ
の文字列は反転表示される(ステップ414 )。
【0026】なお、図10に示すように、既に判定済み
の文字列bに重なって新たに文字列cがなぞられた場
合、範囲決定部11によって重なり合った文字列、例え
ば文字列「あいう」は、その範囲から除外されると共に
反転表示も解除される。そして、図11に示すように、
その文字列「あいう」に続く文字列「えおあいうえ」の
みが機能実行対象範囲となり、その文字列だけが反転表
示される(同ステップ414 )。
【0027】続いて、主制御部14によってタイムカウ
ンタのタイムカウンタが 0クリアされて(ステップ415
)、その瞬間からタイムカウンタは時間のカウント
(計測)を開始し、ペン先スイッチ5がオフされている
間(ステップ408 )、カウントアップされる(ステップ
416 )。
【0028】そして、タイムカウンタの計測時間が所定
時間Tを経過する前に(ステップ417 のN)、スタイラ
スペン4により新たに機能実行対象の文字列の先頭文字
が押圧されると(ペン先スイッチ5がオンされると)、
アイコン制御部12は文字列判定部10が文字列判定動
作を繰り返し(連続的に)実行するように制御を切り替
える。
【0029】次に、図12〜図14を参照してポップア
ップメニューの表示について説明する。
【0030】上記したタイマのカウント時間が所定時間
Tを経過すると(ステップ417 のY)、アイコン制御部
12は、直前に決定した機能実行対象の文字列の最終位
置(文字列決定最終位置)にポップアップメニューを表
示するよう表示制御部18に指示する。すると、図12
に示すように、表示制御部18によりポップアップメニ
ューが文書中にポップアップ表示される(ステップ418
)。そして、アイコン制御部12はポップアップメニ
ュー表示中フラグを立てる(ステップ419 )。
【0031】このポップアップメニューの枠の縦方向の
長さは、範囲決定した文字列の行とその下の行間にポッ
プアップメニューが表示され、かつ範囲決定した文字列
をユーザーが最低限識別可能なようにその枠の上下の辺
から文字列の一部がはみ出して見えるような長さであ
る。また、このポップアップメニューがポップアップ表
示されるLCD3上の位置は、文字列決定最終位置の文
字、例えば文字「え」を横方向の中心とし、かつその文
字「え」のある行とその下の行との間隔の中心にポップ
アップメニューの枠の中心が一致する位置である。
【0032】なお、この位置規定から外れるような場
合、図13に示すように、例えば範囲指定された文字列
が画面横隅にあり、ポップアップメニューが表示画面か
らはみ出してしまうような場合は、ポップアップメニュ
ーは画面横隅にその枠が合わされて表示される。
【0033】ポップアップメニューがポップアップ表示
されているときに、ポップアップメニューの選択キーの
うちどれかが選択されると(ステップ420 )、範囲決定
部11はその範囲決定動作を終了し、アイコン制御部1
2はポップアップ表示を消去すると共に(ステップ421
)、ポップアップメニュー表示中フラグを 0クリアす
る(ステップ422 )。そして、機能動作実行部13は、
これまでに決定されている文字列の範囲に対して選択さ
れている機能、例えば下線を引く機能などを実行する
(ステップ423 )。その後、アイコン制御部12によっ
てその文字列の反転表示が解除される(ステップ424
)。
【0034】図14に示すように、ポップアップメニュ
ー(メニュー番号=1)の選択キーのうち<次機能>キ
ーが選択されると(ステップ425 のY)、アイコン制御
部12によってメニュー番号がインクリメントされて
(ステップ426 )、次のメニュー番号(メニュー番号=
2)のメニューパターンが表示される(ステップ427
)。
【0035】そして、もう一度ポップアップメニュー
(メニュー番号=2)の<次機能>キーが選択されると
(ステップ425 )、メニュー番号がインクリメントされ
てメニュー番号が2よりも大きくなるので、メニュー番
号が1に戻され(ステップ429)、表示されるポップア
ップメニューも初めのメニューパターン(メニュー番号
=1)に戻される(ステップ427 )。なお、アイコン制
御部12は、次の操作の後(次に編集対象範囲が指定さ
れた後など)、新たにポップアップメニューを表示する
ときには、最後に表示していたポップアップメニュー
(この場合、メニュー番号=1)を表示する。
【0036】さらに、このポップアップメニューの選択
キーのうち<取消>キーが選択されると(ステップ425
のN、ステップ430 )、ポップアップ表示は消去され
(ステップ431 )、ポップアップメニュー表示中フラグ
が 0クリアされ(ステップ432)、範囲指定もすべての
文字列の反転表示も解除される(ステップ433 )。
【0037】また、文書作成編集領域3a中であり、か
つポップアップメニューが表示されていない位置にペン
先が置かれると(ステップ434 )、アイコン制御部12
は、ポップアップ表示を消去すると共に(ステップ435
)、ポップアップメニュー表示中フラグを 0クリアす
る(ステップ436 )。文字列判定部10はそれまでなぞ
られた文字列を機能実行対象の文字列として判定し、表
示制御部18によりその文字列から下線が消去される
(ステップ437 )。文字列判定部10は文字列決定操作
中フラグを 0クリアする(ステップ438 )。
【0038】このように本実施例の情報処理装置によれ
ば、LCD3の画面上に表示されている文書などの文字
列に対して同様な機能を実行するにあたり、直前の文字
列範囲判定してから所定時間Tが経過する前にスタイラ
スペン4で新たな文字列の範囲指定操作を行なうことに
より、分散した複数の文字列に対して同様な機能を実行
する範囲を連続的に指定できるので、スタイラスペン4
による文字列範囲指定の操作手順を単純化することがで
きる。
【0039】また、異なる機能を実行するときには、文
字列を範囲決定してから所定時間が経過すると、既に範
囲決定された文字列のうち直前に範囲決定された文字列
の最終決定位置の文字、例えば文字「え」を中心として
左右横方向に、どの文字も完全に隠さないように部分的
に重なり、かつこの文字列をユーザーが最低限認識可能
に自動的にポップアップメニューがポップアップ表示さ
れるので機能選択するためのスタイラスペン4の移動距
離が短くて済み、編集操作および文字修飾操作などのス
タイラスペン4による機能選択操作性を向上することが
できる。
【0040】本実施例では、文字の修飾および編集機能
について説明したが、本発明は文書中の所望の文字列に
対して範囲指定を要する機能であれば、各種機能に応用
できる。
【0041】なお、本発明は一体型表示入力装置を備え
るペン入力ワードプロセッサ、ペン入力パーソナルコン
ピュータおよびペン入力端末などの各種文章作成編集装
置に応用できる。
【0042】
【発明の効果】以上説明したように本発明の情報処理装
置によれば、同様な機能を実行するときはペン状指示装
置の操作手順が単純化され、また、異なる機能を実行す
るときはペン状指示装置の移動距離が短くなるのでペン
状指示装置による指示操作性を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る一実施例の情報処理装置の構成を
示すブロック図である。
【図2】図1の情報処理装置に用いたスタイラスペンを
側面図である。
【図3】図2のスタイラスペンの断面図である。
【図4】この実施例における文字編集修飾機能を行なう
際の制御手順を説明するためのフロ―チャ―トである。
【図5】この実施例における文字編集修飾機能を行なう
際の制御手順を説明するためのフロ―チャ―トである。
【図6】この実施例における文字編集修飾機能を行なう
際の制御手順を説明するためのフロ―チャ―トである。
【図7】この実施例における文字編集修飾機能を行なう
際の制御手順を説明するためのフロ―チャ―トである。
【図8】この実施例における文字編集修飾機能を行なう
際の制御手順を説明するためのフロ―チャ―トである。
【図9】この実施例における機能実行対象文字列の範囲
指定を行なう際のスタイラスペン操作手順を示す図であ
る。
【図10】この実施例における機能実行対象文字列の範
囲指定を行なう際のスタイラスペン操作手順を示す図で
ある。
【図11】この実施例における機能実行対象文字列の範
囲指定を行なう際のスタイラスペン操作手順を示す図で
ある。
【図12】この実施例におけるポップアップ表示例を示
す図である。
【図13】この実施例における他のポップアップ表示例
を示す図である。
【図14】この実施例におけるポップアップメニューの
表示例を示す図である。
【図15】従来の情報処理装置を示す図である。
【図16】従来の情報処理装置における文字列の範囲指
定動作を説明するための図である。
【符号の説明】
1…一体型入力表示装置、2…透明タブレット、3…液
晶ディスプレイ、4…スタイラスペン、5…ペン先スイ
ッチ、6…スプリング、7…ペン軸、8…信号線、9…
入力制御部、10…文字列判定部、11…範囲決定部、
12…アイコン制御部、13…機能動作実行部、14…
主制御部、15…記憶部、16…文字認識辞書、17…
手書き文字認識部、18…表示制御部。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 文字列を表示する表示装置と、 前記表示装置の画面上の任意の座標を指示するためのペ
    ン状指示装置と、 前記表示装置の画面上に重ねて設けられ、前記画面上で
    前記ペン状指示装置により指示された座標を検出する透
    明な座標検出パネルと、 この座標検出パネルと前記ペン状指示装置とから検出さ
    れた連続する2点の座標を表示中の文字列に対して所定
    の機能を実行する範囲として判定する文字列判定手段
    と、 この文字列判定手段により判定された機能実行範囲が既
    に判定済みの機能実行範囲と重なる場合、この重なり部
    分を除く範囲を前記機能実行範囲として決定する範囲決
    定手段と、 この範囲決定手段により決定された範囲の文字列に対し
    て所定の機能を実行する機能実行手段とを具備すること
    を特徴とする情報処理装置。
  2. 【請求項2】 前記文字列判定手段により機能実行範囲
    が判定されると時間計測を開始し、この計測時間が所定
    時間を経過する前に前記ペン状指示装置によって新たな
    文字列が指定されると前記文字列の範囲を判定する動作
    に切り替えられ、前記計測時間が所定時間を経過する
    と、直前に範囲決定された文字列に機能選択用アイコン
    を部分的に重ねて表示するアイコン制御手段をさらに具
    備することを特徴とする請求項1記載の情報処理装置。
JP10286792A 1992-04-22 1992-04-22 情報処理装置 Withdrawn JPH05298026A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09288535A (ja) * 1996-04-22 1997-11-04 Sharp Corp 範囲指定装置
JP2015510164A (ja) * 2012-07-10 2015-04-02 騰訊科技(深▲セン▼)有限公司Tencent Technology(Shenzhen)Company Limited モバイルクライアントのためのクラウドベースの翻訳方法およびシステム

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