JPH11101883A - 自動時刻補正方法 - Google Patents

自動時刻補正方法

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JPH11101883A
JPH11101883A JP26391997A JP26391997A JPH11101883A JP H11101883 A JPH11101883 A JP H11101883A JP 26391997 A JP26391997 A JP 26391997A JP 26391997 A JP26391997 A JP 26391997A JP H11101883 A JPH11101883 A JP H11101883A
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JP
Japan
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time
correction
difference
corrected
clock accuracy
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP26391997A
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English (en)
Inventor
Takayuki Sakota
隆亨 迫田
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Nissin Electric Co Ltd
Original Assignee
Nissin Electric Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH11101883A publication Critical patent/JPH11101883A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 人間、FMラジオ等の時計サーバやGPS等
の外部ユニットのような外的なものに依存することをで
きるだけ少なくし、システム時刻をシステム内部で自発
的に補正する。 【解決手段】 システムの起動後、外部からの時刻通知
によりシステム時刻を補正してその補正日時及び補正差
分を記録するシステム時刻の補正を繰り返しながら、今
回の補正日時と前回の補正日時との差分と今回の補正差
分とから時計精度を算出し、その時計精度に基づいて、
予め設定された補正時間間隔ごとにシステム時刻を補正
してその自己補正差分を記録し、前記補正日時の差分と
自己が行った自己補正差分及び前記補正差分から時計精
度を算出し、この繰り返しにより得られた時計精度の平
均値から新たな時計精度を算出し、その時計精度に基づ
いて前記補正時間間隔ごとにシステム時刻を補正する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は自動時刻補正方法に
関し、詳しくは、ネットワーク経由などの外部からの時
刻補正を実行することができないシステムにおいて、そ
のシステム時刻を自動的に補正する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、パーソナルコンピュータ(P
C)やワークステーション(WS)等の複数のシステム
を接続したネットワークでは、各システム時計が通常の
時計などと比較するとその時刻精度が悪いため、そのシ
ステム時刻を世の中の時刻(以下、基準時刻と称す)に
補正しようとすると、人間が定期的に補正操作を行った
り、或いは、外部の時計サーバ等から時刻を通知させる
ことにより補正処理を行ったりしている。
【0003】具体的に、ネットワークにおける一つのシ
ステムがFMラジオを具備したものであれば、そのFM
ラジオによる時報でもって自己のシステム時刻を補正し
たり、このFMラジオを具備したシステムを基準時刻を
刻む時計サーバとして、その時報をネットワーク経由で
もって他のシステムに送信し、それらの各システム時刻
を補正することが可能である。
【0004】また、GPS等の外部ユニットから基準時
刻の通知を受信することにより、自己のシステム時刻を
補正し、これに基づいて他のシステムにおけるシステム
時刻を補正することも可能である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来方法
は、前述したように人間、FMラジオ等の時計サーバや
GPS等の外部ユニットのような外的なものに依存した
システム時刻の補正であり、また、その間隔やトリガに
ついても外部に依存しており、システム時刻をシステム
内部で自発的に補正するものではない。
【0006】従って、ネットワークにおける複数のシス
テムのいずれもFMラジオを具備しない場合には、その
いずれかのシステムにFMラジオ用アンテナを設置しな
ければならず、設置面で非常に困難性を伴い、また、ア
ンテナの設置ができない場合には人間が定期的に補正操
作を行うしかなかった。更に、GPS等の外部ユニット
と接続できないシステムの場合も、外部に依存できなく
なって人間が定期的に補正操作を行うしかなかった。
【0007】そこで、本発明は上記問題点に鑑みて提案
されたもので、その目的とするところは、人間、FMラ
ジオ等の時計サーバやGPS等の外部ユニットのような
外的なものに依存することをできるだけ少なくし、シス
テム時刻をシステム内部で自発的に補正し得る自動時刻
補正方法を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の技術的手段として、本発明は、システムの起動後、外
部からの時刻通知によりシステム時刻を補正してその補
正日時及び補正差分を記録するシステム時刻の補正を繰
り返しながら、今回の補正日時と前回の補正日時との差
分と今回の補正差分とから時計精度を算出し、その時計
精度に基づいて、予め設定された補正時間間隔ごとにシ
ステム時刻を補正してその自己補正差分を記録し、前記
補正日時の差分と自己が行った自己補正差分及び前記補
正差分から時計精度を算出し、この繰り返しにより得ら
れた時計精度の平均値から新たな時計精度を算出し、そ
の時計精度に基づいて前記補正時間間隔ごとにシステム
時刻を補正することを特徴とする。
【0009】尚、複数のシステムが接続されたネットワ
ークにおいて、システム時刻と基準時刻とのずれが最小
のシステムを選択し、そのシステムにおいて前記システ
ム時刻の補正を実行することにより時計精度を算出して
補正指令を生成し、その補正指令を他のシステムへネッ
トワーク経由で送信し、前記時計精度に基づいて他のシ
ステム時刻の補正を実行することが可能である。
【0010】
【発明の実施の形態】まず、本発明の自動時刻補正方法
を適用する対象は、図2に示すようにFMラジオ等の時
計サーバやGPS等の外部ユニットにより基準時刻との
ずれを補正する時刻補正を実行することができないパー
ソナルコンピュータ(PC)やワークステーション(W
S)等のシステムである。
【0011】例えば、この種のシステム1を含む複数の
システム2,3,…を接続したネットワークにおいて、
本発明方法により前述のシステム1の内部でそのシステ
ム時刻を自発的に補正し、他のシステム2,3,…へネ
ットワーク経由で補正指令Sを送信し、この補正指令S
でもって他のシステム2,3,…におけるシステム時刻
を補正する。
【0012】本発明に係る自動時刻補正方法の実施形態
を図1のフローチャートを参照しながら以下に詳述す
る。まず、ネットワークにおける複数のシステム1,
2,3,…のうちで、基準時刻とのずれが最小のシステ
ム1を選択し、そのシステム1について以下の(1)〜
(16)の手順でもって時刻補正を実行する。尚、括弧
内の番号は図中の各ブロック内に示す番号と同一のもの
である。 (1)システム時刻の補正時間間隔を予め設定する。 (2)システム1を起動する。 (3)人間又は外部からの時刻通知によりシステム時刻
を基準時刻に合わせる。この時刻合わせからシステム時
刻の補正を実行する。 (4)人間又は外部からの時刻通知によりシステム時刻
を補正する。 (5)そのシステム時刻の補正日時を記録する。 (6)そのシステム時刻の補正差分を記録する。次に、
このシステム時刻の補正を以下のように繰り返す。 (7)人間又は外部からの時刻通知によりシステム時刻
を補正する。 (8)そのシステム時刻の補正日時を記録する。 (9)そのシステム時刻の補正差分を記録する。 (10)自己のシステムの時計精度を計算する。即ち、
今回の補正日時(8)と前回の補正日時(5)との差分
を算出し、その算出された差分と前述の補正差分(9)
とから自己のシステムの時計精度を算出する。 (11)この時計精度(10)に基づいて、最初に設定
した補正時間間隔(1)ごとにシステム自体で自己のシ
ステム時刻を自動的に補正し、その自己補正差分を記録
する。更に、このシステム時刻の補正を以下のように繰
り返す。 (12)人間又は外部からの時刻通知によりシステム時
刻を補正する。 (13)そのシステム時刻の補正日時を記録する。 (14)そのシステム時刻の補正差分を記録する。 (15)自己のシステムの時計精度を再度計算する。即
ち、今回の補正日時(13)と前回の補正日時(8)と
の差分を算出し、その算出された差分と自己のシステム
が実行した自己補正差分(11)、前述の補正差分(1
4)とから自己のシステムの時計精度を再度算出する。 (16)今回の時計精度(15)と前回の時計精度(1
0)とを比較し、過去数回で算出された時計精度(1
0)(15)から平均値を算出し、新たな時計精度を得
る。 (17)この新たな時計精度に基づいて、最初に設定し
た補正時間間隔(1)ごとに自己のシステム時刻を補正
し、その自己補正差分を記録する。
【0013】以上のようにして実行されるシステム時刻
の自動補正については、外部からの補正要求がなけれ
ば、前述した時計精度に基づくシステム時刻の補正(1
7)を繰り返し、外部からの補正要求があれば、前述し
たシステム時刻の補正(12)〜(14)により自己の
システムの時計精度(15)を再度計算し、それにより
得られた新たな時計精度(16)に基づくシステム時刻
の補正(17)を繰り返すようにすればよい。
【0014】複数のシステムが接続されたネットワーク
において、システム時刻と基準時刻とのずれが最小のシ
ステム1を選択し、その選択されたシステムにおいてシ
ステム時刻の補正を実行することにより時計精度を算出
して補正指令Sを生成し、その補正指令Sを他のシステ
ム2,3,…へネットワーク経由で送信し、この補正指
令Sでもって他のシステムにおけるシステム時刻の補正
を実行する。
【0015】尚、システム時刻を補正するに際しては、
そのシステム時刻を進める時は問題ないが、システム時
刻を戻す時はその補正時間間隔が長いと時刻が補正によ
り変更された場合にそのシステムにおいて制御エラーが
発生する問題があるので、前述した補正時間間隔をでき
るだけ短くしてシステム時刻の補正を小刻みに実行する
ことが望ましい。
【0016】
【発明の効果】本発明方法によれば、システムの起動
後、外部からの時刻通知によりシステム時刻を補正して
その補正日時及び補正差分を記録するシステム時刻の補
正を繰り返しながら、今回の補正日時と前回の補正日時
との差分と今回の補正差分とから時計精度を算出し、そ
の時計精度に基づいて、予め設定された補正時間間隔ご
とにシステム時刻を補正してその自己補正差分を記録
し、前記補正日時の差分と自己が行った自己補正差分及
び前記補正差分から時計精度を算出し、この繰り返しに
より得られた時計精度の平均値から新たな時計精度を算
出し、その時計精度に基づいて前記補正時間間隔ごとに
システム時刻を補正するようにしたから、人間の介在に
よる時刻補正の必要頻度が下がり、時刻補正間隔を長期
化することが可能となる。
【0017】また、複数のシステムが接続されたネット
ワークにおいて、システム時刻と基準時刻とのずれが最
小のシステムを選択し、そのシステムにおいて前記シス
テム時刻の補正を実行することにより時計精度を算出し
て補正指令を生成し、その補正指令を他のシステムへネ
ットワーク経由で送信し、前記時計精度に基づいて他の
システム時刻の補正を実行することが可能であるので、
ネットワーク上のいくつものシステムを同時に一括して
時刻補正することができてその実用的価値は大きい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る自動時刻補正方法の実施形態を説
明するためのフローチャート
【図2】複数のシステムが接続されたネットワークを示
す構成図
【符号の説明】 1,2,3,… システム S 補正指令

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 システムの起動後、外部からの時刻通知
    によりシステム時刻を補正してその補正日時及び補正差
    分を記録するシステム時刻の補正を繰り返しながら、今
    回の補正日時と前回の補正日時との差分と今回の補正差
    分とから時計精度を算出し、その時計精度に基づいて、
    予め設定された補正時間間隔ごとにシステム時刻を補正
    してその自己補正差分を記録し、前記補正日時の差分と
    自己が行った自己補正差分及び前記補正差分から時計精
    度を算出し、この繰り返しにより得られた時計精度の平
    均値から新たな時計精度を算出し、その時計精度に基づ
    いて前記補正時間間隔ごとにシステム時刻を補正するこ
    とを特徴とする自動時刻補正方法。
  2. 【請求項2】 複数のシステムが接続されたネットワー
    クにおいて、システム時刻と基準時刻とのずれが最小の
    システムを選択し、そのシステムにおいて前記システム
    時刻の補正を実行することにより時計精度を算出して補
    正指令を生成し、その補正指令を他のシステムへネット
    ワーク経由で送信し、前記時計精度に基づいて他のシス
    テム時刻の補正を実行することを特徴とする請求項1記
    載の自動時刻補正方法。
JP26391997A 1997-09-29 1997-09-29 自動時刻補正方法 Withdrawn JPH11101883A (ja)

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JPH11101883A true JPH11101883A (ja) 1999-04-13

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004184102A (ja) * 2002-11-29 2004-07-02 Seiko Epson Corp 電子機器および電子機器の送受信制御方法、電子機器群の送受信システム
JP2007072683A (ja) * 2005-09-06 2007-03-22 Hitachi Ltd ストレージ装置及びデータ移動方法
CN104049525A (zh) * 2014-03-24 2014-09-17 成都可为科技发展有限公司 一种消除时钟内多个时间输入源之间相位差的方法
JP2015014536A (ja) * 2013-07-05 2015-01-22 三菱電機株式会社 クライアント装置

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Legal Events

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A300 Withdrawal of application because of no request for examination

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Effective date: 20041207