JPH1069304A - 制御システム - Google Patents

制御システム

Info

Publication number
JPH1069304A
JPH1069304A JP22866196A JP22866196A JPH1069304A JP H1069304 A JPH1069304 A JP H1069304A JP 22866196 A JP22866196 A JP 22866196A JP 22866196 A JP22866196 A JP 22866196A JP H1069304 A JPH1069304 A JP H1069304A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
time
devices
gps
control system
computer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP22866196A
Other languages
English (en)
Inventor
Masaaki Ishiguro
正昭 石黒
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Heavy Industries Ltd filed Critical Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority to JP22866196A priority Critical patent/JPH1069304A/ja
Publication of JPH1069304A publication Critical patent/JPH1069304A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】安価で、しかも各装置間の時刻同期を高精度に
行うことのできる制御システムを提供する。 【解決手段】ネットワーク15で相互に接続されたデー
タロガー12、ディジタル制御装置13a〜13d、C
RTオペレーション装置14a〜14cにより構成され
る制御システムにおいて、GPS衛星から送信される時
刻信号をそれぞれ受信する複数のGPS装置11a〜1
1fを設け、これらGPS装置11a〜11fによって
受信された時刻信号から得られる受信データに基づい
て、マスタ計算機12a、スレーブ計算機12bおよび
ディジタル制御装置13a〜13dの各時刻を補正す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、発電プラントや化
学プラントに適用される制御システムに関する。
【0002】
【従来の技術】近年の科学技術の進歩に伴って、発電プ
ラントや化学プラント等ではCRTオペレーション装
置、ディジタル制御装置、データロガーなどの複数の装
置をネットワーク接続して構成される制御システムが用
いられるようになってきている。
【0003】このような制御システムでは、データロガ
ーは時刻を高精度に保たなければならない。また、この
データロガーによりイベントレコーディングを行う場合
には各装置間の時刻を同期させる必要がある。
【0004】そのため、従来の制御システムは例えば図
4に示されるようにデータロガー41、CRTオペレー
ション装置42、ディジタル制御装置43をネットワー
ク44に接続し、さらにデータロガー41にマスタクロ
ックシステム45を接続して構成される。この場合、マ
スタクロックシステム45から同期信号としてのパルス
信号を1時間に1回程度送信することにより、データロ
ガー41の時刻を高精度に保つ。
【0005】また、イベントレコーディング等を行う場
合には、マスタクロックシステム45からの同期信号を
ネットワーク44を介してCRTオペレーション装置4
2およびディジタル制御装置43に伝送することによ
り、各装置41〜43間の時刻を同期させる。この他、
マスタクロックシステム45と時刻を同期させたデータ
ロガー41からネットワーク44を介してCRTオペレ
ーション装置42およびディジタル制御装置43に時刻
データを送出することにより、疑似的に各装置41〜4
3間の時刻を同期させることもある。
【0006】ところで、データロガーは計算機を一つ備
えたシングルシステムとして構成されることが多いが、
高い信頼性が要求される場合には計算機の二重化が行わ
れる。この場合、二重化された計算機間で時刻を同期さ
せる必要があるため、従来はマスタ側に設定されている
計算機からスレーブ側に設定されている計算機に時刻デ
ータを送信して互いの時刻を同期させていた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、従来
の制御システムではマスタクロックシステムが必要とな
るが、このマスタクロックシステムは非常に高価であ
り、規模の小さい制御システムには適さないという問題
があった。
【0008】また、各装置間で時刻を同期させる場合
は、ネットワークを介して同期信号を伝送していたた
め、このときの伝送遅れにより各装置間で完全に時刻を
同期させることは困難であり、数百ミリ秒程度のずれの
発生はやむを得なかった。
【0009】さらに、計算機を二重化したデータロガー
では、マスタ側からスレーブ側への時刻データの伝送遅
れにより完全な時刻同期をとることができないという問
題もあった。本発明は、安価で、しかも各装置間の時刻
同期を高精度に行うことのできる制御システムを提供す
ることを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
本発明は、ネットワークで相互に接続された複数の装置
により構成される制御システムにおいて、GPS衛星か
ら送信される時刻信号をそれぞれ受信する複数のGPS
装置と、これら複数のGPS装置によって受信された時
刻信号に基づいて、複数の装置における時刻をそれぞれ
補正する複数の時刻補正手段とを備えたことを特徴とす
る。
【0011】ここで、GPS衛星とはGPS(Global P
ositioning System)を構成する人工衛星のことを示して
いる。本発明では複数のGPS衛星のうちの一つから送
信される時刻信号を複数の受信手段で受信して、この複
数の時刻信号に基づいて複数の装置における時刻をそれ
ぞれ補正する。
【0012】GPS衛星には原子時計が搭載されてお
り、送信される時刻信号は極めて高精度である。従っ
て、上述したように複数の装置においてそれぞれ時刻を
補正することにより、同時に各装置間の時刻を同期させ
ることができる。つまり、従来のようにネットワークを
介した時刻同期を行う必要がなくなり、各装置間での時
刻のずれが発生しない。
【0013】また、近年のカーナビゲーション等の普及
により、衛星からの信号を受信するGPS装置はマスタ
クロックシステムに比べてはるかに安価になってきてい
る。従って、時刻信号源として複数のGPS装置を用い
ても、マスタクロックシステムを用いた場合に比べて安
価に制御システムを構成することができる。
【0014】
【発明の実施の形態】
(第1の実施形態)図1は、本発明の一実施形態に係る
制御システムの概略構成を示す図である。この制御シス
テムは、データロガー1、CRTオペレーション装置
2、ディジタル制御装置3およびGPS装置4によって
構成されている。データロガー1、CRTオペレーショ
ン装置2およびディジタル制御装置3はネットワーク5
によって接続され、GPS装置4はデータロガー1に接
続されている。このデータロガー1とGPS装置4との
接続には、RS−232Cなどのシリアルインタフェー
スもしくはBCDコードによるパラレルインタフェース
など安価で構造の簡単なインタフェースを用いればよ
い。
【0015】データロガー1は、所定の処理を実行する
ための計算機を備えており、この計算機はGPS装置4
から送信される時刻データに基づいて時刻を補正する。
以下、この時刻補正処理について図2のフローチャート
を参照して説明する。
【0016】まず、データロガー1の計算機から1時間
に1回程度の周期でGPS装置4に時刻データの送信が
要求される(ステップS1)。この時刻データの送信を
要求する周期は、計算機内部に設置されているタイマの
性能に応じて設定され、タイマが十分な性能を有してい
るときは1日1回程度でも十分に時刻の精度を保つこと
ができる。
【0017】GPS装置4は、図示されていないGPS
衛星から送信される時刻信号を常時受信しており、デー
タロガー1によって時刻データの送信が要求されると、
その時点の時刻信号に応じた時刻データをデータロガー
1に送信する(ステップS2)。この時刻データは、例
えば年、月、日、時、分および秒を順に示すフォーマッ
トにより、時刻をミリ秒単位で表している。
【0018】一方、データロガー1の計算機はステップ
S1で時刻データの送信要求を行った後は、GPS装置
4から送信される時刻データの受信待ち状態になる(ス
テップS3)。そして、この計算機はGPS装置4から
送信された時刻データを取得すると(ステップS4)、
その時刻データによって示される時刻と自身の時刻とを
比較し、時刻の差が予め設定されている許容値より大き
いときは(ステップS6でYes)、GPS装置4から
の時刻データに基づいて自身の時刻を補正する(ステッ
プS7)。また、計算機はステップS5で比較した時刻
の差が許容値以下である場合は(ステップS6でN
o)、時刻の補正を行わずに処理を終了する。
【0019】このように、GPS衛星からの時刻信号を
GPS装置4で受信して得られる時刻データに基づい
て、データロガー1の時刻が補正される。GPS衛星は
原子時計を搭載しており、送信される時刻信号は極めて
高精度であることから、時刻信号に応じた時刻データも
同様に高精度となり、その結果、データロガー1の時刻
は常に高精度に保たれる。しかもGPS装置4はマスタ
クロックシステムに比べてはるかに安価であるので、制
御システム全体のコストを下げることができる。
【0020】(第2の実施形態)図3は、本発明の第2
の実施形態に係る制御システムの構成を示すブロック図
である。なお、以下では第1の実施形態との相違点を中
心として説明を行う。
【0021】本実施形態は、データロガーの計算機を二
重化し、さらに複数のCRTオペレーション装置および
複数のデジタル制御装置をネットワークに接続したもの
である。
【0022】具体的には、この制御システムはGPS装
置11a〜11f、マスタ計算機12aおよびスレーブ
計算機12bにより二重化されたデータロガー12、C
RTオペレーション装置14a〜14cにより構成され
ている。データロガー12のマスタ計算機11aおよび
スレーブ計算機11bにはGPS装置11a,11bが
それぞれ接続され、ディジタル制御装置13a〜13d
にはGPS装置11c〜11fがそれぞれ接続されてい
る。
【0023】データロガー12は、通常マスタ計算機1
2aを用いて種々の処理を行い、このマスタ計算機12
bが故障した場合にはスレーブ計算機12bが処理を行
うように切り替えが行われる。このデータロガー12で
は、従来のようにマスタ計算機12aからスレーブ計算
機12bに時刻同期のための信号を送信するのではな
く、GPS装置11a、11bからそれぞれに送信され
る時刻データに基づいて、マスタ計算機12aおよびス
レーブ計算機12bが各々独立して時刻を補正してい
る。
【0024】また、ディジタル制御装置13a〜13d
は、データロガー12によるイベントレコーディングの
ためのイベント発生時刻取得機能を有しているものとす
る。本実施形態では、GPS装置11a〜11fにおい
て同時にGPS衛星からの時刻信号を受信して得られる
複数の時刻データに基づいて、マスタ計算機12a、ス
レーブ計算機12b、ディジタル計算機13a〜13d
における各時刻の補正を行う。
【0025】この場合、GPS装置11a〜11fから
出力される複数の時刻データは同じ時刻を示しているた
め、これらに基づいて上述したようにマスタ計算機12
a、スレーブ計算機12b、ディジタル制御装置13a
〜13dにおいてそれぞれ時刻を補正するだけで、これ
らの時刻を同期させることができる。例えば、GPS装
置11a〜11fから送信される時刻データがミリ秒単
位の時刻を示している場合は、マスタ計算機12a、ス
レーブ計算機12bおよびディジタル制御装置13a〜
13dにおける時刻のずれも数ミリ秒程度となり、従来
のようにネットワークを介して各装置に同期信号を伝送
する制御システムに比べて時刻同期の精度を向上させる
ことができる。また、データロガー12によるディジタ
ル制御装置13a〜13dのイベントレコーディングで
は、高精度のイベント記録を行うことができる。
【0026】さらに、データロガー12でマスタ計算機
12aからスレーブ計算機12bへの処理の切替が行わ
れた場合でも時刻の精度は維持されるので、データロガ
ー12全体の処理に影響を与えることはない。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、G
PS衛星から送信される時刻信号に基づいて複数の装置
の時刻を補正しているので、安価で高精度に複数の装置
間の時刻同期を行う制御システムを提供することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態に係る制御システムの
概略構成を示す図
【図2】同実施形態に係る時刻補正処理を説明するため
のフローチャート
【図3】本発明の第2の実施形態に係る制御システムの
構成を示すブロック図
【図4】従来の制御システムの概略構成を示す図
【符号の説明】 1…データロガー 2…CRTオペレーション装置 3…ディジタル制御装置 4…GPS装置 5…ネットワーク 11a〜11f…GPS装置 12…データロガー 12a…マスタ計算機 12b…スレーブ計算機 13a〜13d…ディジタル制御装置 15…ネットワーク 41…データロガー 42…CRTオペレーション装置 43…ディジタル制御装置 44…ネットワーク 45…マスタクロックシステム

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ネットワークで相互に接続された複数の装
    置により構成される制御システムにおいて、 GPS衛星から送信される時刻信号をそれぞれ受信する
    複数のGPS装置と、 これら複数のGPS装置によって受信された時刻信号に
    基づいて、前記複数の装置における時刻をそれぞれ補正
    する複数の時刻補正手段とを備えたことを特徴とする制
    御システム。
JP22866196A 1996-08-29 1996-08-29 制御システム Withdrawn JPH1069304A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP22866196A JPH1069304A (ja) 1996-08-29 1996-08-29 制御システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP22866196A JPH1069304A (ja) 1996-08-29 1996-08-29 制御システム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH1069304A true JPH1069304A (ja) 1998-03-10

Family

ID=16879839

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP22866196A Withdrawn JPH1069304A (ja) 1996-08-29 1996-08-29 制御システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH1069304A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20020065706A (ko) * 2001-02-07 2002-08-14 주식회사 데이타 피씨에스 피씨에스 통신망을 이용한 원격 계측용 데이터로거의시간표준화방법
JP2003527559A (ja) * 1998-09-28 2003-09-16 テレフォンアクチーボラゲット エル エム エリクソン(パブル) 無線送信機の位置特定のためのグローバル位置特定システムの改善された使用方法
KR100461989B1 (ko) * 1999-12-01 2004-12-14 주식회사 케이티 무선망을 이용한 인터넷 단방향 성능 측정시스템의시간동기화 방법 및 장치
US6889099B2 (en) 1998-12-14 2005-05-03 Siemens Aktiengesellschaft Distributed control system and an associated system component for the distributed control system

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003527559A (ja) * 1998-09-28 2003-09-16 テレフォンアクチーボラゲット エル エム エリクソン(パブル) 無線送信機の位置特定のためのグローバル位置特定システムの改善された使用方法
US6889099B2 (en) 1998-12-14 2005-05-03 Siemens Aktiengesellschaft Distributed control system and an associated system component for the distributed control system
KR100461989B1 (ko) * 1999-12-01 2004-12-14 주식회사 케이티 무선망을 이용한 인터넷 단방향 성능 측정시스템의시간동기화 방법 및 장치
KR20020065706A (ko) * 2001-02-07 2002-08-14 주식회사 데이타 피씨에스 피씨에스 통신망을 이용한 원격 계측용 데이터로거의시간표준화방법

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4807259A (en) Time synchronization method in data transmission system
US6847691B2 (en) Time synchronizing system
US4866606A (en) Loosely coupled distributed computer system with node synchronization for precision in real time applications
US5790791A (en) Apparatus for synchronizing flight management computers where only the computer chosen to be the master received pilot inputs and transfers the inputs to the spare
US7327699B1 (en) Method and device for synchronisation of distant clocks to a central clock via satellite
GB2388264A (en) GPS based networked time synchronised unit
US5384563A (en) Method and apparatus for time synchronization of bus type local area networks including hierarchical networks
CN1081301A (zh) 分布式处理网络系统中的日历时钟的同步化
CA2331684A1 (en) Method and apparatus for operating a satellite positioning system receiver
JPH1069304A (ja) 制御システム
US4545029A (en) Remote correlation of sequence of events
JPH10191473A (ja) 監視制御システム
JP2007163330A (ja) 時刻情報通信システム
KR102042423B1 (ko) 저궤도위성의 gps 동기화 방법
JPS62245185A (ja) 遠方監視制御システムの時刻補正方式
JP2850637B2 (ja) 監視制御システムの時刻同期装置
Nejad The satellite control facility
JPH08122467A (ja) 時刻伝送装置
JPH11355256A (ja) 同期動作システム
Bonoli et al. TNG control system: computer architecture, interfacing, and synchronization
JP2778411B2 (ja) 分散型列車運行管理システム
JPH0259809A (ja) 複合計算機システムの時刻管理方式
JP2724883B2 (ja) 分散システムの時刻一致化方式及び列車運行管理システム
JPH0527294B2 (ja)
CN114637186A (zh) 一种时间差处理方法、设备及存储介质

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20031104