JPH11101644A - 振動ジャイロ - Google Patents

振動ジャイロ

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JPH11101644A
JPH11101644A JP9279621A JP27962197A JPH11101644A JP H11101644 A JPH11101644 A JP H11101644A JP 9279621 A JP9279621 A JP 9279621A JP 27962197 A JP27962197 A JP 27962197A JP H11101644 A JPH11101644 A JP H11101644A
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signal
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Akira Mori
章 森
Akira Kumada
明 久万田
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    • G01C19/00Gyroscopes; Turn-sensitive devices using vibrating masses; Turn-sensitive devices without moving masses; Measuring angular rate using gyroscopic effects
    • G01C19/56Turn-sensitive devices using vibrating masses, e.g. vibratory angular rate sensors based on Coriolis forces
    • G01C19/5642Turn-sensitive devices using vibrating masses, e.g. vibratory angular rate sensors based on Coriolis forces using vibrating bars or beams

Abstract

(57)【要約】 【課題】 所定の出力感度が保たれているかどうかを判
断することができる振動ジャイロを得る。 【解決手段】 振動ジャイロ10は振動体12を含み、
その側面に、検出手段としての圧電素子14a,14
b、駆動手段としての圧電素子14cおよび疑似コリオ
リ力発生手段としての圧電素子14d,14eを形成す
る。圧電素子14a,14bの出力信号を検出回路32
に入力するとともに、抵抗24a,24bで合成して駆
動回路26および疑似コリオリ信号発生回路42に入力
する。スイッチング素子48を切り換えることにより、
疑似コリオリ信号を圧電素子14d,14eに与える。
このとき、反転回路50を用いて、圧電素子14d,1
4eに逆位相の疑似コリオリ信号を与えることにより、
振動体12に実際のコリオリ力と同じ向きの力を加え、
検出回路32の出力を測定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は振動ジャイロに関
し、特にたとえば、カーナビゲーションシステム,車両
の姿勢制御,カメラの手振れ補正などを行うために回転
角速度を検出するための振動ジャイロに関する。
【0002】
【従来の技術】図14は従来の振動ジャイロの一例を示
す斜視図であり、図15はこの振動ジャイロを使用する
ための回路を示すブロック図である。振動ジャイロ1
は、たとえば正3角柱状の振動体2を含む。振動体2の
3つの側面の中央部には、それぞれ圧電素子3a,3
b,3cが形成される。圧電素子3a,3bは電荷検出
回路4a,4bに接続され、電荷検出回路4a,4bの
出力信号が合成されて、駆動回路5に入力される。駆動
回路5において、入力信号が増幅,位相補正され、得ら
れた信号が駆動信号として圧電素子3cに与えられる。
それによって、振動体2は、圧電素子3c形成面に直交
する向きに屈曲振動する。
【0003】さらに、電荷検出回路4a,4bは、検出
回路6に接続される。検出回路6は、差動回路,同期検
波回路,平滑回路,直流増幅回路などを含み、差動回路
で電荷検出回路4a,4bの出力信号の差がとられ、差
動回路の出力信号が検波,平滑,増幅される。無回転時
においては、圧電素子3a,3bの屈曲状態は同じであ
るため、圧電素子3a,3bで発生する電荷は同じであ
る。そのため、電荷検出回路4a,4bの出力信号は同
じであり、検出回路6でその差をとれば、検出回路6の
出力信号は0となる。そして、図14に示すように、振
動体2の軸を中心として回転角速度ωが加わると、コリ
オリ力によって振動体2の屈曲振動の方向が変わる。そ
のため、圧電素子3a,3bの屈曲状態が変わり、圧電
素子3a,3bに発生する電荷に差が生じ、電荷検出回
路4a,4bの出力信号にも差が生じる。そのため、検
出回路6の差動回路から信号が出力され、その信号が検
波,平滑,増幅されることにより、回転角速度に対応し
た直流信号が得られる。
【0004】また、図16および図17に示すように、
音叉状の振動体2を用いた振動ジャイロもある。この振
動ジャイロ1では、互いの面が直交するように配置され
た駆動板2aと検出板2bとで振動体2が形成されてい
る。駆動板2aには、駆動用圧電素子7aが形成され、
検出板2bには検出用圧電素子7bが形成される。2つ
の駆動用圧電素子7a間に駆動回路が接続され、一方の
駆動用圧電素子7aの出力信号が帰還用として用いら
れ、他方の駆動用圧電素子7aに駆動信号が与えられ
る。これによって、振動体2は、開閉するように振動す
る。
【0005】無回転時においては、検出板2bはその幅
方向に動くため、検出板2bに屈曲は生じない。そのた
め、検出回路6の出力信号は0となり、回転角速度が加
わっていないことがわかる。振動体2の軸を中心として
回転角速度が加わると、コリオリ力によって、検出板2
bの面に直交する向き、つまり検出板2bの厚み方向に
屈曲振動が生じる。このとき、2つの検出板2bは互い
に逆向きに屈曲するため、2つの検出用圧電素子7bに
発生する電荷に差が生じ、検出回路からコリオリ力に対
応した直流信号を得ることができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】これらの振動ジャイロ
では、温度などの外部環境の変化や、振動,衝撃などが
加わることにより、出力感度が変化する場合がある。し
かしながら、これらの振動ジャイロには、出力感度の変
化を自己で診断する方法がなく、故障しているかどうか
を判断することができなかった。
【0007】それゆえに、この発明の主たる目的は、所
定の出力感度が保たれているかどうかを自己で判断する
ことができる振動ジャイロを提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明は、柱状の振動
体と、振動体に屈曲振動を励起するために振動体の側面
に形成される駆動手段と、振動体の屈曲振動の変化を検
出するために振動体の側面に形成される検出手段と、振
動体に回転角速度が加わったときに働くコリオリ力と同
じ向きに力を加えるために振動体の側面に形成される疑
似コリオリ力発生手段と、振動体にコリオリ力と同じ向
きの力を加えるための疑似コリオリ信号を疑似コリオリ
力発生手段に与えるための疑似コリオリ信号発生手段と
を含む、振動ジャイロである。この振動ジャイロにおい
て、駆動手段と疑似コリオリ力発生手段とを兼用しても
よい。さらに、この振動ジャイロにおいて、駆動手段と
検出手段とコリオリ力発生手段とを兼用してもよい。ま
た、この発明は、音叉状の振動体と、振動体に開閉する
ような振動を励起するために振動体の側面に形成される
駆動手段と、振動体の振動の変化を検出するために振動
体の側面に形成される検出手段と、振動体に回転角速度
が加わったときに働くコリオリ力と同じ向きに振動体に
力を加えるために振動体の側面に形成される疑似コリオ
リ力発生手段と、振動体にコリオリ力と同じ向きの力を
加えるための疑似コリオリ信号を疑似コリオリ力発生手
段に与えるための疑似コリオリ信号発生手段とを含む、
振動ジャイロである。これらの柱状または音叉状の振動
体を用いた振動ジャイロにおいて、検出手段と疑似コリ
オリ力発生手段とを兼用してもよい。これらの振動ジャ
イロにおいて、振動体が振動している状態で、疑似コリ
オリ信号が疑似コリオリ力発生手段に与えられることに
より、振動体がコリオリ力と同じ向きにも励振される。
【0009】駆動手段によって、柱状の振動体に屈曲振
動が励起され、また音叉状の振動体に開閉するような振
動が励起される。疑似コリオリ力発生手段に疑似コリオ
リ信号が与えられることにより、振動体に一定のコリオ
リ力が働いたのと同様の振動が発生する。したがって、
予め設定された出力感度を有する振動ジャイロに疑似コ
リオリ信号を与えたときに、検出手段から得られる信号
を記憶させておけば、検査時に疑似コリオリ力発生手段
によって発生した振動による検出手段の出力信号と記憶
された信号とを比較することにより、振動ジャイロの出
力感度に変化がないかどうかを見つけることができる。
つまり、振動体が振動している状態で、疑似コリオリ信
号を入力することにより、振動体がコリオリ力の向きに
も振動することになり、検出手段の出力信号を測定する
ことにより、自己で出力感度の変化を診断することがで
きる。
【0010】疑似コリオリ力発生手段と駆動手段とを兼
用したり、疑似コリオリ力発生手段と検出手段とを兼用
したり、疑似コリオリ力発生手段と駆動手段と検出手段
とを兼用すれば、振動ジャイロの構造を簡略化すること
ができる。
【0011】この発明の上述の目的,その他の目的,特
徴および利点は、図面を参照して行う以下の実施例の詳
細な説明から一層明らかとなろう。
【0012】
【発明の実施の形態】図1はこの発明の振動ジャイロの
一例を示す斜視図であり、図2はその側面図である。振
動ジャイロ10は、たとえば正3角柱状の振動体12を
含む。振動体12は、たとえばエリンバ,鉄−ニッケル
合金,石英,ガラス,水晶,セラミックなど、一般的に
機械的な振動を生じる材料で形成される。振動体12の
長手方向の中央部の一方側において、振動体12の3つ
の側面に、圧電素子14a,14b,14cが形成され
る。また、振動体12の長手方向の中央部の他方側にお
いて、振動体12の圧電素子14a,14bが形成され
た面に、それぞれ圧電素子14d,14eが形成され
る。
【0013】圧電素子14a,14bは、振動体12の
屈曲振動の変化を検出するための検出手段として用いら
れる。また、圧電素子14cは、振動体12に屈曲振動
を励起するための駆動手段として用いられる。このと
き、圧電素子14a,14bは、駆動手段に与える駆動
信号を得るための帰還用としても用いられる。さらに、
圧電素子14d,14eは、振動体12の軸を中心とし
て回転角速度が加わったときに働くコリオリ力と同じ向
きに振動体12を屈曲振動させるための疑似コリオリ力
発生手段として用いられる。
【0014】圧電素子14aは、図3に示すように、圧
電セラミックなどで形成される圧電層16aを含む。こ
の圧電層16aの両面に、電極18a,20aが形成さ
れる。そして、一方の電極20aが、振動体12の側面
に接着される。同様に、圧電素子14b,14cは圧電
層16b,16cを含み、その両面に電極18b,20
bおよび電極18c,20cが形成される。そして、一
方の電極20b,20cが、振動体12の側面に接着さ
れる。さらに、図4に示すように、圧電素子14d,1
4eは圧電層16d,16eを含み、その両面に電極1
8d,20dおよび電極18e,20eが形成される。
そして、一方の電極20d,20eが、振動体12の側
面に接着される。
【0015】この振動ジャイロ10を使用するために、
図5に示すような回路が用いられる。なお、図5では、
各圧電素子の接続関係を示すために、振動ジャイロを2
つの方向から見た図を示してある。圧電素子14a,1
4bは、電荷検出回路22a,22bに接続される。電
荷検出回路22a,22bは、それぞれ抵抗24a,2
4bの一端に接続され、抵抗24a,24bの他端は互
いに接続されて、駆動回路26に接続される。駆動回路
26は、自動利得制御回路(AGC回路)28および位
相補正回路30を含み、抵抗24a,24bで合成され
た信号の振幅および位相が調整される。このようにして
得られた信号が、駆動信号として圧電素子14cに与え
られる。
【0016】また、電荷検出回路22a,22bは、検
出回路32に接続される。検出回路32は差動増幅回路
34を含み、差動増幅回路34から電荷検出回路22
a,22bの出力信号の差が出力される。差動増幅回路
34の出力端は、同期検波回路36に接続される。そし
て、抵抗24a,24bで合成された信号に同期して、
差動増幅回路34の出力信号が検波される。同期検波回
路36の出力信号は平滑回路38で平滑され、さらに増
幅回路40で増幅される。
【0017】さらに、抵抗24a,24bで合成された
信号は、疑似コリオリ信号発生回路42に入力される。
疑似コリオリ信号発生回路42は、増幅回路44,位相
補正回路46およびスイッチング素子48を含む。スイ
ッチング素子48は、圧電素子14dに接続されるとと
もに、反転回路50を介して圧電素子14eに接続され
る。通常時においては、スイッチング素子48によっ
て、圧電素子14dおよび反転回路50は、基準電位に
接続される。そして、スイッチング素子48を切り換え
ることにより、位相補正回路46が、圧電素子14dお
よび反転回路50に接続される。スイッチング素子48
としては、たとえばメカニカルスイッチや半導体スイッ
チング素子などを用いることができる。
【0018】この振動ジャイロ10では、電荷検出回路
22a,22bによって、圧電素子14a,14bに発
生した電荷に対応した信号が出力される。これらの信号
が、抵抗24a,24bで合成され、駆動回路26で振
幅と位相が調整される。このようにして得られた駆動信
号が圧電素子14cに与えられ、振動体12は圧電素子
14c形成面に直交する向きに屈曲振動する。このと
き、AGC回路28によって駆動信号の振幅が一定に保
たれるため、振動体12は一定の振幅で屈曲振動する。
【0019】無回転時においては、圧電素子14a,1
4bの屈曲状態は同じであるため、これらの圧電素子1
4a,14bに発生する電荷は同じである。そのため、
電荷検出回路22a,22bから得られる信号も同じで
あり、差動増幅回路34からは信号が出力されない。そ
のため、振動ジャイロ10に回転角速度が加わっていな
いことがわかる。
【0020】そして、図5に示すように、振動体12の
軸を中心として回転角速度ωが加わると、無回転時の屈
曲振動の方向と直交する向きにコリオリ力が働く。この
コリオリ力により、振動体12の振動方向が変わる。そ
のため、圧電素子14a,14bの屈曲状態に差が生
じ、これらの圧電素子14a,14bに発生する電荷に
差が生じる。それにより、電荷検出回路22a,22b
の出力信号に差が生じ、差動増幅回路34から信号が出
力される。差動増幅回路34の出力信号は、同期検波回
路36で、抵抗22a,22bで合成された信号に同期
して検波される。それによって、差動増幅回路34の出
力信号の正部分のみまたは負部分のみ、あるいは正負の
いずれかを反転した信号が検波される。同期検波回路3
6で検波された信号は、平滑回路38で平滑され、さら
に増幅回路40で増幅される。
【0021】圧電素子14a,14bに発生する電荷の
変化は、振動体12の屈曲方向の変化に対応している。
振動体12の屈曲方向の変化はコリオリ力に対応してい
るため、検出回路32から出力される信号はコリオリ力
に対応した信号となる。したがって、検出回路32の信
号を測定することにより、振動ジャイロ10に加わった
回転角速度を検出することができる。
【0022】振動ジャイロ10に加わる回転角速度の向
きが逆になった場合、振動体12の屈曲振動も逆に変化
する。そのため、圧電素子14a,14bに発生する電
荷の変化も逆となり、差動増幅回路34から出力される
信号の位相は逆になる。そのため、同期検波回路36で
検波される信号の極性も逆となり、増幅回路40から出
力される直流信号の極性も逆となる。したがって、検出
回路32の出力信号の極性から、回転角速度の向きを知
ることができる。
【0023】この振動ジャイロ10において、出力感度
の測定をするためには、振動体12が屈曲振動している
状態で、スイッチング素子48が切り換えられる。それ
によって、抵抗24a,24bで合成された信号が、疑
似コリオリ信号発生回路42の増幅回路44で増幅さ
れ、さらに位相補正回路46で位相補正される。このよ
うにして得られた信号は、疑似コリオリ信号として、圧
電素子14dに与えられる。また、疑似コリオリ信号が
反転回路50で反転され、圧電素子14eに与えられ
る。したがって、圧電素子14d,14eには、互いに
逆位相の信号が与えられる。そのため、振動体12に
は、無回転時の屈曲振動の方向に直交する向きに力が加
わり、実際にコリオリ力が加わったときと同様の屈曲振
動が励起される。
【0024】このとき、振動体12は、実際にコリオリ
力が働いたときと同様に屈曲振動の向きが変化するた
め、それに対応した出力信号が得られる。したがって、
予め設定された出力感度を有する振動ジャイロ10に疑
似コリオリ信号を与えたときの出力の値を記憶させてお
けば、検査時に疑似コリオリ信号を与えたときの出力信
号と記憶された値とを比較することにより、出力感度が
変化しているかどうかを知ることができる。つまり、疑
似コリオリ信号を与えたときの出力信号と記憶された所
定の値とが異なるときには、振動ジャイロ10の出力感
度に異常があることを示している。このように、この振
動ジャイロ10では、疑似コリオリ信号を与えることに
よって、感度が変化しているかどうかを自己診断するこ
とができる。
【0025】図6は、圧電素子14d,14eが、駆動
手段と疑似コリオリ力発生手段とを兼用している例を示
すブロック図である。この振動ジャイロ10では、図5
に示される振動ジャイロに比べて、圧電素子14cが形
成されていない。この振動ジャイロ10では、駆動回路
26の出力信号が、圧電素子14d,14eに与えられ
る。また、疑似コリオリ信号発生回路42は、図5に示
す振動ジャイロと同様に、圧電素子14dに接続される
とともに、反転回路50を介して圧電素子14eに接続
される。
【0026】この振動ジャイロ10では、圧電素子14
dに駆動信号が与えられることにより、振動体12の圧
電素子14d形成面に直交する向きに屈曲するような力
が働く。また、圧電素子14eに駆動信号が与えられる
ことにより、振動体12の圧電素子14e形成面に直交
する向きに屈曲するような力が働く。これらの力が合成
され、振動体12は、圧電素子の形成されていない面に
直交する向きに屈曲振動する。回転角速度の検出につい
ては、図5に示す振動ジャイロと同様にして行うことが
できる。
【0027】このような振動ジャイロ10においても、
振動体14が屈曲振動している状態でスイッチング素子
48を切り換えることにより、駆動用として用いられる
圧電素子14d,14eに逆位相の信号が与えられる。
それによって、振動体12に無回転時の屈曲振動と直交
する向きに力が働く。それによって振動体12の屈曲振
動の向きが変わり、実際のコリオリ力が働いたときに相
当する出力信号が得られる。したがって、検査時に疑似
コリオリ信号を与えたときの出力信号と所定の値とを比
較することにより、振動ジャイロ10の出力感度に異常
がないかどうかを自己診断することができる。
【0028】また、図7は、検出手段と疑似コリオリ力
発生手段とが兼用される例を示すブロック図である。こ
の振動ジャイロ10では、図8に示すように、振動体1
4の3つの側面の中央部に、それぞれ圧電素子14a,
14b,14cが形成され、図1に示すような圧電素子
14d,14eが形成されていない。この振動ジャイロ
10では、駆動回路26の出力信号が、圧電素子14c
に与えられる。また、圧電素子14a,14bは、電荷
検出回路22a,22bを介して、検出回路32に接続
される。さらに、疑似コリオリ信号発生回路42は、圧
電素子14bに接続されるとともに、反転回路50を介
して圧電素子14aに接続される。つまり、この振動ジ
ャイロ10においては、圧電素子14a,14bが、検
出手段と疑似コリオリ力発生手段を兼用している。
【0029】この振動ジャイロ10では、圧電素子14
cに駆動信号が与えられることにより、振動体12は圧
電素子14c形成面に直交する向きに屈曲振動する。そ
して、回転角速度の検出については、図5に示す振動ジ
ャイロと同様にして行うことができる。
【0030】さらに、図9は、駆動手段と検出手段と疑
似コリオリ力発生手段とが兼用される例を示すブロック
図である。この振動ジャイロ10も、図8に示される3
つの圧電素子14a,14b,14cを有する振動ジャ
イロである。この振動ジャイロ10では、圧電素子14
cの出力信号が帰還信号として駆動回路26に入力さ
れ、駆動回路26の出力信号が、圧電素子14a,14
bに与えられる。また、圧電素子14a,14bは、電
荷検出回路22a,22bを介して、検出回路32に接
続される。さらに、疑似コリオリ信号発生回路42は、
圧電素子14bに接続されるとともに、反転回路50を
介して圧電素子14aに接続される。つまり、この振動
ジャイロ10においては、圧電素子14a,14bが、
駆動手段,検出手段および疑似コリオリ力発生手段を兼
用している。
【0031】この振動ジャイロ10では、圧電素子14
a,14bに駆動信号が与えられることにより、図6に
示す振動ジャイロと同様にして、振動体12が圧電素子
14c形成面に直交する向きに屈曲振動する。そして、
回転角速度の検出については、図5に示す振動ジャイロ
と同様にして行うことができる。
【0032】図7や図9に示す振動ジャイロにおいて
も、振動体14が屈曲振動している状態でスイッチング
素子48を切り換えることにより、検出用として用いら
れる圧電素子14a,14bまたは駆動検出用として用
いられる圧電素子14a,14bに逆位相の信号が与え
られる。それによって、振動体12に無回転時の屈曲振
動と直交する向きに力が働く。それによって、振動体1
2の屈曲振動の向きが変わり、実際のコリオリ力が働い
たときに相当する出力信号が得られる。したがって、検
査時に疑似コリオリ力を与えたときの出力信号と所定の
値とを比較することにより、振動ジャイロ10の出力感
度に異常がないかどうかを自己診断することができる。
【0033】また、図10および図11に示すような、
音叉状の振動体12を有する振動ジャイロ10について
も、出力感度の変化を検出することができる。この振動
ジャイロ10の振動体12は、互いの面が対向するよう
に配置された2つの駆動板12aと、駆動板12aの面
と直交するように配置された検出板12bとを含む。検
出板12bは、駆動板12aの長手方向の一方の端部で
かつ幅方向の一方の端部に形成される。そして、2つの
駆動板12aの他方の端部が接続部材12cで接続さ
れ、音叉状の振動体12が形成されている。2つの駆動
板12aの間において、接続部材12cの中央部から上
方に延びるようにして、L字状の支持部材60が形成さ
れる。この支持部材60の端部が、支持基板などに取り
付けられる。
【0034】2つの駆動板12aの外側の面には、駆動
手段としての圧電素子62a,62bが形成される。ま
た、2つの検出板12bには、それぞれ検出手段として
の圧電素子64a,64bと疑似コリオリ力発生手段と
しての圧電素子66a,66bが形成される。このと
き、圧電素子64aと圧電素子66aとが一方の検出板
12aの幅方向に並んで形成され、圧電素子64bと圧
電素子66bとが他方の検出板12bの幅方向に並んで
形成される。
【0035】この振動ジャイロ10では、図12に示す
ように、一方の圧電素子62aが電荷検出回路68に接
続され、この電荷検出回路68が駆動回路26に接続さ
れる。そして、駆動回路26で得られた駆動信号が、他
方の圧電素子62bに与えられる。また、2つの圧電素
子64a,64bは、それぞれ電荷検出回路22a,2
2bに接続され、電荷検出回路22a,22bは検出回
路32に接続される。検出回路32の同期検波回路36
では、差動増幅回路34の出力信号が、駆動側の電荷検
出回路68の信号に同期して検波される。さらに、電荷
検出回路68の出力信号は疑似コリオリ信号発生回路4
2に入力される。そして、疑似コリオリ信号発生回路4
2の出力信号が、スイッチング素子48を介して、反転
回路50および圧電素子66bに与えられる。反転回路
50の出力信号は、圧電素子66aに与えられる。
【0036】この音叉状の振動体12を有する振動ジャ
イロ10では、駆動回路26によって、駆動板12aに
屈曲振動が励起される。それによって、振動体12は、
全体として開閉するように振動する。無回転時において
は、検出板12bは幅方向に振動するため、検出板12
bは屈曲しない。そのため、圧電素子64a,64bに
は電荷が発生せず、検出回路32からは信号が出力され
ない。
【0037】そして、図12に示すように、振動体12
の軸を中心として回転各速度ωが加わると、振動体12
の振動方向と直交する向きにコリオリ力が発生する。つ
まり、検出板12bの面に直交する向きにコリオリ力が
発生する。そのため、検出板12bに屈曲が生じ、圧電
素子64a,64bに電荷が発生する。このとき、振動
体12は開閉する振動、つまり2つの駆動板12aが互
いに逆向きの振動をしているため、2つの検出板12b
にかかるコリオリ力は逆向きとなる。そのため、2つの
検出板12bは互いに逆向きに屈曲し、圧電素子64
a,64bに発生する電荷は逆極性となる。したがっ
て、電荷検出回路22a,22bの出力信号は逆位相の
ものとなり、これらの信号の差を差動増幅回路34から
出力させることにより、検出回路32から回転角速度に
対応した直流信号を得ることができる。また、検出回路
32の出力信号の極性から、回転角速度の向きを知るこ
とができる。
【0038】このような振動ジャイロ10においても、
無回転時にスイッチング素子48を切り換えることによ
り、圧電素子66a,66bに逆位相の疑似コリオリ信
号を与えることができる。それによって、実際にコリオ
リ力が働いたのと同様に、2つの検出板12bは、互い
に逆向きに屈曲する。この屈曲によって、圧電素子64
a,64bに電荷が発生し、検出回路32から信号が出
力される。したがって、予め設定された出力感度を有す
る振動ジャイロ10に疑似コリオリ信号を与えたときの
出力の値を記憶させておけば、その記憶された値と比較
することにより、振動ジャイロ10の出力感度が変化し
ているかどうかを知ることができる。
【0039】なお、図13に示すように、2つの検出板
12bに、それぞれ1つの圧電素子70a,70bを形
成した振動ジャイロ10を用いてもよい。この場合、圧
電素子70a,70bは、検出手段および疑似コリオリ
力発生手段として兼用される。つまり、圧電素子70
a,70bは検出回路32に接続されるとともに、疑似
コリオリ信号発生回路42の出力信号が入力される。こ
のとき、圧電素子70a,70bの一方には、反転回路
50で反転された疑似コリオリ信号が入力される。この
ように、検出手段としての圧電素子70a,70bに疑
似コリオリ信号を与えても、無回転時の振動方向と直交
する向きに力を加えることができ、振動ジャイロの出力
感度に変化がないかどうかを知ることができる。もちろ
ん、柱状の振動体を用いた振動ジャイロにおいて、検出
手段と疑似コリオリ力発生手段とを兼用してもよい。
【0040】なお、上述のそれぞれの振動ジャイロで
は、振動体上に圧電素子を形成して、これらの圧電素子
を駆動手段,検出手段,疑似コリオリ力発生手段とした
が、振動体を圧電体で形成し、その振動体上に電極を形
成してもよい。たとえば、正3角柱状の振動体を用いる
場合、図1や図4または図8などに示されている圧電素
子と同じ位置に電極が形成される。そして、駆動手段と
しての電極に駆動信号を与えることにより振動体が屈曲
振動し、検出手段としての電極からコリオリ力に対応し
た信号を得ることができる。また、疑似コリオリ力発生
手段としての電極に疑似コリオリ信号を与えることによ
り、実際のコリオリ力が加わったように振動体を屈曲さ
せることができる。したがって、このときの検出回路の
出力信号を測定することにより、振動ジャイロの出力感
度が変化していないかどうかを知ることができる。
【0041】また、柱状の振動体を用いた振動ジャイロ
について、たとえば4角柱状や5角柱状あるいは円柱状
などの他の柱状に形成した振動体を用いてもよい。つま
り、無回転時における基本振動の方向と直交する向き
に、疑似コリオリ力を発生させることができるようにす
ることにより、振動ジャイロの出力感度をチェックする
ことができる。
【0042】このように、この振動ジャイロ10では、
疑似コリオリ信号を入力することによって、振動ジャイ
ロ10の出力感度に変化がないかどうかを確認すること
ができる。したがって、外部環境の変化や振動,衝撃な
どによる振動ジャイロの故障を簡単に見つけることがで
きる。
【0043】
【発明の効果】この発明によれば、疑似コリオリ信号を
入力することによる自己診断機能により、振動ジャイロ
の出力感度の変化を見つけることができ、故障の有無を
確認することができる。また、疑似コリオリ力発生手段
と駆動手段とを兼用したり、疑似コリオリ力発生手段と
検出手段とを兼用したり、疑似コリオリ力発生手段と駆
動手段と検出手段とを兼用することによって、振動ジャ
イロの構造を簡単にすることができ、振動ジャイロの製
造が容易になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の振動ジャイロの一例を示す斜視図で
ある。
【図2】図1に示す振動ジャイロの側面図である。
【図3】図1の線III−IIIにおける断面図であ
る。
【図4】図1の線IV−IVにおける断面図である。
【図5】図1および図2に示す振動ジャイロを使用する
ための回路を示すブロック図である。
【図6】駆動手段と疑似コリオリ力発生手段とを兼用し
た振動ジャイロの回路を示すブロック図である。
【図7】検出手段と疑似コリオリ力発生手段とを兼用し
た振動ジャイロの回路を示すブロック図である。
【図8】図7に示す回路で用いられる振動ジャイロを示
す斜視図である。
【図9】駆動手段と検出手段と疑似コリオリ力発生手段
とを兼用した振動ジャイロの回路を示すブロック図であ
る。
【図10】音叉状の振動体を用いた振動ジャイロの一例
を示す平面図である。
【図11】図10に示す振動ジャイロの側面図である。
【図12】図10および図11に示す振動ジャイロを使
用するための回路を示すブロック図である。
【図13】音叉状の振動体を用いた振動ジャイロにおい
て、検出手段と疑似コリオリ力発生手段とを兼用した振
動ジャイロの回路を示すブロック図である。
【図14】従来の振動ジャイロの一例を示す斜視図であ
る。
【図15】図14に示す振動ジャイロを使用するための
回路を示すブロック図である。
【図16】従来の振動ジャイロの他の例を示す平面図で
ある。
【図17】図16に示す振動ジャイロの側面図である。
【符号の説明】
10 振動ジャイロ 12 振動体 14a,14b 圧電素子(検出手段) 14c 圧電素子(駆動手段) 14d,14e 圧電素子(疑似コリオリ力発生手段) 22a,22b 電荷検出回路 24a,24b 抵抗 26 駆動回路 32 検出回路 42 疑似コリオリ信号発生回路 48 スイッチング素子 50 反転回路 62a,62b 圧電素子(駆動手段) 64a,64b 圧電素子(検出手段) 66a,66b 圧電素子(疑似コリオリ力発生手段) 70a,70b 圧電素子(検出手段,疑似コリオリ力
発生手段)

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 柱状の振動体、 前記振動体に屈曲振動を励起するために前記振動体の側
    面に形成される駆動手段、 前記振動体の屈曲振動の変化を検出するために前記振動
    体の側面に形成される検出手段、 前記振動体に回転角速度が加わったときに働くコリオリ
    力と同じ向きに前記振動体に力を加えるために前記振動
    体の側面に形成される疑似コリオリ力発生手段、および
    前記振動体に前記コリオリ力と同じ向きの力を加えるた
    めの疑似コリオリ信号を前記疑似コリオリ力発生手段に
    与えるための疑似コリオリ信号発生手段を含む、振動ジ
    ャイロ。
  2. 【請求項2】 前記駆動手段と前記疑似コリオリ力発生
    手段とが兼用される、請求項1に記載の振動ジャイロ。
  3. 【請求項3】 前記駆動手段と前記検出手段と前記疑似
    コリオリ力発生手段とが兼用される、請求項1に記載の
    振動ジャイロ。
  4. 【請求項4】 音叉状の振動体、 前記振動体に開閉するような振動を励起するために前記
    振動体の側面に形成される駆動手段、 前記振動体の振動の変化を検出するために前記振動体の
    側面に形成される検出手段、 前記振動体に回転角速度が加わったときに働くコリオリ
    力と同じ向きに前記振動体に力を加えるために前記振動
    体の側面に形成される疑似コリオリ力発生手段、および
    前記振動体に前記コリオリ力と同じ向きの力を加えるた
    めの疑似コリオリ信号を前記疑似コリオリ力発生手段に
    与えるための疑似コリオリ信号発生手段を含む、振動ジ
    ャイロ。
  5. 【請求項5】 前記検出手段と前記疑似コリオリ力発生
    手段とが兼用される、請求項1または請求項4に記載の
    振動ジャイロ。
  6. 【請求項6】 前記振動体が振動している状態で、前記
    疑似コリオリ信号が前記疑似コリオリ力発生手段に与え
    られることにより、前記振動体が前記コリオリ力と同じ
    向きにも励振される、請求項1ないし請求項5のいずれ
    かに記載の振動ジャイロ。
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