JPH11101059A - ウィンドガラス開閉装置 - Google Patents

ウィンドガラス開閉装置

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JPH11101059A
JPH11101059A JP9261868A JP26186897A JPH11101059A JP H11101059 A JPH11101059 A JP H11101059A JP 9261868 A JP9261868 A JP 9261868A JP 26186897 A JP26186897 A JP 26186897A JP H11101059 A JPH11101059 A JP H11101059A
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JP
Japan
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window glass
motor
switch
vehicle
signal
Prior art date
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Application number
JP9261868A
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English (en)
Inventor
Hodaka Suzuki
穂高 鈴木
祥行 ▲高▼原
Yoshiyuki Takahara
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Yazaki Corp
Original Assignee
Yazaki Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 車両が水没した場合でもウィンドガラスをダ
ウンさせて水死を防止でき、しかも安価なウィンドガラ
ス開閉装置を提供する。 【解決手段】 モータ39と、車両のウィンドガラスの
開閉を指示するアップスイッチ15及びダウンスイッチ
17と、アップスイッチ15からの閉信号またはダウン
スイッチ17からの開信号に応じてモータ39を駆動さ
せて車両のウィンドガラスを開閉動作させるモータ駆動
回路20とを備え、該モータ駆動回路20は、車両が浸
水したとき、モータを駆動させて車両のウィンドガラス
を開動作させる浸水検知部25,41を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、アップスイッチま
たはダウンスイッチを操作して車両のウィンドガラスを
モータにより開閉させるウィンドガラス開閉装置に関
し、特に、車両が水没した場合でもウィンドガラスを動
作させて水死を防止させるウィンドガラス開閉装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】自動車などの車両に搭載されたウィンド
ガラス開閉装置においては、アップスイッチまたはダウ
ンスイッチを操作すると、該スイッチからの信号に応じ
て、モータ駆動回路がモータを回転駆動するので、ウィ
ンドガラスをアップまたはダウンさせることができる。
【0003】しかしながら、従来のこの種のウィンドガ
ラス開閉装置を搭載した車両が、例えば、不慮の事故等
により、海や湖等に水没した場合には、ウィンドガラス
が自動的にダウンするように構成されていないため、窓
から車外に脱出できずに、逃げ遅れて水死するおそれが
あった。
【0004】そこで、この問題点を解決したものとし
て、例えば、特開平7−230736号公報に記載され
た加圧導電自動スイッチが知られている。この加圧導電
自動スイッチを含む従来のウィンドガラス開閉装置を図
3に示す。図3に示す加圧導電自動スイッチ201は、
加圧により導通する加圧導電材205と、この加圧導電
材205に取り付けられた電極207と、加圧導電材2
05及び電極207を収容すると共に外圧により内部に
へこむ容器203とを有する。
【0005】加圧導電自動スイッチ201を車両の下部
に取り付け、車両が浸水(水没)すると、水圧により容
器203がへこむので、容器203の内圧の変化に応答
して加圧導電材205が電極207に導通する。このと
き、加圧導電自動スイッチ201から加圧検知信号がパ
ワーウィンドスイッチ101内の加圧導電スイッチ入力
回路11Iを介して集積回路(IC)105に送られ
る。
【0006】IC105は、入力された加圧検知信号に
より車両が浸水したと判断して、ウィンドガラスをダウ
ンさせるためのダウン駆動信号をモータ駆動回路107
に出力し、モータ駆動回路107は、ダウン駆動信号に
よりモータ109を回転駆動してウィンドガラスをダウ
ンさせる。これにより、海や湖等に水没した場合でも、
ウィンドガラスが自動的にダウンするので、窓から車外
に脱出でき、水死を防止することができる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、加圧導
電自動スイッチ201を車両の下部に取り付けて車両が
屋根側から水没した場合には、加圧導電自動スイッチ2
01が浸水する前に、パワーウィンドスイッチ101が
浸水するため、パワーウィンドスイッチ101内の回路
基板上での短絡等により故障が発生する。このため、加
圧導電自動スイッチ201から加圧検知信号がパワーウ
ィンドスイッチ101に入力されてもウィンドガラスが
ダウンしない。
【0008】また、従来のパワーウィンド開閉装置で
は、加圧導電自動スイッチ201及びパワーウィンドス
イッチ101内の加圧導電スイッチ入力回路111を設
けているため、コスト高であった。
【0009】本発明は、車両が水没した場合でもウィン
ドガラスをダウンさせて水死を防止することができると
ともに安価なウィンドガラス開閉装置を提供することを
課題とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は前記課題を解決
するために以下の構成とした。請求項1の発明は、モー
タと、車両のウィンドガラスの開閉を指示するアップス
イッチ及びダウンスイッチと、このアップスイッチから
の閉信号またはダウンスイッチからの開信号に応じて前
記モータを駆動させて車両のウィンドガラスを開閉動作
させるモータ駆動回路とを備えたウィンドガラス開閉装
置において、前記モータ駆動回路は、前記車両が浸水し
たとき、前記モータを駆動させて前記車両のウィンドガ
ラスを開動作させる浸水制御部を備えることを特徴とす
る。
【0011】この発明によれば、モータ駆動回路におい
て、車両が浸水したとき、浸水制御部がモータを駆動さ
せて車両のウィンドガラスを開動作させるので、車両が
屋根側から水没した場合でもウィンドガラスを自動的に
ダウンさせて水死を防止することができる。
【0012】請求項2の発明のように、前記浸水制御部
は、前記車両の浸水を検知する浸水検知部を備え、該浸
水検知部は、金属箔からなるパターンの先端が凹凸状に
形成された第1の凹凸部を有する第1のパターンと、金
属箔からなるパターンの先端が凹凸状に形成された第2
の凹凸部を有する第2のパターンとを備え、前記第1の
凹凸部及び前記第2の凹凸部の内の一方の凹凸部の内の
凸部が他方の凹凸部の凹部に入り込むよう配置され、且
つ一方の凹凸部と他方の凹凸部とは、浸水時に導通する
よう所定距離互いに離間して配置されることを特徴とす
る。
【0013】この発明によれば、一方の凹凸部の内の凸
部が他方の凹凸部の凹部に入り込むよう配置され、且つ
所定距離互いに離間して配置された一方の凹凸部と他方
の凹凸部とは、浸水時に導通するので、浸水を検知でき
るとともに、浸水検知部をパターンのみで構成するか
ら、安価となる。
【0014】請求項3の発明のように、前記モータ駆動
回路は、前記アップスイッチからの閉信号を受けてオン
動作して閉駆動信号を出力するアップトランジスタと、
前記ダウンスイッチからの開信号を受けてオン動作して
開駆動信号を出力するダウントランジスタと、前記アッ
プトランジスタからの閉駆動信号を受けて前記モータを
駆動して前記ウィンドガラスを閉動作させるアップ駆動
リレーと、前記ダウントランジスタからの開駆動信号を
受けて前記モータを駆動して前記ウィンドガラスを開動
作させるダウン駆動リレーとを有し、前記浸水検知部
は、前記ダウントランジスタの出力側に接続され、浸水
時に前記一方の凹凸部と前記他方の凹凸部とが導通する
ことで浸水を検知したときに前記ダウン駆動リレーに前
記開駆動信号を出力することを特徴とする。
【0015】この発明によれば、ダウントランジスタの
出力側に接続された浸水検知部は、浸水時に一方の凹凸
部と他方の凹凸部とが導通することで浸水を検知したと
きに、ダウン駆動リレーに開駆動信号を出力するので、
浸水時にダウントランジスタが動作しなくても、ダウン
駆動リレーによりモータが回転駆動されてウィンドガラ
スが自動的にダウンされる。
【0016】請求項4の発明のように、さらに、前記浸
水検知部を別に1個設け、別に設けた浸水検知部の第1
のパターン及び第2のパターンの内の一方のパターンを
前記アップ駆動リレーの出力側に接続し、別に設けた浸
水検知部の他方のパターンを接地したことで、モータ駆
動回路が確実に閉回路となるので、モータが回転駆動し
てウィンドガラスが確実にダウンされる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明のウィンドガラス開
閉装置の実施の形態を図面を参照して詳細に説明する。
図1に本発明のウィンドガラス開閉装置の実施の形態を
示す構成ブロック図である。図1に示すウィンドガラス
開閉装置は、オートアップスイッチ11、オートダウン
スイッチ13、マニュアルアップスイッチ15、マニュ
アルダウンスイッチ17、IC19、モータ駆動回路2
0、モータ39、電源43を有して構成される。
【0018】オートアップスイッチ11は、オン操作に
よりウィンドガラス(図示せず)を自動的にアップ動作
させるオートアップ信号(オート閉信号)を出力する。
オートダウンスイッチ13は、オン操作によりウィンド
ガラスを自動的にダウン動作させるオートダウン信号
(オート開信号)を出力する。
【0019】マニュアルアップスイッチ15は、オン操
作した期間中だけ、ウィンドガラスをアップ動作させる
アップ信号(閉信号)を出力する。マニュアルダウンス
イッチ17は、オン操作した期間中だけ、ウィンドガラ
スをダウン動作させるダウン信号(開信号)を出力す
る。
【0020】IC19は、オートアップスイッチ11ま
たはマニュアルアップスイッチ15からの信号に応じ
て、ウィンドガラスをアップさせるためのアップ駆動信
号をアップトランジスタ21に出力する。IC19は、
オートダウンスイッチ13またはマニュアルダウンスイ
ッチ17からの信号に応じて、ウィンドガラスをダウン
させるためのダウン駆動信号をダウントランジスタ23
に出力する。
【0021】モータ駆動回路20は、IC19からのア
ップ駆動信号またはダウン駆動信号に応じて、モータ3
9を回転駆動してウィンドガラスをアップまたはダウン
させるもので、アップトランジスタ21、ダウントラン
ジスタ23、アップ駆動リレー27、ダウン駆動リレー
29、浸水検知部25,41を有して構成される。
【0022】アップトランジスタ21のベース及びダウ
ントランジスタ23のベースはIC19に接続され、ア
ップトランジスタ21のエミッタ及びダウントランジス
タ23のエミッタは接地される。アップトランジスタ2
1は、IC19からのアップ駆動信号によりオン動作
し、ダウントランジスタ23は、IC19からのダウン
駆動信号によりオン動作する。
【0023】アップ駆動リレー27には、端子a,b,
c、接片31、ソレノイド33が設けられ、ダウン駆動
リレー29には、端子d,e,f、接片35、ソレノイ
ド37が設けられる。端子cと端子fとの間にはモータ
39が接続される。ソレノイド33及びソレノイド37
のそれぞれの一端には電源43が接続され、ソレノイド
33の他端にはアップトランジスタ21のコレクタが接
続され、ソレノイド37の他端にはダウントランジスタ
23のコレクタが接続される。共通接続された端子a及
び端子dは、電源43に接続され、共通接続された端子
b及び端子eは、接地される。
【0024】アップ駆動リレー27は、アップトランジ
スタ21がオン動作したとき、ソレノイド33の励磁に
より接片31が端子bから端子aに切り替わる。ダウン
駆動リレー29は、ダウントランジスタ23がオン動作
したとき、ソレノイド37の励磁により接片35が端子
eから端子dに切り替わる。
【0025】浸水検知部25は、ダウントランジスタ2
3のコレクタと大地との間に設けられ、浸水検知部41
は、アップ駆動リレー27の端子cと大地との間に設け
られる。浸水検知部25,41は、車両が浸水した時に
その浸水を検知して、モータ39を駆動させてウィンド
ガラスをダウンさせる。
【0026】図2に浸水検知部の具体的な回路構成を示
す。浸水検知部25,41は、図2に示すように銅箔か
らなる第1のパターン51、この第1のパターン51に
近接して配置された銅箔からなる第2のパターン53を
有する。
【0027】第1のパターン51の先端にはパターンが
櫛状に形成された第1の櫛状部52が設けられ、第2の
パターン53の先端にはパターンが櫛状に形成された第
2の櫛状部54が設けられる。第1の櫛状部52及び第
2の櫛状部54のそれぞれには、レジスト(パターンの
保護膜)がなく、半田付けされている。
【0028】第1の櫛状部52とこの第1の櫛状部52
に隣接した第2の櫛状部54との間にはわずかなギャッ
プ部55が形成されている。第1の櫛状部52と第2の
櫛状部54とは、浸水時に水に濡れることによりギャッ
プ部55を介して導通(ショート)するようになってい
る。
【0029】第1のパターン51は、ダウントランジス
タ23のコレクタに接続され、第2のパターン53は、
接地される。第1のパターン51は、アップ駆動リレー
27の端子cに接続され、第2のパターン53は、接地
される。
【0030】次に、このように構成された実施の形態の
ウィンドガラス開閉装置の動作を説明する。
【0031】(a)アップ動作 まず、アップ動作を説明する。オートアップスイッチ1
1またはマニュアルアップスイッチ15をオン操作する
と、オートアップ信号またはアップ信号がIC19に入
力され、IC19は、アップ駆動信号をアップトランジ
スタ21に出力する。
【0032】すると、アップトランジスタ21は、アッ
プ駆動信号によりオン動作し、モータ駆動リレー27の
ソレノイド33は、アップ駆動信号を受けて励磁され、
接片31が端子aに接続される。
【0033】これによって、電流が電源43から端子
a,接片31,端子c,モータ39,端子f,接片3
5,端子eを介して大地に流れる。すなわち、モータ3
9を回転駆動し、ウィンドガラスをアップさせる。
【0034】(b)ダウン動作 次に、ダウン動作を説明する。オートダウンスイッチ1
3またはマニュアルダウンスイッチ17をオン操作する
と、オートダウン信号またはダウン信号がIC19に入
力され、IC19は、ダウン駆動信号をダウントランジ
スタ23に出力する。
【0035】すると、ダウントランジスタ23は、ダウ
ン駆動信号によりオン動作し、モータ駆動リレー29の
ソレノイド37は、ダウン駆動信号を受けて励磁され、
接片35が端子dに接続される。
【0036】すると、電流が電源43から端子d,接片
35,端子f,モータ39,端子c,接片31,端子b
を介して大地に流れる。すなわち、モータ39を回転駆
動し、ウィンドガラスをダウンさせる。
【0037】(c)浸水時の動作 次に、車両が浸水した時の動作を説明する。車両が浸水
したときには、ダウントランジスタ23の出力側に浸水
検知部25を設け、アップ駆動リレー27の端子cに浸
水検知部41を設けているので、以下のように動作す
る。
【0038】図2に示す浸水検知部25,41におい
て、ギャップ部55が水に濡れると、第1の櫛状部52
から第2の櫛状部54とが導通する。すなわち、第1の
パターン51と第2のパターン53とがショートする。
【0039】すると、浸水検知部25がショートするこ
とにより、電源43からソレノイド37を介して大地に
電流が流れるため、ソレノイド37が振磁されて、接片
35が端子dに接続される。
【0040】また、浸水検知部41がショートすること
により、アップ駆動リレー27の端子c及びモータ39
の一端が確実に接地される。すると、電流が電源43か
ら端子d,接片35,端子f,モータ39,端子cを介
して大地に流れる。すなわち、モータ39を回転駆動
し、ウィンドガラスをダウンさせる。
【0041】このように、パワーウィンドスイッチに使
用される基板上のモータ駆動回路20にパターンからな
る浸水検知部25,41を設けることで、浸水時に故障
の要因となるショートを利用してウィンドガラスを開け
る作動を行う。
【0042】従って、加圧導電自動スイッチ等の特別な
装置を設けることなく、車両が浸水したときには、ウィ
ンドガラスを自動的にダウンさせるので、搭乗者は容易
に車両の窓から脱出することができ、逃げ遅れて水死す
ることがなくなるとともに、コストがかからなくなる。
【0043】また、従来の浸水検知方法であると、加圧
導電自動スイッチを車両の下部に取り付けて車両が屋根
側から水没した場合には、加圧導電自動スイッチが浸水
する前に、パワーウィンドスイッチが浸水するため、パ
ワーウィンドスイッチ内の回路基板上での短絡等により
故障が発生するため、加圧導電自動スイッチから加圧検
知信号がパワーウィンドスイッチに入力されてもウィン
ドガラスがダウンしなかった。
【0044】しかし、実施の形態では、浸水検知部2
5,41をモータ駆動回路20内に設けているため、車
両が屋根側から浸水したときであっても、パワーウィン
ドスイッチと浸水検知部25,41とがほぼ同時に浸水
することになるから、上述したような問題点もなくな
る。
【0045】なお、実施の形態では、浸水検知部25,
41を図2に示すような櫛状からなるパターンとした
が、浸水検知部25,41は、図3に示すように第1の
パターン61、この第1のパターン61に近接して第2
のパターン63を配置し、第1のパターン61の先端に
パターンが鋸歯状に形成された第1の鋸歯状部62を設
け、第2のパターン63の先端に第2の鋸歯状部64を
設けてもよい。そして、第1の鋸歯状部62及び第2の
鋸歯状部64のそれぞれには、レジストがなく、半田付
けされている。
【0046】第1の鋸歯状部62とこの第1の鋸歯状部
62に隣接した第2の鋸歯状部64との間にはわずかな
ギャップ部65を形成し、第1の鋸歯状部62と第2の
鋸歯状部64とは、浸水時に水に濡れることによりギャ
ップ部65を介して導通するようにすれば、浸水時にウ
ィンドガラスを自動的にダウンさせることができる。
【0047】すなわち、第1のパターンと第2のパター
ンとの先端部のそれぞれの形状は、凹凸状であってしか
も一方のパターンの凹部に他方のパターンの凸部が入り
込み、浸水時にパターン同士が導通するような形状であ
ればよい。
【0048】
【発明の効果】本発明によれば、モータ駆動回路におい
て、車両が浸水したとき、浸水制御部がモータを駆動さ
せて車両のウィンドガラスを開動作させるので、車両が
屋根側から水没した場合でもウィンドガラスを自動的に
ダウンさせて水死を防止することができる。
【0049】また、一方の凹凸部の内の凸部が他方の凹
凸部の凹部に入り込むよう配置され、且つ所定距離互い
に離間して配置された一方の凹凸部と他方の凹凸部と
は、浸水時に導通するので、浸水を検知できるととも
に、浸水検知部をパターンのみで構成するから、安価と
なる。
【0050】また、ダウントランジスタの出力側に接続
された浸水検知部は、浸水時に一方の凹凸部と他方の凹
凸部とが導通することで浸水を検知したときに、ダウン
駆動リレーに開駆動信号を出力するので、浸水時にダウ
ントランジスタが動作しなくても、ダウン駆動リレーに
よりモータが回転駆動されてウィンドガラスが自動的に
ダウンされる。
【0051】さらに、浸水検知部を別に1個設け、別に
設けた浸水検知部の第1のパターン及び第2のパターン
の内の一方のパターンをアップ駆動リレーの出力側に接
続し、別に設けた浸水検知部の他方のパターンを接地し
たことで、モータ駆動回路が確実に閉回路となるので、
モータが回転駆動してウィンドガラスが確実にダウンさ
れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のウィンドガラス開閉装置の実施の形態
の構成ブロック図である。
【図2】モータ駆動回路内の浸水検知部の一例を示す図
である。
【図3】浸水検知部の他の例を示す図である。
【図4】従来のウィンドガラス開閉装置の構成ブロック
図である。
【符号の説明】
11 オートアップスイッチ 13 オートダウンスイッチ 15 マニュアルアップスイッチ 17 マニュアルダウンスイッチ 19 IC 20 モータ駆動回路 21 アップトランジスタ 23 ダウントランジスタ 25,41 浸水検知部 27 アップ駆動リレー 29 ダウン駆動リレー 33,37 ソレノイド 39 モータ 43 電源 51 第1のパターン 52 第1の櫛状部 53 第2のパターン 54 第2の櫛状部 55 ギャップ部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 モータと、車両のウィンドガラスの開閉
    を指示するアップスイッチ及びダウンスイッチと、この
    アップスイッチからの閉信号またはダウンスイッチから
    の開信号に応じて前記モータを駆動させて車両のウィン
    ドガラスを開閉動作させるモータ駆動回路とを備えたウ
    ィンドガラス開閉装置において、 前記モータ駆動回路は、前記車両が浸水したとき、前記
    モータを駆動させて前記車両のウィンドガラスを開動作
    させる浸水制御部を備えることを特徴とするウィンドガ
    ラス開閉装置。
  2. 【請求項2】 前記浸水制御部は、前記車両の浸水を検
    知する浸水検知部を備え、該浸水検知部は、 金属箔からなるパターンの先端が凹凸状に形成された第
    1の凹凸部を有する第1のパターンと、 金属箔からなるパターンの先端が凹凸状に形成された第
    2の凹凸部を有する第2のパターンとを備え、 前記第1の凹凸部及び前記第2の凹凸部の内の一方の凹
    凸部の内の凸部が他方の凹凸部の凹部に入り込むよう配
    置され、且つ一方の凹凸部と他方の凹凸部とは、浸水時
    に導通するよう所定距離互いに離間して配置されること
    を特徴とする請求項1記載のウィンドガラス開閉装置。
  3. 【請求項3】 前記モータ駆動回路は、 前記アップスイッチからの閉信号を受けてオン動作して
    閉駆動信号を出力するアップトランジスタと、 前記ダウンスイッチからの開信号を受けてオン動作して
    開駆動信号を出力するダウントランジスタと、 前記アップトランジスタからの閉駆動信号を受けて前記
    モータを駆動して前記ウィンドガラスを閉動作させるア
    ップ駆動リレーと、 前記ダウントランジスタからの開駆動信号を受けて前記
    モータを駆動して前記ウィンドガラスを開動作させるダ
    ウン駆動リレーとを有し、 前記浸水検知部は、前記ダウントランジスタの出力側に
    接続され、浸水時に前記一方の凹凸部と前記他方の凹凸
    部とが導通することで浸水を検知したときに前記ダウン
    駆動リレーに前記開駆動信号を出力することを特徴とす
    る請求項2記載のウィンドガラス開閉装置。
  4. 【請求項4】 さらに、前記浸水検知部を別に1個設
    け、別に設けた浸水検知部の第1のパターン及び第2の
    パターンの内の一方のパターンを前記アップ駆動リレー
    の出力側に接続し、別に設けた浸水検知部の他方のパタ
    ーンを接地したことを特徴とする請求項3記載のウィン
    ドガラス開閉装置。
JP9261868A 1997-09-26 1997-09-26 ウィンドガラス開閉装置 Pending JPH11101059A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102941813A (zh) * 2012-12-07 2013-02-27 上海电机学院 汽车报警系统及报警方法
CN103318081A (zh) * 2012-03-19 2013-09-25 昆达电脑科技(昆山)有限公司 汽车涉水警示装置

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