JPH11101008A - 仮設トイレ - Google Patents

仮設トイレ

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JPH11101008A
JPH11101008A JP9281478A JP28147897A JPH11101008A JP H11101008 A JPH11101008 A JP H11101008A JP 9281478 A JP9281478 A JP 9281478A JP 28147897 A JP28147897 A JP 28147897A JP H11101008 A JPH11101008 A JP H11101008A
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side wall
plate
toilet
door
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Hiroshi Tamura
浩 田村
Minoru Tsuji
稔 辻
Mitsuharu Hano
充晴 杷野
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 強度や意匠性や使用性を損なうことなく、簡
単かつ迅速に組み立てられると共に低コストに構成する
ことができる仮設トイレを提供すること目的とする。 【解決手段】 床板ユニット2と、床板ユニット2上に
取り付けた側壁板ユニット3と、側壁板ユニット3の側
端間の開口23に臨むと共に側壁板ユニット3に取り付
けたドアユニット4と、側壁板ユニット3の上端に取り
付けた屋根板ユニット5と、床板ユニット2上に載置し
た便器ユニット7とを備え、略正方形の平面形状に形成
された仮設トイレ1であって、床板ユニット2および屋
根板ユニット5は、それぞれ二つ折りに折畳み可能に構
成され、側壁板ユニット3は、一の側壁の縦割り半部を
最大単位として複数折りに折畳み可能に構成されてい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、大地震の直後など
の非常時に避難所等に設置される仮設トイレに関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】この種の仮設トイレは、通常時には小さ
く梱包して保管しておき、非常時に組み立てて使用する
ものであり、例えば特開平9−49340号公報に記載
のものが知られている。この仮設トイレは、六角形の平
面形状を有しており、底板ユニットと、底板ユニット上
に載置した床ユニットと、床ユニットを覆うように底板
ユニット上に着脱自在に取り付けた側壁板ユニットと、
側壁板ユニットの開口部に開閉自在に取り付けたドアユ
ニットと、側壁板ユニットの上端に着脱自在に取り付け
た屋根板ユニットと、床ユニット上に載置した便器ユニ
ットとで、構成されている。
【0003】便器ユニットには、汚物を自動的に梱包処
理する処理装置が組み込まれており、梱包された汚物
は、床ユニットの形成した開口から床下に落とし込まれ
るようになっている。床ユニットは折畳み式の支持脚を
有し、底板ユニットとの間に汚物を集積する収納部を構
成している。また、側壁板ユニットおよびドアユニット
は、それぞれ上ユニットと下ユニットとから成り、これ
ら上ユニットおよび下ユニットは相互に摺動自在に係合
している。すなわち、側壁板ユニットは、下ユニットを
底板ユニットにセットした後、上ユニットを上方にずら
して下ユニットの上端部に係止することで、組み立てら
れる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の仮設
トイレでは、各部を構成するユニット数が多くなると共
に、各ユニットが複雑な構造を有しているため、組立作
業が煩雑でかつ作業に時間を要すると共に、全体として
コスト高になる問題があった。また、側壁板ユニットが
上ユニットと下ユニットに分割されているため、相互の
接合部分が強度的に弱くなると共に、意匠性が劣る問題
があった。さらに、床ユニットの下側空間に汚物の収納
部を形成しているため、地面から床までの高さが高くな
り、高齢者などにとって使い勝っての悪いものとなって
いた。
【0005】本発明は、強度や意匠性や使用性を損なう
ことなく、簡単かつ迅速に組み立てられると共に低コス
トに構成することができる仮設トイレを提供することを
その目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の仮設トイレは、
床板ユニットと、床板ユニット上に着脱自在に取り付け
た側壁板ユニットと、側壁板ユニットの側端間の開口に
臨むと共に一の側壁の略半分の幅を有し側壁板ユニット
に着脱自在に取り付けたドアユニットと、側壁板ユニッ
トの上端に着脱自在に取り付けた屋根板ユニットと、床
板ユニット上に載置した便器ユニットとを備え、略正方
形の平面形状に形成された仮設トイレであって、床板ユ
ニットおよび屋根板ユニットは、それぞれ二つ折りに折
畳み可能に構成され、側壁板ユニットは、一の側壁の縦
割り半部を最大単位として複数折りに折畳み可能に構成
されていることを特徴とする。
【0007】この構成によれば、先ず二つ折りに折り畳
まれた床板ユニットを展開して所定の位置に設置し、次
に複数折りに折り畳まれた側壁板ユニットにドアユニッ
トを組み付けた後、これらを展開しながら床板ユニット
上に取り付ける。次に、二つ折りに折り畳まれた屋根板
ユニットを展開して側壁板ユニットの上端に取り付け、
最後に便器ユニットを床板ユニット上に設置する。この
ようにユニット数が少なく、かつ主なユニットを展開し
て設置することができるため、各ユニットの構造が単純
で簡単に組み立てることができる。また、主体を為す側
壁板ユニットは、一の側壁の縦割り半部を最大単位とし
て複数折りに折畳み可能に構成され、各部の接合部が上
下方向に延在することになるため、十分な強度を有し、
なおかつこれを紐等で地面にアンカリングすれば、全体
として強固に設置することができる。さらに、側壁板ユ
ニット、床板ユニットおよび屋根板ユニットを折畳んだ
状態において、全ユニットの内の側壁板ユニットが平面
的に最も大きなユニットとなる。すなわち、一の側壁の
縦割り半部を最大単位として折り畳まれた側壁板ユニッ
トの平面形状を基準に、これら全ユニットを梱包するこ
とができ、梱包状態においてコンパクトに構成すること
ができる。さらにまた、組み立てた状態で床の高さが床
板ユニットの厚みとなるため、高齢者等においても内部
への出入りに支障を生ずることがない。
【0008】この場合、側壁板ユニットの床板ユニット
への取付け、および屋根板ユニットの側壁板ユニットへ
の取付けは、内側に配設した構成ユニットにばね板ナッ
トが埋め込まれ、外側に配設した構成ユニットを貫通し
てばね板ナットに固定ねじが螺合していることが、好ま
しい。
【0009】この構成によれば、外側に配設した構成ユ
ニットを貫通して、内側の構成ユニットに埋め込んだば
ね板ナットに固定ねじを押し込むことで、固定ねじがば
ね板ナットにワンタッチで螺合する。したがって、単純
に固定ねじを押し込むという締結作業で、側壁板ユニッ
トの床板ユニットへの取付け、および屋根板ユニットの
側壁板ユニットへの取付けを、簡単に行うことができ
る。また、固定ねじを回転させて緩めることで、上記の
締結状態を解くことができる。すなわち、各構成ユニッ
トの組立ておよび解体を、一般の人でも簡単に行うこと
ができる。
【0010】これらの場合、開口を横断するように側壁
板ユニットの上端には、庇部材が着脱自在に取り付けら
れていることが、好ましい。
【0011】この構成によれば、庇部材により、雨水の
内部への吹き込みを防止することができ、内部を極力清
潔に保つことができる。また、庇部材により、開口を横
断して側壁板ユニットの上端間が連結されることになる
ため、下端の床板ユニットと共に組み上げた側壁板ユニ
ットに十分な強度を持たせることができる。
【0012】これらの場合、ドアユニットは、その丈が
側壁板ユニットの丈より短く形成されており、上下に間
隙を存した状態で側壁板ユニットに取り付けられている
ことが、好ましい。
【0013】この構成によれば、ドアユニットの上下に
形成した間隙が換気口として機能するため、臭気や熱気
等がこもることがなく、内部を清潔に保つことができ
る。
【0014】これらの場合、床板ユニットは、段プレー
ト製の床板と床板の四周に設けた金属製の床板枠とで構
成され、床板には前後の中間位置に折曲げを可能とする
折曲げ線が形成されると共に、折曲げ線に対応して床板
枠に不連続部を形成したことが、好ましい。
【0015】この構成によれば、段プレート製の床板と
金属製の床板枠とで床板ユニットに十分な強度を持たせ
ることができると共に、床板ユニットを軽量に構成する
ことができる。また、床板の折曲げ線と床板枠の不連続
部とにより、床板ユニットを二つ折りに簡単に折り畳む
ことができ、かつ簡単に展開することができる。
【0016】これらの場合、屋根板ユニットは段プレー
トにより構成されると共に、屋根板部と屋根板部の四辺
から垂下した覆い部とで一体に形成され、屋根板部に
は、左右の中間部に折曲げを可能とする2本の折曲げ線
が形成され、覆い部には、2本の折曲げ線にそれぞれ連
なる2本の切込み線が形成されていることが、好まし
い。
【0017】この構成によれば、屋根板ユニットを段プ
レートにより軽量に構成することができ、かつ適度に光
を透過するため、昼間にあっては照明を必要としない。
また、覆い部により、屋根板ユニットを側壁板ユニット
に被せるように組み込むことができる。すなわち、この
覆い部と床板ユニットとにより、側壁板ユニットの平面
形状を略正方形に維持しておくことができる。一方、屋
根板部の2本の折曲げ線と覆い部の2本の切込み線とに
より、屋根板ユニットを箱状に折り畳むことができ、例
えば折り畳んだ状態で内部に床板ユニット(折り畳ん
だ)を収納することができる。これにより、屋根板ユニ
ットおよび床板ユニットをコンパクトに梱包することが
できる。
【0018】これらの場合、側壁板ユニットは、段プレ
ート製の側板と側板の四周に設けた金属製の側板枠とか
ら成る側壁板を、複数枚連結して構成され、隣接する側
壁板同士は、それぞれの側板枠の側端部に形成したジョ
イント片により回動自在に連結されていることが、好ま
しい。
【0019】この構成によれば、段プレート製の側板と
金属製の側板枠とで側壁板に十分な強度を持たせること
ができると共に、側壁板を軽量に構成することができ
る。特に、段プレートは適度に光を透過すると共に使用
者の影が写ることがなく、使用者のプライバシーを損な
うことがない。また、側板枠の側端部に形成したジョイ
ント片により、側壁板同士の連結強度を損なうことな
く、側壁板ユニットを複数折りに簡単に折り畳むことが
でき、かつ簡単に展開することができる。
【0020】またこの場合、ドアユニットは、段プレー
ト製のドア板とドア板の四周に設けた金属製のドア板枠
とで構成され、ドア板枠の側端部には、ジョイント片に
回動自在に連結されるヒンジ片が形成されていること
が、好ましい。
【0021】この構成によれば、段プレート製の側板と
金属製の側板枠とでドアユニットに十分な強度を持たせ
ることができると共に、ドアユニットを軽量に構成する
ことができる。また、ヒンジ片をジョイント片に係合す
ることで、ドアユニットを側壁板ユニットに簡単に組み
付けることができる。
【0022】そしてこれらの場合、便器ユニットは、便
座台と、便座台を挟むように配設した左右一対の便座脇
台と、便座台および便座脇台上に設置した洋式の便座と
で構成され、便座台および便座脇台は、折畳み可能な箱
状に形成されていることが、好ましい。
【0023】この構成によれば、便座台および便座脇台
が折畳み可能な箱状に形成されているため、これらを折
畳むことでコンパクトに梱包することができる。また、
洋式の便座は、便座台および便座脇台上に設置される構
造であるため、表面を継ぎ目のないが広い面とすること
ができ、清掃が行い易く、かつ物を置くなど広く使用す
ることができる。さらに、便座脇台を汚物処理袋入れ等
として、使用することも可能である。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、添付の図面に基いて、本発
明の一実施形態に係る仮設トイレについて説明する。こ
の仮設トイレは、梱包した状態で防災拠点となる緊急避
難所等に保管され、災害時などの非常時に組み立てて使
用するものである。図1の分解斜視図に示すように、こ
の仮設トイレ1は、略正方形の平面形状を有しており、
床板ユニット2と、床板ユニット2上に着脱自在に取り
付けた側壁板ユニット3と、側壁板ユニット3に回動自
在かつ着脱自在に取り付けたドアユニット4と、側壁板
ユニット3の上端に着脱自在に取り付けた屋根板ユニッ
ト5と、ドアユニット4の上側に位置して側壁板ユニッ
ト3の上端に着脱自在に取り付けた庇部材6と、床板ユ
ニット2上に載置した便器ユニット7とで、構成されて
いる。
【0025】側壁板ユニット3は、図2に示すように、
ドアユニット4側の側壁(正面壁)を構成する2枚の第
1側壁板21a,21bと、他の3つの側壁(両側面壁
および背面壁)を構成する6枚の第2側壁板22とを、
それぞれの側端部において相互に回動自在に連結して構
成されている。各第2側壁板22は、一の側壁の縦割り
半部に相当する幅を有し、各第1側壁板21a,21b
は、第2側壁板22の半分の幅を有している。すなわ
ち、ドアユニット4側の正面壁には、対峙する左右2枚
の第1側壁板21a,21bにより、中間部分に側壁の
半分の幅の開口部23が形成され、この開口部23にド
アユニット4が開閉自在に設けられている。
【0026】図3および図4に示すように、各第1側壁
板21a,21bおよび各第2側壁板22は、段プレー
ト製の側板(5.5mm厚程度)24と、側板24の四周
に設けた金属製の側板枠25とで構成されている。側板
枠25は、主に上枠材および下枠材として用いる突当て
枠26と、ヒンジ機能を有し側枠材として用いる雄ヒン
ジ枠27および雌ヒンジ枠28と、雄ヒンジ枠27同士
を連結するための連結ヒンジ枠29との4種類のものが
あり、これらは、いずれもアルミニウムの形材で構成さ
れている。
【0027】図5に示すように、突当て枠26は、断面
略「H」字状に形成され、両フランジ部26a,26a
で形成される一方の溝部分に側板24の端部が嵌め込ま
れている。雄ヒンジ枠27は、断面「h」字状の基部2
7aと、一部を切り欠かれたリング状の先端雄部27b
とで一体に形成されており、この基部27aに側板24
の端部が嵌め込まれている。同様に、雌ヒンジ枠28
は、断面「h」字状の基部28aと、一部を切り欠かれ
た断面リング状の先端雌部28bとで一体に形成されて
おり、この先端雌部28bが上記の先端雄部27bを包
み込むようにして、相互に回動自在に係合する。連結ヒ
ンジ枠29は、上記の先端雌部28bと同一形状の係合
部29aを2つ連ねた断面形状を有し、この各係合部2
9aが上記の先端雄部27bを包み込むようにして、相
互に回動自在に係合する。
【0028】そして、図3、図4および図5に示すよう
に、正面視右側の第1側壁板21bには、上・下枠材と
して突当て枠26が、両側枠材として雄ヒンジ枠27
が、それぞれ側板枠25として組み込まれている。同様
に、正面視左側の第1側壁板21aには、上・下枠材と
して突当て枠26が、一方の側枠材として雄ヒンジ枠2
7が、他方の側枠材として突当て枠26が、それぞれ側
板枠25として組み込まれている。また、左右の両側面
壁を構成する計4枚の第2側壁板22には、上・下枠材
として突当て枠26が、一方の側枠材として雄ヒンジ枠
27が、他方の側枠材として雌ヒンジ枠28が、それぞ
れ側板枠25として組み込まれている。同様に、背面壁
を構成する計2枚の第2側壁板22には、上・下枠材と
して突当て枠26が、両側枠材として雄ヒンジ枠27
が、それぞれ側板枠25として組み込まれている。さら
に、第2側壁板22において雄ヒンジ枠27同士の連結
部分には、連結ヒンジ枠29が組み込まれている。
【0029】具体的には、側壁のコーナー部分に位置す
る側壁板ユニット3のコーナー連結部分は、雄ヒンジ枠
27と雌ヒンジ枠28の連結形態となり、中間部分に位
置する側壁板ユニット3の中間連結部分は、雄ヒンジ枠
27同士を連結ヒンジ枠29を介して連結する連結形態
となっている。このように、断面メガネリング状の連結
ヒンジ枠29を用いることで、図5に示すように、側壁
板ユニット3をジグザグ折りに折り畳んだときに、各側
壁板(の側板枠25)21a,21b,22同士が面当
たりして、各ヒンジ枠27,28,29に無用な力が加
わるのを防止することができる。一方、右側の第1側壁
板21bとドアユニット4の連結部分は、第1側壁板2
1b側の雄ヒンジ枠27と後述するドアユニット4側の
雌ヒンジ枠28との連結形態となり、この連結形態によ
りドアユニット4のヒンジが構成されている。また、左
側の第1側壁板21aとドアユニット4の突き合わせ部
分は、突当て枠26同士を対峙させる形態となり、第1
側壁板21a側の突当て枠26の先端には、戸当たりと
なるシールゴム30が取り付けられている。
【0030】なお、背面壁を構成する2枚の第2側壁板
22の一方または両方に、上下を1組とする換気口を形
成するようにしてもよい。各換気口は、例えば第2側壁
板22の側板24に「U」字状に切り込みを入れ、この
部分を庇様に外側に折曲げて形成する。また、この換気
口と同様の形態で汚物投棄口を形成することも、好まし
い。すなわち、汚物投棄口に面して仮設トイレ1の外部
に汚物集積袋を設置し、袋詰めの汚物をこの汚物投棄口
を介して、外部の汚物集積袋に投棄する。
【0031】ドアユニット4は、図3および図6に示す
ように、段プレート製のドア板(5.5mm厚程度)31
と、ドア板31の四周に設けた金属製のドア框32とで
構成されている。ドア框32には、上・下框材として上
記の突当て枠26が、一方の側框材として上記の雌ヒン
ジ枠28が、他方の側框材として突当て枠26が、それ
ぞれドア框32として組み込まれている。すなわち、ド
アユニット4は上記の各側壁板21a,21b,22と
同様の構造を有している。ただし、ドアユニット4は各
側壁板21a,21b,22より丈が短く、上下に間隙
33a,33bが生ずるように右側の第1側壁板21b
に取り付けられている。これにより、上下に間隙33
a,33bが換気口として機能する。
【0032】もっとも、これらの間隙33a,33b、
特に上側の間隙33aからは雨水が吹き込む可能性が有
る。そこで、図6に示すように、ドアユニット4の上側
には、庇部材6が取り付けられている。庇部材6は、ア
ルミニウムの形材など構成され、両第1側壁板21a,
21bと屋根板ユニット5との間に挟持固定される取付
片部6aと、取付片部6aから所定の勾配をもって前方
に突出する庇片部6bとで一体に形成されている。庇部
材6bは、正面壁の幅とほぼ同一の長さを有し、側壁板
ユニット3の開口部23を横断し、両第1側壁板21
a,21b間に跨って配設されている(図1および図6
(b)参照)。言い替えれば、庇部材6は、両第1側壁
板21a,21bの上端部間を連結している。すなわ
ち、この庇部材6により、上側の間隙33aからの雨水
の吹き込みやドアユニット4を開放したときの雨水の吹
き込みを防止することができると共に、側壁板ユニット
3の端部同士が連結されるため、側壁板ユニット3を強
固に組み立てることができる。
【0033】一方、ドアユニット4と左側の第1側壁板
21aとの間には、ドア錠8が取り付けられている(図
1参照)。ドア錠8は、図7に示すように、内外の同位
置に設けた内部錠(同図(a))8aと外部錠(同図
(b))8bとから成り、それぞれ第1側壁板21aの
突当て枠26に取り付けたハンドル41a,41bと、
ドアユニット4の突当て枠26に取り付けたハンドル係
止片42とで構成されている。内部錠8aのハンドル4
1aは外部錠のハンドル41bに比して横長に形成され
ており、いずれも一方の端部で第1側壁板21aの突当
て枠26に回動自在に取り付けられている。各ハンドル
係止片42は、下半部でドアユニット4の突当て枠26
に固定され、上半部でハンドル41a,41bを掛止め
可能に構成されている。
【0034】内部錠8aおよび外部錠8bは、それぞれ
ハンドル41a,41bが縦姿勢になっている状態で開
錠されており、この状態からほぼ270°回動させるこ
とでハンドル係止片42に掛け止めされ、施錠状態とな
る。なお、ハンドル係止片42の近傍に位置して、ドア
ユニット4のドア板31には小孔43が形成されてお
り、この小孔43には、施錠状態における内部錠8aの
ハンドル41aが臨む(塞ぐ)ようになっている。すな
わち、内部錠8aが施錠されている状態では、外部から
この小孔43を介して内部錠8aのハンドル41aの一
部(赤色に着色しておく)が見え、外部から「使用中」
であることが確認できるようになっている。なお、正面
壁の一方の半部をドアユニットとし、他方の半部を幅広
の第1側壁板で構成することも可能である。
【0035】床板ユニット2は、図2、図3および図4
に示すように、略正方形の平面形状を有し、段プレート
製の床板51と、床板51の四周に設けた金属製の床板
枠52とで構成されている。床板51は、薄手(5mm厚
程度)の段プレートで構成した上プレート53と、厚手
(15mm厚程度)の段プレートで構成した下プレート5
4とを積層接着して成り、上プレート53の端面には、
図示しないが側壁板ユニット3をねじ止めするための複
数個の受け金具が埋め込まれている。また、床板51の
前後中間位置には折曲げ線55が形成されており、この
折曲げ線55により、床板ユニット2は上面から見て谷
折りで二つ折りに折り畳めるようになっている。この場
合、折曲げ線55は、下プレート54を直線状にフルカ
ットすると共に、上プレート53を表面板のみを残して
ハーフカットして、形成されている。
【0036】床板枠52は、断面略「ユ」字状のアルミ
ニウムの形材で構成されており、その基底部52aと立
上げ部52bとの間の溝部分に、床板51の端部が嵌め
込まれている。また、床板枠52は、側壁板ユニット3
のコーナー連結部分に対応する部分が面取り状に切り欠
かれ、また中間連結部分に対応する部分が不連続部56
となっている(図3参照)。これにより、側壁板ユニッ
ト3の各ヒンジ枠27,28,29と、床板枠52の立
上げ部52bとの干渉を防止している。同時に、不連続
部56には、上記の折曲げ線55の両外端が臨んでお
り、床板ユニット2の折り畳みを可能にしている。
【0037】なお、床板ユニット2と側壁板ユニット3
とのねじ止め部分を含む各構成ユニットのねじ止め部分
(図1参照)は、内側の部材に上記の受け金具が埋め込
まれており、外側の部材を貫通してこの受け金具に固定
ねじが螺合する構造になっている。具体的には、図8に
示すように、上底片部91aに固定ねじ92が螺合する
スリット91bを形成した断面台形形状のの受け金具、
いわゆるばね板ナット(またはこれと類似構造のもの)
91を内側の構成ユニットに埋め込み、これに外側の構
成ユニットを貫通させて、固定ねじ(プッシュ式差込み
ねじ)92を押し込むようにして締結する。なお、ばね
板ナット91として、円形や方形のものを用いてもよ
い。
【0038】屋根板ユニット5は、図4および図9に示
すように、切妻形式の屋根板部61と、屋根板部61の
四辺から垂下した覆い部62とから成り、これら各部は
薄手の段プレート(5mm厚程度)を折曲げることで一体
に形成されている。この場合、覆い部62は側壁板ユニ
ット3の上端部に嵌合する部分であり、強度を持たせる
べく、下端部において段プレートが内側に折り返えされ
ている。屋根板部61には、左右の中間部に一定幅の棟
を形成すべく2本の折曲げ線63,63が形成されてお
り、この2本の折曲げ線63,63は、段プレートをハ
ーフカットして形成され、屋根板ユニット5を山折り可
能に構成している。さらに、この2本の折曲げ線63,
63に対応して覆い部62には、2本の折曲げ線63,
63にそれぞれ連なる切込み線(フルカット)64が形
成されている。
【0039】すなわち、同図(b)および(c)に示す
ように、屋根板ユニット5は、折曲げ線63および切込
み線64により内側に二つ折りに折曲げ可能に構成され
ている。そして、折り畳んだ状態の屋根板ユニット5
は、2本の折曲げ線63,63の離間寸法をその厚みと
する箱状となる(同図(c)参照)。詳細は後述する
が、箱状に折り畳まれた屋根板ユニット5には、折り畳
まれた床板ユニット2などが収容されるようになってい
る。
【0040】便器ユニット7は、図1に示すように、便
座台71と、便座台71を挟むように配設した左右一対
の便座脇台72,72と、便座台71および便座脇台7
2上に設置した洋式の便座73とで構成されている。便
座台71および便座脇台72は、折畳み可能な箱状に形
成されている。便座73は、図10に示すように、便座
台71の上側に位置する便座本体74と、便座脇台72
の上側に位置する一対の物置部75,75とから成り、
柔軟性を有する樹脂などで一体に形成されている。便座
本体74の中央には、便座シートを兼ねる袋状の汚物パ
ック(図示省略)をセット可能な便座開口76が形成さ
れており、図示しないが、便座開口76の近傍に設けた
左右の十字孔に汚物パックの縁部を嵌め込んで、これを
セットするようになっている。なお、便座台71および
便座脇台72は、後述する他の実施形態に係る便座ユニ
ット7と同様な基本構造を有しているため、ここではそ
の詳細な説明を省略する。
【0041】図11、図12および図13は、便器ユニ
ット7の他の実施形態を表している。この便器ユニット
7は、便座台111と、便座台111を挟むように配設
した左右一対の便座脇台112,112と、便座台11
1上に設置した便座開口113aを有する洋式の便座1
13とで構成されている。上記の実施形態と異なり、こ
の実施形態の便器ユニット7では、便座113が便座台
111に合わせた平面形状(上記実施形態の便座本体7
4に相当する形状)となっており、また便座113と両
便座脇台112,112とは、その上面同士が面一にな
るように形成されている。
【0042】便座台111は、図12に示すように、内
部に3枚(複数枚)の隔板115を有する便座台本体1
14と、便座台本体114の内部に装着される補強板1
16と、で構成されている。便座台本体114は船形の
平面形状を有し、斜め側方から押し潰すようにして平面
的に折り畳まれる。3枚の隔板115の内、便座開口1
13aの下方に臨む前側2枚の隔板115,115は、
汚物パックをセットできるように、それぞれ上半部に大
きな切取り部115a,115aが形成されている。補
強板116は、便座台本体114の後側の隔板115か
ら前側の内部空間に合わせて、舟形に形成されている。
補強板116には、前側2枚の隔板115の切取り部1
15aに対応して4箇所にスリット116aが形成され
ており、補強板116は、このスリット116aの部分
を切取り部115aに係合させるようにして、便座台本
体114に装着されている。
【0043】各便座脇台112は、図13に示すよう
に、開閉蓋118を有する箱状の脇台本体117と、脇
台本体117の内部に装着される2枚の補強板119,
119とで、構成されている。脇台本体117は、開閉
蓋118を逆側に折曲げると共に、全体を斜め側方から
押し潰すことで平面的に折り畳まれる。各補強板119
は、中間位置において半部まで切り込んだスリット11
9aが形成されており、2枚の補強板119はそのスリ
ット119a同士を係合させるようにして十字状に組ま
れ、この状態で脇台本体117の対角線に沿って装着さ
れている。
【0044】なお、便座脇台112は、使用前の汚物パ
ックなどを収容しておく収容箱として利用することが好
ましく、或いは使用後の汚物パックを投棄する集積箱と
して利用することが好ましい。またかかる場合に、上記
の開閉蓋118に代えて、便座脇台112の正面に出入
れ用の開口を形成してもよい。
【0045】次に、オプションして搭載する身障者用の
手摺ユニットについて説明する。図14に示すように、
手摺ユニット9は、左右一対の手摺棒81,81と、手
摺棒81の便器ユニット7側の端がそれぞれ取り付けら
れた一対の第1支持板82,82と、手摺棒81の床板
ユニット2側の端が取り付けられた第2支持板83とで
構成されている。各第1支持板82は、便器ユニット7
の便座脇台72の上面に固定され、また第2支持板83
は邪魔にならないように、床板ユニット2の下面に固定
されるようになっている。すなわち、一対の手摺棒8
1,81は、所定の間隔を存して床面から立ち上がり、
便座脇台72側に水平にかつ相互に平行に延びている。
【0046】ここで、実施形態の仮設トイレ1の梱包形
態と組立方法について、簡単に説明する。図15に示す
ように、仮設トイレ1の各構成ユニットは、適宜折り畳
まれまとめて段ボール箱10に収納され梱包される。段
ボール箱10は、平面的に折り畳まれた状態で最も大き
な平面形状となる側壁板ユニット3を基準として、これ
より一回り大きな平面形状を有している。段ボール箱1
0の内部には、床板ユニット2および庇部材6を収容し
た屋根板ユニット5、側壁板ユニット3、ドアユニット
4および便器ユニット7が収納され、また所定枚数の汚
物パック、汚物集積袋、工具などの小物が収納される。
また、必要に応じて手摺ユニット9も収納される。そし
て、これら各構成ユニットを収納した段ボール箱10
は、閉蓋した後、PPバンド11で梱包されて、運搬お
よび保管される。
【0047】一方、この仮設トイレ1を組み立てる場合
には、先ず段ボール箱10の梱包を解いて構成ユニット
を取り出し、さらに屋根板ユニット5から床板ユニット
2および庇部材6を取り出す。そして、図1に示すよう
に、折り畳まれた床板ユニット2を展開して所定の位置
に設置し、次に折り畳まれた側壁板ユニット3にドアユ
ニット4を組み付けた後、これらを展開しながら床板ユ
ニット2上に取り付けてゆく。次に、屋根板ユニット5
を展開して側壁板ユニット3の上端に取り付ける。その
際、庇部材6を、屋根板ユニット5と側壁板ユニット3
との間に挟み込むようにして、共締め状態で取り付け
る。そして、最後に予め組み立てておいた便器ユニット
7を床板ユニット2上に設置する。
【0048】なお、実際の仮設トイレ1の設置では、こ
のようにして組み立てた仮設トイレ1を複数棟、横並び
に設置すると共に、各仮設トイレ1の上端四角に設けた
フックにより、仮設トイレ1を紐などによりテント様に
地面にアンカリングすることが、好ましい。
【0049】以上のように本実施形態によれば、ユニッ
ト数が少なく、かつ主な構成ユニットを展開して設置す
ることができ、さらに各構成ユニットを差込み式でねじ
止めすることができるため、簡単かつ迅速に組み立てる
ことができる。また、主な構成ユニットは、段プレート
をアルミニウム枠で枠組みして構成されているため、十
分な強度を持たせることができると共に、軽量かつ低コ
ストに構成することができる。特に、段プレートは、高
い防水性を有すると共に、適度に光を取り入れることが
でき、かつ使用者の影が写ることがないので、清潔でか
つプライバシー点においても優れている。
【0050】また、梱包においては、側壁板ユニット3
を基準とする平面形状となるため、かさばることなく比
較的コンパクトに梱包することがてき、運搬が容易でか
つ保管スペースが小さくて済む。さらに、組み立てた状
態で床の高さが床板ユニット2の厚みとなるため、高齢
者等においても内部への出入りに支障を生ずることがな
い。また、オプションの手摺ユニットを設けることで、
積極的に高齢者や身障者を考慮した構造にすることがで
きる。しかも、切妻の屋根を有して箱形のすっきりした
デザインとなるため、意匠的にも優れている。
【0051】なお、各構成ユニットの接合構造を固定ね
じによらず、工具の必要のないフック構造にしてもよ
い。
【0052】
【発明の効果】以上のように本発明の仮設トイレによれ
ば、十分な強度を有すると共に、意匠性や使用性にも優
れており、かつ簡単で迅速に組み立てることができる。
また、ユニット数が少なく構造を単純化することができ
るため、コンパクトに梱包することができると共に、コ
ストを低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る仮設トイレの分解斜
視図である。
【図2】実施形態に係る仮設トイレの平面図である。
【図3】実施形態に係る仮設トイレの拡大平面図であ
る。
【図4】実施形態に係る仮設トイレの拡大縦断面図であ
る。
【図5】仮設トイレの側壁板ユニットを折り畳んだ状態
を示す側面図である。
【図6】仮設トイレのドアユニット廻りの拡大縦断面図
である。
【図7】仮設トイレのドア錠廻りの構造図である。
【図8】ばね板ナットと固定ねじを用いた構成ユニット
の固定形態を表して斜視図である。
【図9】仮設トイレの屋根板ユニットの斜視図である。
【図10】便器ユニットの便座の構造図である。
【図11】便器ユニットの他の実施形態を示す斜視図で
ある。
【図12】他の実施形態に係る便器ユニットの便座台を
示す分解斜視図である。
【図13】他の実施形態に係る便器ユニットの便座脇台
を示す分解斜視図である。
【図14】仮設トイレの梱包状態を示す斜視図である。
【図15】身障者用の手摺ユニットの斜視図である。
【符号の説明】
1 仮設トイレ、2 床板ユニット、3 側壁板ユニッ
ト、4 ドアユニット、5 屋根板ユニット、6 庇部
材、7 便器ユニット、23 開口部、24側板、25
側板枠、31 ドア板、32 ドア框、51 床板、
52 床板枠、55 折曲げ線、56 不連続部、61
屋根板部、62 覆い部、63 折曲げ線、64 切
込み線、71 便座台、72 便座脇台、73 便座、
91ばね板ナット、92 固定ねじ

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 床板ユニットと、当該床板ユニット上に
    着脱自在に取り付けた側壁板ユニットと、当該側壁板ユ
    ニットの側端間の開口に臨むと共に一の側壁の略半分の
    幅を有し当該側壁板ユニットに着脱自在に取り付けたド
    アユニットと、当該側壁板ユニットの上端に着脱自在に
    取り付けた屋根板ユニットと、前記床板ユニット上に載
    置した便器ユニットとを備え、略正方形の平面形状に形
    成された仮設トイレであって、 前記床板ユニットおよび前記屋根板ユニットは、それぞ
    れ二つ折りに折畳み可能に構成され、 前記側壁板ユニットは、一の側壁の縦割り半部を最大単
    位として複数折りに折畳み可能に構成されていることを
    特徴とする仮設トイレ。
  2. 【請求項2】 前記側壁板ユニットの前記床板ユニット
    への取付け、および前記屋根板ユニットの前記側壁板ユ
    ニットへの取付けは、内側に配設した構成ユニットにば
    ね板ナットが埋め込まれ、外側に配設した構成ユニット
    を貫通して当該ばね板ナットに固定ねじが螺合している
    ことを特徴とする請求項1に記載の仮設トイレ。
  3. 【請求項3】 前記開口を横断するように前記側壁板ユ
    ニットの上端には、庇部材が着脱自在に取り付けられて
    いることを特徴とする請求項1または2に記載の仮設ト
    イレ。
  4. 【請求項4】 前記ドアユニットは、その丈が前記側壁
    板ユニットの丈より短く形成されており、上下に間隙を
    存した状態で当該側壁板ユニットに取り付けられている
    ことを特徴とする請求項1、2または3に記載の仮設ト
    イレ。
  5. 【請求項5】 前記床板ユニットは、段プレート製の床
    板と当該床板の四周に設けた金属製の床板枠とで構成さ
    れ、 前記床板には前後の中間位置に折曲げを可能とする折曲
    げ線が形成されると共に、当該折曲げ線に対応して前記
    床板枠に不連続部を形成したことを特徴とする請求項1
    ないし4のいずれかに記載の仮設トイレ。
  6. 【請求項6】 前記屋根板ユニットは段プレートにより
    構成されると共に、屋根板部と当該屋根板部の四辺から
    垂下した覆い部とで一体に形成され、 前記屋根板部には、左右の中間部に折曲げを可能とする
    2本の折曲げ線が形成され、 前記覆い部には、前記2本の折曲げ線にそれぞれ連なる
    切込み線が形成されていることを特徴とする請求項1な
    いし5のいずれかに記載の仮設トイレ。
  7. 【請求項7】 前記側壁板ユニットは、段プレート製の
    側板と当該側板の四周に設けた金属製の側板枠とから成
    る側壁板を、複数枚連結して構成され、 隣接する前記側壁板同士は、それぞれの前記側板枠の側
    端部に形成したジョイント片により回動自在に連結され
    ていることを特徴とする請求項1ないし6のいずれかに
    記載の仮設トイレ。
  8. 【請求項8】 前記ドアユニットは、段プレート製のド
    ア板と当該ドア板の四周に設けた金属製のドア板枠とで
    構成され、 前記ドア板枠の側端部には、前記ジョイント片に回動自
    在に連結されるヒンジ片が形成されていることを特徴と
    する請求項7に記載の仮設トイレ。
  9. 【請求項9】 前記便器ユニットは、便座台と、当該便
    座台を挟むように配設した左右一対の便座脇台と、当該
    便座台および当該便座脇台上に設置した洋式の便座とで
    構成され、 前記便座台および前記便座脇台は、折畳み可能な箱状に
    形成されていることを特徴とする請求項1ないし8のい
    ずれかに記載の仮設トイレ。
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