JPH06306916A - 仮設水洗トイレ装置 - Google Patents

仮設水洗トイレ装置

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JPH06306916A
JPH06306916A JP9283493A JP9283493A JPH06306916A JP H06306916 A JPH06306916 A JP H06306916A JP 9283493 A JP9283493 A JP 9283493A JP 9283493 A JP9283493 A JP 9283493A JP H06306916 A JPH06306916 A JP H06306916A
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JP
Japan
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toilet
water tank
toilet bowl
closet
water
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Application number
JP9283493A
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English (en)
Inventor
Tomoroku Fukuda
智六 福田
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RINFUOOSU KOGYO KK
Original Assignee
RINFUOOSU KOGYO KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 偏平状に畳み可能な躯体と、この躯体の出入
り口から出し入れ可能な便槽部および便器部付き水タン
ク部とに分割して、組み立て、分解、運搬を容易にす
る。 【構成】 左右両面部を内側に半折して、偏平状に畳み
可能な躯体と、この躯体正面部の出入り口から出し入れ
して底部上に載置可能な便槽部と、前記出入り口から出
し入れして便槽部上面に載置可能で、上面を床面とし
て、この床面の便器部におけるボール面底の便落口が便
槽部上面の開口部と連通可能であると共に、便落口に便
皿を開閉可能に有し、且つ、床面に給水要素を便器部の
吐水口および内部の洗浄水タンク部と連通状に備えた水
タンク部とからなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は屋外の各種催し会場や建
築現場等、さらに緊急用にも利用可能な仮設水洗トイレ
装置に関し、組み立て、分解、運搬ともに容易なもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来の仮設水洗トイレ装置は、災害緊急
用の非水洗簡易タイプのものを除けば、組み立て、分解
に手間がかかり、ほとんどが組み立てられたまま使用さ
れている。
【0003】ところで、組み立てたまま使用するので、
保管場所からリース先へ、リース先から保管場所へ、そ
のまま運搬移動させるだけで済む反面、分解が面倒であ
ることによって、保管スペース等の問題から屋外に野晒
し状態に置かれ、保管状況は良いとは言えない。しか
も、トラック等による一度に運べる数は、構造的に上下
に積み込むことが不可能であるため、最大でも荷台面積
を仮設トイレ装置の底面積で割った個数に制限される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】解決しようとする課題
は、分解、組み立ての困難さにより保管面、運搬面の諸
問題を避けられないでいる点である。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記の課題を達成するた
めに、左右両面部を内側に半折して、偏平状に畳み可能
な躯体と、この躯体正面部の出入り口から出し入れして
底部上に載置可能な便槽部と、前記出入り口から出し入
れして便槽部上面に載置可能で、上面を床面として、こ
の床面の便器部におけるボール面底の便落口が便槽部上
面の開口部と連通可能であると共に、便落口に便皿を開
閉可能に有し、且つ、床面に給水要素を便器部の吐水口
および内部の洗浄水タンク部と連通状に備えた水タンク
部とからなる構成としたことを特徴とする。
【0006】また、本発明は、躯体における屋根部、底
部のいずれか或いは双方が防水・柔軟性部材製であるこ
とを特徴とする。この防水・柔軟性部材としては、耐久
性に富む公知の部材、たとえば補強部材で強化された各
種の樹脂シート等が挙げられる。
【0007】また、本発明は、屋根部が板状で、正背左
右各面部上端に着脱自在にしてあることを特徴とする。
【0008】また、本発明は、底部が正背左右各面部内
側下端に起伏動自在に軸支した支承部で形成されている
ことを特徴とする。
【0009】本発明における正面部、背面部、左右両側
面部は、金属板製でも良いし、FRP等の樹脂板製のもの
であっても良い。また、便器部付き水タンク部は、ブロ
ー成形等の成形手段により便器部を同一体に成形した態
様であっても良いし、別途成形した樹脂製あるいは陶器
製の便器を一体に取り付ける態様のものであっても良
い。
【0010】また、便器部付き水タンク部における給水
要素は、ダイヤフラムポンプ等の手動ポンプをペダルあ
るいはレバーによって作動させて給水する態様のもので
あっても良いし、モーターをON,OFFしてポンプを作動さ
せて給水する態様のものであっても良い。
【0011】
【作用】左右両面部を内側に半折して、偏平状に畳み可
能な躯体と、この躯体正面部の出入り口から出し入れし
て底部上に載置可能な便槽部と、前記出入り口から出し
入れして便槽部上面に載置可能で、上面を床面として、
この床面の便器部におけるボール面底の便落口が便槽部
上面の開口部と連通可能であると共に、便落口に便皿を
開閉可能に有し、且つ、床面に給水要素を便器部の吐水
口および内部の洗浄水タンク部と連通状に備えた水タン
ク部とで構成してあるため、組み立ては、偏平状の躯体
を立体状に立てる第1作業と、躯体の出入り口から便槽
部を入れて躯体底部に載置する第2作業と、同出入り口
から便器部付き水タンク部を入れて便槽部上面に載置す
る第3作業とで、簡単に組み立てることができ、分解
は、逆の作業で簡単に分解することができる。
【0012】偏平状に畳み可能な躯体と、この躯体の出
入り口から出し入れ可能な便槽部および便器部付き水タ
ンク部とに三分割してあるため、保管時および運搬時に
は、躯体の出入り口から便槽部と便器付き水タンク部を
取り出して、最も嵩張る躯体を正面部相当の大きさの偏
平状に畳み、積み重ねた状態で保管、運搬することがで
き、僅かな保管スペースで躯体を屋内に効率良く保管で
きると共に、屋内の良好な保管状態に保管でき、また、
従来装置の数倍を同時運搬可能である。
【0013】組み立てた状態で、内側に畳み可能な躯体
の保形を、躯体底部に載置している便槽部および便器部
付き水タンク部で内側から支えて保つことができると共
に、この便槽部および便器部付き水タンク部を重しとし
て、躯体の立てた状態を保つことができる。
【0014】便器部におけるボール面底の便落口下側に
便皿を開閉自在に備えているため、便槽部内の臭気が躯
体内に逃げ込むのを阻止でき、しかも、給水要素を操作
して水タンク部内の洗浄水をボール面に給水して洗浄で
きるため、視覚的にも快適に使用できる。
【0015】水タンク部は、上面の床面に便器部をタン
ク部と区画形成して、従来遊んでいた床下空間をそのま
ま水タンクとして有効に活用しているため、躯体内が広
く、快適に使用することができる。
【0016】躯体における屋根部、底部が防水・柔軟性
部材製であるため、躯体を偏平状に畳む時そして立体状
に立てる時、工具を一切使わずに、迅速且つ容易に作業
することができる。
【0017】屋根部が板状で、正背左右各面部上端に着
脱自在にしてあるため、躯体を畳む妨げにならず、しか
も、屋根部強度が高く、また、意匠性の高い形態に仕上
げられる。
【0018】底部が、正背左右各面部内側下端に起伏動
自在に軸支した支承部で形成されているため、組み立て
時には、支承部を起立状態から水平状態に倒すことによ
り、この支承部に便槽部を載置できる。そして、分解時
には、支承部を水平状態から起立状態に起こすことによ
り、躯体を偏平状に支障なく畳むことができる。
【0019】
【実施例】図1乃至図5には本発明の仮設水洗トイレ装
置の第1実施例を例示しており、1は躯体、2は便槽
部、3は便器部付き水タンク部である。
【0020】躯体1は、出入り口5に扉6を有する正面
部4と、前後の面部7a,7b に分割されて、ヒンジ8から
内側に向けて半折状に折り畳み可能な左面部7と、同様
に、前後の面部9a,9b に分割されて、ヒンジ10から内側
に向けて半折状に折り畳み可能な右面部9と、背面部11
と、屋根部12と、底部13からなり、正面部4と左右両面
部7,9と背面部11とは、それぞれ隣り合う側縁をヒン
ジ14で接続していて、左右両面部7,9を内側に半折し
て偏平状に畳み可能にしてある。
【0021】そして、正背左右各面部4,7,9,11に
おける上部には、網目状の採光・通気口15をそれぞれ形
成してある。また、正背左右各面部4,7,9,11にお
ける左右あるいは前後側縁および上下側縁には補強枠16
をそれぞれ沿設固定して、各面部の構造を強化してあ
る。
【0022】正面部4の扉6は、取っ手17に指を掛けて
開け閉め、且つ、錠18を操作してロックおよびロック解
除自在にしてある。
【0023】屋根部12は、防水・柔軟性部材シートで形
成していて、四辺を正背左右各面部4,7,9,11上端
に一体的に接続してあり、躯体1の畳み動作および立て
動作を妨げないようにしてある。
【0024】底部13は、防水・柔軟性部材シートで形成
していて、四辺を正背左右各面部4,7,9,11下端に
一体的に接続してあり、躯体1の畳み動作および立て動
作を妨げず、且つ、底部13に載置する便槽部2および水
タンク部3重量を受け止めて、躯体1が立て状態に安定
するようにしてある。
【0025】便槽部2は、上面における前側を階段部19
として、水タンク部3の床面25との間の登り降りを容易
に形成すると共に、この階段部19よりも後側の一段低い
乗せ部20には水タンク部3を載置してある。そして、乗
せ部20における開口部21周りには防臭パッキング22を配
設しており、この防臭パッキング22は水タンク3におけ
る便皿28周りの底面部分に弾性的に圧接していて、臭気
が洩れ出ないようにしてある。また、乗せ部20には係合
突部23を突設してあり、この係合突部23に水タンク部3
底の係合凹部24が係合して、乗せ部20に対して水タンク
部3が定位置に載置されるようにしてある。
【0026】水タンク部3は、上面を床面25としてお
り、床面25中央には便器部26をタンク部と区画させて同
一体に成形してある。そして、便器部26におけるボール
面26a底の便落口27下側には便皿28を開閉可能に備えて
いる。この便皿28は、皿部28a側よりも錘部28b 側を若
干重く形成してあるバランスタイプのもので、皿部28a
は便落口27に下側から当接して水封し、便や尿や洗浄水
が負荷されると揺動して開き、負荷がなくなると復動し
て便落口27を閉じるようにしてある。
【0027】また、床面25における奥側の右方には給水
要素29を備えると共に、左方にはメンテナンスハッチを
兼ねる洗浄水注水口30を形成してある。この給水要素29
における操作ペダル31は床面25に軸支されており、操作
ペダル31下側のポンプ32は蛇腹構造の上下方向に弾性伸
縮自在なもので、流入口33は水タンク部3内の取水口35
と、流出口34は便器部26の吐水口36と、それぞれ連通状
に接続している。
【0028】そして、ポンプ32における流入口33および
流出口34には逆止弁37をそれぞれ備えてあり、操作ペダ
ル31が踏まれるのに、ポンプ32が縮動してポンプ内の洗
浄水を流出口34から吐水口36に給水し、また、操作ペダ
ル31に対する踏み圧が除かれるのにともない、ポンプ32
が弾性伸動して、水タンク部3内から洗浄水をポンプ内
に吸い上げて、給水に備えるようにしてある。
【0029】また、便槽部2における開口部21には、本
装置の分解時に、キャップ38で閉口可能にしてある。
【0030】これにより、組み立ては、偏平状の躯体1
を立体状に立てる第1作業と、躯体1の出入り口5から
便槽部2を入れて躯体1の底部13に載置する第2作業
と、同出入り口5から便器部付き水タンク部3を入れて
便槽部2上面の乗せ部20に載置する第3作業とで、工具
を一切使わずに、簡単且つ迅速に組み立てることがで
き、分解は、逆の作業で容易に分解することができる。
【0031】偏平状に畳み可能な躯体1と、この躯体1
の出入り口5から出し入れ可能な便槽部2および便器部
付き水タンク部3とに三分割してあるため、保管時およ
び運搬時には、躯体1の出入り口5から便槽部2と便器
付き水タンク部3を取り出して、最も嵩張る躯体1を正
面部4相当の大きさの偏平状に畳み、積み重ねた状態で
保管、運搬することができ、僅かな保管スペースで躯体
1を屋内に効率良く保管できると共に、屋内の良好な保
管状態に保管でき、また、従来装置の数倍を同時運搬可
能である。
【0032】組み立てた状態で、内側に畳み可能な躯体
1の保形を、躯体1の底部13に載置している便槽部2お
よび便器部付き水タンク部3で内側から支えて保つこと
ができると共に、この便槽部2および便器部付き水タン
ク部3を重しとして、躯体1の立てた状態を保つことが
できる。
【0033】そして、使用時には、便落口27が便皿28で
水封されて閉じられているため、躯体1内に臭気が逃げ
込まず、ボール面26a の汚れは、操作ペダル31を踏み付
けてボール面26a に洗浄水を給水して洗浄できるので、
快適に使用することができる。
【0034】水タンク部3は、上面の床面25に便器部26
をタンク部と区画形成して、従来遊んでいた床下空間を
そのまま水タンクとして有効に活用しているため、躯体
1内が広く、快適に使用することができる。
【0035】図6には本発明の仮設水洗トイレ装置の第
2実施例を例示しており、構成は前記第1実施例のもの
と基本的に同一であるため、共通している構成の説明を
省略して、相違する構成について説明する。
【0036】屋根部12は、周囲に庇を有する大きさの板
状のもので、裏面側の四方に垂設したピン39を正背左右
各面部4,7,9,11上端の嵌合孔40に外し可能に嵌合
すると共に、係止部41に正背左右各面部4,7,9,11
側の係止金具42を係脱自在に係止して、正背左右各面部
4,7,9,11上端に取り付けてある。
【0037】これにより、前記第1実施例のものと同様
の効果があり、さらに、屋根部12が板状で、正背左右各
面部4,7,9,11上端に着脱自在にしてあるため、躯
体1を畳む妨げにならず、しかも、屋根部強度が高く、
また、意匠性の高い形態に仕上げられる。
【0038】図7には本発明の仮設水洗トイレ装置の第
3実施例を例示しており、構成は前記第1実施例のもの
と基本的に同一であるため、共通している構成の説明を
省略して、相違する構成について説明する。
【0039】躯体1における底部13は、正背左右各面部
4,7,9,11内側下端にそれぞれ起伏動自在に軸支し
た支承部43で形成してある。この水平状の支承部43は便
槽部2および水タンク部3を支承している。そして、躯
体1を畳む際には、各支承部43を起立状態に起こして、
躯体1を畳む妨げにならないようにしてある。
【0040】これにより、前記第1実施例のものと同様
の効果があり、さらに、組み立て時には、支承部43を起
立状態から水平状態に倒すことにより、この支承部43に
便槽部2を載置できる。そして、分解時には、支承部43
を水平状態から起立状態に起こすことにより、躯体1を
偏平状に支障なく畳むことができる。
【0041】前記した各実施例は本装置の一例を例示し
ているに過ぎず、他の態様、たとえば躯体1の構成を、
屋根部12が第1実施例のもので、底部13が第3実施例の
ものである態様としたり、本発明の主旨を変更しない限
り自由である。また、便槽部2と水タンク部3における
前後左右の各側面部を、下半部が弯曲面状を呈する態様
(図8のA参照)、或いは、全面的に弯曲状を呈する態
様(図8のB参照)に形成しても良く、この場合、躯体
1に対する便槽部2および水タンク部3の出し入れが一
層しやすくなる。
【0042】
【発明の効果】
A.請求項1により、左右両面部を内側に半折して、偏
平状に畳み可能な躯体と、この躯体正面部の出入り口か
ら出し入れして底部上に載置可能な便槽部と、前記出入
り口から出し入れして便槽部上面に載置可能で、上面を
床面として、この床面の便器部におけるボール面底の便
落口が便槽部上面の開口部と連通可能であると共に、便
落口に便皿を開閉可能に有し、且つ、床面に給水要素を
便器部の吐水口および内部の洗浄水タンク部と連通状に
備えた水タンク部とで構成してあるため、組み立ては、
偏平状の躯体を立体状に立てる第1作業と、躯体の出入
り口から便槽部を入れて躯体底部に載置する第2作業
と、同出入り口から便器部付き水タンク部を入れて便槽
部上面に載置する第3作業とで、簡単に組み立てること
ができ、分解は、逆の作業で簡単に分解することができ
る。
【0043】B.同項により、偏平状に畳み可能な躯体
と、この躯体の出入り口から出し入れ可能な便槽部およ
び便器部付き水タンク部とに三分割してあるため、保管
時および運搬時には、躯体の出入り口から便槽部と便器
付き水タンク部を取り出して、最も嵩張る躯体を正面部
相当の大きさの偏平状に畳み、積み重ねた状態で保管、
運搬することができ、僅かな保管スペースで躯体を屋内
に効率良く保管できると共に、屋内の良好な保管状態に
保管でき、また、従来装置の数倍を同時運搬可能であ
る。
【0044】C.同項により、組み立てた状態で、内側
に畳み可能な躯体の保形を、躯体底部に載置している便
槽部および便器部付き水タンク部で内側から支えて保つ
ことができると共に、この便槽部および便器部付き水タ
ンク部を重しとして、躯体の立てた状態を保つことがで
きる。
【0045】D.同項により、便器部におけるボール面
底の便落口下側に便皿を開閉自在に備えているため、便
槽部内の臭気が躯体内に逃げ込むのを阻止でき、しか
も、給水要素を操作して水タンク部内の洗浄水をボール
面に給水して洗浄できるため、視覚的にも快適に使用で
きる。
【0046】E.同項により、水タンク部は、上面の床
面に便器部をタンク部と区画形成して、従来遊んでいた
床下空間をそのまま水タンクとして有効に活用している
ため、躯体内が広く、快適に使用することができる。
【0047】F.請求項2により、躯体における屋根
部、底部が防水・柔軟性部材製であるため、躯体を偏平
状に畳む時そして立体状に立てる時、工具を一切使わず
に、迅速且つ容易に作業することができる。
【0048】G.請求項3により、屋根部が板状で、正
背左右各面部上端に着脱自在にしてあるため、躯体を畳
む妨げにならず、しかも、屋根部強度が高く、また、意
匠性の高い形態に仕上げられる。
【0049】H.請求項4により、底部を、正背左右各
面部内側下端に起伏動自在に軸支した支承部で形成して
あるため、組み立て時には、支承部を起立状態から水平
状態に倒すことにより、この支承部に便槽部を載置でき
る。そして、分解時には、支承部を水平状態から起立状
態に起こすことにより、躯体を偏平状に支障なく畳むこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の仮設水洗トイレ装置の第1実施例を
示す斜視図。
【図2】 縦断面図。
【図3】 縮小横断面図。
【図4】 給水要素の部分拡大図で一部断面している。
【図5】 分解斜視図。
【図6】 本発明の仮設水洗トイレ装置の第2実施例を
示す部分拡大断面図。
【図7】 本発明の仮設水洗トイレ装置の第3実施例を
示す部分拡大断面図。
【図8】 (A),(B)は便槽部又は水タンク部の他
の態様を示す部分断面図。
【符号の説明】
1 躯体 2 便槽部 3 水タンク部 4 躯体の正面部 5 正面部の出入り口 6 扉 7 躯体の左面部 7a 左面部の前面部 7b 左面部の後面部 8,10,14 ヒンジ 9 躯体の右面部 9a 右面部の前面部 9b 右面部の後面部 11 躯体の背面部 12 躯体の屋根部 13 躯体の底部 15 躯体の採光・通気口 16 正背左右各面部の補強枠 17 扉の取っ手 18 扉の錠 19 便槽部の階段部 20 便槽部の乗せ部 21 便槽部の開口部 22 便槽部の防臭パッキング 23 便槽部の係合突部 24 水タンク部の係合凹部 25 水タンク部の床面 26 水タンク部の便器部 26a 便器部のボール面 27 便器部の便落口 28 便器部の便皿 28a 便皿の皿部 28b 便皿の錘部 29 水タンク部の給水要素 30 水タンク部の洗浄水注水口 31 給水要素の操作ペダル 32 給水要素のポンプ 33 ポンプの流入口 34 ポンプの流出口 35 給水要素の取水口 36 便器部の吐水口 37 ポンプの逆止弁 38 キャップ 39 屋根部のピン 40 正背左右各面部の嵌合孔 41 屋根部の係止部 42 正背左右各面部の係止金具 43 正背左右各面部の支承部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 左右両面部を内側に半折して、偏平状に
    畳み可能な躯体と、この躯体正面部の出入り口から出し
    入れして底部上に載置可能な便槽部と、前記出入り口か
    ら出し入れして便槽部上面に載置可能で、上面を床面と
    して、この床面の便器部におけるボール面底の便落口が
    便槽部上面の開口部と連通可能であると共に、便落口に
    便皿を開閉可能に有し、且つ、床面に給水要素を便器部
    の吐水口および内部の洗浄水タンク部と連通状に備えた
    水タンク部とからなる仮設水洗トイレ装置。
  2. 【請求項2】 躯体における屋根部、底部のいずれか或
    いは双方が防水・柔軟性部材製である請求項1記載の仮
    設水洗トイレ装置。
  3. 【請求項3】 屋根部が板状で、正背左右各面部上端に
    着脱自在にしてある請求項1、2のいずれかに記載の仮
    設水洗トイレ装置。
  4. 【請求項4】 底部が正背左右各面部内側下端に起伏動
    自在に軸支した支承部で形成されている請求項1〜3の
    いずれかに記載の仮設水洗トイレ装置。
JP9283493A 1993-04-20 1993-04-20 仮設水洗トイレ装置 Pending JPH06306916A (ja)

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