JPH11100288A - 移動手段を備えた堆肥化装置及び有機廃棄物の堆肥化方法 - Google Patents

移動手段を備えた堆肥化装置及び有機廃棄物の堆肥化方法

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JPH11100288A
JPH11100288A JP9279982A JP27998297A JPH11100288A JP H11100288 A JPH11100288 A JP H11100288A JP 9279982 A JP9279982 A JP 9279982A JP 27998297 A JP27998297 A JP 27998297A JP H11100288 A JPH11100288 A JP H11100288A
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garbage
organic waste
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stirrer
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Yonemi Tanaka
米實 田中
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Abstract

(57)【要約】 【課題】生ゴミを収集しながら並行して堆肥化すること
ができ、時間的な無駄を解消して生ゴミ処理の効率を向
上させること。また、生ゴミ等の有機廃棄物の処理にお
いて、ダイオキシン等の有害物質を発生させる焼却によ
る処理を減らすことができるようにすること。更に、生
ゴミの収集に伴う悪臭の発生を抑制すること。 【解決手段】堆肥化装置Tは、トラック4を備えてい
る。トラック4の荷台40には収容ボックス41が設け
てあり、トラック4の前部には吊下げ装置(クレーン)
42が設けてある。収容ボックス41の上面後部側に
は、開口部43が設けてある。収容ボックス41には開
口部43を開閉する二つ折式の蓋体44が設けてあり、
収容ボックス41の内部には、堆肥化装置Aと破砕装置
3が収容してある。堆肥化装置Aは、処理槽1と、走行
攪拌装置2を備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、生ゴミ等の有機廃棄物
を移動しながら堆肥化することができる移動手段を備え
た堆肥化装置及び有機廃棄物の堆肥化方法に関するもの
である。
【0002】
【従来技術】一般家庭や学校、コンビニエンスストア、
飲食店等において生じる有機廃棄物である生ゴミは、自
治体の収集車が巡回して収集し、焼却装置または微生物
による処理装置を備えた処理場に搬送されて処理されて
いる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記したよう
な、収集車を巡回させて生ゴミを収集するという従来の
処理方法には、次のような課題があった。すなわち、生
ゴミは一般に毎日収集されるわけではなく、週に2〜3
日の収集日が決められている。このため、収集日に出さ
れた生ゴミは、すでに腐敗しているものも多く、これら
の生ゴミを収容した収集車は、生ゴミに群がるハエ等の
害虫や悪臭と共に最近特に問題となっている病原性大腸
菌等の有害菌を撒き散らしながら巡回することになる。
これでは、地域住民に多大な迷惑がかかるばかりでな
く、収集作業者にとって大変な苦痛となっていた。
【0004】また、従来の生ゴミの収集車は、単に収集
して運搬するだけの作業に使用されるものである。つま
り、数時間をかけて生ゴミを収集し終わった収集車は、
他に用途はないので、次の日の巡回まで待機しているだ
けである。更には、焼却装置または微生物による処理装
置を備えた処理場も一日中稼動しているわけではなく、
夜間は止まっている。しかし、これではいかにも処理の
効率が悪く、生ゴミ収集の根本的な改革が望まれてい
る。
【0005】また、各事業所などで発生した生ゴミは、
生ゴミ収集車で収集し、それを所定の処理場(堆肥化工
場や焼却場)に運搬する。運搬し終わった空の生ゴミ収
集車は、また生ゴミの収集に行き再度運搬するという作
業を行っている。このように、従来の処理方法では、生
ゴミは処理場まで運搬する必要があるために、生ゴミの
収集に人的、時間的資源を投入する必要があるばかりで
なく、生ゴミ収集車を動かすために伴う大気汚染、交通
渋滞等の社会的問題も生じていた。
【0006】本発明の目的は、生ゴミを収集しながら並
行して堆肥化することができ、時間的な無駄を解消して
生ゴミ処理の効率を向上させることにある。また、他の
目的は、生ゴミ等の有機廃棄物の処理において、ダイオ
キシン等の有害物質を発生させる焼却による処理を減ら
すことができるようにして環境問題もあわせて改善する
ことができるようにすることにある。更に本発明の他の
目的は、生ゴミの収集に伴う悪臭の発生を抑制すること
にある。更に本発明の他の目的は、生ゴミの収集に人
的、時間的資源を投入する無駄を極力省き、また、生ゴ
ミ収集車を動かすために伴う大気汚染、交通渋滞等の社
会的問題も極力なくすことにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に講じた本発明の手段は次のとおりである。第1の発明
にあっては、移動手段を備えた有機物の堆肥化装置であ
って、移動手段と、上記移動手段に設けてある堆肥化装
置と、を備えていることを特徴とする、移動手段を備え
た堆肥化装置である。
【0008】第2の発明にあっては、移動手段を備えた
有機物の堆肥化装置であって、移動手段と、上記移動手
段に設けてある堆肥化装置と、有機廃棄物を細かく破砕
すると共に該破砕物に種菌を混合する破砕装置と、を備
えていることを特徴とする、移動手段を備えた堆肥化装
置である。
【0009】第3の発明にあっては、堆肥化装置は、所
要の間隔をおいて設けてある側壁部を有する処理槽と、
上記処理槽の側壁部間に架け渡して載置され、側壁部上
を往復走行が可能な走行攪拌装置と、を備えており、上
記走行攪拌装置は、上記処理槽の底部まで攪拌でき、掻
き上げ方向と掻き下ろし方向に回転可能な主攪拌機と、
上記主攪拌機の前部または後部に並設され、主攪拌部材
より浅い攪拌ができ、掻き上げ方向と掻き下ろし方向に
回転可能な副攪拌機と、を備えていることを特徴とす
る、第1または第2の発明に係る移動手段を備えた堆肥
化装置である。
【0010】第4の発明にあっては、移動手段が自動車
であることを特徴とする、第1、2または3の発明に係
る移動手段を備えた堆肥化装置である。
【0011】第5の発明にあっては、有機廃棄物の堆肥
化方法であって、移動手段に堆肥化装置を設け、該移動
手段を有機廃棄物の収集場所に移動し、有機廃棄物を細
かく破砕すると共に該破砕物に種菌を混合して堆肥化装
置に投入し、移動手段の移動中または/及び停止中に上
記堆肥化装置を稼動させて有機廃棄物を堆肥化すること
を特徴とする、有機廃棄物の堆肥化方法である。
【0012】(構成についての説明)移動手段は、例え
ば、トラック等の自動車、列車、船等であるが、移動が
可能で堆肥化装置を搭載できるものであれば、これらに
限定されるものではない。また、自走式のものだけでな
くトレーラのように牽引されるものでもよい。
【0013】破砕装置は、有機廃棄物を細かく破砕、粉
砕、押し潰すことができると共に種菌を該破砕物に混合
できるものであれば装置自体の構造については特に限定
するものではなく、例えば、ミンチ機等も含むものであ
る。
【0014】処理槽は直線方向に設けてもよいし、U字
形に設けてもよい。また、無端状に円形、長円形、楕円
形に設けることもできる。側壁部の上端部には軌道を設
けることもできる。該軌道は、突出したレール状でもよ
いし、溝状でもよく、走行攪拌装置を案内できればその
構造は限定しない。
【0015】走行攪拌装置の主攪拌機は有機廃棄物の撹
拌と移動を行うもので、有機廃棄物を移動する場合、進
行方向に向かって掻き上げる方向に回転させると有機廃
棄物を高く堆積することができる。また、進行方向とは
反対側に向かって掻き上げる方向に回転させると有機廃
棄物を低く堆積することができる。このようにして有機
廃棄物を平らに均す事ができる。
【0016】主攪拌部材は通常30〜80cmの高さに
堆積された有機廃棄物を攪拌するもので、その先端部
は、処理槽内の有機廃棄物のほとんどを掻き取りながら
攪拌搬送できるように、処理槽の底部上面との間で極く
狭い隙間をもって設けられている。また、副攪拌機の副
攪拌部材先端部は、堆積された有機廃棄物の一部を撹拌
できるように、例えば底部上面と15〜40cm程度の
隙間を開けて設けられている。
【0017】通常の走行攪拌装置は、上記主攪拌機に相
当するものを備えただけのものであり、攪拌や搬送は堆
積された有機廃棄物の全部を対象として行われている。
しかし、本発明にかかる走行攪拌装置は、副攪拌機を備
えているので、有機廃棄物の上層の一部を撹拌して送る
ことができる。従って、例えば屠畜場で生じた血液や毛
のような悪臭を放つ有機廃棄物の場合は、活性状態にあ
る放線菌を含む有機廃棄物の上に散布する等し、更にそ
の上に副攪拌機で活性状態にある放線菌を含む有機廃棄
物を搬送し積み重ねることによって、悪臭を放たず短期
間で処理できる。
【0018】なお、有機廃棄物は細胞膜が破壊されたも
ののほうが細胞が微生物と接触しやすくなるので発酵が
早く処理効率が良い。このため、生ゴミ、バーク、屠場
血塊等は前処理により1cm以下程度に小さく破砕する
ことにより短期間で堆肥化できる。
【0019】市販の種菌は常に活性状態にあるわけでは
なく、有機廃棄物に混合しても発酵に時間がかかること
が多く、堆肥化には長い期間を必要としていた。しか
し、上記方法の場合は、馴養後の活性状態にある放線菌
類を含む有機廃棄物は、pHが7.5〜9.5,水分4
5〜55%,品温40〜60℃で処理物との混合が高い
ので、処理される有機廃棄物はすぐに発酵が始まる。こ
のため、発酵にそれほど時間がかからず、冬期の低温
(氷点下のものを含む)の有機廃棄物でも短期間で処理
できる。
【0020】(作用)移動手段と、堆肥化装置とを備え
たものにあっては、例えば、移動手段である収集車で生
ゴミを収集し、移動時間中だけでなく、収集終了後の停
止時間中も生ゴミを堆肥化することができ、時間的な無
駄を解消して生ゴミ処理の効率を向上させることができ
る。
【0021】また、生ゴミを収集と並行して堆肥化して
いくことができるので、生ゴミが収集時において腐敗し
ていた場合も短時間で悪臭が発生しなくなり、移動手段
を備えた堆肥化装置がハエ等の害虫や有害菌を撒き散ら
しながら巡回することもない。従って、地域住民に迷惑
がかかることを防止できると共に、収集作業者の作業環
境を向上させることができる。
【0022】また、生ゴミ等の有機廃棄物の微生物によ
る処理量を増やすことによって、ひいてはダイオキシン
等の有害物質を発生させる焼却による処理量を減らすこ
とができ、環境問題もあわせて改善することができる。
【0023】堆肥化装置と、有機廃棄物を細かく破砕す
ると共に該破砕物に種菌を混合する破砕装置とを備えた
ものにあっては、上記作用に加えて次の作用を有する。
すなわち、破砕装置によって有機廃棄物を細かく破砕す
ることにより細胞膜が破壊され、この破壊されたものと
種菌が混合され、微生物による堆肥化が促進され、より
短時間での堆肥化が可能になる。
【0024】堆肥化装置が、処理槽と軌道と走行攪拌装
置とを備えており、走行攪拌装置は、処理槽の底部まで
攪拌でき、掻き上げ方向と掻き下ろし方向に回転可能な
主攪拌機と、主攪拌機の前部または後部に並設され、主
攪拌部材より浅い攪拌ができ、掻き上げ方向と掻き下ろ
し方向に回転可能な副攪拌機とを備えているものは、例
えば、処理槽内において、有機廃棄物に放線菌類を含む
種菌を接種したものを、所要日数馴養しながら主攪拌機
によって処理槽の排出側へ送ったり、副攪拌機によって
処理槽の入口側へ返送する作業が可能になる。
【0025】堆肥化装置の作用を説明すれば、次のとお
りである。 (1)堆肥化装置の処理槽に被処理物である有機廃棄物
を投入し、これに放線菌類を含む種菌を接種混合し、走
行攪拌装置の主攪拌機で攪拌し、所要の高さの山形に堆
積させておく。この状態で有機廃棄物は発酵を始める。
翌日には前日の有機物を排出側に移動して堆積させ、新
しい有機廃棄物の投入場所を確保する。ここに新たな有
機廃棄物を投入し、種菌を接種する。そして、走行攪拌
装置の主攪拌機で攪拌し、所要の高さの山形に堆積させ
ておく。この時点では第1回目の有機廃棄物中の微生物
は増殖しつつあるが十分な活性状態にはない。上記と同
様な操作を3〜5日行い、十分な活性状態にある実用種
菌を得る。
【0026】(2)種菌接種後数日経過して第1回目に
投入した有機廃棄物中の放線菌が活性状態となり、有機
廃棄物中の放線菌数が2×108 /g〜1×1010/g
個程度になったら、これを走行攪拌装置の副撹拌機で撹
拌しながら第2回目、第3回目の山形堆積物を平らに
し、その上に一回目の活性状態にある放線菌の一部を平
面上部に跳ね上げ、これを発酵中の有機廃棄物の上を移
動(平行移動)しながら処理槽の入口側へ移動させる。
この放線菌が活性状態にある放線菌を含む有機廃棄物を
実用種菌とする。
【0027】(3)実用種菌が移動した部分に、新しい
有機廃棄物を投入し、有機廃棄物を投入した範囲で走行
攪拌装置を往復移動させ、主攪拌機で攪拌して、新しい
有機廃棄物と実用種菌を混合する。この際、品温は数時
間後には当初の20℃程度から40〜60℃に達する。
これを翌日新たな処理を行う前に主撹拌機で処理槽の排
出側へ平行移動させ堆積させておく。以降は、上記返送
と攪拌搬送を繰り返し、有機廃棄物を処理槽の排出側へ
移動させながら順次堆肥化する。
【0028】
【実施の形態】本発明を図面に示した実施例に基づき更
に詳細に説明する。図1は本発明に係る移動手段を備え
た堆肥化装置の概略側面図、図2は本発明にかかる堆肥
化装置の一実施例を示す概略正面図で、左側半分には主
撹拌機の構造を右側半分には副撹拌機の構造を示してい
る。図3は概略平面図、図4は概略側面図、図5は破砕
装置の構造を示す説明図で、(a)は縦断面説明図、
(b)は平面視説明図、図6は破砕装置の他の構造を示
す概略説明図である。
【0029】移動手段を備えた堆肥化装置Tは、トラッ
ク4を備えている。トラック4の荷台40には収容ボッ
クス41が設けてあり、堆肥化装置A全体を覆うと共に
雨をよけるようにしている。トラック4の前部には吊下
げ装置(クレーン)42が設けてある。収容ボックス4
1の上面後部側には、開口部43が設けてある。収容ボ
ックス41には開口部43を開閉する二つ折式の蓋体4
4が設けてある。
【0030】収容ボックス41の内部には、堆肥化装置
Aと破砕装置3が収容してある。破砕装置3については
後述する。堆肥化装置Aは、処理槽1と、走行攪拌装置
2を備えている。
【0031】処理槽1はコンクリートまたは防錆手段を
施した鉄板で作られており、床部12と前後壁部(図示
省略)、及び両側壁部10、10を備えている。処理槽
1の大きさは、本実施例においては、幅2m、長さ5
m、高さ0.5mである。そして、処理槽1の側壁部1
0、10の上面には、ほぼ全長にわたって軌道であるレ
ール11、11が敷設されている。レール11、11に
は、走行攪拌装置2が走行自在に載置されている。
【0032】走行攪拌装置2は、基フレーム20と、走
行装置21と、主攪拌機22と、副攪拌機23を備えて
いる。基フレーム20は、L型鋼で直方体状に枠組して
形成してある。基フレーム20の底部の四隅部には、走
行装置21を構成する走行車輪210、210・・が設
けてある。走行車輪210、210・・の車軸211
は、それぞれ軸受219に軸支してあり、車軸211の
外側端部にはスプロケット212が取り付けてある。
【0033】基フレーム20上の後部寄りには、基フレ
ーム20の幅よりやや長い駆動軸213が三基の軸受2
14、214、214を介して軸支してある(図3参
照)。駆動軸213の中央部にはスプロケット215が
設けてあり、両端部にはスプロケット216、216が
設けてある。
【0034】基フレーム20上部の後部寄り中央部に
は、正逆回転制御が可能な駆動用モータM1が設けてあ
る。駆動用モータM1は減速機G1を備え、その駆動軸
には、スプロケット218が設けてある。スプロケット
218とスプロケット215には、チェーンC1が巻き
掛けてある。また、基フレーム20両側の中段部には中
継スプロケット217、217(図4参照)が設けてあ
る。そしてスプロケット212、216、217には、
チェーンC2がそれぞれ巻き掛けてある(図4参照)。
【0035】基フレーム20底の前部(図4において左
方)寄りには、主攪拌機22が設けてあり、基フレーム
20底部の後部寄りには、副攪拌機23が設けてある。
主攪拌機22及び副攪拌機23は共に正逆回転をする。
主攪拌機22は、基フレーム20の幅よりやや長い回転
軸220を有している。回転軸220の中央部と両端部
は一部径小に形成してあり、回転軸220はこの径小部
分を軸受219、219、219を介して軸支してあ
る。
【0036】回転軸220の径大部には、所要数の主攪
拌部材222、222・・・が設けてある。攪拌部材2
22、222・・・は平鋼板を使用し、回転軸220の
長さ方向に等間隔で放射状に取り付けてある。隣り合う
主攪拌部材222、222の周方向の間隔は30°のず
れを持って設定してある。また、主攪拌部材222、2
22・・・の先端部には、小板状のブレード223が進
行方向と直角方向に設けてある。
【0037】ブレード223の幅は、主攪拌部材22
2、222・・・に設けてある全部のブレード223の
幅を合計すると、処理槽1の床部12の内幅とほぼ同じ
になるように設定して攪拌残しがないようにしている。
主攪拌部材222、222・・・の長さは、ブレード2
23の先端部と処理槽1の床部12表面との間に若干の
隙間が設けられるように設定してある。これによると、
回転軸220の回転により、処理槽1の床部12に堆積
された有機廃棄物は、ほぼ全幅にわたってブレード22
3、223・・・で攪拌できる。回転軸220の一端部
には、スプロケット221が取り付けてある。
【0038】基フレーム20上の前部寄り一端側には、
正逆回転制御が可能な駆動用モータM2が設けてある。
駆動用モータM2は減速機G2を備え、その駆動軸には
スプロケット225が取り付けてある。スプロケット2
25とスプロケット221には、チェーン226が巻き
掛けてある。
【0039】副攪拌機23は、基フレーム20の幅より
やや長い回転軸230を有している。回転軸230の中
央部と両端部は一部径小に形成してあり、回転軸230
はこの径小部分を軸受221、221を介して軸支して
ある。
【0040】回転軸230の両径大部には、所要数の副
攪拌部材232、232・・・が設けてある。副攪拌部
材232、232・・・は、回転軸230の長さ方向に
等間隔で放射状に取り付けてあり、隣り合う副攪拌部材
232、232・・・の周方向の間隔は30°のずれを
持って設定してある。また、副攪拌部材232、232
・・・の先端部には、小板状のブレード233が進行方
向と直角方向に設けてある。
【0041】ブレード233の幅は、副攪拌部材23
2、232・・・に設けてある全部のブレード233の
幅を合計すると、処理槽1の床部12の内幅とほぼ同じ
になるように設定してある。また、副攪拌部材232、
232・・・の長さは、上記主攪拌機22の主攪拌部材
222の長さの約2/3の長さに短く設定してある。そ
して、回転軸220の一端部には、スプロケット234
が取り付けてある。
【0042】基フレーム20上部の後部寄り一端側に
は、正逆回転制御が可能な駆動用モータM3が設けてあ
る。駆動用モータM3は減速機G3を備え、その駆動軸
にはスプロケット235が取り付けてある。スプロケッ
ト235とスプロケット234には、チェーン236が
巻き掛けてある。
【0043】図5(a)、(b)を参照する。基フレー
ム20の上面の後部側には、破砕装置3が設けられてい
る。破砕装置3は、生ゴミ等を収容する収容容器30を
備えている。収容容器30は、有底円筒型に形成されて
いる。収容容器30の底板31には、四角形の排出口3
2が設けてある。排出口32には、三枚の固定刃33が
所要間隔で平行に設けてある。各固定刃33は上下方向
において斜めに設けられ、上部の刃面は底板31上面と
面一になるようにしてある。
【0044】収容容器30の開口部の中心部には、減速
機構を備えたモーター34が四本のステー35により固
定されている。モーター34の回転軸340の先端部に
は四枚の破砕刃36が取り付けてある。破砕刃36は回
転方向において前方側が膨らむように湾曲し、後方へ下
り傾斜して形成され、その後端部は底板31上面及び固
定刃33上面を擦りながら回転するようにしてある。
【0045】なお、排出口32には開閉蓋37がスライ
ドさせることにより着脱できるようにしてある。この開
閉蓋37で排出口32を塞ぐことにより、一定時間生ゴ
ミと種菌(放線菌培養物)との混練だけを行うことがで
きる。また、開閉蓋37をスライドさせて排出口32の
開口部の大きさを調整することにより、破砕された生ゴ
ミの排出量の調整も可能である。
【0046】この構造によれば、収容容器30に生ゴミ
を投入し、破砕刃36を回転させれば、生ゴミは各破砕
刃36によって種菌と一緒に混練されると共に傾斜面に
よって底板31に押し付けられて潰され破砕される。そ
して、潰された生ゴミは、排出口32の位置で押し出さ
れて固定刃33と破砕刃36後端部によって切断され、
処理槽1内に排出される。
【0047】なお、破砕装置は上記構造に限定されるも
のではなく、例えば、食肉加工用のミンチ機と同様の構
造で、排出孔などのサイズを大きくしたものを採用する
ことができる。その場合は、図6に示すようにミンチ機
38の上に有機廃棄物と種菌を混合攪拌する攪拌機39
を備えるのが望ましい。
【0048】(作 用)図7ないし図14は、堆肥化装
置の作用を示す説明図である。図1ないし図14を参照
して、移動手段を備えた堆肥化装置の作用を説明する。
なお、以下の堆肥化装置Aの作用の説明では、有機廃棄
物である生ゴミの処理槽1内における一日当りの移動回
数は特に限定しない。
【0049】(1)トラック4で生ゴミの収集場所(例
えば、学校)に移動し、移動手段を備えた堆肥化装置T
の吊上げ装置42によって、生ゴミを吊上げ、破砕装置
3の収容容器30に投入する。投入された生ゴミに、放
線菌数が5×108 /g以上の種菌(放線菌培養物)、
具体的には後で説明する実用種菌を吊上げ装置42の先
端に取り付けたバッケット(図示省略)を使用して移送
し生ゴミの上から散布して混合接種する。
【0050】これらの混合比は、生ゴミの重量を基準と
して、放線菌培養物の重量が100〜200%である
(一般的な値としては、30〜500%であり、この値
が多い程、悪臭成分である低級脂肪酸の分解が速やかに
行われるので、悪臭が発生しにくく、堆肥化も短時間で
できる)。そして、上記混合接種したものを破砕装置3
によって混練し細かく破砕して処理槽1の入口側へ投入
する。粉砕された生ゴミF0を、走行攪拌装置2の主攪
拌機22により、適宜攪拌を行ない、放線菌を培養する
(図7参照)。
【0051】(2)走行攪拌装置2を、副攪拌機23は
駆動せず、主攪拌機22の主攪拌部材222を図におい
て反時計方向に回転させながらゆっくり走行させる。こ
れにより、発酵が進んだ生ゴミFは、処理槽1の排出側
へ所要の距離移動すると共に、処理槽1の入口側になだ
らかな斜面を有する層状に盛り上がる(図8参照)。な
お、上記破砕作業や攪拌作業は、移動手段を備えた堆肥
化装置Tが収集場所へ移動する時間中にも継続して行う
ことができる。そして、収集場所への移動するごとに、
上記と同様に生ゴミに接種をし、攪拌をして放線菌の培
養を行う。
【0052】(3)次の日、発酵が進んだ生ゴミFが移
動した後の空いた部分(底部には生ゴミFの一部が薄い
層状になっている。)に、順次収集する生ゴミに接種を
し、破砕装置3から生ゴミF0を投入し、走行攪拌装置
2の主攪拌機22により、適宜攪拌を行ない、放線菌を
培養する(図9参照)。
【0053】(4)走行攪拌装置2を、副攪拌機23は
駆動せず、主攪拌機22の主攪拌部材222を図におい
て反時計方向に回転させながらゆっくり走行させる。こ
れにより生ゴミFは処理槽1の排出側へ所要の距離移動
すると共に、処理槽1の入口側になだらかな斜面を有す
る層状に盛り上がる(図10参照)。上記(3)(4)
の工程を数日間繰り返し行う。
【0054】(5)走行攪拌装置2を移動させ、主攪拌
機22を、生ゴミFのうち植菌から3〜5日経過した部
分の生ゴミF1に対応して位置させる。生ゴミF1は馴
養後活性状態にあり、放線菌数2×108 /g〜1×1
10/g個を含む有機廃棄物となる。これを実用種菌と
するものである。次に、主攪拌機22の主攪拌部材22
2だけを図において時計方向に回転させながら、生ゴミ
F1を処理槽1の入口側へ向けて跳ね上げ、高く盛り上
げる(図11参照)。
【0055】(6)走行攪拌装置2の副攪拌機23を駆
動して副攪拌部材232を図において時計方向に回転さ
せながら活性状態にある実用種菌を入口側に平行搬送さ
せる。そして、新たに破砕装置3から接種済み生ゴミF
0を投入し、その範囲で走行攪拌装置2を往復移動さ
せ、主攪拌機22で攪拌して、生ゴミF0と実用種菌で
ある生ゴミFを混合する。そして、実用種菌と混ざった
生ゴミF0は、前回処理分と共に処理槽1の排出側へ移
動され、上記(2)と同様に処理槽1の入口側になだら
かな斜面を有する層状に盛り上がる(図12、図13参
照)。
【0056】(7)再度上記と同様にして活性状態にあ
る実用種菌を移動し、処理槽1の入口側に返送された生
ゴミF1上に、次の接種済み生ゴミF0を投入する。そ
して、生ゴミF0を投入した範囲で走行攪拌装置2を往
復移動させ、主攪拌機22で攪拌して、生ゴミF0と返
送された生ゴミF1を混合する(図14参照)。
【0057】(8)走行攪拌装置2を、副攪拌機23は
駆動せず、主攪拌機22の主攪拌部材222を図におい
て反時計方向に回転させながら往復走行させる。これに
より、返送された生ゴミと混ざった生ゴミF0は、前回
処理分と共に処理槽1の排出側へ移動し、上記(2)
(4)と同様に処理槽1の入口側になだらかな斜面を有
する層状に盛り上がる(図14参照)。以降は、上記
(5)〜(8)の生ゴミの返送と攪拌搬送を繰り返すこ
とにより、生ゴミを処理槽1の排出側へ移動させながら
堆肥化することができる。
【0058】上記堆肥化方法によれば、有機廃棄物の実
用種菌として、植菌から3〜5日経過し、最も活性化し
ている状態にある放線菌を含む有機廃棄物を比較的大量
に返送し、短時間に種菌の接種、水分、pHの調整、及
び品温の上昇を期すことができるので、有機廃棄物の発
酵が速くなり、従来のものと比較して短期間で堆肥化で
きる。
【0059】上記堆肥化装置Aによれば、最も活性化し
ている状態にある放線菌を含む有機廃棄物を主攪拌機で
高く盛り上げ、これを副攪拌機で処理槽の入り口側に返
送でき、しかも新しく投入される有機廃棄物の量に合わ
せて、必要な量を返送できるので便利である。
【0060】実用種菌となる有機廃棄物の返送は機械化
されているので、悪臭の中での作業は特に必要ではな
い。従って、堆肥製造作業における作業環境を向上させ
ることができるので、健康を害する心配もない。実用種
菌は継続的につくられるので、一度植菌すれば、以後の
原種菌の補充は必ずしも必要としない。従って、原種菌
の購入ための経済的負担を軽くすることができ、堆肥を
安価に製造できる。
【0061】上記堆肥化装置Aを搭載した本発明に係る
移動手段を備えた堆肥化装置Tによれば、生ゴミを収集
しながら、移動時間中も生ゴミを堆肥化することができ
る。更に、夜間等、移動手段を備えた堆肥化装置Tが待
機している時間中にも堆肥化装置Aだけを稼動させるこ
とが可能であり、時間的な無駄を解消して生ゴミ処理の
効率を向上させることができる。
【0062】また、堆肥化処理の初期段階[上記
(1)]において、生ゴミに多量の放線菌培養物を混合
することにより、悪臭成分である低級脂肪酸の分解が速
やかに行われるので、生ゴミが収集時において腐敗して
いた場合も短時間で悪臭が発生しなくなる。
【0063】なお、放線菌による処理では、大腸菌、蠅
の卵殻やさなぎ殻が分解されることがわかっており、処
理中も大腸菌が低減され、蠅の発生が防止される。従っ
て、巡回時に蠅等の害虫や有害菌を撒き散らすこともな
く、収集作業者の苦痛を取り除くことができ、地域住民
に迷惑がかかることを防止できる。
【0064】上記においては、生ゴミの堆肥化を例にと
り説明しているが、畜糞尿等、他の有機廃棄物の堆肥化
も同様に可能であることはいうまでもない。なお、本明
細書で使用している用語と表現はあくまで説明上のもの
であって、限定的なものではなく、上記用語、表現と等
価の用語、表現を除外するものではない。また、本発明
は図示の実施の形態に限定されるものではなく、技術思
想の範囲内において種々の変形が可能である。
【0065】
【発明の効果】本発明は上記構成を備え、次の効果を有
する。 (a)移動手段と、堆肥化装置とを備えているので、移
動手段を移動することによって生ゴミの発生現場まで堆
肥化装置を移動して生ゴミを収集し、移動時間中だけで
なく、収集終了後の停止時間中も生ゴミを堆肥化するこ
とができる。従って従来のように、生ゴミ収集車で生ゴ
ミを収集し、それを所定の処理場(堆肥化工場や焼却
場)に運搬し、また生ゴミの収集に向かうといった人
的、時間的な無駄ばかりでなく、処理場に向かう必要が
ないためにその移動に伴う移動手段の燃料や移動手段が
荷担する交通渋滞を解消する事ができ、全体として生ゴ
ミ処理の効率を向上させることができる。
【0066】(b)破砕装置によって有機廃棄物を細か
く破砕することにより細胞膜が破壊され、この破壊され
たものと種菌が混合され、微生物による堆肥化が促進さ
れ、より短時間での堆肥化が可能になる。しかも生ゴミ
を収集と並行して堆肥化していくことができるので、生
ゴミが収集時において腐敗していた場合も短時間で悪臭
が発生しなくなり、ハエ等の害虫や有害菌を撒き散らし
ながら巡回することもない。従って、地域住民に迷惑が
かかることを防止できると共に、収集作業者の作業環境
を向上させることができる。
【0067】(c)生ゴミ等の有機廃棄物の微生物によ
る処理量を増やすことによって、ひいてはダイオキシン
等の有害物質を発生させる焼却による処理量を減らすこ
とができ、環境問題もあわせて改善することができる。
【0068】(d)堆肥化装置が、処理槽と走行攪拌装
置とを備えており、走行攪拌装置は、処理槽の底部まで
攪拌でき、掻き上げ方向と掻き下ろし方向に回転可能な
主攪拌機と、主攪拌機の前部または後部に並設され、主
攪拌部材より浅い攪拌ができ、掻き上げ方向と掻き下ろ
し方向に回転可能な副攪拌機とを備えているものは、例
えば、処理槽内において、有機廃棄物に放線菌類を含む
種菌を接種したものを、所要日数馴養しながら主攪拌機
によって処理槽の排出側へ送ったり、副攪拌機によって
処理槽の入口側へ返送する作業が可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る移動手段を備えた堆肥化装置の概
略側面図。
【図2】本発明にかかる堆肥化装置の一実施例を示す概
略正面図で、左側半分には主撹拌機の構造を右側半分に
は副撹拌機の構造を示している。
【図3】堆肥化装置の概略平面図。
【図4】堆肥化装置の概略側面図。
【図5】破砕装置の構造を示す説明図で、(a)は縦断
面説明図、(b)は平面視説明図。
【図6】破砕装置の他の構造を示す概略説明図。
【図7】堆肥化装置の作用を示す説明図。
【図8】堆肥化装置の作用を示す説明図。
【図9】堆肥化装置の作用を示す説明図。
【図10】堆肥化装置の作用を示す説明図。
【図11】堆肥化装置の作用を示す説明図。
【図12】堆肥化装置の作用を示す説明図。
【図13】堆肥化装置の作用を示す説明図。
【図14】堆肥化装置の作用を示す説明図。
【符号の説明】
T 移動手段を備えた堆肥化装置 4 トラック 40 荷台 41 収容ボックス A 堆肥化装置 1 処理槽 10 側壁部 11 レール 2 走行攪拌装置 22 主攪拌機 222 主攪拌部材 23 副攪拌機 232 副攪拌部材 3 破砕装置 30 収容容器 31 底板 32 排出口 33 固定刃 34 モーター 340 回転軸 35 リブ 36 破砕刃 37 開閉蓋

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 移動手段を備えた有機物の堆肥化装置で
    あって、 移動手段と、 上記移動手段に設けてある堆肥化装置(A) と、を備えて
    いることを特徴とする、 移動手段を備えた堆肥化装置。
  2. 【請求項2】 移動手段を備えた有機物の堆肥化装置で
    あって、 移動手段と、 上記移動手段に設けてある堆肥化装置(A) と、 有機廃棄物を細かく破砕すると共に該破砕物に種菌を混
    合する破砕装置(5) と、を備えていることを特徴とす
    る、 移動手段を備えた堆肥化装置。
  3. 【請求項3】 堆肥化装置(A) は、 所要の間隔をおいて設けてある側壁部(10)を有する処理
    槽(1) と、 上記処理槽(1) の側壁部(10)間に架け渡して載置され、
    側壁部(10)上を往復走行が可能な走行攪拌装置(2) と、
    を備えており、 上記走行攪拌装置(2) は、 上記処理槽(1) の底部まで攪拌でき、掻き上げ方向と掻
    き下ろし方向に回転可能な主攪拌機(22)と、 上記主攪拌機(22)の前部または後部に並設され、主攪拌
    部材(22)より浅い攪拌ができ、掻き上げ方向と掻き下ろ
    し方向に回転可能な副攪拌機(23)と、を備えていること
    を特徴とする、 請求項1または2記載の移動手段を備えた堆肥化装置。
  4. 【請求項4】 移動手段が自動車であることを特徴とす
    る、 請求項1、2または3記載の移動手段を備えた堆肥化装
    置。
  5. 【請求項5】 有機廃棄物の堆肥化方法であって、 移動手段に堆肥化装置(A) を設け、該移動手段を有機廃
    棄物の収集場所に移動し、有機廃棄物を細かく破砕する
    と共に該破砕物に種菌を混合して堆肥化装置(A) に投入
    し、移動手段の移動中または/及び停止中に上記堆肥化
    装置(A) を稼動させて有機廃棄物を堆肥化することを特
    徴とする、 有機廃棄物の堆肥化方法。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002263695A (ja) * 2001-03-05 2002-09-17 Mitsubishi Materials Corp 汚泥輸送用容器および汚泥輸送システム
US7018831B2 (en) * 2001-09-26 2006-03-28 Biosystem Solutions, Inc. Composting apparatus and method
CN103551359A (zh) * 2013-10-17 2014-02-05 卢鹰 再生资源专用分拣车
JP6283789B1 (ja) * 2016-09-26 2018-02-28 ティーエス環境株式会社 攪拌装置及びそれを用いた堆肥製造装置

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