JPH11100108A - パレット積み荷物用ラック - Google Patents
パレット積み荷物用ラックInfo
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- JPH11100108A JPH11100108A JP26635597A JP26635597A JPH11100108A JP H11100108 A JPH11100108 A JP H11100108A JP 26635597 A JP26635597 A JP 26635597A JP 26635597 A JP26635597 A JP 26635597A JP H11100108 A JPH11100108 A JP H11100108A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 パレット積み荷物を段積みする作業を簡易化
する。 【解決手段】 パレット積み荷物Nが載せられるパレッ
ト台1の下方には上下方および後方が開放された形状を
有する下枠体2を設置し、パレット台1の前端部と下枠
体2の前端部とを逆向きに傾斜した1対の第1支柱体3
によって連結し、パレット台1の両側部と下枠体2の両
側部とを前下り状に傾斜した1対の第2支柱体4によっ
て連結する。使用時には上段のラックRの下枠体2を下
段のラックRのパレット台1上に載置した状態で各ラッ
クRを段積みし、不使用時には上段のラックRの下枠体
2および各支柱体3,4を下段のラックRの下枠体2お
よび各支柱体3,4上に積み重ねた状態で各ラックRを
格納する。
する。 【解決手段】 パレット積み荷物Nが載せられるパレッ
ト台1の下方には上下方および後方が開放された形状を
有する下枠体2を設置し、パレット台1の前端部と下枠
体2の前端部とを逆向きに傾斜した1対の第1支柱体3
によって連結し、パレット台1の両側部と下枠体2の両
側部とを前下り状に傾斜した1対の第2支柱体4によっ
て連結する。使用時には上段のラックRの下枠体2を下
段のラックRのパレット台1上に載置した状態で各ラッ
クRを段積みし、不使用時には上段のラックRの下枠体
2および各支柱体3,4を下段のラックRの下枠体2お
よび各支柱体3,4上に積み重ねた状態で各ラックRを
格納する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明はパレット上に荷物
を積み上げたパレット積み荷物を段積みするときに適用
されるパレット積み荷物用ラックに関する。
を積み上げたパレット積み荷物を段積みするときに適用
されるパレット積み荷物用ラックに関する。
【0002】
【従来の技術】従来では、パレット積み荷物を段積みす
るに際し、例えば、ラックとパレットとを一体化したタ
イプのラックや、上部開口式でラックの底部にパレット
を載せるタイプのラック等が使用される。
るに際し、例えば、ラックとパレットとを一体化したタ
イプのラックや、上部開口式でラックの底部にパレット
を載せるタイプのラック等が使用される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記したラックのう
ち、前者のタイプのラックでは、到着するパレット積み
荷物の載せ換えが必要となり、出荷時にラック毎搬出さ
れる可能性があり、また、不使用時の格納スペースが小
さくならない。一方、後者のタイプのラックでは、不使
用時の格納スペースを小さくすることはできるが、パレ
ット積み荷物を2段積みするためには2台のラックが必
要となる。本発明はパレット積み荷物を段積みする段積
み作業を合理化および簡便化することを課題とするもの
である。
ち、前者のタイプのラックでは、到着するパレット積み
荷物の載せ換えが必要となり、出荷時にラック毎搬出さ
れる可能性があり、また、不使用時の格納スペースが小
さくならない。一方、後者のタイプのラックでは、不使
用時の格納スペースを小さくすることはできるが、パレ
ット積み荷物を2段積みするためには2台のラックが必
要となる。本発明はパレット積み荷物を段積みする段積
み作業を合理化および簡便化することを課題とするもの
である。
【0004】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、上下
2段のパレット積み荷物のうちの上段のパレット積み荷
物が載せられるパレット台の下方には、上下方および後
方が開放された形状を有し、複数個のラックを使用時に
段積みするときに下段のラックの前記パレット台上に載
置される下枠体を設置し、前記パレット台の前端部と前
記下枠体の前端部とを逆向きに傾斜した1対の第1支柱
体によって連結し、前記パレット台の両側部と前記下枠
体の両側部とを前下り状に傾斜した1対の第2支柱体に
よって連結し、複数個のラックを積み重ねて格納すると
きに上段のラックの下枠体および各支柱体が下段のラッ
クの下枠体上および各支柱体上にそれぞれ重ね合わされ
るように構成したことを特徴とする。
2段のパレット積み荷物のうちの上段のパレット積み荷
物が載せられるパレット台の下方には、上下方および後
方が開放された形状を有し、複数個のラックを使用時に
段積みするときに下段のラックの前記パレット台上に載
置される下枠体を設置し、前記パレット台の前端部と前
記下枠体の前端部とを逆向きに傾斜した1対の第1支柱
体によって連結し、前記パレット台の両側部と前記下枠
体の両側部とを前下り状に傾斜した1対の第2支柱体に
よって連結し、複数個のラックを積み重ねて格納すると
きに上段のラックの下枠体および各支柱体が下段のラッ
クの下枠体上および各支柱体上にそれぞれ重ね合わされ
るように構成したことを特徴とする。
【0005】請求項1の発明では、段積みされる上下2
段のラックは、上段のラックの下枠体が下段のラックの
パレット台上に載置された状態で積み重ねられ、段積み
される上下2段のパレット積み荷物は、下段のパレット
積み荷物の上側、前側および後側が下段のラックによっ
て取囲まれて上段のパレット積み荷物が下段のラックの
パレット台上に載せられた状態で上下方向に並べられ
る。複数個の空のラックを積み重ねて格納するに際し、
各ラックは、上段のラックの下枠体が下段のラックの下
枠体上に重ね合わされ、上段のラックの各支柱体が下段
のラックの各支柱体上にそれぞれ重ね合わされた状態で
積み重ねられてコンパクトに格納される。
段のラックは、上段のラックの下枠体が下段のラックの
パレット台上に載置された状態で積み重ねられ、段積み
される上下2段のパレット積み荷物は、下段のパレット
積み荷物の上側、前側および後側が下段のラックによっ
て取囲まれて上段のパレット積み荷物が下段のラックの
パレット台上に載せられた状態で上下方向に並べられ
る。複数個の空のラックを積み重ねて格納するに際し、
各ラックは、上段のラックの下枠体が下段のラックの下
枠体上に重ね合わされ、上段のラックの各支柱体が下段
のラックの各支柱体上にそれぞれ重ね合わされた状態で
積み重ねられてコンパクトに格納される。
【0006】請求項2の発明は、請求項1の発明におい
て、前記パレット台にはフォークリフトのフォークが差
込まれるフォーク差込み口を形成したことを特徴とす
る。
て、前記パレット台にはフォークリフトのフォークが差
込まれるフォーク差込み口を形成したことを特徴とす
る。
【0007】請求項2の発明では、各ラックは、パレッ
ト台のフォーク差込み口に差込まれたフォークリフトの
フォークによって吊支された状態で移送されて段積みさ
れ、また、下段のラック上から取出される。
ト台のフォーク差込み口に差込まれたフォークリフトの
フォークによって吊支された状態で移送されて段積みさ
れ、また、下段のラック上から取出される。
【0008】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の1形態を図
面にしたがって説明する。
面にしたがって説明する。
【0009】パレットP上に荷物が積み上げられた複数
のパレット積み荷物Nを段積みするときに適用されるパ
レット積み荷物用のラックRは、段積みされる上下2段
のパレット積み荷物Nのうちの上段のパレット積み荷物
Nが載せられるパレット台1と、上下方および後方が開
放された形状を有し、パレット台1の下方に設置された
下枠体2と、パレット台1および下枠体2を連結した状
態でパレット台1を支える1対の第1支柱体3および1
対の第2支柱体4とを主体として形成されている。
のパレット積み荷物Nを段積みするときに適用されるパ
レット積み荷物用のラックRは、段積みされる上下2段
のパレット積み荷物Nのうちの上段のパレット積み荷物
Nが載せられるパレット台1と、上下方および後方が開
放された形状を有し、パレット台1の下方に設置された
下枠体2と、パレット台1および下枠体2を連結した状
態でパレット台1を支える1対の第1支柱体3および1
対の第2支柱体4とを主体として形成されている。
【0010】パレット台1は前後方向および左右方向に
並んだ複数個の杆材を結合した構造を有し、平面形状が
方形状に形成されている。
並んだ複数個の杆材を結合した構造を有し、平面形状が
方形状に形成されている。
【0011】ラックRの段積みに際し、上下に並ぶ2段
のラックRは、この両ラックRのうちの上段のラックR
が下段のラックRのパレット台1上に載置された状態で
積み重ねられる。
のラックRは、この両ラックRのうちの上段のラックR
が下段のラックRのパレット台1上に載置された状態で
積み重ねられる。
【0012】パレット台1の前端付近にはラックRを持
上げて移送するときにフォークリフトのフォークが差込
まれる1対の前方開放のフォーク差込み口5,5が前後
方向に沿って形成され、ラックRはフォーク差込み口5
にフォークが差込まれた状態で走行するフォークリフト
によって吊支されて移送される。
上げて移送するときにフォークリフトのフォークが差込
まれる1対の前方開放のフォーク差込み口5,5が前後
方向に沿って形成され、ラックRはフォーク差込み口5
にフォークが差込まれた状態で走行するフォークリフト
によって吊支されて移送される。
【0013】パレット台1の前端部には、ラックRを段
積みするときにこのパレット台1上に載置される上段の
ラックRの第1支柱体3の下端に係合し、上段のラック
Rの動きを規制して上段のラックRを位置決めする1対
の止め具6が固定されている。
積みするときにこのパレット台1上に載置される上段の
ラックRの第1支柱体3の下端に係合し、上段のラック
Rの動きを規制して上段のラックRを位置決めする1対
の止め具6が固定されている。
【0014】下枠体2は、この下枠体2の内部に装入さ
れるパレットPの前側と両側とを取囲んだ状態で設置さ
れるように平面形状がコ形状に形成されている。
れるパレットPの前側と両側とを取囲んだ状態で設置さ
れるように平面形状がコ形状に形成されている。
【0015】下枠体2の横幅はパレット台1の横幅と等
しく、下枠体2の奥行長さはパレット台1の奥行長さと
ほぼ等しくなっている。
しく、下枠体2の奥行長さはパレット台1の奥行長さと
ほぼ等しくなっている。
【0016】下枠体2は、その左右端部に前後方向に沿
って水平状に設置された左右1対の上横枠杆2a,2a
と、左右端部が両上横枠杆2aの前端部に結合された状
態で左右方向に沿って水平状に設置された前枠杆2b
と、両上横枠杆2aの下方にそれぞれ上横枠杆2aと並
行に設置された左右1対の下横枠杆2c,2cと、上下
端部が上下横枠杆2a,2cの後端部に結合された状態
で傾斜状に設置された左右1対の後枠杆2a,2dとに
よって枠組みされている。
って水平状に設置された左右1対の上横枠杆2a,2a
と、左右端部が両上横枠杆2aの前端部に結合された状
態で左右方向に沿って水平状に設置された前枠杆2b
と、両上横枠杆2aの下方にそれぞれ上横枠杆2aと並
行に設置された左右1対の下横枠杆2c,2cと、上下
端部が上下横枠杆2a,2cの後端部に結合された状態
で傾斜状に設置された左右1対の後枠杆2a,2dとに
よって枠組みされている。
【0017】ラックRを使用時に段積みするときには、
上段のラックRの下枠体2は下段のラックRのパレット
台1上に載置され、空のラックRを不使用時に積み重ね
るときには、上段のラックRの下枠体2は下段のラック
Rの下枠体2上に積み重ねられる。
上段のラックRの下枠体2は下段のラックRのパレット
台1上に載置され、空のラックRを不使用時に積み重ね
るときには、上段のラックRの下枠体2は下段のラック
Rの下枠体2上に積み重ねられる。
【0018】両第1支柱体3は、上端部付近がパレット
台1の前端部に固定されて下端部付近が下枠体2の前端
部に固定された状態で立設されるとともに、両支柱体3
は等しい傾斜角度で逆向きの先下り状に傾斜して左右対
称状に設置されている。
台1の前端部に固定されて下端部付近が下枠体2の前端
部に固定された状態で立設されるとともに、両支柱体3
は等しい傾斜角度で逆向きの先下り状に傾斜して左右対
称状に設置されている。
【0019】両第1支柱体3の上端部は、パレット台1
の上面に沿って水平状に設置されて両第1支柱体3の上
端部間に橋架された連結杆7によって一体状に連結され
ている。
の上面に沿って水平状に設置されて両第1支柱体3の上
端部間に橋架された連結杆7によって一体状に連結され
ている。
【0020】両第1支柱体3は、その外側面の下端部間
の間隔がパレット台1および下枠体2の横幅と等しくな
るように並立されている。
の間隔がパレット台1および下枠体2の横幅と等しくな
るように並立されている。
【0021】ラックRを使用時に段積みするときには上
段のラックRの両第1支柱体3は、下段のラックRの両
止め具6にそれぞれ係合した状態で下段のラックRのパ
レット台1の前端縁上に立設され、空のラックRを不使
用時に積み重ねて格納するときには上段のラックRの両
第1支柱体3は、下段のラックRの両第1支柱体3上に
それぞれ密接状態で重ね合わされる。
段のラックRの両第1支柱体3は、下段のラックRの両
止め具6にそれぞれ係合した状態で下段のラックRのパ
レット台1の前端縁上に立設され、空のラックRを不使
用時に積み重ねて格納するときには上段のラックRの両
第1支柱体3は、下段のラックRの両第1支柱体3上に
それぞれ密接状態で重ね合わされる。
【0022】空のラックRを積み重ねると、上段のラッ
クRの両第1支柱体3は下段のラックRの両第1支柱体
3間に挟み込まれた状態で下段のラックRの両第1支柱
体3上にそれぞれ重ね合わされ、上段のラックRの左右
方向への動きが下段のラックRの両第1支柱体3によっ
て阻止される。
クRの両第1支柱体3は下段のラックRの両第1支柱体
3間に挟み込まれた状態で下段のラックRの両第1支柱
体3上にそれぞれ重ね合わされ、上段のラックRの左右
方向への動きが下段のラックRの両第1支柱体3によっ
て阻止される。
【0023】両第1支柱体3の前面下部には空のラック
Rを積み重ねて格納するときに下段のラックRの下枠体
2上に載置された上段のラックRの下枠体2の上横枠杆
2aが突き当てられてこの下枠体2の前方への動きを阻
止するストッパ8がそれぞれ固定されている。
Rを積み重ねて格納するときに下段のラックRの下枠体
2上に載置された上段のラックRの下枠体2の上横枠杆
2aが突き当てられてこの下枠体2の前方への動きを阻
止するストッパ8がそれぞれ固定されている。
【0024】両第2支柱体4は、上端部付近がパレット
台1の側面に固定されて下端部付近が下枠体2の側面に
固定された状態で立設されるとともに、両第2支柱体4
は等しい傾斜角度で同方向へ前下り状に傾斜して並行状
に設置されている。
台1の側面に固定されて下端部付近が下枠体2の側面に
固定された状態で立設されるとともに、両第2支柱体4
は等しい傾斜角度で同方向へ前下り状に傾斜して並行状
に設置されている。
【0025】空のラックRを積み重ねて格納すると、上
段のラックRの両第2支柱体4は下段のラックRの両第
2支柱体4上にそれぞれ密接状態で重ね合わされ、上段
のラックRの後方への動きが下段のラックRの両第2支
柱体4によって阻止され、上段のラックRの前方への動
きが下段のラックRのストッパ8によって阻止される。
段のラックRの両第2支柱体4は下段のラックRの両第
2支柱体4上にそれぞれ密接状態で重ね合わされ、上段
のラックRの後方への動きが下段のラックRの両第2支
柱体4によって阻止され、上段のラックRの前方への動
きが下段のラックRのストッパ8によって阻止される。
【0026】複数個のラックRを使用時に段積みするに
際し、最下段のラックRは、フォークをフォーク差込み
口5に差込んだ状態で走行するフォークリフトによって
吊支され、パレット置き面G上に置かれたパレットP上
に積み上げられた最下段のパレット積み荷物Nの前方へ
移送されてから、その後方へ移送され、下枠体2が最下
段のパレットPの前側および両側を取囲み、ラックR全
体が最下段のパレット積み荷物Nの上側、前側および両
側を取囲んだ状態でパレット置き面G上に載せられる。
際し、最下段のラックRは、フォークをフォーク差込み
口5に差込んだ状態で走行するフォークリフトによって
吊支され、パレット置き面G上に置かれたパレットP上
に積み上げられた最下段のパレット積み荷物Nの前方へ
移送されてから、その後方へ移送され、下枠体2が最下
段のパレットPの前側および両側を取囲み、ラックR全
体が最下段のパレット積み荷物Nの上側、前側および両
側を取囲んだ状態でパレット置き面G上に載せられる。
【0027】最下段のラックRのパレット台1上には下
から2段目に段積みされるパレット積み荷物Nが載せら
れる。
から2段目に段積みされるパレット積み荷物Nが載せら
れる。
【0028】下から2段目に段積みされるラックRは、
フォークリフトによって持ち上げられて下から2段目の
パレット積み荷物Nの前方へ移送されてから、その後方
へ移送され、下枠体2が2段目のパレットPの前側およ
び両側を取囲み、ラックR全体が2段目のパレット積み
荷物Nの上側、前側および両側を取囲んだ状態で最下段
のラックR上に積み重ねられる。
フォークリフトによって持ち上げられて下から2段目の
パレット積み荷物Nの前方へ移送されてから、その後方
へ移送され、下枠体2が2段目のパレットPの前側およ
び両側を取囲み、ラックR全体が2段目のパレット積み
荷物Nの上側、前側および両側を取囲んだ状態で最下段
のラックR上に積み重ねられる。
【0029】以下同様にしてm段目のラックRが(m−
1)段目のラックR上に積み重ねられる。
1)段目のラックR上に積み重ねられる。
【0030】空のラックRを不使用時に積み重ねて格納
するに際し、下から2段目のラックRはフォークリフト
によって持ち上げられて最下段のラックRの前方へ移送
されてから、その後方へ移送され、最下段のラックR上
に移載されて最下段のラックR上に積み重ねられる。
するに際し、下から2段目のラックRはフォークリフト
によって持ち上げられて最下段のラックRの前方へ移送
されてから、その後方へ移送され、最下段のラックR上
に移載されて最下段のラックR上に積み重ねられる。
【0031】2段目のラックRが最下段のラックR上に
積み重ねられた状態では、2段目のラックRの下枠体2
が最下段のラックRの下枠体2上に積み重ねられ、2段
目のラックRの各支柱体3,4が、最下段のラックRの
各支柱体3,4上にそれぞれ重ね合わされ、2段目のラ
ックRの下枠体2の両上横枠杆2aの先端が最下段のラ
ックRの両ストッパ8にそれぞれ突き当てられた状態と
なり、2段目のラックRはその左右方向および前後方向
への動きが下段のラックRによって阻止された状態で最
下段のラックR上に重ね合わされる。
積み重ねられた状態では、2段目のラックRの下枠体2
が最下段のラックRの下枠体2上に積み重ねられ、2段
目のラックRの各支柱体3,4が、最下段のラックRの
各支柱体3,4上にそれぞれ重ね合わされ、2段目のラ
ックRの下枠体2の両上横枠杆2aの先端が最下段のラ
ックRの両ストッパ8にそれぞれ突き当てられた状態と
なり、2段目のラックRはその左右方向および前後方向
への動きが下段のラックRによって阻止された状態で最
下段のラックR上に重ね合わされる。
【0032】以下同様にしてm段目の空のラックRが
(m−1)段目の空のラックR上に積み重ねられる。
(m−1)段目の空のラックR上に積み重ねられる。
【0033】上記実施の形態によれば、パレット積み荷
物Nを載せるスペースが各ラックR上に形成されるの
で、パレット積み荷物Nを各ラックRによって容易に段
積みすることができ、パレット積み荷物Nの段積み作業
を簡易化することができるとともに、パレット積み荷物
Nの段積みに必要なラックRの個数を節減することがで
き、例えば、1台のラックRによってパレット積み荷物
Nを2段積みすることができ、(n−1)台のラックR
によってパレット積み荷物Nをn段積みすることができ
る。
物Nを載せるスペースが各ラックR上に形成されるの
で、パレット積み荷物Nを各ラックRによって容易に段
積みすることができ、パレット積み荷物Nの段積み作業
を簡易化することができるとともに、パレット積み荷物
Nの段積みに必要なラックRの個数を節減することがで
き、例えば、1台のラックRによってパレット積み荷物
Nを2段積みすることができ、(n−1)台のラックR
によってパレット積み荷物Nをn段積みすることができ
る。
【0034】また、ラックRがパレット積み荷物Nの上
側、前側および両側を取囲んだ状態で設置されるので、
上段のラックRの前後方向への動きによって上段のラッ
クRを下段のラックR上に簡単に積み重ねたり、下段の
ラックR上から簡単に取り出すことができる。
側、前側および両側を取囲んだ状態で設置されるので、
上段のラックRの前後方向への動きによって上段のラッ
クRを下段のラックR上に簡単に積み重ねたり、下段の
ラックR上から簡単に取り出すことができる。
【0035】従って、ラックRを積み重ねる作業、およ
び、ラックRをパレット積み荷物Nの回りから取り出す
作業を簡易化することができ、パレット積み荷物をラッ
クとともに出荷する不具合を無くすことができる。
び、ラックRをパレット積み荷物Nの回りから取り出す
作業を簡易化することができ、パレット積み荷物をラッ
クとともに出荷する不具合を無くすことができる。
【0036】また、空のラックRの格納に際し、各段の
ラックRの下枠体2を積み重ね、各段のラックRの各支
柱体3,4を重ね合わせた状態で各ラックRを積み重ね
ることができ、ラックの格納形態をコンパクト化してラ
ックRの格納に必要なスペースを縮小することができ
る。
ラックRの下枠体2を積み重ね、各段のラックRの各支
柱体3,4を重ね合わせた状態で各ラックRを積み重ね
ることができ、ラックの格納形態をコンパクト化してラ
ックRの格納に必要なスペースを縮小することができ
る。
【0037】さらに、パレット台1にフォーク差込み口
5を形成してあるので、フォークリフトによってラック
Rを安定に吊支した状態でラックRを移送することがで
き、ラックRの取扱いやラックRの移送作業を簡便化す
ることができる。
5を形成してあるので、フォークリフトによってラック
Rを安定に吊支した状態でラックRを移送することがで
き、ラックRの取扱いやラックRの移送作業を簡便化す
ることができる。
【0038】また、複数個のラックを段積みした状態お
よび積み重ねた状態で、上段のラックRの動きを下段の
ラックRによって的確に阻止してラックRの段積み形態
および積み重ね形態を安定化することができる。
よび積み重ねた状態で、上段のラックRの動きを下段の
ラックRによって的確に阻止してラックRの段積み形態
および積み重ね形態を安定化することができる。
【0039】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、パレット積み
荷物を載せるスペースが各ラック上に形成されるので、
パレット積み荷物を各ラックによって容易に段積みする
ことができ、パレット積み荷物の段積み作業を簡易化す
ることができるとともに、パレット積み荷物の段積みに
必要なラックの個数を節減することができ、例えば、1
台のラックを用いると、パレット積み荷物の2段積みが
可能となり、(n−1)台のラックを用いると、パレッ
ト積み荷物のn段積みが可能となる。
荷物を載せるスペースが各ラック上に形成されるので、
パレット積み荷物を各ラックによって容易に段積みする
ことができ、パレット積み荷物の段積み作業を簡易化す
ることができるとともに、パレット積み荷物の段積みに
必要なラックの個数を節減することができ、例えば、1
台のラックを用いると、パレット積み荷物の2段積みが
可能となり、(n−1)台のラックを用いると、パレッ
ト積み荷物のn段積みが可能となる。
【0040】また、ラックがパレット積み荷物の上側、
前側および両側を取囲んだ状態で設置されるので、上段
のラックの前後方向への動きによって上段のラックを下
段のラック上に簡単に積み重ねたり、下段のラック上か
ら簡単に取り出すことができる。
前側および両側を取囲んだ状態で設置されるので、上段
のラックの前後方向への動きによって上段のラックを下
段のラック上に簡単に積み重ねたり、下段のラック上か
ら簡単に取り出すことができる。
【0041】従って、ラックを積み重ねる作業、およ
び、ラックをパレット積み荷物の回りから取り出す作業
を簡易化することができ、パレット積み荷物をラックと
ともに出荷する不具合を無くすことができる。
び、ラックをパレット積み荷物の回りから取り出す作業
を簡易化することができ、パレット積み荷物をラックと
ともに出荷する不具合を無くすことができる。
【0042】また、空のラックの格納に際し、各段のラ
ックの下枠体を積み重ね、各段のラックの各支柱体を重
ね合わせた状態で各ラックを積み重ねることができ、ラ
ックの格納形態をコンパクト化してラックの格納に必要
なスペースを縮小することができる。
ックの下枠体を積み重ね、各段のラックの各支柱体を重
ね合わせた状態で各ラックを積み重ねることができ、ラ
ックの格納形態をコンパクト化してラックの格納に必要
なスペースを縮小することができる。
【0043】請求項2の発明によれば、ラックをフォー
クリフトによって安定に吊支した状態でラックを移送す
ることができ、ラックの取扱いやラックの移送作業を簡
便化することができる。
クリフトによって安定に吊支した状態でラックを移送す
ることができ、ラックの取扱いやラックの移送作業を簡
便化することができる。
【図1】本発明の実施の1形態を示すもので、パレット
積み荷物用ラックの斜視図である。
積み荷物用ラックの斜視図である。
【図2】同じく、正面図である。
【図3】同じく、側面図である。
【図4】図2のX1−X1線矢視図である。
【図5】図2のX2−X2線矢視図である。
【図6】ラックおよびパレット積み荷物を段積みした状
態を示す正面図である。
態を示す正面図である。
【図7】同じく、側面図である。
【図8】ラックを格納した状態を示す正面図である。
【図9】同じく、側面図である。
1 パレット台 2 下枠体 3 第1支柱体 4 第2支柱体 5 フォーク差込み口 8 ストッパ P パレット N パレット積み荷物 R ラック
Claims (2)
- 【請求項1】 上下2段のパレット積み荷物のうちの上
段のパレット積み荷物が載せられるパレット台の下方に
は、上下方および後方が開放された形状を有し、複数個
のラックを使用時に段積みするときに下段のラックの前
記パレット台上に載置される下枠体を設置し、前記パレ
ット台の前端部と前記下枠体の前端部とを逆向きに傾斜
した1対の第1支柱体によって連結し、前記パレット台
の両側部と前記下枠体の両側部とを前下り状に傾斜した
1対の第2支柱体によって連結し、複数個のラックを積
み重ねて格納するときに上段のラックの下枠体および各
支柱体が下段のラックの下枠体上および各支柱体上にそ
れぞれ重ね合わされるように構成したことを特徴とする
パレット積み荷物用ラック。 - 【請求項2】 前記パレット台にはフォークリフトのフ
ォークが差込まれるフォーク差込み口を形成したことを
特徴とする請求項1記載のパレット積み荷物用ラック。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26635597A JPH11100108A (ja) | 1997-09-30 | 1997-09-30 | パレット積み荷物用ラック |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26635597A JPH11100108A (ja) | 1997-09-30 | 1997-09-30 | パレット積み荷物用ラック |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11100108A true JPH11100108A (ja) | 1999-04-13 |
Family
ID=17429799
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP26635597A Pending JPH11100108A (ja) | 1997-09-30 | 1997-09-30 | パレット積み荷物用ラック |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11100108A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2021140119A1 (en) * | 2020-01-06 | 2021-07-15 | Maersk A/S | A nestable rack for supporting carcasses inside refrigerated intermodal containers |
CN114132828A (zh) * | 2021-11-30 | 2022-03-04 | 中车大连机车车辆有限公司 | 一种用于城铁的组合吊具、吊具存放装置及其存放方法 |
-
1997
- 1997-09-30 JP JP26635597A patent/JPH11100108A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2021140119A1 (en) * | 2020-01-06 | 2021-07-15 | Maersk A/S | A nestable rack for supporting carcasses inside refrigerated intermodal containers |
CN114132828A (zh) * | 2021-11-30 | 2022-03-04 | 中车大连机车车辆有限公司 | 一种用于城铁的组合吊具、吊具存放装置及其存放方法 |
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