JP3239345U - プレート状レール付きラック - Google Patents

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利一 金谷
光弘 梶尾
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三栄荷役機械株式会社
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Abstract

【課題】フォークリフトの運転操作に熟練していない者であってもフォークリフトを操作してラックを段積みするときに容易に位置決めできるラックを提供する。【解決手段】平面視で概ね矩形の形状に形成されたラック1が、左側方梁部材18及び右側方梁部材のそれぞれに設けられた底足部材30と、該ラックの天部において、左側方梁部材及び右側方梁部材とほぼ平行に延びている2本のプレート状レール24であって、そのプレート面の法線がほぼ水平方向を向くように設けられている、プレート状レール24とを備え、該ラックの上にもう1つの該ラックを積み上げるときに、下段となるべきラックのプレート状レールに沿って上段に積まれるべきラックの底足部材を摺動させることができるように、底足部材30とプレート状レール24が互いに係合し得る形状に形成されている。【選択図】図3

Description

本考案は、パレット支持棚を含むラックに関し、詳しくは、フォークリフトの運転操作に慣れていない者であってもフォークリフトを使ってラックを段積みするときに容易に位置決めすることのできるラックに関する。
倉庫内において様々な物品を保管するために、パレット支持棚などのラックが段積みされて利用される。例えば、2段に積み上げられた複数のラックのうちの上段と下段のラックの天部にパレットを載せて、それらのパレット上に物品を置いて保管することができる。
ラックの型式としては例えば、ネスティング可能に構成されたいわゆる正ネスティングラックと逆ネスティングラックがある。概して、正ネスティングラックは、ラックの底部側にパレット載置部が設けられているものであり、逆ネスティングラックは、ラックの天部側にパレット載置部が設けられているものである。どの型式のラックが使用されるかは、使用目的などに応じて適宜選択され得る。
複数のラックを段積みする作業はたいてい、フォークリフトを用いて行われるが、段積み作業で、上段となるべきラックをフォークリフトで持ち上げ、下段となるべきラック上の所定の位置に、ぴったりと位置決めすることが必要となる。
フォークリフトの操作に熟練した者にとってこの位置決めは難しいことではないかもしれないが、フォークリフトの操作に慣れていない者にとって、この位置決めは簡単なことではない。
実用新案登録第3219511号公報 実用新案登録第3200473号公報
フォークリフトの運転操作に熟練していない者であってもフォークリフトを操作して複数のラックを段積みするときに容易に位置決めすることを可能にする。
平面視で概ね矩形の形状に形成されたラックであって、該ラックの四隅に立設された、左側前方の支柱、右側前方の支柱、左側後方の支柱、及び右側後方の支柱からなる4本の支柱のうち、左側前方の支柱の下部と左側後方の支柱の下部が左側方梁部材を介して接続されているとともに、右側前方の支柱の下部と右側後方の支柱の下部が右側方梁部材を介して接続されている、ラックにおいて、左側方梁部材と右側方梁部材のそれぞれに設けられた底足部材と、該ラックの天部において、左側方梁部材及び右側方梁部材とほぼ平行に延びているプレート状レールであって、そのプレート面の法線がほぼ水平方向を向くように設けられている、プレート状レールとを備え、該ラックの上にもう1つの該ラックを積み上げるときに、下段となるべきラックのプレート状レールに沿って上段に積まれるべきラックの底足部材を摺動させることができるように、底足部材とプレート状レールが互いに係合し得る形状に形成されていることを特徴とする、プレート状レール付きラックを提供する。
さらには、支柱の端部どうしを繋ぐのに使用される位置合せピンであって、左側前方及び右側前方の支柱のそれぞれの頂部に設けられ、これらの支柱と繋がれるべき支柱の中空に形成された底部に嵌合し得る寸法に形成されている位置合せピンをさらに備える。
また、底足部材は、プレート状レールと係合し得る概ね楔形の断面形状を有する。
また、プレート状レールの上部が鉛直方向に対して約7度だけ該ラックの外方へ傾くように折れ曲がった形状に形成されている。
また、底足部材は、左側方梁部材及び右側方梁部材のそれぞれの後端部付近に設けられている。
プレート状レール付きラックの一例を示す(a)正面斜視図と、(b)背面斜視図。 (a)ラックの上方部分を示す図と、(b),(c)矢印Cの視線による図。 フォークリフトを使ってラックが段積みされる過程を示す図。 段積みされたラックの(a)正面斜視図と、(b)背面斜視図。 (a),(b)ラックにパレットが置かれている状態を示す図と、(c)パレットの一例を示す図。 複数のラックが入れ子式に積み重ねられた状態を示す図。
本考案のパレット支持用のプレート状レール付きラックについて添付の図面を参照しつつ説明する。
図1は、プレート状レール付きラックの一実施例を示す。ラック1は平面視で概ね矩形の形状に形成されており、その四隅において、左側前方の支柱2、右側前方の支柱4、左側後方の支柱6、及び右側後方の支柱8が立設されている。
一実施例においては、左側前方の支柱2の上部と右側前方の支柱4の上部が前方梁部材10を介して接続され、左側後方の支柱6の上部と右側後方の支柱8の上部が後方梁部材12を介して接続されているとともに、左側後方の支柱6の下部と右側後方の支柱8の下部が後方梁部材14を介して接続されている。さらには、前方梁部材10と後方梁部材12とが、梁補強部材16を介して接続されている場合もある。
また、左側前方の支柱2の下部と左側後方の支柱6の下部が左側方梁部材18を介して接続されているとともに、右側前方の支柱4の下部と右側後方の支柱8の下部が右側方梁部材20を介して接続されている。
一実施例において、ラック1の天部付近に、左側方梁部材18及び右側方部材20とほぼ平行に(つまり、ラック1の前後方向に)2本のプレート状レール24が延びている。これらのプレート状レール24は、そのプレート面の法線がほぼ水平方向を向くように設けられているため、本考案のラック1の横幅は、従来の三角屋根の形状の段積み部を有するラック(特許文献1の図1等を参照)の横幅よりも小さくてコンパクトになり得る。
図2(a)に示される実施例においては、プレート状レール24の上部26が鉛直方向に対して約7度だけ該ラックの外方へ傾くように折れ曲がっている。この角度でプレート状レール24の上部26が外方へ折れ曲がっていることで、楔形の断面形状を有する底足部材30が、該プレート状レール24に沿って摺動し易いものとなる。また、このように少し外方へ折れ曲がっているプレート状レールは、所定の寸法のパレットが載置されるときのガイドとして機能するという利点もある。なお、本考案の他の実施例においては、プレート状レール24の上部26が鉛直方向に対して7度以外の角度だけ外方へ傾くように折れ曲がっている場合もあれば、折れ曲がることなく鉛直方向に真直ぐに延びている場合もある。
図2(a)にさらに示されているように、ラック1の左側前方及び右側前方の支柱2,4の頂部に位置合せピン22が設けられている(位置合せピンの詳細については、特許文献2を参照されたい)。これらの位置合せピン22はそれぞれ、ラック1が段積みされるときに上段となるべきラック1の左側前方及び右側前方の支柱2,4の底面に形成された空所の内側に嵌合し得る形状に形成されている。
図2(b),(c)は、図2(a)において矢印Cで示される視線によるラック1の背面側を示す図である。図2(b)に示されるように、プレート状レール24の後端部が、後方梁部材12の端面28に接続されている場合もある。
図2(b),(c)に示される実施例において、底足部材30は、左側方梁部材18及び右側方梁部材20のそれぞれの後端部付近に設けられている。これらの底足部材30の係合面32は、プレート状レール24の上部26に覆い被さるように係合し得る概ね楔形(概ね逆V字形)の断面形状を有する。他の実施例においては、底足部材30の係合面32の断面形状が、楔形以外の形状(概ね逆U字形などの形状)に形成されている場合もある。
図2(c)に示される実施例においては、ラック1が段積みされているときに、下段となるべきラック1の天部に設けられたプレート状レール24の上面と、上段に積まれるべきラック1の底足部材30の係合面32との間に、若干の隙間34がある。
図3は、フォークリフト36を用いてラック1が段積みされる過程を(a)→(b)→(c)の順に示している。最初に、図3(a)に示されるように、フォークリフト36を運転する者が、フォーク38を使って持ち上げたラック1を少し前方に傾けて、下段となるべきラック1のプレート状レール24に上段となるべきラック1の底足部材30を係合させると、プレート状レール24に沿って矢印Eで示される方向へ底足部材30を摺動させることができるようになる。続いて図3(b)に示されるように、上段に積まれるべきラック1の前方の支柱2,4の中空に形成された底部に、下段となるべきラック1の前方の支柱2,4に設けられた位置合せピン22を嵌合させる為に、矢印Fで示される方向へフォーク38を下降させる。ここで、プレート状レール24に底足部材30を係合させたままフォーク38を下降させることによって、上段及び下段のラック1の支柱どうしの位置決めを容易に行うことができる。その結果、図3(c)に示されるように、上段のラック1の支柱2,4の中空な底部に、下段のラック1の支柱2,4の位置合せピン22が嵌合する。
図4は、図3(b)に示したラック1を別の角度から示す図である。図4(a)は、段積みされるラック1の正面斜視図であり、図4(b)は背面斜視図である。段積みされるラック1の後方において、上段のラック1の底足部材30と下段のラック1のプレート状レールとが係合する一方で、ラック1の前方において、上段のラック1の左右の支柱の中空に形成された底部と下段のラック1の左右の支柱の頂部に設けられた位置合せピン22とが係合することにより、上段と下段のラック1が互いに横にずれることなく安定する。
図5(a)は、段積みされたラック1の正面図であり、図5(b)は段積みされたラック1の側面図である。これらのラック1に、パレット40が配置される例として、下段のラック1の前方梁部材10、後方梁部材12及び梁補強部材16(図1を参照)の上に1つのパレット40が置かれているとともに、上段のラック1の前方梁部材10、後方梁部材12及び梁補強部材16の上にも1つのパレット40が置かれている。図5(c)は、パレット40の一例を示している。
図1及び図5(a),(b)に示されるように、ラック1の背面側からパレット20が落下することを防ぐストッパ42が該ラック1の上部に設けられている。また、本考案のラック1に設けられているプレート状レール24が、該ラック1の左側から或いは右側からパレット40が落下することを防ぐ役割もしている。
図6は、本考案のラック1が入れ子式に積み重ねられた状態つまりネスティングされた状態を示している。使用されていない複数のラック1は、図示されているようにコンパクトにネスティングされて収納され得る。
以上のように、本考案のプレート状レール付きラックにおいては、該ラックに設けられているプレート状レール24と底足部材30とが互いに係合可能な形状に形成されており、フォークリフト等を運転操作してラックを積み上げるときに、底足部材30をプレート状レール24に沿って摺動させることができる。これにより、フォークリフトの運転操作に慣れていない者であっても、フォークリストを使って複数のラックを積み上げるときに容易に位置決めすることが可能となる。
1…ラック
2…左側前方の支柱
4…右側前方の支柱
6…左側後方の支柱
8…右側後方の支柱
10…前方梁部材
12…後方梁部材
14…後方梁部材
16…梁補強部材
18…左側方梁部材
20…右側方梁部材
22…位置合せピン
24…プレート状レール
26…(プレート状レールの)上部
28…端面
30…底足部材
32…係合面
34…隙間
36…フォークリフト
38…フォーク
40…パレット
42…ストッパ

Claims (5)

  1. 平面視で概ね矩形の形状に形成されたラックであって、該ラックの四隅に立設された、左側前方の支柱、右側前方の支柱、左側後方の支柱、及び右側後方の支柱からなる4本の支柱のうち、上記左側前方の支柱の下部と上記左側後方の支柱の下部が左側方梁部材を介して接続されているとともに、上記右側前方の支柱の下部と上記右側後方の支柱の下部が右側方梁部材を介して接続されている、ラックにおいて、
    上記左側方梁部材と上記右側方梁部材のそれぞれに設けられた底足部材と、
    該ラックの天部において、上記左側方梁部材及び右側方梁部材とほぼ平行に延びている2本のプレート状レールであって、そのプレート面の法線がほぼ水平方向を向くように設けられている、プレート状レールとを備え、
    該ラックの上にもう1つの該ラックを積み上げるときに、下段となるべきラックの上記プレート状レールに沿って上段に積まれるべきラックの上記底足部材を摺動させることができるように、上記底足部材と上記プレート状レールが互いに係合し得る形状に形成されていることを特徴とする、プレート状レール付きラック。
  2. 支柱の端部どうしを繋ぐのに使用される位置合せピンであって、上記左側前方及び右側前方の支柱のそれぞれの頂部に設けられ、これらの支柱と繋がれるべき支柱の中空に形成された底部に嵌合し得る寸法に形成されている位置合せピンをさらに備える、請求項1に記載のプレート状レール付きラック。
  3. 上記底足部材は、上記プレート状レールと係合し得る概ね楔形の断面形状を有することを特徴とする、請求項2に記載のプレート状レール付きラック。
  4. 上記プレート状レールの上部が鉛直方向に対して約7度だけ該ラックの外方へ傾くように折れ曲がった形状に形成されていることを特徴とする、請求項3に記載のプレート状レール付きラック。
  5. 上記底足部材は、上記左側方梁部材及び右側方梁部材のそれぞれの後端部付近に設けられていることを特徴とする、請求項1~4のいずれかに記載のプレート状レール付きラック。
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