JPH11100091A - 流動性物質の排出装置 - Google Patents
流動性物質の排出装置Info
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- JPH11100091A JPH11100091A JP9279332A JP27933297A JPH11100091A JP H11100091 A JPH11100091 A JP H11100091A JP 9279332 A JP9279332 A JP 9279332A JP 27933297 A JP27933297 A JP 27933297A JP H11100091 A JPH11100091 A JP H11100091A
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Abstract
排出量の精度向上を可能とした流動性物質の排出装置を
提供する。 【解決手段】 粉体、粒体等の流動性物質を収容したホ
ッパーの下部に設けた排出口をホッパー内に設けたバル
ブの上下動によって開閉可能とし、バルブ操作によって
流動性物質を排出口から排出する装置において、常態で
はホッパー1の排出口3を蜜に閉じているバルブ4の垂
直上方にロッド5を連結し、このロッド5の先端部をホ
ッパー1の上方に突出させ、ホッパー1外においてホッ
パー1の上方に設置した昇降装置7によりロッド5を上
下動させ、バルブ4によって排出口3を開閉可能とす
る。
Description
質等の流動性を有する物質の排出装置に関するものであ
る。
では、粉体や粒体等からなる流動性を有する多種類の物
質が製品化のための原料として使用されている。これら
の流動性を有する物質(以下、単に流動性物質と称す
る)は、内容成分を異にする種類ごとにホッパーに収容
され、保管されており、必要に応じて数種類の流動性物
質を混合するためにホッパーは所定の位置に移送され定
量が排出される。
ら排出するための手段としては、スクリューフィーダー
や振動フィーダー等を使用した装置があるが、これらは
一台のホッパーにそれぞれ流動性物質の排出装置が必要
であり、流動性物質が多種類存在する場合にはコストア
ップの原因となっていた。そこで、流動性物質を収容し
たホッパー内にコーン型バルブを設置し、バルブを開閉
操作することによってホッパー下部の排出口から流動性
物質を排出する手段(装置)が提供されている。
189号の「粒状物容器用排出装置」および特表平8−
507032号の「流動物質を排出する方法」がある。
特開平7−300189号の技術は、基本的には粒状物
受け入れ容器1の排出部に形成した排出漏斗2に円錐状
の閉鎖器3(コーン型バルブ)を取り付けること、およ
び、固定位置に配置され、胴部41とその下方の流路部
42を有するとともに昇降装置7を有する排出装置本体
9とからなっている。
出位置、即ち、排出漏斗2の上方へ持ち上げることによ
って排出漏斗2と閉鎖器3間を開放し、容器1内の粒状
物を排出可能となっている。尚、昇降装置7およびこれ
を指示する数本のステーは胴部41内に位置している。
は、ホッパー2内にコーン型の遮蔽装置5(コーン型バ
ルブ)を設けるとともに遮蔽装置5の下方に下向きテー
パのスロート7を接続し、遮蔽装置5の下部にはコンテ
ナ25のキャップ27を連結可能なキャップ4を設け、
このキャップ4は、上昇および下降機能を有する機構6
によってベローズ12の膨張作用によってキャップ27
を連結した状態で上昇し、更には、遮蔽装置5をスロー
ト7の上方へ上昇させるようにしてある。
5の入口26は開放状態となるとともに遮蔽装置5とス
ロート7間には流動性物質が流れる環状ギャップが形成
されるので、ホッパー2内の流動性物質はコンテナ25
内に流れ込むことになる。所定量の流動性物質が排出さ
れると遮蔽装置5は下降するとともにキャップ4も下降
し、流動性物質の排出を停止する。尚、流動性物質を排
出している時、キャップ4および27は、環状ギャップ
の下方に位置している。
9号および特表平8−507032号いずれも、容器1
(ホッパー2)内に位置しているコーン型バルブ(閉鎖
器3および遮蔽装置5)を容器1あるいはホッパー2の
下方にある昇降装置によって上昇させ、流動性物質の排
出流路を形成するようにしてあるので、排出流路中に昇
降のためのアクチュエータ部分が存在し、この部分への
流動性物質の付着、堆積が避けられないものであった。
は、バルブ(閉鎖器3)の開度制御が不可能に近いた
め、定量排出のための精度向上は望めないものであっ
た。また、特表平8−507032号の技術は、バルブ
(遮蔽装置5およびキャップ4)の開度制御に圧縮空気
の量で制御するペローズを用いているため、正確なバル
ブ開度制御は望めず、多品種流動性物質に対する計量精
度の向上には限界があった。
点に鑑み、流動性物質を収容するホッパー内において排
出口を開閉するコーン型バルブを、ホッパー外において
上方に設置した昇降装置によって上下動させ、流動性物
質の排出能力を向上させる流動性物質の排出装置を提供
することを目的とするものである。また、本発明は、排
出口に対するバルブの開度状態を微調整可能とし、排出
量の精度向上を可能とした流動性物質の排出装置を提供
することを目的とするものである。
めに本発明は、粉体、粒体等の流動性物質を収容したホ
ッパーの下部に設けた排出口をホッパー内に設けたバル
ブの上下動によって開閉可能とし、バルブ操作によって
流動性物質を排出口から排出する装置において、常態で
はホッパー1の排出口3を蜜に閉じているバルブ4の垂
直上方にロッド5を連結し、このロッド5の先端部をホ
ッパー1の上方に突出させ、ホッパー1外においてホッ
パー1の上方に設置した昇降装置7によりロッド5を上
下動させ、バルブ4によって排出口3を開閉可能として
ある。
質を収容したホッパーの下部に設けた排出口をホッパー
内に設けたバルブの上下動によって開閉可能とし、バル
ブ操作によって流動性物質を排出口から排出する装置に
おいて、常態ではホッパー1の排出口3を蜜に閉じてい
るバルブ4の垂直上方にロッド5を連結し、このロッド
5の先端部をホッパー1の上方に突出させ、ホッパー1
外においてホッパー1の上方に設置した昇降装置7によ
りロッド5を上下動させ、バルブ4によって排出口3を
開閉可能とするとともにバルブ4と排出口3との排出流
路空間を調節可能としてある。
質を収容したホッパーの下部に設けた排出口をホッパー
内に設けたバルブの上下動によって開閉可能とし、バル
ブ操作によって流動性物質を排出口から排出する装置に
おいて、常態ではホッパー1の排出口3を蜜に閉じてい
るバルブ4の垂直上方にロッド5を連結し、このロッド
5の先端部をホッパー1の上方に突出させ、ホッパー1
外においてホッパー1の上方に設置した昇降装置7によ
りロッド5を上下動させ、バルブ4によって排出口3を
開閉可能とするとともにバルブ4に振動を与えて流動性
物質の排出を可能としてある。
ッパー1の上方中空部において水平状に配設した二枚の
支持板12、13を伸弾性を有する複数のスプリング1
4で連結するとともに支持板13の下面には電磁石17
を、上面には振動発生体18を設けた昇降部材8と、固
定フレーム11上に設置した昇降機構9からなり、昇降
部材8は昇降機構9の上下に直動可能な昇降軸23の下
端に連結してある。
通るリニアシャフト15を有し、シャフト15の下端は
フローティングジョイント16を介して支持板13に連
結するとともに各シャフト15の上端部は固定フレーム
11を通って固定フレーム11の上方に突出している。
平状に配設した一対の支持板31、32を相対位置関係
を規制可能に連結し、両支持板31、32の周方向に配
設した複数本の保持アーム36を支持板32に回動可能
に軸支38し、保持アーム36の下部に支持板32の内
方に向けて折曲した挟持片40を支持板32の中心方向
に向けて内外に回動可能としてある。
施の形態を詳細に説明する。図1ないし図4は、本発明
装置の第一の実施形態を示すものであり、図において符
号1は、粉体、粒体等の流動性物質2を収容可能なホッ
パーであり、このホッパー1内には、ホッパー1の底面
に形成した流動性物質2の排出口3を開閉可能なコーン
型バルブ4があり、常態ではこのバルブ4は排出口3に
蜜に嵌め込んで排出口3を閉じている。
連結してある。このロッド5は、先端部がホッパー1を
貫通して上方に突出し、ロッド5の突出先端には水平方
向に偏平な磁性体からなる頭部6が連結してある。上記
するホッパー1は排出口3を下向きにして立設可能であ
り、流動性物質2を収容した状態で、例えば、倉庫のよ
うな場所に保管されている。このようなホッパー1は、
内容成分を異にする種々の流動性物質2を収容し、多数
が用意されている。
位置関係が変動可能となっている。このために、定置し
たホッパー1の上方にはバルブ4上下動のための昇降装
置7がある。この昇降装置7は、昇降部材8と昇降機構
9とからなっており、昇降装置7は基台10上に立設し
た固定フレーム11に設置してある。
る。昇降部材8は、図2に拡大して示すように、上下に
相対向して水平状に配設した一対の支持板12、13を
常には伸弾性を有する複数のスプリング14によって連
結するとともにスプリング14内を通って上方の支持板
12を貫通するリニアシャフト15の下端を支持板13
に設けたフローティングジョイント16に連結し、ま
た、リニアシャフト15の上端部は固定フレーム11を
通って固定フレーム11の上方に突出している。
とともに上面には公知の振動発生体18が固定してあ
る。また、片側の支持板、例えば、下方の支持板13に
はリミットスイッチ19が設けられ、他方の支持板12
には、リミットスイッチ19に対して所定の間隔をおい
て対峙するドグ20が設けられている。図中21は、リ
ニアシャフト15に固定したストッパーであり、両支持
板12、13の相対的位置関係を規制している。
ような従来公知のスプラインボールネジ構造を使用して
いる。昇降機構9を構成する駆動部22を固定フレーム
11上に設置し、駆動部22内を垂直方向に貫通する昇
降軸23は固定フレーム11の下方に突出させ、昇降軸
23の下端は前記した昇降部材8の上部の支持板12に
連結してある。
けたプーリ24aと、固定フレーム11上に設けた逆回
転可能なモータ25の回転軸とを循環ベルト26で連結
し、モータ25によってプーリ24aを回転させれば、
ボールねじナット24は回転するが、駆動部22内の直
動ベアリング27は固定してあるので、昇降軸23は回
転することなく上下動することになる。そして、昇降軸
23は、モータ25の回転方向によって上方あるいは下
方に直動することになる。
の昇降軸23は、駆動部22を通って固定フレーム11
を貫通しており、前記のように昇降軸23の下端を昇降
部材8の支持板12に固定することにより、昇降部材8
は、常態ではホッパー1の上方において固定フレーム1
1との中空部に吊り下げた状態で保持されることにな
る。
入される流動性物質2を受け入れる計量容器、29は計
量容器28を載置可能な計量器であり、前記のリミット
スイッチ19、モータ25および計量器29等はコンピ
ューター30に接続してあり、これらの機構の作動、停
止等はコンピューター30よって制御、管理されてい
る。
り、次に流動性物質の排出作動状態について説明する。
流動性物質2を収容したホッパー1は、保管場所から固
定フレーム11内の所定の位置に移送され、定置され
る。また、計量器29上に載せた計量容器28は、ホッ
パー1の排出口3の下方に面して定置される。
28が所定の位置に定置された後、モータ25を駆動し
て昇降機構9の駆動部22内のボールねじナット24を
回転させて昇降軸23を下降させれば、昇降部材8も同
時に下降し、図4に示すように、電磁石17がロッド5
の頭部6に接すると、バルブ4は排出口3を閉じて固定
状態であるので、支持板13の下降は停止する。しか
し、支持板12は、スプリング14の伸弾性に抗して下
降するのでドグ20がリミットスイッチ19に接触し、
図5に示すように、ドグ20がリミットスイッチ19を
蹴った時点でコンピュータ30を介してモータ25の回
転を停止させ、昇降部材8の全体の下降を停止する。従
って、スプリング14は圧縮され、支持板12とストッ
パー21間には空間Lが形成されることになる。
と電磁石17とは吸着し、両者は固定状態となるので、
モータ25を前記とは逆方向に回転させて昇降軸23を
上昇させれば、スプリング14の伸弾性により支持板1
2のみがストッパー21に接するまで上がり、同時にド
グ20はリミットスイッチ19から離れる。
2とともに支持板13が上昇するので電磁石17の吸着
力でロッド5は引き上げられ、これに従って排出口3を
閉じているバルブ4が持ち上げられ、ホッパー1の排出
口3は開放されて流動性物質2の排出が可能となる。
発生体18を振動させれば、ロッド5およびバルブ4を
介して流動性物質2には微震動が与えられ、流動性物資
2はホッパー1内でブリッジ現象を生ずることなく排出
口3を通って計量容器28内に投入されることになる。
は計量器29によって計量しており、また、コンピュー
ター30が計量値を管理しており、投入量が設定重量に
近づくとモータ25を駆動して昇降軸23を下降させ、
バルブ4と排出口3との間の流動性物質2の排出流路空
間を狭めて排出量を調節、制御する。
モータ25によって昇降軸23を下降させバルブ4によ
って排出口3を閉じる。昇降軸23のネジピッチは一定
であるので、ボールねじナット24の回転角度を制御す
ることにより昇降軸23の昇降距離を制御可能であり、
従って、排出口3とバルブ4との排出流路空間の微調整
開閉が可能である。
ルブ4が排出口3を閉じた時、支持板13の下降は停止
するが、支持板12はスプリング14の伸弾性に抗して
更に下降するので、図5に示した場合と同じくドグ20
がリミットスイッチ19に接して蹴るとコンピュータ3
0によってモータ25の回転を停止し、同時に昇降軸2
3の下降も停止させる。この状態で電磁石17を消磁
し、モータ25を逆駆動して昇降軸23を上昇させる
と、前記と同じようにして支持板12および支持板13
が順に上昇し、最終的に昇降部材8を所定の高さ位置ま
で引き上げることになる。
降させて電磁石17を頭部6に接触させた時、面接触が
平行でない場合にはリニアシャフト15を有するフロー
ティングジョイント16の作用により非平行分を吸収す
るので、電磁石17と頭部6とは密着することになる。
また、リニアシャフト15は、昇降部材8の昇降に際し
て案内軸としての機能を有している。尚、計量容器28
に複数種類の流動性物質2を定量ずつ投入する場合に
は、内容成分を異にする流動性物質2を収容したホッパ
ー1を入れ替えて前記と同じ作業により計量容器28に
必要量の他の流動性物質2を投入すればよい。
の実施形態、特に、前記第一実施形態の昇降部材8の他
の実施形態を示すものであり、前記の実施形態と同じ部
分は同じ符号を使用している。本実施形態では円周方向
に配設した複数本の保持アームによりロッド5の頭部6
を保持し、バルブ3の開閉操作を可能としたものであ
る。
述べる構成を有している。上下に相対向して水平状に配
設した一対の支持板31、32を常には伸弾性を有する
複数本、少なくとも2本のスプリング33によって連結
するとともにスプリング33内を通るシャフト34の下
端を支持板32に固定し、シャフト34の上端部は支持
板31を貫通して上方へ突出させ、突出上端にはストッ
パー35を固定する。
本、少なくとも3本の保持アーム36が等間隔に配設し
てある。長尺な各保持アーム36の中央部は、アーム3
6に対応する位置において支持板32に突設した連結ア
ーム37にそれぞれ回動可能に軸支38してあり、保持
アーム36の上下端部は内側方向(即ち、支持板31、
32の中心方向)に傾斜状に折り曲げ、上部の折曲片は
支持板31の上方に位置して作動片39を形成し、ま
た、下部の折曲片は支持板32の下方に位置して挟持片
40を形成している。
おいて支持板31には掛止片41が突設してあり、この
掛止片41と作動片39とは引張スプリング42で連結
してある。従って、保持アーム36は、回動軸38を中
心にして作動片39が掛止片41側に引かれるので、挟
持片40は反対に内側方向(支持板32の中心方向)に
押し込まれることになる。
場合が示してあるが、これに限定されるものではなく、
例えば、図示していないが連結アーム37に突設したス
トッパーによって保持アーム36の状態を規制すること
ができる。しかし、保持アーム36がどのような状態で
あっても、挟持片40は常に支持板32の下方に位置す
るようになる。
も2台のシリンダー43が設置されており、各シリンダ
ー43によって作動板44が水平状態で保持されてい
る。この作動板44は、周方向に配設した保持アーム3
6の上部の作動片39を覆うことのできる広い面積を有
している。尚、図中符号45は支持板32の上面に設置
した振動発生体、46はリミットスイッチ、47はドグ
である。
り、支持板31には、図示していないが、前記の実施形
態と同じ昇降機構9の昇降軸23の下端を連結して固定
し、昇降部材8は図示しないホッパー1と固定フレーム
11間の中空部に吊り下げて保持される。上記する支持
板31、32、スプリング33、シャフト34、リミッ
トスイッチ46、ドグ47等の位置関係および動作状態
は、前記した実施形態の支持板12、13、スプリング
14およびリニアシャフト15、リミットスイッチ1
9、ドグ20等とほぼ同じである。尚、リミットスイッ
チ46とドグ47の上下関係は図示とは逆であってもよ
い。
性物質の排出作動状態について説明する。前記の実施形
態と同じく、図示しない固定フレーム11に設置した昇
降機構9によって中空部に吊り下げられた昇降部材8を
昇降軸23によって下降させるが、下降に先立って保持
アーム36の挟持片40を支持板32よりも外方向に広
げた状態としておく。
を引き下げれば、作動板44の下面は各保持アーム36
の作動片39に当接し、スプリング42の引張力に抗し
て作動片39を押し下げるので、保持アーム36は回動
軸38を中心にして回動し、図7の鎖線に示すように、
挟持片40は支持板32より外方向へ離れた状態で維持
されることになる。尚、作動片39と作動板44との摩
擦抵抗を少なくするために、作動片39の先端部には作
動板44に接する回転体を設けるようにしてもよい。
40を外方向へ広げた状態で昇降部材8全体を下降させ
れば、支持板32はロッド5の頭部6に接し、バルブ4
は固定状態であることから支持板32の下降は停止す
る。上方の支持板31は更に下降するのでリミットスイ
ッチ46とドグ47とが接触し、ドグ47がスイッチ4
6を蹴るとコンピュター30からの指令によりモータ2
5は回転を停止し、昇降軸23の下降も停止する。この
時、支持板31はスプリング33の伸弾性に抗して下降
するので、支持板31とストッパー35間には前記と同
じく空間Lが形成されることになる。
部材8全体が下降を停止すると、シリンダー43によっ
て作動板44は押し上げられ、保持アーム36は自由状
態となるので、スプリング42の引張力で保持アーム3
6は所定の位置に復元し、従って、挟持片40は内側方
向に復帰するので、挟持片40が頭部6に接し、頭部6
は支持板32と挟持片40との間に挟持して固定される
ことになる。尚、挟持片40にはゴムのような弾性材を
設けてもよい。
にロッド5の頭部6を固定した後、モータ25を駆動し
て昇降軸23を上昇させれば、スプリング33の伸弾性
により支持板31はストッパー35に接するまで上が
り、同時にリミットスイッチ46とドグ47とは所定の
間隔だけ離れた状態となる。
1とともに支持板32も上昇するのでロッド5は引き上
げられ、これに従って排出口3を閉じているバルブ4が
持ち上げられ、ホッパー1の排出口3は開放されて流動
性物質2の排出が可能となる。そして、排出口3が開放
される前あるいは後に振動発生体45を振動させれば、
ロッド5およびバルブ4を介して流動性物質2には微震
動が与えられ、流動性物資2はホッパー1内でブリッジ
現象を生ずることなく排出口3を通って計量容器28内
に投入されることになる。尚、ストッパー35には防震
ゴム48を設けておき、この防震ゴム48は支持板31
に接するようにしておけば、振動は昇降機構9に伝わる
ことがない。
入され、排出口3を閉じるには、モータ25駆動によっ
て昇降軸23を下降させ、バルブ4で排出口3を蜜に閉
じ、ドグ47がリミットスイッチ46を蹴ることにより
モータ25を停止し、昇降軸23の下降を停止する。そ
して、作動板44を押し下げて保持アーム36を回動さ
せて挟持片40を外方向へ押し広げ、ロッド5の頭部6
を開放した状態で昇降部材8を所定の高さ位置まで上昇
させればよい。昇降部材8の下降、停止、上昇等は前記
の実施例の場合とほぼ同じである。
に、前記第二の実施形態における保持アームを作動させ
る他の実施形態を示すものであり、前記の各実施形態と
同じ部分は同じ符号を使用している。この実施形態で
は、図8に示すように、支持板31、32の周方向に配
設し、支持板32に連結アーム37を介して回動可能に
連結した保持アーム36の上端部と、支持板31上に設
置したシリンダー49のロッド50とを連結したことを
特徴としている。
ーム36はシリンダー49によって回動し、挟持片40
は内外方向に移動し、頭部6を支持板32間に挟持可能
となり、簡単な構造でバルブ4の開閉操作が可能であ
る。尚、昇降部材8としての構造は、掛止片41、スプ
リング42、シリンダー43および作動板44を除いて
前記した第二の実施形態と同じである。
はスプラインボールネジ構造の場合を示したが、これに
限定されるものではなく、昇降部材8をホッパー1の上
方中空部に吊り下げ、昇降部材8を垂直上下に直動させ
てロッド5の上端を掴み、バルブ4によって排出口3の
開閉が可能であれば他の構造の昇降機構9を使用可能で
ある。
有する昇降部材8に変え、昇降軸23の下部に公知のチ
ャックを設け、チャックによってロッド5の上部、即
ち、頭部6を挟持してバルブ4の開閉操作を行うように
してもよい。
物質2を収容可能なホッパー1の下部に形成した排出口
3を開閉可能なバルブ4を、ホッパー1外においてホッ
パー1の上方に設置した昇降装置7によって上下に操作
し、排出口3を開放して流動性物質2の排出を可能とし
たので、排出口3とバルブ4との間には流動性物質2の
排出を阻害する部材が存在せず、流動性物質2の排出を
良好に行うことができるものである。
路空間は、昇降装置7の操作によって微調整可能である
ので、ホッパー1の下方に設置した計量容器28内への
排出設定量が近づいた時、排出口3に対するバルブ4の
開度状態を制御して排出量の精度向上を図ることができ
るものである。
た垂直方向に直動可能な昇降軸23の下端に昇降部材8
を設け、バルブ4に垂直上方に突設したロッド5の先端
をホッパー1外に突出させ、ロッド5の先端を昇降部材
8が保持して昇降可能とし、これに従ってバルブ4を排
出口3に対して開閉可能としたので、流動性物質2は排
出口3を通して直接に計量容器28に投入可能であり、
流動性物質2は途中で堆積することなく排出が可能であ
る。
図である。
ある。
大正面図である。
態を示す要部の正面図である。
要部の正面図である。
施形態を示す要部の拡大正面図である。
Claims (6)
- 【請求項1】 粉体、粒体等の流動性物質を収容したホ
ッパーの下部に設けた排出口をホッパー内に設けたバル
ブの上下動によって開閉可能とし、バルブ操作によって
流動性物質を排出口から排出する装置において、常態で
はホッパー1の排出口3を蜜に閉じているバルブ4の垂
直上方にロッド5を連結し、このロッド5の先端部をホ
ッパー1の上方に突出させ、ホッパー1外においてホッ
パー1の上方に設置した昇降装置7によりロッド5を上
下動させ、バルブ4によって排出口3を開閉可能として
成ることを特徴とする流動性物質の排出装置。 - 【請求項2】 粉体、粒体等の流動性物質を収容したホ
ッパーの下部に設けた排出口をホッパー内に設けたバル
ブの上下動によって開閉可能とし、バルブ操作によって
流動性物質を排出口から排出する装置において、常態で
はホッパー1の排出口3を蜜に閉じているバルブ4の垂
直上方にロッド5を連結し、このロッド5の先端部をホ
ッパー1の上方に突出させ、ホッパー1外においてホッ
パー1の上方に設置した昇降装置7によりロッド5を上
下動させ、バルブ4によって排出口3を開閉可能とする
とともにバルブ4と排出口3との排出流路空間を調節可
能として成ることを特徴とする流動性物質の排出装置。 - 【請求項3】 粉体、粒体等の流動性物質を収容したホ
ッパーの下部に設けた排出口をホッパー内に設けたバル
ブの上下動によって開閉可能とし、バルブ操作によって
流動性物質を排出口から排出する装置において、常態で
はホッパー1の排出口3を蜜に閉じているバルブ4の垂
直上方にロッド5を連結し、このロッド5の先端部をホ
ッパー1の上方に突出させ、ホッパー1外においてホッ
パー1の上方に設置した昇降装置7によりロッド5を上
下動させ、バルブ4によって排出口3を開閉可能とする
とともにバルブ4に振動を与えて流動性物質の排出を可
能として成ることを特徴とする流動性物質の排出装置。 - 【請求項4】 昇降装置7は、ホッパー1の上方中空部
において水平状に配設した二枚の支持板12、13を伸
弾性を有する複数のスプリング14で連結するとともに
支持板13の下面には電磁石17を、上面には振動発生
体18を設けた昇降部材8と、固定フレーム11上に設
置した昇降機構9からなり、昇降部材8は昇降機構9の
上下に直動可能な昇降軸23の下端に連結して成ること
を特徴とする請求項1、2および3に記載する流動性物
質の排出装置。 - 【請求項5】 昇降部材8は、各スプリング14を通る
リニアシャフト15を有し、シャフト15の下端はフロ
ーティングジョイント16を介して支持板13に連結す
るとともに各シャフト15の上端部は固定フレーム11
を通って固定フレーム11の上方に突出している請求項
4に記載する流動性物質の排出装置。 - 【請求項6】 昇降部材8は、上下に相対向して水平状
に配設した一対の支持板31、32を相対位置関係を規
制可能に連結し、両支持板31、32の周方向に配設し
た複数本の保持アーム36を支持板32に回動可能に軸
支38し、保持アーム36の下部に支持板32の内方に
向けて折曲した挟持片40を支持板32の中心方向に向
けて内外に回動可能とした請求項1ないし4に記載する
流動性物質の排出装置。
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ID=17609712
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