JPH109934A - 出荷量制御装置 - Google Patents
出荷量制御装置Info
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- JPH109934A JPH109934A JP16745596A JP16745596A JPH109934A JP H109934 A JPH109934 A JP H109934A JP 16745596 A JP16745596 A JP 16745596A JP 16745596 A JP16745596 A JP 16745596A JP H109934 A JPH109934 A JP H109934A
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- product
- gate
- weight
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 定量ゲートを持たない貯蔵設備において、搬
送装置上に製品を余らせないで貯蔵手段からの排出量を
出荷量設定値に一致するように調整する。 【解決手段】 出荷量制御装置8において、スケール7
から搬送車4に排出するためにスケール内に溜まってい
る製品重量を計量手段10で計量し、排出する度にこの計
量値を計量値積算手段11によって積算して製品積込み重
量を求め、流量演算手段12がこの製品積込み重量とその
積込みにかかった時間とに基づいて製品流量を算出す
る。さらに搬送途上製品重量演算手段14がこの製品流量
と搬送時間記憶手段9に記憶されている搬送装置5の製
品搬送時間とに基づいて、搬送装置上に存在する搬送途
上製品重量を算出する。そして出荷終了判定手段14が、
外部から与えられる出荷量設定値と製品積込み重量との
差が搬送途上製品重量と等しくなった時にゲートを閉じ
させて貯蔵手段からの製品排出を停止させる。
送装置上に製品を余らせないで貯蔵手段からの排出量を
出荷量設定値に一致するように調整する。 【解決手段】 出荷量制御装置8において、スケール7
から搬送車4に排出するためにスケール内に溜まってい
る製品重量を計量手段10で計量し、排出する度にこの計
量値を計量値積算手段11によって積算して製品積込み重
量を求め、流量演算手段12がこの製品積込み重量とその
積込みにかかった時間とに基づいて製品流量を算出す
る。さらに搬送途上製品重量演算手段14がこの製品流量
と搬送時間記憶手段9に記憶されている搬送装置5の製
品搬送時間とに基づいて、搬送装置上に存在する搬送途
上製品重量を算出する。そして出荷終了判定手段14が、
外部から与えられる出荷量設定値と製品積込み重量との
差が搬送途上製品重量と等しくなった時にゲートを閉じ
させて貯蔵手段からの製品排出を停止させる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は貯蔵手段に貯蔵され
ている製品、例えば、穀物類等の出荷量を制御する出荷
量制御装置に関する。
ている製品、例えば、穀物類等の出荷量を制御する出荷
量制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】貯蔵手段、例えば、多数本のサイロそれ
ぞれに例えば、穀物類、穀物粉類などの粉体あるいは粒
体製品を種類を分けて貯蔵しておき、トラックや貨車な
どの搬送車に特定の製品を所定重量ずつ積み込んで出荷
する制御を行う出荷量制御装置として、従来は、該当す
る製品が貯蔵されているサイロの下部ゲートを開いてコ
ンベア装置のような搬送装置上にその製品を排出し、搬
送装置によって所定の出荷場所まで搬送し、そこに設置
されているバッファタンクに一時的に貯蔵し、その下部
に設置されている一定容量のスケールにまずその容量が
ほぼいっぱいになるまで入れ、ほぼいっぱいになればス
ケールから搬送車に製品を排出すると共に、その際にス
ケール内の製品重量を計量してそれまでの積込み量に積
算し、この積込み量が出荷設定値になるまで同じバッチ
的な作業を繰り返す方法をとっていた。
ぞれに例えば、穀物類、穀物粉類などの粉体あるいは粒
体製品を種類を分けて貯蔵しておき、トラックや貨車な
どの搬送車に特定の製品を所定重量ずつ積み込んで出荷
する制御を行う出荷量制御装置として、従来は、該当す
る製品が貯蔵されているサイロの下部ゲートを開いてコ
ンベア装置のような搬送装置上にその製品を排出し、搬
送装置によって所定の出荷場所まで搬送し、そこに設置
されているバッファタンクに一時的に貯蔵し、その下部
に設置されている一定容量のスケールにまずその容量が
ほぼいっぱいになるまで入れ、ほぼいっぱいになればス
ケールから搬送車に製品を排出すると共に、その際にス
ケール内の製品重量を計量してそれまでの積込み量に積
算し、この積込み量が出荷設定値になるまで同じバッチ
的な作業を繰り返す方法をとっていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このような
従来の出荷量制御装置では、搬送車への積み込み量が出
荷設定値に達した時に製品の出荷を停止し、サイロのゲ
ートを閉じるようにしていたために、出荷作業が完了し
た時に搬送装置上には搬送途上の製品が残ることにな
る。そのため、従来ではこの搬送途上に残った製品は別
の搬送装置でもとのサイロに戻すようにしている。この
ため、実際に製品積み出しのために必要な搬送装置とは
別に製品回収のための搬送装置を設置する必要があって
設備コストがかさむ問題点があった。
従来の出荷量制御装置では、搬送車への積み込み量が出
荷設定値に達した時に製品の出荷を停止し、サイロのゲ
ートを閉じるようにしていたために、出荷作業が完了し
た時に搬送装置上には搬送途上の製品が残ることにな
る。そのため、従来ではこの搬送途上に残った製品は別
の搬送装置でもとのサイロに戻すようにしている。この
ため、実際に製品積み出しのために必要な搬送装置とは
別に製品回収のための搬送装置を設置する必要があって
設備コストがかさむ問題点があった。
【0004】このような問題点を解消するために、サイ
ロの下部ゲートごとに単に全開/全閉の2状態だけしか
動作しないゲートではなく、製品排出量を定量すること
ができる定量ゲート設備を取り付け、出荷設定値になる
まで定量すればゲートを閉じる制御を行うようにすれば
製品回収用の搬送装置を必要としなくなるが、このよう
な定量ゲート設備をサイロごとに設置するとすれば、サ
イロ本数が数10本〜100本というサイロ設備では定
量ゲート設備の設置費用がかさむことになり、採用する
ことができなかった。
ロの下部ゲートごとに単に全開/全閉の2状態だけしか
動作しないゲートではなく、製品排出量を定量すること
ができる定量ゲート設備を取り付け、出荷設定値になる
まで定量すればゲートを閉じる制御を行うようにすれば
製品回収用の搬送装置を必要としなくなるが、このよう
な定量ゲート設備をサイロごとに設置するとすれば、サ
イロ本数が数10本〜100本というサイロ設備では定
量ゲート設備の設置費用がかさむことになり、採用する
ことができなかった。
【0005】本発明はこのような従来の問題点に鑑みて
なされたもので、定量ゲート設備を設置しないでも、搬
送装置上に搬送途上の製品を残すことなく出荷量設定値
に見合った量だけ製品を貯蔵手段から排出させて搬送車
に積み込むことができ、製品回収用の搬送装置の必要性
をなくすことができる出荷量制御装置を提供することを
目的とする。
なされたもので、定量ゲート設備を設置しないでも、搬
送装置上に搬送途上の製品を残すことなく出荷量設定値
に見合った量だけ製品を貯蔵手段から排出させて搬送車
に積み込むことができ、製品回収用の搬送装置の必要性
をなくすことができる出荷量制御装置を提供することを
目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明の出荷量
制御装置は、サイロ等の貯蔵手段内に貯蔵されている製
品を排出させるゲートを開閉するゲート開閉装置と、前
記ゲートから排出される製品を搬送する搬送装置と、前
記搬送装置を通じて搬送されてくる製品を受入れ、その
製品が一定量溜まったところで排出するスケールと、前
記搬送装置上の製品が前記ゲートから前記スケールまで
搬送されるのにかかる搬送時間を記憶している搬送時間
記憶手段と、前記スケール内の製品重量を計量する計量
手段と、前記計量手段の計量する製品重量を積算して製
品積込み重量を算出する計量値積算手段と、前記計量値
積算手段の積算する製品積込み重量と、当該製品積込み
重量分だけの製品を積込むのにかかった時間とに基づい
て見かけ上の製品流量を算出する流量演算手段と、前記
流量演算手段が算出した前記製品流量と前記搬送時間記
憶手段に記憶されている前記搬送時間とに基づいて、前
記貯蔵手段のゲートから排出されて前記搬送装置上を搬
送されている搬送途上製品重量を算出する搬送途上製品
重量演算手段と、外部から与えられる出荷量設定値と前
記製品積込み重量との差が、前記搬送途上製品重量演算
手段が算出する前記搬送途上製品重量と等しくなった時
に、前記ゲート開閉装置にゲート閉動作を行わせる出荷
終了判定手段とを備えたものである。
制御装置は、サイロ等の貯蔵手段内に貯蔵されている製
品を排出させるゲートを開閉するゲート開閉装置と、前
記ゲートから排出される製品を搬送する搬送装置と、前
記搬送装置を通じて搬送されてくる製品を受入れ、その
製品が一定量溜まったところで排出するスケールと、前
記搬送装置上の製品が前記ゲートから前記スケールまで
搬送されるのにかかる搬送時間を記憶している搬送時間
記憶手段と、前記スケール内の製品重量を計量する計量
手段と、前記計量手段の計量する製品重量を積算して製
品積込み重量を算出する計量値積算手段と、前記計量値
積算手段の積算する製品積込み重量と、当該製品積込み
重量分だけの製品を積込むのにかかった時間とに基づい
て見かけ上の製品流量を算出する流量演算手段と、前記
流量演算手段が算出した前記製品流量と前記搬送時間記
憶手段に記憶されている前記搬送時間とに基づいて、前
記貯蔵手段のゲートから排出されて前記搬送装置上を搬
送されている搬送途上製品重量を算出する搬送途上製品
重量演算手段と、外部から与えられる出荷量設定値と前
記製品積込み重量との差が、前記搬送途上製品重量演算
手段が算出する前記搬送途上製品重量と等しくなった時
に、前記ゲート開閉装置にゲート閉動作を行わせる出荷
終了判定手段とを備えたものである。
【0007】この請求項1の発明の出荷量制御装置で
は、ゲートを開いて貯蔵手段から製品を搬送装置上に連
続的に排出させ、スケールにいったん溜めてゆき、スケ
ール内に所定量だけ製品が溜まったところでスケールか
ら搬送車に排出する動作を繰り返す。
は、ゲートを開いて貯蔵手段から製品を搬送装置上に連
続的に排出させ、スケールにいったん溜めてゆき、スケ
ール内に所定量だけ製品が溜まったところでスケールか
ら搬送車に排出する動作を繰り返す。
【0008】この搬送車への製品の積込み動作中、スケ
ールから搬送車に排出する直前にスケール内の製品重量
を計量手段で計量し、これを計量値積算手段が積算して
製品積込み重量を算出する。これと共に流量演算手段
が、製品積込み重量とその製品積込みにかかった時間と
に基づいて見かけ上の製品流量を算出し、さらに搬送途
上製品重量演算手段が、製品流量と搬送時間記憶手段に
記憶されている搬送装置の製品搬送時間とに基づいて、
貯蔵手段のゲートから排出されてスケールに至るまでの
搬送装置上に存在する搬送途上製品重量を算出する。
ールから搬送車に排出する直前にスケール内の製品重量
を計量手段で計量し、これを計量値積算手段が積算して
製品積込み重量を算出する。これと共に流量演算手段
が、製品積込み重量とその製品積込みにかかった時間と
に基づいて見かけ上の製品流量を算出し、さらに搬送途
上製品重量演算手段が、製品流量と搬送時間記憶手段に
記憶されている搬送装置の製品搬送時間とに基づいて、
貯蔵手段のゲートから排出されてスケールに至るまでの
搬送装置上に存在する搬送途上製品重量を算出する。
【0009】そして出荷終了判定手段が、外部から与え
られる出荷量設定値と製品積込み重量との差が搬送途上
製品重量と等しくなった時に、ゲート開閉装置にゲート
閉動作を行わせて製品出荷を停止させる。
られる出荷量設定値と製品積込み重量との差が搬送途上
製品重量と等しくなった時に、ゲート開閉装置にゲート
閉動作を行わせて製品出荷を停止させる。
【0010】これによって搬送装置上を搬送されている
製品がすべて搬送車に排出された状態で、したがって搬
送装置上には製品が全く残らない状態で出荷量設定値分
だけ搬送車に製品を積み込むことができるようになり、
回収用搬送装置の設置を不要とする。
製品がすべて搬送車に排出された状態で、したがって搬
送装置上には製品が全く残らない状態で出荷量設定値分
だけ搬送車に製品を積み込むことができるようになり、
回収用搬送装置の設置を不要とする。
【0011】請求項2の発明は、請求項1の出荷量制御
装置において、さらに、前記流量演算手段が算出した過
去の製品流量を保存している製品流量実績値保存手段
と、外部から与えられる出荷量設定値分だけ前記製品を
排出するのに必要な前記ゲートの開放見込み時間を前記
出荷量設定値と製品流量との比に基づいて決定し、前記
ゲート開閉装置のゲート開放時間を設定するゲート開放
時間調整手段とを備えたものである。
装置において、さらに、前記流量演算手段が算出した過
去の製品流量を保存している製品流量実績値保存手段
と、外部から与えられる出荷量設定値分だけ前記製品を
排出するのに必要な前記ゲートの開放見込み時間を前記
出荷量設定値と製品流量との比に基づいて決定し、前記
ゲート開閉装置のゲート開放時間を設定するゲート開放
時間調整手段とを備えたものである。
【0012】この請求項2の発明の出荷量制御装置で
は、特に製品出荷量設定値が搬送装置上を貯蔵手段から
スケールに至るまで満杯にするのに必要な量、すなわち
搬送途上製品見込み重量よりも少ないといった少量出荷
の場合、ゲートを開く時間を制限することによって所定
の出荷量設定値分だけ製品をサイロから排出する制御を
行う。そのために、製品流量実績値保存手段に過去の製
品流量を保存しておき、ゲート開放時間調整手段が出荷
量設定値分だけ製品を排出するのに必要なゲートの開放
見込み時間を、出荷量設定値と過去の製品流量との比に
基づいて決定し、ゲート開閉装置のゲート開放時間を制
御する。
は、特に製品出荷量設定値が搬送装置上を貯蔵手段から
スケールに至るまで満杯にするのに必要な量、すなわち
搬送途上製品見込み重量よりも少ないといった少量出荷
の場合、ゲートを開く時間を制限することによって所定
の出荷量設定値分だけ製品をサイロから排出する制御を
行う。そのために、製品流量実績値保存手段に過去の製
品流量を保存しておき、ゲート開放時間調整手段が出荷
量設定値分だけ製品を排出するのに必要なゲートの開放
見込み時間を、出荷量設定値と過去の製品流量との比に
基づいて決定し、ゲート開閉装置のゲート開放時間を制
御する。
【0013】請求項3の発明は、請求項1又は2の出荷
量制御装置において、前記貯蔵手段が複数あり、前記搬
送時間記憶手段が当該複数の貯蔵手段それぞれに対応す
る搬送時間を記憶していることを特徴とするものであ
る。
量制御装置において、前記貯蔵手段が複数あり、前記搬
送時間記憶手段が当該複数の貯蔵手段それぞれに対応す
る搬送時間を記憶していることを特徴とするものであ
る。
【0014】この請求項3の発明の出荷量制御装置で
は、複数の貯蔵手段それぞれに各種の製品が貯蔵されて
いて、出荷が必要な製品の貯蔵されている貯蔵手段を指
定してそのゲートを開き、指定された製品を出荷量設定
値分だけ排出して搬送車に積み込む場合、流量演算手段
がスケールの排出する製品の積算重量とそれまでにかか
った時間から製品流量を算出し、また搬送途上製品重量
演算手段がこの製品流量と搬送時間記憶手段に記憶され
ている特定の貯蔵手段に対応する搬送装置の搬送時間と
を用いて搬送途上製品重量を求め、出荷終了判定手段
が、外部から与えられる出荷量設定値と製品積込み重量
との差が搬送途上製品重量と等しくなった時に、ゲート
開閉装置にゲート閉動作を行わせて製品出荷を停止させ
る。
は、複数の貯蔵手段それぞれに各種の製品が貯蔵されて
いて、出荷が必要な製品の貯蔵されている貯蔵手段を指
定してそのゲートを開き、指定された製品を出荷量設定
値分だけ排出して搬送車に積み込む場合、流量演算手段
がスケールの排出する製品の積算重量とそれまでにかか
った時間から製品流量を算出し、また搬送途上製品重量
演算手段がこの製品流量と搬送時間記憶手段に記憶され
ている特定の貯蔵手段に対応する搬送装置の搬送時間と
を用いて搬送途上製品重量を求め、出荷終了判定手段
が、外部から与えられる出荷量設定値と製品積込み重量
との差が搬送途上製品重量と等しくなった時に、ゲート
開閉装置にゲート閉動作を行わせて製品出荷を停止させ
る。
【0015】こうして複数の貯蔵手段それぞれに対し
て、そこから排出する製品を搬送装置上に残すことにな
く所定の出荷量設定値分だけ正確に搬送車に積み込むこ
とができるようになり、回収用搬送装置の設置を不要と
する。
て、そこから排出する製品を搬送装置上に残すことにな
く所定の出荷量設定値分だけ正確に搬送車に積み込むこ
とができるようになり、回収用搬送装置の設置を不要と
する。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図に
基づいて詳説する。図1は本発明の1つの実施の形態の
構成を示しており、貯蔵手段としての多数本のサイロ1
a,1b,1c,…それぞれには穀物、穀物粉などの粒
体、粉体製品が貯蔵されており、このサイロ1a,1
b,1c,…の下部には全開/全閉の2状態の間で開閉
動作するゲート2a,2b,2c,…が備えられてい
る。そしてこれらのゲート2a,2b,2c,…にはそ
の開閉駆動装置3a,3b,3c,…が備えられてい
る。
基づいて詳説する。図1は本発明の1つの実施の形態の
構成を示しており、貯蔵手段としての多数本のサイロ1
a,1b,1c,…それぞれには穀物、穀物粉などの粒
体、粉体製品が貯蔵されており、このサイロ1a,1
b,1c,…の下部には全開/全閉の2状態の間で開閉
動作するゲート2a,2b,2c,…が備えられてい
る。そしてこれらのゲート2a,2b,2c,…にはそ
の開閉駆動装置3a,3b,3c,…が備えられてい
る。
【0017】サイロ1a,1b,1c,…から搬送車4
に対する所定の積込み場所までは搬送装置としてのコン
ベア装置5が設置されており、積込み場所にはこのコン
ベア装置5によって搬送されてくる製品を一時的に溜め
ておくバッファタンク6とこのバッファタンク6の下部
から流出する製品を一定量ずつ受け入れてその定量に達
すれば搬送車4に排出して積み込む動作を繰り返すスケ
ール7が設置されている。このスケール7はその中に送
込まれてきた製品重量を計量する計量機能を備えてい
る。
に対する所定の積込み場所までは搬送装置としてのコン
ベア装置5が設置されており、積込み場所にはこのコン
ベア装置5によって搬送されてくる製品を一時的に溜め
ておくバッファタンク6とこのバッファタンク6の下部
から流出する製品を一定量ずつ受け入れてその定量に達
すれば搬送車4に排出して積み込む動作を繰り返すスケ
ール7が設置されている。このスケール7はその中に送
込まれてきた製品重量を計量する計量機能を備えてい
る。
【0018】出荷量制御装置8はコンピュータによって
構成され、ソフトウェアプログラム処理によって種々の
機能を果たすのであるが、その機能構成を示すと、コン
ベア装置5上の製品がサイロ1a,1b,1c,…それ
ぞれのゲート2a,2b,2c,…の直下の位置からス
ケール7まで搬送されるのにかかる搬送時間ta,t
b,tc,…を記憶している搬送時間格納部9と、スケ
ール7から排出信号を受けた時にそのスケール7が計量
している製品重量計量値wをスケール7から受けて格納
するスケール計量値格納部10と、スケール計量値格納
部10に格納されている1度の排出ごと、つまり、1バ
ッチごとの製品重量計量値wa,wb,wc,…それぞ
れを積算して出荷累積量Wasum,Wbsum,Wcsum,…を
求めるスケール計量値積算部11と、このスケール計量
値積算部11が求めている出荷累積量Wasum,Wbsum,
Wcsum,…と内蔵するタイマによって計測した時間Ta
,Tb ,Tc ,…から見かけ上の製品流量fla ,flb
,flc ,…を算出する流量演算部12を備えている。
構成され、ソフトウェアプログラム処理によって種々の
機能を果たすのであるが、その機能構成を示すと、コン
ベア装置5上の製品がサイロ1a,1b,1c,…それ
ぞれのゲート2a,2b,2c,…の直下の位置からス
ケール7まで搬送されるのにかかる搬送時間ta,t
b,tc,…を記憶している搬送時間格納部9と、スケ
ール7から排出信号を受けた時にそのスケール7が計量
している製品重量計量値wをスケール7から受けて格納
するスケール計量値格納部10と、スケール計量値格納
部10に格納されている1度の排出ごと、つまり、1バ
ッチごとの製品重量計量値wa,wb,wc,…それぞ
れを積算して出荷累積量Wasum,Wbsum,Wcsum,…を
求めるスケール計量値積算部11と、このスケール計量
値積算部11が求めている出荷累積量Wasum,Wbsum,
Wcsum,…と内蔵するタイマによって計測した時間Ta
,Tb ,Tc ,…から見かけ上の製品流量fla ,flb
,flc ,…を算出する流量演算部12を備えている。
【0019】出荷量制御装置8はまた、マンマシンイン
タフェース13に接続されていて、このマンマシンイン
タフェース13から入力される出荷量設定値Waref,W
bref,Wcref,…と、スケール計量値積算部11が求め
た出荷累積量Wasum,Wbsum,Wcsum,…と、流量演算
部12が算出した見かけ上の製品流量fla ,flb ,flc
,…との間の関係から、後述する判定式に基づいて出
荷終了タイミングを判定する出荷終了判定部14と、各
種機器の起動、停止、シーケンス制御を行うシーケンス
制御部15を備えている。
タフェース13に接続されていて、このマンマシンイン
タフェース13から入力される出荷量設定値Waref,W
bref,Wcref,…と、スケール計量値積算部11が求め
た出荷累積量Wasum,Wbsum,Wcsum,…と、流量演算
部12が算出した見かけ上の製品流量fla ,flb ,flc
,…との間の関係から、後述する判定式に基づいて出
荷終了タイミングを判定する出荷終了判定部14と、各
種機器の起動、停止、シーケンス制御を行うシーケンス
制御部15を備えている。
【0020】次に、上記構成の出荷量制御装置の動作に
ついて説明する。マンマシンインタフェース13からA
サイロ1aを指定して、製品AをWarefだけ出荷する指
令を受けたとして、以下、制御装置8の動作を説明す
る。この出荷指令を受けると、出荷量制御装置8のシー
ケンス制御部15はAサイロ1aのゲート開閉駆動装置
3aを起動させてゲート2aを開かせ、またコンベア装
置5を起動して、Aサイロ1a内に貯蔵されている製品
Aの出荷を開始する。
ついて説明する。マンマシンインタフェース13からA
サイロ1aを指定して、製品AをWarefだけ出荷する指
令を受けたとして、以下、制御装置8の動作を説明す
る。この出荷指令を受けると、出荷量制御装置8のシー
ケンス制御部15はAサイロ1aのゲート開閉駆動装置
3aを起動させてゲート2aを開かせ、またコンベア装
置5を起動して、Aサイロ1a内に貯蔵されている製品
Aの出荷を開始する。
【0021】Aサイロ1aからゲート2aを通ってコン
ベア装置5に流出する製品Aは、このコンベア装置5に
よってバッファタンク6まで導かれ、さらにバッファタ
ンク6からスケール7に流れ込んでいく。
ベア装置5に流出する製品Aは、このコンベア装置5に
よってバッファタンク6まで導かれ、さらにバッファタ
ンク6からスケール7に流れ込んでいく。
【0022】スケール7は所定の容積であり、例えば、
1トンスケールであればその製品重量を計量しながら、
ほぼ1トン分の製品Aが溜まればその製品Aを搬送車4
に排出し、次に再び、バッファタンク6から製品Aを受
け入れ始める動作を繰り返す。これと共に所定周期でス
ケール7内に溜まっている製品重量の計量値をスケール
計量値格納部10に出力して格納させ、また排出する際
の重量計量値も格納させる。
1トンスケールであればその製品重量を計量しながら、
ほぼ1トン分の製品Aが溜まればその製品Aを搬送車4
に排出し、次に再び、バッファタンク6から製品Aを受
け入れ始める動作を繰り返す。これと共に所定周期でス
ケール7内に溜まっている製品重量の計量値をスケール
計量値格納部10に出力して格納させ、また排出する際
の重量計量値も格納させる。
【0023】一方、制御装置8では、スケール計量値格
納部10に格納されている複数バッチ分のスケール計量
値wa1,wa2,wa3,…を積算して出荷累積量W
asumを求める。
納部10に格納されている複数バッチ分のスケール計量
値wa1,wa2,wa3,…を積算して出荷累積量W
asumを求める。
【0024】
【数1】 Wasumi =wa1+wa2+wa3+…wai …(1) (ここではiバッチ分積算されたとしている) そして流量演算部12はこの出荷累積量Wasumi に対し
て、製品AをAサイロ1aから出荷し始めてからこれま
でにかかった時間Taiを用いて、次のようにして見かけ
上の製品Aの出荷流量flaiを計算する。
て、製品AをAサイロ1aから出荷し始めてからこれま
でにかかった時間Taiを用いて、次のようにして見かけ
上の製品Aの出荷流量flaiを計算する。
【0025】flai=Wasumi /Tai …(2) そして出荷終了判定部14はこれらのスケール計量値積
算部11の求めた出荷累積量Wasumi と流量演算部12
で求めた製品Aの出荷流量flaiと、マンマシンインタフ
ェース13から与えられる出荷量設定値Warefと、さら
に搬送時間格納部9にあらかじめ登録されているAサイ
ロ1aの位置からコンベア装置5が製品Aをスケール7
まで搬送するのにかかる時間taとを用いて現在までの
Tai時間のうちにAサイロ1aから排出された総排出量
Waaliを算出し、これを出荷量設定値Warefと比較して
出荷終了判定を行う。
算部11の求めた出荷累積量Wasumi と流量演算部12
で求めた製品Aの出荷流量flaiと、マンマシンインタフ
ェース13から与えられる出荷量設定値Warefと、さら
に搬送時間格納部9にあらかじめ登録されているAサイ
ロ1aの位置からコンベア装置5が製品Aをスケール7
まで搬送するのにかかる時間taとを用いて現在までの
Tai時間のうちにAサイロ1aから排出された総排出量
Waaliを算出し、これを出荷量設定値Warefと比較して
出荷終了判定を行う。
【0026】ここではまず、製品Aの現在までの排出量
Waaliは、搬送車4にすでに積み込んだ製品Aの重量
(出荷累積量Wasumi と相当する)と、現在スケール7
内に残っている製品重量(スケール7から出力される現
在重量値warm )と、さらにコンベア装置5上を搬送中
の製品Aの重量(つまり、搬送途上製品重量warun)と
の総和であり、次の式のようになる。
Waaliは、搬送車4にすでに積み込んだ製品Aの重量
(出荷累積量Wasumi と相当する)と、現在スケール7
内に残っている製品重量(スケール7から出力される現
在重量値warm )と、さらにコンベア装置5上を搬送中
の製品Aの重量(つまり、搬送途上製品重量warun)と
の総和であり、次の式のようになる。
【0027】 Waali=Wasumi +warm +waru …(3) そして搬送途上製品重量warunは、流量演算部12の算
出する見かけ上の製品流量flaiと、搬送時間taとを用
いて、 warun=flai×ta …(4) として求められる。
出する見かけ上の製品流量flaiと、搬送時間taとを用
いて、 warun=flai×ta …(4) として求められる。
【0028】そこで出荷終了判定部14はこれらの演算
の後に、製品Aの排出量Waaliが出荷量設定値Warefに
達していないかどうかを判定するのである。
の後に、製品Aの排出量Waaliが出荷量設定値Warefに
達していないかどうかを判定するのである。
【0029】
【数2】 Waref≦Wasumi +warm +warun=Waali ? …(5) この判定で、製品Aの排出量Waaliが出荷量設定値War
efに到達していれば出荷終了判定をシーケンス制御部1
5に渡し、シーケンス制御部15はAサイロ1aのゲー
ト駆動装置3aを駆動してゲート2aを閉じさせ、製品
AのAサイロ1aからの出荷を停止させる。
efに到達していれば出荷終了判定をシーケンス制御部1
5に渡し、シーケンス制御部15はAサイロ1aのゲー
ト駆動装置3aを駆動してゲート2aを閉じさせ、製品
AのAサイロ1aからの出荷を停止させる。
【0030】しかしながら、この(5)式が成立しなけ
れば、さらに1バッチ分ずつ、スケール7から搬送車4
に製品Aの積込みを繰り返すことになる。
れば、さらに1バッチ分ずつ、スケール7から搬送車4
に製品Aの積込みを繰り返すことになる。
【0031】なお、他のBサイロ1b,Cサイロ1c,
…に貯蔵されている製品B,C,…について出荷する場
合にも上記と同じ手順でスケール7の1バッチ分ずつを
搬送車4に積み込み、計算によって得られる各サイロか
らの排出量が出荷量設定値に到達した時にそのサイロか
らの排出を停止する制御を行う。
…に貯蔵されている製品B,C,…について出荷する場
合にも上記と同じ手順でスケール7の1バッチ分ずつを
搬送車4に積み込み、計算によって得られる各サイロか
らの排出量が出荷量設定値に到達した時にそのサイロか
らの排出を停止する制御を行う。
【0032】以上の一連の動作を図2のフローチャート
に基づいて説明すると、マンマシンインタフェース13
によってサイロ番号と製品出荷量設定値とが入力される
と制御装置8はシステムを起動し、また該当するサイロ
のゲートを開くために所定のゲート駆動装置を起動さ
せ、またコンベア装置も起動する(ステップS1)。そ
して指定されたサイロからスケールまでの搬送時間を読
み込む(ステップS2)。
に基づいて説明すると、マンマシンインタフェース13
によってサイロ番号と製品出荷量設定値とが入力される
と制御装置8はシステムを起動し、また該当するサイロ
のゲートを開くために所定のゲート駆動装置を起動さ
せ、またコンベア装置も起動する(ステップS1)。そ
して指定されたサイロからスケールまでの搬送時間を読
み込む(ステップS2)。
【0033】スケール7に製品が溜まるようになればス
ケール7の計量値を読み込み(ステップS3)、ステッ
プS4の出荷終了判定を経て(起動当初は出荷累計量が
ないのでこの判定ではNO側に分岐する)、スケール7
内にほぼ1バッチ分が溜まれば(ステップS5)、その
時のスケール7の計量値を積算して出荷累計量を求め
(ステップS6)、その1バッチ分の貯溜にかかった時
間と出荷累計量から見かけ上の製品流量を演算し(ステ
ップS7)、これと共にスケール7内の製品を搬送車4
に排出する(ステップS8)。
ケール7の計量値を読み込み(ステップS3)、ステッ
プS4の出荷終了判定を経て(起動当初は出荷累計量が
ないのでこの判定ではNO側に分岐する)、スケール7
内にほぼ1バッチ分が溜まれば(ステップS5)、その
時のスケール7の計量値を積算して出荷累計量を求め
(ステップS6)、その1バッチ分の貯溜にかかった時
間と出荷累計量から見かけ上の製品流量を演算し(ステ
ップS7)、これと共にスケール7内の製品を搬送車4
に排出する(ステップS8)。
【0034】以上の手順を何度か繰り返すうちに出荷累
計量が出荷量設定値に近づいてくるが、その時にはステ
ップS4において出荷終了判定において出荷累積量と搬
送途上製品重量とスケール内の製品重量との総和、つま
りサイロからの総排出量が出荷量設定値に到達すれば、
出荷終了の判定を行い、該当するサイロのゲートを閉じ
て製品の排出を停止させる(ステップS9)。そしてそ
の後もコンベア装置の搬送時間分だけコンベア装置を駆
動させ、その後スケール7に溜まっている製品を1バッ
チ分になっていなくても強制的に搬送車4に排出させて
停止する(ステップS10,S11)。
計量が出荷量設定値に近づいてくるが、その時にはステ
ップS4において出荷終了判定において出荷累積量と搬
送途上製品重量とスケール内の製品重量との総和、つま
りサイロからの総排出量が出荷量設定値に到達すれば、
出荷終了の判定を行い、該当するサイロのゲートを閉じ
て製品の排出を停止させる(ステップS9)。そしてそ
の後もコンベア装置の搬送時間分だけコンベア装置を駆
動させ、その後スケール7に溜まっている製品を1バッ
チ分になっていなくても強制的に搬送車4に排出させて
停止する(ステップS10,S11)。
【0035】このようにしてこの実施の形態の出荷量制
御装置では、従来のスケールによって出荷量を計量する
簡易な方式の出荷量制御装置において、少しのソフトウ
ェアプログラムの組み込みによって目標とする出荷量に
一致するようにサイロからの製品の排出量を制御するこ
とができ、コンベア装置上に残存する製品を回収するた
めのコンベア装置の設置を不要とし、設備コストを低減
することができる。
御装置では、従来のスケールによって出荷量を計量する
簡易な方式の出荷量制御装置において、少しのソフトウ
ェアプログラムの組み込みによって目標とする出荷量に
一致するようにサイロからの製品の排出量を制御するこ
とができ、コンベア装置上に残存する製品を回収するた
めのコンベア装置の設置を不要とし、設備コストを低減
することができる。
【0036】次に、本発明の第2の実施の形態を図3に
基づいて説明する。この第2の実施の形態の特徴は、サ
イロ設備から出荷場のスケールの設置場所までのコンベ
ア装置の上の搬送量よりも少ない量の製品を搬送車に積
み出さなければならない場合の制御、つまり少量積み出
し制御を行うための出荷量制御装置を特徴とする。図3
に示す第2の実施の形態の場合、サイロ1a,1b,1
c,…からスケール7に至る製品の搬送経路の設備構成
は図1に示した第1の実施の形態と同様である。
基づいて説明する。この第2の実施の形態の特徴は、サ
イロ設備から出荷場のスケールの設置場所までのコンベ
ア装置の上の搬送量よりも少ない量の製品を搬送車に積
み出さなければならない場合の制御、つまり少量積み出
し制御を行うための出荷量制御装置を特徴とする。図3
に示す第2の実施の形態の場合、サイロ1a,1b,1
c,…からスケール7に至る製品の搬送経路の設備構成
は図1に示した第1の実施の形態と同様である。
【0037】そして出荷量制御装置8´は、第1の実施
の形態が備えている機能に加えてさらに、流量演算部1
2が算出する過去の流量実績値をサイロ1a,1b,1
c,…対応で記憶しておく流量記憶部16と、マンマシ
ンインタフェース13からサイロ番号を指定して出荷量
設定値の入力があった時に、対応するサイロ番号の流量
実績値を流量記憶部16から読出してゲート開放時間を
演算するゲート開時間演算部17とを備えている。
の形態が備えている機能に加えてさらに、流量演算部1
2が算出する過去の流量実績値をサイロ1a,1b,1
c,…対応で記憶しておく流量記憶部16と、マンマシ
ンインタフェース13からサイロ番号を指定して出荷量
設定値の入力があった時に、対応するサイロ番号の流量
実績値を流量記憶部16から読出してゲート開放時間を
演算するゲート開時間演算部17とを備えている。
【0038】また出荷終了判定部14´は、流量演算部
12から流量演算値が入力される時には第1の実施の形
態と同様に流量演算値と搬送時間格納部9のサイロごと
の搬送時間とを用いて出荷終了判定を行う機能と共に、
ゲート開時間演算部17から与えられるゲート開時間演
算値が搬送時間格納部9に格納されている対応するサイ
ロからの搬送時間よりも短い時に、そのゲート開時間だ
け対応するサイロに対するゲート開指令をシーケンス制
御部15に指示する機能を追加的に有している。
12から流量演算値が入力される時には第1の実施の形
態と同様に流量演算値と搬送時間格納部9のサイロごと
の搬送時間とを用いて出荷終了判定を行う機能と共に、
ゲート開時間演算部17から与えられるゲート開時間演
算値が搬送時間格納部9に格納されている対応するサイ
ロからの搬送時間よりも短い時に、そのゲート開時間だ
け対応するサイロに対するゲート開指令をシーケンス制
御部15に指示する機能を追加的に有している。
【0039】次に、この第2の実施の形態の出荷量制御
装置の動作について説明する。出荷量制御装置8´の搬
送時間格納部9〜流量演算部12は第1の実施の形態と
同様の働きをする。そして流量記憶部16は流量演算部
12が過去において算出した流量実績値をサイロ番号ご
とに更新、記憶していく。この流量記憶部16における
流量実績値をここでは、サイロ1a,1b,1c,…そ
れぞれについてfla _ol ,flb _ol ,flc _ol ,…とす
る。
装置の動作について説明する。出荷量制御装置8´の搬
送時間格納部9〜流量演算部12は第1の実施の形態と
同様の働きをする。そして流量記憶部16は流量演算部
12が過去において算出した流量実績値をサイロ番号ご
とに更新、記憶していく。この流量記憶部16における
流量実績値をここでは、サイロ1a,1b,1c,…そ
れぞれについてfla _ol ,flb _ol ,flc _ol ,…とす
る。
【0040】いま、マンマシンインタフェース13から
出荷サイロ番号と製品出荷量設定値とが与えられると
(ここでも、説明の便宜のためにAサイロ1aの製品A
について、Warefの出荷量設定値が与えられたものとす
る)、ゲート開時間演算部17は流量記憶部16に記憶
されているAサイロ1aの製品Aの過去の流量実績値fl
a _ol を読出し、出荷量設定値Warefを用いて、次の式
によってゲート開放時間Taop を算出して出荷終了判定
部14´に出力する。
出荷サイロ番号と製品出荷量設定値とが与えられると
(ここでも、説明の便宜のためにAサイロ1aの製品A
について、Warefの出荷量設定値が与えられたものとす
る)、ゲート開時間演算部17は流量記憶部16に記憶
されているAサイロ1aの製品Aの過去の流量実績値fl
a _ol を読出し、出荷量設定値Warefを用いて、次の式
によってゲート開放時間Taop を算出して出荷終了判定
部14´に出力する。
【0041】Taop =Waref/fla _ol …(6) 出荷終了判定部14´ではゲート開時間演算部17から
ゲート開放時間Taopの指定を受け取るとシーケンス制
御部15に該当するAサイロ1aのゲート駆動装置3a
を起動してゲート2aを開いて製品Aの排出を開始させ
る。これと共に、ゲート開放時間のカウントを開始す
る。
ゲート開放時間Taopの指定を受け取るとシーケンス制
御部15に該当するAサイロ1aのゲート駆動装置3a
を起動してゲート2aを開いて製品Aの排出を開始させ
る。これと共に、ゲート開放時間のカウントを開始す
る。
【0042】さらに出荷終了判定部14´では、搬送時
間格納部9から対応するサイロAのコンベア装置の搬送
時間taを読み出してゲート開放指定時間Taop と比較
し、搬送時間taよりもゲート開放指定時間Taop の方
が短い時には少量出荷であると判定し、このゲート開放
指定時間Taop が経過した時点でシーケンス制御部15
にゲート閉指令を与えてAサイロ1aのゲート2aを閉
じさせ、少量出荷を行う。
間格納部9から対応するサイロAのコンベア装置の搬送
時間taを読み出してゲート開放指定時間Taop と比較
し、搬送時間taよりもゲート開放指定時間Taop の方
が短い時には少量出荷であると判定し、このゲート開放
指定時間Taop が経過した時点でシーケンス制御部15
にゲート閉指令を与えてAサイロ1aのゲート2aを閉
じさせ、少量出荷を行う。
【0043】しかしながら、上記の比較で搬送時間ta
よりもゲート開放指定時間Taop の方が長い時には少量
出荷ではないと判定し、第1の実施の形態と同様の制御
によってAサイロ1aのゲート2aの開閉制御を行うこ
とになる。
よりもゲート開放指定時間Taop の方が長い時には少量
出荷ではないと判定し、第1の実施の形態と同様の制御
によってAサイロ1aのゲート2aの開閉制御を行うこ
とになる。
【0044】以上の一連の動作を図4のフローチャート
に基づいて説明すると、マンマシンインタフェース13
によってサイロ番号と製品出荷量設定値とが入力される
と制御装置8はシステムを起動し、また該当するサイロ
のゲートを開くために所定のゲート駆動装置を起動さ
せ、またコンベア装置も起動する(ステップS1)。そ
して指定されたサイロからスケールまでの搬送時間を読
み込む(ステップS2)。
に基づいて説明すると、マンマシンインタフェース13
によってサイロ番号と製品出荷量設定値とが入力される
と制御装置8はシステムを起動し、また該当するサイロ
のゲートを開くために所定のゲート駆動装置を起動さ
せ、またコンベア装置も起動する(ステップS1)。そ
して指定されたサイロからスケールまでの搬送時間を読
み込む(ステップS2)。
【0045】これと共に、ゲート開時間演算部17は流
量記憶部16に記憶されている該当するサイロの排出流
量の実績値を読出し、製品出荷量設定値をこの流量実績
値で割ることによってゲート開放時間を演算する(ステ
ップS2a,S2b)。そしてこのゲート開放時間を対
応するサイロからのコンベアの搬送時間と比較してゲー
ト開放時間の方が短い場合には少量出荷と判定する(ス
テップS2c)。
量記憶部16に記憶されている該当するサイロの排出流
量の実績値を読出し、製品出荷量設定値をこの流量実績
値で割ることによってゲート開放時間を演算する(ステ
ップS2a,S2b)。そしてこのゲート開放時間を対
応するサイロからのコンベアの搬送時間と比較してゲー
ト開放時間の方が短い場合には少量出荷と判定する(ス
テップS2c)。
【0046】このステップS2cで少量出荷と判定した
時には、実際のゲート開放時間をカウントし、ゲート開
放指定時間に到達すれば出荷終了と判定してゲートを閉
じる処理をする(ステップS2d,S9)。
時には、実際のゲート開放時間をカウントし、ゲート開
放指定時間に到達すれば出荷終了と判定してゲートを閉
じる処理をする(ステップS2d,S9)。
【0047】しかしながらゲートを閉じてもなお、コン
ベア装置上に排出された製品をスケール7のところまで
搬送する時間が必要であるので、搬送時間分だけは継続
してコンベア装置を運転し(ステップS10)、その後
に装置全体を停止させることになる(ステップS1
1)。
ベア装置上に排出された製品をスケール7のところまで
搬送する時間が必要であるので、搬送時間分だけは継続
してコンベア装置を運転し(ステップS10)、その後
に装置全体を停止させることになる(ステップS1
1)。
【0048】ステップS2cの少量出荷判定で、少量出
荷ではないと判定した場合には、第1の実施の形態と同
様にステップS3に進み、スケール7に製品が溜まるよ
うになればスケール7の計量値を読み込み、またステッ
プS4の出荷終了判定を行う。
荷ではないと判定した場合には、第1の実施の形態と同
様にステップS3に進み、スケール7に製品が溜まるよ
うになればスケール7の計量値を読み込み、またステッ
プS4の出荷終了判定を行う。
【0049】この出荷終了判定では、起動当初は出荷累
計量がないのでこの判定ではNO側に分岐し、スケール
7内にほぼ1バッチ分が溜まれば(ステップS5)、そ
の時のスケール7の計量値を積算して出荷累計量を求め
(ステップS6)、その1バッチ分の貯溜にかかった時
間と出荷累計量から見かけ上の製品流量を演算し(ステ
ップS7)、これと共にスケール7内の製品を搬送車4
に排出する(ステップS8)。
計量がないのでこの判定ではNO側に分岐し、スケール
7内にほぼ1バッチ分が溜まれば(ステップS5)、そ
の時のスケール7の計量値を積算して出荷累計量を求め
(ステップS6)、その1バッチ分の貯溜にかかった時
間と出荷累計量から見かけ上の製品流量を演算し(ステ
ップS7)、これと共にスケール7内の製品を搬送車4
に排出する(ステップS8)。
【0050】以上のステップS3〜S8の手順を何度か
繰り返すうちに出荷累計量が出荷量設定値に近づいてく
るが、その時にはステップS4において出荷終了判定に
おいて出荷累積量と搬送途上製品重量とスケール内の製
品重量との総和、つまりサイロからの排出量が出荷量設
定値に到達すれば、出荷終了の判定を行い、該当するサ
イロのゲートを閉じて製品の排出を停止させる(ステッ
プS9)。そしてその後もコンベア装置の搬送時間分だ
けコンベア装置を駆動させ、その後スケール7に溜まっ
ている製品を1バッチ分になっていなくても強制的に搬
送車4に排出させて停止する(ステップS10,S1
1)。
繰り返すうちに出荷累計量が出荷量設定値に近づいてく
るが、その時にはステップS4において出荷終了判定に
おいて出荷累積量と搬送途上製品重量とスケール内の製
品重量との総和、つまりサイロからの排出量が出荷量設
定値に到達すれば、出荷終了の判定を行い、該当するサ
イロのゲートを閉じて製品の排出を停止させる(ステッ
プS9)。そしてその後もコンベア装置の搬送時間分だ
けコンベア装置を駆動させ、その後スケール7に溜まっ
ている製品を1バッチ分になっていなくても強制的に搬
送車4に排出させて停止する(ステップS10,S1
1)。
【0051】このようにしてこの第2の実施の形態の出
荷量制御装置では、第1の実施の形態と同様に、従来の
スケールによって出荷量を計量する簡易な方式の出荷量
制御装置において、少しのソフトウェアプログラムの組
み込みによって目標とする出荷量に一致するようにサイ
ロからの製品の排出量を制御することができ、その上、
少量出荷の場合にも正確に製品の排出量を制御すること
ができ、コンベア装置上に残存する製品を回収するため
のコンベア装置の設置を不要とし、設備コストを低減す
ることができる。
荷量制御装置では、第1の実施の形態と同様に、従来の
スケールによって出荷量を計量する簡易な方式の出荷量
制御装置において、少しのソフトウェアプログラムの組
み込みによって目標とする出荷量に一致するようにサイ
ロからの製品の排出量を制御することができ、その上、
少量出荷の場合にも正確に製品の排出量を制御すること
ができ、コンベア装置上に残存する製品を回収するため
のコンベア装置の設置を不要とし、設備コストを低減す
ることができる。
【0052】なお、上記の第2の実施の形態において少
量出荷かどうかの判定をコンベア装置の搬送時間とゲー
ト開放時間との大小によって行うようにしたが、これに
限定されるものではなく、搬送時間に一定の係数k(k
≧1)をかけた比較基準値とゲート開放時間とを比較
し、ゲート開放時間が比較基準値よりも短い時に少量出
荷と判定するようにプログラムを変更することもでき
る。そしてこのような搬送時間に一定の係数kをかけた
比較基準値とゲート開放時間との比較によって少量出荷
の判定を行う場合には、サイロから排出される製品が実
際にスケールに溜まって搬送車に排出されるサイクルを
何度か経て現実の流量演算値が落ち着くようになるまで
は過去の実績値を用いてサイロからの排出量を制御する
ことになり、信頼性を向上させることができる。
量出荷かどうかの判定をコンベア装置の搬送時間とゲー
ト開放時間との大小によって行うようにしたが、これに
限定されるものではなく、搬送時間に一定の係数k(k
≧1)をかけた比較基準値とゲート開放時間とを比較
し、ゲート開放時間が比較基準値よりも短い時に少量出
荷と判定するようにプログラムを変更することもでき
る。そしてこのような搬送時間に一定の係数kをかけた
比較基準値とゲート開放時間との比較によって少量出荷
の判定を行う場合には、サイロから排出される製品が実
際にスケールに溜まって搬送車に排出されるサイクルを
何度か経て現実の流量演算値が落ち着くようになるまで
は過去の実績値を用いてサイロからの排出量を制御する
ことになり、信頼性を向上させることができる。
【0053】
【発明の効果】以上のように請求項1の発明によれば、
搬送車への製品の積込み動作中、スケールから搬送車に
排出する直前にスケール内の製品重量を計量し、これを
積算して製品積込み重量を算出し、この製品積込み重量
と製品積込みにかかった時間とに基づいて見かけ上の製
品流量を算出し、この製品流量と搬送装置の製品搬送時
間とに基づいて、貯蔵手段のゲートから排出されてから
スケールに至るまでの搬送装置上に存在する搬送途上製
品重量を算出し、外部から与えられる出荷量設定値と上
記の製品積込み重量との差が搬送途上製品重量と等しく
なった時に、ゲート開閉装置にゲート閉動作を行わせて
製品出荷を停止させるようにしたので、貯蔵手段の製品
排出用のゲートに定量ゲートを設けない簡易な貯蔵設備
において、搬送装置上を搬送されている製品がすべて搬
送車に排出された状態で、したがって搬送装置上には製
品が全く残らない状態で出荷量設定値分だけ搬送車に製
品を積み込むことができるようになり、回収用搬送装置
の設置を不要にして設備コストを安くして、かつ所要量
の製品を貯蔵手段から正確に排出させて搬送車に積み込
むことができる。
搬送車への製品の積込み動作中、スケールから搬送車に
排出する直前にスケール内の製品重量を計量し、これを
積算して製品積込み重量を算出し、この製品積込み重量
と製品積込みにかかった時間とに基づいて見かけ上の製
品流量を算出し、この製品流量と搬送装置の製品搬送時
間とに基づいて、貯蔵手段のゲートから排出されてから
スケールに至るまでの搬送装置上に存在する搬送途上製
品重量を算出し、外部から与えられる出荷量設定値と上
記の製品積込み重量との差が搬送途上製品重量と等しく
なった時に、ゲート開閉装置にゲート閉動作を行わせて
製品出荷を停止させるようにしたので、貯蔵手段の製品
排出用のゲートに定量ゲートを設けない簡易な貯蔵設備
において、搬送装置上を搬送されている製品がすべて搬
送車に排出された状態で、したがって搬送装置上には製
品が全く残らない状態で出荷量設定値分だけ搬送車に製
品を積み込むことができるようになり、回収用搬送装置
の設置を不要にして設備コストを安くして、かつ所要量
の製品を貯蔵手段から正確に排出させて搬送車に積み込
むことができる。
【0054】請求項2の発明によれば、特に製品出荷量
設定値が搬送装置上を貯蔵手段からスケールに至るまで
満杯にするのに必要な量、すなわち搬送途上製品見込み
重量よりも少ない場合、ゲートを開く時間を制限するこ
とによって所定の出荷量設定値分だけ製品を貯蔵手段か
ら排出する制御を行うようにしたので、定量ゲートを持
たない貯蔵設備にあっても、少量の製品を正確に貯蔵手
段から排出させて搬送車に積み込むことができる。
設定値が搬送装置上を貯蔵手段からスケールに至るまで
満杯にするのに必要な量、すなわち搬送途上製品見込み
重量よりも少ない場合、ゲートを開く時間を制限するこ
とによって所定の出荷量設定値分だけ製品を貯蔵手段か
ら排出する制御を行うようにしたので、定量ゲートを持
たない貯蔵設備にあっても、少量の製品を正確に貯蔵手
段から排出させて搬送車に積み込むことができる。
【0055】請求項3の発明によれば、複数の貯蔵手段
それぞれに対して、そこから排出する製品を搬送装置上
に残すことになく所定の出荷量設定値分だけ正確に搬送
車に積み込むことができるようになり、定量ゲートを持
たない貯蔵設備にあっても回収用搬送装置の設置を不要
とし、設備コストを安くして各貯蔵手段から正確に所要
量の製品だけを排出させて搬送車に積み込むことができ
る。
それぞれに対して、そこから排出する製品を搬送装置上
に残すことになく所定の出荷量設定値分だけ正確に搬送
車に積み込むことができるようになり、定量ゲートを持
たない貯蔵設備にあっても回収用搬送装置の設置を不要
とし、設備コストを安くして各貯蔵手段から正確に所要
量の製品だけを排出させて搬送車に積み込むことができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態の回路ブロック図。
【図2】上記実施の形態による製品定量出荷制御のフロ
ーチャート。
ーチャート。
【図3】本発明の第2の実施の形態の回路ブロック図。
【図4】上記の実施の形態による製品定量出荷制御のフ
ローチャート。
ローチャート。
1a,1b,1c,… サイロ 2a,2b,2c,… ゲート 3a,3b,3c,… ゲート駆動装置 5 コンベア装置 6 バッファタンク 7 スケール 8,8´ 出荷量制御装置 9 搬送時間格納部 10 スケール計量値格納部 11 スケール計量値積算部 12 流量演算部 13 マンマシンインタフェース 14,14´ 出荷終了判定部 15 シーケンス制御部 16 流量記憶部 17 ゲート開時間演算部
フロントページの続き (72)発明者 三輪 範博 東京都府中市東芝町1番地 株式会社東芝 府中工場内
Claims (3)
- 【請求項1】 サイロ等の貯蔵手段内に貯蔵されている
製品を排出させるゲートを開閉するゲート開閉装置と、 前記ゲートから排出される製品を搬送する搬送装置と、 前記搬送装置を通じて搬送されてくる製品を受入れ、そ
の製品が一定量溜まったところで排出するスケールと、 前記搬送装置上の製品が前記ゲートから前記スケールま
で搬送されるのにかかる搬送時間を記憶している搬送時
間記憶手段と、 前記スケール内の製品重量を計量する計量手段と、 前記計量手段の計量する製品重量を積算して製品積込み
重量を算出する計量値積算手段と、 前記計量値積算手段の積算する製品積込み重量と、当該
製品積込み重量だけの製品を積込むのにかかった時間と
に基づいて見かけ上の製品流量を算出する流量演算手段
と、 前記流量演算手段が算出した前記製品流量と前記搬送時
間記憶手段に記憶されている前記搬送時間とに基づい
て、前記貯蔵手段のゲートから排出されて前記搬送装置
上を搬送されている搬送途上製品重量を算出する搬送途
上製品重量演算手段と、 外部から与えられる出荷量設定値と前記製品積込み重量
との差が、前記搬送途上製品重量演算手段が算出する前
記搬送途上製品重量と等しくなった時に、前記ゲート開
閉装置にゲート閉動作を行わせる出荷終了判定手段とを
備えて成る出荷量制御装置。 - 【請求項2】 前記流量演算手段が算出した過去の製品
流量を保存している製品流量実績値保存手段と、 外部から与えられる出荷量設定値分だけ前記製品を排出
するのに必要な前記ゲートの開放見込み時間を前記出荷
量設定値と過去の製品流量との比に基づいて決定し、前
記ゲート開閉装置のゲート開放時間を設定するゲート開
放時間調整手段とを備えて成る請求項1記載の出荷量制
御装置。 - 【請求項3】 前記貯蔵手段が複数あり、前記搬送時間
記憶手段が当該複数の貯蔵手段それぞれに対応する搬送
時間を記憶していることを特徴とする請求項1又は2記
載の出荷量制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16745596A JPH109934A (ja) | 1996-06-27 | 1996-06-27 | 出荷量制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16745596A JPH109934A (ja) | 1996-06-27 | 1996-06-27 | 出荷量制御装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH109934A true JPH109934A (ja) | 1998-01-16 |
Family
ID=15850010
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16745596A Pending JPH109934A (ja) | 1996-06-27 | 1996-06-27 | 出荷量制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH109934A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN1293833C (zh) * | 2002-12-27 | 2007-01-10 | 悠哈味觉糖有限公司 | 包裹了糖衣的食品 |
-
1996
- 1996-06-27 JP JP16745596A patent/JPH109934A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN1293833C (zh) * | 2002-12-27 | 2007-01-10 | 悠哈味觉糖有限公司 | 包裹了糖衣的食品 |
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