JPH1098839A - 無停電電源装置およびその連動運転方法 - Google Patents

無停電電源装置およびその連動運転方法

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JPH1098839A
JPH1098839A JP8251332A JP25133296A JPH1098839A JP H1098839 A JPH1098839 A JP H1098839A JP 8251332 A JP8251332 A JP 8251332A JP 25133296 A JP25133296 A JP 25133296A JP H1098839 A JPH1098839 A JP H1098839A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 他の複数の無停電電源装置と連動した運転が
可能な無停電電源装置およびその連動運転方法を提供す
る。 【解決手段】 UPS11−1〜11−3は、それぞ
れ、WS12、ディスクアレイ13およびレーザプリン
タ14に交流電力を供給すると共に、停電時には、それ
ぞれ内蔵のバッテリによって各機器の電源バックアップ
を行う。各UPS11−1〜11−3の各間を、制御信
号ケーブル21によって並列に接続し、連動運転を行
う。いずれか1つのUPSに何らかの異常等が発生する
と、システム全体がそれに対処した動作を行い、あたか
も1台のUPSによって複数の機器(WS12等)への
電源供給が行われているかのように動作する。 【効果】 小容量のUPSを用いた電源分散化により大
容量のUPSが不要となるため、特別の電源工事や設置
工事を必要とせず、簡便かつ自由なシステム構築が可能
となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電源状態異常時
に、接続された電気機器への電源供給をバックアップす
る機能を有する無停電電源装置およびその連動運転方法
に関する。
【0002】
【従来の技術】停電等の電源状態異常時に商用電源から
内蔵バッテリへの電源切り換えを自動的に行い、接続さ
れた電気機器への電源供給バックアップを可能にした無
停電電源装置(以下、UPS(Uninteruptible Power Su
pply) という。)が知られている。特に、ワークステー
ション(以下、WSという。)やパーソナルコンピュー
タ(以下、PCという。)等の情報処理装置および外部
記憶装置等の周辺機器を含む情報処理システムにおいて
は、データの喪失やシステムクラッシュ等を防止するに
は電源の瞬断さえも許されないので、このUPSが必要
不可欠になってきている。
【0003】従来、このようなUPSを用いて情報処理
システムの電源環境を構築する場合には、情報処理装置
本体およびハードディスク装置その他の周辺機器の電源
ケーブルを1台のUPSに接続し、このUPSによって
各機器への電源供給をバックアップするという方法が一
般的であった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、近年、デー
タセキュリティ等の観点から、外部記憶装置として、単
独のハードディスク装置に代えて、複数のハードディス
クドライブを並列接続して構成したディスクアレイ装置
(RAID)が採用されるケースが増え、また、プリン
タとしてレーザプリンタ等の高性能プリンタが採用され
るケースが増えてきている。しかし、これらの周辺機器
は、一般に比較的電力消費量が大きいことから、WSや
PCのほかにこれらの周辺機器をも1台のUPSからの
電源供給によって賄うためには、相当大容量のUPSが
必要となり、その重量およびサイズが大型化する。この
ため、特別の電源工事や設置スペース確保のための工事
が必要となり、簡便かつ自由なシステム構築ができない
という問題があった。
【0005】本発明はかかる問題点に鑑みてなされたも
ので、その課題は、特別の電源工事や設置スペース確保
のための工事を必要とせず、簡便かつ自由なシステム構
築を可能とする無停電電源装置およびその連動運転方法
を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の無停電電
源装置は、電源状態異常時に、それぞれに接続された電
気機器への電源供給をバックアップする機能を備えた無
停電電源装置であって、上記の機能を司る制御部と他の
無停電電源装置の制御部との間を並列に接続するための
並列接続手段を備え、この並列接続手段を介して各種の
制御信号の入出力を行うようにしたものである。
【0007】請求項2記載の無停電電源装置の連動運転
方法は、電源状態異常時に、それぞれに接続された電気
機器への電源供給をバックアップする機能を備えた複数
の無停電電源装置の運転方法であって、上記の機能を司
る各種の制御信号を各無停電電源装置に並列に接続し、
各無停電電源装置が連動して動作するようにしたもので
ある。
【0008】請求項1記載の無停電電源装置または請求
項2記載の無停電電源装置の連動運転方法では、複数の
無停電電源装置の連動運転が可能であり、複数の無停電
電源装置があたかも1台の無停電電源装置として動作し
ているかのように動作させることが可能となる。
【0009】請求項3記載の無停電電源装置は、請求項
1記載の無停電電源装置において、上記の制御信号が、
無停電電源装置自体の運転または停止を制御する運転制
御信号であることを特徴とするものである。
【0010】請求項4記載の無停電電源装置の連動運転
方法は、請求項2記載の無停電電源装置の連動運転方法
において、上記の制御信号が、無停電電源装置自体の運
転または停止を制御する運転制御信号であることを特徴
とするものである。
【0011】請求項5記載の無停電電源装置は、請求項
1記載の無停電電源装置において、上記の制御信号が、
それぞれに接続された電気機器への電源供給の停止また
は開始を制御する出力制御信号であることを特徴とする
ものである。
【0012】請求項6記載の無停電電源装置の連動運転
方法は、請求項2記載の無停電電源装置の連動運転方法
において、上記の制御信号が、それぞれに接続された電
気機器への電源供給の停止または開始を制御する出力制
御信号であることを特徴とするものである。
【0013】請求項7記載の無停電電源装置は、請求項
1記載の無停電電源装置において、上記の制御信号が、
入力電源電圧の異常を知らせる電源異常信号であること
を特徴とするものである。
【0014】請求項8記載の無停電電源装置の連動運転
方法は、請求項2記載の無停電電源装置の連動運転方法
において、上記の制御信号は、入力電源電圧の異常を知
らせる電源異常信号であることを特徴とするものであ
る。
【0015】請求項9記載の無停電電源装置は、請求項
1記載の無停電電源装置において、上記の制御信号が、
無停電電源装置自体の動作異常を知らせる装置異常信号
であることを特徴とするものである。
【0016】請求項10記載の無停電電源装置の連動運
転方法は、請求項2記載の無停電電源装置の連動運転方
法において、上記の制御信号が、無停電電源装置自体の
動作異常を知らせる装置異常信号であることを特徴とす
るものである。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例について図
面を参照して詳細に説明する。
【0018】図1は本発明の一実施の形態に係るUPS
を利用して構築したUPS運転システムを含む情報処理
システムの概略構成を表すものである。このシステム
は、3台のUPS11−1〜11−3と、ワークステー
ション(WS)12と、複数のハードディスクドライブ
を含んで構成されたディスクアレイ13と、レーザプリ
ンタ14と、UPS11−1〜11−3の運転管理を行
う運転管理装置15とを含んで構成されている。WS1
2、ディスクアレイ13およびレーザプリンタ14は、
それぞれ、電源ケーブル16−1〜16−3によってU
PS11−1〜11−3の交流電圧出力端子(図1では
図示せず)に接続され、これを介して交流電力の供給を
受けるようになっている。WS12は信号ケーブル17
−1,17−2によってそれぞれディスクアレイ13お
よびレーザプリンタ14に接続されている。
【0019】UPS11−1〜11−3は、それぞれ、
電源ケーブル18−1〜18−3によって商用電源(図
示せず)に接続されている。なお、商用電源は、単一系
統とは限らず、複数系統の場合もあり得る。UPS11
−1は、商用電源から供給される交流電力を内蔵のバッ
テリ(図1では図示せず)に蓄積すると共に、WS12
に交流電力を供給し、同様に、UPS11−2,11−
3は、それぞれ、ディスクアレイ13およびレーザプリ
ンタ14に交流電力を供給するようになっている。
【0020】UPS11−1〜11−3のコントローラ
(図1では図示せず)は、各種の制御信号を伝送するた
めの制御信号ケーブル19によって相互に並列に(すな
わち、ワイアードオアの形態で)接続されている。この
制御信号ケーブル19は運転管理装置15にも接続され
ている。この運転管理装置15は、例えばRS232C
等のシリアル通信路やディジタル入出力ライン等からな
る制御信号ケーブル21によってWS12に接続されて
いる。なお、運転管理装置15は、WSやPC等の汎用
装置であってもよいし、あるいは特別に用意した専用装
置であってもよい。
【0021】図2は、図1におけるUPS11−1の概
略内部構成を表すものである。この装置は、入力端が電
源ケーブル18−1に接続された整流器31と、一端側
が整流器31の出力端に接続されたDC/DCコンバー
タ32と、DC/DCコンバータ32の他端側に接続さ
れたバッテリ33と、入力端側がDC/DCコンバータ
32に接続され、出力端が切換スイッチ35の一方の切
換端子に接続されたインバータ34とを備えている。切
換スイッチ35の他の切換端子は電源ケーブル18−1
に直接接続されている。切換スイッチ35の共通端子
は、交流出力端子P1 に接続されると共に、出力開閉ス
イッチ36を介して交流出力端子P2 に接続されてい
る。
【0022】整流器31は、図示しない商用電源から入
力された交流電圧を整流して直流電圧にするためのもの
である。この整流器31に入力される交流電圧は、コン
トローラ37によって監視される。DC/DCコンバー
タ32は、整流器31からの出力電圧を所定の電圧に変
換してバッテリ33に入力する一方、バッテリ33から
の出力電圧レベルを逆変換してインバータ34に入力す
るようになっている。インバータ34は、直流電圧を交
流電圧に変換する。なお、バッテリ33からDC/DC
コンバータ32に入力される直流電圧はコントローラ3
7によって監視されるようになっている。
【0023】そして、以上の各部の動作はコントローラ
37によって制御される。このコントローラ37には運
転スイッチ38が接続され、この運転スイッチ38を手
動操作することによってUPS11−1の運転・停止が
可能となっている。コントローラ37にはまた、制御信
号ケーブル19が、接続部39によって他のUPS11
−2,11−3と並列に接続されている。
【0024】制御信号ケーブル19は、各UPSに対し
て運転開始を指示するための運転開始信号を伝送する信
号ラインと、運転停止を指示するための運転停止信号を
伝送する信号ラインと、出力開閉スイッチ36の開閉を
制御するための出力オンオフ信号を伝送する信号ライン
と、停電が検知されたときに出力される停電信号を伝送
する信号ラインと、バッテリ33の出力電圧の異常が検
知されたときに出力されるバッテリ電圧異常信号を伝送
する信号ラインと、各UPS自体に障害が発生したとき
に出力されるUPSアラーム信号を伝送する信号ライン
とを含んで構成されている。これらの各信号は、例え
ば、“H”または“L”のレベル信号として定義され
る。これらの信号のうち、運転開始信号および運転停止
信号は本発明における運転制御信号に対応し、出力オン
オフ信号は本発明における出力制御信号に対応し、停電
信号は電源異常信号に対応し、UPSアラーム信号は装
置異常信号に対応している。
【0025】なお、本発明はこれらの信号に限定され
ず、他の制御信号(例えばUPS内部の各種パラメータ
を設定するための設定信号等)に置き換えたり、あるい
は他の制御信号をも加えて構成するようにしてもよく、
逆に、上記の6種類の信号の一部のみを用いるようにし
てもよい。
【0026】図3は、図2における接続部39の一例を
表すものである。この図に示したように、接続部39
は、UPS11−1の外パネル11−1aに固設された
コネクタ39aと、このコネクタ39aに脱着可能なコ
ネクタ39bと、このコネクタ39bに重ねて脱着可能
なコネクタ39cとを含んで構成されている。コネクタ
39bは接点b1 〜b12を備え、このうち内部側の接点
1 〜b6 は、それぞれ、外部側の各接点b7 〜b12
接続されると共に、制御信号ケーブル19aの各信号ラ
インに接続されている。そして、コネクタ39bがコネ
クタ39aに装着されることによって、制御信号ケーブ
ル19aの各信号ラインは、それぞれ、コネクタ39a
の各接点a1 〜a6 を介してコントローラ37の入力部
に接続されるようになっている。
【0027】同様に、コネクタ39cは接点c1 〜c12
を備え、このうち内部側の接点c1〜c6 は、それぞ
れ、外部側の各接点c7 〜c12と接続されると共に、制
御信号ケーブル19bの各信号ラインに接続されてい
る。そして、コネクタ39cがコネクタ39bに装着さ
れることによって、制御信号ケーブル19bの各信号ラ
インは、それぞれ、コネクタ39cの接点c1 〜c6
コネクタ39bの接点b7〜b12、接点b1 〜b6 、お
よびコネクタ39aの接点a1 〜a6 を介してコントロ
ーラ37の入力部に接続されるようになっている。
【0028】このように、接続部39の構成をスタック
形式のコネクタ接続とすることにより、各UPS間を自
在に接続することが可能となるが、その接続方法は図3
に限定されるものではなく、各UPS間をワイアードオ
ア接続できるものであればその他の接続方法であっても
よい。
【0029】なお、以上の構成(図2、図3)はUPS
11−2,11−3においても同様であるので説明を省
略する。
【0030】次に、以上のような構成の情報処理システ
ムにおけるUPSの運転動作を説明する。
【0031】まず、運転管理装置15から制御信号ケー
ブル19上に運転開始信号を送出すると、この運転開始
信号はUPS11−1〜11−3の各コントローラ37
に同時に入力され、UPS11−1〜11−3が同時に
運転を開始する。逆に、運転管理装置15から制御信号
ケーブル19上に運転停止信号を送出すると、この運転
停止信号はUPS11−1〜11−3の各コントローラ
37に同時に入力され、UPS11−1〜11−3が同
時に運転を停止する。
【0032】UPS11−1〜11−3が正常運転状態
のとき、各UPS11−1〜11−3の切換スイッチ3
5はすべて電源ケーブル18−1側になっており、商用
電源から供給される交流電圧が交流出力端子P1 ,P2
からそれぞれ出力される。これと同時に、商用電源から
供給される交流電圧は整流器31で直流電圧に変換さ
れ、さらにDC/DCコンバータ32によって所定の直
流電圧に変換されてバッテリ33に蓄積される。各コン
トローラ37は整流器31からの信号を監視し、入力電
圧が既定値以下となると、これを停電と判断し、切換ス
イッチ35をインバータ34側に切り換える。これによ
り、バッテリ33から出力された直流電圧がDC/DC
コンバータ32を介してインバータ34で交流電圧に変
換され、切換スイッチ35を介して交流出力端子P1
2 から出力されることとなる。これと同時にコントロ
ーラ37は制御信号ケーブル19上に停電信号を送出す
る。この停電信号は、制御信号ケーブル19を介して運
転管理装置15に伝送される。
【0033】運転管理装置15は、停電信号を受信する
と、直ちに、WS12のシャットダウンを行うための一
連の処理を行う。すなわち、運転管理装置15は、ま
ず、制御信号ケーブル21を介してWS12にシャット
ダウン命令を送出する。そして、WS12からシャット
ダウン完了信号を受けると、運転管理装置15は制御信
号ケーブル19上に出力オフ信号を送出する。この出力
オフ信号はUPS11−1〜11−3の各コントローラ
37に入力される。これを受けた各UPS11−1〜1
1−3では、各コントローラ37の制御によって出力開
閉スイッチ36がオフされ、交流出力端子P2 からの交
流出力が遮断される。これにより、WS12、ディスク
アレイ13およびレーザプリンタ14が同時に停止す
る。
【0034】UPS11−1〜11−3の各コントロー
ラ37はまた、バッテリ33の出力電圧を監視し、その
異常を検知すると、バッテリ電圧異常信号を制御信号ケ
ーブル19上に送出する。また、各UPS自体に障害が
発生したときには、コントローラ37は制御信号ケーブ
ル19上にUPSアラーム信号を出力する。運転管理装
置15はこれらの信号を受信すると、それぞれに対応し
た所定の処理を行う。例えば、バッテリ電圧異常信号に
対しては、これ以上の各機器への電源供給は不能のた
め、WS12にシャットダウン命令を送出するという処
理を行い、また、UPSアラーム信号に対しては、表示
器およびアラーム音(ブザー音等)により管理者に異常
を通知するという処理を行う。
【0035】このように、本実施の形態では、各UPS
11−1〜11−3に対して各種制御信号を並列接続す
るようにしたので、UPS11−1〜11−3の連動運
転が可能となる。また、いずれか1つのUPSに何らか
の異常等が発生した場合にもシステム全体がそれに対処
した動作を行うようにすることができ、あたかも、1台
のUPSによって複数の機器(WS12等)への電源供
給を行っているかのように動作させることができる。こ
のため、例えば、商用電源が複数系統あり、その一部に
電源障害が発生して、この系統から電源供給を受けてい
るUPS(例えばUPS11−2)のみがバッテリ駆動
に切り換わった場合でも、システム全体の停電として処
理が行われることとなり、情報処理システム全体として
のセキュリティの万全を期すことができる。
【0036】以上、いくつかの実施の形態を挙げて本発
明を説明したが、本発明はこれらの実施の形態のみには
限定されず、その均等の範囲で種々変形可能である。例
えば、上記の各実施の形態では、運転管理装置15を別
体として設けるようにしたが、この運転管理装置15の
機能をいずれかのUPS(例えば、UPS11)に内蔵
させ、これをメインUPSとして上記と同様の動作をさ
せるようにしてもよい。
【0037】また、本実施の形態では、3台のUPSを
連動運転する場合について説明したが、2台あるいは4
台以上のUPSの場合にも本発明を適用できるのはいう
までもない。
【0038】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
複数の無停電電源装置を用い、これらに対して制御信号
を並列に接続するようにしたので、複数の無停電電源装
置の連動運転を行うことができ、複数の無停電電源装置
を、ユーザからみてあたかも1台の無停電電源装置とし
て動作しているかのように動作させることが可能とな
る。したがって、従来のように、相互に関連した動作を
行う複数の電気機器を含むシステムを構築する場合に、
これらの電気機器を1台の無停電電源装置に接続すると
いう従来方式をとる必要がなくなり、大容量の無停電電
源装置が不要となる。すなわち、小容量の無停電電源装
置を用いた電源分散化が可能となり、特別の電源工事や
設置スペース確保のための工事を必要としない簡便かつ
自由なシステム構築が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係る無停電電源装置を
利用して構築したUPS運転システムを含む情報処理シ
ステムの概略構成を表すブロック図である。
【図2】図1における無停電電源装置の内部構成を表す
ブロック図である。
【図3】図2における接続部39の一構成例を表す図で
ある。
【符号の説明】
11−1〜11−3 UPS(無停電電源装置) 12 WS(ワークステーション) 13 ディスクアレイ 14 レーザプリンタ 15 運転管理装置 16−1〜16−3,18−1〜18−3 電源ケーブ
ル 19,19a,19b 制御信号ケーブル 21 制御信号ケーブル 31 整流器 32 DC/DCコンバータ 33 バッテリ 34 インバータ 35 切換スイッチ 36 出力開閉スイッチ 37 コントローラ 38 運転スイッチ 39 接続部(並列接続手段) 39a,39b,39c コネクタ P1 ,P2 交流出力端子

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電源状態異常時に、それぞれに接続され
    た電気機器への電源供給をバックアップする機能を備え
    た無停電電源装置であって、 前記機能を司る制御部と他の無停電電源装置の制御部と
    の間を並列に接続するための並列接続手段を備え、この
    並列接続手段を介して各種の制御信号の入出力を行うよ
    うにしたことを特徴とする無停電電源装置。
  2. 【請求項2】 電源状態異常時に、それぞれに接続され
    た電気機器への電源供給をバックアップする機能を備え
    た複数の無停電電源装置の運転方法であって、 前記機能を司る各種の制御信号を各無停電電源装置に並
    列に接続し、各無停電電源装置が連動して動作するよう
    にしたことを特徴とする無停電電源装置の連動運転方
    法。
  3. 【請求項3】 前記制御信号は、無停電電源装置自体の
    運転または停止を制御する運転制御信号であることを特
    徴とする請求項1記載の無停電電源装置。
  4. 【請求項4】 前記制御信号は、無停電電源装置自体の
    運転または停止を制御する運転制御信号であることを特
    徴とする請求項2記載の無停電電源装置の連動運転方
    法。
  5. 【請求項5】 前記制御信号は、それぞれに接続された
    電気機器への電源供給の停止または開始を制御する出力
    制御信号であることを特徴とする請求項1記載の無停電
    電源装置。
  6. 【請求項6】 前記制御信号は、それぞれに接続された
    電気機器への電源供給の停止または開始を制御する出力
    制御信号であることを特徴とする請求項2記載の無停電
    電源装置の連動運転方法。
  7. 【請求項7】 前記制御信号は、入力電源電圧の異常を
    知らせる電源異常信号であることを特徴とする請求項1
    記載の無停電電源装置。
  8. 【請求項8】 前記制御信号は、入力電源電圧の異常を
    知らせる電源異常信号であることを特徴とする請求項2
    記載の無停電電源装置の連動運転方法。
  9. 【請求項9】 前記制御信号は、無停電電源装置自体の
    動作異常を知らせる装置異常信号であることを特徴とす
    る請求項1記載の無停電電源装置。
  10. 【請求項10】 前記制御信号は、無停電電源装置自体
    の動作異常を知らせる装置異常信号であることを特徴と
    する請求項2記載の無停電電源装置の連動運転方法。
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