JPH1098424A - ダイバーシティ受信装置 - Google Patents

ダイバーシティ受信装置

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JPH1098424A
JPH1098424A JP8249441A JP24944196A JPH1098424A JP H1098424 A JPH1098424 A JP H1098424A JP 8249441 A JP8249441 A JP 8249441A JP 24944196 A JP24944196 A JP 24944196A JP H1098424 A JPH1098424 A JP H1098424A
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JP
Japan
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signal strength
symbol
data
received signal
demodulated
Prior art date
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Pending
Application number
JP8249441A
Other languages
English (en)
Inventor
Nobumoto Kasahara
原 伸 元 笠
Naoki Matsubara
原 直 樹 松
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP8249441A priority Critical patent/JPH1098424A/ja
Publication of JPH1098424A publication Critical patent/JPH1098424A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 信号を受信してから復号したデータを出力す
るまでの遅延時間が短く、フェーディング周期がシンボ
ル長に対して充分に長くない場合においても効果的な最
大比合成を行う。 【解決手段】 受信した各系の入力信号を対応する復調
器11a、11bで復調すとともに、各系の受信信号強
度を1シンボル毎に信号強度検出手段12a、12bで
検出し、最大値検出手段14でその最大値を検出し、正
規化手段15a、15bで正規化された受信信号強度に
応じた重みを重み演算手段16a、16bで求め、それ
を復調された各系の1シンボル毎のデータに重み付け手
段17a、17bにより乗じ、重み付けされた各系のデ
ータを合成手段18で合成し、復号器19で復号する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ダイバーシティ受
信機に関し、特に受信信号をディジタル値に変換して最
大比合成を行うダイバーシティ受信機に関する。
【0002】
【従来の技術】最大比合成ダイバーシティ受信機におい
て、1バースト中のサンプルデータの絶対値の最大値で
1バーストのサンプルデータを正規化することにより、
復調におけるアンダーフローを防止し、シンボルごとの
重み付け合成の直前にそれぞれの系の絶対値に最大値の
比から求められる重みを1バーストの復調されたデータ
全体に乗ずることにより、効果的な最大比合成を行うこ
とができることが知られている(特開平7−15437
7号公報参照)。
【0003】図2はこの従来技術をバースト状の受信信
号をディジタル値に変換して、復調し、最大比合成およ
び復号を行うダイバーシティ受信機に適用する場合の構
成を示し、2ブランチダイバーシティの場合の構成例で
ある。図2において、1バーストの受信信号をA/D変
換器1a、1bにてディジタル変換し、最大振幅検出手
段2a、2bでそれぞれの系の1バースト中の振幅の最
大値を検出し、検出された最大値で、正規化手段3a、
3bにて正規化を行い、正規化されたデータを復調器4
a、4bにて復調する。一方、最大振幅検出手段2a、
2bで検出されたそれぞれの系の最大値の比からバース
ト重み演算手段6で重みを求め、この求めた重みをバー
スト重み付け手段5a、5bにより、復調器4a、4B
で復調された1バーストのデータ全体に乗じ、重み付け
合成手段7で、それぞれの系の復調されたデータをシン
ボル毎に最大比合成し、合成されたデータを復号器8で
復号する。
【0004】なお、ディジタル値に変換した後の一連の
処理は、ディジタル・シグナル・プロセッサにて行うこ
ともできる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た従来のダイバーシティ受信機は、バースト状の受信信
号を1バースト時間にわたりA/D変換器1a、1bに
てディジタル値に変換し、最大振幅検出手段2a、2b
にてそれぞれの系の1バースト中のサンプルデータの絶
対値の最大値を求め、それぞれの系の正規化手段3a、
3bにて、求めた絶対値の最大値で1バーストのサンプ
ルデータを正規化した後、復調器4a、4bにて復調
し、重み付け合成器手段7にてシンボル毎の重み付け合
成を行い、復号器8にて復号するので、信号を受信して
から復号データを出力するまでに1バースト以上の遅延
が生ずるという問題と、1バースト時間内の受信信号強
度の変動については重みを変化できないという問題を有
していた。
【0006】本発明は、上記従来の技術を解決するもの
で、信号を受信してから復号データを出力するまでの遅
延時間が少なく、また、フェーディング周期の短い移動
体通信にも適した優れたダイバーシティ受信機を提供す
ることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、受信信号をディジタル値に変換して復
調、最大比合成および復号を行うダイバーシティ受信機
において、1シンボル毎に各系の受信信号強度を正規化
した値を基に重み付けおよび最大比合成を行うようにし
たものであり、1シンボル毎にその時点での受信信号強
度を反映した重み付けを行って復号までの処理を完結さ
せるようにしたものである。
【0008】以上により、信号を受信してから復号デー
タを出力するまでの遅延時間が少なく、また、1バース
ト時間に対して短い周期で受信信号強度が変動する場合
においても、1シンボル毎に重みを演算して重み付けを
行うため、フェーディング周期の短い移動体通信に適し
た優れたダイバーシティ受信機を提供することができ
る。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、受信信号をディジタル値に変換して、復調、最大比
合成および復号を行うダイバーシティ受信機であって、
各系の受信信号で復調処理を行う複数の復調器と、各系
の受信信号強度を検出する複数の信号強度検出手段と、
各系の受信信号強度を1シンボル毎にディジタル値に変
換する複数のA/D変換器と、前記A/D変換器から出
力された各系の1シンボル毎の受信信号強度のうち、最
大の系の受信信号強度を検出する最大値検出手段と、前
記最大値検出手段で検出された最大値で各系の受信信号
強度を正規化する複数の正規化手段と、前記正規化手段
で正規化された各系の受信信号強度に対する重みを求め
る複数の重み演算手段と、前記複数の復調器で復調され
た各系の1シンボル毎のデータに、前記重み演算手段で
演算された各系の重みを乗算する複数の重み付け手段
と、前記重み付け手段で重み付けされた各系のデータを
1シンボル毎に最大比合成する合成手段と、前記合成手
段で合成されたデータを復号する復号器とを備えたこと
を特徴とするダイバーシティ受信機であり、1シンボル
毎に各系の受信信号強度を正規化した値をもとに重み付
けを行い、最大比合成を行うため、1シンボル毎にその
時点での受信信号強度を反映した重み付けを行うことが
できるという作用と、1シンボル毎に復号までの処理を
完結させるために遅延時間が殆ど生じないという作用を
有する。
【0010】また、請求項2に記載の発明は、受信信号
をリミタアンプで飽和して復調し、復調したデータに重
み付けを行い、合成することを特徴とする請求項1記載
のダイバーシティ受信機であり、広いダイナミックレン
ジを持つ可変増幅器が不要となり、技術的に実現が容易
となるという効果を有する。
【0011】(実施の形態)以下、本発明の実施の形態
について、図面を用いて説明する。図1は本発明の実施
の形態におけるダイバーシティ受信機の構成を示すブロ
ック図であり、2ブランチダイバーシティの場合の例を
示している。図1において、11a、11bは各系の受
信信号で復調処理を行う復調器、12a、12bは各系
の受信信号強度を検出する信号強度検出手段、13a、
13bは各系の受信信号強度を1シンボル毎にディジタ
ル値に変換するA/D変換器、14はA/D変換器13
a、13bから出力された各系の1シンボル毎の受信信
号強度のうち、最大の系の受信信号強度を検出する最大
値検出手段、15a、15bは最大値検出手段14で検
出された最大値で各系の受信信号強度を正規化する正規
化手段、16a、16bは正規化手段15a、15bで
正規化された各系の受信信号強度に対する重みを求める
重み演算手段、17a、17bは各復調器11a、11
bで復調された各系の1シンボル毎のデータに、重み演
算手段16a、16bで演算された各系の重みを乗算す
る重み付け手段、18は重み付け手段17a、17bで
重み付けされた各系のデータを1シンボル毎に最大比合
成する合成手段、19は合成手段18で合成されたデー
タを復号する復号器である。
【0012】次に、上記実施の形態における動作につい
て説明する。受信した各系の入力信号は、対応する復調
器11a、11bおよび信号強度検出手段12a、12
bに入力される。信号強度検出手段12a、12bで求
められた各系の信号強度は、A/D変換器13a、13
bでディジタル値に変換され、最大値検出手段14に入
力され、ここで各系の1シンボル毎の受信信号強度のう
ちの最大の系の受信信号強度が求められる。正規化手段
15a、15bは、ディジタル値に変換された各系の信
号強度を最大値検出手段14で検出された最大の系の信
号強度で正規化する。重み演算手段16a、16bで
は、正規化手段15a、15bで正規化された信号強度
に応じた重みを演算する。重み付け手段17a、17b
では、復調器11a、11bで復調された各系の1シン
ボルのデータに重み演算手段16a、16bで演算した
重みを乗ずる。合成手段18では、重み付け手段17
a、17bで重み付けされた各系のデータを合成し、合
成されたデータは復号器19で復号される。
【0013】なお、上記実施の形態において、A/D変
換器13a、13bでディジタル値に変換した後の処理
の全部、もしくは一部をディジタル・シグナル・プロセ
ッサにて行うことも可能である。また、上記実施の形態
では、2ブランチについて述べてあるが、2プランチ以
上であればよい。
【0014】また、上記実施の形態において、受信信号
をリミタアンプで飽和して復調器11a、11bで復調
し、その復調したデータについて信号強度検出手段12
a、12b以降により重み付けを行い、合成することに
より、広いダイナミックレンジを持つ可変増幅器が不要
となり、技術的に実現が容易となるという効果を有す
る。
【0015】
【発明の効果】以上のように本発明は、受信信号をディ
ジタル値に変換して、復調、最大比合成および復号を行
うダイバーシティ受信機において、1シンボル毎に各系
の受信信号強度を正規化した値を基に重み付けを行い、
最大比合成を行うことにより、1シンボル毎にその時点
での受信信号強度を反映した重み付けを行うことがで
き、1バースト時間に対して短い周期で受信信号強度が
変動する場合においても、適切な最大比合成を行うこと
ができるという効果と、1シンボル毎に復号までの処理
を完結させるために遅延時間が少ないという効果が得ら
れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態におけるダイバーシティ受
信機の構成を示すブロック図
【図2】従来のダイバーシティ受信機の構成を示すブロ
ック図
【符号の説明】
11a、11b 復調器 12a、12b 信号強度検出手段 13a、13b A/D変換器 14 最大値検出手段 15a、15b 正規化手段 16a、16b 重み演算手段 17a、17b 重み付け手段 18 合成手段 19 復号器

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 受信信号をディジタル値に変換して、復
    調、最大比合成および復号を行うダイバーシティ受信機
    であって、各系の受信信号で復調処理を行う複数の復調
    器と、各系の受信信号強度を検出する複数の信号強度検
    出手段と、各系の受信信号強度を1シンボル毎にディジ
    タル値に変換する複数のA/D変換器と、前記A/D変
    換器から出力された各系の1シンボル毎の受信信号強度
    のうち、最大の系の受信信号強度を検出する最大値検出
    手段と、前記最大値検出手段で検出された最大値で各系
    の受信信号強度を正規化する複数の正規化手段と、前記
    正規化手段で正規化された各系の受信信号強度に対する
    重みを求める複数の重み演算手段と、前記複数の復調器
    で復調された各系の1シンボル毎のデータに、前記重み
    演算手段で演算された各系の重みを乗算する複数の重み
    付け手段と、前記重み付け手段で重み付けされた各系の
    データを1シンボル毎に最大比合成する合成手段と、前
    記合成手段で合成されたデータを復号する復号器とを備
    えたことを特徴とするダイバーシティ受信機。
  2. 【請求項2】 受信信号をリミタアンプで飽和して復調
    し、復調したデータに重み付けを行い、合成することを
    特徴とする請求項1記載のダイバーシティ受信機。
JP8249441A 1996-09-20 1996-09-20 ダイバーシティ受信装置 Pending JPH1098424A (ja)

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JP8249441A JPH1098424A (ja) 1996-09-20 1996-09-20 ダイバーシティ受信装置

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JP8249441A JPH1098424A (ja) 1996-09-20 1996-09-20 ダイバーシティ受信装置

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Family

ID=17193022

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JP8249441A Pending JPH1098424A (ja) 1996-09-20 1996-09-20 ダイバーシティ受信装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2005104400A1 (ja) * 2004-04-23 2005-11-03 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha ダイバーシチ受信機およびダイバーシチ受信方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2005104400A1 (ja) * 2004-04-23 2005-11-03 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha ダイバーシチ受信機およびダイバーシチ受信方法

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