JPH1097942A - 積層磁器コンデンサ - Google Patents

積層磁器コンデンサ

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JPH1097942A
JPH1097942A JP8251718A JP25171896A JPH1097942A JP H1097942 A JPH1097942 A JP H1097942A JP 8251718 A JP8251718 A JP 8251718A JP 25171896 A JP25171896 A JP 25171896A JP H1097942 A JPH1097942 A JP H1097942A
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capacitor
ceramic capacitor
laminated ceramic
concave
voltage
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Yoshihide Akiyama
嘉秀 秋山
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Mitsubishi Materials Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 積層磁器コンデンサの沿面放電を防止する。 【解決手段】 コンデンサ素体10の外部電極4A,4
B形成端面に凹段部11を設け、この凹段部11の内部
に周縁部4a,4bが達するように外部電極4A,4B
を設ける。 【効果】 凹段部の段差が放電の障害となり沿面放電が
防止される。高い使用電圧で使用可能な積層磁器コンデ
ンサが提供される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は積層磁器コンデンサ
に係り、特に、沿面放電が起きにくく、高電圧で使用可
能な積層磁器コンデンサに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の積層磁器コンデンサは、図4
(a)(断面図)、(b)(図4(a)のB−B線に沿
う断面図)に示す如く、内部電極1(1A〜1F)が層
状に設けられたセラミック誘電体2よりなる直方体形状
のコンデンサ素体3の対向する1対の端面に外部電極4
(4A,4B)が形成された構造となっている。
【0003】このような積層磁器コンデンサでは、セラ
ミック誘電体2として、耐電圧に優れた高誘電率磁器組
成物の焼結体を用い、その誘電体層の厚みを大きくとる
ことにより、耐電圧が高くなるものと考えられる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
積層磁器コンデンサでは、外部電極4の周縁部4a,4
bが直方体形状のコンデンサ素体2の側面側に回り込ん
でいるため、使用電圧が数百ボルトの高電圧に達する
と、外部電極とこの外部電極とは導通していない内部電
極との間、或いは、外部電極同士の間に発生する電界で
沿面放電が発生し易い。
【0005】即ち、コンデンサ素体の内部では、内部電
極はすべて高誘電率磁器組成物で覆われているために絶
縁破壊は発生しにくいが、外部電極は高誘電率磁器組成
物よりも絶縁破壊を起こしやすい大気中に表出している
ため、コンデンサ素体内で絶縁破壊が発生するよりも低
い電圧で外部電極とこれに最も近接した異極の内部電極
との間(例えば、外部電極4Aと内部電極1Aとの間)
で発生する電界によりコンデンサ素体の表面に沿面放電
が発生する。そして、一旦放電が開始すると、大気の絶
縁破壊が進行し、この放電が他側の外部電極にまで延
び、外部電極同士の間でも沿面放電を起こすようにな
る。
【0006】この沿面放電のため、従来の積層磁器コン
デンサは使用電圧が比較的低い電圧に制限されるという
問題があった。
【0007】本発明は上記従来の問題点を解決し、沿面
放電が発生しにくく、高電圧で使用可能な積層磁器コン
デンサを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の積層磁器コンデ
ンサは、層状に設けられた内部電極を有するコンデンサ
素体と、該コンデンサ素体の対向する1対の端面に設け
られた外部電極とを有する積層磁器コンデンサにおい
て、該コンデンサ素体の該端面の周縁部に凹段部を全周
にわたって設け、該凹段部は該コンデンサ素体の側面か
ら立ち下る段差面を有する。
【0009】請求項1の積層磁器コンデンサでは、外部
電極は、その周縁部が該凹段部の内部にまで達してお
り、且つ該外部電極の周縁の端部が該段差面から離隔し
ていることを特徴とする。
【0010】請求項2の積層磁器コンデンサでは、前記
外部電極は、その周縁部が該凹段部の内部にまで達し、
前記段差面に接しており、且つ該外部電極は、該段差面
と該コンデンサ素体の側面との交叉角縁部から離隔して
いることを特徴とする。
【0011】一般に、離隔した2つの電圧部間で発生す
る放電は両電圧部間の最短経路を経て発生しようとする
ため、この経路に絶縁性の障害物が存在すると放電発生
に到る電圧は著しく高いものとなり、放電は格段に発生
しにくくなる。
【0012】本発明の積層磁器コンデンサでは、コンデ
ンサ素体の外部電極形成端面の全周に凹段部が設けら
れ、外部電極の周縁部はこの凹段部の部分に位置してい
る。
【0013】そして、外部電極の周縁部が該段差面を乗
り越えないようになっており、段差面とコンデンサ素体
の側面との交叉角縁部付近が外部電極同士の間に絶縁性
障害物として存在する。このため、外部電極同士の間の
大気の絶縁破壊経路が長くなり、沿面放電の発生開始電
圧が著しく高くなる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下に図面を参照して本発明の積
層磁器コンデンサの実施の形態を説明する。
【0015】図1(a)は本発明の請求項1の積層磁器
コンデンサの実施の形態を示す断面図であり、図1
(b)は図1(a)のB−B線に沿う断面図である。ま
た、図2(a)は本発明の請求項2の積層磁器コンデン
サの実施の形態を示す断面図であり、図2(b)は図2
(a)のB−B線に沿う断面図である。
【0016】図3は図1,2に示す積層磁器コンデンサ
のコンデンサ素体を示す斜視図である。
【0017】本発明の積層磁器コンデンサにおいては、
図3に示す如く、コンデンサ素体10の外部電極形成端
面10A,10Bの周縁部の全周にわたって、コンデン
サ素体の側面10Cから立ち下がる段差面11Aを有す
る凹段部11が設けられており、外部電極4A,4B
は、図1,2に示す如く、その周縁部4a,4bがこの
凹段部11の内部まで達するように設けられている。
【0018】図1(a),(b)に示す積層磁器コンデ
ンサでは、外部電極4A,4Bの周縁部4a,4bの端
部が凹段部11の段差面11Aから離隔するように設け
られている。
【0019】図2(a),(b)に示す積層磁器コンデ
ンサでは、外部電極4A,4Bの周縁部4a,4bが凹
段部11の段差面11Aに接するように、かつ、この段
差面11Aとコンデンサ素体10の側面10Cとの交叉
角縁部(凸角部)から離隔するように設けられている。
【0020】このように、コンデンサ素体10の外部電
極形成端面10A,10Bに凹段部11を設け、外部電
極4A,4Bの周縁部4a,4bがこの凹段部11の内
部に達するように、かつ、外部電極4A,4Bの周縁部
4a,4bの端部が、凹段部11の段差面11Aから離
隔するように、又は、段差面11Aに接しコンデンサ素
体の側面10Cと段差面11Aとの交叉角縁部から離隔
するように設けることにより、この段差面11Aの該凸
角部付近が外部電極4Aと外部電極4Bとの間に立ちは
だかる絶縁性障害物として機能し、沿面放電の発生開始
電圧が著しく高くなる。
【0021】本発明において、コンデンサ素体10の外
部電極形成端面10A,10Bに形成する凹段部11
は、凹段部11の段差面11Aが上記沿面放電の障害と
して機能する程度であれば良い。この凹段部の深さXや
幅Yが過度に小さいと沿面放電防止効果が十分でなく、
逆に過度に大きいと、外部電極4A,4Bの周縁部4
a,4bとこれと異極の内部電極1の先端との距離が近
接し、好ましくない。
【0022】この深さXは50μm以上とくに50〜2
00μmとするのが好ましい。
【0023】また、図1(a),(b)に示す態様にお
いて、外部電極4A,4Bの周縁部4a,4bの端部と
凹段部11の段差面11Aとの間隔αには、特に制限は
ない。
【0024】また、図2(a),(b)に示す態様にお
いて、外部電極4A,4Bの周縁部4a,4bと、段差
面11Aとコンデンサ素体10の側面10Cとの交叉角
縁部との間隔βが小さ過ぎると外部電極4A,4B間の
段差面11Aが障害として機能しなくなる。このβは2
0μm以上とくに50〜200μmが好ましい。
【0025】なお、段差面11Aを設ける位置として
は、内部電極と異極の外部電極の最短距離が、誘電体層
厚みを越えなければよい。内部電極形状としては、異極
の外部電極との最短距離が層間厚みを越えないような形
状とすればよい。
【0026】凹段部11の深さX,幅Y,間隔α,βや
内部電極1の先端位置は、コンデンサ素体10の大きさ
や使用電圧等によっても異なるが、通常、α,β方向に
厚さ20〜100μm程度の外部電極を形成する4.0
〜4.5mm×2.9〜3.3mm×1.3〜1.6m
m程度の大きさのコンデンサ素体の場合、次のような寸
法とするのが好ましい。
【0027】図1(a),(b)に示す積層磁器コンデ
ンサの場合 X=50〜200μm Y=200〜700μm L=300μm以上 W=150μm以上図2(a),(b)に示す積層磁器コンデンサの場合 X=100〜200μm Y=200〜700μm L=300μm以上 W=150μm以上 β=50〜200μm このような本発明の積層磁器コンデンサは次のようにし
て製造することができる。
【0028】即ち、まず、出発原料としてPbO、Nb
2 5 、MgO、TiO2 、ZrO2 、WO3 、La2
3 、BaTiO3 、Fe2 3 、ZnO等を使用し、
これらを所望の高誘電率磁器組成物組成となるように混
合して高誘電率磁器組成物材料粉末を調製し、この粉末
に有機バインダ、可塑剤、分散剤、溶剤、ガラス成分等
を加えて厚さ10〜30μm程度のグリーンシートを成
形する。
【0029】有機バインダとしては、例えばエチルセル
ローズ、PVA、PVB、アクリル系ポリマーなどを用
いることができる。
【0030】可塑剤としては、例えばポリエチレングリ
コール、フタール酸エステルなどを用いることができ
る。
【0031】分散剤としてはグリセリン、オレイン酸エ
チル、モノオレイン酸グリセリン、リン酸エステルなど
を用いることができる。
【0032】溶剤としてはアセトン、トルエン、キシレ
ン、メチルエチルケトン、エチルアルコール、アミルア
ルコール、水あるいは、これらの混合物などを用いるこ
とができる。
【0033】ガラス成分としてはSi系ガラス、Pb系
ガラスなどを用いることができるが、組成によっては、
ガラス成分は不要なものもある。
【0034】このグリーンシートにAg、Au、Pt、
Pdなどのペーストあるいはレジネートを印刷して内部
電極を形成する。その後、このグリーンシートを所要枚
数積層した後、所定の大きさに打ち抜く。なお、内部電
極を印刷する前にグリーンシートを打ち抜き、次いで内
部電極を印刷してから積層しても良い。
【0035】このようにして得られたチップ状の積層体
を好ましくは大気中400〜700℃で焼成して脱脂処
理する。その後、950〜1300℃で1〜3時間程度
焼成する。この焼成雰囲気は、酸素を10体積%以上
(とくに20体積%以上)含む酸化雰囲気が好ましく、
通常は大気雰囲気とされる。
【0036】得られたコンデンサ素体を研磨加工して図
3に示すような凹段部を形成する。
【0037】その後、常法に従って外部電極を形成して
積層磁器コンデンサを得る。
【0038】凹段部を有するコンデンサ素体は、内部電
極を印刷したグリーンシートを積層してチップ状の積層
体を得る際に、直方体形状の積層体の4側面に、更に、
内部電極を印刷していないグリーンシートを積層し、予
め凹段部を有する積層体を製造し、これを焼成すること
により形成することもできる。
【0039】なお、本発明において、コンデンサ素体を
構成する高誘電率磁器組成物としては、具体的には次の
ような鉛系複合ペロブスカイト又はチタン酸バリウム系
磁器コンデンサ組成物が挙げられる。
【0040】Pb0.92La0.08Zr0.67Ti0.26(Mg
1/2 1/2 0.053 Pb0.92La0.08Zr0.87Ti0.28(Mg1/2 1/2
3 Pb(Mg1/3 Nb2/3 0.97Ti0.033 Pb(Mg1/3 Nb2/3 0.7 (Fe1/2 Nb1/2
0.29Ti0.013 (BaTiO3 0.98(Nb2 5 0.01(ZnO)
0.01
【0041】
【実施例】以下に実施例及び比較例を挙げて本発明をよ
り具体的に説明するが、本発明はその要旨を超えない限
り、以下の実施例に限定されるものではない。
【0042】実施例1 図1(a),(b)に示す積層磁器コンデンサを作製し
た。
【0043】出発原料として、PbO、MgO、TiO
2 、ZrO2 、WO3 及びLa2 3 を使用し、これら
を Pb0.92La0.08Zr0.67Ti0.26(Mg1/2 1/2
0.053 の組成となるように秤量し、ボールミル中で純水と共に
10時間湿式混合した。次いで得られた混合物を約12
0℃で乾燥した後、800℃で2時間保持して仮焼し
た。この仮焼物を再びボールミル中で純水と共に10時
間粉砕し、120℃で乾燥し高誘電率磁器組成物の粉末
を得た。
【0044】この高誘電率磁器組成物粉末からグリーン
シートを製造するために、高誘電率磁器組成物粉末10
0重量部に対し、有機バインダ(PVB)、溶剤(トル
エン/エタノール)、分散剤(リン酸エステル)、可塑
剤(ポリエチレングリコール)を次の割合で加えて混合
してペースト状とした。
【0045】 有機バインダ 6重量部 溶剤 20重量部 分散剤 1重量部 可塑剤 3重量部 上記ペーストを用いて厚さ20μmのグリーンシートを
成形し、このグリーンシート上にAg:Pd=70:3
0のペーストを厚さ2μmに印刷して内部電極を形成し
た後、電極間の厚さが60μmとなるように、内部電極
を印刷していないグリーンシート2枚をはさんで、所定
の静電容量となるようにグリーンシートを積層した。
【0046】この積層シートを打ち抜いて3.2×2.
5×1.1mmのチップ状とした。
【0047】このチップ状の積層体を大気中、600℃
で2時間加熱して脱脂した後、アルミナ製の密閉容器に
入れ、大気雰囲気にて1100℃で2時間焼成した。
【0048】得られたチップの両端面に研磨によって凹
段部を設け、そこに刷毛により外部電極(厚さ50μ
m)を形成した。なお、図1(a),(b)における各
部の寸法は次の通りである。
【0049】 X=150μm Y=500μm L=600μm W=200μm α=50μm 得られた積層磁器コンデンサについて、大気中で印加電
圧を上昇させながら、沿面放電の発生する電圧又は絶縁
破壊の起こる電圧を調べ、結果を表1に示した。
【0050】実施例2 実施例1において、外部電極を凹段部の段差面に接する
ように形成したこと以外は同様に行って、図2(a),
(b)に示す積層磁器コンデンサを作製し、その沿面放
電の発生する電圧又は絶縁破壊の起こる電圧を調べ、結
果を表1に示した。
【0051】なお、図2(a),(b)における各部の
寸法は次の通りである。
【0052】 X=200μm Y=500μm L=600μm W=200μm β=100μm 比較例1 実施例1において、凹段部を形成しなかったこと以外は
同様に行って、図4(a),(b)に示す従来の積層磁
器コンデンサを作製し、その沿面放電の発生する電圧又
は絶縁破壊の起こる電圧を調べ、結果を表1に示した。
【0053】なお、実施例1,2及び比較例1で得られ
た積層磁器コンデンサは、いずれも静電容量22nFで
あった。
【0054】
【表1】
【0055】表1より明らかなように、従来の積層磁器
コンデンサ(比較例1)では、絶縁破壊に到る電圧より
も低い電圧で沿面放電が発生したのに対し、コンデンサ
素体に凹段部を設けた本発明の積層磁器コンデンサ(実
施例1,2)は、コンデンサ内部での絶縁破壊が発生す
るまで沿面放電の発生はなく、凹段部を設けることによ
って、沿面放電の発生する電圧を高くできることがわか
る。
【0056】
【発明の効果】以上詳述したとおり、本発明によれば沿
面放電の発生電圧が高く、高電圧で使用可能な積層磁器
コンデンサが提供される。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1(a)は請求項1の積層磁器コンデンサの
実施の形態を示す断面図であり、図1(b)は図1
(a)のB−B線に沿う断面図である。
【図2】図2(a)は請求項2の積層磁器コンデンサの
実施の形態を示す断面図であり、図2(b)は図2
(a)のB−B線に沿う断面図である。
【図3】図1,2に示す積層磁器コンデンサのコンデン
サ素体の斜視図である。
【図4】図4(a)は従来の積層磁器コンデンサを示す
断面図であり、図4(b)は図4(a)のB−B線に沿
う断面図である。
【符号の説明】
1,1A,1B,1C,1D,1E,1F 内部電極 2 セラミック誘電体 3 コンデンサ素体 4,4A,4B 外部電極 4a,4b 周縁部 10 コンデンサ素体 11 凹段部 11A 段差面

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 層状に設けられた内部電極を有するコン
    デンサ素体と、該コンデンサ素体の対向する1対の端面
    に設けられた外部電極とを有する積層磁器コンデンサに
    おいて、 該コンデンサ素体の該端面の周縁部に凹段部が全周にわ
    たって設けられており、該凹段部は該コンデンサ素体の
    側面から立ち下る段差面を有しており、 前記外部電極は、その周縁部が該凹段部の内部にまで達
    しており、 且つ該外部電極の周縁の端部が該段差面から離隔してい
    ることを特徴とする積層磁器コンデンサ。
  2. 【請求項2】 層状に設けられた内部電極を有するコン
    デンサ素体と、該コンデンサ素体の対向する1対の端面
    に設けられた外部電極とを有する積層磁器コンデンサに
    おいて、 該コンデンサ素体の該端面の周縁部に凹段部が全周にわ
    たって設けられており、該凹段部は該コンデンサ素体の
    側面から立ち下る段差面を有しており、 前記外部電極は、その周縁部が該凹段部の内部にまで達
    し、前記段差面に接しており、 且つ、該外部電極は、該段差面と該コンデンサ素体の側
    面との交叉角縁部から離隔していることを特徴とする積
    層磁器コンデンサ。
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