JPH1097817A - 螺旋シールドを有するプラスチック複合絶縁体およびその製造方法 - Google Patents
螺旋シールドを有するプラスチック複合絶縁体およびその製造方法Info
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- JPH1097817A JPH1097817A JP9198526A JP19852697A JPH1097817A JP H1097817 A JPH1097817 A JP H1097817A JP 9198526 A JP9198526 A JP 9198526A JP 19852697 A JP19852697 A JP 19852697A JP H1097817 A JPH1097817 A JP H1097817A
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Abstract
ルド及びキャップを含むプラスチック複合絶縁体におい
て、シャンク2は、繊維強化プラスチックコアー3並び
に周りを螺旋状に走る少なくとも1つのシールド6を有
するシールド外装4及びジャケット5によって形成さ
れ、シールド外装4は、継ぎ目のない一体部品に形成さ
れている。また、製造の際、接着促進剤を繊維強化プラ
スチックコアー3へ施し、回転可能なダイリングを有す
るサイドフィードダイを介して、ジャケット5及びシー
ルド外装4を接着する。
Description
絶縁体であって、そのシャンクは繊維強化プラスチック
コアーおよびこのコアーの周りのシールド外装のジャケ
ットを含み、シールド外装はジャケット、およびシャン
クの周りを螺旋状に走る少なくとも1つのシールドによ
って形成されるプラスチック複合絶縁体に関する。
気絶縁材料、例えば磁器またはガラスから長い間製造さ
れてきた。繊維およびプラスチックを含む材料複合体の
コアー並びにプラスチックのシールド外装よりなる絶縁
体も、それ自体がより軽量であると共に、小火器からの
発射に対する機械的抵抗が改善されていることを含めた
一連の利点を特徴とするので、ますます重要になってい
る。そのような複合絶縁体のシールド外装には同時に、
シャンクの周りにほぼ垂直に走るかなりの数のプレート
形シールドが通常取り付けられている。
ると、複合絶縁体は、汚れを非常に弾く性質を有し、そ
してまたある程度は絶縁状態で汚れを封入する性質を有
するので、大気が非常に汚れた領域で用いたときに、す
ぐれた絶縁性をもつ利点を有する。従って、シリコーン
ゴムのシールド外装を有する複合絶縁体は、大気の不純
物から生じる電気絶縁問題を有する既存の頭上線の改善
にしだいに用いられてきており、磁器またはガラスの従
来の絶縁体はシリコーンゴムのシールド外装を有する複
合絶縁体に交換されている。
高圧絶縁体は多くの用途、特に頭上線用に用いられてい
る。複合絶縁体の製造は原則として公知である。例え
ば、DE−C2−27 46 870によると、これら
は、樹脂含浸ガラス繊維コアー(GRP=ガラス繊維強
化プラスチック)を押し出しによってシリコーンゴムで
外装し、半径方向にプレストレスしながら予備加工した
プレート形シールドを外装したガラス繊維コアー上に個
々に押し付け、そしてそれらを外装と共に加硫すること
によって製造しうる。絶縁体が働くのに必要な沿面漏れ
(creepage)路は特にシールドの数および直径
によって得ることができる。製造工程のマスターが十分
でなく、接合部がしっかりシールされていないと、ガラ
ス繊維コアーを外装するジャケット、つまりシャンクの
表面と、プレート形シールドの隙間との間の接合部の欠
陥がこの場合に生じる可能性がある。
ケットとシールド外装のプレート形シールドとの間の接
合を避けるために、コアーの周りにシールド外装を射出
成形することによって複合絶縁体を製造する方法、およ
びこれらの絶縁体を射出成形するための装置を教示して
いる。
ある:SU 659382には、セラミック物質のため
の開口を含む回転ディスクを有する押し出し機を用いて
形成される螺旋リブを有する、磁器からの高圧絶縁体の
製造方法が記載されている:回転ディスクの詳細につい
ての記載はない。CH−A5−640 666では、予
備加工したリブ形エラストマープロフィール化バンドを
GRPコアーの周りに巻き付け、そして加硫した、螺旋
シールドを有する複合絶縁体を教示している。
と、ジャケットのための平行四辺形の断面を有する同様
なリブ形エラストマープロフィール化バンドを、GRP
管のような絶縁コアーの周りに巻き付け、そして加硫す
る。EP−B1−0 161265によると、シリコー
ンゴムの薄いシールド形成螺旋バンドをプレート上に形
成し、引き剥がし、GRPコアーの周りに巻き付け、接
着する;この方法は多くの欠点を有する:シールドを変
形せずにシールドバンドを施すことは製造工程から不可
能である。これはむしろ、このフィラメントを通して破
壊的なグロー放電がフィラメント/シールド境界面で生
じるケースであるので、シールドの根元部分のナイロン
フィラメントはこの問題を解消することはできない。こ
の特許によると、シールドバンドをGRPコアーに固定
するための接着剤は、シールド間の空間のGRPコアー
を保護する働きもする;しかしながら、特に高電流部分
アークが絶縁体表面で生じないとき、極めて薄い層が信
頼性のある保護を行いうるとは思われない。破壊的放電
の危険性が非常に多いので、シールドの薄い厚みから得
られる短い接着部は同様に弱い個所である。
は接合部および/または継ぎ目が生じ、従って、電気技
術的効果に悪影響を及ぼしやすい。これらはまた、とり
わけ多くの操作を製造のために必要とし、従って、製造
時間およびエネルギー消費の点で極めてコストがかかる
という欠点を有する。
り大きな機能的信頼性およびよりすぐれた電気技術的特
性データを有する複合絶縁体を提供し、同時にそのよう
な複合絶縁体のよりコストの低い別の製造方法を提供す
る目的に基づくものである。
びに少なくとも1つのシールドおよびキャップを含むプ
ラスチック複合絶縁体であって、シャンクが繊維強化プ
ラスチックコアーおよびこのコアーの周りのシールド外
装のジャケットを含み、シールド外装がジャケットによ
り形成されており、少なくとも1つのシールドがシャン
クの周りを螺旋状に走り、シールド外装が接合部のない
一体部品に形成されている、プラスチック複合絶縁体に
よる本発明によって達成される。
うなプラスチック複合絶縁体を製造する2つの方法によ
る本発明によって達成される。
絶縁体をはるかに簡単な方法で製造しうることを意外に
も見いだした。さらに、絶縁体の汚染は少なく、そのた
めプレート形シールドを有する同等の複合絶縁体の場合
よりも、より簡単に汚れを洗い落とすことができること
を見いだした。
アーは、低アルカリガラスで強化してもよい。これは、
特に、円筒形、凸状にカーブした形、または円錐形の設
計のものでもよく、結果としてシャンクの基本的な形を
決定する。プラスチックコアーは中実のロッドまたは中
空体でもよく、好ましくは管または中空円錐である。
は、ショアA硬度が40を越える、特に60〜90のシ
リコーンゴムである。これにはHTVゴム(HTV=高
温加硫)が好ましい。シールド外装は、高温(一般に5
0〜200℃)で加硫しうるゴム、特に側鎖にジエンの
不飽和部分を含むEPDM(エチレン、プロピレンおよ
びジエンの三元共重合体)、および/またはEPM(エ
チレン−プロピレン共重合体)、ポリビニルジメチルシ
ロキサンおよび充填剤、好ましくは過酸化物を用いて架
橋される充填剤、または一般的なポリオルガノジメチル
シロキサンを含有していてもよい。別の種類の適したH
TVシリコーンゴムにはDIN ISO1629に相当
するMQ、FMQ、PMQおよびVMQが含まれる。シ
ールド外装は縦方向の継ぎ目および横断方向の継ぎ目の
ない滑らかな表面を通常有する。汚れる傾向がより少な
く、絶縁効果がよりすぐれているので、特に滑らかな表
面であるのが好ましい。十分に水切りできるように、ジ
ャケットは好ましくは実質的に同じ厚さであるか、また
は周りにリブ、溝または波形(好ましくは周りを螺旋状
に走る)を付ける。螺旋シールドの上側は一般に凸状に
形づくられ、螺旋シールドの下側はしばしば凹状に形づ
くられる。螺旋シールドの下側は波形または少なくとも
1つのリブまたは少なくとも1つの溝を有し、これらは
沿面漏れ路を長くしたり、シールドを補強したり、汚れ
を運び去ることもできる流水をそらせるのに役立つ。こ
れらのシールドの外形はシャンクに対して放射状でもよ
く、すなわちこれらは外に向かって走っている。一般
に、シールド表面とジャケット表面との間の遷移部分は
丸くなっているか、あるいは2つのシールドの間の間隔
が非常に少ないときは1つのシールドから次のシールド
へ連続して丸くなっている。絶縁体の縦方向におけるシ
ールドの上側を横切る断面部の弦は、縦方向Lに対して
30〜80°の角度αを通常形成する。螺旋シールドは
キャップに向かう側にランアウトを有していてもよく、
これらのランアウトと共に、シールドの張り出しは通
常、シャンク上の取り付き点に至るまでしだいに少なく
なっていく。例示設計は少なくとも1つの螺旋シールド
を示し、これはシャンクの中心部分で中断され、そして
この中断側に対してランアウトまたは中断部分において
少ない張り出しを有する。他の設計は、これらが、長さ
にわたって変化するシールド断面を有する少なくとも1
つの螺旋シールドを有する点、あるいはキャップから比
較的大きく隔たったところにのみランアウトを有する螺
旋シールドが少なくとも1つ形成される点が異なる。複
合絶縁体は少なくとも2つの螺旋シールドを有していて
よく、これらのシールドの断面は一方の場合と他方の場
合とでは異なる。シャンクの少なくとも1つの領域にお
いて、櫛のように縦の部分にシールド部分が接近して連
続していてもよい。縦の部分におけるシールド部分間の
距離は、例えば傾斜角度の変化または螺旋シールドのよ
り多くの数を考慮して、シャンクの長さにわたって変え
てもよい。ダイリングにおける回転装置またはプラスチ
ックコアーのための回転装置の回転速度を増すことによ
って、シールド部分を互いにより接近させたり、シール
ドの傾斜角度を減じたり、従って沿面漏れ路を長くする
ことが非常に容易である。傾斜角度はこの場合変えるこ
とができ、螺旋シールドの360°の1回転は、10m
mないし1000mm以上の縦方向Lにおける進み距離
に相当する。さらに、特に全ての螺旋シールドをキャッ
プから比較的大きく隔たったところにのみ形成するなら
ば、1つ以上のプレート形シールドを、シャンクの少な
くとも一端において、シャンク上に形成しても、あるい
はシャンクに取り付けてもよい。
さでもよく、これによって絶縁体全体の長さがほぼ決ま
る。螺旋シールドは(ランアウトの端は別として)5〜
100mm、特に10〜70mm、特に好ましくは15
〜40mmのジャケット表面からのシャンクに対して垂
直な張り出しを有していてもよい。ジャケット表面のす
ぐ近くで測定した縦方向Lの2つのシールド部分間の距
離は、5〜1000mm、特に10〜500mm、特に
好ましくは20〜100mmである。
ラインの真直度偏差は通常0.5mm以下、好ましくは
0.3mm以下、特に0.1mm以下である。
点を提供する:シリコーンの合成は純粋な珪素から出発
するので、シリコーンゴムが高価な材料であることは知
られている。従って、シリコーンゴムのプレート形シー
ルドを有する絶縁体の設計では、材料の使用を最少限に
することを目指し、その結果、薄いシールドとなる。シ
リコーンゴムの薄いシールド、特に張り出しが比較的大
きなものは、ある状況下では機械的に不安定であり、貯
蔵および輸送中に変形する傾向があり、また機械的な損
傷を受けやすい。傾斜角度と共に適当なシールド断面を
選択すること、および適しているならば、シールドの下
側に溝、リブまたは波形を用いることによって、同じま
たはより大きな沿面漏れ路を有する一方で、プレート形
シールドよりも小さな張り出しをシールドに設けてもよ
く、これによってこの柔軟な材料のためのシールドの下
側における外形補剛効果により、かなりの程度の機械的
安定性が得られる。溝、リブまたは波形のあるシールド
用材料の使用はわずかであり、そしてその使用はこれに
よって得られる沿面漏れ路の長さによって大いに補われ
る。平らなプレート形シールドまたは螺旋シールドの場
合の沿面漏れ路の延長は、直径を大きくすることによっ
てのみ得ることができるので、この効果は材料算定にお
ける2つの力によって高まる。
の継ぎ目もない。シールド外装に垂直な、絶縁体の縦方
向に走る薄いスキンを通常有するこれらの継ぎ目では、
汚れ粒子が局部的に蓄積し、破裂的な電気技術的効果を
有する。カーブしたかつ傾斜した螺旋シールドは、雨水
が螺旋に沿って流れずに、シールドの形のために外側へ
それ、そして滴り落ちるので、雨に特に有利である。
にあらゆるタイプの高圧絶縁体で生じうることは知られ
ている。これらの放電は非常に強く、特に、高エネルギ
ーのキャップとキャップの後に続く第1シールドとの間
のシャンク領域における絶縁体の電圧側端において強
い。観察すると、これらの放電はシャンク、およびシャ
ンクに近いシールドの下側部分で選択的に生じうる。絶
縁体の縦軸に沿った放電強度は、電圧を有する導体から
の距離が増すにつれて減少する。プレート形シールドを
有するプラスチック複合絶縁体の場合においても、放電
はキャップとその後に続く第1シールドとの間(特に空
気の汚染度が高い領域)で生じ、この放電はシールド外
装を浸食する原因となり、ひどい場合は、絶縁体を破壊
する。プレート形シールドは、絶縁体の地面側の方向に
流れる放電を妨げるバリヤーとして働く。
ラスチック複合絶縁体の場合、放電はさらにシャンクに
沿って移動することができ、それらの強度は消散する。
この場合、浸食の原因となる大きな局部電流密度は生じ
ない。
では、同じ長さおよび同じ沿面漏れ路の一般的なプラス
チック複合絶縁体と較べて、ゴムを高い割合で節約する
ことができる。一般に、約40%の節約が期待される。
次表に、従来の複合絶縁体と本発明の複合絶縁体との2
つの異なる種類の絶縁体の相当する比較データを示す。
重量に関する特性データは製造を中断してのデータであ
り、シャンクの端はジャケットによって完全に覆われて
いない。
て製造しうる:プラスチック複合絶縁体の1つの製造方
法は、接着促進剤を繊維強化プラスチックコアーに施
し、このように予備処理したプラスチックコアーを、回
転可能なダイリングを有するサイドフィードダイを備え
た押し出し機またはラムプレスへ導入し、プラスチック
コアーの輸送速度は回転可能なダイリングの回転速度と
連係させ、シールド外装を製造するための組成物を予備
処理したプラスチックコアーの周りに圧縮し、そしてこ
れを回転可能なダイリングに通して、予備処理したプラ
スチックコアーに、ジャケットと1つ以上の螺旋の形の
シールド(1つまたは複数)とを含む一体外装を縦方向
に設けることを含むものである。さらに、プラスチック
コアーは、この場合、回転状態で押し出し機またはラム
プレスへ導入してもよく、プラスチックコアーの輸送速
度をその回転速度と連係させることは可能である。
は、接着促進剤を繊維強化プラスチックコアーに施し、
このように予備処理したプラスチックコアーを、ダイリ
ングを有するサイドフィードダイを備えた押し出し機ま
たはラムプレスへ導入し、プラスチックコアーの輸送速
度はその回転速度と連係させ、シールド外装を製造する
ための組成物を予備処理したプラスチックコアーの周り
に圧縮し、そしてこれをダイリングの開口に通して、予
備処理したプラスチックコアーに、ジャケットと1つ以
上の螺旋の形のシールド(1つまたは複数)とを含む一
体シールド外装を縦方向に設けることを含むものであ
る。
る前に、吹き付け塗り、ハケ塗りまたは浸漬によってプ
ラスチックコアーへ施してもよい。接着促進剤は加硫の
ための接着促進剤として通常作用し、シラン基剤上に用
いうる。これはプラスチックコアーへ液体フィルム(例
えば約1μmの厚さ)として施してもよい。
連続または非連続的に実施しうる。回転装置または輸送
装置の速度は広範囲に変化させうるが、特にシールドは
引き裂かれるかもしれないので、確実に、過度の速度
が、被覆プラスチックコアーとゴム組成物との間に生じ
る剪断の原因とならないようにしなければならない。製
造の際、ダイリングの開口の大きさまたは/および形
は、特に開口を変える適当な装置が備わっているなら
ば、押し出し機またはラムプレスによる押し出し中に変
えてもよい;例えば、螺旋シールドを、ランアウトと共
に、キャップに向かう側にプレスしてもよい。しかしな
がら、螺旋シールドの端は斜めに切ったり、丸く切った
り、あるいはキャップに向かう側を加工してランアウト
を形成してもよい。螺旋シールドの端は切り取っただけ
でもよい。端を少し丸くすると有利である。本発明によ
る絶縁体の製造では、押し出しの間、空気を取り込まず
にサイドフィードダイを組成物で完全に満たすこと、お
よび組成物をシールド外装のために空気を取り込むこと
なく排出することを確実なものにしなければならない。
シャンクの製造プロセスは、加硫によりプラスチックコ
アーをシールド外装に結合することによって本質的に完
了する。加硫は加熱帯域のサイドフィードダイの下流で
行いうる。この場合、確実に、プラスチックコアーの外
側の領域も加硫に適した温度に達していなければならな
い。共に加硫する2つの部分間をふくれまたは亀裂なし
で化学結合することができるので、加硫の結果に対して
は、接着促進剤を使用することが非常に有利であること
が分かっている。水はふくれまたは亀裂中に溜まり、主
にグロー放電によって、電気技術的な悪影響を及ぼすこ
とになる。グロー放電は絶縁体を破壊するアークを招き
うる。
いて製造しうる:本発明によるプラスチック複合絶縁体
を製造するための装置は、押し出し機またはラムプレ
ス、サイドフィードダイ、開口を有するダイリングおよ
びプラスチックコアー用の輸送装置を含み、ダイリング
は回転装置を備えている。本発明によるプラスチック複
合絶縁体を製造するための別の装置は、押し出し機また
はラムプレス、サイドフィードダイ、開口を有するダイ
リングおよびプラスチックコアー用の輸送装置を含み、
輸送装置はプラスチックコアー用の回転装置を備えてい
る。ダイリングは弾力的に取り付けられているプロフィ
ールディスクを含み、プロフィールディスクに選択的に
配置されている開口を隠す。開口は、プラスチックコア
ーの輸送軸に対して中心に配置されている円形の隙間を
有し、半径方向または角度のそれた方向で少なくとも1
つのほぼくぎの形をした延長部と合流する。ほぼくぎの
形をした延長部領域の開口は、この延長部から枝分かれ
している少なくとも1つの絞り部または少なくとも1つ
の第2延長部を有する。これは、操作中に開口の大きさ
および/または形を変えることができる装置を備えてい
てもよい。開口の円形隙間は、開口を通して輸送すると
きの地点で、プラスチックコアーの直径よりも少なくと
も0.2mm大きな直径を有する。
ィールダイは、シャンクおよびシールド設計に関し需要
家の要求に対して速やかに、柔軟に、かつ低コストで答
えることができる簡単な構造のものであり、特に一体タ
イプの場合、高価な用具を備えなくともよい。
製造方法、および関連装置について、図面を参照しなが
ら実施例によって説明する。
縁体の詳細を示す図である。絶縁体1の中心部分はシャ
ンク2およびこのシャンクの周りを螺旋状に巻くシール
ドを含む。シャンク2は、”継ぎ目がなく”、そして円
筒形コアーの場合は軸に平行に配置されているエポキシ
樹脂外装ガラス繊維からなりうる繊維強化プラスチック
コアー3、およびシールド外装4を含む。プラスチック
コアー3はジャケット5の継ぎ目のない層によって外装
されており、ジャケット5は螺旋シールド6と接合部の
ない状態で合併している。図1の詳細図は縦断面図であ
り、絶縁体の縦方向におけるシールドの上側を横切る断
面部の弦は、縦方向に対して30°〜80°、好ましく
は40°〜70°の角度αをなす。ここでは、シールド
17の断面部をはっきり見ることができる。螺旋シール
ド6の上側7および下側8のジャケット9への遷移は鋭
角状でもよいが、好ましくは丸味がついた状態10およ
び11であり、特に半径は0.1〜12mmである。図
1は、一定の直径を有し、くぼみのない円筒形シャンク
2を有し、そして断面が一定の単一螺旋シールド6を有
する、本発明による絶縁体の例を示す図である。あるい
は、リブ、溝または波形14を有する同じまたは異なる
断面の複数のシールドも用いうる。図1には、金属取り
付けの形で通常設計されている、シールドのランアウト
15を有するシャンク末端16もキャップ19も示して
いない。キャップは、引っ張り力をプラスチックコアー
3から絶縁体サスペンションまたは固定装置へ伝達する
ために働く(図示せず)。キャップは、例えば鋼、鋳鉄
または他の金属材料からなり、半径方向の圧縮によって
プラスチックコアー3の端に接続しうる。さらに、2つ
のシールド部分12の間の間隔およびシールド13の張
り出しの間隔を示す。
ラスチック複合絶縁体1の製造装置20を示す図であ
る。シールド外装4を製造するための組成物24は押し
出し機21によってサイドフィードダイ22へ運ばれ
る。接着促進剤を施すための装置37、捩れ防止手段3
6を有するプラスチックコアー3のための輸送装置2
6、回転可能なダイリング23を有するサイドフィード
ダイ22、およびシールド外装を加硫するための加熱帯
域35を、プラスチックコアー3が相当する隙間の中心
を通るように軸方向に配置する。ダイリング23は駆動
装置33および34によって駆動する。
転可能なダイリング23の排出端の部分断面図である。
プラスチックコアー3はサイドフィードダイ22の中心
をマンドレル43から少し間隔をおいて通り抜け、この
周りに、マンドレル43の後ろのシールド外装4のため
の組成物24を、プラスチックコアー3と開口25の端
との間のほぼ円形の隙間30、およびまた延長部31、
および適切ならば第2延長部32に押し入れ、そしてジ
ャケット5および螺旋シールド6の形に形成する。ダイ
リング23はボールベアリング41によってサイドフィ
ードダイ22の周りを回転できるように取り付けてあ
る。開口25を有するプロフィールディスク29はネジ
38および圧縮ばね39によって回転可能なダイリング
23のハウジングに接続してある。開口25の断面はそ
こで形成されるシールド外装4の断面を決定する。サイ
ドフィードダイ22の内部空間は、PTFEであると有
利かもしれない、シールおよびスライドリング40によ
って、プロフィールディスク29とダイリング23のハ
ウジングとの間を密封される。プロフィールディスク並
びにシールおよびスライドリング40上の圧力を全円周
にほぼ等しく分布するために、締めトルクは全てのネジ
38で同じでなければならない。締めトルクは、組成物
24が操作中にシールおよびスライドリング40の領域
で漏れず、ダイリング23の回転が確実に満足なものと
なるのに十分に大きくなければならない。このために
は、正確なトルク設定、シールおよびスライドリング4
0の変形のための補正、その結果、プロフィールディス
ク29とシールおよびスライドリング40との間の不断
の接触が圧縮ばね39によって達成される。この方法で
は、確実な密封を達成することができる。プラスチック
コアー3に施される接着促進剤はいずれの図にも示して
いない。
の開口25を有する回転可能なダイリング23の様々な
プロフィールディスク29を示すものであり、これらは
半径方向または角度のそれた方向でほぼくぎ形の延長部
31と合流する円形隙間30を有し、そして必要に応じ
て曲がっていてもまたは真っすぐに並んでいてもよい。
さらに、第2の延長部32は、上に形成されるリブまた
は波形14のために、延長部31から横に分岐してもよ
い。プロフィールディスク29は、固定ボア46によっ
て回転可能なダイリング23のハウジングに接続しう
る。開口の大きさまたは/および形を押し出し中に変え
る装置はここでは示していない。開口25の変更は、例
えばシャンクを円錐形にする、絶縁体の押し出し時間の
間、あるいは例えば横断リブを作るための、少しの時
間、均等に行いうる。各種プロフィールディスク29の
部分図の右隣は、左に示した開口25によって得ること
ができるプラスチックコアー3およびジャケット5を含
むストランド2、並びに螺旋シールド6の詳細な縦断面
図である。
シールド外装4の断面を決定する。しかしながら、まだ
未加硫材料であるこのプラスチックの場合、得られるシ
ールドの断面17は開口25の形と全く同じではない。
この方法で製造すると、一般に多少傾斜したおよび曲が
った螺旋シールド6が得られる。このシールド6は通
常、シャンク2により近いところではより厚くなってお
り、シールド6の端に向かってより薄くなる。同一の開
口25で、回転速度を変えると異なる形のシールド断面
17を得ることができる。部分図a〜dにおいて、開口
25および得られるシールド断面17の様々な変化を示
す。従って、螺旋シールド6の数、大きさおよび形は簡
単な手段によって左右することができる。
および製造に必要な装置について上で詳しく説明してき
た。本発明による複合絶縁体が高圧装置としてまたは電
気機器、特に屋外機器、使用が考えられる広範囲な領域
の機器用のハウジングとして使用しうることは自明のこ
とである。本発明はまた、全高が一定の一般的な絶縁体
が大気汚染領域においてフラッシュオーバーに関する電
気的問題を有する場合にも有利に用いうる。本発明は、
全高が同じままで、沿面漏れ路を大気条件に適応させる
ことができる絶縁体の製造に用いることができる。
る。
合絶縁体1の製造装置20を示す図である。
リング23の排出端の部分断面図である。
る回転可能なダイリング23の様々なプロフィールディ
スク29を示す部分図であり、図4の右側の図は、左側
に示した開口25によって得ることができるプラスチッ
クコアー3およびジャケット5を含むストランド2、並
びに螺旋シールド6の縦断面図である。
Claims (36)
- 【請求項1】 シャンク(2)並びに少なくとも1つの
シールドおよびキャップ(19)を含むプラスチック複
合絶縁体(1)であって、シャンクは繊維強化プラスチ
ックコアー(3)およびこのコアーの周りのシールド外
装(4)のジャケット(5)を含み、シールド外装はジ
ャケット、およびシャンクの周りを螺旋状に走る少なく
とも1つのシールド(6)によって形成され、シールド
外装は継ぎ目のない一体部品に形成されている、プラス
チック複合絶縁体。 - 【請求項2】 シールド外装(4)が縦方向の継ぎ目の
ないおよび横断方向の継ぎ目のない滑らかな表面を有し
ている、請求項1に記載のプラスチック複合絶縁体。 - 【請求項3】 螺旋シールド(6)の上側(7)が凸状
に形づくられている、請求項1または2に記載のプラス
チック複合絶縁体。 - 【請求項4】 螺旋シールド(6)の下側(8)が凹状
に形づくられている、請求項1〜3のいずれか一項に記
載のプラスチック複合絶縁体。 - 【請求項5】 螺旋シールド(6)の下側(8)が波形
または少なくとも1つのリブまたは少なくとも1つの溝
を有する、請求項1〜4のいずれか一項に記載のプラス
チック複合絶縁体。 - 【請求項6】 縦方向(L)におけるシールドの上側を
横切る断面部の弦が、縦方向(L)に対して30°〜8
0°の角度αを形成する、請求項1〜5のいずれか一項
に記載のプラスチック複合絶縁体。 - 【請求項7】 プラスチックコアーが低アルカリガラス
の繊維によって強化されている、請求項1〜6のいずれ
か一項に記載のプラスチック複合絶縁体。 - 【請求項8】 シールド外装(4)が、高温で加硫しう
るゴムを含有している、請求項1〜7のいずれか一項に
記載のプラスチック複合絶縁体。 - 【請求項9】 螺旋シールド(6)が、キャップ(1
9)に向かう側にランアウト(15)を有する、請求項
1〜8のいずれか一項に記載のプラスチック複合絶縁
体。 - 【請求項10】 少なくとも1つの螺旋シールド(6)
が、シャンク(2)の中心部分で中断し、そしてこの中
断側に対してランアウト(15)または中断部分におい
て少ない張り出しを有する、請求項1〜9のいずれか一
項に記載のプラスチック複合絶縁体。 - 【請求項11】 少なくとも1つの螺旋シールド(6)
が、長さにわたって変化するシールド断面部(17)を
有する、請求項1〜10のいずれか一項に記載のプラス
チック複合絶縁体。 - 【請求項12】 キャップ(19)から比較的隔たった
ところにのみ、ランアウト(15)を有する少なくとも
1つの螺旋シールド(6)が形成されている、請求項1
〜11のいずれか一項に記載のプラスチック複合絶縁
体。 - 【請求項13】 シールドの断面部(17)が一方の場
合と他方の場合とでは異なる、少なくとも2つの螺旋シ
ールド(6)を有する、請求項1〜12のいずれか一項
に記載のプラスチック複合絶縁体。 - 【請求項14】 シャンク(2)の少なくとも1つの領
域において、櫛のように縦の部分においてシールド部分
が接近して連続している、請求項1〜13のいずれか一
項に記載のプラスチック複合絶縁体。 - 【請求項15】 少なくとも1つのプレート形シールド
(18)が、シャンクの少なくとも一端(16)におい
て、シャンク上に形成されていても、あるいは取り付け
られていてもよい、請求項1〜14のいずれか一項に記
載のプラスチック複合絶縁体。 - 【請求項16】 螺旋シールド(6)が、ランアウト
(15)の端は別として、5〜100mm、特に10〜
70mm、特に好ましくは15〜40mmのジャケット
(9)表面からのシャンク(2)に対して垂直な張り出
し(13)を有する、請求項1〜15のいずれか一項に
記載のプラスチック複合絶縁体。 - 【請求項17】 ジャケット表面の近くで測定した縦方
向Lにおける2つのシールド部分間の距離(12)が5
〜1000mm、特に10〜500mm、特に好ましく
は20〜100mmである、請求項1〜16のいずれか
一項に記載のプラスチック複合絶縁体。 - 【請求項18】 プラスチックコアーが円筒形、凸状に
カーブした形、または円錐形の設計のものである、請求
項1〜17のいずれか一項に記載のプラスチック複合絶
縁体。 - 【請求項19】 プラスチックコアーが中実ロッドまた
は中空体である、請求項1〜18のいずれか一項に記載
のプラスチック複合絶縁体。 - 【請求項20】 請求項1〜19のいずれか一項に記載
のプラスチック複合絶縁体の製造方法であって、接着促
進剤を繊維強化プラスチックコアー(3)へ施し、この
ように予備処理したプラスチックコアーを、回転可能な
ダイリング(23)を有するサイドフィードダイ(2
2)を備えた押し出し機(21)またはラムプレスへ導
入し、プラスチックコアーの輸送速度は回転可能なダイ
リングの回転速度と連係させ、シールド外装(4)を製
造するための組成物(24)を予備処理したプラスチッ
クコアーの周りへ圧縮し、そして回転可能なダイリング
に通して、予備処理したプラスチックコアーにジャケッ
トおよび1つ以上の螺旋の形のシールド(1つまたは複
数)を含む一体シールド外装を縦方向に設ける、上記の
製造方法。 - 【請求項21】 請求項1〜19のいずれか一項に記載
のプラスチック複合絶縁体の製造方法であって、接着促
進剤を繊維強化プラスチックコアー(3)へ施し、この
ように予備処理したプラスチックコアーを、ダイリング
(23a)を有するサイドフィードダイ(22)を備え
た押し出し機(21)またはラムプレスへ回転状態で導
入し、プラスチックコアーの輸送速度はその回転速度と
連係させ、シールド外装(4)を製造するための組成物
(24)を予備処理したプラスチックコアーの周りへ圧
縮し、そしてダイリングの開口(25)に通して、予備
処理したプラスチックコアーにジャケットおよび1つ以
上の螺旋の形のシールド(1つまたは複数)を含む一体
シールド外装を縦方向に設ける、上記の製造方法。 - 【請求項22】 プラスチックコアー(3)を回転状態
で押し出し機(21)またはラムプレスへ導入し、そし
てプラスチックコアーの輸送速度をその回転速度と連係
させる、請求項20に記載のプラスチック複合絶縁体の
製造方法。 - 【請求項23】 組成物(24)で外装する前に、吹き
付け、ハケ塗りまたは浸漬によって接着促進剤をプラス
チックコアー(3)へ施す、請求項20〜22のいずれ
か一項に記載のプラスチック複合絶縁体の製造方法上
記。 - 【請求項24】 シランに基づく接着促進剤を使用す
る、請求項20〜23のいずれか一項に記載のプラスチ
ック複合絶縁体の製造方法。 - 【請求項25】 ダイリング(23、23a)の開口
(25)の大きさまたは/および形を押し出し中に変え
る、請求項20〜24のいずれか一項に記載のプラスチ
ック複合絶縁体の製造方法。 - 【請求項26】 螺旋シールドを、ランアウト(15)
と共に、キャップ(19)に向かう側に押し付ける、請
求項20〜25のいずれか一項に記載のプラスチック複
合絶縁体の製造方法。 - 【請求項27】 螺旋シールドの端を、斜めに切った
り、丸く切ったり、または加工してキャップ(19)に
向かう側にランアウト(15)を形成する、請求項20
〜25のいずれか一項に記載のプラスチック複合絶縁体
の製造方法。 - 【請求項28】 プラスチックコアーを加硫によってシ
ールド外装に結合する、請求項20〜27のいずれか一
項に記載のプラスチック複合絶縁体の製造方法。 - 【請求項29】 押し出し機(21)またはラムプレ
ス、サイドフィードダイ(22)、開口(25)を有す
るダイリング(23または23a)、およびプラスチッ
クコアーのための輸送装置(26)を含み、ダイリング
が回転装置(27)を備えている、請求項1〜19のい
ずれか一項に記載のプラスチック複合絶縁体を製造する
ための装置(20)。 - 【請求項30】 押し出し機(21)またはラムプレ
ス、サイドフィードダイ(22)、開口(25)を有す
るダイリング(23または23a)、およびプラスチッ
クコアーのための輸送装置(26)を含み、輸送装置が
プラスチックコアーのための回転装置(27a)を備え
ている、請求項1〜19のいずれか一項に記載のプラス
チック複合絶縁体を製造するための装置(20)。 - 【請求項31】 ダイリング(23または23a)が、
開口(25)を有する、弾力的に取り付けられたプロフ
ィールディスク(29)を含む、請求項29または30
に記載の装置。 - 【請求項32】 開口が、プラスチックコアーの輸送軸
に対して中心に配置された、かつ少なくとも1つのほぼ
くぎの形をした延長部(31)と半径方向または角度の
それた方向で合流する円形隙間(30)を有する、請求
項29〜31のいずれか一項に記載の装置。 - 【請求項33】 開口(25)が、ほぼくぎの形をした
延長部(31)の領域で、少なくとも1つのくびれまた
はこの延長部から分岐している少なくとも1つの第2延
長部(32)を有する、請求項32に記載の装置。 - 【請求項34】 開口(25)が、開口の大きさまたは
/および形を操作中に変えることができる装置(28)
を備えている、請求項31〜33のいずれか一項に記載
の装置。 - 【請求項35】 開口(25)の円形隙間(30)の直
径が、開口を通して運ぶときの地点でのプラスチックコ
アーの直径よりも少なくとも0.2mm大きい、請求項
32〜34のいずれか一項に記載の装置。 - 【請求項36】 請求項1〜19のいずれか一項に記載
のプラスチック複合絶縁体を、高圧絶縁体として、また
は電気機器、特に屋外機器用のハウジングとして使用す
る方法。
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