JP2000508111A - 笠付き電気絶縁体 - Google Patents

笠付き電気絶縁体

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JP2000508111A JP9535690A JP53569097A JP2000508111A JP 2000508111 A JP2000508111 A JP 2000508111A JP 9535690 A JP9535690 A JP 9535690A JP 53569097 A JP53569097 A JP 53569097A JP 2000508111 A JP2000508111 A JP 2000508111A
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Abstract

(57)【要約】 高張力の戸外での使用に適する複合電気絶縁体において、該絶縁体が、電気絶縁材料の内部構造ロッドと、熱可塑性材料で形成され、一体的に形成される放射状に延設した複数の笠をさらに有する外部コーティングとを備え、該外部コーティングは、該内部ロッドの両端部に隣接して終了し、該コーティングは、端面嵌合部に形成された対をなす当接面に当接するように形成された少なくとも2個の放射状に延設した当接面を有する複合電気絶縁体。該絶縁体は、軽量かつあらゆる電気的要件を満たす一方、優れた機械的特性を提供する。

Description

【発明の詳細な説明】 笠付き電気絶縁体 本発明は、複合絶縁体に関し、より詳細には高張力の戸外での使用に適する複 合絶縁体に関する。 高張力の戸外での使用に好適な多数の異なる電気絶縁体が従来技術において公 知である。通常、これらは2種類に分類される。第一は、絶縁体が通常相対的に 均一材料のものであり、第二は、2以上の材料が異なる機能に用いられるもので ある。後者は、通常複合絶縁体と呼ばれる。 単一材料の絶縁体は、何年にもわたって電気設備によって広く使用されてきた。 通常、これらは、セラミックまたは磁器材料のものである。磁器は、放電、天候 および化学薬品による損傷に対して耐性があるために非常に好適な材料である一 方、比較的重量があり、衝撃で粉砕することがある。したがって、磁器絶縁体の 粉砕によって深刻な損害を被る場合がこれまでにあった。人がこの絶縁体に故意 にものを投げたり、さらにこれにぶつけることによっても損害を受ける場合があ る。 磁器絶縁体の欠点により、外部絶縁コーティングで被覆された中心コアを一般 的に含む複合絶縁体の開発が進められた。絶縁体の機械的機能を奏するするため に中心コアが設けられ、この中心コアを外部の媒介から保護し、放電を防ぐため に保護コーティングが施されている。 高張力使用のための複合絶縁体は、特定の電気的要件に適合していなければな らない。したがって、搬送ロッドは、その軸方向に電気的に絶縁しているはずで あり、これに絶縁層が固定され、絶縁被覆部と内部搬送ロッドの間の繋ぎ目に電 気伝導が生じないようになっている。絶縁被覆部は、耐候性、耐UV性、耐オゾ ン性等を与えることを含むいくつかの機能を奏する。被覆部は、また、耐寒性に 優れ、優れた電気的な耐トラッキング性を具備している。望ましくは、絶縁被覆 部は、可撓性があり、ハロゲンを含有しない、難燃性のものがよい。 様々な複合絶縁体が先行技術においてこれまで提案されてきたが、長期にわた り要求される特性を保持することをこれまで示していなかった、すなわち劣化す る傾向があったため、一般的に広く受け入れられなかった。課題の少なくとも一 部は内部ロッドと外部絶縁被覆部との間の密封性に関係すると考えられている。 弱点は、端面嵌合部が絶縁体に取り付けられている点であることが判明した。 したがって、本発明の目的は、軽量かつ絶縁体の電気設備の電気的機械的要件 を満たすことができる複合絶縁体を提供することである。 本発明の別の目的は、熱可塑性材料を外部被覆として使用する複合絶縁体を提 供することである。 本発明の別の目的は、端片が絶縁体にしっかりと嵌合されて、水分侵入の課題 を克服する複合絶縁体を提供することである。 本発明の一態様によると、一対の向かい合う端部を有する電気絶縁材料の内部 長形構造ロッドと、該構造ロッドの回りの外部コーティングとを含む、端面嵌合 部と使用する複合絶縁体において、該コーティングは、該向かい合う端部のそれ ぞれに隣接して終了し、これによって該端面嵌合部が取り付けられるように適合 されるコーティングされていないロッド端部を設け、さらに略放射状に延設する 当接面を提供し、該外部コーティングは、これと一体的に形成される放射状に延 設する笠を複数備え、該コーティングは、該コーティングされていないロッド端 部に隣接して形成される少なくとも第1環状段を備え、これによって第2の略放 射状に延設する当接面を設け、該両当接面は、該端部連結部の対をなす表面に当 接するように設計され、該コーティングは、ポリオレフィン樹脂とオレフィン共 重合体ゴムとの配合物を含む熱可塑性エラストマーで形成され、該ゴムは、該樹 脂基剤において熱硬化ゴムの小分子の形状である、複合絶縁体を提供する。 本発明の別の態様によると、一対の向かい合う端部を備えた電気絶縁材料の内 部長形構造ロッドと、該向かい合う端部のそれぞれに隣接して終了し、これによ ってコーティングされていない端部を設け、さらに第1の略放射状に延設した当 接面を設けた、該構造ロッドの周りの外部コーティングと、形成された凹部を備 え、該コーティングされていないロッド端部が該凹部に嵌合するように該構造ロ ッドの一端に取り付けられた端面嵌合部とを含み、該外部コーティングは、これ と一体的に形成される放射状に延設した笠を複数備え、該コーティングは、該コ ーティングされていないロッド端部に隣接して形成される少なくとも1個の環状 段を形成し、これによって第2の略放射状に延設する当接面を設け、該端面嵌合 部は、該コーティングの該当接面と対をなすように適合される一対の略放射状に 延設する当接面をさらに備え、該コーティングは、熱可塑性エラストマーで形成 される、高電圧の電化設備のための複合絶縁体を提供する。 さらに詳細には、本発明の複合絶縁体の内部ロッドまたはコアは、所望の絶縁 体および所要の機械的特性を有するいくつの数の好適な材料で形成されてもよい 。典型的には、樹脂コーティングされたファイバ等ファイバ製の中心コアを含む 。従来は、内部ロッドまたはコアは円筒形状である。 外部コーティングは、内部コアに成形され、熱可塑性材料であることが好まし い。熱可塑性材料は、従来、融点が比較的低いためにこれまで利用されなかった 。しかし、本発明の絶縁体の設計は、取り扱いが簡便であり、また再生能力等多 数の利点を備えた熱可塑性材料の使用を許容している。 本発明の好適な実施形態では、絶縁体外部被覆部は、熱可塑性材料で形成され る。従来、かかる熱可塑性材料は、融点が比較的低いためこれまで利用されなか った。しかし、本発明では熱可塑性材料が利用できることが判明している。 熱可塑性エラストマーの好適なタイプは、ポリオレフィン樹脂、オレフィン共 重合体ゴムの配合物を含み、該ゴムは、樹脂基剤において熱硬化ゴムの小分子形 状である。当業者によって理解されるように、難燃化合物等従来の添加物を含有 してもよい。 従来技術において公知のように、外部コーティングは、成形されて、好ましく はこれに複数の間隔を置いた笠を形成する。好適な実施形態では、笠は、略均一 の厚みを有する環状リングとして形成される。従来の絶縁体では、笠は通常円錐 台形の形状を有するが、本発明の実施の際には、笠は略均一な厚みを有する環状 リング形状で比較的薄く形成されてもよい。このリングの厚みは変更してもよく、 たとえば好適な厚さは1.0mmから20mmであり、さらに好適には1.25 mmから10mmである。 従来のように、複合絶縁体は、その一端または両端において端面嵌合部を受け るように適合される。端面嵌合部のタイプは、特定の用途に応じて変更してもよ い。 本発明の実施によると、そしてその好適な実施形態において、絶縁体は、その 外部コーティングが内部長形構造ロッド端部に不足する点で終了している。この コーティングされていないロッド部に端面嵌合部が配置される。端面嵌合部は、 複合絶縁体の中心コアまたは構造ロッド部品を受けるように適合された環状凹部 を便宜に備えてもよい。 好適な実施形態では、この端面嵌合部は、クリンプ作業によって端面嵌合部が 取り付けられると、環状溝を有する表面と構造ロッドの間のインターフェイスが 高められるように複数の環状溝を環状凹部の内部表面に備えている。 本発明によると、外部コーティングと端面嵌合部との間には複数の放射状に延 設した対をなす当接面が設けられている。外部コーティングに対して、1個のか かる放射状に延設した当接面が、内部長形構造ロッドに対してコーティングの終 了点において形成されている。少なくとも1個の次の放射状に延設する当接面を 設けるために、構造ロッドにおける終了点に隣接する外部コーティングに少なく とも1個の環状段が形成されている。 本発明の特に好適な実施形態は、コアと外部コーティングとの間に接着剤を用 いており、この接着剤/充填剤は、好ましくはブチルイソブチルケトンの溶剤中 の塩類アミノのモノマーである。 外部熱可塑性コーティングと端面嵌合部が当接する点では、端面嵌合部の金属 材料で熱可塑性材料の封止を助けるために隣接面にシリコンコーティングを用い てもよい。 このように本発明を全般的に記載してきたが、その実施形態を図示している添 付の図面を以下参照する。 図1は、本発明にかかる複合絶縁体および関連する端面嵌合部の斜視図であり、 図2は、図1の複合絶縁体の一部断面の側面図であり、 図3は、図2に示される端部連結部と絶縁体の間にある相互接続部の詳細図で ある。 図面を参照してさらに詳細に、そしてその参照符号によって、ここで図示され る複合絶縁体には全般的に参照符号10が付されている。複合絶縁体は、その一 端に第1端面嵌合部12と、反対の端部に第2端面嵌合部14を有する。 複合絶縁体10は、電気絶縁材料の長形構造ロッドである中心コア16を含む。 中心コア16の回りには熱可塑性材料の外部コーティング18がある。 外部コーティング18と一体して複数の放射状に延設した笠20が形成されて いる。成形の目的のために、中心コア16を取り巻くコーティングと笠20との 間には全般的に参照符号22を付された輻が設けられており、該輻は、収縮の問 題を回避するために、通常約2mmから6 1/2mmであるとよい。 図3に最もよく見られるように、外部コーティング18は、後述する理由のた めにわずかに膨らんだ側壁部26をその一端に隣接して設けている。この膨らみ によって、コーティング18に形成された環状段28を設け、これによって第1 の略放射状に延設した当接面30が設けられる。外部コーティング18は、図示 される実施形態では、第2環状段32を備えており、これによって第2の放射状 に延設した当接面34を設けている。第3の放射状に延設した当接面36は、中 心コア16に関してコーティング18の終点に形成されている。 端面嵌合部12は、全般的に参照番号38を付された環状の凹部を有する。先 行技術から公知のように、犠牲陽極42を形成しているわずかな拡大部を設けて もよい。図3においてわかるように、端面嵌合部12の内壁には、環状段があり 、外部コーティング18の面30、34および36に当接するように適合される 3個の放射状に延設した当接面を形成している。この三重の封止は、上記記載の ように、接着剤を環状段と当接面に塗布することによってさらに強化される。 複合絶縁体の保持(引っ張り強度)を高めるために、端面嵌合部12は、クリ ンプ作業中に中心コア16の変形によってよりしっかりと把持できるように、凹 部38の回りの内壁に形成された環状リング41を複数有してもよい。 絶縁体は、端面嵌合部12がその位置に配置されると、外部コーティング18 のわずかな変形が生じ、これによって膨張部26が設けられるような大きさであ る。外部コーティング18は熱可塑性材料であるため、向上された封止効果が得 られる。
【手続補正書】特許法第184条の8第1項 【提出日】1998年3月24日(1998.3.24) 【補正内容】 1.第2ページ第1行目のあとに、以下の文章を追加する。 「端面嵌合部が主要構造搬送ロッドに施され、外部被覆部が射出成形されたシ リコーン材料の複合絶縁体を提供することは、フランス特許出願公開第2 58 8 690号から公知である。この製法を用いると、端面嵌合部と成型被覆部の 間に様々なインターロック構成が提供され得る。 また、端面嵌合部が、ロッド端部を強固に圧締するために放射状の変形域を備 えたスリーブ部を有する複合電気絶縁体を提供することも、欧州特許出願公開第 0 617 433号から公知である。 これらの参考文献は、複数の当接面を利用して熱可塑性コーティングを端面嵌 合部と関連して使用し得る構成をいずれも教示していない。」 2.第2ページ第20行目〜第3ページ第6行目を、以下の文章に差し替える。 「本発明の別の態様によると、第1および第2の向かい合う端部を備えた電気 絶縁材料の内部長形構造ロッドと、少なくとも前記第1端部に不足して終了し、 これによってコーティングされていないロッド端部を設けた前記構造ロッドの周 りの外部コーティングと、形成された凹部を備え、前記コーティングされていな いロッド端部が前記凹部に嵌合するように前記構造ロッドの前記第1端部に取り 付けられ、前記外部コーティングの直径より大きい直径を有する端壁を前記凹部 の周りに備えた第1 端面嵌合部とを含み、外部コーティングは、コーティングさ れていないロッド端部に隣接する軸方向に延設した縮小厚み部と、コーティング されていないロッド端部と軸方向に延設した縮小厚み部の間に延設した第1当接 面と、軸方向に延設した縮小厚み部と外部コーティングの間に延設した第2当接 面とを備え、前記端面嵌合部もまた前記第1および第2当接面と当接するように 設計された、前記凹部において形成された対をなす当接面と、前記端面嵌合部の 端壁に隣接して前記外部コーティングに形成され、前記端面嵌合部が前記構造ロ ッドの前記第1端部に取り付けられるときに形成される外側への膨張部とを備え 前記外部コーティングは、熱可塑性エラストマーで形成される構成をコーティ ングされていないロッド端部が有することを特徴とする 、高電圧の電化設備のた めの複合絶縁体を提供する。 さらに詳細には、本発明の複合絶縁体の中間ロッドまたはコアは、所望の絶縁 体および所要の機械的特性を有するいくつの数の好適な材料で形成されてもよい 。典型的には、樹脂コーディングされたファイバ等ファイバ製の中心コアを含む 。従来は、内部ロッドまたはコアは円筒形状である。」 3.第4ページ第25行目から最後まで、以下の文章に差し替える。 「図面を参照してさらに詳細に、そしてその参照符号によって、ここで図示さ れる複合絶縁体には全般的に参照符号10が付されている。複合絶縁体10は、 その一端に第1端面嵌合部12と、反対の端部に第2端面嵌合部14を有する。 複合絶縁体10は、電気絶縁材料の長形構造ロッドである中心コア16を含む 。中心コア16の回りには熱可塑性材料の外部皮膜18がある。 外部皮膜18と一体して複数の放射状に延設した笠20が形成されている。成 形の目的のために、中心コア16を取り巻くコーティングと笠20との間には全 般的に参照符号22を付された輻が設けられており、該輻は、収縮の問題を回避 するために、通常約2mmから6 1/2mmであるとよい。 図3に最もよく見られるように、外部コーティング18は、後述する理由のた めにわずかに膨らんだ側壁部26をその一端に隣接して設けている。この膨らみ によって、コーティング18に形成された環状段28を設け、これによって第1 の略放射状に延設した当接面30が設けられる。外部コーティング18は、図示 される実施形態では、第2環状段または縮小厚み部32を備えており、これによ って直線壁の輪郭である第2の放射状に延設した当接面34を設けている。第3 の放射状に延設した当接面36もまた直線壁の輪郭を有し、中心コア16に対し てコーティング18の終点に形成されている。 端面嵌合部12は、全般的に参照符号38を付された環状の凹部を有する。先 行技術から公知のように、犠牲陽極42を形成しているわずかな拡大部を設けて もよい。図3においてわかるように、端面嵌合部12の内壁は、環状段を内在し 、外部コーティング18の面30、34および36に当接するように適合される 3個の放射状に延設した当接面を形成している。この三重の封止は、上記記載の ように、接着剤を環状段と当接面に塗布することによってさらに強化される。 複合絶縁体の保持(引っ張り強度)を高めるために、端面嵌合部12は、クリ ンプ作業中に中心コア16の変形によってよりしっかりと把持できるように、凹 部38の回りの内壁に形成された環状リング41を複数有してもよい。 絶縁体は、端面嵌合部12がその位置に装着されると、加えられた軸方向の力 によって 外部コーティング18のわずかな変形が生じ、これによって膨張部26 が設けられるような大きさと構成である。外部コーティング18は、熱可塑性材 料であるため、向上された封止効果が得られる。」 4.請求の範囲を以下の文章に差し替える。 「1. 第1および第2の向かい合う端部を備えた電気絶縁材料の内部長形構造 ロッド(16)と、少なくとも前記第1端部に不足して終了し、これによってコ ーティングされていないロッド端部を設けた前記構造ロッド(16)の周りの外 部コーティング(18)と、形成された凹部(38)を備え、前記コーティング されていないロッド端部が前記凹部(38)に嵌合するように前記構造ロッドの 前記第1端部に取り付けられ、前記外部コーティングの直径より大きい直径を有 する端壁を前記凹部(38)の周りに備えた第1端面嵌合部(12)とを含む高 電圧の電化設備のための複合絶縁体(10)において、外部コーティングは、前 記コーティングされていないロッド端部に隣接する軸方向に延設した縮小厚み部 (34)と、コーティングされていないロッド端部と前記軸方向に延設した縮小 厚み部(32)の間に延設した第1当接面(36)と、前記軸方向に延設した縮 小厚み部(32)と前記外部コーティングの間に延設した第2当接面(34)と を備え、前記端面嵌合部もまた前記第1および第2当接面と当接するように設計 された、前記凹部において形成された対をなす当接面と、前記端面嵌合部の端壁 に隣接して前記外部コーティングに形成され、前記端面嵌合部が前記構造ロッド の前記第1端部に取り付けられるときに形成される外側への膨張部(26)とを 備え、前記外部コーティングは、熱可塑性エラストマーで形成される構成を前記 コーティングされていないロッド端部が有することを特徴とする高電圧の電化設 備のための複合絶縁体(10)。 2. 前記コーティングされていないロッド端部は、これに形成された複数の環 状リング(41)を含む、請求の範囲第1項に記載の絶縁体。 3.前記内部ロッドと前記外部コーティングの間に接着剤コーティングをさらに 含む、請求の範囲第1項に記載の絶縁体。 4. 前記端面嵌合部に形成された犠牲陽極(42)を含む、請求の範囲第1項 に記載の絶縁体。 5. 前記接着剤コーティングは、ブチルイソブチルケトンに溶解されるアミノ シランモノマー接着剤を含む、請求の範囲第3項に記載の絶縁体。 6. 前記外部コーティングは、熱可塑性エラストマーで形成され、ポリオレフ ィン樹脂とオレフィン共重合体ゴムの配合物を含み、前記ゴムは、前記樹脂基材 における熱硬化ゴムの小分子の形状である、請求の範囲第1項に記載の絶縁体。 7. 前記笠は、前記コーティングと結合して、2mmから6.5mmの輻を有 する弓部(22)を形成する、請求の範囲第1項に記載の絶縁体。 8. 前記端面嵌合部は、前記外部コーティングの一部(26)が外側に変形さ れて前記外部コーティングと前記端面嵌合部の端壁の間に当接封止嵌合を行うよ うに取り付けられる、請求の範囲第1項に記載の絶縁体。 9. 前記当接面においてシリコン充填剤(シーラント)をさらに含む、請求の 範囲第6項に記載の絶縁体。 10. 前記笠は、1.0mmから20mmの略均一の厚みを有する複数の環状 リングを含む、請求の範囲第8項に記載の絶縁体。 11. 前記環状リングは、1.25mmから10mmの略均一の厚みを有する 、請求の範囲第10項に記載の絶縁体。 12. 前記コーティングは、前記第2端部に不足して終了し、これによってコ ーティングされていない第2ロッド端部を設け、形成された凹部を備えた第2端 面嵌合部は、前記コーティングされていない第2ロッド端部が前記第2端面嵌合 部の前記凹部に嵌合するように前記ロッドの前記第2端部に取り付けられ、前記 外部コーティングは、前記コーティングされていない第2ロッド端部に隣接する 軸方向に延設した第2縮小厚み部と、前記コーティングされていない第2ロッド 端部と前記軸方向に延設した第2縮小厚み部の間に延設した第1当接面と、前記 軸方向に延設した第2縮小厚み部と前記外部コーティングの間に延設した第2当 接面とを備え、前記第2端面嵌合部もまた前記第1および第2当接面と当接する ように前記凹部において形成された対をなす当接面と、前記第2端面嵌合部の前 記端壁に隣接して前記外部コーティングに形成され、前記第2端面嵌合部が前記 構造ロッドの前記第2端部に取り付けられるときに形成される外側への膨張部と を備える、請求の範囲第1項に記載の絶縁体。 13. 前記外部コーティングは、熱可塑性エラストマーで形成され、ポリオレ フィン樹脂とオレフィン共重合体ゴムの配合物を含み、前記ゴムは、前記樹脂基 材における熱硬化ゴムの小分子の形状である、請求の範囲第12項に記載の絶縁 体。」
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Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1. 一対の向かい合う端部を有する電気絶縁材料の内部長形構造ロッドと、前 記構造ロッドの回りの外部コーティングとを含む、端面嵌合部を使用する複合絶 縁体において、前記コーティングは、前記向かい合う端部のそれぞれに隣接して 終了し、これによって前記端面嵌合部が取り付けられるように適合されるコーテ ィングされていないロッド端部を設け、さらに略放射状に延設する当接面を設け、 前記外部コーティングは、これと一体的に形成される放射状に延設する笠を複 数の備え、 前記コーティングは、前記コーティングされていないロッド端部に隣接して形 成される少なくとも第1環状段を備え、これによって第2の略放射状に延設する 当接面を設け、前記両当接面は、前記端部連結部の対をなす表面に当接するよう に設計され、 前記コーティングは、ポリオレフィン樹脂とオレフィン共重合体ゴムとの配合 物を含む熱可塑性エラストマーで形成され、該ゴムは、前記樹脂基剤において熱 硬化ゴムの小分子の形状である、複合絶縁体。 2. 前記外部コーティングは、端面嵌合部を受けるように適合されるその各端 部において形成される環状段を備える、請求の範囲第1項に記載の絶縁体。 3. 前記ロッドは、略円筒形状である、請求の範囲第1項に記載の絶縁体。 4. 前記外部コーティングにおける難燃添加物をさらに含む、請求の範囲第1 項に記載の絶縁体。 5.前記コーティングが終了する点に隣接して形成される環状段をさらに設け、 これによって前記端部連結部の対をなす表面に当接するために3個の略放射状に 延設する当接面を設ける、請求の範囲第1項に記載の絶縁体。 6. 前記当接面のうちの1個は、前記端面嵌合部に形成される犠牲陽極に当接 するように適合される、請求の範囲第5項に記載の絶縁体。 7. 前記笠は、略均一厚み部を有する複数の環状リングを含む、請求の範囲第 1項に記載の絶縁体。 8. 前記リングは、1.0mmから20mmの厚みを有する、請求の範囲第7 項に記載の絶縁体。 9. 前記リングは、1.25mmから10mmの厚みを有する、請求の範囲第 8項に記載の絶縁体。 10. 一対の向かい合う端部を備えた電気絶縁材料の内部長形構造ロッドと、 前記向かい合う端部のそれぞれに隣接して終了し、これによってコーティングさ れていない端部を設け、さらに第1の略放射状に延設した当接面を設けた、前記 構造ロッドの周りの外部コーティングと、形成された凹部を備え、前記コーティ ングされていないロッド端部が前記凹部に嵌合するように前記構造ロッドの一端 に取り付けられた端面嵌合部とを含み、前記外部コーティングは、これと一体的 に形成される放射状に延設した笠を複数備え、前記コーティングは、前記コーテ ィングされていないロッド端部に隣接して形成される少なくとも1個の環状段を 有し、これによって第2の略放射状に延設する当接面を設け、前記端面嵌合部は、 前記コーティングの前記当接面と対をなすように適合される一対の略放射状に延 設する当接面をさらに備え、前記コーティングは、熱可塑性エラストマーで形成 される、高電圧の電気設備のための複合絶縁体。 11. 前記凹部は、前記端面嵌合部に形成され、その内面に形成される環状溝 を複数備える、請求の範囲第10項に記載の絶縁体。 12. 前記内部ロッドと前記外部コーティングの間に接着剤コーティングをさ らに含む、請求の範囲第10項に記載の絶縁体。 13. 前記構造ロッドの向かい合う端部に取り付けられた第2端面嵌合部を含 む、請求の範囲第10項に記載の絶縁体。 14. 前記接着剤コーティングは、ブチルイソブチルケトンに溶解されるアミ ノシランモノマー接着剤を含む、請求の範囲第12項に記載の絶縁体。 15. 前記コーティングは、熱可塑性エラストマーで形成され、ポリオレフィ ン樹脂とオレフィン共重合体ゴムとの配合物を含み、前記ゴムは、前記樹脂基剤 における熱硬化ゴムの小分子の形状である、請求の範囲第10項に記載の絶縁体 。 16. 前記笠は、前記コーティングと結合して2mmから6.5mmの輻を有 する、請求の範囲第10項に記載の絶縁体。 17. 前記端面嵌合部は、前記外部コーティングの一部が外側に変形されて前 記端面嵌合部と前記端面嵌合部の端壁との間に封止嵌合を行うように塗布される 、 請求の範囲第10項に記載の絶縁体。 18. 前記当接面においてシリコン充填剤(シーラント)をさらに含む、請求 の範囲第15項に記載の絶縁体。
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