JPH1097559A - コンピュータ支援作業装置とそのガイダンス編成方法 - Google Patents

コンピュータ支援作業装置とそのガイダンス編成方法

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JPH1097559A
JPH1097559A JP8250301A JP25030196A JPH1097559A JP H1097559 A JPH1097559 A JP H1097559A JP 8250301 A JP8250301 A JP 8250301A JP 25030196 A JP25030196 A JP 25030196A JP H1097559 A JPH1097559 A JP H1097559A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 コンピュータ上で2次元の作図作業を行うC
ADシステム等のコンピュータ支援作業装置のガイダン
スを自動的に編集して操作性を向上させる。 【解決手段】 コンピュータから成る中央処理部からの
出力に基づいて視覚表示装置3上に表示を行い、オペレ
ータによる入力によりコンピュータ上で2次元の作図作
業を行うCADシステム等のコンピュータ支援作業装置
において、中央処理部は、前記視覚表示装置3上にコマ
ンドに対応するメニューを表示するメニュー表示制御手
段1と、さらに、基となるメニューデータを格納するメ
ニューデータ・ファイル4、ユーザが使用したコマンド
の履歴を格納するコマンド履歴ファイル5、ガイダンス
の使用回数を記憶するガイダンス使用頻度ファイル6、
各コマンドの重み付けをするためのコマンド重み定義フ
ァイル7を備え、前記メニュー表示制御手段はメニュー
の使用頻度に求めて対応するガイダンスの内容を編集す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンピュータを利
用して表示画面上で作業を行うコンピュータ支援作業装
置に関し、特に、かかる装置による作業時に表示画面上
に表示されるガイダンスの編成方法に関する。
【0002】
【従来の技術】コンピュータを利用して表示装置の画面
上で2次元の作図などの作業を行うコンピュータ支援装
置として、例えば、コンピュータ支援作図装置であるC
ADシステムがある。かかるシステムは、図面の入力機
能をベースとしたコンピュータによる設計支援システム
であり、図面を作成するユーザからのCAD操作意図を
CADシステムに知らせる為の手段として、一般に、コ
マンドが用いられている。そして、コマンドに対応する
メニューを画面に表示し、同時に、そのコマンドの説明
とコマンドのパラメータの説明とを、いわゆるガイダン
スとして出力表示し、ユーザは、この表示されたガイダ
ンスを基に、メニューを介してCADシステムを使用す
る。
【0003】上述のガイダンスを含むメニューデータ及
びその表示に関しては、一般に、CADシステムの製作
者(一般的にはベンダー)が、その仕様を決定し、作成
し、ユーザに提供している。そして、ユーザは、ベンダ
ーから提供されたガイダンスを含むメニューをそのまま
使用することとなっていた。
【0004】一方、かかるCADシステムの高機能化が
進み、サポートする作画方法のバリエーションを増やし
たり、又は、基本機能を組み合わせた応用コマンドをサ
ポートしたりする為、上記のコマンドはその数が増加す
る傾向にある。そして、このコマンド数の増加に従って
メニュー数も増大し、これに伴い、表示装置の限られた
画面上に全てのメニューを表示する方法として、いわゆ
る階層メニュー表示が考案され、実用されている。そし
て、この階層メニュー表示は、メニューを複数のグルー
プに分割し、そのグループ毎に切り替えて表示する方法
であり、ここでは、グループ切り替え用のメニューを親
メニューと、コマンドに相当するメニューを子メニュー
と呼ばれている。
【0005】一方、CADシステムの操作性は、表示画
面上に表示されるガイダンスの編成により大きく左右さ
れる。例えば、CADシステムの導入時には、オペレー
タは逐一ガイダンスを見ながらコマンドを入力する。そ
のため、この時点では、懇切丁寧なガイダンスがシステ
ムの操作性を高めるために有効である。しかしながら、
一般的に、オペレータの習熟度が向上するに従って、丁
寧なガイダンスは不要となり、懇切丁寧な長文のガイダ
ンスは見難く、かえって操作性を阻害する原因ともな
る。
【0006】そこで、このガイダンスの編成をユーザに
開放し、ユーザ独自のガイダンス構成を可能にする事に
より、システムの操作性を高める事が考えられる。しか
しながら、この方法では、ユーザがCADシステムの起
動以前に、自らガイダンスの編集をしなければならず、
その結果、必ずしも操作性向上に結び付かない場面が出
てくる。かかる問題点の解決策の一つとして、例えば、
CADシステム使用中の表示メニューの動的な切り替え
を目的として、特開平5−181921号公報に記載の
ものが提案されている。これは、CADシステムにおい
て、複数種類のメニュー体系を予め用意しておき、この
複数種類のメニュー体系を動的に切り替えるというもの
である。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
従来技術による方法では、ベンダーが予め用意しておい
た複数のメニュー体系をユーザの指示により動的に切り
替え、これにより、ユーザにとって使い易いメニューを
選択するものであが、ベンダー側では、予め多くのユー
ザのニーズに適した複数のメニュー体系を作成しておく
必要があり、特に、ガイダンスを細かく編集する場合に
は、上記従来の方法では、ベンダー側の負担が大きくな
り、それに伴ってその価格も上昇することとなる。ま
た、ユーザ側では、使用するコマンドの頻度に基づい
て、表示されるガイダンスを自ら切り替えることが必要
となり、煩わしさがつきまとうこととなる。
【0008】そこで、本発明では、上述の従来技術にお
ける問題点に鑑み、ユーザが意識する事なく、そのユー
ザに適した使い易いガイダンスを出力することが可能な
コンピュータ支援装置とそのガイダンス編成方法を提供
することをその目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の目的は、本発明に
よれば、第1に、少なくとも、コンピュータを備えた中
央処理部と、前記中央処理部からの出力に基づいて表示
を行う視覚表示装置と、オペレータによる入出力を行う
入出力装置とを備え、かつ、前記中央処理部は、前記視
覚表示装置上にコマンドに対応するメニューを表示し、
オペレータが前記入出力装置を介して入力作業を行う際
に、前記メニューと共に前記メニューに対応するガイダ
ンスを表示するコンピュータ支援作業装置において、前
記中央処理部は、さらに、前記メニューの使用頻度に基
づいて対応する前記ガイダンスの内容を編集するメニュ
ー表示制御手段を備えているコンピュータ支援作業装置
が提案される。
【0010】また、上記の目的は、本発明によれば、入
力装置からのオペレータによる入力に基づいて、コンピ
ュータを備えた中央処理部からの出力を視覚表示装置上
に表示しながら入力作業を行い、かつ、前記視覚表示装
置上に、オペレータによる入力のためのコマンドに対応
するメニューと、当該メニューに対応するガイダンスを
同時に表示するコンピュータ支援作業装置のガイダンス
編成方法であって、前記メニューの使用頻度に基づいて
対応する前記ガイダンスの内容を編集するコンピュータ
支援作業装置のガイダンス編成方法によっても達成され
る。
【0011】このように、本発明によれば、個々のコマ
ンド及びそのメニューの使用頻度を基にしてガイダンス
を細かく編集し、CADシステムを含むコンピュータ支
援作業装置の操作性を向上させるものである。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態につ
いて、添付の図面を参照しながら説明する。図1は、本
発明のガイダンス編成方法を実施する一実施の形態にな
るコンピュータ支援装置、具体的には、コンピュータ支
援製図装置であるCADシステムに適用した構成を示す
ブロック図である。
【0013】図1に示されるように、本実施の形態にな
るCADシステムは、中央処理部を構成するコンピュー
タよりなるメニュー表示制御手段1、メニューを表示す
るための信号を出力する可視表示出力手段2、例えばC
RT又は液晶表示装置などの表示装置からなる可視表示
出力手段3、やはり上記中央処理部の一部を構成する記
憶装置の一部からなるメニューデータ・ファイル4、コ
マンド履歴ファイル5、ガイダンス使用頻度ファイル
6、そして、コマンド重み定義ファイル7などから構成
されている。また、図には示されていないが、このシス
テムには、さらに、オペレータが入出力を行うための入
出力装置として、キーボード、マウスなどのポインティ
ングディバイス、プリンター等が接続されている。
【0014】かかる構成から成るCADシステムでは、
最初、メニューデータ・ファイル4に格納された基とな
るメニューデータにより、前記メニュー表示制御手段1
は表示するメニューを編集し、可視表示出力手段2を介
して可視表示出力手段3の表示画面上に表示する。一
方、コマンド履歴ファイル5はユーザが使用したコマン
ドの履歴を格納し、ガイダンス使用頻度ファイル6はコ
マンドの使用頻度に従ったガイダンス状態を格納し、コ
マンド重み定義ファイル7はコマンドの重みを格納す
る。その後、前記メニュー表示制御手段1は、これらコ
マンド履歴ファイル5、ガイダンス使用頻度ファイル
6、及び、コマンド重み定義ファイル7を参照しなが
ら、メニューを自動的に編集する。
【0015】次に、図2には、実施の形態になるCAD
システムにおいて、前記メニュー表示制御手段1により
編集されて可視表示出力手段3の表示画面上に表示され
るメニューとそのガイダンスの画面構成12が示されて
いる。この画面構成12では、図からも明らかなよう
に、従来のCADシステムと同じく、親メニュー(ここ
では、P1〜P6)の画面が表示される親メニュー画面
表示領域122、上記親メニューの中から選択された1
つの親メニューに対応する子メニュー(ここでは、C1
〜C16)を表示する子メニュー画面表示領域123、
作成する図面が表示される領域である図面表示領域12
4、そして、オペレータによって選択されたメニューに
対応してそのメニューの内容を文字表示するガイダンス
出力領域121から構成される。
【0016】ところで、本発明では、コマンドの使用頻
度に従って自動的にガイダンスを編集し、使い易く変化
させるものであるが、しかしながら、全てのコマンドを
その対象とする事は、場合によってはむしろ不都合が生
じることがある。例えば、既に作成してある図面を呼び
出すためのコマンド「図面開く」等は、使われる回数は
少ないが、必須な重要コマンドである。そこで、この
「図面開く」コマンドは、その使用頻度とは関わりな
く、使用頻度に従って自動的に編集することなく一定の
内容のガイダンスを出力する事が望まれる。この様に、
画面上に表示されるコマンドによっては、逆に自動編集
される事がその操作性を阻害するものがあり、そこで、
本発明になるCADシステムでは、これを避ける為に、
各々のコマンドに重みを付け、この重みが一定の値以下
のもののみを自動編集の対象とする方式を採用して対策
を講じている。
【0017】なお、このコマンド重み定義10は、上記
のコマンド重み定義ファイル7内に格納されており、そ
の内容は、図3に示すように、各々のコマンドに対する
コマンドコード81(ここでは、I−1、I−2、II
−1、II−2、II−3)と、このコマンドに対する
重み101(ここでは、1、1、0、0、0)が定義さ
れている。すなわち、この例では、コマンドコードが
「I−1」、「I−2」で示されるコマンドは重みが高
く、そのため、自動編集の対象とはならず、コマンドコ
ードが「II−1」、「II−2」「II−3」で示さ
れるコマンドが自動編集の対象となる。
【0018】続いて、図4には、上記メニューデータ・
ファイル4に格納されている基となるガイダンスデータ
8の一例が示されている。このガイダンスデータ8は、
図からも明らかなように、個々のコマンドに対するコマ
ンドコード81(I−1、I−2、II−1、II−
2、II−3)毎に、ガイダンス82を記述したもので
ある。例えば、コマンドコード「I−1」のコマンドに
対しては「貴方の開きたい図面の名称を入力して下さ
い。」、コマンドコード「I−2」のコマンドに対して
は「現在の図面を保存します。よろしいですか?」、コ
マンドコード「II−1」のコマンドに対しては「入力
した位置に点を作成します。」、コマンドコード「II
−2」のコマンドに対しては「入力した2点間に線分を
作成します。」、そして、コマンドコード「II−3」
のコマンドに対しては「入力した3点を通る円を作成し
ます。」との内容が格納されている。
【0019】図5は、上記コマンド履歴ファイル5内に
格納されるコマンド履歴9の一例を示している。このコ
マンド履歴9は、図示のように、個々のコマンドに対す
るコマンドコード81(I−1、I−2、II−1、I
I−2、II−3)毎に、使用回数91が設けられ、ユ
ーザがコマンドを使う度に、該当するコマンドコード8
1の使用回数91を1づつ増やしていくものである。
【0020】最後に、図6には、上記ガイダンス使用頻
度ファイル6内に格納されるガイダンス使用頻度のデー
タの一例が示されている。これはコマンド単位に設定さ
れ、その内容は、5段階の頻度(0.1〜0.3、0.
3〜0.5、0.5〜0.7、0.7〜0.8、0.8
〜1.0)に従って、対応するガイダンス116を記述
したものである。
【0021】ここで、図示のように、コマンドコード8
1が「I−1」のコマンドを例として詳しく説明する。
このコマンドの使用頻度が0.1未満の場合には、基に
なるメニューデータ8の記述通りのメニューに対するガ
イダンス表示となる(上記図4を参照)。すなわち、こ
の例では、ガイダンス82が「貴方の開きたい図面の名
称を入力して下さい。」となる。そして、このコマンド
の使用頻度が0.1を超え0.3未満となった場合に
も、上記と同様、ガイダンスは「貴方の開きたい図面の
名称を入力して下さい。」の記述内容である。
【0022】そして、使用頻度が0.3以上で0.5未
満の場合には、ガイダンスの内容は「開きたい図面の名
称を入力して下さい。」と、使用頻度が0.5以上で
0.7未満の場合には、「図面の名称を入力して下さ
い。」と短く省略されたものなる。更に、使用頻度が増
加し、0.7以上で0.8未満になった場合には、「図
面名称を入力」と、そして、0.8以上になった場合に
は、単に「図面名称」と短縮される。
【0023】以上に述べた本発明のガイダンスの自動編
成方法は、上記メニュー表示制御手段1を構成する中央
処理部のコンピュータにより実行されるようになるが、
その動作の詳細について、図7及び図8のフローチャー
トを使って説明する。最初に、図7により表示メニュー
の自動編成処理のフローチャートを説明すると、この処
理が開始されると、まず、基となるメニューデータを読
み込む処理をする(ステップS131)。
【0024】続いて、コマンドの重みが1か否かを判断
し(ステップS132)、その結果、1でない(NO)
と判定された場合には、処理は次のステップへ移行し、
コマンドの頻度を計算する(ステップS133)。一
方、上記のステップS132において、コマンドの重み
が1である(YES)と判定された場合には、処理は下
記のステップS137へ移行することとなる。すなわ
ち、ここでは、コマンド重み定義10(図3を参照)か
ら、処理コマンドの重み101を取り出し、その重み1
01が「1」であれば処理対象外なのでガイダンスは変
化させない事になる。また、上記のコマンド使用頻度を
計算は、後に図8により示す様に、コマンド履歴9(図
5を参照)を使って行われ、全コマンドの使用回数91
の総和で各処理コマンドの使用回数91を割った値とな
る。
【0025】その後、この計算したコマンドの頻度が最
低頻度未満か否かを判定し(ステップS134)、その
結果、最低頻度未満ではない(NO)と判定された場合
には、さらに、得られた頻度が所定の範囲内にあるか否
かを判定し(ステップS135)、その後、全ての段階
を検索したことを確認する(ステップS136)。ここ
では、例えば、求まった使用頻度が、メニュー使用頻度
11(図6を参照)の該当コマンド内での頻度段階の中
で最低値である0.1未満であれば、そのガイダンスは
変化しない事になる。その後、さらに、全てのコマンド
を検索したことを確認する(ステップS137)。
【0026】一方、上記のステップS132及びS13
4において、コマンドの重みが1であり(YES)、算
出されたコマンドの頻度が最低頻度未満である(YE
S)と判定された場合には、処理は上記のステップS1
37へ移行することとなる。また、上記のステップS1
35において算出した頻度が範囲内である(YES)と
判定された場合にも、処理は、一旦、ガイダンスをダイ
ナミックに変更した(S138)後、上記のステップS
137へ移行することとなる。すなわち、このステップ
S138では、上記ステップS133で計算した頻度が
最低値を超えている場合に、その頻度段階を検索して、
その使用頻度段階での記述通りにガイダンスを編集する
こととなる。
【0027】さらに、上記のステップS136におい
て、全ての段階を検索していない(NO)場合には、処
理は上記のステップS135へ戻り、ステップS137
において、全てのコマンドを検索していない(NO)場
合には、処理は上記のステップS132へ戻って、再び
上記の処理が実行されることとなる。
【0028】次に、添付の図8により、上記図7のステ
ップS133に示したコマンドの頻度計算処理の詳細を
説明する。ここでは、まず、使用回数の合計を「0」に
し(S141)、使用回数合計にコマンド使用回数を加
える(S142)。その後、全てのコマンドを検索した
か否かを判定(S143)した後((NO)場合には、
再び、上記S142へ戻る)、コマンド使用回数を使用
回数合計で割って(コマンド使用回数/使用回数合計)
コマンドの頻度を算出する(S144)。
【0029】なお、上記の実施の形態においては、本発
明を、特に、コンピュータを利用して表示画面上で2次
元の作図を行う2次元作図装置(CADシステム)に適
用したものについてのみ説明したが、本発明はそれのみ
に限定されることなく、例えばワードプロセッサー等
の、その他のコンピュータを利用して表示画面上で作業
を行うコンピュータ支援装置についても適用することが
可能であることは言うまでもない。
【0030】このように、コンピュータ上のCADシス
テムに於いて、基本となるメニューデータと、コマンド
の履歴を格納する手段と、コマンドの重みを格納する手
段と、コマンドの使用頻度に従ったガイダンス状態を格
納する手段と、使用頻度から諸関係一覧を検索して最適
なガイダンスを自動編集する手段とを設ける事で達成さ
れる。このように、関係一覧を設け、この関係一覧をサ
ーチする事でユーザのコマンド使用頻度に合ったガイダ
ンスを自動的に編集する構成としたので、ユーザが全く
意識する事なく使い易く間違い難いガイダンスが出力さ
れ、操作性が大幅に向上する。
【0031】
【発明の効果】上記の詳細な説明からも明らかなよう
に、本発明になるコンピュータ支援装置及びそのガイダ
ンス編成方法によれば、ユーザが使用するコマンドのガ
イダンスが、その使用頻度に対応して、ユーザが意識す
る事なく、自動的に編集されることから、ユーザに適し
た使い易いガイダンスが可能なコンピュータ支援装置を
提供することが可能になり、その作業性も向上するとい
う優れた効果を発揮することとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態になるガイダンス編成方
法を実施するコンピュータ支援装置であるCADシステ
ムの構成を示すブロック図である。
【図2】上記発明のCADシステムにおける画面構成の
一例を示す図である。
【図3】上記発明のCADシステムにおけるコマンド重
み定義ファイルのデータ内容の一例を示す図である。
【図4】上記発明のCADシステムにおけるメニューデ
ータ・ファイルに格納されたデータ内容の一例を示す図
である。
【図5】上記発明のCADシステムにおけるコマンド履
歴ファイル内に格納されるコマンド履歴の一例を示す図
である。
【図6】上記発明のCADシステムにおけるガイダンス
使用頻度ファイル内に格納されるガイダンス使用頻度の
データの一例を示す図である。
【図7】本発明のガイダンス編成方法の手順を示すフロ
ーチャート図である。
【図8】上記ガイダンス編成方法におけるコマンドの使
用頻度を計算する手順の詳細を示すフローチャート図で
ある。
【符号の説明】
1 メニュー表示制御手段 2 可視表示出力手段 3 可視表示装置 4 メニューデータ・ファイル 5 コマンド履歴ファイル 6 ガイダンス使用頻度ファイル 7 コマンド重み定義ファイル 8 メニューデータ 9 コマンド履歴 10 コマンド重み定義 11 ガイダンス使用頻度 12 画面構成

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも、コンピュータを備えた中央
    処理部と、前記中央処理部からの出力に基づいて表示を
    行う視覚表示装置と、オペレータによる入出力を行う入
    出力装置とを備え、かつ、前記中央処理部は、前記視覚
    表示装置上にコマンドに対応するメニューを表示し、オ
    ペレータが前記入出力装置を介して入力作業を行う際
    に、前記メニューと共に前記メニューに対応するガイダ
    ンスを表示するコンピュータ支援作業装置において、前
    記中央処理部は、さらに、前記メニューの使用頻度に基
    づいて対応する前記ガイダンスの内容を編集するメニュ
    ー表示制御手段を備えていることを特徴とするコンピュ
    ータ支援作業装置。
  2. 【請求項2】 前記請求項1に記載したコンピュータ支
    援作業装置において、前記中央処理部は、さらに、前記
    メニューの使用頻度を求めるため、ユーザが使用したコ
    マンドの履歴を格納するコマンド履歴ファイルを備えて
    いることを特徴とするコンピュータ支援作業装置。
  3. 【請求項3】 前記請求項1に記載したコンピュータ支
    援作業装置において、前記中央処理部は、さらに、各コ
    マンドに対してそのガイダンスの内容を編集する際の重
    みを定義するためのコマンド重み定義ファイルを備えて
    いることを特徴とするコンピュータ支援作業装置。
  4. 【請求項4】 前記請求項1に記載したコンピュータ支
    援作業装置において、前記中央処理部は、さらに、コマ
    ンドの使用頻度に従ったガイダンス状態を格納するため
    のガイダンス使用頻度ファイルを備えていることを特徴
    とするコンピュータ支援作業装置。
  5. 【請求項5】 前記請求項1に記載したコンピュータ支
    援作業装置において、前記中央処理部は、さらに、各コ
    マンドの基本となるガイダンスを格納するメニューデー
    タファイルを備えていることを特徴とするコンピュータ
    支援作業装置。
  6. 【請求項6】 前記請求項1乃至請求項5に記載したコ
    ンピュータ支援作業装置は、前記視覚表示装置上で2次
    元の作図作業を行うCADシステムであることを特徴と
    するコンピュータ支援作業装置。
  7. 【請求項7】 入力装置からのオペレータによる入力に
    基づいて、コンピュータを備えた中央処理部からの出力
    を視覚表示装置上に表示しながら入力作業を行い、か
    つ、前記視覚表示装置上に、オペレータによる入力のた
    めのコマンドに対応するメニューと、当該メニューに対
    応するガイダンスを同時に表示するコンピュータ支援作
    業装置のガイダンス編成方法であって、前記メニューの
    使用頻度に基づいて対応する前記ガイダンスの内容を編
    集することを特徴とするコンピュータ支援作業装置のガ
    イダンス編成方法。
  8. 【請求項8】 前記請求項7に記載したコンピュータ支
    援作業装置のガイダンス編成方法において、オペレータ
    により入力されるコマンドに対応するメニューを記憶
    し、この記憶したメニューに基づいて前記メニューの使
    用頻度を算出することを特徴とするコンピュータ支援作
    業装置のガイダンス編成方法。
  9. 【請求項9】 前記請求項7に記載したコンピュータ支
    援作業装置のガイダンス編成方法において、各メニュー
    に対して予め重み設定してガイダンスの内容の編集を選
    択的に行うようにしたことを特徴とするコンピュータ支
    援作業装置のガイダンス編成方法。
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