JPH1097325A - 加圧流動床ボイラにおける蒸気温度制御方法及び装置 - Google Patents
加圧流動床ボイラにおける蒸気温度制御方法及び装置Info
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- JPH1097325A JPH1097325A JP25158096A JP25158096A JPH1097325A JP H1097325 A JPH1097325 A JP H1097325A JP 25158096 A JP25158096 A JP 25158096A JP 25158096 A JP25158096 A JP 25158096A JP H1097325 A JPH1097325 A JP H1097325A
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Abstract
共に蒸気温度のきめの細かい制御を行い得るようにす
る。 【解決手段】 火炉内でベッド材が流動化することによ
り形成される流動床の層温度が層温度上限設定値85と
層温度下限設定値87との間にある場合には、燃料流量
制御弁12の開度を制御して燃料流量を調整することに
より蒸気温度の制御を行い、流動床の層温度が層温度上
限設定値85以上の場合には、流動床の層高を上昇させ
ることにより、又流動床の層温度が層温度下限設定値8
7以下の場合には、前記流動床の層高を下降させること
により、蒸気温度の制御を行う。
Description
下限値の中間の値の場合には、燃料流量により蒸気温度
を制御し、流動床の層温が上下限値に達した場合は、流
動床の層高により蒸気温度を制御し得るようにした加圧
流動床ボイラにおける蒸気温度制御方法及び装置に関す
るものである。
動床ボイラが開発されている。
図7に示されており、図中、1は加圧流動床ボイラであ
る。
を備え、圧力容器2内には、ボイラ本体3、サイクロン
4、ベッド材貯蔵容器5等が格納されている。
を接続して形成した炉壁に囲まれて内部に火炉6が形成
されると共に火炉6内には、蒸発器及び過熱器等の伝熱
部7が収納されており、火炉6の下部には、ボイラ本体
3の炉壁を貫通して火炉6内に燃料8を噴射する燃料噴
射ノズル9が配設されている。
続され、燃料送給管10の圧力容器2外へ延在した部分
には、燃料送給方向上流側から下流側へ向けて燃料ポン
プ11、燃料流量制御弁12が接続されている。
近傍には、多数の噴出孔を有する複数組の散気管14
が、図7の紙面に対して直交する方向へ所定のピッチで
配設されており、圧力容器2内へ送給された圧縮空気1
5は、灰出しホッパ13部の隙間16から散気管14内
へ導入され、散気管14の上部から火炉6内へ吹込まれ
ることにより、火炉6内に収納されている、脱硫剤や砂
等が混合したベッド材17を流動化し得るようになって
いる。
の熱により火炉6内で燃料8が燃焼することにより生じ
且つ伝熱部7や炉壁管内の水や蒸気を加熱した後の燃焼
ガス18を排ガス19として導入するマニホールド20
が、上方へ向けて延在するよう接続されている。
方向へ延在する排ガス管21が接続され、排ガス管21
の先端は、サイクロン4の外周部にサイクロン4外周の
接線方向へ向けて接続されている。
接続され、該排ガス管22は圧力容器2を貫通して外部
へ延在し、その先端は、ガスタービン23に接続されて
いる。而して、ガスタービン23は、マニホールド20
から排ガス管21、サイクロン4、排ガス管22を通っ
て供給された排ガス19により駆動し得るようになって
いる。
ン23に対して接続された発電機24及び圧縮機25を
駆動し得るようになっており、圧縮機25で生成された
圧縮空気15は、圧縮空気送給管27を介し圧力容器2
内へ導入し得るようになっている。
抜出し管28を介してLバルブ29が接続されており、
Lバルブ29の後端には、後端が圧力容器2に接続され
ると共に中途部に注入弁30を備えた圧縮空気注入管3
1が接続されている。
器5から抜出したベッド材17をボイラ本体3へ導入す
るためのベッド材注入管32が接続されており、ベッド
材注入管32の先端はボイラ本体3の下部に接続されて
いる。
ベッド材戻し管33の下端が接続され、ベッド材戻し管
33の先端は、ベッド材貯蔵容器5の頂部近傍に接続さ
れている。又、ベッド材貯蔵容器5の頂部近傍には、中
途部にベッド材貯蔵容器5の内圧を排出するための内圧
排出弁34を備えて圧力容器2外へ延在する内圧排出管
93が接続されている。
蒸気の温度を検出するよう伝熱部7から蒸気タービンへ
至るラインに接続された温度検出器、36はボイラ本体
3内の流動床よりも上方と流動床下部との差圧を検出す
るようボイラ本体3の側部に接続された差圧検出器、3
7,38はボイラ本体3内のベッド材17により形成さ
れる流動床の温度を検出するようボイラ本体3の上下側
部に接続された温度検出器である。
は、ボイラ本体3内には、所定量のベッド材17が収納
されていると共に圧縮空気送給管27から圧力容器2内
に供給された圧縮空気15は隙間16から散気管14を
通ってボイラ本体3内に導入され、ボイラ本体3内で
は、ベッド材17が流動化している。
燃料8は、燃料送給管10を通って燃料噴射ノズル9か
らボイラ本体3内に噴射され、噴射された燃料8はベッ
ド材17等の熱により燃焼して燃焼ガス18が生成さ
れ、燃焼ガス18は火炉6内を上昇しつつ、伝熱部7や
火炉6炉壁の伝熱管内の流体を加熱して蒸気を生成さ
せ、火炉6を通ってボイラ本体3からの排ガス19とし
てマニホールド20へ排出される。
は、マニホールド20から排ガス管21を経てサイクロ
ン4内へ導入され、サイクロン4で石炭燃焼灰や未燃の
石炭粒子を分離され、排ガス管22を通ってガスタービ
ン23へ導入され、排ガス19によりガスタービン23
が駆動される。
電機24が駆動されて発電が行われると共に圧縮機25
が駆動され、圧縮機25で生成した圧縮空気15は、圧
縮空気送給管27を経て圧力容器2内へ導入される。
い蒸気タービンの駆動に供せられる。
れる蒸気の温度を制御する場合には、ボイラ本体3内の
ベッド材17により形成される流動床の層高を制御する
か、或いは燃料噴射ノズル9から火炉6内へ噴射される
燃料8の流量を制御する。
り蒸気の温度を制御する際に蒸気の温度が所定の温度よ
りも低い場合には、注入弁30を開く。そうすると、圧
力容器2内の圧縮空気15は、圧縮空気注入管31を通
ってLバルブ29へ供給され、Lバルブ29からベッド
材注入管32を経てボイラ本体3内へ導入される。この
ため、ベッド材貯蔵容器5内のベッド材17は、ベッド
材抜出し管28を下降し、Lバルブ29、ベッド材注入
管32を経てボイラ本体3内へ導入され、その結果、ボ
イラ本体3内のベッド材17による流動床の層高が所定
高さまで上昇する。
温度を制御する際に蒸気の温度が所定の温度よりも高い
場合には、内圧排出弁34を開いてベッド材貯蔵容器5
内を減圧する。そうすると、ボイラ本体3内とベッド材
貯蔵容器5内との間の圧力差により、ボイラ本体3内の
ベッド材17は、ベッド材戻し管33からベッド材貯蔵
容器5内へ戻され、その結果、ボイラ本体3内のベッド
材17による流動床の層高が所定高さまで下降する。
温度をベッド材17により形成される流動床の層高によ
り制御する場合の蒸気温度制御装置は図8に示されてい
る。
度40と温度検出器35で検出した検出蒸気温度41を
減算して蒸気温度偏差42を求める減算器、43は減算
器39からの蒸気温度偏差42を比例積分して流動床の
補正層高指令44を出力する比例積分調節器、45はボ
イラマスタ指令46に対応して流動床の層高指令47を
出力する関数発生器、48は関数発生器45からの層高
指令47と比例積分調節器43からの補正層高指令44
を加算し、設定層高指令49を求める加算器である。
ド材17(図7参照)により形成される流動床の差圧5
1からh=Δp/γ(ここでhは流動床の層高、Δpは
差圧、γは流動床の比重)により流動床の層高検出値5
2を求める演算器、53は演算器50からの層高検出値
52と加算器48からの設定層高指令49を減算して層
高偏差54を求める減算器、55は減算器53からの層
高偏差54を比例積分処理して弁開閉指令56を求める
比例積分調節器、57は比例積分調節器55からの弁開
閉指令56に基づき注入弁30及び内圧排出弁34に弁
開閉指令58,59を与えるハイローモニタスイッチで
ある。
指令46と層高指令47との関係は図9に示されてい
る。而して、ボイラマスタ指令46とベッド材17によ
り形成される流動床の層高指令47とは比例するため、
関数F1(x)は右上がりの直線となる。
検出器36によりベッド材17(図7参照)により形成
される流動床の差圧51が検出され、検出された差圧5
1は演算器50に与えられて層高検出値52が求めら
れ、求められた層高検出値52は減算器53へ与えられ
る。
は、検出蒸気温度41として減算器39へ与えられ、減
算器39では予め設定された設定蒸気温度40と検出蒸
気温度41が減算されて蒸気温度偏差42が求められ、
求められた蒸気温度偏差42は比例積分調節器43で比
例積分処理されたうえ補正層高指令44として加算器4
8へ与えられる。
対応して関数発生器45から与えられた層高指令47と
前記比例積分調節器43からの補正層高指令44が加算
されて設定層高指令49が求められ、該設定層高指令4
9は減算器53へ与えられ、減算器53では加算器48
からの設定層高指令49と演算器50からの層高検出値
52が減算されて層高偏差54が求められ、該層高偏差
54は比例積分調節器55で比例積分調節されたうえ弁
開閉指令56としてハイローモニタスイッチ57に与え
られる。
2よりも大きい場合には、ハイローモニタスイッチ57
から注入弁30へ弁開閉指令58が与えられ、注入弁3
0が開く。このため、図7で説明したように、圧力容器
2内の圧縮空気15は圧縮空気注入管31から注入弁3
0を通ってLバルブ29へ送給される。
材17はベッド材抜出し管28からLバルブ29内へ導
入され、圧縮空気15に同伴されてベッド材注入管32
から火炉6内へ供給される(図7参照)。而して、層高
偏差54が零になれば、ハイローモニタスイッチ57か
らの弁開閉指令58により注入弁30は閉止し、火炉6
内における流動床の層高は、ボイラマスタ指令46及び
検出蒸気温度41に対応した所定の高さに制御される。
大きい場合には、ハイローモニタスイッチ57から内圧
排出弁34へ弁開閉指令59が与えられ、内圧排出弁3
4が開く。このため、ベッド材貯蔵容器5の内圧は大気
圧に減圧され、火炉6内との圧力差により火炉6内のベ
ッド材17はベッド材戻し管33を通ってベッド材貯蔵
容器5へ戻される。而して、層高偏差54が零になれ
ば、ハイローモニタスイッチ57からの弁開閉指令59
により内圧排出弁34は閉止し、火炉6内における流動
床の層高は、所定の高さに制御される。
を火炉6へ供給される燃料の流量により制御する場合の
蒸気温度制御装置は図10に示されている。
温度40と温度検出器35で検出した検出蒸気温度41
を減算して蒸気温度偏差61を求める減算器、62は減
算器60からの蒸気温度偏差61を比例積分して流動床
の補正層温度指令63を求める比例積分調節器、64は
流動床の層温度指令65(通常は850℃)を出力する
設定器、66は設定器64からの層温度指令65と比例
積分調節器62からの補正層温度指令63を加算して設
定層温度指令67を求める加算器である。
た流動床の層温度69,70を処理して平均検出層温度
71を求める演算器、72は演算器68からの平均検出
層温度71と加算器66からの設定層温度指令67を減
算して層温度偏差73を求める減算器、74は減算器7
2からの層温度偏差73を比例積分して補正燃料流量指
令75を求める比例積分調節器、76はボイラマスタ指
令46に対応して火炉6内へ噴射される燃料8の燃料流
量指令77を出力する関数発生器、78は関数発生器7
6からの燃料流量指令77と比例積分調節器74からの
補正燃料流量指令75を加算して合計燃料流量指令79
を求める加算器、80は加算器78からの合計燃料流量
指令79を比例積分処理して弁開度指令81を求め、燃
料流量制御弁12へ与えるようにした比例積分調節器で
ある。
指令46と燃料流量指令77の関係は、図11に示され
ている。而して、ボイラマスタ指令46と燃料流量指令
77は比例するため関数F2(x)は右上りの直線とな
る。
検出器37,38により、ベッド材17(図7参照)に
より形成される流動床の温度が検出され、検出された層
温度69,70は演算器68に与えられて平均検出層温
度71が求められ、求められた平均検出層温度71は減
算器72へ与えられる。
検出蒸気温度41として減算器60へ与えられ、減算器
60では予め設定された設定蒸気温度40と検出蒸気温
度41が減算されて蒸気温度偏差61が求められ、該蒸
気温度偏差61は比例積分調節器62で比例積分処理さ
れたうえ補正層温度指令63として加算器66へ与えら
れる。
た層温度指令65と比例積分調節器62からの補正層温
度指令63が加算されて設定層温度指令67が求めら
れ、該設定層温度指令67は減算器72に与えられる。
定層温度指令67が減算されて層温度偏差73が求めら
れ、該層温度偏差73は比例積分調節器74で比例積分
処理されて補正燃料流量指令75が求められ、補正燃料
流量指令75は、加算器78へ与えられる。
対応して関数発生器76から与えられた燃料流量指令7
7と比例積分調節器74からの補正燃料流量指令75が
加算されて合計燃料流量指令79が求められ、該合計燃
料流量指令79は比例積分調節器80で比例積分処理さ
れて弁開度指令81が求められ、該弁開度指令81は燃
料流量制御弁12に与えられ、而して燃料流量制御弁1
2開度は、ボイラマスタ指令46及び設定蒸気温度40
に対応した所定の開度に制御される。
動床の層高により蒸気温度を制御する場合、例えば流動
床の層高を上昇させる際には間歇的に注入弁30を開閉
し、流動床の層高を下降させる際には間歇的に内圧排出
弁34を開閉する。
もパルス的に間歇的に行われ、連続的に行われないた
め、蒸気温度偏差42が1℃のように極く僅かの場合に
は、ベッド材17の増減により蒸気温度偏差42を零に
することは困難である。
より蒸気温度を制御する場合には、燃料流量は連続的に
制御することができるため蒸気温度偏差42が極く僅か
な場合でも正確に蒸気温度の制御を行うことができる。
しかし、流動床の層温度が高過ぎると火炉を損傷させて
しまい、流動床の層温度が低過ぎると燃料8の燃焼が不
可能になってしまうため、流動床の層温度には上下限の
制約があり、燃料8の流量を無制限に動かすことはでき
ない。
度を所定の範囲内になるように制御すると共に蒸気温度
偏差が極く僅かな場合でも正確に蒸気温度偏差が零とな
るよう蒸気温度のきめの細かい制御を行い得るようにす
ることを目的としてなしたものである。
床ボイラの火炉内に形成された流動床の層温度が上限設
定値と下限設定値との間にある場合には、火炉内へ供給
される燃料の流量を調整することにより加圧流動床ボイ
ラで生成される蒸気の温度を制御し、流動床の層温度が
上限設定値以上の場合には前記流動床の層高を上昇させ
ることにより前記蒸気の温度を制御し、流動床の層温度
が下限設定値以下の場合には前記流動床の層高を下降さ
せることにより前記蒸気の温度を制御するものである。
昇に伴い火炉内へ供給する燃料を増加させると良い。
内に形成された流動床の層温度が上限設定値と下限設定
値との間にある場合に、前記火炉内へ燃料を供給するた
めのラインに設けた燃料流量制御弁の開度若しくは燃料
ポンプの回転数を調整するようにした手段と、前記流動
床の層温度が上限設定値以上になった場合に、ベッド材
をベッド材貯蔵容器から火炉内へ送給するためのライン
に設けた注入弁を開閉するようにした手段と、前記流動
床の層温度が下限設定値以下になった場合に、ベッド材
が火炉からベッド材戻しラインを介して戻されるベッド
材貯蔵容器の内圧を排出する内圧排出弁を開閉するよう
にした手段を設けたものである。
昇させる際に検出された蒸気温度と設定された蒸気温度
の偏差を処理して得られた補正層高指令に対応して燃料
流量制御弁を開くか或いは燃料ポンプの回転数を上昇さ
せる手段を設けると良い。
成した蒸気の検出温度と設定した蒸気温度の偏差を処理
して流動床の補正層温度指令を求め出力する第1の調節
器と、前記補正層温度指令と設定された層温度指令を加
算して設定層温度指令を求め出力する第1の加算器と、
前記設定層温度指令が上限設定値と下限設定値との間に
ある場合には設定層温度指令を出力し、設定層温度指令
が上限設定値以上或いは下限設定値以下の場合は上限設
定値或いは下限設定値を設定層温度指令として出力する
上下限信号制限器と、前記設定層温度指令と上下限信号
制限器からの出力の偏差を求め、該偏差が零でない場合
には調節器作動指令を出力する偏差信号ハイローモニタ
スイッチと、流動床の検出層温度と前記設定層温度指令
の偏差を処理して補正燃料流量指令を求め出力する第2
の調節器と、ボイラマスタ指令により定まる流動床の層
高指令に対応した燃料流量指令と前記補正燃料流量指令
を加算して合計燃料流量指令を求め出力する第2の加算
器と、前記合計燃料流量指令を処理して指令を求め、該
指令により燃料を火炉へ送給するラインに設けた燃料流
量制御弁の開度若しくは燃料ポンプの回転数を制御する
第3の調節器と、前記蒸気の検出温度と設定蒸気温度の
偏差を処理して補正層高指令を求め出力する第4の調節
器と、前記補正層高指令とボイラマスタ指令に対応した
層高指令を加算して設定層高指令を求め出力する第3の
加算器と、検出された流動床の層高と前記設定層高指令
の偏差を処理すると共に前記調節器作動指令が与えられ
たら弁開閉指令を出力する第5の調節器と、前記弁開閉
指令を基に、ベッド材貯蔵容器内のベッド材をベッド材
注入ラインから火炉内へ送給する際に圧縮空気注入ライ
ンに設けた注入弁を開く指令を出力し、又ベッド材を火
炉からベッド材戻しラインを介しベッド材貯蔵容器へ戻
す際にベッド材貯蔵容器の内圧排出弁を開く指令を出力
するハイローモニタスイッチを設けたものである。
した燃料流量指令を出力する関数発生器から第2の加算
器へ至る送給ラインに、前記燃料流量指令と第4の調節
器からの補正層高指令に対応した補正燃料流量指令を加
算して別の燃料流量指令を求め該燃料流量指令を前記第
2の加算器へ与える第4の加算器を設けると良い。
設定値と下限設定値の間にある場合は、火炉内に供給さ
れる燃料の流量が制御され、流動床の温度が上限設定値
以上或いは下限設定値以下の場合は流動床の層高が調整
されるため、流動床の層温度を常に所定の範囲に入るよ
うにすることができると共に蒸気温度偏差が零となるよ
う、きめの細かい制御を行うことができる。
炉内へ供給する燃料を増加させるようにしたり、或いは
流動床の層高を上昇させる際に検出された蒸気温度と設
定された蒸気温度の偏差を処理して得られた補正層高指
令に対応して燃料流量制御弁を開くか或いは燃料ポンプ
の回転数を上昇させる手段を設けたり、若しくは流動床
の層高指令に対応した燃料流量指令を出力する関数発生
器から第2の加算器へ至る送給ラインに、前記燃料流量
指令と第4の調節器からの補正層高指令に対応した補正
燃料流量指令を加算して別の燃料流量指令を求め該燃料
流量指令を前記第2の加算器へ与える第4の加算器を設
けた場合には、流動床の層高を上昇させる際に流動床の
層温度低下が大きくならず、蒸気温度の制御性が向上す
る。
図面を参照しつつ説明する。
である。
8、10に示す蒸気温度制御装置を組み合せたものであ
るので、図8、10と同一部分には同一の符号を付して
説明を省略するものとし、以下の説明では本実施の形態
例において特に付加した部分を主体として、図7をも参
照しつつ説明する。
高指令47に対応した燃料流量指令77を加算器78へ
与えるようにした関数発生器である。而して、関数発生
器82に入力される流動床の層高指令47と燃料流量指
令77とは比例関係にあるため関数F3(x)は右上り
の直線となる。
温度指令67を送給するラインの中途部に設けた上下限
信号制限器、84は上下限信号制限器83へ流動床の層
温度上限設定値85(通常は870℃)を設定する設定
器、86は上下限信号制限器83へ流動床の層温度下限
設定値87(通常は800℃)を設定する設定器、88
は上下限信号制限器83に対し並列に接続された偏差信
号ハイローモニタスイッチ88であり、偏差信号ハイロ
ーモニタスイッチ88では、加算器66からの設定層温
度指令67と上下限信号制限器83からの設定層温度指
令67’を減算して設定層温度指令偏差を求め、該設定
層温度指令偏差の絶対値が零よりも大きい場合には偏差
信号ハイローモニタスイッチ88から比例積分調節器5
5へ比例積分調節器作動指令89を与え得るようになっ
ている。
る。
出器35で検出された検出蒸気温度41は、減算器3
9,60へ与えられ、減算器39,60では、夫々設定
蒸気温度40と検出蒸気温度41が減算されて蒸気温度
偏差42,61が求められ、該蒸気温度偏差42,61
は比例積分調節器43,62へ与えられ、比例積分調節
器43では蒸気温度偏差42が比例積分処理されて補正
層高指令44が求められ、該補正層高指令44は加算器
48へ与えられ、比例積分調節器62では蒸気温度偏差
61が比例積分処理されて補正層温度指令63が求めら
れ、該補正層温度指令63は加算器66へ与えられる。
器45から出力された層高指令47は加算器48及び関
数発生器82へ与えられ、加算器48では層高指令47
と補正層高指令44が加算されて設定層高指令49が求
められ、該設定層高指令49は減算器53に与えられ、
関数発生器82からは層高指令47に対応した燃料流量
指令77が出力されて加算器78に与えられる。
の補正層温度指令63と設定器64からの層温度指令6
5が加算されて設定層温度指令67が求められ、該設定
層温度指令67は上下限信号制限器83及び偏差信号ハ
イローモニタスイッチ88へ与えられる。
えられた設定層温度指令67が設定器84により上下限
信号制限器83へ設定された層温度上限設定値85より
も低く、設定器86により上下限信号制限器83へ設定
された層温度下限設定値87よりも高い場合には、設定
層温度指令67が上下限信号制限器83から減算器72
及び偏差信号ハイローモニタスイッチ88へ与えられ、
設定層温度指令67が層温度上限設定値85よりも高い
場合には、層温度上限設定値85が設定層温度指令6
7’として上下限信号制限器83から減算器72及び偏
差信号ハイローモニタスイッチ88へ与えられ、設定層
温度指令67が層温度下限設定値87よりも低い場合に
は、層温度下限設定値87が設定層温度指令67’とし
て上下限信号制限器83から減算器72及び偏差信号ハ
イローモニタスイッチ88へ与えられる。
は、加算器66からの設定層温度指令67と上下限信号
制限器83からの設定層温度指令67’が減算されて設
定層温度指令偏差が求められ、該設定層温度指令偏差が
零の場合は、偏差信号ハイローモニタスイッチ88から
比例積分調節器作動指令89は出力されないが、設定層
温度指令偏差の絶対値が零より大きい場合すなわち、設
定層温度指令67が層温度上限設定値85よりも高いか
或いは設定層温度指令67’が層温度下限設定値87よ
りも低い場合には、偏差信号ハイローモニタスイッチ8
8から比例積分調節器55へ比例積分調節器作動指令8
9が与えられる。
動床の層温度69,70は、演算器68で処理されて平
均検出層温度71が求められ、該平均検出層温度71は
減算器72へ与えられ、減算器72では設定層温度指令
67,67’と平均検出層温度71が減算されて層温度
偏差73が求められ、該層温度偏差73は比例積分調節
器74で比例積分処理されて補正燃料流量指令75が求
められ、該補正燃料流量指令75は加算器78に与えら
れ、加算器78では燃料流量指令77と補正燃料流量指
令75が加算されて合計燃料流量指令79が求められ
る。
令79は比例積分調節器80で比例積分処理されて弁開
度指令81が求められ、該弁開度指令81は燃料流量制
御弁12へ与えられる。
層温度71が上限値(870℃)よりも低く、下限値
(800℃)よりも高い場合には、偏差信号ハイローモ
ニタスイッチ88からは比例積分調節器作動指令89が
出力されないため、比例積分調節器55は作動せず、従
って比例積分調節器55の出力は零である。
閉止した状態を持続し、燃料流量制御弁12は比例積分
調節器80からの弁開度指令81によって所定の開度に
制御され、従ってボイラから流出した蒸気温度は、燃料
8の流量によってのみ所定の温度に制御される。
1が上限値(870℃)以上か或いは下限値(800
℃)以下の場合は、偏差信号ハイローモニタスイッチ8
8で求められる設定層温度偏差指令の絶対値は零よりも
大きくなるため、偏差信号ハイローモニタスイッチ88
からは比例積分調節器作動指令89が出力されて比例積
分調節器55に与えられ、比例積分調節器55からは弁
開閉指令56が出力されるようになっている。
床よりも上方と流動床下部の差圧51は演算器50で処
理されて流動床の層高検出値52が求められ、該層高検
出値52は減算器53へ与えられ、減算器53では、設
定層高指令49と層高検出値52が減算されて層高偏差
54が求められ、該層高偏差54は比例積分調節器55
で比例積分処理され、弁開閉指令56としてハイローモ
ニタスイッチ57へ与えられる。
70℃)以上の場合は、ハイローモニタスイッチ57か
ら注入弁30へ弁開閉指令58が与えられ、注入弁30
が開く。このため、図7に示すベッド材貯蔵容器5内の
ベッド材17は、注入弁30を通ってLバルブ29へ送
給された圧縮空気15に同伴され、ベッド材注入管32
から火炉6内へ送給され、その結果、流動床の層高は所
定の高さに制御される。
以下の場合は、ハイローモニタスイッチ57から内圧排
出弁34へ弁開閉指令59が与えられて内圧排出弁34
が開き図7に示すベッド材貯蔵容器5内の圧力は大気圧
となる。このため、図7に示す火炉6内のベッド材17
は火炉6とベッド材貯蔵容器5の差圧により、ベッド材
戻し管33を経てベッド材貯蔵容器5内へ戻され、流動
床の層高は所定の高さに制御される。
号制限器83から出力される設定層温度指令67’は、
層温度上限設定値85又は層温度下限設定値87である
ため、設定層温度指令67’は一定の固定値となり、従
って燃料流量制御弁12は一定の固定値である設定層温
度指令67’により開度制御される。
H1,H2,H3(H1<H2<H3)ごとの燃料流量
と流動床の層温度との関係は図3に示されている。
っている場合に流動床の層温度が層温度上限設定値と層
温度下限設定値との間にある間は、燃料流量を増加させ
ることにより蒸気温度の制御を行い、流動床の層温度が
層温度上限設定値に達したら層高をH3に上昇させ、更
に燃料流量を増加させることにより蒸気温度の制御を行
うことを示している。
せる場合、流動床の層温度が一時的に低下し、しかる後
上昇しているが、これは、層高を上昇させるために供給
されたベッド材17の温度が低く、該ベッド材17が加
熱されるまでに時間遅れがあるためである。
ば、流動床の層温度を常に所定の範囲に入るようにする
ことができると共に蒸気温度偏差が零となるようきめの
細かい制御を行うことができる。
であり、図4中、図1に示すものと同一のものには同一
の符号が付してある。
加算器78との間に設置した加算器、91は比例積分調
節器43から与えられた補正層高指令44に対応して補
正燃料流量指令92を加算器90へ与えるようにした関
数発生器であり、加算器90では関数発生器82からの
燃料流量指令77と関数発生器91からの補正燃料流量
指令92を加算して燃料流量指令77’を求め、該燃料
流量指令77’を加算器78へ与え得るようになってい
る。
44と補正燃料流量指令92は比例関係にあるため図5
に示すごとく関数F4(x)は右上りの直線となる。
て、流動床の層高指令47に対応して関数発生器82か
ら出力された燃料流量指令77に補正層高指令44に対
応して関数発生器91から出力された補正燃料流量指令
92が加算されて燃料流量指令77’が求められ、該燃
料流量指令77’は加算器78に与えられ、加算器78
で燃料流量指令77’と補正燃料流量指令75を加算し
て得られた合計燃料流量指令79を基に燃料流量制御弁
12の開度が制御される。
算器78では、補正燃料流量指令92の分だけ合計燃料
流量指令79が増加する結果、例えば図6に示すごとく
層高がH2からH3へ上昇するような場合にも、燃料流
量制御弁12の開度は徐々に大きくなり、従って火炉6
へ供給される燃料8の流量は徐々に増すため図1の場合
に比較して流動床の層温度の落ち込みが少く、従って層
高をあげた場合にも安定した蒸気温度の制御へ迅速に移
行することができる。
は、例えば蒸気温度の低下に伴い流動床の層高が上昇
し、ボイラ収熱が増加して蒸気温度が設定値に向け上昇
するが、同時に燃料流量を増やさないと、図3のイに示
すごとく流動床の層温度は一時的に低下してしまう。
上昇し、これに伴い流動床の層温が低下し、しかる後層
温度上限設定値に向け層温が上昇するよう燃料流量が増
加するが、この動作は迅速には行われず、蒸気温度が設
定値に達するまでに時間遅れがある。
層高指令44に基づく補正燃料流量指令92を関数発生
器82からの燃料流量指令77に加算して得られた燃料
流量指令77’により燃料流量制御弁12の開度を調整
するようにしているため、層高をH2からH3へ上昇さ
せる中途の段階においても、燃料流量は増加し、従って
層高を上昇させる場合の層温度の低下は図6のロに示す
ごとく、あまり大きくなく、このため、蒸気温度が設定
値に達するまでの時間遅れが少く、蒸気温度の制御性が
向上する。
の形態例の場合と同様、流動床の層温度を常に所定の範
囲に入るようにすることができると共に蒸気温度偏差が
零となるようきめの細かい制御を行うことができる。
流量の制御を燃料流量制御弁により行う場合について説
明したが、燃料ポンプの回転数を制御することにより行
うこともできること、その他、本発明の要旨を逸脱しな
い範囲内で種々変更を加え得ること、等は勿論である。
温度制御方法及び装置によれば、請求項1〜6の何れに
おいても火炉に形成される流動床の層温度を常に所定の
範囲に入るようにすることができると共に蒸気温度偏差
が零となるよう、きめの細かい制御を行うことができ、
加えて請求項2、4、6の場合は流動床の層高を上昇さ
せる際に生じる層温の低下を防止することができ、より
一層良好な制御性を得ることができる、等種々の優れた
効果を奏し得る。
図である。
る第3の関数発生器に入力される層高指令と燃料流量指
令との関係を示すグラフである。
燃料流量と流動床の層温度との関係を示すグラフであ
る。
ク図である。
生器に入力される補正層高指令と補正燃料流量指令の関
係を示すグラフである。
燃料流量と流動床の層温度との関係を示すグラフであ
る。
の関数発生器に入力されるボイラマスタ指令と層高指令
との関係を示すグラフである。
数発生器に入力されるボイラマスタ指令と燃料流量指令
の関係を示すグラフである。
ン) 32 ベッド材注入管(ベッド材注入ライン)(ライ
ン) 33 ベッド材戻し管(ベッド材戻しライン) 34 内圧排出弁 40 設定蒸気温度(蒸気温度) 41 検出蒸気温度(検出温度)(蒸気温度) 42 蒸気温度偏差(偏差) 43 比例積分調節器(第4の調節器) 44 補正層高指令 46 ボイラマスタ指令 47 層高指令 48 加算器(第3の加算器)(手段) 49 設定層高指令 52 層高検出値(層高) 54 層高偏差(偏差) 55 比例積分調節器(第5の調節器) 56 弁開閉指令 57 ハイローモニタスイッチ(手段) 58,59 弁開閉指令(指令) 61 蒸気温度偏差(偏差) 62 比例積分調節器(第1の調節器) 63 補正層温度指令 65 層温度指令 66 加算器(第1の加算器) 67,67’ 設定層温度指令(出力) 71 平均検出層温度(検出層温度) 73 層温度偏差(偏差) 74 比例積分調節器(第2の調節器)(手段) 75 補正燃料流量指令 77,77’ 燃料流量指令 78 加算器(第2の加算器)(手段) 79 合計燃料流量指令 80 比例積分調節器(第3の調節器)(手段) 81 弁開度指令(指令) 82 関数発生器 83 上下限信号制限器 85 層温度上限設定値(上限設定値) 87 層温度下限設定値(下限設定値) 88 偏差信号ハイローモニタスイッチ 89 比例積分調節器作動指令(調節器作動指令) 90 加算器(第4の加算器)(手段) 92 補正燃料流量指令
Claims (6)
- 【請求項1】 加圧流動床ボイラの火炉内に形成された
流動床の層温度が上限設定値と下限設定値との間にある
場合には、火炉内へ供給される燃料の流量を調整するこ
とにより加圧流動床ボイラで生成される蒸気の温度を制
御し、流動床の層温度が上限設定値以上の場合には前記
流動床の層高を上昇させることにより前記蒸気の温度を
制御し、流動床の層温度が下限設定値以下の場合には前
記流動床の層高を下降させることにより前記蒸気の温度
を制御することを特徴とする加圧流動床ボイラにおける
蒸気温度制御方法。 - 【請求項2】 流動床の層高の上昇に伴い火炉内へ供給
する燃料を増加させる請求項1に記載の加圧流動床ボイ
ラにおける蒸気温度制御方法。 - 【請求項3】 加圧流動床ボイラの火炉内に形成された
流動床の層温度が上限設定値と下限設定値との間にある
場合に、前記火炉内へ燃料を供給するためのラインに設
けた燃料流量制御弁の開度若しくは燃料ポンプの回転数
を調整するようにした手段と、 前記流動床の層温度が上限設定値以上になった場合に、
ベッド材をベッド材貯蔵容器から火炉内へ送給するため
のラインに設けた注入弁を開閉するようにした手段と、 前記流動床の層温度が下限設定値以下になった場合に、
ベッド材が火炉からベッド材戻しラインを介して戻され
るベッド材貯蔵容器の内圧を排出する内圧排出弁を開閉
するようにした手段を設けたことを特徴とする加圧流動
床ボイラにおける蒸気温度制御装置。 - 【請求項4】 流動床の層高を上昇させる際に検出され
た蒸気温度と設定された蒸気温度の偏差を処理して得ら
れた補正層高指令に対応して燃料流量制御弁を開くか或
いは燃料ポンプの回転数を上昇させる手段を設けた請求
項3に記載の加圧流動床ボイラにおける蒸気温度制御装
置。 - 【請求項5】 加圧流動床ボイラで生成した蒸気の検出
温度と設定した蒸気温度の偏差を処理して流動床の補正
層温度指令を求め出力する第1の調節器と、 前記補正層温度指令と設定された層温度指令を加算して
設定層温度指令を求め出力する第1の加算器と、 前記設定層温度指令が上限設定値と下限設定値との間に
ある場合には設定層温度指令を出力し、設定層温度指令
が上限設定値以上或いは下限設定値以下の場合は上限設
定値或いは下限設定値を設定層温度指令として出力する
上下限信号制限器と、 前記設定層温度指令と上下限信号制限器からの出力の偏
差を求め、該偏差が零でない場合には調節器作動指令を
出力する偏差信号ハイローモニタスイッチと、 流動床の検出層温度と前記設定層温度指令の偏差を処理
して補正燃料流量指令を求め出力する第2の調節器と、 ボイラマスタ指令により定まる流動床の層高指令に対応
した燃料流量指令と前記補正燃料流量指令を加算して合
計燃料流量指令を求め出力する第2の加算器と、 前記合計燃料流量指令を処理して指令を求め、該指令に
より燃料を火炉へ送給するラインに設けた燃料流量制御
弁の開度若しくは燃料ポンプの回転数を制御する第3の
調節器と、 前記蒸気の検出温度と設定蒸気温度の偏差を処理して補
正層高指令を求め出力する第4の調節器と、 前記補正層高指令とボイラマスタ指令に対応した層高指
令を加算して設定層高指令を求め出力する第3の加算器
と、 検出された流動床の層高と前記設定層高指令の偏差を処
理すると共に前記調節器作動指令が与えられたら弁開閉
指令を出力する第5の調節器と、 前記弁開閉指令を基に、ベッド材貯蔵容器内のベッド材
をベッド材注入ラインから火炉内へ送給する際に圧縮空
気注入ラインに設けた注入弁を開く指令を出力し、又ベ
ッド材を火炉からベッド材戻しラインを介しベッド材貯
蔵容器へ戻す際にベッド材貯蔵容器の内圧排出弁を開く
指令を出力するハイローモニタスイッチを設けたことを
特徴とする加圧流動床ボイラにおける蒸気温度制御装
置。 - 【請求項6】 流動床の層高指令に対応した燃料流量指
令を出力する関数発生器から第2の加算器へ至る送給ラ
インに、前記燃料流量指令と第4の調節器からの補正層
高指令に対応した補正燃料流量指令を加算して別の燃料
流量指令を求め該燃料流量指令を前記第2の加算器へ与
える第4の加算器を設けた請求項3に記載の加圧流動床
ボイラにおける蒸気温度制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25158096A JP3794074B2 (ja) | 1996-09-24 | 1996-09-24 | 加圧流動床ボイラにおける蒸気温度制御方法及び装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25158096A JP3794074B2 (ja) | 1996-09-24 | 1996-09-24 | 加圧流動床ボイラにおける蒸気温度制御方法及び装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1097325A true JPH1097325A (ja) | 1998-04-14 |
JP3794074B2 JP3794074B2 (ja) | 2006-07-05 |
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Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP25158096A Expired - Fee Related JP3794074B2 (ja) | 1996-09-24 | 1996-09-24 | 加圧流動床ボイラにおける蒸気温度制御方法及び装置 |
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JP (1) | JP3794074B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN114046528A (zh) * | 2021-11-02 | 2022-02-15 | 中国船舶重工集团公司第七0三研究所 | 一种锅炉燃油温度控制方法 |
-
1996
- 1996-09-24 JP JP25158096A patent/JP3794074B2/ja not_active Expired - Fee Related
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