JPH1097008A - 画像露光装置 - Google Patents

画像露光装置

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JPH1097008A
JPH1097008A JP24968396A JP24968396A JPH1097008A JP H1097008 A JPH1097008 A JP H1097008A JP 24968396 A JP24968396 A JP 24968396A JP 24968396 A JP24968396 A JP 24968396A JP H1097008 A JPH1097008 A JP H1097008A
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JP
Japan
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exposure
photosensitive material
image
light
light source
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JP24968396A
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English (en)
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Futoshi Yoshida
太 吉田
Tomonobu Nishio
朋宣 西尾
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Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 デジタル露光及びアナログ露光の両方の露光
系を備え、装置の設置スペースを拡大することなく、必
要に応じて適切な露光系で画像を感光材料へ露光する。 【解決手段】 案内プレート270の上方を本体とは着
脱可能なユニットとし、デジタル露光部176とアナロ
グ露光部とを選択的に装填するようにしたため、1台の
画像記録装置でデジタル露光とアナログ露光の2タイプ
の露光が可能となり、それぞれ別の装置を設置するより
も、装置の設置スペースを縮小することができる。アナ
ログ露光部は、取り外されたデジタル露光部176のケ
ーシング10の代わりに装着される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像を感光材料に
露光し、画像を得るための画像露光装置に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】現在、
画像記録装置では、デジタル露光系を搭載したものが多
く開発されている。一般にデジタル露光系では、半導体
レーザから出力される光ビームに画像データをのせ、ポ
リゴンミラーを高速回転させることで、この光ビームを
偏向すると共に(主走査)、ガルバノミラー等でポリゴ
ンミラーで反射された光ビームをさらに副走査するか、
記録媒体側を移動させながら(あるいはステップ移動さ
せながら)主走査を繰り返すことにより、記録媒体上に
画像を記録するようになっている。ここで、記録媒体
は、コロナ放電によって帯電された感光ドラムであって
もよいし、感光材料であってもよい。また、光源として
は、半導体レーザを用いず、LED党の他の発光体であ
ってもい。
【0003】一方、原稿を原稿台に載置し、例えば反射
原稿であれば、光源からの光を原稿の画像面に当て、そ
の反射光を光学系を介して露光ステージ上の感光材料を
露光する(スリット露光、面露光)アナログ露光装置も
従来通り、用途によっては適用されている。最も多い適
用としては、複写装置であり、感光材料の代わりに感光
体を露光することで、トナーを付着させ、普通紙に転写
するようになっている。
【0004】また、画像を感光材料に記録(露光)した
後、この感光材料と受像材料とを重ね合わせた状態で、
熱現像転写処理によって受像材料へ画像を転写する画像
記録装置があり、この画像記録装置では、スリット露光
するタイプとデジタル露光するタイプとがある。
【0005】ところで、このような画像記録装置を、各
種ネットワークやパソコンの出力装置として使用する場
合には、デジタル露光系であることが必要である。一
方、原稿の複写等を行う場合には、原稿そのものから画
像を得る方が、処理時間も短く、鮮明な画像を得ること
ができる。
【0006】上記のように用途に応じて、デジタル及び
アナログの露光装置を用意しておくのは無駄であり、装
置の配置スペースも拡大されるという問題点がある。
【0007】本発明は上記事実を考慮し、デジタル露光
及びアナログ露光の両方の露光系を備え、装置の設置ス
ペースを拡大することなく、必要に応じて適切な露光系
で画像を感光材料へ露光することができる画像露光装置
を得ることが目的である。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、原稿からの透過又は反射光を光学系によって案内
し、第1の露光ステージ上に位置決めされた感光材料を
露光するアナログ画像露光部と、画像データを取り込ん
で、変調手段で光変調することによって画像データに対
応する各色毎の光量を制御し、該光量が制御された光を
光学系によって案内し、第2の露光ステージ上に位置決
めされた感光材料を走査露光するデジタル画像露光部
と、を有している。
【0009】請求項1に記載の発明によれば、原稿から
の透過又は反射光を直接感光材料へ照射して露光するア
ナログ露光はアナログ画像露光部で行い、画像信号に基
づいて空間変調素子を変調して走査するデジタル露光は
デジタル画像露光部で行う。
【0010】このように、デジタル/アナログの画像露
光部を持つことによって、装置の設置スペースを縮小す
ることができる。
【0011】なお、変調手段とは、光源から出力される
光の強度を画像データに応じて調整し、感光材料が受け
る光量を変更するものであり、光源自体の発光量を調整
しても、光路上に空間変調素子(例えば、LCD、DM
D等)を介在させてよい。
【0012】請求項2に記載の発明は、前記第1の露光
ステージと第2の露光ステージとが、同一のステージで
あり、光学系の切り換え動作によってアナログ露光又は
デジタル露光のいずれかを選択することを特徴としてい
る。
【0013】請求項2に記載の発明によれば、比較的多
用される一方の画像露光部を常設しておき、必要に応じ
て他方の画像露光部と切り換え(交換を含む)可能とし
ておけば、装置のユーティリティーが増加する。
【0014】請求項3に記載の発明は、前記デジタル画
像露光部が、同一平面上に各色毎に設けられた光源から
の光を光学系によって前記感光材料上に集光する光源ユ
ニットと、前記光源ユニットを主走査方向へ移動させる
主走査光学系と、前記主走査方向に直交する方向に前記
感光材料をステップ移動させる副走査光学系と、を備え
ていることを特徴としている。
【0015】請求項3に記載の発明によれば、光源ユニ
ットを感光材料の1ステップの副走査移動毎に主走査駆
動系によって駆動させ、これを繰り返すことによって、
1つの画像を形成する。この場合、光源を同一面上に配
設するため、各色の倍率や焦点等を共通化でき、複雑な
レンズを必要としない。
【0016】また、光源ユニット全体を移動させるた
め、光を走査(主走査)方向へ偏向する機構が不要とな
る。例えば、半導体レーザを光源として用いると、この
半導体レーザから出力される光ビームを偏向するための
ポリゴンミラー、並びにこのポリゴンミラーを高速安定
回転させるための駆動系、、かつ偏向された光を平面上
に結像させるためのfθ性等を考慮したレンズが必要
で、部品点数が多く、構造が複雑となる。しかし、上記
光源ユニットによれば、簡単な構造でデジタル露光が行
えるため、装置全体をコンパクトにすることができる。
【0017】
【発明の実施の形態】図1に示される如く、装置右側に
位置する供給リール152から引き出された感光材料1
06は、案内プレート240上に搬送され、この案内プ
レート240面に沿って平面的に移動し、巻取リール1
54に巻き取られるようになっている。
【0018】案内プレート240の上位置は、装置外部
(案内プレート240の左側)に配設された熱現像部2
64及びトレイ144等がユニット化された移動ユニッ
ト270が移動経路とされている。すなわち、この移動
ユニット270は、図示しない搬送手段によって、案内
プレート240上位置(図1の鎖線位置)及び装置左側
面に突出した位置(図1の実線位置)を往復移動可能と
なっている。
【0019】また、この移動ユニット270の図1の右
端には、水塗布部178が取り付けられており、トレイ
144及び熱現像部264と共に一体的に移動するよう
になっている。この移動ユニット270の右端、すなわ
ち水塗布部178に隣接して、独立して案内プレート2
40上を左右に往復移動する光源ユニット200が配設
されている。
【0020】移動ユニット200と光源ユニット200
との移動タイミングは、それぞれ図1の実線位置の状態
から、最初に光源ユニット200のみが、図1の右方向
へ移動し、次いで移動ユニット270が図1の右方向に
移動し、案内プレート240上に到達した後、光源部2
00と共に図1の実線位置に戻るようになっている。
【0021】水塗布部178よりも下流側、かつ案内プ
レート240上方には、シート状の受像紙108を層状
に収容したトレイ144が装填されている。
【0022】このトレイ144の受像紙108の引き出
し側(図1の右側)には、ガイド板260が配設され、
半月ローラ156で引き出された受像紙108はこのガ
イド板260に案内され、重ね合わせローラ262の周
面へ案内される。
【0023】重ね合わせローラ262は、案内プレート
240に所定の圧力で接触されており、受像紙108と
感光材料106とを重ね合わせる役目を有している。
【0024】前記トレイ144と案内プレート240と
の間には、前記熱現像部264が設けられている。この
熱現像部264は、前記重ね合わせローラ262と案内
プレート240の左端に配設されたアイドルローラ26
6との間で掛け渡された無端の加熱ベルト268と、こ
の加熱ベルト268を加熱するためのヒータ(図示省
略)とで構成されている。加熱ベルト268は、案内プ
レート240を通過する受像紙108及び感光材料10
6を案内プレート240と共に挟持加圧しながら搬送
し、加熱を施すことによって、熱現像転写処理が行われ
る。
【0025】案内プレート240の図1の左端では、感
光材料106が急激に方向転換されるようにして巻取リ
ール154へ至るため、受像紙108は、この急激に方
向転換される感光材料106に追従できず、この結果、
案内プレート240の左端で剥離が実行されることにな
る。
【0026】剥離された受像紙108は、排出トレイ1
40上に送り出され、装置から排出される。
【0027】また、光源ユニット200と水塗布部17
8との間には、リザーバ部170が設けられ、露光部1
77でのステップ移動と、水塗布部178での定速搬送
との搬送速度差を吸収している。
【0028】水塗布部178は、画像形成用溶媒として
の水を感光材料106又は受像紙108に付与し、両者
の重ね合わせ面を密着させ、熱現像する役目を有してお
り、感光材料106の幅方向に沿って長尺の塗布片18
8と、水を貯留するタンク190とで構成されている。
【0029】塗布片188は、フェルトやスポンジ等の
吸収性の高い部材で、かつ適度な硬さを持ったもので、
感光材料106が搬送時に所定の圧力で接触するように
なっている。タンク190内の水は毛細管現象を利用し
て、塗布片188へ常に適度な量が移行するようになっ
ており、前記感光材料106と塗布片188とが接触す
ることにより、塗布片188によって感光材料106の
表面(乳剤面)に水が塗布される構成である。
【0030】また、塗布片188が適度な圧力で感光材
料106に当接しているため、水は、均一に塗布され
る。
【0031】タンク190内の水は、水塗布部178全
体を取り外すことにより、補充するようになっている
が、配管を施して、装置外部から常に水を供給するよう
にしてもよい。
【0032】なお、本実施の形態では、画像形成用溶媒
として水を使用しているが、この水は純水に限らず、広
く一般的に使用されている意味で水を含む。また、水と
メタノール、DMF、アセトン、ジイソプチルケトン等
の低沸点溶媒との混合溶媒であもよい。さらに、画像形
成促進剤、カブリ防止剤、現像停止剤、親水性熱溶媒等
を含有させた溶液であってもよい。 (デジタル露光部)図2には、本実施の形態に係るデジ
タル露光部176が示されている。
【0033】デジタル露光部176は、感光材料106
の搬送路上方に設けられた光源ユニット200を主構成
として、コントローラ202に接続されている。コント
ローラ202には、画像信号がメモリされており、この
画像信号に応じて、光源ユニット200内の光源部20
4を点灯させるようになっている。光源ユニット200
は、後述する主走査ユニット206の駆動によって、感
光材料106の幅方向(主走査方向)に移動可能となっ
ており、感光材料106が露光部176をステップ駆動
するときの停止時に主走査が行われるようになってい
る。
【0034】デジタル露光部176の光源ユニット20
0は、箱型の露光ケーシング214によって覆われてお
り、この露光ケーシング214の上端面に光源部204
が配設され、この光源部204の発光面が露光ケーシン
グ214内側に向けられている。光源部204の発光面
側には、アパーチャ216が設けられ、複数のLEDチ
ップ208からの光の広がりを制限している。
【0035】アパーチャ216の下流側で露光ケーシン
グ214の中央部には、テレセントリックレンズ212
が配設され、光源部204からの光を集光し、感光材料
106上に結像させる役目を有している。なお、結像さ
れる光の解像度は、300〜400dpi程度である。
【0036】ここで、テレセントリックレンズ212
は、複数枚のレンズと絞りで構成されており、像面の高
さが変わっても倍率が変動しない特性を持ったレンズで
あり、主走査ユニット206による主走査移動時や、L
EDチップ208の取り付け状態による差を吸収するこ
とができる。
【0037】また、ピントは、図示しないオートフォー
カス機構によって常に調整されている。
【0038】光源部204は、主走査ユニット206の
一部を構成する互いに平行な一対のガイドシャフト21
8に支持されている。このガイドシャフト218は、感
光材料106の幅方向(図2の矢印W方向)に沿って配
設されており、光源部204は、このガイドシャフト2
18に案内されて、感光材料106の幅方向に移動可能
とされている。
【0039】光源部204の露光ケーシング214に
は、無端のタイミングベルト220の一部が固定されて
いる。このタイミングベルト220の両端は、それぞれ
ガイドシャフト218の両端近傍に位置するスプロケッ
ト222に巻き掛けられている。一方のスプロケット2
22の回転軸には変速機224を介してステッピングモ
ータ226の回転軸と連結されており、このステッピン
グモータ226の往復回転によって、光源部206は、
ガイドシャフト218に沿って往復移動される。
【0040】ステッピングモータ226の駆動は、コン
トローラ202によって制御され、感光材料106のス
テップ駆動と同期がとられている。すなわち、感光材料
106が1ステップ移動して停止した状態で、ステッピ
ングモータ226が回転を開始して感光材料106上を
光源部204が感光材料106の幅方向に沿って移動す
る。所定パルスを確認した後、ステッピングモータ22
6を逆回転させることにより、光源部204は、元の位
置に戻る。この光源部204の戻り動作と同時に感光材
料106の次の移動が開始されるようになっている。
【0041】光源部204の光出力側、感光材料106
との対向面にはフォトダイオード228が配設され、光
源部204からの光源の光量に応じた信号を出力するよ
うになっている。このフォトダイオード228は、光量
補正ユニット230に接続され、前記信号はこの光量補
正ユニット230へ入力される。
【0042】光量補正ユニット230では、検出した各
色のLEDチップ208からの光量を比較して、濃度、
色バランス調整を行い、補正値をコントローラ202へ
出力する役目を有している。この補正値に基づいて、光
源部204へ送られる画像信号が補正され、適正な光量
で各LEDチップ208が点灯する。
【0043】図3に示される如く、光源部204は、L
EDチップ208が集合して構成されており、それぞれ
B(ブルー)、G(グリーン)、R(レッド)の各色に
発色するLEDチップ208(以下、色毎の個々に説明
する場合には、B色に発色するLEDチップをB−LE
Dチップ208B、G色に発色するLEDチップをG−
LEDチップ208G、R色に発色するLEDチップを
R−LEDチップ208Rという)がそれぞれ基板21
0上で、感光材料106の幅方向(主走査方向)に沿っ
て、同一の配列規則にしたがって取り付けられている。
なお、各色の波長は、R−LEDチップ208Rが65
0±20nm、G−LEDチップ208Gが530±3
0nm、B−LEDチップ208Bが470±20nm
とされている。
【0044】基板210の平面視で右端には、10個の
B−LEDチップ208Bが、2列、かつ千鳥状に配列
され、左端には、10個のR−LEDチップ208R
が、2列、かつ千鳥状に配列され、中央には、10個の
G−LEDチップ208Gが、2列、かつ千鳥状に配列
されており、合計6列のLEDチップが配列されてい
る。
【0045】基板210には、所定の配線がエッチング
処理等で施されているが、この配線間が短絡しないよう
に、金属で被覆されており、放熱機能を有している。こ
のため、LEDチップ210の点灯による発熱を抑制す
ることがでい、発光量の変動を抑えることができる。
【0046】以下に、本実施の形態で適用される光源部
204の各部の寸法を示す。まず、基板210は横
(X)×縦(Y)寸法は、5×5mm(最大)であり、
LEDチップ208の外形寸法(x×y)は約360×
360μmである。同一色の列間ピッチPは600μm
で、各列の行ピッチLは520μm、千鳥状としたとき
の段差寸法Dは260μmである。各色間の隙間寸法G
はテレセントリックレンズ212によって決まるもので
あり、一義的に決められないが、R−G間、G−B間の
隙間寸法Gは同一であることが好ましい。
【0047】なお、図3に示すLEDチップ208の斜
線部分は、実際に発光する領域であり、図3の鎖線で示
される如く、千鳥状とした隣り合う列同志の発光領域の
境を一致させている。
【0048】上記構造の光源部204により、感光材料
106上には、各色共に1回の主走査で10本の主走査
ラインが記録できることになる。このため、感光材料1
06のステップ移動は、感光材料106上に記録される
主走査ライン幅の10倍のピッチで駆動、停止を繰り返
すように制御されている。
【0049】ここで、図4に示される如く、光源ユニッ
ト200を含む案内プレート270上のケーシング10
は、着脱可能な構造となっている。該ケーシング10
(光源ユニット200を含む)が取り外されて残った案
内プレート270上には、アナログ露光部20(図5参
照)が代わりに取り付け可能となる。
【0050】図5に示される如く、アナログ露光部20
は、面露光系のユニットであり、ケーシング21内にお
いて、原稿22を水平に保持する原稿保持部24を備
え、原稿22の下方両脇には、光源26、ミラー28、
30が配設され、ミラー28、30間に位置するレンズ
32が配設されている。
【0051】案内プレート270とミラー30との間に
は、図示しないマスク部材が設けられており、通常はこ
のマスク部材によって、案内プレート270の上方開口
部が遮蔽されている。
【0052】ここで、原稿22を面露光する場合には、
マスク部材を開け、光源26から原稿22に向けて照射
された光が原稿22で反射され、ミラー28、レンズ3
2、ミラー30の順に案内され、案内プレート270上
の感光材料106に面露光されるようになっている。
【0053】以下に本実施の形態の作用を説明する。デ
ジタル露光部176で露光が成されるときには、感光材
料106の必要な領域を案内プレート240上に引き出
し、まず、光源ユニット200のみを先にステップ移動
させて、画像を露光する。露光が終了すると、光源ユニ
ット200は案内プレート340の右端で待機し、移動
ユニット270の移動を開始する。この移動ユニット2
70の移動開始により、水塗布部178で水塗布が行わ
れると共に、重ね合わせローラ262及び加熱ベルト2
68が駆動してトレイ144から引き出され、ガイド板
260によって案内搬送されてくる受像紙108と重ね
合わされながら案内プレート240上に停止する。
【0054】この停止時に案内プレート240上で熱現
像転写処理がなされ、終了後に感光材料106は巻取リ
ール154へ巻き取られ、受像紙108は感光材料10
6から剥離されて、排出トレイ140へ排出される。
【0055】このように熱現像部264を、平面的に搬
送しながら熱現像を行うようにしたため、装置がコンパ
クトになる。
【0056】さらに、感光材料106を案内プレート2
40を図1の左端で急激に方向転換することで、受像紙
との剥離を行ったため、剥離のための部材が不要とな
る。
【0057】次に、アナログ露光部20で露光が成され
るときには、まず、光源ユニット200と共にケーシン
グ10を本体から取り外す。
【0058】取り外すことによって開口される案内プレ
ート270上は、マスク部材によって遮蔽された状態
で、アナログ露光用のケーシング21を装着する。
【0059】このケーシング21の装着が完了した時点
で、原稿22を原稿24に位置決めし、マスク部材を開
放させ、光源26を点灯することにより、原稿22を反
射した光がミラー28、レンズ32、ミラー30に案内
されて、案内プレート270上の感光材料106へと至
り、露光される。
【0060】露光された後の処理は、デジタル露光の時
と同様であるため、処理手順の説明は省略する。
【0061】このように、本実施の形態では、案内プレ
ート270の上方を本体とは着脱可能なユニットとし、
デジタル露光部176とアナログ露光部20とを選択的
に装填するようにしたため、1台の画像記録装置でデジ
タル露光とアナログ露光の2タイプの露光が可能とな
り、それぞれ別の装置を設置するよりも、装置の設置ス
ペースを縮小することができる。
【0062】なお、本実施の形態では、デジタル露光部
176とアナログ露光部20とを取り替えるようにした
が、装置に予め両方の露光系を設置しておき、切り換え
るようにしてもよい。すなわち、図6に示される如く、
ミラー30の反射面30Aとは反対側に光源ユニット2
00を設置し、通常は、アナログ露光部20が適用され
ており、切り換え操作によって、デジタル露光の際に
は、ミラー30を図6の想像線位置から反転させ、かつ
案内プレート270と平行となるようにし(図6の実線
位置参照)、光源ユニット200をこのミラー30に沿
って移動させる構造としてもよい。
【0063】また、アナログ露光とデジタル露光の露光
ステージを同一(案内プレート270上)としたが、例
えば、デジタル露光の露光ステージを供給リール152
から案内プレート270へと至る空間部(図5に示す矢
印D参照)に設置してもよい。このように、デジタル露
光とアナログ露光とを併設した場合、操作ボタン等の入
力手段を設け、いずれかを選択するか両方を選択するこ
とができ、両方を選択した場合には、アナログ画像とデ
ジタル画像との重ね焼きが可能となる。
【0064】但し、アナログ露光とデジタル露光を併用
した場合、光源ユニット200を固定し、感光材料をス
テップ移動させることが好ましく、水塗布時の定速搬送
との速度差を吸収するためのリザーバ部を設ける必要が
ある。
【0065】さらに、本実施の形態では、光源部204
のLEDチップ208の配列を千鳥状としたが、縦横の
整列させてもよい。また、各色毎にLEDチップ数、列
数を変えてもよい。
【0066】
【発明の効果】以上説明した如く本発明に係る画像露光
装置は、デジタル露光及びアナログ露光の両方の露光系
を備え、装置の設置スペースを拡大することなく、必要
に応じて適切な露光系で画像を感光材料へ露光すること
ができるという優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態に係る画像記録装置の内部構成を
示す側面断面図である。
【図2】露光部の概略構成を示す正面図である。
【図3】露光部の光源部を示す平面図である。
【図4】デジタル露光部を取り外した状態の装置側面図
である。
【図5】アナログ露光部を装着した状態の装置側面図で
ある。
【図6】デジタル及びアナログ露光部を併設した例を示
す装置側面図である。
【符号の説明】
20 アナログ露光部 106 感光材料 108 受像紙 176 デジタル露光部 178 水塗布部 200 光源ユニット

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原稿からの透過又は反射光を光学系によ
    って案内し、第1の露光ステージ上に位置決めされた感
    光材料を露光するアナログ画像露光部と、 画像データを取り込んで、変調手段で光変調することに
    よって画像データに対応する各色毎の光量を制御し、該
    光量が制御された光を光学系によって案内し、第2の露
    光ステージ上に位置決めされた感光材料を走査露光する
    デジタル画像露光部と、 を有する画像露光装置。
  2. 【請求項2】 前記第1の露光ステージと第2の露光ス
    テージとが、同一のステージであり、光学系の切り換え
    動作によってアナログ露光又はデジタル露光のいずれか
    を選択することを特徴とする請求項1記載の画像露光装
    置。
  3. 【請求項3】 前記デジタル画像露光部が、同一平面上
    に各色毎に設けられた光源からの光を光学系によって前
    記感光材料上に集光する光源ユニットと、前記光源ユニ
    ットを主走査方向へ移動させる主走査光学系と、前記主
    走査方向に直交する方向に前記感光材料をステップ移動
    させる副走査光学系と、を備えていることを特徴とする
    請求項1又は請求項2記載の画像露光装置。
JP24968396A 1996-09-20 1996-09-20 画像露光装置 Pending JPH1097008A (ja)

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