JPH1096681A - 表示装置の検査方法、検査装置及び評価方法 - Google Patents

表示装置の検査方法、検査装置及び評価方法

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JPH1096681A
JPH1096681A JP20499797A JP20499797A JPH1096681A JP H1096681 A JPH1096681 A JP H1096681A JP 20499797 A JP20499797 A JP 20499797A JP 20499797 A JP20499797 A JP 20499797A JP H1096681 A JPH1096681 A JP H1096681A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】表示装置の表示むらを高精度で検査する。 【解決手段】色むら及び/又は輝度むらを含む表示むら
についての検査を行う表示装置の検査方法であって、む
ら領域22と周辺部分21、23との色及び/又は輝度
の変化の大きさと、面内におけるむら領域22の幾何学
的な大きさとの両者を用いて解析することを特徴とする
表示装置の検査方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、液晶表示素子など
の表示素子の色むら及び/又は輝度むらの検査方法、検
査装置、及び評価方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、液晶表示素子、カラーCRT等の
表示素子の量産工程における色むらの検査は、限度見本
との比較による官能検査が主として行われてきた。人が
直接視認するので実際の使用状態に近い検査であって簡
便な手法である。これを従来例1と呼ぶ。一方、色むら
の客観的な検査方法の一つに面内での比較を行う方法が
ある。
【0003】例えば、色むらを検査する場合に、画面全
体を白色に表示し、カラー撮像素子などを用いて面内の
各部分の色あいを測定し、面内における白色との最大色
差(ΔEuv* 又はΔEab* )が幾つ以下であればよ
いというような検査手法が提案されている。画面上の数
点の色、明るさを測定し、そのばらつき、最大−最小の
差などを規格化して用いる。例えば、特開平1−225
296号公報、特開平3−101583号公報、特開平
3−291093号公報に示された手法である。これを
従来例2と呼ぶ。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】両者を比較すると、従
来例1の官能検査では微妙なむらを検出できることもあ
るが、検査員による個人差や疲労具合等によるばらつき
が大きく客観的な検査を連続して行うことが困難であ
る。一方、従来例2のカラー撮像素子などを用いて面内
の各部分の色を測定して、検査する方法は、ばらつきを
抑えて、安定した検査が期待できるものの、例えば白と
の色度差が同じであれば、赤い部分と青い部分が混在し
ていてもむらとして検出できない。また、面内における
最大色差が同じであっても、その分布具合によってむら
に対する人の感じ方が変わる問題もある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上記問題点を解
決するためになされたものであり、表示むら、すなわち
色むら及び/又は輝度むらに対する人の視覚特性を測定
した。その結果、視覚特性においては、むらに相当する
部分と周辺部分との色の変化量が主要なパラメータであ
ることを確認した。本発明では、色の違い(ΔE* )の
みではなく、さらにその空間的変化及び面内における平
均値に着目し、ΔE* の空間的変化と視角との関係をに
おける色むら及び/又は輝度むらの新しい評価方法、検
査方法を提供する。本発明において表示むらとは具体的
には、輝度むらまたは色むらであり、さらに、輝度むら
と色むらとが混在したものを含むものとする。
【0006】すなわち、請求項1は、表示装置の表示画
像を撮像手段によって撮像し、撮像画像を形成し、表示
画像の表示むらの検査を行う表示装置の検査方法におい
て、撮像画像に存在する表示むらを呈するむら領域と周
辺部分との変化の大きさと、むら領域の幾何学的な大き
さとを用いて数値演算することを特徴とする表示装置の
検査方法を提供する。この場合、表示画像を人の感じる
色及び/又は輝度に相当する中間画像にいったん変換
し、その中間画像の空間微分の要素により検査を行うよ
うにする。ここで、幾何学的大きさとは色むらの領域の
面内における周期的な位置をも含むものとする。
【0007】請求項2は、表示むらとして輝度むらを対
象とし、輝度むらの尺度として、明度指数(L* )を用
い、明度指数をパラメータとした撮像画像の空間微分の
要素を用いることを特徴とする請求項1記載の表示装置
の検査方法を提供する。
【0008】請求項3は、表示むらとして色むらを対象
とし、色むらの尺度として、色度(u’、v’、又はそ
れらの組み合わせ)又は色空間座標(u* 、v* 、又は
それらの組み合わせ、又はa* 、b* 、又はそれらの組
み合わせ)の関数を用い、それをパラメータとした撮像
画像の空間微分の要素を用いることを特徴とする請求項
1又は2記載の表示装置の検査方法を提供する。
【0009】請求項4は、撮像手段の解像度に応じた空
間オペレータによる縦微分の画像、横微分の画像の和を
算出して数値演算することを特徴とする請求項1、2又
は3記載の表示装置の検査方法を提供する。
【0010】請求項5は、表示装置の表示むらの評価方
法であって、表示むらを呈するむら領域と周辺部分との
変化の大きさと、むら領域の幾何学的な大きさとの両者
をパラメータとする複数のむらパターンを準備し、個々
のむらパターンごとに表示装置に表示することを特徴と
する表示装置の評価方法を提供する。そして、個々のむ
らパターンを被験者、または被験者に代わる検査装置が
検知しうるか否かの結果を得て、数値処理により表示む
らに対する被験者等の検知能力を定量化する。
【0011】請求項6は、撮像手段と、コンピュータと
が備えられ、表示装置の表示画像を撮像手段により撮像
して得た撮像画像を用いて、表示むらの検査が行われる
表示装置の検査装置において、表示むらを呈するむら領
域と周辺部分との変化の大きさと、むら領域の幾何学的
な大きさとが数値演算に用いられ、あらかじめ準備され
た基準値と対比されて、表示むらの判定が行われること
を特徴とする表示装置の検査装置を提供する。
【0012】また、請求項1、2、3又は4記載の表示
装置の検査方法において、撮像画像の空間微分の要素の
度数分布を求め、その統計データの関数を用いることが
好ましい。これを本発明の第1の態様と呼ぶ。
【0013】また、請求項1、2、3又は4記載の表示
装置の検査方法において、撮像画像の空間微分の要素の
対象面内の度数分布のばらつきを表す値を用いることが
好ましい。この際、ばらつきを表す値として、度数分布
の標準偏差を用いることがさらに好ましい。これを本発
明の第2の態様と呼ぶ。
【0014】また、請求項1、2、3又は4記載の表示
装置の検査方法において、撮像画像の空間微分の要素の
対象面内の平均値及び/又は最大値を用いることが好ま
しい。これを本発明の第3の態様と呼ぶ。
【0015】また、請求項1、2、3又は4記載の表示
装置の検査方法において、撮像画像の空間微分の要素の
対象面内の平均値及び最大値を用いて、両者に係数をか
けて、総和をとることが好ましい。これを本発明の第4
の態様と呼ぶ。
【0016】また、請求項1、2、3又は4記載の表示
装置の検査方法において、縦微分の正の成分のみの画
像、負の成分のみの画像、絶対値の画像、横微分の正の
成分のみの画像、負の成分のみの画像、絶対値の画像の
それぞれに対して解析を行うことにより、むらの種類、
原因ごとの検査を行うことが好ましい。これを本発明の
第5の態様と呼ぶ。
【0017】また、請求項1、2、3又は4記載の表示
装置の検査方法において、表示画像の領域分けを行い、
各々の領域ごとの検査を行うことが好ましい。さらに、
各領域ごとにおける、表示むらの種類、原因について判
定することが好ましい。より精度の高い表示むらの検査
を行うことができる。これを本発明の第6の態様と呼
ぶ。また、上記の第1〜第6の態様のいずれかを実行す
る表示装置の検査装置を構成することができる。
【0018】本発明では、検査対象となる表示装置の表
示画面を撮像し、その撮像画像を用いる検査方法であっ
て、色むら及び/又は輝度むらの強さを、むらに相当す
る部分と周辺部分との色の変化量を用いて検査している
ので、人の感覚と合った客観的、かつ安定した表示むら
の検査が安定して可能となる。
【0019】本発明では表示むらに関する人の視覚特性
を調べるために、被験者に対して様々なレベルの色の変
化量を設定したむらパターン群を表示し、個々のむらパ
ターンに対して被験者がむらを検知しうるか否かを調べ
た。
【0020】図1に本発明の構成を示す。横軸は空間的
な位置の変化に対応し、面内におけるX軸位置とする。
縦軸は色差を示す。画面の左側の領域を青、右側を赤と
し、その境界部を次第に色変化を呈するように設けた様
子を示す模式図(分図(A)〜(D))である。分図
(A)における色変化の勾配が最も急であり、(B)、
(C)、(D)の順に緩やかになる。分図(E)は画面
の色表示を模式的に示したもので、周辺部分21、23
の間にあるむら領域22で色の変化が徐々に起きている
様子を示す。
【0021】つまり、色むらを人が認識する際には、境
界部の幅と高さが重要であり、色差があってもその変化
が緩やかであると人は視認しにくい。また、色差が小さ
くてもその変化の幅が狭い(急な勾配)であるときには
視認できる。この本発明の表示装置の評価方法を用いて
被験者に心理物理測定を行った結果を図11に示す。
【0022】このグラフの縦軸は表示むら部分と表示む
ら(以下むらと略記する。)でない部分について色をパ
ラメータとして測定を行った。グラフの縦軸はむら部分
とむらでない部分の色度の差、つまり色差を示し、横軸
はそのむら部分を視認する際の視角、これは実質的に見
ることのできる幾何学的な幅に相当する。そして、グラ
フ上の各点は被験者がむらを識別できる限界を示す。
【0023】つまり、むらの変化量、すなわち輝度差も
しくは色差が少ない場合にそのむらが離れている場合に
は視認しにくい。逆にむらの変化量が大きければ、離れ
ていても視認できる。なお、被験者は色覚正常者で視力
1.0であった。表示画像は対角が約2.6インチサイ
ズ、横52cm、縦39cm、画素は640×480マ
トリックスサイズのものを用いた。画面を矩形で3分割
し、左右で色を変え、その画面の中心部に色が変化する
勾配を設定する。その色の変化領域を画面上のほぼ中心
領域に固定して表示させ、それを0.8m離れた場所か
ら被験者が視認して試験を行った。
【0024】この実験の結果を示す図11のグラフよ
り、むらの知覚はむら部分とむらでない部分の色度差
と、色度の変化している幅である視角の関係が一定の値
になったときに起こることが確認された。これは、むら
に相当する部分と周辺部分との色の変化量がある値にな
ったときに人が色むらに気付くことを意味する。
【0025】本発明の一例では検査対象をカラー撮像し
た中間画像を用い、色むら又は輝度むらの強さを、むら
に相当する部分と周辺部分との色の変化量を用いて検査
を行った。そのため、多数の人が気付く、気付かないと
いった人の感覚にあった色むら又は輝度むらの検査を連
続して安定に行うことが可能となった。
【0026】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施例について説
明する。例1においては、表示装置の表示画面に色の変
化量を様々に変えた表示パターンを提示し、被験者がむ
らを検知しうるか否かを試験した。画面は左側(赤)か
ら右側(黒)に色変化があるように設定した。その結果
を分析して図11のグラフを得た。さらに、本例におけ
る人の検出限度を以下の式(1)に定めた。
【0027】
【数1】 検出限度=(色度差−定数)/視野角 ・・・(1)
【0028】本例の被験者(20代男性2名)の場合、
上記式(1)中の定数は5、検出限度は85程度が得ら
れた。式(1)より、視角が0ラジアン近傍を除き、通
常、人が視認できるようなある範囲の視角に相当するむ
らに対しては、色の変化量によりむらの検査ができる。
【0029】例えば、視野角0.1ラジアン以上の範囲
では、ほぼ色度差/視野角が85となった。これが通常
の人の検出限度であると近似できた。また、式(1)に
よる検出限度を他の方法で求めた色の変化量、例えばフ
ィルタリング結果等に換算して判定基準とすることもで
きる。
【0030】また、判定基準を式(1)による検出限度
を基準として、例えば、検出限度の2倍であるとか、検
出限度にばらつきを加えたものというような、検出限度
を変数とした検査方式により検査することもできる。
【0031】図2に本発明の例2である透過型液晶表示
素子の色むら検査の構成図を示す。被検査物1である透
過型液晶表示素子の表示面は一様な色に表示されてお
り、撮像手段2であるカラーCCDカメラで撮像され
る。撮像手段2はカラーCCDカメラに限定されず、例
えば輝度むらの検査だけならば、モノクロのCCDカメ
ラでもよいし、その他の撮像素子であってもよい。
【0032】本例における撮像条件としては、1画素の
大きさが液晶表示素子上で0.3mm程度である。図3
に本発明におけるデータ処理の流れをフローチャートと
して示す。図2の構成であって、カラーCCDカメラ2
で撮像された表示画像のRGBの輝度信号は、符号3の
画像処理装置によって取り込んだ中間画像を演算、処理
して、中間画像の各画素の明度指数(L* )又は色度座
標(u* 、v* 、a*、b* 等)が求められる。
【0033】例えば、輝度むらを測定したい場合又は色
の変化があまりない場合は、各画素の明度指数をその画
素の値とし、明度指数による画像を作る。また、色の変
化を伴う色むらを検査したい場合は、検査したい被検査
物の特性による検査式による値をパラメータに用いて各
画素の値とする。
【0034】検査式の1つの例としては、被検査物上の
各点に相当するCCDカメラの各画素の色度座標が、図
4に示すようなu* 、v* 座標上に座標点4として分布
しているような場合には、例えば最小自乗法等によりu
* 、v* 座標上に回帰直線5を求め、その直線上に適当
な原点を設ける。
【0035】そして、各画素に相当する各点をその直線
上に射影し、原点から各直線上の点までの距離によりス
カラー値とし、さらにそのスカラー値とL* との間でu
* 、v* の場合と同様の方法で、色度座標、明度指数の
要素を含むスカラー値を求め、各画素の値とし、色を表
す画像を作る。
【0036】このように求めた画像に対して、輝度又は
色の変化量を求める手段として、さらに例3としては、
図5に示すような、縦方向に微分的な働きを持つ7×7
の空間オペレータによるフィルタリングを施し、絶対値
を求めた画像Aと、図6に示すような、横方向に微分的
な働きを持つ7×7の空間オペレータによるフィルタリ
ングを施し、絶対値を求めた画像Bの和により検査を行
った。もちろん輝度又は色の変化量を求める手段とし
て、別のオペレータを用いて実現することもできる。
【0037】ここで、L* は明度指数として明るさを表
し、u** 又はa** は色を表す。輝度むらは、u
** 又はa** が一定の値であり、L* のみが変化
するような場合を意味する。一般に、この際に、ΔE*
=ΔL* が成立する。本発明で輝度の差はΔE* 又はΔ
* 、輝度の変化はdE* /dxもしくは、dL* /d
xとなる。
【0038】また、カラーCCDカメラで、フルカラー
画像を撮像した場合、RGBの各輝度に相当するディジ
タル値が得られる。このRGBの各ディジタル値を座標
変換したものをXYZとする。同じ照明下で、白一色の
画面を同様にして処理して得たものがXnnn であ
る。さらに、このXYZ、Xnnn を座標変換して
求めたものがCIELAB色空間もしくはCIELUV
色空間である。
【0039】いくつかの色むらサンプルに対して、本例
により検査を行い、また、同じサンプルに対して人によ
る官能検査を行った結果を対比して示したのが図7であ
る。図7の横軸は、人による検査結果を点数化したも
の、縦軸は本発明による検査値を表す。本例において
は、相関はr2 =0.90と高い相関を示した。
【0040】もちろん、空間オペレータは上記オペレー
タに限定されず、また7×7にも限定されない。本発明
の例4として、図5及び図6と類似の9×9の空間オペ
レータを用い、図7とは別のサンプル群に対して、人に
よる検査結果と本発明による検査値を比較したところ、
図8のような結果を得た。図の見方は図7と同様で、本
例における人による検査結果と本発明による検査値の相
関はr2 =0.84である。
【0041】本例においては、色むらの発現する位置と
その大きさを固定し、表示画像上の色の変化量のみで検
査する例を示した。さらに、表示素子の表示面内の色む
らの分布具合を第2パラメータとして検査に含めたい場
合には、表示画像上の色の変化量の分布具合、例えば面
内に変化量がある値以上の面積が何%以上あるかという
ような指標、又は変化量がある値以上の部分が単位面積
あたり何%以上あるかというような指標で色むらの検査
を行う。
【0042】以上の例においては、完成されたLCD表
示素子の検査の場合を示したが、表示部のカラー発色機
能部の測定を行う以外に、バックライトと偏光板を組み
合わせて、液晶表示素子のセルのギャップ等の検査を間
接的に行うことが可能となった。つまり、表示画像に現
れるものならばその表示特性を検査することによって構
造上の欠点を検出できる。
【0043】また、本発明の例5として、図9のフロー
チャートに示す色むらの検査方法を示す。上述した各例
においては、各画素ごとに色を表すスカラー値を求め
て、中間画像とし、その中間画像を空間微分した画像デ
ータにより評価を行った。
【0044】本例では、各空間微分画像を合成して、1
つの画像として評価を行う。例えば、明度指数(L*
の変化量、色度の1軸(u* )の変化量、色度の他の1
軸(v* )の変化量をそれぞれ独立に求め、各画素ごと
に例えばaL* +bu* +cv* (a,b,cはそれぞ
れ係数)やaL* 2 +bu* 2 +cv* 2のような検査式
により検査を行う。
【0045】また、図10に構成を示す例6において
は、検査すべき対象の色むらに特徴的な波長のみを選択
透過する波長選択フィルタを通して被検査物の表示画面
を撮像し、上述した各例と同様の検査方法によって検査
することもできる。また、上述した各例では赤〜黒にお
ける色変化を対象としたが、同様に青から黒、緑から
黒、青から緑、赤から緑といった各色の組み合わせの場
合にも同様に適用できる。
【0046】次に本発明の例6として、表示装置の面全
体における総合的な判断手法について説明する。表示装
置の表示面の輝度むら及び/又は色むらについては、そ
の変化量(近傍における微分値)の平均値(もしくは面
全体における総和)が人の表示装置に対する視認性と高
い相関関係を持つことがわかった。
【0047】具体的には、各画素のむらを示す勾配値の
面内における平均を算出する。その結果を図12に示
す。縦軸はむらの面内平均値であり、横軸は1対比較法
による官能評価結果を対応し、グラフ上の各データ点を
得た。相関はr2 ≒0.7となった。
【0048】また、表示むらの検出の際、単独に存在す
るむらよりも、近傍に2つ存在する方が目立つ傾向にあ
る。また、似たような表示むらが連続してあると、さら
に目に付きやすいことがわかった。例えば、LCDに用
いられるガラス基板自身の微妙なうねりに起因するむら
は縞模様のような周期性を強く呈する傾向にある。この
場合には、画像データにメディアンやスムーシングフィ
ルタなどのバンドパスフィルタをかけることで評価でき
るようになる。
【0049】図13に本発明による検査値(grad
値)の面内のヒストグラムの説明図を示す。符号13が
平均値、符号14が最大値、符号15が標準偏差値、符
号16が二値化閾値を意味する。図13で、むらがない
パネルの値は0だけとなり、むらが多いほど右側に広が
ったグラフとなる。本例では、この図に示す面内の最大
値(MAX.)、平均値(AVE.)、標準偏差(STD.)、判別分析法
による二値化閾値(THD.)の4種を算出し、評価パラメー
タとする。
【0050】MAX.は面内で最も強いむら部分の明るさの
変化量を表し、AVE.は局所的な強いむらがあっても大き
な値となるが、全体的にむらが強い場合、あるいは面内
におけるむら部分のしめる割合が大きい場合(むらが細
かい周期である場合など)に大きな値となる。
【0051】またSTD.はむらの不規則性を表し、強いむ
らと弱いむらが混在する場合に大きくなることが考えら
れるが、強いむらがある場合、全体的にむらが強い場
合、あるいは多い場合は全体の値が大きくなり、その影
響でこの値も大きくなる。THD.はむらの背景からの鮮明
さ、区別しやすさを表し、統計的にむらと背景を区別す
る場合の閾値を表すが、やはり全体的にむらが強い場合
は大きな値となる。
【0052】これらの4つのパラメータは互いに独立で
はなく、MAX.を除く3パラメータは全体的なむらの強さ
を表している。ただし、これらの値は被検物の明るさが
異なる場合は結果の値に影響があるため、各値をそれぞ
れ原画像の全面の平均輝度で割ることにより補正してい
る。
【0053】表1に本発明で得た上記の各パラメータと
人による官能検査との相関を示す。人の評価は、被験者
(20代〜40代の男女11名)に対する1対比較法の
データを基にしている。ヒストグラムの標準偏差と人の
評価との関係を図14に、MAX.とAVE.を標準化した2つ
の独立変数を用い、人による評価を従属変数として重回
帰分析を行った結果より求めた式(2)の結果をYとす
る。
【0054】
【数2】 Y=a×(MAX.)+b×(AVE.) ・・・・(2) a=1 ・・・・(2A) b=1.6 ・・・・(2B)
【0055】これらの係数は、両変数を標準化した場合
に対するものである。標準化していない場合には、これ
らの係数はa=1 、b=19程度となる。このYの値と
人の評価との関係を図15に示す。
【0056】表1には各パラメータの標準誤差も併せて
示す。標準誤差は、人による評価のばらつきに対して、
各パラメータがどの程度の誤差を持つかを評価するため
に式(3)により求めた。
【0057】
【数3】パラメータの標準誤差=((人の評価との標準誤
差)2+ (再現性の標準誤差)2)0.5 ・・・(3)
【0058】被験者の個人差と再現性より同様に計算し
た人のばらつきは0.44であり、表1のYをはじめ、
AVE.、STD.、THD.は人のばらつきに比べかなり小さな誤
差に抑えられている。
【0059】
【表1】
【0060】また、官能評価によって得た別のサンプル
に対して、度数分布の標準偏差及び上記Yを求めた結果
を図16、図17に示す。相関は標準偏差がr2 =0.
86、Yがr2 =0.87となる。これらのデータに関
して重回帰分析により標準化後の係数a、bを求めたと
ころ、a=1 、b=3.4となり、相関はr2 =0.9
1となる。
【0061】以上の実施例においては、主に面内に生じ
る不規則な表示むらに関しての評価を行っているが、本
発明による検査値の例はこれに限らず、例えばむらの種
類ごとの評価もできる。図18に示すように表示画面を
領域17、18、19、20、21に分ける。そして、
各々の領域ごとにヒストグラムを算出し、 パラメータを
求め評価を行うことにより、 液晶注入口周辺に特異的に
起こるむら、 周辺部に額縁状に特異的に起こるむらなど
の評価ができる。
【0062】また、パッチ状に明るさが変わっている領
域の評価に関しては、ヒストグラムのパラメータに関し
て、 平均は高くなるがばらつきは低いという特徴を持つ
ことが考えられ、AVE./STD.という評価指標を用いる
と、図19に示すような評価(r2 =0.60)が可能
となる。
【0063】また、本発明では原画像に図5のようなフ
ィルタを作用させ絶対値を求め、さらに原画像に図6の
ようなフィルタを作用させ絶対値を求めたものを足しあ
わせて検査値としているが、図20のフローチャートに
示すように、原画像に図5のようなフィルタを作用させ
絶対値を求めた段階の画像に関してヒストグラムを算出
し、評価することにより横方向に筋状に特異的に生じる
むらの、原画像に図6のようなフィルタを作用させ絶対
値を求めた段階の画像に関してヒストグラムを算出し、
評価することにより縦方向に筋状に特異的に生じるむら
の評価を可能としている。
【0064】また、図5又は図6のフィルタを作用させ
て絶対値を求める前の画像に関してヒストグラムを求め
ることにより、目では捕らえにくいレベルの傾斜むらを
評価することも可能としている。
【0065】
【発明の効果】本発明により色むら及び/又は輝度むら
に関して、人の感覚にあった客観的検査が可能となり、
量産工場における検査の自動化が可能になった。そし
て、欠点の検出が高確度で早くできるようになったの
で、量産工場の各工程へのフィードバックが早くなり、
全体の製造歩留を向上できた。また、出荷される製品の
高品質化に大きく寄与した。また、本発明はその効果を
損しない範囲で種々の応用ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の基本構成を示す模式図。
【図2】本発明の1つの実施例を示す構成図。
【図3】本発明の1つの実施例を示すフローチャート。
【図4】色の違いの尺度である、色度の関数を求める手
段の実施例の説明図。
【図5】横方向の輝度又は色の変化量を求めるオペレー
タの一例の模式図。
【図6】縦方向の輝度又は色の変化量を求めるオペレー
タの一例の模式図。
【図7】本発明の1つの実施例における検査結果と人に
よる検査結果の関係を示すグラフ。
【図8】本発明の別の実施例における検査結果と人によ
る検査結果の関係を示すグラフ。
【図9】本発明の別の実施例を示すフローチャート。
【図10】本発明のさらに別の実施例を示す構成図。
【図11】人の色むらに対する知覚特性を示すグラフ。
【図12】面内において検出された表示むらの傾きの面
内平均値と人による官能検査との相関を示すグラフ。
【図13】本発明による検査値の面内のヒストグラムの
説明図。
【図14】本発明による検査値の面内のヒストグラムの
標準偏差と人の評価との相関関係を示すグラフ。
【図15】本発明による検査値の面内のヒストグラムの
最大値と平均値より求めた評価値と人の評価との相関関
係を示すグラフ。
【図16】本発明による検査値の面内のヒストグラムの
標準偏差と人の評価との相関関係を示すグラフ。
【図17】本発明による検査値の面内のヒストグラムの
最大値と平均値より求めた評価値と人の評価との相関関
係を示すグラフ。
【図18】本発明における領域分けの説明図。
【図19】本発明によるパッチ状むらの評価と人の評価
との相関関係を示すグラフ。
【図20】むらの種類ごとに検査を行う本発明のフロー
チャート。
【符号の説明】
1:被検査物 2:カラーCCDカメラ 3:画像処理装置 4:各画素の(u* 、v* )座標点 5:回帰直線 6:波長選択フィルタ 21、23:周辺部分 22:むら領域

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】表示装置の表示画像を撮像手段によって撮
    像し、撮像画像を形成し、表示画像の表示むらの検査を
    行う表示装置の検査方法において、撮像画像に存在する
    表示むらを呈するむら領域と周辺部分との変化の大きさ
    と、むら領域の幾何学的な大きさとを用いて数値演算す
    ることを特徴とする表示装置の検査方法。
  2. 【請求項2】表示むらとして輝度むらを対象とし、輝度
    むらの尺度として、明度指数(L*)を用い、明度指数
    をパラメータとした撮像画像の空間微分の要素を用いる
    ことを特徴とする請求項1記載の表示装置の検査方法。
  3. 【請求項3】表示むらとして色むらを対象とし、色むら
    の尺度として、色度(u’、v’又はそれらの組み合わ
    せ)又は色空間座標(u* 、v* 、又はそれらの組み合
    わせ、又はa* 、b* 、又はそれらの組み合わせ)の関
    数を用い、それをパラメータとした撮像画像の空間微分
    の要素を用いることを特徴とする請求項1又は2記載の
    表示装置の検査方法。
  4. 【請求項4】撮像手段の解像度に応じた空間オペレータ
    による縦微分の画像と、横微分の画像の和を算出して数
    値演算することを特徴とする請求項1、2又は3記載の
    表示装置の検査方法。
  5. 【請求項5】表示装置の表示むらの評価方法であって、
    表示むらを呈するむら領域と周辺部分との変化の大きさ
    と、むら領域の幾何学的な大きさとをパラメータとする
    複数のむらパターンを準備し、個々のむらパターンごと
    に表示装置に表示することを特徴とする表示装置の評価
    方法。
  6. 【請求項6】撮像手段と、コンピュータとが備えられ、
    表示装置の表示画像を撮像手段により撮像して得た撮像
    画像を用いて表示むらの検査が行われる表示装置の検査
    装置において、表示むらを呈するむら領域と周辺部分と
    の変化の大きさと、むら領域の幾何学的な大きさとが数
    値演算に用いられ、あらかじめ準備された基準値と対比
    されて、表示むらの判定が行われることを特徴とする表
    示装置の検査装置。
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