JPH1096492A - シール材レス差し込み継手 - Google Patents

シール材レス差し込み継手

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JPH1096492A
JPH1096492A JP25114496A JP25114496A JPH1096492A JP H1096492 A JPH1096492 A JP H1096492A JP 25114496 A JP25114496 A JP 25114496A JP 25114496 A JP25114496 A JP 25114496A JP H1096492 A JPH1096492 A JP H1096492A
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JP
Japan
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pipe
bead
flare
contact
joint
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JP25114496A
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English (en)
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Hiroshi Sekine
弘 関根
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Marelli Corp
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Calsonic Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 第2のパイプのフレア傾斜部に対して第1の
パイプのビード傾斜部を差し込み接触させた状態で外側
からクランプによりパイプ連結部を締め込む差し込み継
手において、低コストと、組み付け性の向上と、シール
性能の安定確保と、フレア剛性の増大とを併せて達成す
ることができるシール材レス差し込み継手を提供するこ
と。 【解決手段】 フレア傾斜部21aに、接触幅の狭い環
状の線接触によりビード傾斜部11aに直接接触する線
接触ビード部21d,21dを複数形成する手段とし
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、車両の排
気管を連結する継手として適用されるシール材レス差し
込み継手の技術分野に属する。
【0002】
【従来の技術】従来、差し込み継手としては、例えば、
特開平5−33890号公報に記載のものが知られてい
る。
【0003】この従来出典には、端部に径方向外側に膨
出する山形のビードが形成された第1のパイプと、半径
方向に拡開されたフレアが端部に形成された第2のパイ
プと、第2のパイプのフレア傾斜部に対して第1のパイ
プのビード傾斜部を差し込み接触させた状態で外側から
パイプ連結部を締め込むクランプとを備え、シール性を
フレア傾斜部とビード傾斜部との間に介装したガスケッ
トにより確保するようにした差し込み継手が記載されて
いる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の差し込み継手にあっては、シール材として介装され
るガスケットが細くて薄くて変形し易いリング状のもの
であるため、取り扱いが難しく組み付け性が悪い。
【0005】また、ガスケットが組み付け後に位置ズレ
等が生じた場合、シール性が損なわれてガス等が漏れ
る。
【0006】更に、排気管の継手として適用する場合に
は、内側を高温の排気ガスが通過するため、耐熱耐久性
を有する特殊なガスケットを用いる必要があり、コスト
的に不利となる。
【0007】そこで、シール材を使用することによる上
記問題点を解決する案として、実開平6−58119号
公報において、シール材を用いないシール材レス差し込
み継手が提案された。
【0008】しかしながら、このシール材レス差し込み
継手は、同じ傾斜角度を持つ面同士を接触させるテーパ
接触によりシール性を確保しようとするものであるた
め、面全体による接触を保ってシール性を発揮させるに
は、フレア傾斜部とビード傾斜部とを同じ角度に一致さ
せる高精度による成形加工や互いの接触面の凹凸を除去
する表面加工を要するし、仮に組み付け時には面全体に
よる接触を保っていても使用中の熱変形や固形物の噛み
込みや錆び付きや傷付き等によりテーパシール部に隙間
ができると直ちにシール性が低下してしまう。
【0009】すなわち、従来のシール材レス差し込み継
手は、加工工数の増大によりシール材使用の差し込み継
手と比較してもコスト的な有利性は得られないし、ま
た、クランプ締め付け力が分散する低い面接触圧により
シール性を得ようとするものであるため、使用によりテ
ーパシール部に隙間が生じ易く、シール性を安定して確
保することができない。
【0010】本発明の課題とするところは、第2のパイ
プのフレア傾斜部に対して第1のパイプのビード傾斜部
を差し込み接触させた状態で外側からクランプによりパ
イプ連結部を締め込む差し込み継手において、低コスト
と、組み付け性の向上と、シール性能の安定確保と、フ
レア剛性の増大とを併せて達成することができるシール
材レス差し込み継手を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
請求項1記載のシール材レス差し込み継手では、端部に
径方向外側に膨出する山形のビードが形成された第1の
パイプと、半径方向に拡開されたフレアが端部に形成さ
れた第2のパイプと、前記第2のパイプのフレア傾斜部
に対して第1のパイプのビード傾斜部を差し込み接触さ
せた状態で外側からパイプ連結部を締め込むクランプ
と、を備えた差し込み継手において、前記フレア傾斜部
に、接触幅の狭い環状の線接触によりビード傾斜部に直
接接触する線接触ビード部を複数形成したことを特徴と
する。
【0012】上記課題を解決するため請求項2記載のシ
ール材レス差し込み継手では、請求項1記載のシール材
レス差し込み継手において、前記第1のパイプと第2の
パイプとクランプを、同一金属素材としたことを特徴と
する。
【0013】上記課題を解決するため請求項3記載のシ
ール材レス差し込み継手では、請求項1または請求項2
記載のシール材レス差し込み継手において、前記ビード
傾斜部の先端からビード直管部を延長形成し、前記第2
のパイプから拡径した段差部を介してフレア傾斜部の基
端へ向かうフレア直管部を形成し、前記ビード直管部の
外径とフレア直管部の内径との間にバラツキ誤差を考慮
しても差し込みに支障のない径方向間隔を設定すると共
に、ビード直管部の端面とフレア直管部の段差側境界と
の間に十分な軸方向間隔を設定したことを特徴とする。
【0014】上記課題を解決するため請求項4記載のシ
ール材レス差し込み継手では、請求項1ないし請求項3
記載のシール材レス差し込み継手において、前記フレア
傾斜部に接するクランプの締め付け接触部が、線接触ビ
ード部に重なるようにクランプの形状を設定したことを
特徴とする。
【0015】
【発明の実施の形態】
(実施の形態1)まず、構成を説明する。
【0016】図1は請求項1〜請求項3記載の発明に対
応する実施の形態1のシール材レス差し込み継手を示す
側面図、図2は実施の形態1のシール材レス差し込み継
手を示す断面図、図3は実施の形態1のシール材レス差
し込み継手のクランプを示す正面図である。
【0017】図1〜図3において、1は第1のパイプ、
2は第2のパイプ、3はクランプであり、第1のパイプ
1と第2のパイプ2は、従来においてフランジ継手によ
り連結されていた自動車の排気管である。
【0018】前記第1のパイプ1には、その端部に径方
向外側に膨出する山形のビード11が形成されている。
【0019】前記第2のパイプ2には、その端部に半径
方向に拡開されたフレア21が形成されている。
【0020】前記クランプ3は、図3に示すように、山
断面によるC型バンド部3aと、C型バンド部3aの両
端部から径方向に延ばされたフランジ部3b,3cと、
一方のフランジ部3bに溶接固定されたナット3dと、
他方のフランジ部3c側からねじ込まれるボルト3eに
より構成されていて、前記C型バンド部3aは、第2の
パイプ2のフレア傾斜部に対して第1のパイプ1のビー
ド傾斜部を差し込み接触させた状態でのパイプ連結部に
装着される。
【0021】図4は実施の形態1のシール材レス差し込
み継手の要部を示す拡大断面図であり、本発明の特徴と
する構成を図4に基づいて説明する。
【0022】前記第1のパイプ1に形成されるビード傾
斜部11aは、傾斜角が一定の円錐面とされ、前記第2
のパイプ2に形成されるフレア傾斜部21aは、傾斜角
が一定の円錐面に線接触ビード部21d,21dが内側
に突出させて2条形成され、この線接触ビード部21
d,21dをビード傾斜部11aに対し直接接触させる
ことで、接触幅の狭いダブルの環状の線接触部とされて
いる。
【0023】ちなみに、ビード傾斜部11aの傾斜角α
は30°に設定され、フレア傾斜部21aの傾斜角βは
31°に設定されている。
【0024】また、前記第1のパイプ1と第2のパイプ
2とクランプ3とは、ステンレス材等の同一金属素材に
より形成されている。
【0025】さらに、前記第1のパイプ1には、ビード
傾斜部11aの先端からビード直管部11bが延長形成
され、前記第2のパイプ2には、拡径した段差部21c
を介してフレア傾斜部21aの基端へ向かうフレア直管
部21bが形成されている。そして、前記ビード直管部
11bの外径φd1とフレア直管部21bの内径φd2
との間には、バラツキ誤差を考慮しても差し込みに支障
のない径方向間隔S1(0.3mm程度)が設定されて
いると共に、ビード直管部11bの端面とフレア直管部
21bの段差側境界との間に十分な軸方向間隔S2(5
〜10mm程度)が設定されている。
【0026】尚、両パイプ1,2の管径φDは、48.
6mm程度である。
【0027】次に、作用を説明する。
【0028】[パイプ連結作用]実施の形態1のシール
材レス差し込み継手を用いて両パイプ1,2を連結する
時の作用を説明する。
【0029】まず、第1のパイプ1のビード直管部11
bを第2のパイプ2のフレア直管部21bに差し込み、
ビード傾斜部11aに対しフレア傾斜部21aに形成さ
れた線接触ビード部21d,21dを図4に示すように
接触させる。
【0030】そして、クランプ3のC型バンド部3aを
フランジ部3b,3cを離すようにして大きく開き、こ
のC型バンド部3aを差し込み接触させた状態のパイプ
連結部に装着し、フランジ部3b,3cを近づけること
でC型バンド部3aを閉じ、フランジ部3b,3cにボ
ルト3eをねじ込みながらC型バンド部3aの径を小さ
くしてゆき、所定の締め付けトルクにより締め込むこと
でクランプ3により両パイプ1,2が連結される。
【0031】このパイプ連結作用で、実施形態1の差し
込み継手は、変形し易いシール材を用いるものではない
ため、2つのパイプの間にシール材を位置決めしたり、
クランプ3での締め込み時にシール材がズレ内容に管理
する必要もなく、シール材を用いた差し込み継手に比
べ、取り扱いが容易で良好な組み付け性が得られる。
【0032】また、ビード直管部11bの外径φd1と
フレア直管部21bの内径φd2との間には、バラツキ
誤差を考慮しても差し込みに支障のない径方向間隔S1
が設定されていると共に、ビード直管部11bの端面と
フレア直管部21bの段差部21cとの間に十分な軸方
向間隔S2が設定されているため、大きな差し込み自由
度が与えられものとなり、無理やり押し込んで差し込む
必要がなく、差し込み作業性が良い。
【0033】[シール作用]実施の形態1のシール材レ
ス差し込み継手によるシール性は、線接触ビード部21
d,21dをビード傾斜部11aに対し直接接触させる
ことで形成される接触幅の狭いダブルの環状の線接触部
により確保される。
【0034】本発明の線接触によるシール性と従来のテ
ーパ面接触によるシール性とを対比する。
【0035】(イ) シール性を得るのにコスト的に有利で
ある。
【0036】従来のように面全体による接触を保ってシ
ール性を発揮させるには、フレア傾斜部とビード傾斜部
とを同じ角度に一致させる高精度による成形加工や互い
の接触面の凹凸を除去する表面加工を要し、加工工数が
増大する。
【0037】これに対し、本発明の線接触では、第2の
パイプ2のフレア成形と同時にフレア傾斜部21aに線
接触ビード部21d,21dを形成すれば良く、傾斜角
度を一致せる加工や表面加工を行なわないでも高い線接
触圧によりシール性を得ることができ、コスト的に有利
である。
【0038】(ロ) シール性が安定して確保される。
【0039】従来のように面接触による場合は、接触圧
が低く接触面積が小さくなるとシール性が低下してしま
う。すなわち、使用中に熱変形したり、両パイプに折れ
角度がついたりすると、接触面積が小さくなり、シール
性が低下してしまう。
【0040】これに対し、本発明の線接触による場合
は、接触圧が高く、且つ、ダブル線接触によりダブルシ
ール作用が発揮されるため、使用中に熱変形したり、両
パイプに折れ角度がついても少なくとも1つの線接触状
態が維持され、シール性が安定して確保される。
【0041】また、接触面積が小さいことでシール性を
低下させる固形物の噛み込みもテーパ面に比べて大幅に
減少する。
【0042】さらに、第1のパイプ1と第2のパイプ2
とクランプ3とは、ステンレス材等の同一金属素材によ
り形成されているため、電食等によるシール面の錆び付
きや腐食が防止され、この結果、錆び付き等による隙間
の形成でシール性が低下するのが抑えられる。
【0043】[フレア剛性増大作用]フレア傾斜部21
aには線接触ビード部21d,21dが形成されている
ことで、線接触ビード部21d,21dがフレア傾斜部
21aの補強ビードとしての機能も果たし、フレア傾斜
部21aの剛性が増大する。
【0044】よって、クランプ締め付け時や走行中等で
フレア傾斜部21aに変形力が加わった時にもフレア傾
斜角βが変化せず、変形力が加わった時にシール性を落
とす接触圧の低下を防止することができる。
【0045】次に、効果を説明する。
【0046】(1)フレア傾斜部21aに、接触幅の狭
い環状の線接触によりビード傾斜部11aに直接接触す
る線接触ビード部21d,21dを形成したため、低コ
ストと、組み付け性の向上と、シール性能の安定確保
と、フレア剛性の増大とを併せて達成することができる
シール材レス差し込み継手を提供することができる。
【0047】(2)第1のパイプ1と第2のパイプ2と
クランプ3とは、ステンレス材等の同一金属素材により
形成されているため、電食等が生じにい。
【0048】(3)ビード直管部11bの外径φd1と
フレア直管部21bの内径φd2との間には、バラツキ
誤差を考慮しても差し込みに支障のない径方向間隔S1
が設定されていると共に、ビード直管部11bの端面と
フレア直管部21bの段差部21cとの間に十分な軸方
向間隔S2が設定されているため、良好な差し込み作業
性を得ることができる。
【0049】(実施の形態2)まず、構成を説明する。
【0050】図5は請求項4記載の発明に対応する実施
の形態2のシール材レス差し込み継手を示す要部断面図
である。
【0051】実施の形態1と異なる点は、フレア傾斜部
21aに接するクランプ3の締め付け接触部31aが、
一方の線接触ビード部21dに重なるようにクランプ3
のC型バンド部3aの断面形状の設定がなされている点
である。
【0052】この構造により、C型バンド部3aに加え
られる締め付けトルクを最も効率的に線接触ビード部2
1dとビード傾斜部11aとの線接触部に加えることが
でき、これにより高い線接触圧が確保されることにな
る。この結果、自動車の排気管に適用した場合、シール
性を低下させる加熱加振時における緩み等の劣化を防止
することができる。
【0053】従って、この実施の形態2では、実施の形
態1の(1)〜(3)の効果に、下記の効果が加えられ
る。
【0054】(4)フレア傾斜部21aに接するクラン
プ3の締め付け接触部31aが、一方の線接触ビード部
21dに重なるようにクランプ3のC型バンド部3aの
断面形状を設定したため、シール性を低下させる加熱加
振時等の使用環境の下でもクランプ3の緩みがなく、シ
ール性を確保することができる。
【0055】(他の実施の形態)実施の形態1,2で
は、自動車の排気管への適用例を示したが、流通する気
体に対してある程度のシール性を保って連結される他の
管系の継手としても適用できるのはいうまでもない。
【0056】実施の形態1,2では、2山の線接触ビー
ド部21d,21dを形成した例を示したが、3山の線
接触ビード部や3山以上の多数の線接触ビード部を形成
しても良い。
【0057】実施の形態1,2では、2山の線接触ビー
ド部21d,21dの間は空間のままとする例を示した
が、線接触ビード部21d,21dの空間に、より気密
性を高めるため、グリース状シール剤を封入したり、環
状シール材を予め接着しておくような例としても良い。
【0058】
【発明の効果】請求項1記載の発明にあっては、第2の
パイプのフレア傾斜部に対して第1のパイプのビード傾
斜部を差し込み接触させた状態で外側からクランプによ
りパイプ連結部を締め込む差し込み継手において、フレ
ア傾斜部に、接触幅の狭い環状の線接触によりビード傾
斜部に直接接触する線接触ビード部を複数形成したた
め、低コストと、組み付け性の向上と、シール性能の安
定確保と、フレア剛性の増大とを併せて達成することが
できるシール材レス差し込み継手を提供することができ
るという効果が得られる。
【0059】請求項2記載の発明にあっては、請求項1
記載のシール材レス差し込み継手において、第1のパイ
プと第2のパイプとクランプを、同一金属素材としたた
め、上記効果に加え、継手部での電食等を生じにくくす
ることができる。
【0060】請求項3記載の発明にあっては、請求項1
または請求項2記載のシール材レス差し込み継手におい
て、ビード傾斜部の先端からビード直管部を延長形成
し、第2のパイプから拡径した段差部を介してフレア傾
斜部の基端へ向かうフレア直管部を形成し、ビード直管
部の外径とフレア直管部の内径との間にバラツキ誤差を
考慮しても差し込みに支障のない径方向間隔を設定する
と共に、ビード直管部の端面とフレア直管部の段差側境
界との間に十分な軸方向間隔を設定したため、上記効果
に加え、良好な差し込み作業性を得ることができる。
【0061】請求項4記載の発明にあっては、請求項1
ないし請求項3記載のシール材レス差し込み継手におい
て、フレア傾斜部に接するクランプの締め付け接触部
が、線接触ビード部に重なるようにクランプの形状を設
定したため、上記効果に加え、シール性を低下させる加
熱加振時等の使用環境の下でもクランプの緩みがなく、
シール性を確保することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態1のシール材レス差し込み継手を示
す側面図である。
【図2】実施の形態1のシール材レス差し込み継手を示
す断面図である。
【図3】実施の形態1のシール材レス差し込み継手のク
ランプを示す正面図である。
【図4】実施の形態1のシール材レス差し込み継手の要
部を示す拡大断面図である。
【図5】実施の形態2のシール材レス差し込み継手を示
す要部断面図である。
【符号の説明】
1 第1のパイプ 11 ビード 11a ビード傾斜部 11b ビード直管部 2 第2のパイプ 21 フレア 21a フレア傾斜部 21b フレア直管部 21c 段差部 21d 線接触ビード部 3 クランプ 3a C型バンド部 31a 締め付け接触部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 端部に径方向外側に膨出する山形のビー
    ド(11)が形成された第1のパイプ(1)と、 半径方向に拡開されたフレア(21)が端部に形成され
    た第2のパイプ(2)と、 前記第2のパイプ(2)のフレア傾斜部(21a)に対
    して第1のパイプ(1)のビード傾斜部(11a)を差
    し込み接触させた状態で外側からパイプ連結部を締め込
    むクランプ(3)と、 を備えた差し込み継手において、 前記フレア傾斜部(21a)に、接触幅の狭い環状の線
    接触によりビード傾斜部(11a)に直接接触する線接
    触ビード部(21d,21d)を複数形成したことを特
    徴とするシール材レス差し込み継手。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のシール材レス差し込み継
    手において、 前記第1のパイプ(1)と第2のパイプ(2)とクラン
    プ(3)を、同一金属素材としたことを特徴とするシー
    ル材レス差し込み継手。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2記載のシール材
    レス差し込み継手において、 前記ビード傾斜部(11a)の先端からビード直管部
    (11b)を延長形成し、前記第2のパイプ(2)から
    拡径した段差部(21c)を介してフレア傾斜部(21
    a)の基端へ向かうフレア直管部(21b)を形成し、 前記ビード直管部(11b)の外径とフレア直管部(2
    1b)の内径との間にバラツキ誤差を考慮しても差し込
    みに支障のない径方向間隔(S1)を設定すると共に、
    ビード直管部(11b)の端面とフレア直管部(11
    b)の段差側境界との間に十分な軸方向間隔(S2)を
    設定したことを特徴とするシール材レス差し込み継手。
  4. 【請求項4】 請求項1ないし請求項3記載のシール材
    レス差し込み継手において、 前記フレア傾斜部(21a)に接するクランプ(3)の
    締め付け接触部(31a)が、線接触ビード部(21
    d)に重なるようにクランプ(3)の形状を設定したこ
    とを特徴とするシール材レス差し込み継手。
JP25114496A 1996-09-24 1996-09-24 シール材レス差し込み継手 Pending JPH1096492A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008531952A (ja) * 2005-03-04 2008-08-14 ブリーズ−トルカ・プロダクツ・リミテッド・ライアビリティ・カンパニー Vリングインサートを備えたパイプクランプアセンブリ
JP2016186315A (ja) * 2015-03-27 2016-10-27 富士重工業株式会社 Vバンド
CN110273742A (zh) * 2018-03-15 2019-09-24 常州良旭车辆配件有限公司 一种起箍翻边排气管连接结构及其装配方法

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