JPH1096395A - 不陸調整パネル取付構造 - Google Patents
不陸調整パネル取付構造Info
- Publication number
- JPH1096395A JPH1096395A JP8248437A JP24843796A JPH1096395A JP H1096395 A JPH1096395 A JP H1096395A JP 8248437 A JP8248437 A JP 8248437A JP 24843796 A JP24843796 A JP 24843796A JP H1096395 A JPH1096395 A JP H1096395A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- panel
- screw
- mounting
- mounting bracket
- double
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
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Landscapes
- Lining And Supports For Tunnels (AREA)
- Connection Of Plates (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】道路や鉄道等のトンネルの内壁に設置されるト
ンネル内装板等のパネルの取付構造に関する。 【解決手段】相対する２側縁の夫々に複数の逆ネジの雌
ネジ１１が設けられたパネル１と、基面３２に複数の順
ネジの雌ネジが設けられ、基面の１側面が略直角に折曲
されて立面３３となされ、この立面の他側面が直角に折
曲されて取付面３４となされ、この取付面３４にボルト
孔３５が穿設された取付金具３と、一端から略中央に亘
って順ネジ６１が螺設され、他端から略中央に亘って逆
ネジ６２が設けられた両ネジボルト６からなり、壁面に
取り付けられた取付金具と、前記パネルがこの両ネジボ
ルトで螺着されたもので、パネル設置後両ネジボルトを
回転させることにより、パネルのレベル調整が容易にで
きる。
ンネル内装板等のパネルの取付構造に関する。 【解決手段】相対する２側縁の夫々に複数の逆ネジの雌
ネジ１１が設けられたパネル１と、基面３２に複数の順
ネジの雌ネジが設けられ、基面の１側面が略直角に折曲
されて立面３３となされ、この立面の他側面が直角に折
曲されて取付面３４となされ、この取付面３４にボルト
孔３５が穿設された取付金具３と、一端から略中央に亘
って順ネジ６１が螺設され、他端から略中央に亘って逆
ネジ６２が設けられた両ネジボルト６からなり、壁面に
取り付けられた取付金具と、前記パネルがこの両ネジボ
ルトで螺着されたもので、パネル設置後両ネジボルトを
回転させることにより、パネルのレベル調整が容易にで
きる。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、道路や鉄道等のト
ンネルの内壁に設置されるトンネル内装板等のパネルの
取付構造に関する。
ンネルの内壁に設置されるトンネル内装板等のパネルの
取付構造に関する。
【０００２】
【従来の技術】一般には、道路や鉄道等のトンネルに於
いては、安全な車両の通行を図るため、トンネル内の壁
面を内装板によって覆うことの要請が高まりつつある。
又、漏水の生じているトンネルに対する面導水処理後の
壁面を内装板によって覆う施工方法が知られている。
又、このトンネル内装板の施工に於いては、複数枚数の
トンネル内装板が組み合わせて施工されている。
いては、安全な車両の通行を図るため、トンネル内の壁
面を内装板によって覆うことの要請が高まりつつある。
又、漏水の生じているトンネルに対する面導水処理後の
壁面を内装板によって覆う施工方法が知られている。
又、このトンネル内装板の施工に於いては、複数枚数の
トンネル内装板が組み合わせて施工されている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記の如
きトンネル内装板のパネル取付構造に於いては、トンネ
ル内壁面の不揃いを吸収することが困難であり、若干の
凹凸に対してもパネル表面が不揃いになるという問題が
あった。
きトンネル内装板のパネル取付構造に於いては、トンネ
ル内壁面の不揃いを吸収することが困難であり、若干の
凹凸に対してもパネル表面が不揃いになるという問題が
あった。
【０００４】そこで本発明者は従来の欠点に鑑み鋭意研
究の結果、下地面の凹凸を容易に吸収できる不陸調整パ
ネル取付構造を提供するものである。
究の結果、下地面の凹凸を容易に吸収できる不陸調整パ
ネル取付構造を提供するものである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明不陸調整パネル取
付構造は相対する２側縁の夫々に複数の逆ネジの雌ネジ
が設けられたパネルと、基面に複数の順ネジの雌ネジが
設けられ、基面の１側面が略直角に折曲されて立面とな
され、この立面の他側面が直角に折曲されて取付面とな
され、この取付面にボルト孔が穿設された取付金具と、
一端から略中央に亘って順ネジが螺設され、他端から略
中央に亘って逆ネジが設けられた両ネジボルトからな
り、壁面に取り付けられた取付金具と、前記パネルがこ
の両ネジボルトで螺着されたもので、パネル設置後両ネ
ジボルトを回転させることにより、パネルのレベル調整
が容易にできる。
付構造は相対する２側縁の夫々に複数の逆ネジの雌ネジ
が設けられたパネルと、基面に複数の順ネジの雌ネジが
設けられ、基面の１側面が略直角に折曲されて立面とな
され、この立面の他側面が直角に折曲されて取付面とな
され、この取付面にボルト孔が穿設された取付金具と、
一端から略中央に亘って順ネジが螺設され、他端から略
中央に亘って逆ネジが設けられた両ネジボルトからな
り、壁面に取り付けられた取付金具と、前記パネルがこ
の両ネジボルトで螺着されたもので、パネル設置後両ネ
ジボルトを回転させることにより、パネルのレベル調整
が容易にできる。
【０００６】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら本発明
に付いて説明する。１はパネルであり、珪酸カルシウム
板等の無機板を基板として、表面を塗装して作製された
パネルや鋼板やアルミ板に塗装や琺瑯処理をして作製さ
れたパネル、或いはステンレス鋼板等で作製されたパネ
ルが用いられる。パネル１の２側縁の適宜位置に夫々複
数の逆ネジの雌ネジ１１が設けられている。逆ネジの雌
ネジ１１は埋め込みナットが前記パネルの適宜位置に埋
設されて形成される。
に付いて説明する。１はパネルであり、珪酸カルシウム
板等の無機板を基板として、表面を塗装して作製された
パネルや鋼板やアルミ板に塗装や琺瑯処理をして作製さ
れたパネル、或いはステンレス鋼板等で作製されたパネ
ルが用いられる。パネル１の２側縁の適宜位置に夫々複
数の逆ネジの雌ネジ１１が設けられている。逆ネジの雌
ネジ１１は埋め込みナットが前記パネルの適宜位置に埋
設されて形成される。
【０００７】２は防水シートであり、ポリエチレン、ポ
リ塩化ビニル、ＥＶＡ等で作製された合成樹脂シートで
あり、トンネル内壁前面を覆い適宜間隔で、取付金具３
とシール付き角座金４を介してアンカーボルト５でトン
ネル内壁に取着される。
リ塩化ビニル、ＥＶＡ等で作製された合成樹脂シートで
あり、トンネル内壁前面を覆い適宜間隔で、取付金具３
とシール付き角座金４を介してアンカーボルト５でトン
ネル内壁に取着される。
【０００８】取付金具３は鋼板等の金属板を折曲して作
製されている。取付金具３の１面に複数の順ネジの雌ネ
ジ３１が設けられ基面３２となされ、この基面３２の１
側面が略直角に折曲されて立面３３となされ、この立面
３３の他側面が略直角に折曲されて取付面３４となさ
れ、この取付面３４にボルト孔３５が穿設されている。
この雌ネジ３１が設けられた基面３２とボルト孔３５が
穿設された取付面３４とが略平行面となされ、適宜高低
差が設けられている。角座金４は適宜大きさの鋼板等の
金属板の中央にボルト孔が穿設され、片面にゴムシート
やスポンジシート等の弾性シート４１が貼着されてい
る。トンネル内壁に埋設されたアンカーボルト５に取付
金具３が螺着されるときこの角座金４の弾性シート貼着
面を取付金具３に当接することにより防水シート２内に
水が侵入するのを防いでいる。
製されている。取付金具３の１面に複数の順ネジの雌ネ
ジ３１が設けられ基面３２となされ、この基面３２の１
側面が略直角に折曲されて立面３３となされ、この立面
３３の他側面が略直角に折曲されて取付面３４となさ
れ、この取付面３４にボルト孔３５が穿設されている。
この雌ネジ３１が設けられた基面３２とボルト孔３５が
穿設された取付面３４とが略平行面となされ、適宜高低
差が設けられている。角座金４は適宜大きさの鋼板等の
金属板の中央にボルト孔が穿設され、片面にゴムシート
やスポンジシート等の弾性シート４１が貼着されてい
る。トンネル内壁に埋設されたアンカーボルト５に取付
金具３が螺着されるときこの角座金４の弾性シート貼着
面を取付金具３に当接することにより防水シート２内に
水が侵入するのを防いでいる。
【０００９】６は両ネジボルトであり、この一端から略
中央に亘って順ネジ６１が螺設され、他端から略中央に
亘って逆ネジ６２が螺設されており、端面には十字孔が
設けられ、ドライバーで回しやすくなされている。この
順ネジと逆ネジは径、ピッチともに同寸となされてい
る。
中央に亘って順ネジ６１が螺設され、他端から略中央に
亘って逆ネジ６２が螺設されており、端面には十字孔が
設けられ、ドライバーで回しやすくなされている。この
順ネジと逆ネジは径、ピッチともに同寸となされてい
る。
【００１０】本発明不陸パネル取付構造の実施形態の一
例として、トンネル内装板の施工方法について説明す
る。先ず取付金具３の雌ネジ３１に両ネジボルト６の順
ネジ６１を螺入し、パネル１の両側縁に設けられた雌ネ
ジ１１にこの取付金具３の両ネジボルト６の逆ネジ６２
を螺入固定しておく。次に、トンネル内壁前面に亘って
防水シート２を仮止めし、前記した、取付金具３を両縁
に取り付けたパネル１をこの防水シート２に当接し、取
付金具３のボルト孔３５に合わせて、アンカーボルト孔
をドリルで穿設する。このアンカーボルト孔にアンカー
ボルト５が挿入、固着され、このアンカーボルト５の壁
面から露出されたボルト部５１に取付金具が嵌装され、
角座金を介してナットで取付金具が固定される。
例として、トンネル内装板の施工方法について説明す
る。先ず取付金具３の雌ネジ３１に両ネジボルト６の順
ネジ６１を螺入し、パネル１の両側縁に設けられた雌ネ
ジ１１にこの取付金具３の両ネジボルト６の逆ネジ６２
を螺入固定しておく。次に、トンネル内壁前面に亘って
防水シート２を仮止めし、前記した、取付金具３を両縁
に取り付けたパネル１をこの防水シート２に当接し、取
付金具３のボルト孔３５に合わせて、アンカーボルト孔
をドリルで穿設する。このアンカーボルト孔にアンカー
ボルト５が挿入、固着され、このアンカーボルト５の壁
面から露出されたボルト部５１に取付金具が嵌装され、
角座金を介してナットで取付金具が固定される。
【００１１】次に、取付金具３の雌ネジ３１に両ネジボ
ルト６の順ネジ６１を螺入し、パネル１の２側縁に設け
られた雌ネジ１１のうち一方の側縁に設けられた雌ネジ
１１にこの取付金具３の両ネジボルト６の逆ネジ６２を
螺入固定しておく。このパネル１の取付金具が取り付け
られていない側の雌ネジ１１を前記壁面に固定された取
付金具３の雌ネジ３１を当接し、両ネジボルト６でパネ
ル１と取付金具３を固定する。この作業を順次繰り返
し、トンネル内壁面の所望部にパネルを設置する。パネ
ルの設置後、パネルの取付レベルが不揃いとなったとき
は、パネル１の２側縁に螺入されている前記両ネジボル
ト６を回転させ、パネル１と取付金具３の間隔を調整す
ることにより、パネル１の取付レベルが均一になされ
る。パネル１のレベル調整後両ネジボルト６は接着剤等
で固定され、パネル１の雌ネジ１１はコーキング等で埋
められる。
ルト６の順ネジ６１を螺入し、パネル１の２側縁に設け
られた雌ネジ１１のうち一方の側縁に設けられた雌ネジ
１１にこの取付金具３の両ネジボルト６の逆ネジ６２を
螺入固定しておく。このパネル１の取付金具が取り付け
られていない側の雌ネジ１１を前記壁面に固定された取
付金具３の雌ネジ３１を当接し、両ネジボルト６でパネ
ル１と取付金具３を固定する。この作業を順次繰り返
し、トンネル内壁面の所望部にパネルを設置する。パネ
ルの設置後、パネルの取付レベルが不揃いとなったとき
は、パネル１の２側縁に螺入されている前記両ネジボル
ト６を回転させ、パネル１と取付金具３の間隔を調整す
ることにより、パネル１の取付レベルが均一になされ
る。パネル１のレベル調整後両ネジボルト６は接着剤等
で固定され、パネル１の雌ネジ１１はコーキング等で埋
められる。
【００１２】
【発明の効果】上述の如く、本発明不陸調整パネル取付
構造は相対する２側縁の夫々に複数の逆ネジの雌ネジが
設けられたパネルと、基面に複数の順ネジの雌ネジが設
けられ、基面の１側面が略直角に折曲されて立面となさ
れ、この立面の他側面が直角に折曲されて取付面となさ
れ、この取付面にボルト孔が穿設された取付金具と、一
端から略中央に亘って順ネジが螺設され、他端から略中
央に亘って逆ネジが設けられた両ネジボルトからなり、
壁面に取り付けられた取付金具と、前記パネルがこの両
ネジボルトで螺着されたもので、パネル設置後両ネジボ
ルトを回転させることにより、パネルのレベル調整が容
易にできる。両ネジボルトは順ネジと逆ネジが設けられ
ているので、両ネジボルトが１回転されると、２回転分
パネルが移動され、僅かな回転でパネルのレベル調整が
できる。又、パネルの破損時等、パネルの２側面の両ネ
ジボルトを外すのみでパネルを容易に外すことができ、
パネルの交換が容易にできる。
構造は相対する２側縁の夫々に複数の逆ネジの雌ネジが
設けられたパネルと、基面に複数の順ネジの雌ネジが設
けられ、基面の１側面が略直角に折曲されて立面となさ
れ、この立面の他側面が直角に折曲されて取付面となさ
れ、この取付面にボルト孔が穿設された取付金具と、一
端から略中央に亘って順ネジが螺設され、他端から略中
央に亘って逆ネジが設けられた両ネジボルトからなり、
壁面に取り付けられた取付金具と、前記パネルがこの両
ネジボルトで螺着されたもので、パネル設置後両ネジボ
ルトを回転させることにより、パネルのレベル調整が容
易にできる。両ネジボルトは順ネジと逆ネジが設けられ
ているので、両ネジボルトが１回転されると、２回転分
パネルが移動され、僅かな回転でパネルのレベル調整が
できる。又、パネルの破損時等、パネルの２側面の両ネ
ジボルトを外すのみでパネルを容易に外すことができ、
パネルの交換が容易にできる。
【図１】本発明不陸調整パネル取付構造の実施形態の一
例を示す断面図である。
例を示す断面図である。
１ パネル １１ 雌ネジ ２ 防水シート ３ 取付金具 ３１ 雌ネジ ３２ 基面 ３３ 立面 ３４ 取付面 ３５ ボルト孔 ４ 角座金 ４１ 弾性シート ５ アンカーボルト ６ 両ネジボルト ６１ 順ネジ ６２ 逆ネジ
Claims (1)
- 【請求項１】 相対する２側縁の夫々に複数の逆ネジの
雌ネジが設けられたパネルと、基面に複数の順ネジの雌
ネジが設けられ、基面の１側面が略直角に折曲されて立
面となされ、この立面の他側面が直角に折曲されて取付
面となされ、この取付面にボルト孔が穿設された取付金
具と、一端から略中央に亘って順ネジが螺設され、他端
から略中央に亘って逆ネジが設けられた両ネジボルトか
らなり、壁面に取り付けられた取付金具と、前記パネル
がこの両ネジボルトで螺着されたことを特徴とする不陸
調整パネル取付構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24843796A JP3443252B2 (ja) | 1996-09-20 | 1996-09-20 | 不陸調整パネル取付構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24843796A JP3443252B2 (ja) | 1996-09-20 | 1996-09-20 | 不陸調整パネル取付構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1096395A true JPH1096395A (ja) | 1998-04-14 |
| JP3443252B2 JP3443252B2 (ja) | 2003-09-02 |
Family
ID=17178120
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP24843796A Expired - Fee Related JP3443252B2 (ja) | 1996-09-20 | 1996-09-20 | 不陸調整パネル取付構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3443252B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007039923A (ja) * | 2005-08-02 | 2007-02-15 | Kajima Corp | 耐火パネル |
| JP2007039924A (ja) * | 2005-08-02 | 2007-02-15 | Kajima Corp | 耐火パネル |
-
1996
- 1996-09-20 JP JP24843796A patent/JP3443252B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007039923A (ja) * | 2005-08-02 | 2007-02-15 | Kajima Corp | 耐火パネル |
| JP2007039924A (ja) * | 2005-08-02 | 2007-02-15 | Kajima Corp | 耐火パネル |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3443252B2 (ja) | 2003-09-02 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |