JPH1095471A - 電子レンジ用食品包装体 - Google Patents

電子レンジ用食品包装体

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JPH1095471A
JPH1095471A JP8250202A JP25020296A JPH1095471A JP H1095471 A JPH1095471 A JP H1095471A JP 8250202 A JP8250202 A JP 8250202A JP 25020296 A JP25020296 A JP 25020296A JP H1095471 A JPH1095471 A JP H1095471A
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heat sealing
food
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heat seal
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部 公 治 阿
Giichi Hasegawa
義 一 長谷川
Hiroyasu Watanabe
邊 宏 康 渡
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Abstract

(57)【要約】 【解決手段】本発明の電子レンジ用食品包装体は、周縁
部をヒートシールして密封する食品包装体であって、こ
の周縁部のヒートシール部の一部を他の部分よりも低い
シール強度を有するようにヒートシールし、この低ヒー
トシール部の少なくとも一部に、この低ヒートシール部
の外縁から内部方向に向かってヒートシール幅の1/4
〜3/4の幅の非シール部を形成したことを特徴として
いる。 【効果】本発明によれば、電子レンジ内で食品を加熱し
た際に、発生する水蒸気を穏和な条件で外部に排出する
ことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の技術分野】本発明は電子レンジ用の食品包装体
に関する。さらに詳しくは本発明は電子レンジで加熱し
た際に包装体内に発生する水蒸気圧が一定の値に達する
と、この水蒸気を外部に選択的に放出して包装体全体に
わたる破裂を防止することができる電子レンジ用食品包
装体に関する。
【0002】
【従来技術】密封した包装体に食品をいれたまま電子レ
ンジを用いて食品を加熱すると、内容物が温まると共に
水蒸気が発生し、食品を密封した包装体が膨張し、つい
には包装体が破裂して内容物が飛散することがある。
【0003】こうした水蒸気による包装体の破裂を防止
するために、種々の提案がなされている。例えば包装体
に小さな穴を開けて、保存する場合には、この穴をシー
ル部材で塞いでおいて、電子レンジで加熱する場合には
このシールを剥離して加熱により発生した水蒸気をこの
穴から放出させる方法、内部水蒸気圧による引っ張り応
力が所定の箇所に集中するように包装体の形状を特殊形
状にする方法などがある(例えば、特開昭8-1193
43号、特開平7-257662号、特開平2-8490
8号、特開昭63-131926号、特開昭63-218
079号および実開平3-60239号などの公報参
照)。
【0004】しかしながら、これらの方法には、本来密
封性を要求される包装体に穴を開ける必要があり、容器
の気密性が損なわれる虞があり、また、特殊な形状の包
装体を製造するための特殊な装置あるいは内部水蒸気圧
を所定の箇所に集中させるために特殊なヒートシール装
置が必要になるなどの問題があった。
【0005】
【発明の目的】本発明は、電子レンジを用いて食品を加
熱した際に発生する水蒸気を、容器内の水蒸気圧によっ
て所定のヒートシール部から抜き出るようにした電子レ
ンジ用の食品包装体を提供することを目的としている。
【0006】さらに詳しくは本発明は、電子レンジを用
いて加熱した際に容器内部に発生する水蒸気によって容
器が破裂しないように、水蒸気が所定のヒートシール部
から自動的に抜け出るようにした食品包装体であって、
しかも特殊な装置等を使用することなく容易に製造する
ことができる電子レンジ用の食品包装体を提供すること
を目的としている。
【0007】
【発明の概要】本発明の電子レンジ用食品包装体は、周
縁部をヒートシールして密封する食品包装体であって、
該周縁部のヒートシール部の一部を他の部分よりも低い
シール強度を有するようにヒートシールし、該低ヒート
シール部の少なくとも一部に、該低ヒートシール部の外
縁から内部方向に向かってヒートシール幅の1/4〜3
/4の幅の非シール部を形成したことを特徴としてい
る。
【0008】そして、この非シール部は、該低ヒートシ
ール部の外縁部分の非シール長さが該食品包装体の内部
の非シール部の長さよりも長く、かつ該非シール部の容
器内方向の先端の形状がV字型あるいは楔型になるよう
に所定の角度に形成されていることが好ましい。
【0009】このように容器にシール強度の低い部分を
設けて、このシール強度を低い部分の外縁からヒートシ
ール幅の1/4〜3/4の幅でヒートシールしない部分
(非シール部)を形成することにより、電子レンジ内で
加熱されて発生した水蒸気による内圧が、このシール強
度の低い部分を内部から剥離し始め、そしてこの容器内
部からの剥離が非シール部に到達するとこの部分で容器
内部と外部が連通して容器内部の水蒸気がこの連通部分
から外部に放出される。殊にこの非シール部の形状を容
器周縁部の長さよりも容器内部に近づくにつれてその長
さが小さくなり、先端部の形状を所定の角度を有するV
字型あるいは楔型に形成することにより、水蒸気を排出
する連通穴を水蒸気は通過するが内容物は通過できない
大きさにすることができるので、この連通穴からの食品
の漏出を最小限にすることができる。
【0010】
【発明の具体的説明】次に本発明の電子レンジ用食品包
装体について具体的に説明する。図1は、本発明の電子
レンジ用食品包装体のなかで袋状の形態を有する食品包
装袋の一例を模式的に示す図である。
【0011】図1に示すように、本発明の電子レンジ用
食品包装体1は、周縁部の少なくとも2辺がヒートシー
ルにより融着された2枚のフィルムからなる袋状であ
り、図1には、ヒートシール部17,19,19の3辺が
予めヒートシールされ、食品3を充填した後に、必要に
より脱気されて、食品充填口4がヒートシールされて食
品3が密封された長方形状の袋状である電子レンジ用食
品包装体が示されている。食品を充填した後、この食品
袋1を密封するためのヒートシール部は18で示されて
いる。
【0012】本発明の電子レンジ用食品包装体1のヒー
トシール部17,18,19,19はイージーピール性で
あることが望ましく、かつ非シール部15が形成される
ヒートシール部19,19は、他のヒートシール部17,
18よりもシール強度が低くされている。本発明におい
て、イージーピールとは、一般的にシール強度が300
〜1800g/15mm以下であるヒートシールである。
【0013】このようなイージーピール性のヒートシー
ル部を形成することができるフィルムは、ポリエチレ
ン、ポリプロピレン等のポリオレフィンからなる単層フ
ィルムで有ってもよいが、ガスバリア性のよりエチレン
-酢酸ビニル共重合体鹸化物(EVOH)等を用いた多層フィ
ルムが好適である。このような多層フィルムの例として
はPP/EVOH/PP、PP/kNy/EVA、PP
/EVOH/Ny/PE、PP/Ny/EVOH/Ny
/EVOH/ION、Ny/EVOH/LLDPE、N
y/EVOH/EVA、EVOH/Ny/PE等を挙げ
ることができる。ここで「PE」はポリエチレン、「P
P」はポリプロピレン、「Ny」はナイロン、「KN
y」は塩化ビニリデンコートナイロン、「ION」はア
イオノマーである。上記例示した多層フィルムの構成で
右側に記載された層がシーラント層である。
【0014】特に本発明では耐熱性およびバリアー性を
有する表基剤層と耐熱性および剥離性を有するポリオレ
フィン系のシーラントフィルムをポリイソシアネート系
化合物からなる接着剤を使用して複合した積層フィルム
が好ましい。このような積層フィルムはポリオレフィン
系のシーラントフィルムがイージーピール性を有してい
るのでヒートシール面にイージーピール性を持たせるこ
とができる。
【0015】上記のようなフィルムを使用してイージー
ピール性を有すると共に、ヒートシール強度の高い部分
と低い部分を形成するには、例えばヒートシール温度に
よりシール強度を調整する方法、接着剤を介在させてヒ
ートシールする場合には、使用する接着剤の種類を変え
る方法などがあるが、イージーピール性を有するヒート
シールフィルムを製造する際に形成されるフィルムの流
れ方向に平行な辺同士をヒートシールすると、フィルム
の流れ方向に直角な辺同士をヒートシールした場合より
もシール強度が高くなる。即ち、仮に正方形の袋を製造
した場合であっても、フィルムの流れ方向に対して垂直
方向にヒートシールしたときのシール強度と、フィルム
の流れ方向に対して平行にヒートシールしたときのシー
ル強度を比較すると、フィルムの流れ方向に対してヒー
トシールを垂直にしたときのシール強度が低い。また、
長方形の袋を製造した場合、フィルムの流れ方向とシー
ル強度との関係は同様であるが、さらに長方形の短い辺
よりも長い辺の方に上下に引き剥がそうとする応力が集
中しやすくなり、ヒートシール強度も低いので、長辺の
方が先に剥離する。また、コーナー部分は、頂点を有す
る2辺のヒートシール部に挟まれているので上下に引き
剥がそうとする応力は2辺に分散されてしまうので、こ
のコーナー部分が最初に剥離することはない。
【0016】従って、電子レンジを用いた加熱により発
生する水蒸気圧は、フィルムの流れ方向に対して垂直
(直角)に形成された長辺で、なおかつヒートシール長
さの中央部に最も多大な作用を及ぼすことになる。
【0017】図1で示すと、この食品包装袋1におい
て、この袋を形成するフィルムを製造した際のフィルム
の流れ方向は矢印5で示す方向であり、従ってヒートシ
ール部19,19は、このフィルム流れ方向と直角であ
り、ヒートシール部17,18はフィルム流れ方向と平
行である。
【0018】ヒートシール部19,19は、同じヒート
シール条件でヒートシールすると、ヒートシール部1
7,18よりもシール強度が低くなる。例えば、イージ
ーピール性を有する変性ポリオレフィンを最内層とする
フィルムを150℃の温度で2kg/cm2の圧力の付与下に
1秒間加熱する条件でヒートシールすると、ヒートシー
ル部(MD/MD)17,18のシール強度は、ヒートシール部
(TD/TD)19,19のシール強度よりも、通常は20〜4
00g/15mm低い値を示す。以下、本発明では図1に付
番17,18で示すヒートシール部(MD/MD)を「強ヒート
シール部」、付番19で示すヒートシール部(TD/TD)を
「弱ヒートシール部」と記載することもある。
【0019】例えば、バリアーナイロンとイージーピー
ル用特殊ポリオレフィンとからなる積層体を用いてシー
ル強度(180゜剥離強度)を測定すると次表1に示す
ような傾向を現わす。
【0020】
【表1】
【0021】上記表1に示した例からも明らかなよう
に、TD/TDのシール強度がより高く、MD/MDの
シール強度がより低い値を示す。本発明では、主として
このTD/TDのシール強度と、MD/MDのシール強
度との差、即ち上記表1に示した例におけるシール強度
の差115g/15mmを利用して、選択的な水蒸気圧抜きを
行っているのである。
【0022】さらに、図1に示すような食品包装袋にお
いて、ヒートシール幅を同一にしたときの弱ヒートシー
ル部19の中心部(MD/MD)および強ヒートシール
部17(底部(TD/TD))のシール強度(180゜
剥離強度)の例を表2に示す。
【0023】
【表2】
【0024】上表から明らかなように、本発明の電子レ
ンジ用包装体では、側縁部である弱ヒートシール部の中
心部のシール強度が、底部の強ヒートシール部の中心部
よりも低い。本発明の電子レンジ用食品包装体には、上
記のような弱ヒートシール部に、ヒートシールしていな
い部分、即ち非シール部15が形成されている。図1お
よび図2には山型の非シール部が形成された長方形の包
装袋が示されている。
【0025】そして、この弱ヒートシール部15の幅D
1は、通常は0.5〜2.0cm、好ましくは0.8〜1.0c
mであり、本発明における非シール部15の幅D2または
3は、この低ヒートシール部の外縁から内部方向に向
かってこのヒートシール幅D 1の1/4〜3/4の幅、
好ましくは1/3〜2/3の幅になるように形成されて
いる。図2において、非シール部15の幅D2は、弱ヒ
ートシール部19の幅D1の3/4である態様が示され
ており、非シール部15の幅D3は、弱ヒートシール部
19の幅D1の1/3である態様が示されている。この
ように弱ヒートシール部19の幅に対する非シール部1
5の幅を上記の範囲内にすることにより、保存中におけ
る内容物である食品が漏出することがなく、かつ電子レ
ンジによる加熱によって弱ヒートシール部19が容器内
に発生する水蒸気による内圧によって剥離して非シール
部15との間に連通孔を確実に形成することができる。
【0026】また、この非シール部15の形状は、低ヒ
ートシール部19の外縁部分の非ヒートシール長さL1
が食品包装体1の内部2の非シール部の長さよりも短く
(狭く)、かつ非シール部15の容器内方向の先端が所
定の角度をもってV字型あるいは楔型に形成されてい
る。
【0027】即ち、例えば先端の角度がθ1である非シ
ール部15aについてみると、この楔型の非シール部1
5aは、外縁部の長さがL2であり、このL2を底辺と
し、頂点の角度がθ1である二等辺三角形の形状を有し
ている。また、例えば先端の角度がθ2およびθ2ある非
シール部15bおよび15cについてみると、それぞれ楔
型をして全体で山型の非シール部15bおよび15cは、
外縁部の長さがそれぞれL 3およびL4であり、これらL
3およびL4を底辺とし、頂点の角度がθ2でθ3である三
角形の形状を有している。そして、この付番15a、1
5bおよび15cが複合した非シール部15は、外縁部の
長さがL1であり、この非シール部15の長さL1は、ヒ
ートシール部19の食品包装体1の内部2の方向に向か
うに従ってその長さが短くなっている。さらに、この非
シール部15の先端部分15a、15b、15cは、それ
ぞれθ1、θ2、θ3の角度で形成されている。ここで
θ1、θ 2、θ3で表される非シール部15の先端の角度
は、通常は10度〜160度、好ましくは45度〜14
0度、特に好ましくは60度〜120度である。このよ
うに非シール部15の先端を上記のような角度で形成す
ることにより、容器内の水蒸気圧によって弱ヒートシー
ル部19が食品包装体1の内部2から剥離した際にこの
非シール部15との間に形成される連通孔の大きさが必
要最低限度の大きさになり、内容物3が漏出せず、かつ
食品包装体1の内部2で発生した水蒸気を効率よく放出
させることができる。
【0028】この非シール部15は、図1に示すよう
に、弱ヒートシール部19の長さ方向の中央部近傍に設
けることが好ましい。食品包装体1の内部2で発生した
水蒸気による圧力は、この部分に集中しやすいからであ
る。
【0029】また、この非シール部15の長さと弱ヒー
トシール部19の長さとの割合は任意設定することがで
きるが、弱ヒートシール部19の長さ(一辺の長さ)に
対して非シール部15の長さL1が5%以上であること
が好ましい。非シール部より開封する場合は、指先で剥
離できる長さが好ましく、具体的には1cm以上、より好
ましくは2cm以上である。後述の図6に示すような形態
の非シール部15を形成する場合には、弱ヒートシール
部19全体にわたって非シール部15を形成することも
できる。
【0030】本発明の電子レンジ用食品包装体は、例え
ば図1に示すように、予め弱ヒートシール部19,19
および強ヒートシール部17をヒートシールして袋状に
する。この際、ヒートシール部の角部の少なくとも一カ
所をヒートシールせずに、リリース部21を形成するこ
とが好ましい。このリリース部21は、加熱後に食品を
取り出す際にヒートシールさせたフィルムを引き剥がす
ために利用される。そのほうが、蒸気の噴き出しもなく
より安全に剥がすことができる。
【0031】こうして3辺がヒートシールされた食品包
装袋1に、開口されている食品充填口4から食品を充填
し、次いで、必要により脱気しながら、この食品充填口
4である辺18をヒートシールする。
【0032】本発明の電子レンジ用食品包装体は、上記
図1に示されるように食品3が収容され食品充填口4が
ヒートシールされており、この食品3が収容された包装
体を電子レンジで加熱すると水蒸気が発生する。
【0033】そして、この水蒸気により生じた圧力は、
食品包装体の内部2から各ヒートシール部17,18,1
9,19にかかるがヒートシール部17および18は強
ヒートシール部であり、強ヒートシール部17および1
8が剥離することはなく、図3に示すように、弱ヒート
シール部19,19を内部2から弓型に剥離する。図3
(a)に示すように、包装体1の内部2から水蒸気圧が弱
ヒートシール部19にかかり、この弱ヒートシール部1
9を内部2から剥離する。図3において21は水蒸気圧
によって弓型に剥離した弱ヒートシール部である。即
ち、密封包装された食品が電子レンジのマイクロ波エネ
ルギーを吸収して発熱されるとともに、食品の温度が上
昇して、食品中に含有される水分子の運動が激しくな
り、この水分の一部が気化して水蒸気になり、容器内の
内圧が高くなる。そして、さらに内部2の水蒸気圧が高
くなると、剥離した弱ヒートシール部21がさらに深く
なり、ついには弱ヒートシール部19の外縁から内部2
方向に向かって楔状に形成された非シール部頂点15a
にまで達し、図3(b)に示すように連通孔23aが形成さ
れ、この連通孔23aから内部2の水蒸気が排出され
る。こうして連通孔23aから水蒸気が放出されてもま
だ内部水蒸気圧が高いと、さらに弱ヒートシール部の剥
離が進み、非シール部15aよりも浅い非シール部頂点
15bあるいは15cにまで弱ヒートシール部19の剥離
が到達し新たな連通孔23bが形成される。即ち、容器
が膨張すると容器を形成するフィルムはシール面に対し
て垂直に持ち上げられ、シール面を上下に引き剥がそう
とする力が加わる。このときシール面が完全にヒートシ
ールされている状態では、シール強度よりもよほど大き
な力が加わらないとシール面を剥離することはできな
い。さらに、完全なヒートシール面が最終的に剥離する
ときには極めて大きな力が加わるため、こうした状態に
おけるヒートシールの剥離は爆発的である。本発明で
は、強ヒートシール部と弱ヒートシール部を形成し、弱
ヒートシール部に非シール部を形成しているので、容器
内の圧力はヒートシール部の長さ方向の中央部に集中
し、かつヒートシール面を上下方向(垂直方向)に押し
上げるように作用する。本発明の包装体のヒートシール
部には、強ヒートシール部と弱ヒートシール部とが形成
されており、内圧は弱ヒートシール部を剥離するように
作用する。そして、この弱ヒートシール部には非シール
部が形成されているので、弱ヒートシール部に生じた弓
型の剥離部は、非シール部と連通する。そして、本発明
の非シール部は先端が所定の角度を有するV字型あるい
は楔型に形成されているので、連通孔の大きさは最小限
度の大きさになる。
【0034】このようにして食品包装体1の内部2で発
生した水蒸気は、弱ヒートシール部19に形成された非
シール部15から選択的に排出されるので、電子レンジ
による加熱によって包装体内部の水蒸気圧が高くなりす
ぎて包装体を破裂させることがない。さらに、水蒸気を
排出する連通孔は、非シール部15の先端が鋭角に形成
されていることから、必要最小限度の大きさになり、内
容物である食品が、この連通孔から漏出することはほと
んどない。
【0035】しかも、本発明の電子レンジ用食品包装体
は、ヒートシール装置の加熱部に非シール部の形態に対
応した凹部を設けるなど、従来から使用されているヒー
トシール装置にわずかな改良を加えるだけで製造するこ
とができる。
【0036】本発明の電子レンジ用食品包装体は、上記
詳述したような袋状の食品包装体に限られるものではな
く、例えば図4および図5に示すように、深い凹部を有
し、縁部にヒートシール性のフィルムを熱圧着した形態
の電子レンジ用食品包装体31あるいは41であっても
よい。図4には矩形の容器31の例が示されており、図
5には有底円筒状の容器41の例が示されている。図4
および図5において、付番2は容器内部であり、付番1
7は強ヒートシール部であり、付番19は弱ヒートシー
ル部であり、付番15は非シール部である。そして、図
4および図5において、この非シール部15は、図2に
示した非シール部15と同様に形成されている。なお、
図4および図5に示すような立体的な容器において、シ
ール強度を調整するには、図1の袋状の食品包装体で説
明したように、例えばヒートシール温度の調整、接着剤
の選択等の方法を利用することもできる。
【0037】本発明の電子レンジ用食品包装体1に形成
される非シール部15の形態は、種々に改変することが
できる。図6の(a)、(b)、(c)および(d)には、非シール
部15の他の形態の例が示されている。図6の(a)に
は、弱ヒートシール部19に先端が鋭角に形成された楔
状の非シール部15が連続して鋸刃型に形成された例が
示されている。また、図6の(b)には、逆台形状の非シ
ール部の逆台形の長辺のほぼ中央部が所定の角度を有す
る楔型に形成された突出部15dが形成された非シール
部15の例が示されている。図6の(c)には、半円形状
の非シール部の頂部に所定の角度を有する楔型に形成さ
れた突出部15eが形成された非シール部15の例が示
されている。図6の(d)には、弱ヒートシール部の外側
と連通した円形の非シール部の頂部に所定の角度を有す
る楔型に形成された突出部15eが形成された非シール
部15の例が示されている。なお、図6の(a)、(b)、
(c)および(d)において、付番19は弱ヒートシール部で
あり、付番2は電子レンジ用食品包装体1の内部であ
る。また、それぞれの図の右側の矢印は、この食品包装
体を形成するフィルムを製造する際のフィルムの流れ方
向を表している。
【0038】また、本発明の電子レンジ用食品包装体
は、前記詳述したように四角形あるいは円形に限られる
ものではなく、図7に示すように、三角形、六角形の
他、五角形、さらに七角形以上の多角形であってもよ
い。図7(a)は三角形の電子レンジ用食品包装体1が示
されており、矢印で示したフィルム流れ方向に直角なヒ
ートシール部19が弱ヒートシール部になり、このフィ
ルム流れ方向に対して斜めに形成されたヒートシール部
(TD/TD)は、上記表1からも明らかなように弱ヒートシ
ール部19よりも高いシール強度を有している。従って
この斜めのヒートシール部が強ヒートシール部17であ
る。そして、この三角形の電子レンジ用食品包装体で
は、弱ヒートシール部19に周縁部から内部2に向かっ
て非シール部15が形成されている。なお、食品充填口
は、通常は、斜めに形成された強ヒートシール部17,
17のいずれか一方である。
【0039】さらに、図7(b)に示した六角形の電子レ
ンジ用食品包装体1において、フィルムの流れ方向は矢
印で示されており、このフィルムの流れ方向に直交する
ヒートシール部19が弱ヒートシール部であり、他の辺
は強ヒートシール部17である。そして、この弱ヒート
シール部19に周縁部から内部2に向かって非シール部
15が形成されている。なお、食品充填口は、通常は、
斜めに形成された強ヒートシール部17,17,17,1
7の少なくとも一辺が食品充填口になる。
【0040】なお、図7(a)および(b)にはリリース部は
図示していないが、いずれかの角にリリース部を形成す
ることもできる。本発明の電子レンジ用食品包装体は、
ピラフ、白飯、ハンバーグ、弁当;さつま芋およびじゃ
が芋などの根菜類、笹かまおよび揚げかま等の水産物お
よび練り食品、卵およびソーセージ等の畜肉加工品、そ
の他調理済み食品全般等、電子レンジで加熱する食品の
包装に用いられる他、食品以外であっても、電子レンジ
を用いて加熱するおしぼり、医薬用温湿布等の包装体と
しても利用することができる。
【0041】
【発明の効果】本発明の電子レンジ用食品包装体によれ
ば、食品等を充填密封して容器ごと電子レンジで加熱す
ることにより発生する水蒸気を選択的にかつ徐々に排出
することができるので、電子レンジを用いて加熱しても
容器が破裂して内容物が飛散することがない。また、本
発明の電子レンジ用食品包装体では、非シール部の先端
が所定の角度を有する楔型に形成されているので、水蒸
気圧により形成される連通孔の大きさを最低限度にする
ことができるので、こうして形成された連通孔からの食
品の漏出を防止することができる。
【0042】また、連通孔を形成するまでの間に袋内圧
が適度に高められることにより、加圧調理した場合と同
様の効果(食品の芯部まで加熱することができる)が得
られる。
【0043】しかも、電子レンジでマイクロ波加熱する
前は完全に密封状態にあるので、食品を衛生的に維持保
存できる。さらに、加熱して非シール部から水蒸気が排
出された部分は、シールが剥離されているので、この部
分からフィルムを剥がすことができ、この剥離した部分
は従来の包装体に形成されていたリリース部と同等の作
用を有する。
【0044】
【実施例】次ぎに本発明の電子レンジ用食品包装体につ
いて実施例を示して具体的に説明するが本発明はこれら
によって限定されるものではない。
【0045】
【実施例1】図1に示す食品包装袋に冷凍エビピラフを
充填密封した。この食品包装袋は2枚のプラスチックフ
ィルムから形成されており、製袋シール部17、19、
19がヒートシールされている。そして、弱ヒートシー
ル部である19,19の中央部に山型の非シール部15,
15が形成されている。冷凍エビピラフを食品充填口4
から充填した後、この食品充填口をヒートシールした。
【0046】ヒートシール条件は、次の通りである。 温度=150℃ 圧力=2kg/cm2 時間=1秒 ヒートシール幅D1=10mm 山形の高い非シール部の幅D2=5mm 山形の低い非シール部の幅D3=3mm 山形の高い非シール部の頂部の角度θ1=130度 山形の低い非シール部の頂部の角度θ23=115度 なお、弱ヒートシール部19,19のシール強度は61
5g/15mmであり、強ヒートシール部17,18のシール強
度は730g/15mmであり、両者のシール強度の差は11
5g/15mmであった。
【0047】この冷凍エビピラフ(初期温度2℃、充填
量270g)が充填された食品包装袋を電子レンジ(TO
SHIBA(株)製、ER-240)に入れ、マイクロ波加熱を開始
すると、内容物であるエビピラフ中の水分が気化し、加
熱開始後、20〜30秒で蒸気が発生し食品包装袋が膨
れ始めた。50〜60秒経過後には、エビピラフの温度
が70〜80℃に達すると共に、食品包装袋が膨張し
て、発生した水蒸気圧により食品包装袋を構成するフィ
ルムが、ヒートシール面に対して上下に開こうとしてシ
ール部を上下に引き剥がそうとする力が袋内に生じ、こ
れにより弱ヒートシール部19,19の中央部近傍から
シールが剥がれはじめた。
【0048】加熱後70〜90秒後には、弱ヒートシー
ル部の中央部近傍で始まったヒートシールの剥がれが、
弱ヒートシール部19,19の中央部に形成された山型
の非シール部の頂点に達して連通孔が形成され、ここか
ら食品包装袋1の内部2の蒸気が排出され、内部2が降
圧された。
【0049】この連通孔は山型の非シール部の3つの頂
点に形成され、圧力が徐々に低下するので、爆発的な除
圧はなく、静かに除圧された。
【0050】
【実施例2】図4に示す容器に冷凍白飯を充填密封して
実施例1と同様にしてマイクロ波加熱を行った。
【0051】この容器はプラスチック製トレーと、この
トレーの上部開口部の蓋材であるプラスチックフィルム
とからなり、トレーの長手方向の縁部が弱ヒートシール
部19,19であり、短手方向の縁部が強ヒートシール
部17,17である。
【0052】ヒートシール条件は、次の通りである。 温度=150℃ 圧力=2kg/cm2 時間=1秒 ヒートシール幅D1=8mm 山形の高い非シール部の幅D2=5mm 山形の低い非シール部の幅D3=3mm 山形の高い非シール部の頂部の角度θ1=120度 山形の低い非シール部の頂部の角度θ23=100度 なお、弱ヒートシール部19,19のシール強度は56
0g/15mmであり、強ヒートシール部17,17のシール強
度は720g/15mmであり、両者のシール強度の差は16
0g/15mmであった。
【0053】マイクロ波加熱を開始すると、初期温度3
℃の白飯350g中の水分が気化し始め、加熱開始後、
20〜30秒で水蒸気が発生し、容器の蓋が膨れ始め
た。加熱開始後50〜60秒で白飯の温度が70〜80
℃に達すると共に、容器の蓋が膨張して、発生した水蒸
気圧により蓋材を構成するフィルムが、ヒートシール面
に対して上に押し上げられて弱ヒートシール部19,1
9の中央部近傍からシールが剥がれはじめた。
【0054】加熱後70〜90秒後には、弱ヒートシー
ル部の中央部近傍で始まったヒートシールの剥がれが、
弱ヒートシール部19,19の中央部に形成された山型
の非シール部の頂点に達して連通孔が形成され、ここか
ら容器1の内部2の蒸気が排出され、内部2が降圧され
た。
【0055】この連通孔は山型の非シール部の3つの頂
点に形成され、圧力が徐々に低下するので、爆発的な除
圧はなく、静かに除圧された。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の電子レンジ用食品包装体の一例
を示す説明図である。
【図2】図2は非シール部の一例を示す説明図である。
【図3】図3は水蒸気圧の変化に伴う非シール部の状態
の変化を示す説明図である。
【図4】図4は本発明の包装体の他の態様の例を示す斜
視図である。
【図5】図5は本発明の包装体の他の態様の例を示す斜
視図である。
【図6】図6は非シール部の他の形態の例を示す図であ
る。
【図7】図7は本発明の包装体の他の形態の例を示す図
である。
【符号の説明】
1,31,41・・・電子レンジ用食品包装体 2・・・包装体の内部 3・・・充填された食品 4・・・食品充填口 15・・・非シール部 17,18・・・強ヒートシール部 19・・・弱ヒートシール部 21・・・剥離部(リリース部)
フロントページの続き (72)発明者 渡 邊 宏 康 東京都中央区日本橋小伝馬町14−6 大東 セロファン株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 周縁部をヒートシールして密封する食品
    包装体であって、該周縁部のヒートシール部の一部を他
    の部分よりも低いシール強度を有するようにヒートシー
    ルし、該低ヒートシール部の少なくとも一部に、該低ヒ
    ートシール部の外縁から内部方向に向かってヒートシー
    ル幅の1/4〜3/4の幅の非シール部を形成したこと
    を特徴とする電子レンジ用食品包装体。
  2. 【請求項2】 非シール部において、低ヒートシール部
    の外縁部分の非シール長さが該食品包装体の内部の非シ
    ール部の長さよりも長く、かつ該非シール部の容器内方
    向の先端の形状がV字型あるいは楔型に形成されている
    ことを特徴とする請求項第1項記載の電子レンジ用食品
    包装体。
  3. 【請求項3】 上記電子レンジ用食品包装体が、フィル
    ムの周縁部をヒートシールした包装袋であり、弱ヒート
    シール部が、フィルム製造時におけるフィルムの幅方向
    に略平行に形成されていることを特徴とする請求項第1
    項または第2項記載の電子レンジ用食品包装体。
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