JPH1095271A - 電動三輪車椅子の操縦装置 - Google Patents
電動三輪車椅子の操縦装置Info
- Publication number
- JPH1095271A JPH1095271A JP27175396A JP27175396A JPH1095271A JP H1095271 A JPH1095271 A JP H1095271A JP 27175396 A JP27175396 A JP 27175396A JP 27175396 A JP27175396 A JP 27175396A JP H1095271 A JPH1095271 A JP H1095271A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- turning
- turned
- sensor
- direction indicator
- front wheel
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 電動三輪車椅子において、旋回方向指示操作
を簡単に行え、旋回終了時に旋回方向の表示が確実に消
えるようにする。 【解決手段】 前側左右中央の前輪２と後側左右一対の
駆動輪３０，３０からなる走行装置を具備した電動三輪
車椅子において、前輪２の直進から旋回への所定角度以
上の傾きを感知する旋回センサ８を設け、この旋回セン
サ８がＯＮを感知した後にＯＦＦとなれば旋回方向指示
器１９の表示を消すようにした。
を簡単に行え、旋回終了時に旋回方向の表示が確実に消
えるようにする。 【解決手段】 前側左右中央の前輪２と後側左右一対の
駆動輪３０，３０からなる走行装置を具備した電動三輪
車椅子において、前輪２の直進から旋回への所定角度以
上の傾きを感知する旋回センサ８を設け、この旋回セン
サ８がＯＮを感知した後にＯＦＦとなれば旋回方向指示
器１９の表示を消すようにした。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、電動三輪車椅子の
操縦装置に関する。
操縦装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】電動三輪車椅子は、身体障害者や老人が
乗って短距離の移動に利用するもので最大走行速度も６
Km/h程度の低速である。このため、旋回方向を事前に知
らせる方向指示器が無かったり、有ってもその指示操作
が面倒で旋回終了後に指示器の表示を消すのを忘れて、
方向指示器の表示を出したまま直進することがたびたび
あった。
乗って短距離の移動に利用するもので最大走行速度も６
Km/h程度の低速である。このため、旋回方向を事前に知
らせる方向指示器が無かったり、有ってもその指示操作
が面倒で旋回終了後に指示器の表示を消すのを忘れて、
方向指示器の表示を出したまま直進することがたびたび
あった。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】本発明では、電動三輪
車椅子において、旋回方向を表示する旋回方向指示操作
が容易で旋回終了後直進に戻った場合には簡単な構成で
自動的に旋回方向指示器の表示を消すようにすることを
課題とする。
車椅子において、旋回方向を表示する旋回方向指示操作
が容易で旋回終了後直進に戻った場合には簡単な構成で
自動的に旋回方向指示器の表示を消すようにすることを
課題とする。
【０００４】
【課題を解決するための手段】前側左右中央の前輪２と
後側左右一対の駆動輪３０，３０からなる走行装置を具
備した電動三輪車椅子において、前輪２の直進から旋回
への所定角度以上の傾きを感知する旋回センサ８を設
け、この旋回センサ８がＯＮを感知した後にＯＦＦとな
れば旋回方向指示器１９の表示を消すようにした。
後側左右一対の駆動輪３０，３０からなる走行装置を具
備した電動三輪車椅子において、前輪２の直進から旋回
への所定角度以上の傾きを感知する旋回センサ８を設
け、この旋回センサ８がＯＮを感知した後にＯＦＦとな
れば旋回方向指示器１９の表示を消すようにした。
【０００５】
【発明の作用及び効果】本発明の電動三輪車椅子に乗っ
た搭乗者は、操向ハンドルを握って前輪２の向きを変え
ながら走行するのであるが、旋回する場合には、方向指
示スイッチを操作して事前に旋回側の方向指示器１９を
点滅させる。その後、前輪２の向きを傾けて旋回を開始
すると旋回センサ８がＯＮし、旋回が終わって直進に戻
ると旋回センサ８がＯＦＦし、方向指示器１９の点滅を
消すことになる。このように、前輪２の傾きを旋回セン
サ８が感知して方向指示器１９の点滅を消すので、旋回
後に自動的に方向指示器１９の表示が消えることにな
る。このように、前輪２の傾きを旋回センサ８で確実に
検出し、旋回方向指示器１９の表示を消すので、操作が
楽で消し忘れによる紛らわしい走行を防いで安全であ
る。
た搭乗者は、操向ハンドルを握って前輪２の向きを変え
ながら走行するのであるが、旋回する場合には、方向指
示スイッチを操作して事前に旋回側の方向指示器１９を
点滅させる。その後、前輪２の向きを傾けて旋回を開始
すると旋回センサ８がＯＮし、旋回が終わって直進に戻
ると旋回センサ８がＯＦＦし、方向指示器１９の点滅を
消すことになる。このように、前輪２の傾きを旋回セン
サ８が感知して方向指示器１９の点滅を消すので、旋回
後に自動的に方向指示器１９の表示が消えることにな
る。このように、前輪２の傾きを旋回センサ８で確実に
検出し、旋回方向指示器１９の表示を消すので、操作が
楽で消し忘れによる紛らわしい走行を防いで安全であ
る。
【０００６】
【実施例】次に、本発明の一実施例を図面を参照しなが
ら説明する。車体フレーム１の前部には、左右中央に１
個の前輪２をフォーク３で軸支し、フォーク３を車体フ
レーム１のボス部４に軸支したハンドル軸５の下端に固
着している。ハンドル軸５の軸支部分は、図２と図３に
示す如く、外周に凹凸を形成した半円状の回動プレート
６をハンドル軸５に固着し、車体フレーム１側のボス部
４に固着したセンサ取付板７に旋回センサ８を取り付け
ている。旋回センサ８から回動プレート６の外周に接触
片９を延設し、この接触片９を回動プレート６外周の凸
部１０が押すと旋回センサ８がＯＮし、凹部１１では旋
回センサ８がＯＦＦするようにしている。すなわち、前
輪２が左右に約１７°以上回動すると旋回センサ８をＯ
Ｎするようにしている。
ら説明する。車体フレーム１の前部には、左右中央に１
個の前輪２をフォーク３で軸支し、フォーク３を車体フ
レーム１のボス部４に軸支したハンドル軸５の下端に固
着している。ハンドル軸５の軸支部分は、図２と図３に
示す如く、外周に凹凸を形成した半円状の回動プレート
６をハンドル軸５に固着し、車体フレーム１側のボス部
４に固着したセンサ取付板７に旋回センサ８を取り付け
ている。旋回センサ８から回動プレート６の外周に接触
片９を延設し、この接触片９を回動プレート６外周の凸
部１０が押すと旋回センサ８がＯＮし、凹部１１では旋
回センサ８がＯＦＦするようにしている。すなわち、前
輪２が左右に約１７°以上回動すると旋回センサ８をＯ
Ｎするようにしている。
【０００７】１２は、ボス部４を支持する車体フレーム
１の支持部材である。ハンドル軸５の上端には、操縦ヘ
ッド１３を設け、この操縦ヘッド１３から左右にループ
状のハンドル杆１４を突設してその先端に握り部１５を
設けている。操縦ヘッド１３には、アクセルレバー１
６、キースイッチ１７、変速スイッチ１８、左右へ傾け
ることで方向指示器１９を点滅する方向指示スイッチ３
０、バッテリの放電状態を表示するバッテリメータ２
１、警笛を鳴らすホーンスイッチ２２等を設けている。
２３はバックミラー、２４は手動ブレーキレバーであ
る。ハンドル軸５の前側にハンドルカバー２５を設け、
このハンドルカバー２５の前側にフロントバケット２６
を取り付けている。車体フレーム１の後部には、左右一
対の駆動輪３０，３０を車体フレーム１の一部を構成す
るガードパイプ３１上に取り付けた駆動軸３２に固着し
ている。
１の支持部材である。ハンドル軸５の上端には、操縦ヘ
ッド１３を設け、この操縦ヘッド１３から左右にループ
状のハンドル杆１４を突設してその先端に握り部１５を
設けている。操縦ヘッド１３には、アクセルレバー１
６、キースイッチ１７、変速スイッチ１８、左右へ傾け
ることで方向指示器１９を点滅する方向指示スイッチ３
０、バッテリの放電状態を表示するバッテリメータ２
１、警笛を鳴らすホーンスイッチ２２等を設けている。
２３はバックミラー、２４は手動ブレーキレバーであ
る。ハンドル軸５の前側にハンドルカバー２５を設け、
このハンドルカバー２５の前側にフロントバケット２６
を取り付けている。車体フレーム１の後部には、左右一
対の駆動輪３０，３０を車体フレーム１の一部を構成す
るガードパイプ３１上に取り付けた駆動軸３２に固着し
ている。
【０００８】駆動軸３２はギヤケース３３から左右に突
設していて、ギヤケース３３の上部にモータ３４を取り
付けている。また、ギヤケース３３から後方に向かって
クラッチレバー３５を突設している。このクラッチレバ
ー３５は上方へ回動するとクラッチが入り（ＯＮし）、
下方へ回動するとクラッチが切れる（ＯＦＦする）。車
体フレーム１の横枠３６の左右中央には、座席３７を支
持する支脚３８を立設し、コンデンサー３９やコードリ
ール４０等を取り付けている。支脚３８の前側には、バ
ッテリ４１やコントロールボックス４２等を搭載し、全
体をカバー４３で一体的に覆っている。カバー４３の左
右側部には方向指示器１９のランプが取り付けてある。
設していて、ギヤケース３３の上部にモータ３４を取り
付けている。また、ギヤケース３３から後方に向かって
クラッチレバー３５を突設している。このクラッチレバ
ー３５は上方へ回動するとクラッチが入り（ＯＮし）、
下方へ回動するとクラッチが切れる（ＯＦＦする）。車
体フレーム１の横枠３６の左右中央には、座席３７を支
持する支脚３８を立設し、コンデンサー３９やコードリ
ール４０等を取り付けている。支脚３８の前側には、バ
ッテリ４１やコントロールボックス４２等を搭載し、全
体をカバー４３で一体的に覆っている。カバー４３の左
右側部には方向指示器１９のランプが取り付けてある。
【０００９】図７に示すフローチャート図は、旋回方向
指示制御である。まず、ステップＳ１で方向指示スイッ
チ２０を左あるいは右に傾けてＯＮすると、ステップＳ
２で方向指示スイッチ２０を傾けた側の方向指示器１９
が点滅を開始し、ステップＳ３で旋回センサ８がＯＮす
なわち前輪２を左右に傾けたことを検出し、ステップＳ
４で再び旋回センサ８がＯＦＦすると、旋回が終わって
直進に戻った状態であるので、ステップＳ５で点滅して
いた方向指示器１９を消燈する。ステップＳ６で走行中
であれば再びステップＳ１の前に戻り、同じ制御を繰り
返すことになる。
指示制御である。まず、ステップＳ１で方向指示スイッ
チ２０を左あるいは右に傾けてＯＮすると、ステップＳ
２で方向指示スイッチ２０を傾けた側の方向指示器１９
が点滅を開始し、ステップＳ３で旋回センサ８がＯＮす
なわち前輪２を左右に傾けたことを検出し、ステップＳ
４で再び旋回センサ８がＯＦＦすると、旋回が終わって
直進に戻った状態であるので、ステップＳ５で点滅して
いた方向指示器１９を消燈する。ステップＳ６で走行中
であれば再びステップＳ１の前に戻り、同じ制御を繰り
返すことになる。
【図１】本発明実施例の一部拡大斜視図である。
【図２】本発明実施例の一部拡大平断面図である。
【図３】本発明実施例の一部拡大側面図である。
【図４】本発明実施例の一部拡大平面図である。
【図５】本発明実施例の一部拡大側断面図である。
【図６】本発明実施例の全体側面図である。
【図７】本発明実施例の一部制御フローチャート図であ
る。
る。
２ 前輪 ８ 旋回センサ １９ 旋回方向指示器 ３０ 駆動輪
Claims (1)
- 【請求項１】 前側左右中央の前輪（２）と後側左右一
対の駆動輪（３０），（３０）からなる走行装置を具備
した電動三輪車椅子において、前輪（２）の直進から旋
回への所定角度以上の傾きを感知する旋回センサ（８）
を設け、この旋回センサ（８）がＯＮを感知した後にＯ
ＦＦとなれば旋回方向指示器（１９）の表示を消すよう
にしたことを特徴とする電動三輪車椅子の操縦装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27175396A JPH1095271A (ja) | 1996-09-20 | 1996-09-20 | 電動三輪車椅子の操縦装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27175396A JPH1095271A (ja) | 1996-09-20 | 1996-09-20 | 電動三輪車椅子の操縦装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1095271A true JPH1095271A (ja) | 1998-04-14 |
Family
ID=17504363
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP27175396A Pending JPH1095271A (ja) | 1996-09-20 | 1996-09-20 | 電動三輪車椅子の操縦装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1095271A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005231544A (ja) * | 2004-02-20 | 2005-09-02 | Honda Motor Co Ltd | 小型電動車両 |
| JP2007500100A (ja) * | 2003-07-29 | 2007-01-11 | ミンダ・インダストリーズ・リミテッド | 自動取消し特性を有するターン信号装置 |
| JP2007210603A (ja) * | 2006-01-25 | 2007-08-23 | H Grossman Ltd | 改良乗り物 |
| JP2011031758A (ja) * | 2009-08-03 | 2011-02-17 | Toyota Motor Corp | 同軸平行二輪車の方向指示機構 |
-
1996
- 1996-09-20 JP JP27175396A patent/JPH1095271A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007500100A (ja) * | 2003-07-29 | 2007-01-11 | ミンダ・インダストリーズ・リミテッド | 自動取消し特性を有するターン信号装置 |
| JP2005231544A (ja) * | 2004-02-20 | 2005-09-02 | Honda Motor Co Ltd | 小型電動車両 |
| JP4511848B2 (ja) * | 2004-02-20 | 2010-07-28 | 本田技研工業株式会社 | 小型電動車両 |
| JP2007210603A (ja) * | 2006-01-25 | 2007-08-23 | H Grossman Ltd | 改良乗り物 |
| JP2011031758A (ja) * | 2009-08-03 | 2011-02-17 | Toyota Motor Corp | 同軸平行二輪車の方向指示機構 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20061012 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20061113 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20070305 |