JPH1093499A - 通信システム - Google Patents

通信システム

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JPH1093499A
JPH1093499A JP24530796A JP24530796A JPH1093499A JP H1093499 A JPH1093499 A JP H1093499A JP 24530796 A JP24530796 A JP 24530796A JP 24530796 A JP24530796 A JP 24530796A JP H1093499 A JPH1093499 A JP H1093499A
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紀康 加藤
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映二 鎌形
Mutsumi Serizawa
睦 芹澤
Takefumi Sakamoto
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ユーザが情報提供を受けるためのアクセス操作
に対する利便性の向上が図れるとともに、ユーザ側の要
求に応じた無駄のない情報提供と伝送路の利用効率の向
上が図れる通信システムを提供する。 【解決手段】情報蓄積装置2に蓄積された情報を無線基
地局3を介して無線端末5に提供する通信システムにお
いて、無線基地局3は、情報蓄積手段2から配信された
情報を無線伝送路の状態、および無線端末5からの要
求、および予め各ユーザ毎に定められた条件のうちの少
なくとも1つに基づき加工する情報加工手段3fと、こ
の情報加工手段3fで加工された情報を無線端末5に送
信する手段3a、3f、3cとを具備している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、無線通信にてユー
ザが所望する情報を提供する通信システムに関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】近年、移動体通信技術の目覚しい発達に
より、電波を利用した有線の引かれていない場所からの
電話が可能となった。現在のところ、主な用途は音声通
話であるが、有線網においてはコンピュータを用いたデ
ータ処理はあらゆるところで利用されており、移動先か
らもこれらコンピュータとのデータ通信を行ないたいと
いう要求が高まっている。
【0003】一方でインターネットのようなネットワー
クではWWWのようなサーバーを用いた情報提供が盛ん
になっている。やはりこのような情報収集も、移動先に
おいても行ないたいものである。特に家庭やオフィス内
と異なり、移動先では持ちものの制限などもあって必要
な情報が得られないことが多い。このような今必要な情
報を無線端末を用いて収集することができれば、非常に
効率の良いムダのない行動が可能となる。
【0004】しかし、ただ単に無線回線を通じて情報を
送信してやればいいというものではない。移動中という
情報収集に費される時間が短い環境では、できるだけユ
ーザの理解しやすい、ムダを省いた情報を提供すること
が重要となり、しかも迅速さが必要とされる。さらに、
無線通信の場合、無線伝送路の状況、特に品質や実効的
伝送遠度も変動しやすく、ユーザへの情報提供に確実性
が欠けるという問題点がある。
【0005】無線通信にてユーザが所望する情報を提供
する従来の通信システムは、例えば、無線端末を所持す
るユーザが無線基地局を介して所定のネットワークに接
続されたデータベースに対し直接アクセスを行い、デー
タベースが無線端末からのリクエストに応じて必要な情
報を送信するという方式をとっている。この中で、デー
タベースはユーザーのリクエストに対して、特に情報の
加工・編集というものは行なっていないため、送信され
るすべての情報が必ずしもユーザーの必要としているも
のではないことに留意する必要がある。
【0006】また、すべてのユーザーの要求がある特定
のデータベースに集中すれば、そのデータベースは処理
能力を越えてしまい、結果として適切な情報提供が不可
能となることもある。またこの場合、データベースの能
力もさることながら、ネットワークへの負荷も大きなも
のになるため、素早い情報供給もできなくなる。
【0007】ところで、雑誌などの定期的に刊行される
ものの中には、定期購読というシステムが存在する。一
度登録しておけば、本屋では予め確保しておいてくれる
ので、購入者は売り切れ等を気にする必要がなくなる。
また自宅まで配送をしてくれるものもあり、料金に関し
ても、一括払いや銀行振込など、通常購入するより手間
をかけずに済ませることができる。
【0008】コンピューターを用いた情報検索では、情
報収集側からリクエストを出して初めて情報を入手する
ことが可能となる。しかしながら、常に新しい情報に接
しておきたい場合、このリクエストを行なうという動作
は時間・操作の点で無駄になる。欲しい時にすでに手元
にあるのが望ましい。
【0009】特に、今までのリクエストを出して情報の
要求を行う方法では、ユーザーがその情報の発生を意識
する必要があった。このような場合、例えば毎日17時
に出される情報に関しては、ユーザーがその時間、すな
わち17時に気付かなければ、時間的な遅れが生じてし
まうことになる。また、無線回線を介した伝送では、リ
クエストに応じた情報の送信中に無線回線の品質等によ
り端末が迅速に情報を受信できない場合も存在する。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】そこで、本発明は、無
線通信にてユーザが所望する情報を提供する際に、T
(時間)P(場所)O(場合)および伝送路の状況をふ
まえた上で、データベースから得られた情報をユーザー
のリクエストに沿うように、加工・編集して各無線端末
に送信することで、ユーザが情報提供を受けるためのア
クセス操作に対する利便性の向上が図れるとともに、ユ
ーザ側の要求に応じた無駄のない情報提供と伝送路の利
用効率の向上が図れる通信システムを提供することを目
的とする。
【0011】また、ユーザに対し情報提供する際に、ユ
ーザ側からのリクエストなしにユーザが所望する情報を
提供でき、ユーザが情報提供を受けるためのアクセス操
作に対する利便性の向上が図れる通信システムを提供す
ることを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明の通信システム
(請求項1)は、情報蓄積装置に蓄積された情報を無線
基地局を介して無線端末に提供する通信システムにおい
て、前記無線基地局は、前記情報蓄積手段から配信され
た情報を無線伝送路の状態、および前記無線端末からの
要求、および予め各ユーザ毎に定められた条件のうちの
少なくとも1つに基づき加工する情報加工手段と、この
情報加工手段で加工された情報を前記無線端末に送信す
る手段と、を具備することにより、ユーザ側の要求に応
じた無駄のない情報提供と伝送路の利用効率の向上が図
れる。
【0013】また、本発明の通信システム(請求項2)
は、情報蓄積装置に蓄積された情報を無線基地局を介し
て無線端末に提供する通信システムにおいて、前記情報
蓄積装置に蓄積された情報を無線伝送路の状態、および
前記無線端末からの要求、および予め各ユーザ毎に定め
れた条件のうちの少なくとも1つに応じて加工する情報
加工手段を具備し、前記無線基地局は、前記情報加工手
段で加工された情報を前記無線端末に送信する手段を具
備することにより、ユーザ側の要求に応じた無駄のない
情報提供と伝送路の利用効率の向上が図れる。
【0014】また(請求項3)、前記情報蓄積装置は、
前記各無線基地局毎に予め定められた条件に基づき前記
無線端末に送信すべき情報を前記無線基地局に配信する
配信手段を具備し、前記無線基地局は、前記配信手段で
配信された情報を記憶する記憶手段を具備し、前記情報
加工手段は、この記憶手段に記憶された情報を無線伝送
路の状態、および前記無線端末からの要求、および予め
各ユーザ毎に定められた条件のうちの少なくとも1つに
基づき加工することにより、ユーザが情報提供を受ける
ためのアクセス操作に対する利便性の向上が図れるとと
もに、ユーザ側の要求に応じた無駄のない情報提供と伝
送路の利用効率の向上が図れる。
【0015】また(請求項4)、前記無線基地局は、予
め各ユーザ毎に定められた条件に基づき前記情報蓄積装
置に対し情報の配信を要求する要求手段と、この要求手
段の要求に応じて前記情報蓄積装置から配信された情報
を記憶する記憶手段とを具備し、前記情報加工手段は、
この記憶手段に記憶された情報を無線伝送路の状態、お
よび前記無線端末からの要求、および予め各ユーザ毎に
定められた条件のうちの少なくとも1つに基づき加工す
ることにより、ユーザが情報提供を受けるためのアクセ
ス操作に対する利便性の向上が図れるとともに、ユーザ
側の要求に応じた無駄のない情報提供と伝送路の利用効
率の向上が図れる。
【0016】また(請求項5)、前記情報加工手段は、
前記各無線端末に送信すべき情報に対し施した加工の履
歴情報をもとに、各無線端末に送信すべき情報を加工す
ることにより、ユーザが情報提供を受けるためのアクセ
ス操作に対する利便性の向上が図れるとともに、ユーザ
側の要求に応じた無駄のない情報提供と伝送路の利用効
率の向上が図れる。
【0017】本発明の通信システムは(請求項6)、情
報蓄積装置に蓄積された情報を無線基地局を介して無線
端末に提供する通信システムにおいて、前記各無線基地
局に収容される無線端末を所持するユーザの個人情報を
記憶する個人情報記憶手段を具備し、前記無線端末は、
前記無線基地局のサービスエリアに入ったとき、位置登
録を行なうとともに少なくとも空き記憶容量とユーザの
所望する情報の識別情報を含む個人情報を前記無線基地
局を介して前記個人情報記憶手段に登録する手段を具備
し、前記個人情報記憶手段に登録された個人情報に基づ
き、前記情報蓄積装置に蓄積された情報が前記無線基地
局を介して前記無線端末に送信されることにより、ユー
ザに対し情報提供する際に、ユーザ側からのリクエスト
なしにユーザが所望する情報を提供でき、ユーザが情報
提供を受けるためのアクセス操作に対する利便性の向上
が図れる。
【0018】また(請求項7)、前記無線端末から要求
された情報が優先して送信されることにより、ユーザが
情報提供を受けるためのアクセス操作に対する利便性が
さらに向上する。
【0019】また(請求項8)、前記無線基地局は、前
記無線端末への情報の送信が中断されたとき、前記無線
端末の受信履歴と前記無線基地局の送信履歴を基に、前
記無線端末の未受信分の情報から送信を再開することに
より、ユーザが情報提供を受けるためのアクセス操作に
対する利便性がさらに向上する。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。 (第1の実施形態)図1は、本発明の第1の実施形態に
係る通信システムの全体と、その要部の構成例を概略的
に示したものである。図1に示した通信システムは、無
線通信にてユーザが所望する情報を提供する際に、T
(時間)P(場所)O(場合)、伝送路の状況、ユーザ
の要求に基づき、データベースから得られた情報を加工
・編集(以下、これらをまとめて「加工」という用語を
用いる場合がある)して各無線端末に送信するもので、
大きく分けて、例えば、公衆網等の有線伝送路4を介し
て互いに通信可能なように接続されたデータべース2、
無線基地局3、および、無線基地局3と無線通信回線に
て通信を行う無線端末5から構成される。
【0021】データベース2には複数の無線基地局3を
含むような広範囲にわたって送信する価値または必要の
ある情報(以下、このようなユーザに提供すべき情報を
コンテンツ情報と呼ぶ)が蓄積されている。さらに、図
2に示すような蓄積されている全てのコンテンツ情報に
ついての見出しあるいはキーワード等のインデックス情
報等を記憶する第1の情報テーブルと、図3に示すよう
な、各基地局ごとにその基地局へ送信すべきコンテンツ
情報の識別子(例えば、識別番号)および、そのコンテ
ンツ情報を送信すべき時間を記憶した第2の情報テーブ
ルを具備している。
【0022】無線基地局3は、制御手段3a、有線送受
信手段3b、有線送受信手段3b、無線送受信手段3
c、情報テーブル蓄積手段3d、ローカル情報蓄積手段
3e、編集手段3f、蓄積手段3gから構成される。
【0023】情報テーブル蓄積手段3dは、データベー
ス2から送られてきた第1の情報テーブルを記憶するよ
うになっている。ローカル情報蓄積手段3eには、TP
Oに即したコンテンツ情報、例えば、その無線基地局に
より形成されるサービスエリア内の天気、その地区の交
通情報、電車の発着時間等のローカル情報をデータベー
ス化して予め蓄積されている。以下、ローカル情報蓄積
手段3eに蓄積されているコンテンツ情報をローカル情
報と呼ぶこともある。
【0024】蓄積手段3gは、データベース2から第1
の情報テーブルとともに送られてきたユーザ側に送信す
べきコンテンツ情報を蓄積するようになっている。編集
手段3fでは、制御手段3aの指示に従って、ユーザか
らの要求内容に基づき、例えば、コンテンツ情報の不要
な部分を削除して情報量を小さくするようコンテンツ情
報の加工・編集を行うようになっている。
【0025】有線送受信手段3bは、有線伝送路4を介
して、他の無線基地局、データベース2等との間で情報
の送受信を行うものである。無線送受信手段3cは、ア
ンテナ3h、無線通信回線を介して無線端末5と情報の
送受信を行うものである。
【0026】制御手段3aは、上記各部の制御を司るも
のである。次に、図1の通信システムの動作を図4に示
すフロー図を参照して説明する。データベース2は、図
2、図3に示したような第1、第2の情報テーブルに基
づき、例えば、ある決められた時間(例えば、図3にお
いて無線基地局Aに対しては情報番号1、10、12の
コンテンツ情報をそれぞれ9時、17時、16時)に情
報番号1、10、12のコンテンツ情報をそれぞれ取り
出し、それと前回送信したものとの差分および第1の情
報テーブルの差分を各々の無線基地局に送信する(ステ
ップ301、302)。そして、送信した旨のチェック
を第2の情報テーブルに記録する(図3参照)。
【0027】無線基地局3は、有線伝送路4、有線送受
信手段3bを介してこれらを受信すると、制御手段3a
は、第1の情報テーブルの差分を情報テーブル蓄積手段
3dに、コンテンツ情報の差分を蓄積手段3gに格納す
る(ステップ303、304)。このとき、蓄積手段3
gには、すでに格納されている情報を更新する形でコン
テンツ情報を蓄積する。そして、情報テーブル蓄積手段
3dに対し、現在、蓄積手段3gに格納されているコン
テンツ情報についての、格納している旨の信号を送信し
(ステップ305)、情報テーブル蓄積手段3dでは、
第1の情報テーブル上の所定の位置に格納済みのチェッ
クを記録する(図2参照)。
【0028】制御手段3aは、情報テーブル蓄積手段3
dに格納された第1の情報テーブルとローカル情報蓄積
手段3eに格納されているローカル情報をもとに、さら
にデータベース2から引き出すコンテンツ情報が存在す
ると判断したときは、データベース2にそのコンテンツ
情報の送信要求信号を送信する(ステップ306)。
【0029】コンテンツ情報の送信要求信号を受信した
データベース2では、その要求に応じたコンテンツ情報
を無線基地局3に送信する(ステップ307)。コンテ
ンツ情報を受信した無線基地局3の制御手段3aは、こ
の新たに送信されたコンテンツ情報を蓄積手段3gに格
納するとともに(ステップ308)、前述同様、情報テ
ーブル蓄積手段3dに格納された第1の情報テーブル
に、この新たなコンテンツ情報を蓄積手段3gに格納し
た旨のチェックを行う(ステップ309)。
【0030】さて、ここで、無線基地局3が無線端末5
からの情報送信を要求する信号を受信した場合(ステッ
プ310)、制御手段3aは、情報テーブル蓄積手段3
dに格納されている第1の情報テーブル、ローカル情報
蓄積手段3eに送信すべきローカル情報が存在している
か否かの確認を行ない(ステップ311、312、31
3、314)、存在する場合には、例えば、蓄積手段3
gからコンテンツ情報を引き出す(ステップ315、3
16)。
【0031】存在しない場合には、データベース2に対
し、無線端末5から要求されたコンテンツ情報の送信要
求信号を送信し(ステップ317)、そのコンテンツ情
報を得る(ステップ318)。
【0032】このようにして、無線端末5に送信すべき
コンテンツ情報を得た制御手段3aは、さらに、無線端
末5からの要求内容をもとに、必要があれば、編集手段
3fに対し、コンテンツ情報の編集・加工を行うよう指
示する。
【0033】例えば、ある1つのコンテンツ情報が複数
の項目からなる情報であるとする。ユーザの要求してい
るものはその中の一項目である、というような場合に、
編集手段3fで不必要な項目を削除を求めた編集要求信
号(119)と編集対象のコンテンツ情報を送信する
(ステップ319、320)。
【0034】編集手段3fによって編集された情報は、
制御手段3fの制御のもと、無線送受信手段3cを介し
て無線端末5に送信される(ステップ322)。以上説
明したように、上記第1の実施形態によれば、データベ
ース2には、そこに蓄積されているコンテンツ情報のイ
ンデックス情報等を記憶した第1の情報テーブルと、各
無線基地局ごとにその無線基地局へ送信すべきコンテン
ツ情報の識別子(例えば、識別番号)および、そのコン
テンツ情報を送信すべき時間等を記憶した第2の情報テ
ーブルを具備して、これら情報テーブルに基づき、(例
えば、予め定められた時間に、予め定められたコンテン
ツ情報を)各無線基地局3にコンテンツ情報とそれに対
応する第1の情報テーブルを送信し、無線基地局3は、
データベース2から送信されたコンテンツ情報と、それ
に対応する第1の情報テーブルをそれぞれ蓄積手段3
g、情報テーブル蓄積手段3dに格納し、無線端末5か
らの送信要求を受信した際には、まず、情報テーブル蓄
積手段3gに格納されている第2の情報テーブルを検索
して、ユーザ側から要求されたコンテンツ情報が蓄積手
段3gに格納されているか否かを確認し、格納されてい
ないときは、データベース2からそのコンテンツ情報を
取り寄せて、さらに、編集手段3fで、ユーザの要求に
応じて、例えば、コンテンツ情報のうちの不要な部分を
削除するようにコンテンツ情報を編集してから無線端末
5に送信することにより、データベース2、無線基地局
3の蓄積手段3gのそれぞれに格納されるコンテンツ情
報間で整合を取りながらデータベース2の負荷を無線基
地局3にも分散でき、より迅速なサービスを行なうこと
ができるとともに、ユーザ側の要求に応じた無駄のない
情報提供と伝送路の利用効率の向上が図れる。
【0035】また、無線基地局3には、その無線基地局
3により形成されるサービスエリア内のローカル情報を
蓄積するローカル情報蓄積手段3eを具備することによ
り、その場所や場合に見合った情報の提供が可能とな
り、同じくデーベース2の負荷を軽減できる。 (第2の実施形態)次に、本発明の第2の実施形態に係
る通信システムについて説明する。
【0036】図5は、第2の実施形態に係る通信システ
ムの全体と、その要部の構成例を概略的に示したもので
ある。なお、図1と同一部分には同一符号を付し、異な
る部分についてのみ説明する。すなわち、図1の無線基
地局3に具備されたコンテンツ情報を編集・加工する編
集手段3fが、図5では、その機能を具備した1つの独
立した装置(情報加工編集装置10)として、有線伝送
路4に接続されている。
【0037】情報加工・編集装置10は、有線伝送路4
を介して無線基地局3と互いに通信を行いながらコンテ
ンツ情報の編集・加工を行うようになっている。図5に
示したような通信システムの動作も図4とほぼ同様であ
るが、ここでは、無線基地局3の制御手段3aが有線伝
送路4を介して情報加工編集装置10に所定のリクエス
トを出すことによって前述同様のコンテンツ情報の加工
・編集を行うようになっている。 (第3の実施形態)次に、本発明の第3の実施形態に係
る通信システムについて説明する。
【0038】図6は、第3の実施形態に係る通信システ
ムの全体と、その要部の構成例を概略的に示したもので
ある。なお、図1と同一部分には同一符号を付し、異な
る部分についてのみ説明する。すなわち、無線基地局3
は、さらに個人用情報テーブル蓄積手段3mを具備し、
データベース2は、個人用情報テーブル蓄積手段11が
接続されている。
【0039】個人用情報テーブルとは、無線端末を所持
しているユーザの個人識別情報(ID)に対応させて、
定期的に購読あるいは要求しているコンテンツ情報やメ
ールについての情報など、ユーザ個人についての情報を
テーブル化して記憶したものである。
【0040】次に、図6の通信システムの動作を図7に
示すフロー図を参照して説明する。データベース2は、
例えば、図8に示すような内容を記憶した個人用情報テ
ーブルを蓄積した個人用情報テーブル蓄積手段11を具
備し、例えば、予め定められた間隔で送信すべき情報が
あるかの確認を行なう(ステップ401、402)。
【0041】図8に示すように、個人用情報テーブルに
は、各ユーザIDに対応して、そのユーザに提供すべき
コンテンツ情報の識別情報(情報番号)、そのユーザが
頻繁に通過する地域の無線基地局の識別情報用が記憶さ
れている。
【0042】データベース2は、個人用情報テーブルに
基づいて、そのユーザが頻繁に通過する地域の無線基地
局3へ、そのユーザに対応する個人用情報テーブルおよ
びコンテンツ情報を送信する(ステップ402、40
3)。
【0043】無線基地局3は、有線伝送路4、有線送受
信手段3bを介してこれらを受信すると、制御手段3a
は、個人用情報テーブルを個人用情報テーブル蓄積手段
3mに、コンテンツ情報を蓄積手段3gに格納する(ス
テップ404、405)。
【0044】さて、ここで、無線基地局3が無線端末5
からの情報送信を要求する信号を受信した場合(ステッ
プ406)、制御手段3aは個人用情報テーブル蓄積手
段3mを検索して、情報送信要求を行ったユーザの個人
用情報テーブルがあるか否かをチェックする(ステップ
407、408)。
【0045】情報送信要求を行ったユーザの個人用情報
テーブルが存在する場合は、蓄積手段3gに情報送信要
求を送信し(ステップ409)、個人用情報テーブルに
記録されたそのユーザの所望するコンテンツ情報を受け
取る(ステップ410)。
【0046】そして、無線端末5に対し、要求されたコ
ンテンツ情報の他に個人用情報テーブルの内容も併せて
送信し(ステップ411)、処理を終了する。一方、情
報送信要求を行ったユーザの個人用情報テーブルが存在
しない場合は、制御手段3aは、要求された情報を送信
するとともに(ステップ412)、データベース2に対
し、そのユーザの個人用情報テーブルが存在するか否か
を問い合わせる(ステップ413)。
【0047】データベース2は、個人用情報テーブル蓄
積手段11にそのユーザの個人用情報テーブルの存在を
確認した倍には(ステップ414、415)、その内容
に基づいて、無線基地局1にコンテンツ情報を送信する
(ステップ416)。
【0048】無線基地局3でコンテンツ情報を受信され
ると、制御手段3aは、そのコンテンツ情報を無線端末
5に送信する(ステップ417)。なお、第1の実施形
態で説明したように、無線端末5からの要求内容をもと
に、必要があれば、コンテンツ情報を編集手段3fで編
集・加工してから無線端末5に送信する。
【0049】また、ローカル情報蓄積手段3eに送信す
べき情報があるときは、それも無線端末5に送信する。
以上説明したように、上記第3の実施形態によれば、デ
ータベース2は、各ユーザについて、そのユーザに提供
すべきコンテンツ情報の識別情報(情報番号)、そのユ
ーザが頻繁に通過する地域の無線基地局の識別情報用を
テーブル化して記憶する個人用情報テーブルを蓄積した
個人用情報テーブル蓄積手段11を具備し、これをもと
に、各無線基地局にユーザに提供すべきコンテンツ情報
を、そのユーザの一番身近な無線基地局に予め分配する
ことにより、データベース2に対するアクセス回数が低
減されて、より迅速なサービスを行なうことができると
ともに、伝送路の利用効率の向上が図れる。ユーザ側の
要求に応じた無駄のない情報提供が行える。
【0050】上記第3の実施形態において、無線基地局
3に具備された編集手段3fが情報の加工・編集を行な
う際には、個人用情報テーブルに過去に編集した加工・
編集手法の履歴をも記録していおき、これを利用して加
工・編集を行なうことも可能である。これにより、編集
の指針が得られるため再びコンテンツ情報を無線端末5
に送信する際に手間を省くことが可能となる。
【0051】なお、上記第1〜第3の実施形態におい
て、加工・編集とは公告等の情報を付加することであっ
てもよく、ユーザーの属性および経歴と過去の入手情報
の属性等(これらは、個人用情報テーブルに記録されて
いてもよい)に応じて、挿入(付加)する情報を選択し
てもよい。さらには、伝送路の品質が劣悪(例えば、R
SSIから判断できる)で、実効的スループットが低下
した場合には情報の一部の重要なもののみ選択的に送信
するように編集してもよい。 (第4の実施形態)図9は、本発明の第4の実施形態に
係る通信システムの全体と、その要部の構成例を概略的
に示したものである。図9に示した通信システムは、ユ
ーザに対し情報提供する際に、ユーザ側からのリクエス
トなしにユーザが所望する情報を提供できるもので、大
きく分けて、例えば、公衆網当の有線伝送路4を介して
互いに通信可能なように接続された個人情報管理装置1
00、データベース2、無線基地局3、および無線基地
局3と無線通信回線にて通信を行う無線端末5から構成
される。なお、図9において、図1と同一部分には、同
一符号を付している。
【0052】無線端末5は、無線送受信手段5a、個人
情報データ格納手段5b、制御手段5c、情報蓄積手段
5dから構成される。無線送受信手段5aは、アンテ
ナ、無線通信回線を介して無線基地局3と情報の送受信
を行うものである。
【0053】個人情報データ格納手段5bは、例えば、
図10に示すように、その無線端末5の属性情報、バッ
テリー残量、空き記憶容量等の無線端末5の現在の状況
や所有するユーザーについての情報を格納したものであ
る。
【0054】情報蓄積手段5dは、データベース2から
有線伝送路4、無線基地局3、無線通信回線を介して提
供されたコンテンツ情報を蓄積するものである。制御手
段5cは、上記各部を制御するものである。
【0055】個人情報管理装置100は、個人情報デー
タ格納手段5bに格納されている情報をサービス提供側
で管理するためのもので、制御手段100a、個人情報
テーブル100b、バッファ100cから構成される。
【0056】個人情報テーブル100bには、無線端末
5から送信された個人情報を例えば、図11に示すよう
に、各ユーザ毎にテーブル形式で記憶するようになって
いる。
【0057】次に、図9の通信システムの動作を図12
に示すフロー図を参照して説明する。無線端末5は、サ
ービスを受ける準備のある場合(例えば、日刊で17時
に出るサービスを18時の段階で受け取っていないな
ど)、サービスエリアに入ると、無線基地局3が定期的
に送信している位置登録信号(ステップ501)に従っ
て位置登録を行なう。
【0058】それとともに、制御手段5cが個人情報デ
ータ格納手段5bに格納されている図10に示したよう
な個人情報を読み出して(ステップ502、503)、
個人情報管理装置100に送信する(ステップ50
4)。
【0059】個人情報管理装置100内の制御手段10
0aは、受信した個人情報を個人情報テーブル100b
の、その無線端末5を所有するユーザーの項に格納する
(ステップ505)。
【0060】個人情報管理装置100内の制御手段10
0aは、個人情報テーブル100bを参照し(ステップ
506、507)、対応するユーザーへ送信すべきコン
テンツ情報が存在する場合にはデータベース2にコンテ
ンツ情報の送信要求を出す(ステップ508)。
【0061】前記送信要求を受信したデータベース2
は、対応するコンテンツ情報を個人情報管理装置100
に向けて送信する(ステップ509)。個人情報管理装
置1内の制御手段100aは、受信したコンテンツ情報
をバッファ100cに蓄積する(ステップ510)。
【0062】以上は、無線端末5がサービスエリア内に
入り位置登録をした際に行なわれる動作である。しか
し、サービスエリア外や位置登録をした際でなくとも、
個人情報管理装置100は、データベース2にあるコン
テンツ情報が更新されているかどうかを確認するため
に、例えば、週刊の情報であれば発売日というようにあ
る時間間隔でデータベース2に対して情報送信要求を出
すことによって、個人情報管理装置100内のバッフア
100cにある情報を更新する。
【0063】さて、無線端末5がサービスエリア内に存
在し、サービスの提供を受けることが可能な場合、個人
情報管理装置100内の制御手段100aは、個人情報
テーブル100bとバッファ100cを参照する。
【0064】送信すべきコンテンツ情報が存在する場合
(例えば、現在18時であり、毎日17時に発行され、
ユーザーが定期購読を行なっている情報がバッファ10
0cに存在し、まだ送信を行なっていない旨が個人情報
テーブル100bに記録されている)には、個人情報テ
ーブル100bに記録された無線端末の情報に基づき
(例えば、無線端末5の情報蓄積手段5dの容量を越え
て送信しない、モノクロのディスプレイを所有している
のであれば、カラーの情報は送信しない等)、コンテン
ツ情報を無線基地局3を介して無線端末5に送信する。
【0065】無線端末5の制御手段5cは、受信したコ
ンテンツ情報を情報蓄積手段5dに格納する。以上説明
したように、上記第4の実施形態によれば、無線端末5
が無線基地局3のサービスエリアに入ったとき、位置登
録を行うとともに、少なくとも空き記憶容量に関する情
報を含む個人情報を個人情報管理装置100に通知し、
個人情報管理装置100は、これを個人情報テーブル1
00bに記憶するとともに、この個人情報を基にデータ
ベース2からユーザの所望のコンテンツ情報を取り出し
てバッファ100cに記憶しておき、以後、無線端末5
がサービスエリア内に存在するとき、その無線端末5を
所持するユーザの個人情報に基づき、サービスの提供を
受けることが可能な場合に(好ましくはいつでも)、バ
ッファ100cに記憶されたコンテンツ情報を無線端末
5に送信することにより、ユーザがリクエストを出さな
くとも、所望のコンテンツ情報を無線端末5の情報蓄積
手段5dに自動的に蓄積されているので、リクエストを
出す手間を省くことができ、ユーザは所望のコンテンツ
情報を容易に触れることができ、さらには帯域を使用し
ていない時間を利用して情報伝送を行うことも可能とな
り帯域の有効利用にもつながる。 (第5の実施形態)図13は、本発明の第5の実施形態
に係る通信システムの全体と、その要部の構成例を概略
的に示したものである。なお、図9、図1と同一部分に
は同一符号を付し、無線基地局3の構成に特徴がある。
【0066】無線基地局3は、制御手段3a、有線送受
信手段3b、無線送受信手段3c、バッファ3pから構
成される。バッファ3pには、個人情報管理装置10
0、有線送受信手段3bを介して受信したデータベース
2から配信されたコンテンツ情報が蓄積されるようにな
っている。
【0067】バッフア3pにコンテンツ情報を蓄積する
際には、個人情報蓄積装置100内の制御手段100a
がコンテンツ情報に付与した図14に示すようなヘッダ
ーを見て、ユーザーのリクエストの有無等の優先度をつ
けて区分けを行なう。そして、制御手段3aは、無線端
末5に送信する際に優先度に従って(例えば、リクエス
トの有無に関してはリクエスト有りのものを優先、リク
エストがあるものの中ではへッダーの優先順位番号順)
コンテンツ情報を無線送受信手段3cを介して送信す
る。
【0068】このように、ユーザがリクエストしたもの
を優先的に送信することにより、リクエストをしている
ユーザーの情報収集を円滑にすることができる。 (第6の実施形態)次に、本発明の第6の実施形態に係
る通信システムについて説明する。
【0069】第6の実施形態に係る通信システムの構成
は、図13と同様である。その動作を図15に示すフロ
ー図を参照して説明する。無線基地局3内の制御手段3
aは、ユーザのリクエストのないコンテンツ情報を無線
端末5に向けて送信中に無線端末5がサービスエリア圏
外となってしまった等、送信を中断しなければならない
場合、ある時間だけ無線端末5からの返信を待つ。そし
て、無線端末5からの応答がない場合、無線基地局3内
の制御手段3aは無線端末5からの送信したコンテンツ
情報に対する確認応答のうち一番大きい番号(以下、送
信確認番号と呼ぶ)を確実に無線端末5に送信された情
報として個人情報管理装置1に送信する(ステップ60
1)。
【0070】送信確認番号を受信した個人情報管理装置
100内の制御手段100aは個人情報テーブル100
bに送信確認番号を記録する(ステップ602)ととも
に、情報送信を中断する。
【0071】一方、無線端末5は、受信しているサービ
スの種類(例えば、コンテンツ情報の識別情報)および
どこまで受信したのか示す受信確認番号を個人情報デー
タ格納手段5bに記録しておく(ステップ603)。
【0072】回線が再度つながり、ふたたびサービスの
授受が可能になった場合には、個人情報管理装置100
内の制御手段100bは無線端末5に向けて前回中断さ
れたコンテンツ情報の識別情報と送信確認番号を送信す
る(ステップ604)。
【0073】情報の種類と送信確認番号を受信した無線
端末5内の制御手段5cは、個人情報データ格納手段5
bに格納しておいたサービスの種類と受信確認番号とを
比べ、合致している場合には合致している旨の信号を、
そうでない場合は異なっている部分についてのコンテン
ツ情報の送信要求(未受信のコンテンツ情報の送信要
求)を個人情報管理装置100に向けて送信する(ステ
ップ605)。
【0074】個人情報管理装置100内の制御手段10
0aは合致している旨の信号を受信した場合には、送信
確認番号の次の情報から、サービスが異なっていた場合
にはそのサービスの最初から、送信確認番号と受信確認
番号が異なっていた場合には、小さい方の番号の次の情
報から、送信を再開する(ステップ606)。
【0075】以上説明したように、上記第6の実施形態
によれば、送信中断をしなければならないコンテンツ情
報についてはどこまでを送信したか保持しておくことに
より、始めから送信しなおすといった帯域及び時間の無
駄な利用がなくなり、送信の効率を上げることができ
る。
【0076】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の通信シス
テムは、ユーザ側が情報提供を受けるためのアクセス操
作に対する利便性の向上が図れるとともに、ユーザ側の
要求に応じた無駄のない情報提供と伝送路の利用効率の
向上が図れる。
【0077】また、本発明の通信システムは、ユーザに
対し情報提供する際に、ユーザ側からのリクエストなし
にユーザが所望する情報を提供でき、ユーザが情報提供
を受けるためのアクセス操作に対する利便性の向上が図
れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態に係る通信システムの
全体および要部の構成例を概略的に示した図。
【図2】データベースに具備される第1の情報テーブル
の記憶例を示した図。
【図3】データベースの具備される第2の情報テーブル
の記憶例を示した図。
【図4】図1の通信システムの動作を説明するためのフ
ロー図。
【図5】本発明の第2の実施形態に係る通信システムの
全体および要部の構成例を概略的に示した図。
【図6】本発明の第3の実施形態に係る通信システムの
全体および要部の構成例を概略的に示した図。
【図7】図6の通信システムの動作を説明するためのフ
ロー図。
【図8】個人用情報テーブルの記憶例を示した図。
【図9】本発明の第4の実施形態に係る通信システムの
全体および要部の構成例を概略的に示した図。
【図10】無線端末に具備される個人情報データ格納手
段に記憶される個人情報の内容例を示した図。
【図11】個人情報管理装置に具備される個人情報テー
ブルの記憶例を示した図。
【図12】図9の通信システムの動作を説明するための
フロー図。
【図13】本発明の第5の実施形態に係る通信システム
の全体および要部の構成例を概略的に示した図。
【図14】コンテンツ情報に付されたヘッダーに含まれ
る情報の一例を示した図。
【図15】本は発明の第6の実施形態に係る通信システ
ムの動作を説明するためのフロー図。
【符号の説明】
2…データベース、3…無線基地局、4…有線伝送路、
5…無線端末、3d…情報テーブル蓄積手段、3g…蓄
積手段、3e…ローカル情報蓄積手段、3f…編集手
段、10…情報加工編集装置、11…個人用情報テーブ
ル蓄積手段、100…個人情報管理装置、100b…個
人情報テーブル、個人情報データ格納手段。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 坂本 岳文 神奈川県川崎市幸区小向東芝町1番地 株 式会社東芝研究開発センター内

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 情報蓄積装置に蓄積された情報を無線基
    地局を介して無線端末に提供する通信システムにおい
    て、 前記無線基地局は、 前記情報蓄積手段から配信された情報を無線伝送路の状
    態、および前記無線端末からの要求、および予め各ユー
    ザ毎に定められた条件のうちの少なくとも1つに基づき
    加工する情報加工手段と、 この情報加工手段で加工された情報を前記無線端末に送
    信する手段と、 を具備したことを特徴とする通信システム。
  2. 【請求項2】 情報蓄積装置に蓄積された情報を無線基
    地局を介して無線端末に提供する通信システムにおい
    て、 前記情報蓄積装置に蓄積された情報を無線伝送路の状
    態、および前記無線端末からの要求、および予め各ユー
    ザ毎に定めれた条件のうちの少なくとも1つに基づき加
    工する情報加工手段を具備し、 前記無線基地局は、前記情報加工手段で加工された情報
    を前記無線端末に送信する手段を具備したことを特徴と
    する通信システム。
  3. 【請求項3】 前記情報蓄積装置は、前記各無線基地局
    毎に予め定められた条件に基づき前記無線端末に送信す
    べき情報を前記無線基地局に配信する配信手段を具備
    し、 前記無線基地局は、前記配信手段で配信された情報を記
    憶する記憶手段を具備し、 前記情報加工手段は、この記憶手段に記憶された情報を
    無線伝送路の状態、および前記無線端末からの要求、お
    よび予め各ユーザ毎に定められた条件のうちの少なくと
    も1つに基づき加工することを特徴とする請求項1また
    は2記載の通信システム。
  4. 【請求項4】 前記無線基地局は、 予め各ユーザ毎に定められた条件に基づき前記情報蓄積
    装置に対し情報の配信を要求する要求手段と、 この要求手段の要求に応じて前記情報蓄積装置から配信
    された情報を記憶する記憶手段とを具備し、 前記情報加工手段は、この記憶手段に記憶された情報を
    無線伝送路の状態、および前記無線端末からの要求、お
    よび予め各ユーザ毎に定められた条件のうちの少なくと
    も1つに基づき加工することを特徴とする請求項1また
    は2記載の通信システム。
  5. 【請求項5】 前記情報加工手段は、前記各無線端末に
    送信すべき情報に対し施した加工の履歴情報をもとに、
    各無線端末に送信すべき情報を加工することを特徴とす
    る請求項1または2記載の通信システム。
  6. 【請求項6】 情報蓄積装置に蓄積された情報を無線基
    地局を介して無線端末に提供する通信システムにおい
    て、 前記各無線基地局に収容される無線端末を所持するユー
    ザの個人情報を記憶する個人情報記憶手段を具備し、 前記無線端末は、 前記無線基地局のサービスエリアに入ったとき、位置登
    録を行なうとともに少なくとも空き記憶容量とユーザの
    所望する情報の識別情報を含む個人情報を前記無線基地
    局を介して前記個人情報記憶手段に登録する手段を具備
    し、 前記個人情報記憶手段に登録された個人情報に基づき、
    前記情報蓄積装置に蓄積された情報が前記無線基地局を
    介して前記無線端末に送信されることを特徴とする通信
    システム。
  7. 【請求項7】 前記無線端末から要求された情報が優先
    して送信されることを特徴とする請求項6記載の通信シ
    ステム。
  8. 【請求項8】 前記無線基地局は、前記無線端末への情
    報の送信が中断されたとき、前記無線端末の受信履歴と
    前記無線基地局の送信履歴を基に、前記無線端末の未受
    信分の情報から送信を再開することを特徴とする請求項
    6記載の通信システム。
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