JPH10933A - ウェザーストリップの取付構造 - Google Patents

ウェザーストリップの取付構造

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Publication number
JPH10933A
JPH10933A JP8175806A JP17580696A JPH10933A JP H10933 A JPH10933 A JP H10933A JP 8175806 A JP8175806 A JP 8175806A JP 17580696 A JP17580696 A JP 17580696A JP H10933 A JPH10933 A JP H10933A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
door sash
weather strip
stud member
locking claw
length
Prior art date
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Pending
Application number
JP8175806A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasuaki Shigehiro
康明 重廣
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nishikawa Rubber Co Ltd
Original Assignee
Nishikawa Rubber Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Nishikawa Rubber Co Ltd filed Critical Nishikawa Rubber Co Ltd
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Publication of JPH10933A publication Critical patent/JPH10933A/ja
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 取り付けが容易でしかもシール性に優れるウ
ェザーストリップの取付構造を提供すること。 【解決手段】 車体開口部周縁に弾接するシール部5b
が一体形成されたウェザーストリップ5に埋設されたイ
ンサート部材9に形成された係止爪18aを、ドアサッ
シュ3に垂直に脚部7aが固着されたTスタッド部材7
の頭部7bに係止させることによってドアサッシュ3に
取り付けられるウェザーストリップ5の取付構造におい
て、取付時に、係止爪18aの先端18bと、ドアサッ
シュ3との間に充分な隙mができるように係止爪18a
の長さをTスタッド部材7の脚部7aの長さよりも短く
して、ドアサッシュ3に対するTスタッド部材7周りの
接触をウェザーストリップ5のみとした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ドアサッシュと車
体(ボディ)との隙間をシールするウェザーストリップ
に埋設されたインサート部材をTスタッド部材に係止さ
せることによりドアサッシュに取り付けられるウェザー
ストリップの取付構造に関する。
【0002】
【従来の技術】図5乃至図8に示すように車両のフロン
トドア1およびリヤドア2のドアサッシュ3,4の周縁
には、ドアサッシュ3,4と車体(ボディ)との隙間を
シールするウェザーストリップ5,6が取り付けられて
いる。
【0003】ウェザーストリップ5はドアサッシュ3に
取り付けられる取付基部5aとそれに一体形成され車体
開口部周縁に弾接する中空のシール部5bとリップ部5
cとからなり、型成形されたコーナー部Bに押出成形さ
れた直線部C,Cが接続されてなるものである。また、
ウェザーストリップ5の型成形部Bには、ウェザースト
リップ5のずれ防止機能及びドアサッシュ3に垂直に脚
部7aが溶接されたTスタッド部材7のファスナー機能
としてはたらく、係止部材8が形成されたインサート部
材9が埋設されている。係止部材8は略円筒形に形成さ
れ、その略円筒形の部分の内側にTスタッド部材7を挿
入させるようにウェザーストリップ5を位置させ、係止
部材8の係止爪8aをTスタッド部材7の頭部7bに係
止させることによってウェザーストリップ5はドアサッ
シュ3に位置決めして取り付けられるようになってい
る。なお、ウェザーストリップ6もウェザーストリップ
5と同様の構成をしているのでその説明を省略する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ウェザ
ーストリップ5を取り付けた状態を示す図8のX部に示
すように、係止爪8aの先端8bとドアサッシュ3との
間には隙がない,あるいは隙がほとんどないように設計
され、また係止爪8aの先端8bとTスタッド部材7周
りのウェザーストリップ5の部分5dとが同じ位置であ
るので、Tスタッド部材7又はインサート部材9に形成
された係止部材8にバラツキがあるとウェザーストリッ
プ5の取り付けが困難になったり、シール切れが発生す
るというおそれがある。すなわち、バラツキによってた
とえば、Tスタッド部材7の脚部7aの長さが短いか、
あるいは係止爪8aの脚部7aに対して平行な方向の長
さが長いと係止爪8aの先端8bがドアサッシュ3に当
接して取り付けが困難になり、一方、Tスタッド部材7
の脚部7aの長さが長いか、あるいは係止爪8aの長さ
が短いとドアサッシュ3とウェザーストリップ5との間
に大きな隙間が発生してシール切れが生じる場合があ
る。
【0005】そこで本発明の目的は、取り付けが容易で
しかもシール性に優れるウェザーストリップの取付構造
を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明のウェザーストリップの取付構造は、車体
開口部周縁に弾接するシール部(5b)が一体形成され
たウェザーストリップ(5)に埋設されたインサート部
材(9)に形成された係止爪(18a)を、ドアサッシ
ュ(3)に垂直に脚部(7a)が固着されたTスタッド
部材(7)の頭部(7b)に係止させることによってド
アサッシュ(3)に取り付けられるウェザーストリップ
(5)の取付構造において、取付時に、係止爪(18
a)の先端(18b)とドアサッシュ(3)との間に充
分な隙(m)ができるように係止爪(18a)の長さを
Tスタッド部材(7)の脚部(7a)の長さよりも短く
して、ドアサッシュ(3)に対するTスタッド部材
(7)周りの接触をウェザーストリップ(5)のみとし
たものである(請求項1)。
【0007】また、請求項1に記載のドアサッシュ
(3)に対するTスタッド部材(7)周りにおいて接触
するウェザーストリップ(5)の接触面(5d)にゴム
製の凸形ビード(20)を形成し、取付時にドアサッシ
ュ(3)に弾接するようにしたものが好ましい(請求項
2)。
【0008】本発明によれば、ウェザーストリップに埋
設されたインサート部材に形成された係止爪の長さをT
スタッド部材の脚部の長さよりも短くして、ウェザース
トリップをドアサッシュに取り付ける時に、係止爪の先
端とドアサッシュとの間には充分な隙ができるようにさ
れ、かつドアサッシュに対するTスタッド部材周りの接
触はウェザーストリップのみとされている。すなわち、
Tスタッド部材周りのウェザーストリップの接触面の位
置よりも低い位置に係止爪の先端の位置がくるようにな
っている。
【0009】したがって、バラツキの発生により、Tス
タッド部材の脚部の長さが多少短いか、あるいは係止爪
の長さが多少長くなっても、充分な隙が形成されている
ので係止爪の先端がドアサッシュに当接することはな
い。したがって、取り付けが特に困難になることはな
い。また逆に、Tスタッド部材の脚部の長さが多少長い
か、あるいは係止爪が多少短くなってもTスタッド部材
周りのウェザーストリップのみがドアサッシュに接触す
るので、シール切れが生じることが防止される。
【0010】なお、請求項1に記載の充分な隙とはTス
タッド部材の脚部の長さのバラツキ及び係止爪の長さの
バラツキに対応でき、しかも係止爪が確実にTスタッド
部材の頭部を係止することができる程度の長さであれば
よい。
【0011】また、好ましくはTスタッド部材周りにお
いて接触するウェザーストリップの接触面にゴム製の凸
形ビードを形成したので、たとえばTスタッド部材の脚
部の長さが多少長いか、あるいは係止爪が多少短くなっ
ても凸形ビードがドアサッシュに確実に弾接する。よっ
て、シール切れが生じることが一層防止される。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態について図面
を参照して説明する。なお、従来例と同一の部分には同
一符号を付しその説明を省略する。図1は本発明の実施
形態に係るウェザーストリップ5を示す断面図、図2は
ウェザーストリップ5に埋設されたインサート部材9に
形成された係止部材18を示す平面図、及び図3は本発
明の実施形態に係るウェザーストリップ5がドアサッシ
ュ3に取り付けられた状態を示す断面図である。なお、
図3は図7に示すA−A線拡大断面図に相当するもので
ある。
【0013】本発明の実施形態に係るウェザーストリッ
プ5は、従来例と同様にドアサッシュ3に取り付けられ
る取付基部5aと,取付基部5aに一体形成され、車体
開口部周縁に弾接する中空のシール部5bと,取付基部
5aに一体形成されたリップ部5cとからなり、型成形
部にはウェザーストリップ5のずれ防止機能及びTスタ
ッド部材7のファスナー機能としてはたらく板状のイン
サート部材9が埋設されている。またインサート部材9
には、係止爪18aを有する略円筒形の係止部材18
が、ウェザーストリップ5の取付時にドアサッシュ3側
に突設した状態で形成されている。その略円筒形の部分
の内側にドアサッシュ3に垂直に溶接により脚部7aが
固着されたTスタッド部材7を挿入させるようにウェザ
ーストリップ5を位置させ、係止部材18の係止爪18
aをTスタッド部材7の頭部7bに係止させることによ
ってウェザーストリップ5はドアサッシュ3に取り付け
られるようになっている。
【0014】ここで係止爪18aのTスタッド部材7の
脚部7aの延びる方向の長さは、図3に示すように、T
スタッド部材7の脚部7aの長さよりも短くしてあり、
ウェザーストリップ5の取付時に、係止爪18aの先端
18bと、ドアサッシュ3との間に充分な隙mができる
ようにされ、ドアサッシュ3に対するTスタッド部材7
周りの接触はウェザーストリップ5の部分5dのみとさ
れている。すなわち、Tスタッド部材7周りのウェザー
ストリップ5の部分(接触面)5dの位置よりも低い位
置に係止爪18aの先端18bの位置がくるようになっ
ている。
【0015】これにより、バラツキの発生によって、T
スタッド部材7の脚部7aの長さが多少短いか、あるい
は係止爪18aの長さが多少長くなってもドアサッシュ
3との間の充分な隙mによって、係止爪18aの先端1
8bがドアサッシュ3に当接することはないので、取り
付けが特に困難になることはない。また逆に、Tスタッ
ド部材7の脚部7aの長さが多少長いか、あるいは係止
爪18aが多少短くなってもTスタッド部材7周りのウ
ェザーストリップ5の部分5dがドアサッシュ3に接触
するので、シール切れが生じることが防止される。な
お、本実施形態例では隙mをTスタッド部材7の脚部7
aの長さの略半分にするように係止爪18aの長さを設
定した。特に係止爪18aの長さはこれに限定されるも
のではないが、少なくともバラツキに対応できる隙が形
成され、かつ確実にTスタッド部材7の頭部7bを係止
することができる程度の長さであればよい。
【0016】更に、接触面となるTスタッド部材7周り
のウェザーストリップ5の部分5dにはゴム製の略円形
かつ凸形ビード20が型成形によって形成され、凸形ビ
ード20はウェザーストリップ5の取付時にドアサッシ
ュ3に弾接するようにされているので、一層シール切れ
防止の効果がある。なお、係止部材18には切欠き18
c,18cが設けられ、ウェザーストリップ5の取付時
にTスタッド部材7の頭部7bに係止爪18aが接する
ことにより係止爪18aが外側に若干拡がりTスタッド
部材7の内部への挿入を容易にしている。また、切欠き
18cは2つの例を示したが、図4(a),(b)に示
すように、取付時の挿入力,保持力を考慮して3つ又は
4つにしてもよい。
【0017】
【発明の効果】以上のとおり本発明によれば、インサー
ト部材に形成された係止爪の長さをTスタッド部材の脚
部の長さよりも短くして係止爪の先端とドアサッシュと
の間に充分な隙を形成することによって、たとえTスタ
ッド部材の脚部の長さが多少短いか、あるいは係止爪の
長さが多少長くなるというバラツキが生じても、係止爪
の先端がドアサッシュに当接することはないので、ウェ
ザーストリップの取り付けが容易である。また逆に、T
スタッド部材の脚部の長さが多少長いか、あるいは係止
爪が多少短くなるというバラツキが生じてもTスタッド
部材周りのウェザーストリップのみがドアサッシュに接
触するので、シール切れが生じることが防止される。よ
って取り付けられたウェザーストリップは優れたシール
機能を発揮し得る。
【0018】また、好ましくはウェザーストリップの接
触面に形成された凸形ビードがドアサッシュに確実に弾
接するので、シール切れが生じることが一層防止され
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係るウェザーストリップ5
を示す断面図である。
【図2】インサート部材9に形成された係止部材18を
示す平面図である。
【図3】本発明の実施形態に係るウェザーストリップ5
がドアサッシュ3に取り付けられた状態を示す断面図で
ある。
【図4】インサート部材9に形成された他の係止部材1
8を示す平面図であり、(a)は切欠き18cが3つの
場合,(b)は切欠き18cが4つの場合をそれぞれ示
す。
【図5】車両の外観を示す側面図である。
【図6】図5に示すウェザーストリップ5の外観の一部
を示す拡大斜視図である。
【図7】図6に示すウェザーストリップ5がドアサッシ
ュ3に取り付けられた状態を示す斜視図である。
【図8】図7のA−A線断面図である。
【符号の説明】
3 ドアサッシュ 5 ウェザーストリップ 5a 取付基部 5b 中空シール部 5c リップ部 5d 接触面 7 Tスタッド部材 7a 脚部 7b 頭部 9 インサート部材 18 係止部材 18a 係止爪 18b 先端 18c 切欠き 20 凸形ビード m 隙

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】車体開口部周縁に弾接するシール部が一体
    形成されたウェザーストリップに埋設されたインサート
    部材に形成された係止爪を、ドアサッシュに垂直に脚部
    が固着されたTスタッド部材の頭部に係止させることに
    よってドアサッシュに取り付けられるウェザーストリッ
    プの取付構造において、取付時に、前記係止爪の先端と
    ドアサッシュとの間に充分な隙ができるように係止爪の
    長さをTスタッド部材の脚部の長さよりも短くして、ド
    アサッシュに対するTスタッド部材周りの接触をウェザ
    ーストリップのみとしたことを特徴とするウェザースト
    リップの取付構造。
  2. 【請求項2】前記ドアサッシュに対するTスタッド部材
    周りにおいて接触するウェザーストリップの接触面にゴ
    ム製の凸形ビードを形成し、前記取付時にドアサッシュ
    に弾接するようにしたことを特徴とする請求項1に記載
    のウェザーストリップの取付構造。
JP8175806A 1996-06-14 1996-06-14 ウェザーストリップの取付構造 Pending JPH10933A (ja)

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JP8175806A JPH10933A (ja) 1996-06-14 1996-06-14 ウェザーストリップの取付構造

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JP8175806A JPH10933A (ja) 1996-06-14 1996-06-14 ウェザーストリップの取付構造

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JPH10933A true JPH10933A (ja) 1998-01-06

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ID=16002570

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JP8175806A Pending JPH10933A (ja) 1996-06-14 1996-06-14 ウェザーストリップの取付構造

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JP (1) JPH10933A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4794105A (en) * 1985-06-27 1988-12-27 Takeda Chemical Industries, Ltd. Method for treatment of swine dysentery

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4794105A (en) * 1985-06-27 1988-12-27 Takeda Chemical Industries, Ltd. Method for treatment of swine dysentery

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