JPH1093276A - パーソナルコンピュータ - Google Patents

パーソナルコンピュータ

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Publication number
JPH1093276A
JPH1093276A JP8242808A JP24280896A JPH1093276A JP H1093276 A JPH1093276 A JP H1093276A JP 8242808 A JP8242808 A JP 8242808A JP 24280896 A JP24280896 A JP 24280896A JP H1093276 A JPH1093276 A JP H1093276A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
unit
personal computer
cooling fan
temperature
angle
Prior art date
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Pending
Application number
JP8242808A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazutomi Kitamura
一臣 北村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Gunma Ltd
Original Assignee
NEC Gunma Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by NEC Gunma Ltd filed Critical NEC Gunma Ltd
Priority to JP8242808A priority Critical patent/JPH1093276A/ja
Publication of JPH1093276A publication Critical patent/JPH1093276A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 パーソナルコンピュータ内部のユニットが充
分に空冷されるパーソナルコンピュータを提供する。 【解決手段】 パーソナルコンピュータ10は、内部
に、それぞれ機能の異なるユニット12、13、14
と、各ユニットの温度を計測するセンサ20、21、2
2と、冷却ファン16と、冷却ファン16の向きを可変
に設定する角度調節機構17と、角度調節機構17を制
御する制御部18とを備える。制御部18は、高温のた
め最も故障し易い状態のユニットを選定する判断回路2
4と、冷却ファン16の向きを決定する角度調節回路2
6とを備える。使用中に、各ユニットのうちユニット1
2が最も故障し易い温度状態になると、判断回路24は
これを判断し、判断結果を角度調節回路26に伝達す
る。この結果、冷却ファン26はユニット12に向き、
ユニット12の周りを通過する空気流28が生じ、ユニ
ット12が充分に冷却される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パーソナルコンピ
ュータに関し、特に、パーソナルコンピュータ内部のユ
ニットを効率的に冷却することを可能にするパーソナル
コンピュータに関する。
【0002】
【従来の技術】パーソナルコンピュータは、一般に、内
部に複数個のユニット部品(以下、ユニットと記載)
と、パーソナルコンピュータの後面や側面に、筺体内部
を排気する少なくとも1個の冷却ファンとを備えてい
る。また、パーソナルコンピュータの前面や側面の所定
位置には吸気口が形成されている。
【0003】パーソナルコンピュータを運転する際に
は、冷却ファンを回転させ、内部の空気を排気し、吸気
口から外部の空気を導入している。これにより、各ユニ
ットは空冷され、その温度上昇が抑えられる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前述のように、パーソ
ナルコンピュータ内には複数個のユニットが配設されて
いる。しかし、従来は、パーソナルコンピュータ内には
一定の空気流が形成されているので、一部のユニットが
充分に冷却されずに故障するという問題があった。
【0005】特開平3−154906公報や特開平4−
130697公報には、上記課題を解決するパーソナル
コンピュータが記載されている。しかし、これらのパー
ソナルコンピュータには複数のファンが配設されてお
り、このようにファンの個数が多いと騒音が大きくなる
という別の問題が発生する。
【0006】以上のような事情に照らして、本発明の目
的は、冷却ファンによる騒音を増大させずに内部のユニ
ットが充分に空冷されるパーソナルコンピュータを提供
することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のパーソナルコンピュータは、内部を排気す
る冷却ファンと、該冷却ファンを回転させて該冷却ファ
ンによる排気方向を可変に設定する角度調節部とを備え
ることを特徴とする。
【0008】本発明のパーソナルコンピュータでは、角
度調節部によって、発熱量の大きいユニットが配設され
ている位置に向けて冷却ファンを回転させ、そのユニッ
トの周りを通過する空気流を効率的に生じさせることが
出来る。これにより、冷却ファンの数を増やすことなく
発熱量の大きいユニットをも充分に冷却することができ
る。
【0009】好適には、パーソナルコンピュータは、内
部の各ユニット部品の温度を計測するセンサ群と、該セ
ンサ群からの出力信号を受けて前記角度調節部を制御す
る制御部とを更に備える。
【0010】更に好適には、前記制御部は、センサ群か
らの計測信号を受けて、最も故障し易い温度状態のユニ
ット部品を選定する判断回路を備える。この場合、前記
判断回路が、各ユニット部品の許容温度値をリストとし
て有することが望ましい。
【0011】
【発明の実施の形態】添付図面を参照し、本発明の実施
の形態に基づいて本発明を更に詳細に説明する。
【0012】図1は、本発明の実施の形態例のディスク
トップ型のパーソナルコンピュータ10を示す平面図で
ある。パーソナルコンピュータ10は、それぞれに機能
が異なるユニット12、13、14と、内部を排気して
各ユニットを空冷する冷却ファン16と、冷却ファン1
6の向きを可変に設定する角度調節機構17と、角度調
節機構17を制御する制御部18とを内部に備える。パ
ーソナルコンピュータ10の前面の所定位置には吸気口
(図示せず)が形成されている。
【0013】各ユニットには、ユニット温度を計測する
センサ20、21、22が、それぞれ配設されている。
制御部18は、各ユニットの許容温度値をリストとして
有し、各センサからの出力を受けて高温のため最も故障
し易い状態のユニットを選定する判断回路24と、判断
回路24からの出力信号を受け、冷却ファン16の向き
を決定する角度調節回路26とから構成される。
【0014】図2及び図3は、冷却ファン16による吸
引方向が、それぞれユニット12及びユニット14に向
けられた状態のパーソナルコンピュータ10を示してい
る。
【0015】パーソナルコンピュータ10の使用中に、
各ユニットのうちユニット12が最も故障し易い温度状
態になると、判断回路24は、各センサの温度計測値及
びリストからユニット12を選定し、選定結果を角度調
節回路26に伝達する。この選定は、リストに含まれる
各ユニットの許容温度とセンサから得られる現在温度と
の差が最も小さいユニットを選定することで行われる。
【0016】角度調節回路26は、冷却ファン16をユ
ニット12に向ける出力信号を角度調節機構17に伝達
する。この結果、冷却ファン16がユニット12に向
き、図2に示すように、ユニット12の周りを通過する
空気流28が生じ、ユニット12が充分に冷却される。
【0017】更に、パーソナルコンピュータ10の使用
中に各ユニットへの負荷状態が変化し、この結果、ユニ
ット14が最も故障し易い温度状態になると、判断回路
24は、ユニット12を選定したときと同様にユニット
14を選定し、選定結果を角度調節回路26に伝達す
る。
【0018】角度調節回路26は、冷却ファン16をユ
ニット14に向ける出力信号を角度調節機構17に伝達
する。この結果、図3に示すように、冷却ファンにより
ユニット14の周りを通過する空気流30が生じ、ユニ
ット14が充分に冷却される。
【0019】本実施例では、パーソナルコンピュータ使
用時に、各ユニットのうち最も故障し易い温度状態のユ
ニットに選択的に冷却ファン16を向け、充分に空冷し
ている。冷却ファンの個数は従来と同じく1個であるの
で、冷却ファンによる騒音を増大させずに熱によるユニ
ットの故障を大きく防止することができる。よって、信
頼性の高いディスクトップ型のパーソナルコンピュータ
が実現される。
【0020】以上本発明をその好適な実施例に基づいて
説明したが、本発明のパーソナルコンピュータは、上記
実施例の構成にのみ限定されるものではなく、上記実施
例の構成から種々の修正及び変更を施したパーソナルコ
ンピュータも、本発明の要旨を逸脱しない限り本発明の
範囲に含まれる。
【0021】
【発明の効果】以上、説明したように、本発明のパーソ
ナルコンピュータは、内部を排気する冷却ファンと、該
冷却ファンを回転させて排気方向を可変に設定する角度
調節部と備える。
【0022】これにより、パーソナルコンピュータ使用
中に、内部に設けられたユニットのうち発熱量の大きい
ユニットに選択的に冷却ファンを向けて空冷することが
できる。よって、熱によるユニットの故障の発生を大幅
に抑えることができるので、信頼性を大幅に向上させた
パーソナルコンピュータが実現される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例のパーソナルコンピュータを示す平面
図。
【図2】本実施例のパーソナルコンピュータの使用時に
おける一形態を示す平面図。
【図3】本実施例のパーソナルコンピュータの使用時に
おける一形態を示す平面図。
【符号の説明】
10 パーソナルコンピュータ 12、13、14 ユニット 16 冷却ファン 17 角度調節機構 18 制御部 20、21、22 センサ 24 判断回路 26 角度調節回路 28 空気流 30 空気流

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パーソナルコンピュータ内部を排気する
    冷却ファンと、該冷却ファンを回転させて該冷却ファン
    による排気方向を可変に設定する角度調節部とを備える
    ことを特徴とするパーソナルコンピュータ。
  2. 【請求項2】 パーソナルコンピュータ内部の各ユニッ
    ト部品の温度を計測するセンサ群と、該センサ群からの
    出力信号を受けて前記角度調節部を制御する制御部とを
    更に備えることを特徴とする請求項1に記載のパーソナ
    ルコンピュータ。
  3. 【請求項3】 前記制御部は、センサ群からの計測信号
    を受けて、最も故障し易い温度状態のユニット部品を選
    定する判断回路を備えることを特徴とする請求項2に記
    載のパーソナルコンピュータ。
  4. 【請求項4】 前記判断回路が、各ユニット部品の許容
    温度値をリストとして有することを特徴とする請求項3
    に記載のパーソナルコンピュータ。
JP8242808A 1996-09-13 1996-09-13 パーソナルコンピュータ Pending JPH1093276A (ja)

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