JP2010198185A - 冷却システム、コンピュータ装置、冷却ファン制御装置、冷却ファン制御方法、及び冷却ファン制御プログラム - Google Patents

冷却システム、コンピュータ装置、冷却ファン制御装置、冷却ファン制御方法、及び冷却ファン制御プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】複数の冷却ファンを搭載する筐体に適用した場合でも、過剰な冷却を不要とし、冷却ファンの回転数を最小限にすることで騒音の発生を防ぐ。
【解決手段】冷却システムは、装置内に搭載される複数のデバイスの温度を取得する複数の装置内温度センサと、装置内に設置される複数の冷却ファンと、複数の冷却ファンの出力を複数のデバイス側に排気すると共にその排気方向を決めるダクト角度を可変可能な複数の冷却ダクトと、複数の装置内温度センサにより取得された複数の装置内温度センサ値と、予め設定された複数のデバイス毎の動作温度上限値とに基づいて装置内の高温部に位置するデバイス側に複数の冷却ファンの出力が集中するように複数の冷却ダクトの排気方向を決めるダクト角度を可変制御する冷却ファンダクト角度制御部とを有する。
【選択図】図1

Description

本発明は、冷却システム、コンピュータ装置、冷却ファン制御装置、冷却ファン制御方法、及び冷却ファン制御プログラムに係り、特にコンピュータ装置における冷却用ダクトのフィン角度の制御による冷却ファン騒音の低減に関する。
近年、CPU・メモリなどの高性能化によって装置の発熱量が増加し、冷却ファンの回転数を高めて対応しているため、冷却ファンの騒音および消費電力が問題になっている。その対策として、従来は、コンピュータの持つ温度センサなどを用いて冷却ファン回転数を制御しているが、各装置の構成や負荷状況によって冷却条件が変わるため、最適なファン制御は難しく、冷却には大きなマージンを持たせることで対応している。したがって、大きなマージンに起因する過剰な冷却を不要とし、冷却ファンの回転数を最小限にすることで騒音の発生を防ぐことが望まれている。
これに関連して、特許文献1ではファン装置付き電気機器が開示されている。この電気機器は、筐体の内部に仕切り板を設けて上下に空間を分割し、各空間に温度センサを設けて温度を検出し、筐体の仕切り板の板面方向の両側壁に冷却エアの流出口と流入口を形成し、流出口の内側にファン装置を配置し、仕切り板と流入口との間に可動フィンを設け、圧電素子によって可動フィンの傾斜角度を制御する。そして、温度センサの検出温度により、各分割空間の温度差を検出し、その温度差に応じて可動フィンの傾斜角度を制御し、冷却エアの割り振り流量を決定する。これにより、筐体内の複数の熱源の温度に対応して1つのファン装置の冷却エアを有効に分配して供給でき、この効果は特に小型の筐体を有する電気機器に有効とされている。
特開2001−024373号公報
特許文献1では、仕切り板と流入口との間に設けた可動フィンにより吸気量を制御する構成であるため、発熱部分に対する冷却能力の制御をダイレクトに行うのは難しい。また、特許文献1は、特に小型の筐体に適用する場合を考慮して、2つの空気流路に対して1つの可動フィンを用いてそれぞれの流量を制御する構成であるため、複数の冷却ファンを搭載するような比較的大きな筐体に適用するのは困難である。
本発明の目的は、上記課題を解決し、複数の冷却ファンを搭載する筐体に適用した場合でも、過剰な冷却を不要とし、冷却ファンの回転数を最小限にすることで騒音の発生を防ぐことができる冷却システムを提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明に係る冷却システムは、装置内に搭載される複数のデバイスの温度を取得する複数の装置内温度センサと、前記装置内に設置される複数の冷却ファンと、前記複数の冷却ファンの出力を前記複数のデバイス側に排気すると共にその排気方向を決めるダクト角度を可変可能な複数の冷却ダクトと、前記複数の装置内温度センサにより取得された複数の装置内温度センサ値と、予め設定された複数のデバイス毎の動作温度上限値とに基づいて、前記装置内の高温部に位置するデバイス側に前記複数の冷却ファンの出力が集中するように前記複数の冷却ダクトの排気方向を決めるダクト角度を可変制御する冷却ファンダクト角度制御部とを備えたことを特徴とする。
本発明によれば、複数の冷却ファンを搭載する筐体に適用した場合でも、過剰な冷却を不要とし、冷却ファンの回転数を最小限にすることで騒音の発生を防ぐことができる。
本発明の実施の形態に係る冷却システムを用いたコンピュータ装置であるラックサーバの全体構成を示す概略ブロック図である。 (a)及び(b)は、図1に示すラックサーバの斜視図である。 図1に示すダクト搭載部の構造を示す斜視図である。 比較例のダクト搭載部の構造を示す斜視図である。 図1に示す環境温度閾値テーブルを示す図である。 図1に示すデバイス動作上限温度テーブルを示す図である。 図1に示すデバイス・フィン角度テーブルを示す図である。 図1に示す冷却ファン制御装置の動作を説明するフォローチャートである。
次に、本発明に係る冷却システム、コンピュータ装置、冷却ファン制御装置、冷却ファン制御方法、及び冷却ファン制御プログラムの実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。
図1〜図3は、本発明の一実施の形態に係る冷却システムを用いたコンピュータ装置としてのラックサーバ100の構成を説明するものである。
図1、図2(a)及び(b)に示すラックサーバ100は、装置本体を構成する筐体110と、この筐体110に取り付けられるドライブベイ111と、筐体110内に搭載されるデバイス101と、筐体110内を冷却する冷却システム102とを備える。
デバイス101は、複数(n個:nは正の整数)のデバイス(1)〜(n)から構成される。各デバイス(1)〜(n)には、図2(a)に示すように、一例として、プロセッサ101a、メモリ101b、拡張ボード(拡張カード)101c、電源101dが含まれる。
冷却システム102は、温度センサ1と、冷却ファン制御装置(風向制御装置)2と、サーバ冷却装置3と、ダクト搭載部4とを有する。
温度センサ1は、ラックサーバ100の装置設置環境の温度を取得する環境温度センサ11と、ラックサーバ100の装置内の温度を取得する装置内温度センサ12とを有する。このうち、装置内温度センサ12は、複数(n個)の装置内温度センサ(1)〜(n)で構成される。
冷却ファン制御装置2は、冷却ファン回転数制御部21と、冷却ファンダクト角度制御部22と、メモリ23とを有する。このうち、冷却ファンダクト角度制御部22は、冷却ファン(1)〜(m)の数量に応じて複数(m−1個)の冷却ファンダクト角度制御部(1)〜(m−1)により構成される。
サーバ冷却装置3は、冷却ファン31と、冷却ダクト角度出力部32とを有する。このうち、冷却ファン31は、複数(m個:mは正の整数)の冷却ファン(1)〜(m)により構成される。
ダクト搭載部4は、冷却ダクト41と、フィン42とを有する。このうち、冷却ダクト41は、冷却ファン(1)〜(m)の数量に応じて複数(m個)の冷却ダクト(1)〜(m)により構成される。フィン42は、冷却ファン(1)〜(m)の数量に応じて複数(m−1個)のフィン(1)〜(m−1)により構成される。
環境温度センサ11は、図2(b)に示すように、一例として、ドライブベイ111の外側表面部の所定位置に設置されているが、ラックサーバ100の装置設置環境の温度を取得可能な位置であれば、いずれの位置に設置してもよい。この環境温度センサ11は、ラックサーバ100の装置設置環境の温度を取得し、その環境温度センサ値S11を冷却ファン回転数制御部21に出力する。
装置内温度センサ12を構成する複数の装置内温度センサ(1)〜(n)は、図2(b)に示すように、一例として、ラックサーバ100の筐体110内の各デバイス(1)〜(n)の周辺の所定位置に設置され、それぞれセンサ設置部分の温度を取得し、その装置内温度センサ値S12を冷却ファンダクト角度制御部22に出力する。なお、装置内温度センサ12としては、拡張ボード101cなどに内蔵の温度センサを使用してもよい。
冷却ファン回転数制御部21は、環境温度センサ11により取得された装置設置環境の温度を示す環境温度センサ値S11に基づいて、その環境温度に適した冷却ファン31の回転数を決定し、その回転数を制御する冷却ファン出力信号S21を冷却ファン31に出力する。
冷却ファンダクト角度制御部22は、装置内温度センサ12により取得された装置内温度センサ値S12を基準に冷却ダクト41の排気方向(風向)を決めるダクト角度を決定し、そのダクト角度信号S22を冷却ダクト角度出力部32に出力する。
メモリ23は、ROM(Read Only Memory)等の不揮発性メモリで構成され、冷却ファン回転数制御部21及び冷却ファンダクト角度制御部22を構成するプロセッサ(CPU)により実行される冷却ファン制御プログラム231のほか、そのプログラム実行時に参照される各種テーブル、例えば環境温度閾値テーブル232、デバイス動作上限温度テーブル233、及びデバイス・フィン角度テーブル(デバイス・角度テーブル)234が格納されている。
図5〜図7は、環境温度閾値テーブル232、デバイス動作上限温度テーブル233、デバイス・フィン角度テーブル234の一例を示す。
環境温度閾値テーブル232には、図5に示すように、環境温度の閾値1〜3を示す環境温度センサ値T(1)〜(3)(例:T(1)<T(2)<T(3))が設定されている。環境温度の閾値1〜3とは、冷却ファン31の出力(回転数)を切り替える境目の温度である。この閾値は、例えば、任意の温度帯で、装置が最も高負荷になる状態において、各デバイスが十分に冷却されるように予め実験的に求めたものが採用される。図4の例では、環境温度の閾値の段階数は3段階となっているが、この段階数は自由に変更できる。
デバイス動作上限温度テーブル233には、図6に示すように、筐体110内に搭載された各デバイス(1)〜(n)(図5の例では、プロセッサ(1)〜(2)、メモリ(1)〜(6)、拡張ボード(1)〜(4)を含む。)の動作上限温度Tmax(1)〜(n)が設定されている。この動作上限温度は、例えば、筐体110内に搭載されるプロセッサ(CPU)101a、メモリ101b、拡張ボード(拡張カード)101cなどの各デバイス(1)〜(n)のデータシートから予め求めたものが採用される。
デバイス・フィン角度テーブル233は、図7に示すように、筐体110内に搭載された各デバイス(1)〜(n)と各フィン(1)〜(m−1)のフィン角度F(11)〜(1(m−1))とのそれぞれの対応関係を表す。この関係は、各デバイス(1)〜(n)を最も効率よく冷却することが可能な各冷却フィン(1)〜(m−1)の角度を予め実験的または計算によって求め、データとしてまとめたものが採用される。
冷却ファン31を構成する複数の冷却ファン(1)〜(m)は、図2(a)に示すように、冷却ダクト41を構成する各冷却ダクト(1)〜(m)の入口側にそれぞれ設置される。
冷却ダクト角度出力部32を構成する複数の冷却ダクト角度出力部(1)〜(m−1)は、例えばサーボモータなどのアクチュエータ(図3では、例えばサーボモータ)で構成され、その制御入力端子に冷却ファンダクト角度制御部22の制御信号線が電気的に接続される一方、その駆動軸が、各フィン(1)〜(m−1)の一端側に、それぞれのフィン角度(従って、各冷却ダクト(1)〜(m)の排気方向を決めるダクト角度)を調整可能な状態で機械的に連結されている。この構成により、各冷却ダクト角度出力部(1)〜(m−1)は、冷却ファンダクト角度制御部22からのダクト角度信号S22に基づいて、各冷却ダクト(1)〜(m)の抱く度角度がそれぞれ所定のダクト角度となるように、各フィン(1)〜(m−1)のフィン角度を所定のフィン角度に調整可能となっている。
冷却ダクト41を構成する複数の冷却ダクト(1)〜(m)は、図3に示すように、それぞれが矩形状の管路(「矩形状ダクト」又は「角ダクト」等とも言う)で構成される。各冷却ダクト(1)〜(m)は、互いに隣接して並設され、図1に示す冷却ファン(1)〜(m)が設置される入口側から筐体110内の各デバイス(1)〜(n)を臨む出口側に向けて所定の長さ(ダクト長)で設置される。
フィン42を構成する複数のフィン(1)〜(m−1)は、図3に示すように、各冷却ダクト(1)〜(m)の隣接する2つの冷却ダクトを仕切る内壁(壁面)を構成し、各冷却ダクト(1)〜(m)の入口側から出口側に延びて設置される。各フィン(1)〜(m−1)は、冷却ダクト角度出力部32を構成するアクチュエータ(サーボモータ)の駆動力によりそのフィン角度を所定のフィン角度に調整することにより、各冷却ダクト(1)〜(m)の排気方向(風向)を決めるダクト角度を所定のダクト角度となるよう可変可能となっている(図3中の矢印参照)。
なお、図3は、本実施の形態で採用されるダクト搭載部4の構造を示し、図4は、本実施の形態に対する比較例のダクト搭載部4の構造を示す。図3及び図4では、冷却ファン(1)〜(m)は省略している。図3に示す本実施の形態のダクト搭載部4では、フィン(1)〜(m−1)及びそのフィン角度を調整可能な冷却ファンダクト角度制御部(1)〜(m−1)が設置され、各冷却ダクト(1)〜(m)のダクト角度が可変制御可能となっている。これに対し、図4に示す比較例のダクト搭載部4では、フィン(1)〜(m−1)及び冷却ファンダクト角度制御部(1)〜(m−1)は設置されず、各冷却ダクト(1)〜(m)のダクト角度は固定されている。
次に、本実施の形態の全体動作について、図8を参照して説明する。
図8は、冷却ファン制御装置2による冷却ファン制御方法を用いた冷却ダクト41のフィン角度制御の動作を示すフローチャートである。このフローチャートで示す冷却ファン制御方法の処理は、冷却ファン回転数制御部21及び冷却ファンダクト角度制御部22を構成するプロセッサ(CPU)がメモリ23に格納された環境温度閾値テーブル232(図5参照)、デバイス動作上限温度テーブル233(図6参照)、デバイス・フィン角度テーブル234(図7参照)を参照しながら冷却ファン制御プログラム231を実行することにより実現される。
図8において、冷却ファン制御装置2は、動作開始に際し、メモリ23内のデバイス動作上限温度テーブル233から各デバイス(1)〜(n)の動作上限温度Tmax(1)〜(n)を読み込み(ステップSt1)、環境温度センサ11により取得された、ラックサーバ100の装置設置環境の温度信号に対応する環境温度センサ値S11を、冷却ファン回転数制御部21に入力する(ステップSt2)。すると、冷却ファン回転数制御部21は、入力された環境温度センサ値S11を、メモリ23内の環境温度閾値テーブル232に設定された環境温度の閾値1〜3に対応する環境温度センサ値T(1)〜(3)(T(1)<T(2)<T(3))と順次比較することにより、環境温度センサ値S11に対応する環境温度に適した冷却ファン31の出力(回転数)の大きさ(例えば、大、中、小)を決定し、それに対応する冷却ファン出力信号S21を冷却ファン31に出力する(ステップSt3〜St8)。
すなわち、環境温度センサ値S11が閾値1に対応する環境温度センサ値T(1)以下(S11≦T(1)、ステップSt3:YES)の場合は、冷却ファン31の出力の大きさを「小」と決定する(ステップSt4)。
また、T(1)より大きく(ステップSt3:NO)、且つ、閾値2に対応する環境温度センサ値T(2)以下の場合(T(1)<S11≦T(2)、ステップSt5:YES)は、冷却ファン31の出力の大きさを「中」と決定する(ステップSt6)。
また、T(2)より大きく且つ閾値3に対応する環境温度センサ値T(3)以下の場合(T(2)<S11≦T(3)、ステップSt7:YES)は、冷却ファン31の出力の大きさを「大」と決定する(ステップSt8)。
一方、T(3)より大きい場合(T(3)<S11、ステップSt7:NO)は、環境温度の許容温度を超えていると判断し、その旨を知らせるアラーム(警告)信号を出力する(ステップSt9)。これにより、本動作を終了する。
次いで、冷却ファン制御装置2は、装置内温度センサ12を構成する複数の装置内温度センサ(1)〜(n)より取得された、ラックサーバ100の装置内各部の温度信号に対応する装置内温度センサ値S12を冷却ファンダクト角度制御部22に入力する(ステップSt10)。
すると、冷却ファンダクト角度制御部22は、入力された装置内温度センサ値S12と、デバイス動作上限温度テーブル233から読み込んだ各デバイス(1)〜(n)の動作上限温度Tmax(1)〜(n)との差を求め、求めた差Tdef(1)〜(n)を各デバイスマージン値として冷却ファン制御装置2内のRAM(Random Access Memory)等のメモリ(非図示)に一時的に保存する(ステップSt11)。
次いで、冷却ファンダクト角度制御部22は、保存した各デバイスマージン値Tdef(1)〜(n)を参照して、各デバイス(1)〜(n)の中で最小のデバイスマージン値Tdef・minを持つデバイス101を求める(ステップSt12)。
次いで、冷却ファンダクト角度制御部22は、メモリ23内のデバイス・フィン角度テーブル234を参照して、フィン42を構成する各フィン(1)〜(m−1)のフィン角度F(11)〜(1(m−1))の中から、最小のデバイスマージン値Tdef・minを持つデバイス101に対応するフィン42のフィン角度を決定する(ステップSt13)。例えば、図7の例で、最小のデバイスマージン値Tdef・minを持つデバイス101がデバイス(1)(プロセッサ(1))の場合は、これに対応するフィン42のフィン角度は、フィン(1)がF(11)、フィン(2)がF(12)、フィン(3)がF(13)、...、フィン(m−1)がF(1(m−1))となる。
次いで、冷却ファンダクト角度制御部22は、決定したフィン42のフィン角度に対応する冷却ファンダクト角度信号S22を冷却ファンダクト角度出力部32に出力する(ステップSt14)。
上記のステップSt2〜St14までの処理は、ラックサーバ100の装置内の電源101dがOFFされるまで繰り返し実行される(ステップSt15)。なお、冷却ファン制御装置2は、温度センサ1より定期的に各温度センサ値S11、S12を再取得し、冷却ファン31に出力する冷却ファン出力信号S21と、冷却ダクト角度出力部32に出力する冷却ファンダクト角度信号S22とをそれぞれ更新する。
以上の冷却ファン制御装置2による冷却ファン制御方法を用いた冷却ダクト41のフィン角度制御の動作により、冷却ファンダクト角度出力部32は、冷却ファンダクト角度信号S22を入力する。すると、冷却ファンダクト角度出力部32は、冷却ファンダクト角度信号S22に基づいて、ラックサーバ100の装置内の各デバイス(1)〜(n)の許容温度に対してマージンが少ない高温部に位置する箇所のデバイス101側に冷却ファン31の出力する風が集中するようにフィン42のフィン角度を調整して冷却ダクト41の排気方向(風向)を決めるダクト角度を可変制御する。
以上説明したように、本実施の形態では、ラックサーバ100に搭載した冷却システム102において、冷却ファン制御装置2が以下のような動作を行う。
まず、冷却ファン制御装置2は、複数の装置内温度センサ(1)〜(n)により取得された複数の装置内温度センサ値S11と、予め設定された複数のデバイス(1)〜(n)毎の動作温度上限値Tmax(1)〜(n)との差であるデバイスマージン値Tdef(1)〜(n)を求める。
次いで、冷却ファン制御装置2は、求めたデバイスマージン値(1)〜(n)に基づいて複数のデバイス(1)〜(n)の中から装置内の高温部に位置するデバイスを決定する。
そして、冷却ファン制御装置2は、決定したデバイス側に複数の冷却ファン(1)〜(n)の出力が集中するように冷却ファンダクト角度出力部32を構成するアクチュエータを介してフィン(1)〜(m−1)フィン角度を調整することにより複数の冷却ダクトフィン(1)〜(m)の排気方向を決めるダクト角度を可変制御する。すなわち、冷却ファン制御装置2は、冷却ファン31を構成する複数の冷却ファン(1)〜(n)のそれぞれの風向を可変制御する。
これにより、冷却ファン制御装置2は、冷却ファン31の出力する風の向きを装置内の温度センサ1から検出した高温部に位置するデバイス101側に集中させる。このようにして、ラックサーバ100の装置内の高温部分に集中して冷却を行う。
したがって、本実施の形態によれば、次のような効果が得られる。
(1)ラックサーバ100の装置内の高温になる部分に集中した冷却が可能となり、冷却ファン31の回転数を従来よりも下げることが可能になる。
(2)ラックサーバ100の装置内の温度分布の偏りがなくなることによって装置動作が安定する。
(3)冷却ファン31の回転数を低減することで騒音の低下と消費電力の低下が可能になる。
すなわち、本実施の形態によれば、低回転でより効率的な冷却を可能にし、過剰な冷却を不要とし、冷却ファン31の回転数を最小限にすることで騒音の発生を防ぐことができる。
また、前述した特許文献1では、冷却ファンの吸気量を制御するのに対し、本実施の形態では、冷却ファン31の排気方向を制御するため、よりダイレクトに装置内の発熱部分への冷却能力の制御が可能となる。
さらに、特許文献1では、特に小型の筐体に対する技術であり、2つの空気流路に対して1つの可動フィンを用いてそれぞれの流量を制御するものであるのに対し、本実施の形態では、複数の冷却ファン31を搭載するような比較的大きな筐体110であっても、複数のデバイス101の温度をセンシングし、複数のフィン42によってそれぞれの冷却ファン31の排気方向を制御するため、特に装置内の高温となるデバイス101に対し、複数の冷却ファン31の出力を集中させ、冷却を行うことができる。
なお、本実施例では、冷却システム102を搭載したコンピュータ装置の一例としてラックサーバ100をあげたが、本発明は必ずしもこれに限定されるものではなく、例えばタワー型サーバや一般のパーソナルコンピュータに対しても適用可能である。
また、冷却ファン制御装置(風向制御装置)2は、そのハードウェア及びソフトウェア(プログラム)構成は特に限定されるものではなく、上述した各部(冷却ファン回転数制御部21、冷却ファンダクト角度制御部22、メモリ23)の機能を実現可能なものであれば、いずれの構成でも適用可能である。例えば、各部の機能毎に回路を独立させて構成したものでも、複数の機能を1つの回路にまとめて一体に構成したものでも、いずれの構成でも適用可能である。
以上、実施形態及び実施例を参照して本願発明を説明したが、本願発明は上記実施形態及び実施例に限定されるものではない。本願発明の構成や詳細には、本願発明のスコープ内で当業者が理解し得る様々な変更をすることができる。
本発明は、冷却システム、コンピュータ装置、冷却ファン制御装置、冷却ファン制御方法、及び冷却ファン制御プログラム等の用途に利用可能である。また、本発明は、コンピュータ装置の冷却機構(冷却装置)等の用途にも利用可能である。
1 温度センサ
2 冷却ファン制御装置
3 サーバ冷却装置
4 ダクト搭載部
11 環境温度センサ
12 装置内温度センサ
21 冷却ファン回転数制御部
22 冷却ファンダクト角度制御部
23 メモリ
31 冷却ファン
32 冷却ダクト角度出力部(アクチュエータ)
41 冷却ダクト(冷却用ダクト)
42 フィン
100 ラックサーバ(コンピュータ装置)
101 デバイス
101a プロセッサ
101b メモリ
101c 拡張ボード
101d 電源
102 冷却システム
110 筐体
111 ドライブベイ
231 冷却ファン制御プログラム
232 環境温度閾値テーブル
233 デバイス動作上限温度テーブル
234 デバイス・フィン角度テーブル

Claims (11)

  1. 装置内に搭載される複数のデバイスの温度を取得する複数の装置内温度センサと、
    前記装置内に設置される複数の冷却ファンと、
    前記複数の冷却ファンの出力を前記複数のデバイス側に排気すると共にその排気方向を決めるダクト角度を可変可能な複数の冷却ダクトと、
    前記複数の装置内温度センサにより取得された複数の装置内温度センサ値と、予め設定された複数のデバイス毎の動作温度上限値とに基づいて、前記装置内の高温部に位置するデバイス側に前記複数の冷却ファンの出力が集中するように前記複数の冷却ダクトの排気方向を決めるダクト角度を可変制御する冷却ファンダクト角度制御部とを備えたことを特徴とする冷却システム。
  2. 前記複数の冷却ダクトは、前記ダクト角度を可変可能なフィンと、そのフィン角度を調整可能なアクチュエータとを有し、
    前記冷却ファンダクト角度制御部は、前記複数の装置内温度センサにより取得された複数の装置内温度センサ値と、予め設定された複数のデバイス毎の動作温度上限値との差であるデバイスマージン値を求め、求めたデバイスマージン値に基づいて前記複数のデバイスの中から前記装置内の高温部に位置するデバイスを決定し、決定したデバイス側に前記複数の冷却ファンの出力が集中するように前記アクチュエータを介して前記フィン角度を調整することにより前記複数の冷却ダクトの排気方向を決めるダクト角度を可変制御することを特徴とする請求項1に記載の冷却システム。
  3. 前記冷却ファンダクト角度制御部は、前記複数のデバイスの動作上限温度値を格納するデバイス動作上限温度テーブルと、前記複数のデバイスと前記複数の冷却ダクトの排気方向を決める前記フィン角度とを互いに関連付けたデバイス・フィン角度テーブルとを用いて、前記複数の冷却ダクトの排気方向を決めるダクト角度を可変制御することを特徴とする請求項2に記載の冷却システム。
  4. 前記フィンは、前記複数の冷却ダクトの隣接する2つの冷却ダクト間を仕切る壁面を構成し、
    前記アクチュエータは、前記フィンの一端側に配置されることを特徴とする請求項2又は3に記載の冷却システム。
  5. 前記アクチュエータは、サーボモータを用いたものであることを特徴とする請求項4に記載の冷却システム。
  6. 前記装置の設置環境温度を取得する環境温度センサと、
    前記環境温度センサにより取得された温度センサ値と、予め設定された環境温度の複数段階の閾値とに基づいて前記複数の冷却ファンの出力を決める回転数を可変制御する冷却ファン回転数制御部と、
    をさらに備えたことを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載の冷却システム。
  7. 請求項1から6のいずれか1項に記載の冷却システムを備えたことを特徴とするコンピュータ装置。
  8. 装置内に搭載される複数のデバイスの温度を取得する複数の装置内温度センサと、
    前記装置内に搭載される複数の冷却ファンと、
    前記複数の冷却ファンの出力を前記複数のデバイス側に排気すると共にその排気方向を決めるダクト角度を可変可能な複数の冷却ダクトと、
    を備えたコンピュータ装置の冷却ファン制御装置であって、
    前記複数の装置内温度センサにより取得された複数の装置内温度センサ値と、予め設定された複数のデバイス毎の動作温度上限値とに基づいて、前記装置内の高温部に位置するデバイス側に前記複数の冷却ファンの出力が集中するように前記複数の冷却ダクトの排気方向を決めるダクト角度を可変制御する冷却ファンダクト角度制御部を備えたことを特徴とする冷却ファン制御装置。
  9. 前記複数の冷却ダクトは、前記ダクト角度を可変可能なフィンと、そのフィン角度を調整可能なアクチュエータとを有し、
    前記冷却ファンダクト角度制御部は、前記複数の装置内温度センサにより取得された複数の装置内温度センサ値と、予め設定された複数のデバイス毎の動作温度上限値との差であるデバイスマージン値を求め、求めたデバイスマージン値に基づいて前記複数のデバイスの中から前記装置内の高温部に位置するデバイスを決定し、決定したデバイス側に前記複数の冷却ファンの出力が集中するように前記アクチュエータを介して前記フィン角度を調整することにより前記複数の冷却ダクトの排気方向を決めるダクト角度を可変制御することを特徴とする請求項8に記載の冷却ファン制御装置。
  10. 装置内に搭載される複数のデバイスの温度を取得する複数の装置内温度センサと、
    前記装置内に搭載される複数の冷却ファンと、
    前記複数の冷却ファンの出力を前記複数のデバイス側に排気すると共にその排気方向を決めるダクト角度を可変可能な複数の冷却ダクトと、
    を備えたコンピュータ装置の冷却ファン制御方法であって、
    前記複数の装置内温度センサにより取得された複数の装置内温度センサ値と、予め設定された複数のデバイス毎の動作温度上限値とに基づいて、前記装置内の高温部に位置するデバイス側に前記複数の冷却ファンの出力が集中するように前記複数の冷却ダクトの排気方向を決めるダクト角度を可変制御することを特徴とする冷却ファン制御方法。
  11. 装置内に搭載される複数のデバイスの温度を取得する複数の装置内温度センサと、
    前記装置内に搭載される複数の冷却ファンと、
    前記複数の冷却ファンの出力を前記複数のデバイス側に排気すると共にその排気方向を決めるダクト角度を可変可能な複数の冷却ダクトと、
    を備えたコンピュータ装置の冷却ファン制御プログラムであって、
    コンピュータに、
    前記複数の装置内温度センサにより取得された複数の装置内温度センサ値と、予め設定された複数のデバイス毎の動作温度上限値とに基づいて前記装置内の高温部に位置するデバイス側に前記複数の冷却ファンの出力が集中するように前記複数の冷却ダクトの排気方向を決めるダクト角度を可変制御する処理を実行させることを特徴とする冷却ファン制御プログラム。
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